説明

モジュール式乗り物玩具付属品マウント

乗り物の前部、側部又は後部及び下部付近に取り付けられる付属品は、タブアンドスロットシステムを介してシャーシに接続する。シャーシ車台上に戦略的に位置決めされるスロットは、それらの付属品から延在するタブを受け入れる。種々の付属品は、互いに交換可能であってもよく、工具を必要とすることなく容易に着脱される。前部、側部、後部及び下部の結合付属品の場合には、スロットは、乗り物のシャーシの車台の外周に沿って位置付けられる。受け入れられるタブは、種々の付属品から延在する。フード、屋根及びトラックの荷台に取り付ける付属品の場合には、磁石が、付属品の内側に取り付けられる対向する極性の磁石によって、車体の下側に埋め込まれる。電子付属品の場合には、付属品に取り付けられる雄型電気コネクタを受け入れるために、シャーシ車台の側面に沿って位置決めされる雌型電気コネクタを利用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般に、乗り物玩具に関し、さらに詳細には乗り物玩具のモジュール方式に関する。
【背景技術】
【0002】
無線操縦(RC)の自動車のほか、他の自動車玩具は、長年にわたって、様々な年齢の子供たちに非常に人気であった。しかしながら、多くの自動車玩具の欠点は、一般的に言えば、その設計が固定されており、変更できないことである。このことは、子供がしばらくすると玩具に飽きるようになってしまう可能性が高いことを意味している。さらに、多くの子供たちは、玩具自体を組み上げたり、又は玩具自体に働きかけたりすることができることに満足の意を示す。しかしながら、多くの無線操縦の自動車及び他の自動車玩具は、複雑な構造を有し、精巧であり、子供たちが組み上げられたり、又は切り替えられたりするのにあまり適していない構成要素を有する。必要なことは、普遍的かつ容易に互いに交換可能な構成要素を有し、子供が自分自身の玩具の組み上げ又はカスタマイズを行うことが可能であるような乗り物玩具である。
【0003】
互いに交換可能な構成要素を有する乗り物玩具を設計しようとする試みがなされているが、所与の乗り物設計に関して互いに交換可能なモジュールはそれぞれ、明確に異なる取り付け機構を有する可能性がある。たとえば、所与の乗り物に関して、乗り物の前バンパ領域用の複数のタイプの取り付け機構があり、乗り物の側部及び後部用に全く異なる組み合わせの取り付け機構がある場合がある。取り付け機構がさらに普遍的であり、すべての年齢の子供たちが装着しやすいような取り付け及び付属品のためのさらに簡単な設計が、必要とされる。
【0004】
あまり複雑でない設計で、より普遍的な取り付け機構を開発しようとする試みがなされているが、設計は、付属品が装着されることを意図していない位置であっても、子供が乗り物玩具における任意の位置に任意の付属品を配置することができる点で非常に複雑である。設計は、取り付け機構が普遍的であるが、設計は、付属品が所期の位置に装着されるだけであるような設計が必要とされる。
【0005】
さらに、この必要性に対処する設計を開発するための多くの試みは、特に、付属品が装着されていない場合に、乗り物の外観を損なう位置に目障りな孔又は接点を有するあまり魅力的とは言えない外観を有する設計を結果として生じてきた。これは、乗り物玩具の所有者が、乗り物の外観が実物大の乗り物の外観をきわめてよく再現しているかどうかに関心を抱いている場合には特に重要である。乗り物全体にわたる目障りな孔又は接点は、実物大の乗り物の外観を再現しようとする試みを打ち消している。
【0006】
さらに、互いに交換可能な付属品及び取り付け具を有する設計を開発するための試みは、たとえば、LEDライト及び/又は音発生装置を有する付属品に電力を供給するためなどの付属品への電力供給のための機構を設けていなかった。発光装置及び/又は音発生装置を含む種々の乗り物玩具設計は存在するが、これらの装置は、互いに交換可能な付属品ではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、複数の付属品取り付け具機構を有し、それにより、任意の数の乗り物玩具付属品が、一旦、付属品が装着されると、乗り物の外観を損なうような目に見えない取り付け手段によって、乗り物の種々の領域への取り付け、取り外し及び交換を可能にすることができるモジュール式乗り物玩具システムである。玩具小売ビジネスモデルは通常、乗り物の多様性、異なるサイズ及びジャンルの乗り物に関して多数の補修部品市場カスタマイズ付属品が販売されることを必要としない。1つの問題点は、乗り物玩具の前部、上部、側部、下部及び後部に取り付けることができる付属品が開発されてこなかったことと、乗り物の設計及び形態の美的完全性を妥協することなく、これらの乗り物のすべてにこれらの種々の付属品のすべての取り付けを可能にするようなさらに標準的で普遍的な取り付けの方法が、開発されてこなかったことにある。たとえば、無線操縦(RC)の乗り物などの乗り物玩具は、接合する普遍的な機構を有する種々の異なる付属品を乗り物に取り付けることを可能にするような適切で普遍的なドッキング機構又はレセプタクルを有するように設計されてこなかった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一般的な乗り物玩具設計は、車体及びシャーシを含む。必要ではないが、車体は、シャーシの後部分、上部分、左部分及び右部分を実質的に下げることができる。所望の付属品のタイプに応じて、付属品をシャーシに取り付けることがさらに望ましい場合があり、又は付属品を車体に取り付けることがさらに望ましい場合がある。従って、普遍的なドッキングタイプのそれぞれが、ドッキング位置の一般的な分類又はタイプ(たとえば、アンダシャーシドッキング)に基づいて、所与のドッキング位置(たとえば、前部、側部又は後部)用の期待される付属品タイプに適合するように設計される場合には、乗り物玩具に組み込まれる普遍的なドッキング機構には複数のタイプがあり得る。
【0009】
本発明は、付属品を取り付けるために2つの明確に異なる普遍的な方法を有する乗り物玩具設計である。乗り物の前部、側部又は後部及び下部付近に取り付けられる付属品は、タブアンドスロットシステムを介してシャーシに接続することができる。シャーシの下側面から延在又は突出するシャーシ車台上に戦略的に位置決めされるスロットは、それらの付属品から延在するタブを受け入れることができる。付属品のタブは、シャーシにおけるスロットに単に横方向に「差し込む」をすることができる。スロットは、後端部、前端部、左側及び/又は右側に隣接して位置決めされることができる。種々の付属品は、互いに交換可能であってもよく、工具を必要とすることなく容易に着脱されることができる。前部、側部、後部及び下部の結合付属品の場合には、スロットは、乗り物のシャーシの車台の外周に沿って位置付けられることができる。タブは、種々の付属品から延在することができる。図に示されたスロットは、開口貫通孔又は小孔を有する鐙状のスロットである。しかしながら、スロットは、本発明の範囲から逸脱することなく、たとえば、両端が開いているか、又は一端が閉じている細長いスロットなどの他の実施形態をとることができる。
【0010】
スロットは、耐久性のある弾性プラスチックから作られることができる。スロットは本質的に、付属品のタブを挿入することができる中心の小孔を有するプラスチックループであってもよい。ループは、付属品のタブがその中を通過することができるほど十分に柔軟性があるが、付属品を所定の位置に確実に保持するために、その形態を維持することができるほど十分に弾性であってもよい。タブは、類似のプラスチックから作られることができ、スロットの中に挿入するためにその間に長さ方向に一様な間隙を有する二つの平行なプロング(突起)を有することができる。タブのプロングが、スロットに横方向に挿入されることができるか、又はスロットに圧入することができる場合には、プロングは、スロットの開口部の寸法により、互いに対して内側に屈曲しようと強いる。プロングの弾力性は、プロングにスロットの内側に対して外向きの力を印加させようとし、それにより、付属品を所定の位置に確実に保持する。タブは、スロットを受け入れて、付属品を所定の位置に固定するための戻り止め又は切欠きを含むことが可能である。
【0011】
フード、屋根及びトラックの荷台に取り付ける付属品の場合には、磁石が、乗り物の車体の下側に組み込まれることができるか、付属品の内側に取り付けられる対向する極性の磁石によって、車体の表面の下側に車体に埋め込まれることができる。結果、接続が目に見えない。付属品及び車体は、プラスチックから形成されることができる。磁石は、外面の真下のプラスチックの内側に形成されることができる。磁石は、プラスチックの薄層を通じて、互いに引き合うほど十分な強度を有することができる。
【0012】
電子付属品に関して、本発明は、付属品に取り付けられる雄型の電気付属品コネクタを受け入れるために、シャーシ車台の側部に沿って位置決めされることができる雌型電気シャーシコネクタを利用することができる。これは、付属品が乗り物の内部電源によって電力を供給されることを可能にする。雌型コネクタは、乗り物玩具のバッテリ電源に電気的に接続されることができる。
【0013】
図は、電動式付属品の実施例を示しており、この場合には、アンダキャリッジライトである。2つのプロングを有するタブを有する付属品が示されている。タブのプロングは、スロットの中に横方向に挿入されることができる。この付属品は、付属品のための電力接続を確立するために、雌型レセプタクルに挿入するための雄型電気接点を有することができる。
【0014】
取り付けられることを可能にする磁石付属品のタイプとしては、磁石式フードスコップ、磁石式非常灯、サイドパイプ、アンダキャリッジライティング及び種々の他の付属品物品が挙げられる。本発明に関するさらなる詳細の図及び詳細な説明を参照されたい。
【0015】
本発明のこれらの有利な特徴及び他の有利な特徴は、部分的に明らかにされ、部分的に以下の本明細書に記載される。
【0016】
本発明のさらなる理解のために、添付図面を参照されたい。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】車体及びシャーシの分解斜視図である。
【図2】一体型電気コネクタを有するシャーシ側部マウントの斜視図である。
【図3】部分的に挿入されたライトを備える付属品を有するシャーシ側部マウントの斜視図である。
【図4】シャーシ前部マウントの斜視図である。
【図5】磁石式車体マウントの斜視図である。
【図6】磁石式車体マウントの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明は、種々の変更及び代替形態を許容するが、その特定の実施形態は、図面の実施例によって示され、本明細書に詳細に記載される。しかしながら、本明細書において提供された図面及び詳細な説明は、開示された特定の実施形態に本発明を限定することを意図しているわけではなく、逆に言えば、添付の特許請求の範囲によって定義されるような本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、すべての修正物、等価物及び代替物を網羅することを意図していることを理解すべきである。
【0019】
本発明の実施形態によれば、種々の図面が、図1から図6に示されており、類似の参照符号が、図面の種々の図及び絵のすべてに関して、本発明の類似の部品及び対応する部品を指すために一致して用いられる。また、本発明の所与の品目又は部品に関して参照符号の1桁目は、品目又は部品が最初に識別される図番号に対応すべきであることを留意されたい。
【0020】
本発明の一実施形態は、電気接続を備える磁石式車体マウント及び下部シャーシマウントを有する乗り物玩具を備えるカスタマイズ可能な玩具であり、互いに交換可能な普遍的に取り付け可能な付属品を有する乗り物玩具用の新規な装置及び方法を教示する。
【0021】
本発明の詳細及び種々の実施形態は、図面の図を参照することによってよりよく理解されることができる。図1を参照すると、乗り物玩具100の分解斜視図は、車体102及びシャーシ104を含む。車体102は、シャーシ104の上部に取り付けられ、それにより、乗り物の外側外観を提供する。車体は通常、シャーシ104を実質的に覆い、その結果、シャーシの最小部分が見えている状態となる。シャーシの下側106は、全体に露出されることができる。シャーシは、2つの側部108、シャーシ後端部110及びシャーシ前端部112を有することができる。乗り物玩具は、特に車体がシャーシの上に取り付けられるときに、乗り物の外観を損なうことなく、種々の付属品を取り付けることができるように設計される。
【0022】
図2を参照すると、シャーシ側部マウント200が示されている。マウントは、側縁付近のシャーシの下側に位置しているように示されている。左側前部マウント202は、鐙状のスロット又はループであり、取り付けタブは、その中を通るように装着されることができる。左側シャーシマウントは、左側前部マウント202及び左側後部マウント204を備えることが示されている。また、右側前部マウント及び右側後部マウントは、206として示されている。前部左マウント及び前部右マウントは、202及び212として示されている。後部左側マウント204及び後部右側マウント214もまた示されている。鐙状のスロット又はループは、付属品に電力を供給するための電気コネクタ218と組み合わせられることができる。鐙状のスロット又はループは、側部用、前部用及び後部用に利用されることができる普遍的なドッキングマウントを提供する。鐙状のスロット又はループの位置は、シャーシの縁付近の下側にあってもよく、乗り物の外観を損なわない目立たない位置を提供する。鐙状のスロット又はループは、安定性を増大するために、対で提供されることができるが、1つの鐙を提供することもできる。1対の鐙状のスロット又はループの間の間隔は、前部、後部及び側部に関して異なってもよく、付属品が不適切な位置に装着されないことを保証している。
【0023】
図3を参照すると、側部マウントに部分的に装着されたライトを備える付属品300が示されている。ライト302と、電気シャーシコネクタ218と接合するための付属品雄型コネクタ304とを有する付属品が示されている。前部取り付けタブ306及び後部取り付けタブ308を有する付属品が示されている。各タブは、その間に一様な間隙311を有する平行である2つのプロング310を有するように作られることができる。プロングは、マウントのスロットに挿入されるときに、プロングを互いに対して内向きに押し付けることを可能にする弾性可撓性材料から作られることができる。プロングの弾力性は、他方に対して一方を外向きにさせる傾向があり、それにより、スロットの内側に押し付けて、付属品をマウントに確実に固定する。タブ間の間隔は、スロット間の間隔に対応するように設計されることができる。側部に取り付けられるように設計される付属品の場合には、タブ間の間隔は、側部マウントの場合のスロット間の間隔に対応する。同様に、前部又は後部に取り付けられるように設計される付属品の場合には、後部マウント又は前部マウント用のスロット間の間隔に対応するようなタブ間の間隔を有する。照明、音又は他のもののために電力を必要としない付属品は、図示されているような電気コネクタ304を必要としないことを留意されたい。ここでは、コネクタ304を有しない付属品の実施例が、図示されているが、当業者は、この記述を理解する。図4は、前部マウント206の斜視図を提供する。前部マウント及び後部マウントは、同様に設計されることができ、付属品への電力のためにコネクタも有することができる。鐙状のスロットの普遍的な設計は、付属品の種々のタイプに関して、乗り物の美的外観を損なうことなく、乗り物玩具に取り付けられることを可能にする。乗り物シャーシの下側にある取り付けスロット位置が、観察者によって容易に見られることのできない目立たない位置を提供する。電力を必要としない付属品は、中央の雄型コネクタ304を排除することができる。
【0024】
図5を参照すると、磁石式車体マウントの位置を示す斜視図が示されている。車体の種々の位置に位置している磁石式車体マウントがあってもよい。たとえば、フード磁石マウント502及び同様に設計される後部磁石マウント(図示せず)と共に、屋根磁石マウント500が示されている。これらの領域に取り付けられることになっている付属品は、それぞれの位置に対向する極性を有する付属品を取り付ける前に、その中に埋め込まれている特定の極性の磁石を有することができる。図6は、付属品を容易に取り付けることができるような磁石が車体の表面の真下に位置することができることを示す磁石式車体マウントの断面図を表している。表面の下の磁石は、所与の付属品内の対向する極性を有する磁石を取り付けるほど十分な強度を有することができる。車体マウント用及び磁石式付属品用の磁石は、外面の下でそれぞれの品目の構造内に埋め込まれてもよく、又は対向する内部側面に単に配置されてもよい。たとえば、フードスコップ、非常灯又は他の装飾付属品などの種々の付属品を取り付けることができる。磁石マウントは、シャーシ車体の異なる部分に種々のタイプの付属品を取り付けるために利用されることができる代替の普遍的なマウントを提供する。図6及び図5に示される図において示された位置は、磁石マウントを配置することができる唯一の位置ではない。磁石マウントは、扉及びコーナパネルをはじめとする他の領域でシャーシ車体に埋め込まれることができる。
【0025】
上記で示された種々の実施例は、乗り物玩具の付属品に関する普遍的なドッキング機構を提供するための新規な方法及び装置を示す。本発明の使用者は、所望の用途に応じて、上記の付属品システムの実施形態又はその等価物のいずれかを選択してもよい。これに関して、主題の乗り物玩具付属品マウントの種々の形態は、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく利用されることを可能にすることは認識される。
【0026】
前述の説明から明白であるように、本発明の一定の態様は、本明細書に示された実施例の特定の詳細によって限定されるわけではなく、従って、他の修正物及び用途又はその等価物が当業者には思い浮かぶことは考えられる。従って、請求項が、本発明の精神及び範囲を逸脱しないそのような全ての修正物及び用途を網羅するものとすることを意図している。
【0027】
本発明の他の態様、目的及び利点は、図面、開示及び添付の特許請求の範囲を検討すれば得られることができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗り物玩具付属品取り付けシステムであって、
乗り物玩具シャーシに取り付けられる乗り物玩具車体を備え、前記車体が、前記シャーシの上部分、左側部分、右側部分、前端部部分及び後端部部分を実質的に覆い、
前記シャーシの下側表面から突出し、第1の開口部と、前記シャーシの前記左側部分、前記右側部分、前記前端部部分又は前記後端部部分の隣接する部分とを有して、前記第1の開口部に付属品のタブを受け入れるようにするために、第1の鐙状のスロットをさらに備える、乗り物玩具付属品取り付けシステム。
【請求項2】
前記第1の鐙状のスロットが、前記シャーシの前記左側部分又は前記右側部分の部分に隣接し、前記シャーシの下側表面から突出する第2の鐙状のスロットが、第2の開口部を有し、前記第1の鐙状のスロットと同一の側に隣接して配置され、前記第2の開口部に付属品のタブを受け入れるために、同一の側に沿って所定の距離だけ前記第1の鐙状のスロットの後部にある、請求項1に記載の取り付けシステム。
【請求項3】
接合電気付属品コネクタを横方向に受け入れるように向けられ、適合されたインターフェイスを有する電気シャーシコネクタをさらに備える、請求項2に記載の取り付けシステム。
【請求項4】
前記第1の鐙状のスロット及び第2の鐙状のスロットのそれぞれの前記第1の開口部及び前記第2の開口部に挿入されて取り付けられる第1のタブ及び第2のタブを有する付属品をさらに備える、請求項3に記載の取り付けシステム。
【請求項5】
前記付属品が、前記電気シャーシコネクタに電気的に接続される前記接合電気付属品コネクタを有する、請求項4に記載の取り付けシステム。
【請求項6】
前記第1の鐙状のスロットが、前記前端部又は前記後端部の隣接する部分であり、前記シャーシの下側表面から突出する第2の鐙状のスロットが、第2の開口部を有し、前記第1の鐙状のスロットと同一の側に隣接して配置され、前記第2の開口部に付属品のタブを受け入れるために、同一の端部に沿って所定の距離だけ前記第1の鐙状のスロットの左にある、請求項1に記載の取り付けシステム。
【請求項7】
前記第1の鐙状のスロット及び第2の鐙状のスロットのそれぞれの前記第1の開口部及び前記第2の開口部に挿入されて取り付けられる第1のタブ及び第2のタブを有する付属品をさらに備える、請求項6に記載の取り付けシステム。
【請求項8】
前記付属品が、前記電気シャーシコネクタに電気的に接続される前記接合電気付属品コネクタを有する、請求項7に記載の取り付けシステム。
【請求項9】
前記シャーシが、電力を付属品に供給するために、前記電気シャーシコネクタに電気的に接続される電源を有する、請求項8に記載の取り付けシステム。
【請求項10】
前記付属品が、前記電源によって前記電気付属品コネクタを通じて電力が供給されるように適合されたライトを有する、請求項9に記載の取り付けシステム。
【請求項11】
乗り物玩具付属品取り付けシステムであって、
乗り物玩具シャーシに取り付けられる乗り物玩具車体を備え、前記車体が、前記シャーシの上部分、左側部分、右側部分、前端部部分及び後端部部分を実質的に覆い、
前記シャーシの下側表面から突出し、第1の開口部と、前記シャーシの前記左側部分、前記右側部分、前記前端部部分又は前記後端部部分の隣接する部分とを有して、前記第1の開口部に付属品のタブを受け入れるようにするために、第1の鐙状のスロットと、
前記付属品の付属品表面領域の下に埋め込まれた第2の磁石を有する磁石付属品を引き付けるために、前記車体の車体表面領域の下で、第1の極性を有する磁石を有する第1の磁石マウントとを備える、乗り物玩具付属品取り付けシステム。
【請求項12】
第1の磁石マウントが、フード磁石マウントであり、前記車体の車体表面領域が、フード表面領域である、請求項11に記載の取り付けシステム。
【請求項13】
第1の磁石マウントが、屋根磁石マウントであり、前記車体の車体表面領域が、屋根表面領域である、請求項11に記載の取り付けシステム。
【請求項14】
第1の磁石マウントが、後部磁石マウントであり、前記車体の車体表面領域が、後部表面領域である、請求項11に記載の取り付けシステム。
【請求項15】
乗り物玩具付属品取り付けシステムであって、
乗り物玩具シャーシに取り付けられる乗り物玩具車体を備え、前記車体が、前記シャーシの上部分、左側部分、右側部分、前端部部分及び後端部部分を実質的に覆い、
前記付属品の付属品表面領域の下の第2の磁石を有する磁石付属品を引き付けるために、前記車体の車体表面領域の下で、第1の極性を有する磁石を有する第1の磁石マウントとを備える、乗り物玩具付属品取り付けシステム。
【請求項16】
第1の磁石マウントが、フード磁石マウントであり、前記車体の車体表面領域が、フード磁石付属品を引き付けて取り付けるためのフード表面領域である、請求項15に記載の取り付けシステム。
【請求項17】
第1の磁石マウントが、屋根磁石マウントであり、前記車体の車体表面領域が、屋根磁石付属品を引き付けるための屋根表面領域である、請求項15に記載の取り付けシステム。
【請求項18】
第1の磁石マウントが、後部磁石マウントであり、前記車体の車体表面領域が、後部磁石付属品を引き付けるための後部表面領域である、請求項15に記載の取り付けシステム。
【請求項19】
付属品を乗り物玩具に取り付けるための方法であって、
乗り物玩具シャーシに取り付けられる乗り物玩具車体を提供するステップを含み、前記車体が、前記シャーシの上部分、左側部分、右側部分、前端部部分及び後端部部分を実質的に覆い、
前記シャーシの下側表面から突出し、第1の開口部と、前記シャーシの前記左側部分、前記右側部分、前記前端部部分又は前記後端部部分の隣接する部分とを有して、前記第1の開口部に付属品のタブを受け入れるようにするために、第1の鐙状のスロットを提供するステップと、
前記付属品の付属品表面領域の下に埋め込まれた第2の磁石を有する磁石付属品を引き付けるために、前記車体の車体表面領域の下で、第1の極性を有する磁石を有する第1の磁石マウントを配置するステップとをさらに含む、付属品を乗り物玩具に取り付けるための方法。
【請求項20】
付属品を乗り物玩具に取り付けるための方法であって、
乗り物玩具シャーシに取り付けられる乗り物玩具車体を提供するステップを含み、前記車体が、前記シャーシの上部分、左側部分、右側部分、前端部部分及び後端部部分を実質的に覆い、
前記シャーシの下側表面から突出し、第1の開口部と、前記シャーシの前記左側部分、前記右側部分、前記前端部部分又は前記後端部部分の隣接する部分とを有して、前記第1の開口部に付属品のタブを受け入れるようにするために、第1の鐙状のスロットを提供するステップとをさらに含む、付属品を乗り物玩具に取り付けるための方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2010−524559(P2010−524559A)
【公表日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−504031(P2010−504031)
【出願日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際出願番号】PCT/US2007/073903
【国際公開番号】WO2008/130421
【国際公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【出願人】(509284602)ライドメーカーズ・エル・エル・シー (3)
【Fターム(参考)】