説明

モーアコレクタ

【課題】 コレクタのダンプ操作と、このコレクタの収容位置のロック解除操作を各別に操作する形態は、構成、及び操作共に煩雑である。
【解決手段】 車体1に対してダンプ可能のコレクタ2に、レバー身の方向に沿って上下に抜差してダンプ操作可能のダンプレバー3を設け、このダンパレバー3の引抜操作によって、前記コレクタ2のロックを解除してダンプ回動可能にすると共に、続くロックを待機するロック機構4を設ける。このコレクタ2をダンプ操作するときは、ダンプレバー3を上方に引抜いて伸ばすことによって、ロック機構4を作動して、このコレクタ2の収容位置のロックを解除して、コレクタ2をダンプ操作可能の状態とすると共に、このロック機構4は、続いて行われるロック作用を待機する状態となる。そして、ダンプレバー3を引抜いた状態でダンプ回動操作することによって、このコレクタ2をダンプして収容芝草を刈取跡地面等にダンプ排出できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、モーアによって刈取られた芝草を収容するコレクタを、ダンプ操作して排出するモーアコレクタに関する。
【背景技術】
【0002】
コレクタ収容位置のロックを解除するためのロック解除レバーと、このコレクタをダンプ操作する操作レバーを設ける技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
【特許文献1】特開2006−6207号公報(第6頁、図7)。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
コレクタのダンプ操作と、このコレクタの収容位置のロック解除操作を各別に操作する形態は、構成、及び操作共に煩雑である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1に記載の発明は、車体(1)に対してダンプ可能のコレクタ(2)をダンプ操作するダンプ操作レバー(3)を設け、ダンプ操作レバー(3)をレバー長手方向に引き上げ操作をするとコレクタ(2)の作業位置のロックを解除してコレクタ(2)を排出位置にダンプ動作可能にするロック機構(4)を設けたことを特徴とするモーアコレクタとする。
【0005】
車体に装着されたコレクタ(2)は、モーアによって刈取られる芝草の搬送を受けて収容する。このコレクタ(2)をダンプ操作するときは、ダンプ操作レバー(3)をレバー長手方向に引き上げ操作することによって、ロック機構(4)を作動して、このコレクタ(2)の作業位置のロックを解除して、コレクタ(2)をダンプ操作可能の状態とする。
【0006】
そして、ダンプ操作レバー(3)を引き上げ状態でダンプ操作することによって、このコレクタ(2)をダンプして収容芝草を刈取跡地面等に排出することができる。
請求項2に記載の発明は、車体(1)に対してダンプ可能のコレクタ(2)をダンプ操作するダンプ操作レバー(3)を設け、ダンプ操作レバー(3)の引き上げ操作によってダンプ操作レバー(3)に形成する係合リング(40)と係合して回動する係合レバー(5)と、係合レバー(5)と連結する揺動可能の揺動アーム(6)と、揺動アーム(6)と連結するリンクロッド(7)と、リンクロッド(7)と連結し且つロックピン(8)に係合するロックフック(9)とを設け、係合レバー(5)と揺動アーム(6)とリンクロッド(7)とロックフック(9)はリンク動作で連動する構成とし、ダンプ操作レバー(3)をレバー長手方向に引き上げ操作をすると、係合リング(40)と係合レバー(5)とが係合して前記リンク動作を行ないロックフック(9)がロック解除位置に移動し、コレクタ(2)の作業位置のロックを解除し、コレクタ(2)を排出位置にダンプ動作を可能にするロック機構(4)を設けたことを特徴とする。
【0007】
ダンプ操作レバー(3)の引き上げ操作によって係合レバー(5)と揺動アーム(6)とリンクロッド(7)とロックフック(9)はリンク動作で連動し、ロックフック(9)がロック解除位置に移動し、コレクタ(2)のロックを解除してコレクタ(2)のダンプ回動動作を可能にする。
【0008】
請求項3記載の発明においては、請求項2記載の発明において、コレクタ(2)を排出位置から作業位置に回動すると、ダンプ操作レバー(3)が自重で下方に移動して係合リング(40)と係合レバー(5)とが離脱すると、ロックフック(9)がロック解除位置からロック位置に移動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1及び請求項2に記載の発明は、ダンプ操作レバー(3)の引き上げ操作によって、ロック機構(4)を介してコレクタ(2)のロック状態を解除することができ、このロック解除状態でダンプ操作レバー(3)を把持したままでダンプ操作するため、レバー操作の持替えをなくして、単一のダンプ操作レバー(3)を把持したままでロック解除とダンプ操作することができ、ダンプ操作を簡単、迅速に行うことができる。また、ロック解除はダンプ操作レバー(3)は引き上げ操作で行なう必要があるため、芝刈作業中に誤ってロック解除されることを防止することができる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、前記ロック機構4を、揺動アーム6に対して回動する係合レバー5と、この揺動アーム6や、リンクロッド7を介してロックフック9を回動するため、このロックフック9のロック作動や、ロック待機ロック解除作動等を的確に行わせることができ、構成を簡潔化することができる。
【0011】
請求項3記載の発明は、コレクタ2を排出位置から作業位置に戻るとダンプ操作レバー3が自重で移動してロックフック9がロック位置に移動するため、ロックの掛け忘れを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図面に基づいて、この発明の実施の形態を説明する。図において、モーアデッキ14をトラクタ車体1の腹部に装着したミッドモーアの形態とし、このモーアデッキ14の中央後側に集草口15を形成している。集草口15は、左右の後輪16間のダクト17を経て、車体1後端部のリヤフレーム18に取付けるコレクタ2に連通する。車体1は、前輪19、後輪16、前輪19を操向するハンドル20、運転席21、エンジン22、フロア23等を有し、このフロア23の下側に沿って前後方向にわたってエンジン22の動力を取り出す動力取出軸24を設ける。動力取出軸24の動力はベルト25を介して前記モーアデッキ14の入力軸26に伝動し、入力軸26からモーアデッキ14の左右両側部に設けるブレード軸27に伝動してブレード28が縦軸周りで回転して芝草の刈取を行う。
【0013】
また、動力取出軸24の後部に走行伝動軸70を連結し、伝動ケース71、油圧式の無段変速装置72を経て後輪16を駆動する構成である。
車体1の後端部のリヤフレーム18に、取付ブラケット11を介してコレクタ2を装着する。この取付ブラケット11は、ダンプ軸29の周りに回動可能にフックプレート12を支持する。コレクタ2は、通風性ネットNでネットフレーム30の周りを囲って箱形状に形成したもので、その前側に開放部Gを形成し、ダクト17の終端のダクト口17aと連通する構成としている。そして、ブレード28の回転で送風を発生し、このダクト17から搬入される芝草を受けて収容し、通風性ネットNから排風させることによって、芝草の収集を行うことができる。
【0014】
車体1に対してダンプ可能のコレクタ2の前側一側にコレクタ2をダンプ操作するダンプ操作レバー3を設ける。ダンプ操作レバー3はコレクタ2が作業位置にあるときは縦長姿勢となって、前記ブラケット11に形成する上下一対のレバー支持体39,39に支持され、レバー長手方向にスライド自在になっており、作業者が操作するときにはダンプ操作レバー3の上部を把持して操作する。
【0015】
前記ダンプ操作レバー3の下部側と前記リヤフレーム18との間には、コレクタ2のダンプ軸18周りの回動を規制し又は解除するロック機構4を構成する。
具体的には、まず、ダンプ操作レバー3を初期位置から上方に引き上げ操作を行なうとロック機構4が作動してコレクタ2の作業位置のロックを解除して、コレクタ2をダンプ操作可能の状態とする。次いで、ダンプ操作レバー3を引き上げた状態でダンプ回動操作することによって、このコレクタ2をダンプして収容芝草を刈取跡地面等にダンプ排出することができる。このダンプ後のコレクタ2が収容位置へ復帰回動されると、ロック待機しているロック機構4によってロックされる。また、ダンプ操作レバー3は自重で落下して初期位置に戻る。
【0016】
更にロック機構4について以下詳述する。
ダンプ操作レバー3の下部側とリヤフレーム18との間には、コレクタ2のダンプ軸18周りの回動を規制し、又は解除するロック機構4を構成する。
【0017】
ダンプ操作レバー3の前後回動によるダンプ操作されるフックプレート12には、このダンプ操作レバー3をレバー長手方向に上下スライド自在に嵌合するレバー支持体39を上下2ヶ所に形成する。このダンプ操作レバー3の下端部にレバー径より大きい径の係合リング40を有する。このダンプ操作レバー3の両脇を挟むような姿勢で平面視U字状の係合レバー5を後記ブラケット42に上下回動自在に設ける揺動アーム6に対してレバーピン48周りに回動可能に設け、係合リング40が係合すると該レバーピン48周りに上方に回動する。
【0018】
リヤフレーム18の左右一側には、ブラケット42を設け、このブラケット42の外側面に、フックプレート43を前後回動可能に支持軸44で支持し、このフックプレート43の長穴45に調整ボルト46を挿通して、前記ブラケット42に対して前後角度を調整して取付けることができる。このフックプレート43の下端部にロックフック9を上下回動自在にフック軸47によって支持する。52、53は、前記係合レバー5、揺動アーム6の回動を規制するストッパーである。
【0019】
ブラケット42上端部には支持軸41周りに上下回動可能の揺動アーム6を設け、この揺動アーム6の後端部には前記係合レバー5をレバーピン48周りに上下回動自在に設け、復帰スプリング13によって下部側に引っ張られるように構成している。この揺動アーム6の中間部の連結体50と、前記ロックフック9との間にわたってリンクロッド7を連結する。そして、揺動アーム6の支持軸41周りの上下回動によってロックフック9を上下回動して、このロックフック9をネットフレーム30側に形成するロックピン8に係合、離脱する構成としている。
【0020】
ロックピン8に係合されたロックフック9の係合を外してコレクタ2をダンプさせるときは、ダンプ操作レバー3をレバー支持体39に沿って上方へ引き上げる。すると、下端部の係合リング40が係合レバー5に当接し、係合レバー5を上方へ引き上げ回動する。すると揺動アーム6の後部がスプリング13に抗して上側へ回動し、リンクロッド7を介してロックフック9がスプリング70に抗して上側に回動して、ロックピン8との係合を外して、ロック解除することができる。
【0021】
さらに、このダンプ操作レバー3を前側へ回動操作すると、コレクタ2はダンプ軸29周りに回動し、このコレクタ2の前側の開放部Gを直下方向、すなわち排出姿勢にダンプさせる。
【0022】
なお、前記ブラケット42のピン51と、フックプレート12のピン54との間にダンパー55を設けている。該ダンパー55はコレクタ2の回動動作に伴い伸縮する構成で、コレクタ2が作業位置にあるときに最も縮まっている状態で、コレクタ2をダンプして排出位置にするときには伸長してダンプ操作レバー3の回動動作を補助する構成としている。また、前記フックプレート43を、ボルト46を緩めることによって長穴45領域で前後に回動調節することによって、コレクタ2のロックピン8に対する最適係合フック位置を調整することができる。
【0023】
コレクタ2を排出位置から作業位置に戻すときには、ダンプ操作レバー3を後側へ回動動作すると、コレクタ2はダンプ軸29周りに回動する。そして、ダンプ操作レバー3の係合リング40と係合レバー5とが離れると、揺動アーム6がスプリング13の引っ張りで後部が下降し、次いでリンクロッド7及びロックフック9がロック位置に下降する。そして、コレクタ2が作業位置まで回動すると、ロック位置で待機しているロックフック9にロックピン8が当接し、スプリング73の作用でロックフック9とロックピン8とがロックされる。そして、ダンプ操作レバー3は自重で下方へスライドして初期位置に戻る。
【0024】
以上のように、ロック機構4は、ダンプ操作レバー3の引き上げ操作によって係合回動される係合レバー5、該係合レバー5の回動により揺動する揺動アーム6、この揺動アーム6によって連動するリンクロッド7、該リンクロッド7を介するリンク連動でコレクタ2のロックピン8に回動係合するロックフック9、スプリング13等によって構成する。そして、ダンプ操作レバー3の引き上げによって係合レバー5を回動させ、揺動アーム6とリンクロッド7を引き上げてロックフック9をロック解除位置に回動する。
【0025】
この係合リング40と係合レバー5が離脱すると揺動アーム6やリンクロッド7やロックフック9をスプリング13によってロック解除位置からロック位置に復帰させる。そして、このダンプ操作レバー3のダンプ操作によって、回動されたコレクタ2が、作業位置に復帰されると、このロック位置に待機していたロックフック9が、コレクタ2のロックピン8を係合して、コレクタ2を収容位置にロックするものである。
【0026】
フックプレート12の後端部には、フック33を形成して、コレクタ2のネットフレーム30左右上辺部から外側に突出の係合ピン32を、このフック33に係合支持させるように形成する。又、このネットフレーム30の左右両側上辺部には、前端部に前記ダンプ軸29に差込嵌合させて支持させることができる差込フック34を形成し、後端部に前記係合ピン32を有したフックアーム35を設ける。このようなコレクタ2のフックアーム35部を、フックプレート12に接近させて、この差込フック34をダンプ軸29に差込係合させて、係合ピン32をフック33部に載せて係合させることによって、取付支持させることができる。
【0027】
次に、図5、図6に基づいて、前記コレクタ2を装着するフックプレート12を、前記ダンプ操作レバー3に代えて、ダンプシリンダ60の伸縮によってダンプ作動するもので、このダンプシリンダ60の伸縮によってロックフック9を作動することができる。このダンプシリンダ60は、正逆回転されるギヤモータ61によって駆動されて上下に伸縮されるもので、取付ブラケット11に取付けられて、カバー62で覆われる。このモータ61は取付ブラケット11に対して一定間隔上下揺動自在の支持アーム63に取付けられて、このダンプシリンダ60の上端のスピンドル64部をフックプレート12に連結し、ダンプシリンダ60の下端部をこの取付けブラケット11に上下揺動自在に枢支した揺動アーム6に連結し、リンクロッド7等からなるロック機構4を介してロックフック9へ連動する。
【0028】
この形態では、上側面を上下回動可能のコレクタカバー10で覆うコレクタ2を、車体1後部の取付ブラケット11にダンプ回動可能に支持したフックプレート12に対して着脱自在に係合支持する構成としている。コレクタ2をフックプレート12に着脱するときは、コレクタカバー10を上方へ回動した状態として、このフックプレート12に対する係合支持や、取外操作を行い易くすることができる。又、コレクタ2をダンプするときは、このフックプレート12のダンプ回動によって、このフックプレート12に係合支持されたコレクタ2をダンプして収容の芝草を排出することができる。
【0029】
このフックプレート12にフックアーム35の係合ピン32等を係合させて装着されたコレクタ2は、この上部を被覆するコレクタカバー10の上面は、車体1後端部の運転席21周りのリヤフェンダ56の上面と略同高位置に形成し、しかも、前後に接近させて前後間隔を狭く形成している。そして、このコレクタカバー10を前記開閉軸36周りに上側へ回動させることによって、この間隔部Aによってコレクタ2の着脱操作や、メンテナンス等を容易に行うことができる。 前記ダンプシリンダ60を伸長させることによって、下部の揺動アーム6を回動して、ロック機構4を介してロックフック9を回動し、ロックピン8との間の係合を外してロック解除すると共に、上部のフックプレート12を上方へ回動して、これに装着のコレクタ2を軸29周りにダンプ回動する。
【0030】
コレクタ2の上側面を覆うコレクタカバー10が、後端部の開閉軸36の周りに上下回動自在に支持し、前部の拡縮リンク37を介して一定の開閉角度域に開閉することができる。このコレクタカバー10の上側にはハンドル38を設ける。このコレクタカバー10を上側へ回動して開くことによって、前記フックアーム35のフックプレート12部への着脱操作を行い易くすることができる。又、この開かれた開口部からの集草排風を行わせることができる。
【0031】
又、図7のように、前記フックプレート12にダンプシリンダ6の取付穴65、66を複数段に形成して、スピンドル64の連結ピン67を付替可能に構成することによって、ダンプシリンダ6の伸長によるフックプレート12の回動角度を変更することができ、フックプレート12の取付穴65に連結ピン67を差込連結してダンプさせる通常ダンプ高さH1に対して、メンテナンス作業等では、連結ピン67を取付穴66に連結することによって、高位置H2に回動維持することができ、作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】コレクタの作業状態を示す側面図。
【図2】コレクタの排出状態を示す側面図。
【図3】リンク機構の一部の平面図。
【図4】モーアコレクタの全体側面図。
【図5】一部別例を示すコレクタの側面図。
【図6】別例のコレクタを取外状態を示す側面図。
【図7】一部別例を示すコレクタの側面図(A)、要部の作用説明側面図(B)。
【図8】リンク機構の斜視図
【符号の説明】
【0033】
1 車体
2 コレクタ
3 ダンプ操作レバー
4 ロック機構
5 係合レバー
6 揺動アーム
7 リンクロッド
8 ロックピン
9 ロックフック
10 コレクタカバー
11 取付ブラケット
12 フックプレート


【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体(1)に対してダンプ可能のコレクタ(2)をダンプ操作するダンプ操作レバー(3)を設け、ダンパ操作レバー(3)をレバー長手方向に引き上げ操作をするとコレクタ(2)の作業位置のロックを解除してコレクタ(2)を排出位置にダンプ動作可能にするロック機構(4)を設けたことを特徴とするモーアコレクタ。
【請求項2】
車体(1)に対してダンプ可能のコレクタ(2)をダンプ操作するダンプ操作レバー(3)を設け、ダンプ操作レバー(3)の引き上げ操作によってダンプ操作レバー(3)に形成する係合リング(40)と係合して回動する係合レバー(5)と、係合レバー(5)と連結する揺動可能の揺動アーム(6)と、揺動アーム(6)と連結するリンクロッド(7)と、リンクロッド(7)と連結し且つロックピン(8)に係合するロックフック(9)とを設け、係合レバー(5)と揺動アーム(6)とリンクロッド(7)とロックフック(9)はリンク動作で連動する構成とし、ダンプ操作レバー(3)をレバー長手方向に引き上げ操作をすると、係合リング(40)と係合レバー(5)とが係合して前記リンク動作を行ないロックフック(9)がロック解除位置に移動し、コレクタ(2)の作業位置のロックを解除し、コレクタ(2)を排出位置にダンプ動作を可能にするロック機構(4)を設けたことを特徴とするモーアコレクタ。
【請求項3】
コレクタ(2)を排出位置から作業位置に回動すると、ダンプ操作レバー(3)が自重で下方に移動して係合リング(40)と係合レバー(5)とが離脱すると、ロックフック(9)がロック解除位置からロック位置に移動することを特徴とする請求項2記載のモーアコレクタ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−154814(P2010−154814A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−335466(P2008−335466)
【出願日】平成20年12月27日(2008.12.27)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】