説明

モーター内蔵ローラ用接続コネクタ、並びに、変換アタッチメント

【課題】本発明は、芯数の異なる雄部材及び雌部材を接続するため、変換アタッチメントを用いることで、部品の互換性を高め、容易に且つ確実に雄部材及び雌部材とを接続することができるモーター内蔵ローラ用接続コネクタを提供することを目的とした。
【解決手段】複数のピン39又は受孔を有する雌部材3と、雌部材3と異なる数の受孔又はピン39を有する雄部材2とを組合せるために、変換アタッチメント4を用いて、雌部材3と、変換アタッチメント4と、雄部材2とがそれぞれ嵌合できるように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モーター内蔵ローラを電気的に外部基板等と接続するモーター内蔵ローラ用接続コネクタに関するものである。
【背景技術】
【0002】
モーター内蔵ローラは、ローラ内にモーターが内蔵されたものであり、内蔵されるモーターに給電をすることで、外筒たるローラが回転する。モーター内蔵ローラには、回転制御やブレーキ制御が可能なものがあり、このようなモーター内蔵ローラでは、モーター内蔵ローラの内部と、外部基板とがコネクタを介して接続される。コネクタは、複数のピン又は受孔を有する雄部材と、複数の受孔又はピンを有する雌部材とで構成されており、芯数の等しい雄部材と、雌部材とが組合された構成である。
【0003】
上記したようにコネクタは、雄部材と雌部材の芯数が等しい組合せが一般的である。なお特許文献1には、コネクタ接続において、芯数の異なる数を有した雄部材及び雌部材を組合せた芯数変換アダプタが開示されている。
【特許文献1】特開2001−273951号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モーター内蔵ローラには多くの種類があり、モーター内蔵ローラ側の雄部材と、外部基板側の雌部材とは、それぞれ仕様に応じた芯数を有するため、それらの雄部材と、雌部材を組合せることができないことがある。例えば、単にローラを回転制御できるものや、ブレーキ制御ができる仕様のものなどである。この場合、モーター内蔵ローラを電気的に接続するためには、芯数を合わせた雄部材と雌部材を組合せる必要がある。つまり従来のモーター内蔵ローラの接続は、コネクタの互換性が低く、多くの種類のコネクタを必要とするため、コストが膨らむ問題を抱えていた。そこで、特許文献1に記載のコネクタを使用して、モーター内蔵ローラの内部と、外部の基板との電気的接続が検討できる。ところがこの場合、芯数変換アダプタが必要以上に大きく、外観上問題であったり、部品の互換性が悪かったり、さらには変換アダプタの部材コストが膨らむ可能性がある。
【0005】
そこで本発明は、上述した欠点に注目し、必要最小限の大きさの構成とし、部品の互換性が高い、部材コストが抑えられるモーター内蔵ローラ用接続コネクタを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、複数のピン又は受孔を有する雌部材と、前記雌部材と異なる数の受孔又はピンを有する雄部材と、前記両者に挟まれ且つ当該両者に嵌合される変換アタッチメントとで構成されるモーター内蔵ローラ用接続コネクタであって、前記雄部材は、ブロック状の本体部材を有し、当該本体部材の側面に第一嵌合部があり、前記雌部材は、箱型の枠部材を有し、当該枠部材の側壁に係止部が形成された第二嵌合部が設けられ、前記変換アタッチメントは、係止部が形成された変換嵌合壁を少なくとも一面に有し、前記変換嵌合壁は、係止部が形成された変換嵌合部が設けられ、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁は、前記雌部材の第二嵌合部と嵌合し、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁の前記変換嵌合部が、前記雄部材が有する前記第一嵌合部に嵌合することを特徴とした。
【0007】
本来、接続コネクタにおいて、芯数が同数である雄部材と、雌部材とを組合わせるため、両者が有する嵌合部の位置が相違することはない。しかし、芯数の異なる雄部材と、雌部材を接合しようとすると、大きさの違いによる嵌合部の位置の相違が生まれる。本発明におけるモーター内蔵ローラ用接続コネクタは、雄部材が有する第一嵌合部と、変換アタッチメントが有する変換嵌合壁に形成された変換嵌合部とを嵌合させ一体化させることで、変換嵌合壁が雌部材と嵌合する部位となり、実質的に雄部材を嵌合させることができる位置になる。別の言い方をすると、雌部材が有する第二嵌合部と、変換アタッチメントが有する変換嵌合壁とが嵌合することで、変換嵌合壁が雄部材と嵌合する部位となり、実質的に雌部材を嵌合させることができる位置になる。つまり芯数の異なる雄部材及び雌部材との接続において、変換アタッチメントを用いることで、両者の嵌合部の位置を移動させることができ、雄部材と、雌部材とを容易に且つ確実に接続することができる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記雄部材が有する前記第一嵌合部は、凸形の差し込む形状であり、前記雌部材が有する前記第二嵌合部は、凹形の差し込まれる形状であり、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁は、差し込む形状であり、前記変換嵌合壁が有する前記変換嵌合部は、凹形の差し込まれる形状であることを特徴とした。
【0009】
本発明におけるモーター内蔵ローラ用接続コネクタは、雄部材が有する第一嵌合部と、雌部材が有する第二嵌合部と、変換アタッチメントが有する変換嵌合壁に形成された変換嵌合部との形状を、それぞれ嵌まり合う凹凸形状にすることで、より容易に且つ確実に接続することが可能となり、さらに部品の互換性を高くできる。
【0010】
請求項3の発明は、複数のピン又は受孔を有する雌部材と、前記雌部材と異なる数の受孔又はピンを有する雄部材の間に挟まれ且つ当該両者に嵌合される変換アタッチメントであって、前記雄部材は、ブロック状の本体部材を有し、当該本体部材の側面に第一嵌合部材があり、前記雌部材は、箱型の枠部材を有し、当該枠部材の側壁に係止部が形成された第二嵌合部が設けられ、前記変換アタッチメントは、係止部が形成された変換嵌合壁を少なくとも一面に有し、前記変換嵌合壁は、変換嵌合部が設けられ、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁は、前記雌部材が有する前記第二嵌合部に嵌合され、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁の変換嵌合部が、前記雄部材が有する前記嵌合部に嵌合されることを特徴とした。
【0011】
本発明における変換アタッチメントは、変換嵌合壁を有し、芯数の異なる雌雄部材の嵌合のときに、嵌合位置をずらすことができ、雌雄部材の両者を容易に且つ確実に接続でき、部品の互換性を高めることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明のモーター内蔵ローラ用接続コネクタは、芯数の異なる雄部材及び雌部材を組合せることができるため、部品の互換性が高い。また本発明において変換アタッチメントを必要最小限の大きさにし、雌雄部材の間に挟み且つ嵌合する構成であるため、部材コストを抑えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
次に本発明の具体的実施形態について説明する。
なお本説明における方向の表現は、図1を基準としている。方向の表現は、実施形態の理解を容易にするためのもので、これによって本願発明が制限して理解されるべきではない。
図1に示すように本発明の実施形態であるモーター内蔵ローラ用接続コネクタ1(以下接続コネクタ1ともする。)は、雄部材2と、雌部材3と、変換アタッチメント4とで構成されている。
【0014】
雄部材2は、本体部材11と、2つの第一嵌合部16、17とで構成されている。本体部材11の外観は、ブロック状の略四角柱である。本体部材11の長手側の側面には、図2に示すように、長手方向の端部近傍にそれぞれ1つずつ第一嵌合部16、17が設けられている。
【0015】
第一嵌合部16、17は、本体部材11の天面側から高さ方向下向きに延びており、本体部材11の底面側に鈎部35が形成されている。また第一嵌合部16,17の天面側は、本体部材11の天面に対して面一である。また2つの第一嵌合部16、17は、板状部材40を介して一体に繋がっている。板状部材40は、本体部材11の天面に対して面一であり且つ長手方向に細長である。
【0016】
雌部材3は、図2に示すように枠部材12で構成されている。枠部材12の外観は、箱型の略四角柱である。枠部材12は、側壁36と、底壁37とを有する。
【0017】
側壁36は、第二嵌合部19、雌嵌合部a、b、c及び3つの調整切欠38、38、38を有する。
【0018】
第二嵌合部19は、枠部材12の側壁36に設けられている。より詳しく説明すると、図2に示すように長手側の一側面の側壁36sで、短手側近傍に設けられている。第二嵌合部19は、枠部材12の高さ方向上方の天面側から切り込み、枠部材12の高さ方向下方の底面に達しない程度の長さを有した切欠き状である。枠部材12の長手方向における第二嵌合部19の幅は、後に詳述する変換アタッチメント4が有する変換嵌合壁13の幅と同程度である。第二嵌合部19を正面視した形状は、略四角形である。つまり第二嵌合部19は、高さ方向に延びた向かい合った縦面41、42と、前記縦面41、42に略垂直且つ前記縦面41、42どうしを繋ぐ横面45とで構成されている。さらに第二嵌合壁19の一側面の前記縦面41で、枠部材12の長手方向の端部に近い側に、係止部30が設けられている。図3に示すように、係止部30の外観は、前記縦面に連続的で、リブ状に盛り上がった形状である。また係止部30における図4に示すX−X方向断面形状は、略三角形である。また高さ方向の位置は、天面側近傍であり、枠の外側から内側にかけて天面に平行に設けられている。
【0019】
雌嵌合部aは、枠部材12の側壁36に設けられており、上述した第二嵌合部19を有する一側面の側壁36sで、第二嵌合部19と反対の短手側近傍に設けられている。雌嵌合部aは、枠部材12の天面側から切り込み、枠部材12の底面に達しない程度の長さを有した切欠き状である。雌嵌合部aの幅は、上記した雄部材2が有する本体部材11における長手方向の第一嵌合部16の鈎部35の幅と同程度である。雌嵌合部aを正面視した形状は、略四角形である。雌嵌合部aの切欠き面積は、第二嵌合部19より小さい。言い換えると、雌嵌合部aの切欠き面積より、第二嵌合部19の切欠き面積のほうが大きい。また雌嵌合部aは、第二嵌合部19と同様に、向かい合った縦面43、44及び横面46とで構成されている。さらに雌嵌合部aは、上記した係止部31が設けられている。係止部31は、雌嵌合部aの一側面の前記縦面44で、枠部材12の長手方向の端部に近い側に設けられている。係止部31は、枠部材12の天面側に配置されており、枠の外側から内側にかけて天面に平行に設けられている。
【0020】
雌嵌合部cは、第二嵌合部19と向かい合う位置であり、枠部材12の長手側の面である側壁36uに設けられている。雌嵌合部cは、枠部材12の天面側から切り込み、枠部材12の底面に達しない程度の長さを有した切欠き状である。雌嵌合部cの幅は、第二嵌合部19と同程度であり、後に詳述する変換アタッチメント4が有する嵌合壁15の幅と同程度である。雌嵌合部cを正面視した形状は、略四角形である。
以上は、側壁36に切欠き状に形成された嵌合部であるが、次に説明する雌嵌合部bは、複数の側壁36によって設けられた上述の嵌合部とは構成が異なる嵌合部である。
【0021】
雌嵌合部bは、第二嵌合部19及び雌嵌合部aを有する面である側壁36sと隣り合う面の側壁36tであり、第二嵌合部19に近い側に設けられている。雌嵌合部bは、枠部材12の側壁36tの内側を切り取り、側壁36tを厚み方向に薄くして設けられている。雌嵌合部bの幅は、後に詳述する変換アタッチメント4が有する充填嵌合壁14の幅と同程度である。また薄くした側壁36tには、2つの調整切欠38が設けられている。調整切欠38は、枠部材12の天面側から底面側に切り込んだ切欠き状である。調整切欠38を正面視した形状は、略四角形である。調整切欠38、38は、枠部材12の長手側の面を有する側に、1つずつ設けられている。またもう1つの調整切欠38は、枠部材12の側壁36における、側壁36tと対向する面である側壁36rに設けられている。
【0022】
底壁37は、側壁36によって囲まれた略四角形の底部に設けられた部材である。短手方向の略中央には、ピン39が設けられている。ピン39は、電気伝導性を有する部材である。またピン39は、底壁37の長手方向に並んでおり、枠部材12の内外を連通している。ピン39は、図示しない基板が有する受孔に挿着される。
【0023】
図2に示すように、変換アタッチメント4は、変換嵌合壁13と、充填嵌合壁14と、嵌合壁15とで構成されている。変換アタッチメント4の外観は、略コの字状である。変換嵌合壁13と、充填嵌合壁14と、嵌合壁15とは、嵌合空間22を形成している。
【0024】
変換嵌合壁13は、略四角形の板状部材である。変換嵌合壁13には、変換嵌合部32が形成されている。変換嵌合部32は、上記した雌部材3が有する雌嵌合部aと同様の、変換嵌合壁13の天面側から切り込まれ底面側に達しない程度の長さの切欠き状である。変換嵌合部32を正面視した形状は、略四角形である。つまり上述した第二嵌合部19などと同様に、向かい合う縦面47、48及び横面49で構成されている。また変換嵌合部32には、上記した雌部材3が有する雌嵌合部aと同様に、係止部29が設けられている。係止部29は、変換嵌合部32が有する向かい合う縦面47、48で、充填嵌合壁14側の縦面47に設けられている。また変換嵌合部32の縦面47、48に平行な細幅外側面である係止側面34には、外部に突出した変換係止部33が形成されている。変換係止部33の断面形状は、台形であり、突出側の高さ方向長さが短く、係止側面34に接合されている側の高さ方向長さが長い形状である。
【0025】
充填嵌合壁14は、変換嵌合壁13に垂直で、変換嵌合壁13よりも厚みを有した部材である。
嵌合壁15は、変換嵌合壁13と平行であり、嵌合壁14と垂直である板状部材である。
【0026】
次に本実施形態の接続コネクタ1の各部材間の組合せ構成について説明する。
図5に示すように、雄部材2は、モーター内蔵ローラ55と配線により接続されており、変換アタッチメント4は、図1に示すように、雄部材2と、雌部材3との間に挟まれ且つ当該両者に嵌合させる配置とし、雌部材3が有する外部に突出したピン39を、図には示していないが、基板の受孔に挿着させることで電気的に接続される。
【0027】
図1に示すように、変換アタッチメント4は、雄部材2及び雌部材3の両者に嵌合される。変換アタッチメント4が有する変換嵌合壁13に形成された変換嵌合部32は、雄部材2が有する第一嵌合部17に嵌合される。また変換嵌合部32に形成された係止部29は、第一嵌合部17が有する鈎部35に乗り越えられて、鈎部35と係合する。つまり係止部30は、第一嵌合部17が変換嵌合部32から抜けないように、ストッパーの機能を果たす。さらに変換アタッチメント4が有する変換嵌合壁13と、充填嵌合壁14と、嵌合壁15とが形成する嵌合空間22に、本体部材11の一部である第一嵌合部17側の端部近傍が嵌まり込む。
【0028】
また変換嵌合壁13は、雌部材3が有する第二嵌合部19に嵌合される。変換嵌合部13が有する変換係止部33は、第二嵌合部19が有する係止部30を乗り越え、係止部31と係合する。充填嵌合壁14は、雌嵌合部bに嵌り込む。嵌合壁15は、雌嵌合部cに嵌り込む。
【0029】
また雄部材2が有する第一嵌合部16は、雌部材3が有する雌嵌合部aに嵌合される。第一嵌合部が有する鈎部35は、雌嵌合部aが有する係止部31を乗り越えて、係止部31と係合する。
【0030】
上記の構成により、基板側の雌部材3が有するピン39が、基板に設けられた受孔に挿着されることで、モーター内蔵ローラ用接続コネクタ1が電気的に接続される。
また上記実施形態は、部品の互換性を高くした構成であるので、図6に示すように、芯数が同数である雄部材51及び雌部材3であっても組合せ可能である。その場合、本実施形態の変換アタッチメント4は必要なく、図6のように、雄部材2が有する第一嵌合部16と、雌部材3が有する雌嵌合部aとが嵌合する構成となるが、本体部材52と、枠部材12とが隙間なく嵌まり合う大きさであるため、本体部材11が有する第一嵌合部17と、枠部材12が有する第二嵌合部19とが係合されなくても、容易且つ確実に接続できる。
【0031】
上記実施形態のモーター内蔵ローラ用接続コネクタ1では、雄部材2が鈎部35を有した第一嵌合部16、17が設けられ、変換アタッチメント4が有する変換嵌合壁13に変換嵌合部32が設けられ、雌部材3に雌嵌合部aが設けられた構成を示したが、本発明は、このような構成に限定されるわけではない。例えば、雄部材2は、上記実施形態の第一嵌合部16、17のそれぞれを、変換嵌合部32を有する変換嵌合壁13に換え、変換アタッチメント4は、上記実施形態の変換嵌合壁13を第一嵌合部16あるいは17を有する構成に換え、雌部材3は、上記実施形態の雌嵌合部aを第二嵌合部19に換えた構成にしてもよい。
【0032】
また上記実施形態のモーター内蔵ローラ用接続コネクタ1では、変換アタッチメント4が有する嵌合空間22は、変換嵌合壁13と、充填嵌合壁14と、嵌合壁15とで形成された構成を示したが、本発明はこのような構成に限定されるわけではない。例えば、嵌合空間22は、変換嵌合壁13と、充填嵌合壁14とで形成する構成にしてもよいし、嵌合空間22を形成しない変換嵌合壁13のみでもよい。この場合、雌部材3は、雌嵌合部cあるいは雌嵌合部b及びcが必要なくなり、雌部材3は、第二嵌合部19と、雌部材a、bあるいは第二嵌合部19と、雌嵌合部aを設ける構成でよい。
【0033】
また上記実施形態のモーター内蔵ローラ用接続コネクタ1では、変換アタッチメント4が有する変換嵌合壁13の係止側面34に設けられた変換係止部33は、断面形状が台形の構成を示したが、本発明はこのような構成に限定されるわけではない。例えば、断面形状が三角形や半円状であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】アタッチメントを用いたモーター内蔵ローラ用接続コネクタを示す斜視図である。
【図2】モーター内蔵ローラ用接続コネクタを示す分解斜視図である。
【図3】係止部を示す斜視図である。
【図4】図3に示す係止部のX−X断面図である。
【図5】モーター内蔵ローラと接続コネクタを示す断面図である。
【図6】モーター内蔵ローラ用接続コネクタを示す斜視図である。
【符号の説明】
【0035】
1 モーター内蔵ローラ用接続コネクタ
2 雄部材
3 雌部材
4 変換アタッチメント
13 変換嵌合壁
16 第一嵌合部
17 第一嵌合部
19 第二嵌合壁
29 係止部
30 係止部
31 係止部
32 変換嵌合部
36 側壁
39 ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のピン又は受孔を有する雌部材と、前記雌部材と異なる数の受孔又はピンを有する雄部材と、前記両者に挟まれ且つ当該両者に嵌合される変換アタッチメントとで構成されるモーター内蔵ローラ用接続コネクタであって、前記雄部材は、ブロック状の本体部材を有し、当該本体部材の側面に第一嵌合部があり、前記雌部材は、箱型の枠部材を有し、当該枠部材の側壁に係止部が形成された第二嵌合部が設けられ、前記変換アタッチメントは、係止部が形成された変換嵌合壁を少なくとも一面に有し、前記変換嵌合壁は、係止部が形成された変換嵌合部が設けられ、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁は、前記雌部材の第二嵌合部と嵌合し、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁の前記変換嵌合部が、前記雄部材が有する前記第一嵌合部に嵌合することを特徴とするモーター内蔵ローラ用接続コネクタ。
【請求項2】
前記雄部材が有する前記第一嵌合部は、凸形の差し込む形状であり、前記雌部材が有する前記第二嵌合部は、凹形の差し込まれる形状であり、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁は、差し込む形状であり、前記変換嵌合壁が有する前記変換嵌合部は、凹形の差し込まれる形状であることを特徴とする請求項1に記載のモーター内蔵ローラ用接続コネクタ。
【請求項3】
複数のピン又は受孔を有する雌部材と、前記雌部材と異なる数の受孔又はピンを有する雄部材の間に挟まれ且つ当該両者に嵌合される変換アタッチメントであって、前記雄部材は、ブロック状の本体部材を有し、当該本体部材の側面に第一嵌合部材があり、前記雌部材は、箱型の枠部材を有し、当該枠部材の側壁に係止部が形成された第二嵌合部が設けられ、前記変換アタッチメントは、係止部が形成された変換嵌合壁を少なくとも一面に有し、前記変換嵌合壁は、変換嵌合部が設けられ、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁は、前記雌部材が有する前記第二嵌合部に嵌合され、前記変換アタッチメントが有する前記変換嵌合壁の変換嵌合部が、前記雄部材が有する前記嵌合部に嵌合されることを特徴とする変換アタッチメント。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−187712(P2009−187712A)
【公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−24273(P2008−24273)
【出願日】平成20年2月4日(2008.2.4)
【出願人】(592026819)伊東電機株式会社 (71)
【Fターム(参考)】