説明

リモコンとビデオゲームの統合インターフェース

【課題】リモコンとビデオゲームの統合インターフェースを提供する。
【解決手段】入力された信号データを復号化して計算し、総合的に各事前設定パラメーターを判読してから論理演算を実行し、操縦者によるコマンドを実行又は強制終了することを判断する電子デバイスと、
電子デバイスに接続され、二台のカメラが、ワンセットとして設置されるカメラセットと、
電子デバイスに接続され、画像を表示し、各操作ウィンドウに対して、画面を割り当てできる電子スクリーンと、
電子デバイスに接続され、操縦信号を出力できる操作ユニットと、
電子デバイスに接続され、無線で操縦信号を伝送できるリモコン信号出力装置と、
電子デバイスに接続され、操縦対象が稼動する時の各同期オーディオを放送できるスピーカーと、
内部に動力駆動モジュールと信号受信モジュールが設置される操縦対象と、
が含有される、
ことを特徴とするリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関し、特に、リモコントイとビデオゲームのダミーの画面を結合して統合できるインターフェースに関する。
【背景技術】
【0002】
一般のリモコンは、ラジオや赤外線或いはオーディオコントロール装置等の原理により作製された信号送信操縦器と操縦対象端の受信機を利用して、機械トイの前進やバック、カーブ、加速、減速或いは上下変位を制御して、操縦者とトイとの間において、実体的な相互作用が実現されるが、ラジオや赤外線或いはオーディオコントロール等装置で、トイを操縦する場合でも、トイに、動力駆動モジュールと信号受信モジュールが設置されて、操縦器のリモコンモジュールから伝送された信号を受信してから、操縦可能のトイの前進やバック、カーブ、加速、減速或いは上下変位等の指定動作が実現され、上記操縦器の信号伝送が、所定の制御範囲(受信範囲)が制限されるため、トイが、その制御範囲を超えると、通信ができなくなって制御が不能になり、また、操縦器自身は、自動的に前方の状況(例えば、障害物)を判読できず、操縦者によって目で判断しなければならなく、走行中のトイが障害物に衝突して破損する恐れがある。
【0003】
ビデオゲームには、パソコン上のソフトゲームやテレビゲーム機或いはハンドヘルドビデオゲームが含まれ、ともに、キーボードやボタン、マウス、操作レバー或いはタッチスクリーンを介して、操縦者と電子ゲームとのダミーの相互作用が実現されて、ゲームを楽しめることができるが、ダミー状況のゲームによれば、操縦入力とスクリーン出力の動作を模擬するだけであるため、事実の状況に対応できない。
【0004】
本発明者は、上記欠点を解消するため、鋭意に研究し、また、学理を活用して、検討を重ねた結果、有効に上記欠点を解消でき、設計が合理的である本発明を完成した。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の主な目的は、電子デバイスに、二台のカメラからなるワンセット又はワンセット以上のカメラセットを実装して、二台のカメラの位置差異による視差効果を利用して、電子デバイスで操縦対象と操縦可能の空間との相関位置関係をモニタできるリモコンとビデオゲームの統合インターフェースを提供する。
【0006】
本発明の他の目的は、カメラセットを設置し、二台のカメラが重なり合って撮影可能の範囲内において、任意に、二つまたは二つ以上の参考点をレイアウトして、参考点の物理量を入力することにより、電子デバイスが、カメラセットの入力画像データと入力された参考点物理量に基づいて、電子デバイスのモデムで復号化や計算を行って、操縦可能の空間内にある操縦対象の絶対三次元空間の位置を算出し、操縦対象の作動空間範囲が制限されるリモコンとビデオゲームの統合インターフェースを提供する。
【0007】
本発明の更に他の目的は、電子デバイスにカメラセットや電子スクリーン、操作ユニット及びリモコン信号出力装置が接続されるだけでなく、更に、オーディオスピーカーが接続され、電子デバイスが、操縦対象の機械の種類や特徴及び操縦対象の走行中物理量の変化に基づいて、同期の作動オーディオを計算出力して、スピーカーから放送でき、操縦者が写実派のや誇張した娯楽を楽しめるオーディオのリモコンとビデオゲームの統合インターフェースを提供する。
【0008】
本発明の更に他の目的は、電子デバイスの操作ウィンドウにより、操縦者が、ダミーの操縦可能のウィンドウ内において、操縦対象の走行ルートをレイアウトでき、上記走行ルートが、カーレースの滑走路であっても良いし、航空機の滑走路からの離陸や上昇、旋回、巡回、降下、着陸の飛行経路であってもよく、操縦対象を、レイアウトした経路に沿って自動的に走行させ、また、操作ユニットの機能キーを割り当てて、二台又は二台以上の操縦対象を、それぞれ、リモコンに従って同一の操縦可能の空間内において操縦し、この時、操縦者により、二人又は二人以上の操縦競技、或いは一人と電子デバイスの操縦対抗、又は、操縦者が操縦せず、単に電子デバイスによる全面的な自動操縦競技を選択でき、また、操縦者が、操縦するダミーのウィンドウの背景を選択でき、単調の空間座標を、ゲームの目的のダミー場面に変換でき、例えば、競走場や都市上空の航空戦闘ゾーン或いは大都市の有名な空港等の場面であり、そして、操縦対象に、機械特徴に合わせる派手な造形を形付けることができ、例えば、レーシングカーや戦闘機等の造形を付与して、操縦者が、十分にその情況に相応しい操縦や激烈の競技を味わうことができるリモコンとビデオゲームの統合インターフェースを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
従って、本発明者は、前記課題の解法のために、鋭意検討を重ねた結果、下記の通り、本発明に想到するに至った。
【0010】
かくして、請求項1に係る発明によれば、
入力された信号データを復号化して計算し、総合的に各事前設定パラメーターを判読してから論理演算を実行し、操縦者によるコマンドを実行又は強制終了することを判断する電子デバイスと、
前記電子デバイスに接続され、二台のカメラが、ワンセットとして設置されるカメラセットと、
前記電子デバイスに接続され、画像を表示し、各操作ウィンドウに対して、画面を割り当てできる電子スクリーンと、
前記電子デバイスに接続され、操縦信号を出力できる操作ユニットと、
前記電子デバイスに接続され、無線で操縦信号を伝送できるリモコン信号出力装置と、
前記電子デバイスに接続され、操縦対象が稼動する時の各同期オーディオを放送できるスピーカーと、
内部に動力駆動モジュールと信号受信モジュールが設置される操縦対象と、
が含有される、
ことを特徴とするリモコンとビデオゲームの統合インターフェース
が提供される。
【0011】
本発明によれば、前記リモコンとビデオゲームの統合インターフェースが提供されるが、さらに好ましい実施の態様として、次に示す請求項2〜22に係る発明が提供される。
【0012】
請求項2の発明は、上記電子デバイスは、直接に操縦者によるコマンドを実行するか、操縦者によるコマンドを強制終了して事前設定条件による強制コマンドを実行することを判断できることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0013】
請求項3の発明は、上記カメラセットは、二台のカメラが、間隔を置いて設置されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0014】
請求項4の発明は、上記カメラセットは、二台のカメラを、視野角が平行するように設置することを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0015】
請求項5の発明は、上記カメラセットは、二台のカメラを、視野角が非平行するように設置されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0016】
請求項6の発明は、上記二台のカメラは、画像の重ね合い範囲且つリモコン信号の範囲内が、操縦可能の空間になることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0017】
請求項7の発明は、上記操縦可能の空間は、扇形で、円弧半径が、リモコン信号で出力装置をリモコンできる有効信号受信最大距離よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0018】
請求項8の発明は、上記電子スクリーンの操作ウィンドウは、カメラで摂った画面で、ダミーの空間座標やダミーの場面に切替でき、上記場面が、カメラのレンズの前方の角度で撮影されるものであることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0019】
請求項9の発明は、上記電子スクリーンの操作ウィンドウは、操縦対象ダミーのドライバーによる視野角で撮影されるものに選択できることを特徴とする請求項8に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0020】
請求項10の発明は、上記電子スクリーンの操作ウィンドウは、操縦者によって指定された操縦可能の空間内の参考点から運動中の操縦対象に向いて撮影するものに選択できることを特徴とする請求項8に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0021】
請求項11の発明は、上記カメラセットは、ワンセットに設置されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0022】
請求項12の発明は、上記カメラセットは、二セット又は二セット以上に設置されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0023】
請求項13の発明は、上記カメラセットとカメラセットは、同心円周に配列されることを特徴とする請求項12に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0024】
請求項14の発明は、上記カメラセットとカメラセットは、非同心円周に配列されることを特徴とする請求項12に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0025】
請求項15の発明は、上記操作ユニットは、キーボードやボタン、マウス、操作レバー或いはタッチスクリーンであることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0026】
請求項16の発明は、電子デバイスは、電子スクリーンの操作ウィンドウを利用して、操縦者が、ダミーである操縦可能のウィンドウ内において、操縦対象の走行ルートをレイアウトできることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0027】
請求項17の発明は、上記操作ユニットは、機能キーを割り当てることにより、二台又は二台以上の操縦対象が、それぞれ、リモコンにより、同一の操縦可能の空間内で操縦されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0028】
請求項18の発明は、上記二台又は二台以上の操縦対象は、人と人又は人と電子デバイス、或いは電子デバイスと電子デバイスの間において、操作されることを特徴とする請求項17に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0029】
請求項19の発明は、上記操作ユニットは、機能キーを割り当てることにより、二台又は二台以上の操縦対象が、それぞれ、リモコンにより、二つ又は二つ以上の操縦可能の空間内に操縦されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0030】
請求項20の発明は、上記二台又は二台以上の操縦対象は、人と人又は人と電子デバイス、或いは電子デバイスと電子デバイスの間において、操作されることを特徴とする請求項19に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0031】
請求項21の発明は、上記操縦可能の空間内には、二台又は二台以上の操縦対象が操縦され、上記二台又は二台以上の操縦対象が、それぞれ、二セット以上の電子デバイス又はカメラセット、電子スクリーン、操作ユニット、リモコン信号出力装置及びスピーカーからなるリモコンによって、操縦されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0032】
請求項22の発明は、記電子デバイスは、操縦対象の機械特徴や運動モード変化、警戒状態及び衝突状況に応じて、オーディオ信号を伝送して、スピーカーから放送することができることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェースに関するものである。
【0033】
本発明に係るリモコンとビデオゲームの統合インターフェースによれば、前記の通りであるが、主として、
入力された信号データを復号化して計算し、総合的に各事前設定パラメーターを判読してから論理演算を実行し、操縦者によるコマンドを実行や強制終了することを判断する電子デバイスと、
電子デバイスに接続され、二台のカメラをワンセットとして設置されるカメラセットと、
電子デバイスに接続され、画像を表示し、各操作ウィンドウに対して、画面を割り当てできる電子スクリーンと、
電子デバイスに接続され、操縦信号を出力できる操作ユニットと、
電子デバイスに接続され、無線で操縦信号を伝送できるリモコン信号出力装置と、
電子デバイスに接続され、操縦対象が稼動する時の各同期オーディオを放送できるスピーカーと、
内部に動力駆動モジュールと信号受信モジュールが設置される操縦対象と、
が含有される。
【発明の効果】
【0034】
本発明の統合インターフェースは、主として、電子デバイスが、二台のカメラのレンズを同時に操作空間に向わせ、二台のカメラから前方の画像信号を入力し、二台のカメラが、位置をずらせて設置されて視差の効果が得られ、電子デバイスの復号化と計算により、操縦可能の空間内の操縦対象の絶対三次元空間位置座標を算出でき、また、同期に、電子スクリーン上の特定ウィンドウに提供して、実況に似合うダミーの操作空間を表示でき、そして、ダミーの操縦対象の相関動態位置が表示され、また、操縦対象の最小回旋半径値を入力でき、操縦者は、操作ユニットで制御し、リモコン信号出力装置から出力された信号により、操縦対象が、有効な操縦可能の空間内で作動できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0035】
以下、図面を参照しながら、本発明の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本発明は、それによって制限されることが無い。
【0036】
図1と図2を参照しながら、本発明は、主として、
中央処理装置であり、入力された信号データを復号化して計算し、総合的に各事前設定パラメーターを判読してから論理演算を実行し、直接に、操縦者によるコマンドを実行するか、操縦者によるコマンドを強制終了して事前設定条件下の強制コマンドを実行するかを判断する電子デバイス1と、
電子デバイス1に接続され、二台のカメラ21、22が、ワンセットとして設置され、上記二台のカメラ21、22が、視野角の大部分が重ね合うように、間隔を置いて、設置されるカメラセット2と、
電子デバイス1に接続され、電子デバイス1からの画像信号を受信し、各目的に応じて即時に操縦ウィンドウを表示できる電子スクリーン3と、
電子デバイス1に接続され、信号を入力でき、キーボードやボタン、マウス、操作レバー或いはタッチスクリーンである操作ユニット4と、
電子デバイス1に接続され、信号を伝送でき、ラジオや赤外線或いはオーディオコントロール等のリモコン信号出力装置であるリモコン信号出力装置5と、
電子デバイス1に接続され、各状況に応じるオーディオを放送できるスピーカー6と、
内部に、動力駆動モジュール71と信号受信モジュール72が設置される操縦対象7と、
が含有される。
【0037】
上記のように、二台のカメラ21、22を、間隔を置いて、位置をずらせて設置し、上記カメラ21、22のレンズが、同時に、操作空間Aに向くようになり、電子デバイス1の画像信号の運算処理により、操縦対象と操縦空間との対応関係である位置座標が形成され、電子スクリーン3のウィンドウに表示され、その3D立体の位置関係が、カメラ21、22の画像重ね合い範囲内に制限され、且つリモコン信号によってリモコンできる距離範囲内にあり、これにより、操縦可能の空間A1が形成され、上記操縦可能の空間A1が、基本的に、扇形になり、上記操縦可能の空間A1の扇形円弧半径Rが、リモコン信号出力装置5の有効信号受信最大距離よりも小さく、また、カメラ21、22の重ね合い画像範囲且つ扇形円弧半径R範囲内が、操縦可能の空間A1になり、そして、操縦可能の空間A1以外の空間が、操縦不能の空間A2になる。
【0038】
また、二台のカメラ21、22のレンズの前方において、重ね合う操縦可能の空間A1内に、二つ又は二つ以上の参考点をレイアウトして、参考点の物理量データを入力し、また、二台のカメラ21、22で、前方の画像信号を入力でき、二台のカメラ21、22が、位置をずらせて設置されるため、視差の効果が得られ、電子デバイスの復号化や計算により、操縦可能の空間A1内の操縦対象7の絶対三次元空間位置座標を算出でき、また、同期に、電子スクリーン3上の特定ウィンドウに操縦可能の空間A1の座標情報を提供でき、実況に似合うダミーの操作空間を表示でき、そして、ウィンドウに、同時に、ダミーの操縦対象7の相関位置が表示され、操縦者が、十分な情報に基き、操縦対象7を操縦することが、より簡単になる。
【0039】
また、操縦対象7の機械機能の最小回旋半径値を入力でき、電子デバイス1は、操縦対象7の運動が、操縦可能の空間A1から脱離することを検知すると、直ちに、運算して、強制コマンドを出力し、リモコン信号出力装置5を利用して無線信号を発射し、操縦対象7の信号受信モジュール72が、信号を受信して、動力駆動モジュール71を駆動することにより、有効に、操縦対象7が操縦可能の空間A1から脱離することを防止できる。それは、操縦対象7の運動速度や速率及び方向等の物理量の変化を制御することにより、操縦対象7の運動範囲が、電子デバイス1によって強制的に制限されて操縦可能の空間A1内にて走行させる。
【0040】
操縦対象7が、操縦可能の空間A1内にて走行する時、操縦者が、手動制御を選択でき、操縦対象7が、操縦者の操縦によって走行するようになり、同時に、電子デバイス1が、操縦対象7の走行をモニタして、操縦対象7が、操縦可能の空間A1の範囲から脱離することを防止する。
【0041】
操縦者は、自動電子制御を選択できる。即ち、手動制御をせず、電子デバイス1により生成した乱数で、操縦対象7の運動物理量(加速及び減速、方向、回旋半径、前進、バック、上昇、降下…等)を調整して、運動方式を制御し、操縦対象7が、操作可能の空間A1内で巡回や蛇行或いは非所定方向に走行するようになり、操縦対象7の飛行や行走が、操縦可能の空間A1から脱離する可能性がある時、電子デバイス1に、絶対三次元空間位置座標と最小回旋半径値が入力されているため、電子デバイス1により、信号を伝送して強制的に折り返させ(例えば、減速やカーブ、上昇及び降下等の作動を行わせる)、これにより、操縦対象7が、有効な操縦範囲を超えて、制御できなくなることを防止できる。
【0042】
また、カメラ21、22が出力した立体画像を利用して、電子デバイス1が、操縦可能の空間A1と操縦対象7に対して、3D立体位置を認識でき、また、予めに、ウィンドウに、操縦可能の空間A1内の障害物(室外の障害物は、例えば、樹木や電柱、家屋等であり、室内の障害物は、壁や天井である)の位置を表示でき、電子デバイス1が、その位置の座標値を算出でき、それを、強制的に折り返し機能の有効範囲に入れ込め、これにより、操縦対象7自身が障害物を認識できないか、または操縦者が距離及びその他の操作条件により注意できない場合、操縦対象7が、障害物に衝突することを防止できる。
【0043】
また、電子デバイス1は、操縦対象7の様々の機械特徴(例えば、貨物輸送機や戦闘機、装甲車両、トラック、スポーツカー、汽車或いはロボット等)を入力して定義でき、操縦対象7が、制御に基づいて走行する時、電子デバイス1に接続されているスピーカー6から、事前定義された機械種類の特徴に応じて、対応する機械操作音声を発し、これにより、操縦者が、操作する時、オーディオ出力の異なる特徴を利用して、操縦対象7の機械種類特性を体験でき、また、電子デバイス1は、操縦対象7の走行中の物理量変化に応じて、オーディオ変化データを生成し、また、上記データ信号を、電子デバイス1に接続されているスピーカー6に伝送し、オーディオを発することができ、異なる運動速度や稼動モードの変化(例えば、制動や加速、減速、アイドル、上昇、急降下或いは失速等)、即ち、上記機械オーディオ特徴や稼動中のオーディオ変化は、操縦者が操縦する時、作動変化に相応しいオーディオ効果や現場視聴を享受できる
また、操縦者が、電子デバイス1内の強制折り返し機能を取り消して、操縦可能の空間A1内の障害物や操作可能の空間の限界に所定の距離に離れた位置に、衝突警戒線や境界警戒線を設定してもよく、操縦対象1が上記警戒線を超える時、モニタ担当の電子デバイス1から信号を送信して、スピーカー6に警告オーディオを発させ、操縦者に注意させ、警告オーディオが、警戒状況の解除や衝突したことにより、停止され、衝突する時、自然な衝撃音響以外に、電子デバイス1によって操縦されたスピーカー6からも、同時に、巨大な衝撃オーディオを発し、操縦者の操縦楽しみが向上する。
【0044】
また、上記カメラセット2は、二セット又は二セット以上に設置され、また、カメラセット2とカメラセット2が、同心円周に配列されて、異なる操縦可能の空間A1の数が増やされ、操縦者が、まず、事前に、異なる操縦可能の空間A1の接続を確認して、操縦対象7が、任意に異なる操縦可能の空間A1を行ったり来たりすることができ、これにより、全体としての操縦可能の空間範囲が拡大され、また、操縦者のモニタの元で、操作でき、この時、操縦者は、電子スクリーン3において、異なる操作可能の空間A1に対して、それぞれ、複数のウィンドウを開くことや、複数のモニタされたウィンドウを一つに統合することができ、個別ウィンドウや統合ウィンドウにより、異なる操縦可能の空間A1内の操縦対象7の各動作をモリタして操作することにより、ゲーム空間を増大する効果が得られる。
【0045】
また、電子デバイス1は、電子スクリーン3の操作ウィンドウを利用して、操縦者が、ダミーである操縦可能のウィンドウ内において、操縦対象7の走行ルートをレイアウトでき、上記走行ルートは、カーレースの滑走路であっても良いし、航空機の滑走路からの離陸や上昇、旋回、巡回、降下、着陸の飛行経路であってもよく、操縦対象7を、レイアウトした経路に沿って、電子デバイス1の制御の元で自動的に走行できる。
【0046】
また、操作ユニット4の機能キーを割り当てて、二台や二台以上の操縦対象7を、異なるリモコン信号出力装置5により、同一操縦可能の空間A1内において操縦することができ、この時、操縦者が、二人や二人以上の操縦競技、或いは一人と電子デバイス1の操縦対抗、又は、操縦人が操縦せず、単に電子デバイス1による全面的な自動操縦競技を選択できる。
【0047】
また、操縦者が、操縦するダミーのウィンドウの背景を選択でき、単調の空間座標を、ゲームの目的のダミー場面に変換でき、例えば、競走場や都市上空の航空戦闘ゾン或いは大都市の有名な空港等の場面であり、そして、操縦対象7に、機械特徴に合わせる派手な造形を形付けることができ、例えば、レーシングカーや戦闘機等の造形を付与して、操作者が、十分にその情況に相応しい操縦や激烈の競技を味わうことができ、勿論、上記の場面は、カメラ21、22によって摂ったモニタ画面を利用しても良い。
【0048】
また、操縦者は、操作ウィンドウに、カメラ21、22のレンズの前方の角度で撮影したもの及び操縦対象7のダミードライバーの視野角で撮影したもの或いは任意操縦者により指定した操縦可能の空間A1内の参考点から運動中の操縦対象7に対して撮影したものを選択でき、上記操作ウィンドウは、一つ或いは一つ以上であり、これにより、操縦者が、ゲームから、より多い操作の楽しみを享受できる。
【0049】
以上は、本発明のより良い実施例であり、本発明は、それによって制限されることが無く、本発明に係わる特許請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本発明の特許請求の範囲内に含まれる。
【0050】
以上のように、本発明によれば、電子デバイスの復号化と計算を利用して、二台のカメラのレンズで同時に操作空間を撮影し、また、二台のカメラから前方の画像を入力し、二台のカメラが、位置ずれに設置されることにより視差の効果が実現され、また、事前にレイアウトされた二つ又は二つ以上の参考点と、事前に入力された参考点の物理量データとから、操縦空間内の絶対三次元空間位置座標を算出でき、また、操縦対象の最小回旋半径値を入力し、操縦者が、操縦対象の運動範囲を操縦可能の空間内に維持するように選択した場合、操作ユニットの制御と電子デバイスの強制制限により、リモコン信号出力装置から信号を出力して、操縦対象が、操縦可能の空間範囲内において、操縦者によって操縦され、その範囲から脱離することがなく、また、その同期に、電子スクリーン上の特定ウィンドウに、実況に似るダミー操作空間とダミー操縦対象の相関位置が表示され、以上のように、リモコン実境とダミー操縦能力が統合される。かかる観点から、本発明は、より進歩的かつより実用的であり、産業状利用価値の高いものであり、法的保護を求めるものである。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明に係るリモコンとビデオゲームとの統合インターフェイスの平面組立てを示す概念図である。
【図2】本発明の操縦可能の空間の平面概念図である。
【符号の説明】
【0052】
1 電子デバイス
2 カメラセット
21、22 カメラ
3 電子スクリーン
4 操作ユニット
5 リモコン信号出力装置
6 スピーカー
7 操縦対象
71 動力駆動モジュール
72 信号受信モジュール
A 操作空間
A1 操縦可能の空間
A2 操縦不可能の空間
R 円弧半径

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力された信号データを復号化して計算し、総合的に各事前設定パラメーターを判読してから論理演算を実行し、操縦者によるコマンドを実行又は強制終了することを判断する電子デバイスと、
電子デバイスに接続され、二台のカメラが、ワンセットとして設置されるカメラセットと、
電子デバイスに接続され、画像を表示し、各操作ウィンドウに対して、画面を割り当てできる電子スクリーンと、
電子デバイスに接続され、操縦信号を出力できる操作ユニットと、
電子デバイスに接続され、無線で操縦信号を伝送できるリモコン信号出力装置と、
電子デバイスに接続され、操縦対象が稼動する時の各同期オーディオを放送できるスピーカーと、
内部に動力駆動モジュールと信号受信モジュールが設置される操縦対象と、
が含有される、
ことを特徴とするリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項2】
上記電子デバイスは、直接に操縦者によるコマンドを実行するか、操縦者によるコマンドを強制終了して事前設定条件による強制コマンドを実行することを判断できることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項3】
上記カメラセットは、二台のカメラが、間隔を置いて設置されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項4】
上記カメラセットは、二台のカメラを、視野角が平行するように設置することを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項5】
上記カメラセットは、二台のカメラを、視野角が非平行するように設置されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項6】
上記二台のカメラは、画像の重ね合い範囲且つリモコン信号の範囲内が、操縦可能の空間になることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項7】
上記操縦可能の空間は、扇形で、円弧半径が、リモコン信号で出力装置をリモコンできる有効信号受信最大距離よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項8】
上記電子スクリーンの操作ウィンドウは、カメラで摂った画面で、ダミーの空間座標やダミーの場面に切替でき、上記場面が、カメラのレンズの前方の角度で撮影されるものであることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項9】
上記電子スクリーンの操作ウィンドウは、操縦対象ダミーのドライバーによる視野角で撮影されるものに選択できることを特徴とする請求項8に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項10】
上記電子スクリーンの操作ウィンドウは、操縦者によって指定された操縦可能の空間内の参考点から運動中の操縦対象に向いて撮影するものに選択できることを特徴とする請求項8に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項11】
上記カメラセットは、ワンセットに設置されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項12】
上記カメラセットは、二セット又は二セット以上に設置されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項13】
上記カメラセットとカメラセットは、同心円周に配列されることを特徴とする請求項12に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項14】
上記カメラセットとカメラセットは、非同心円周に配列されることを特徴とする請求項12に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項15】
上記操作ユニットは、キーボードやボタン、マウス、操作レバー或いはタッチスクリーンであることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項16】
電子デバイスは、電子スクリーンの操作ウィンドウを利用して、操縦者が、ダミーである操縦可能のウィンドウ内において、操縦対象の走行ルートをレイアウトできることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項17】
上記操作ユニットは、機能キーを割り当てることにより、二台又は二台以上の操縦対象が、それぞれ、リモコンにより、同一の操縦可能の空間内で操縦されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項18】
上記二台又は二台以上の操縦対象は、人と人又は人と電子デバイス、或いは電子デバイスと電子デバイスの間において、操作されることを特徴とする請求項17に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項19】
上記操作ユニットは、機能キーを割り当てることにより、二台又は二台以上の操縦対象が、それぞれ、リモコンにより、二つ又は二つ以上の操縦可能の空間内に操縦されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項20】
上記二台又は二台以上の操縦対象は、人と又は人と電子デバイス、或いは電子デバイスと電子デバイスの間において、操作されることを特徴とする請求項19に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項21】
上記操縦可能の空間内には、二台又は二台以上の操縦対象が操縦され、上記二台又は二台以上の操縦対象が、それぞれ、二セット以上の電子デバイス又はカメラセット、電子スクリーン、操作ユニット、リモコン信号出力装置及びスピーカーからなるリモコンによって、操縦されることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。
【請求項22】
上記電子デバイスは、操縦対象の機械特徴や運動モード変化、警戒状態及び衝突状況に応じて、オーディオ信号を伝送して、スピーカーから放送することができることを特徴とする請求項1に記載のリモコンとビデオゲームの統合インターフェース。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−19541(P2011−19541A)
【公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−164495(P2009−164495)
【出願日】平成21年7月13日(2009.7.13)
【出願人】(509196936)
【Fターム(参考)】