ワイヤレスアクセスネットワークにおけるページングユーザデバイス
【課題】モバイル通信のDRXに関するページング制御方法を提供する。
【解決手段】ページング制御は、定数の関数乗された整数(例えば、2^Kまたは2^(K−L)、ここでKおよび/またはLは一定である)に基づいた式から決定された無線信号のページングオケイジョンを含むことができる。選択されたページングオケイジョンは、無線信号内にグループ化されうるか、または信号の一部の時間フレーム全体にわたって分布することが可能である。その上、ページンググループは、各ページングオケイジョンに割り当てられたモバイルデバイスの異なる識別子を採用することによって、ページングオケイジョンの各々に割り当てられうる。
【解決手段】ページング制御は、定数の関数乗された整数(例えば、2^Kまたは2^(K−L)、ここでKおよび/またはLは一定である)に基づいた式から決定された無線信号のページングオケイジョンを含むことができる。選択されたページングオケイジョンは、無線信号内にグループ化されうるか、または信号の一部の時間フレーム全体にわたって分布することが可能である。その上、ページンググループは、各ページングオケイジョンに割り当てられたモバイルデバイスの異なる識別子を採用することによって、ページングオケイジョンの各々に割り当てられうる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下は、一般に無線通信に関し、より詳細には、半計画または無計画されたワイヤレスアクセスネットワークに関する低減された干渉を円滑にする無線信号のプリアンブル設計に関する。
【0002】
本特許出願は、これに関して譲受人に割り当てられ、参照することによりここに明確に組み込まれる、2007年9月4日に出願された、ASSIGNING USER DEVICES TO PAGING GROUPS、と題された米国仮出願番号60/969,866の優先権を主張する。
【背景技術】
【0003】
無線通信システムは、例えば、音声コンテンツ、データコンテンツなどのような様々な種類の通信コンテンツを提供するために広く展開される。典型的な無線通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多重接続システムでありうる。そのような多重接続システムの例は、符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交周波数分割多重接続(OFDMA)システムおよび似たようなシステムを含むことができる。
【0004】
一般的に、無線多重接続通信システムは、複数のモバイルデバイスに関する通信を同時にサポートすることができる。各モバイルデバイスは、フォワードリンクおよびリバースリンクでの送信を経て1以上の基地局と通信することができる。フォワードリンク(またはダウンリンク)は基地局からモバイルデバイスへの通信リンクを意味し、リバースリンク(またはアップリンク)はモバイルデバイスから基地局への通信リンクを意味する。さらに、モバイルデバイスと基地局との間の通信は、単入力単出力(SISO)システム、多入力単出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システム、その他を経て確立されうる。
【0005】
使いやすいデバイスモビリティを円滑にするモバイルネットワーク技術の1つの機能は、モバイルデバイスのアイドル/アクティブモードである。アクティブな場合、モバイルデバイスは入力信号を処理し、応答信号を送信し、他のデバイスと遠隔音声および/またはデータ通信を円滑にすることができる。しかし、そのような活動(activity)は、かなりの量の電力を消費し、モバイルデバイスのバッテリ寿命を減少することがある。幸運にも、典型的なユーザは、周期的にアクティブデバイス通信にのみ従事する。それゆえ、かなりの電力は、未使用の期間中に受信した無線信号を処理しないことによって、温存されうる。
【0006】
制限され、または処理しない期間は、アイドル期間と呼ばれる。
【0007】
インバウンド通信を受信するために、(例えば、別のユーザがモバイルデバイスを呼び出すとき)モバイルデバイスは、そのような通信がモバイルデバイスのために保留であることを示す信号を処理することを要求される。しかし、アイドルの間、デバイスは信号をほとんどまたは全く処理せず、それゆえ、それらの信号を処理するために十分に長くアクティブにしなければ通信に失敗するだろう。アクティブ/アイドルモビリティを円滑にするために、モバイルデバイスが入力信号を処理するためにアクティブにする場合に、モバイルデバイスを供給する基地局は期間を調整する。これらの期間は、アイドルモードにおける平均モバイルデバイス処理および電力消費を減少させるために、短時間でかつ比較的珍しくありえる。モバイルデバイスに関するインバウンド通信が基地局で受信される場合、ページング信号は、モバイルデバイスがモニタする(例えば、信号をアクティブにし処理する)調整された期間の1以上でスケジューリングされ送信される。アクティブ信号処理の断続的な期間を調整することによって、モバイルデバイスは、かなりの処理パワーおよびバッテリ寿命を温存する間に、インバウンド通信を受信し識別することができる。そのような処理は、平均のモバイルデバイスユーザのために著しい実用性を提供し、モバイル通信の全体の利便性およびデバイスモビリティを高める。
【発明の概要】
【0008】
以下は、そのような態様の基本的な理解を提供するために1以上の態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、全ての意図された態様の広範囲な要約ではなく、全ての態様の重要な(key)または必須の要素を特定するでもなく、いずれかまたは全ての態様の範囲を線引きするでもないことを意図する。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明への前置きとして簡略化した形式で1以上の態様のいくつかの概念を提示することである。
【0009】
主題開示は、直交周波数分割多重接続(OFDMA)無線アクセスネットワーク(AN)と接続されたモバイルデバイスに関するページング制御を確立することを提供する。ページング制御を確立することは、定数乗された(例えば、2^K、ここでKは定数である)整数から決定された多くの時間フレームに無線信号を分割することを含む。加えて、ページングオケイジョンは、無線信号の時間フレームの一部分にスケジューリングされうる。ページングオケイジョンに関する時間フレームの選択は、定数の関数である累乗された整数を採用する式に基づきうる。選択されたページングオケイジョンは、無線信号の不連続な受信(DRX)サイクル内にグループ化されうり、または上式に基づいた一部の時間フレーム全体にわたって分布する可能性がある。その上、1以上のページンググループは、ページングオケイジョンのそれぞれに割り当てられうる。ページンググループは、そのようなデバイスに割り当てられたページンググループを識別するために、モバイルデバイスによって利用されうる割り当てられたモバイルデバイスの識別子を含むことができる。モバイルデバイスに関するページング信号は、モバイルデバイスに割り当てられたページンググループに組み込まれる。様々なページングオケイジョンとページンググループとを採用することによって、フォールスアラームページは、そのようなフォールスアラームページに起因する、モバイルデバイスの電力消費を低減し、アップリンク(UL)干渉を低減するOFDMA無線ANにおいて緩和されうる。少なくとも1つの主題開示の態様にしたがって、OFDMA無線ANはまた、無線ANのセル内の全てのモバイルデバイスに割り当てられた識別子を含む少なくとも1つのページンググループを指定することができる。少なくとも1つのページンググループはその後、無線ANによって開始された実質的に1つのページング信号で、セルにおける全てのデバイスをページングするのに利用されうる。したがって、ブロードキャストページングは無線信号の最小のリソースを利用して実装することができる。
【0010】
付加的な態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングすることの方法が提供される。方法は、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割することを含むことができる。方法は、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレーム(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択することをさらに含むことができる。
【0011】
他の態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングする装置が開示される。装置は、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割するタイミングモジュールを含むことができる。さらに、装置は、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレームの(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択することを含むことができる。
【0012】
さらに別の態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングするための装置が提供される。装置は、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割する手段を含むことができる。その上、装置は、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレーム(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択する手段を含むことができる。
【0013】
少なくとも1つのさらなる態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングするためのプロセッサが開示される。プロセッサは、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割することを含むことができる。プロセッサは、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレーム(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択することをさらに含むことができる。
【0014】
1以上の他の態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングするためのコンピュータ読み取り可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体が提供される。
【0015】
命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割することを実行可能にしうる。さらに、命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレーム(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択することを実行可能にしうる。
【0016】
1以上の付加的な態様によれば、無線通信に関するページング信号を識別することの方法が開示される。方法は、無線ANとの無線通信を登録することを含むことができ、登録はモバイルデバイスの識別子を少なくとも提出することを含む。方法は、識別子に割り当てられたページンググループを得ることをさらに具備し、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0017】
他の態様によれば、無線通信に関してページング信号を識別するように構成されたモバイルデバイスが開示される。モバイルデバイスは、無線データ交換のためのトランシーバを含むことができる。モバイルデバイスは、無線ANにモバイルデバイスを登録すると共に、無線ANにモバイルデバイスの識別子を提供する通信プロセッサをさらに含むことができる。モバイルデバイスは、識別子に割り当てられたページンググループを得る信号プロセッサをさらに具備することができ、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0018】
さらに他の態様によれば、無線通信に関するページング信号を識別するように構成された装置が提供される。装置は、無線ANとの無線通信を登録する手段を具備することができ、登録は、モバイルデバイスの識別子を少なくとも提出することを具備する。さらに、装置は、識別子に割り当てられたページンググループを得る手段を具備することができ、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0019】
1以上の追加の態様によれば、無線通信に関するページング信号を識別するように構成されたプロセッサが開示される。プロセッサは、無線ANとの無線通信を登録する手段を具備することができ、登録は、モバイルデバイスの識別子を少なくとも提出することを具備する。プロセッサは、識別子に割り当てられたページンググループを得る手段をさらに具備することができ、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0020】
少なくとも1つの他の態様によれば、無線通信に関するページング信号を識別するように構成されたコンピュータ読み取り可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体が提供される。命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、無線ANに無線通信を登録することを実行可能にし、登録は、モバイルデバイスの識別子を少なくとも提出することを具備する。さらに、命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、識別子に割り当てられたページンググループを得ることを実行可能であり得、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0021】
上述したものおよび関連する目的達成のために、1つ以上の態様は、以下に完全に記述され、かつ特に特許請求の範囲の中で指摘される特徴を具備する。以下の記述および付属図面は、1つ以上の態様の詳細なある実例となる態様を記述している。しかし、これらの態様は様々な態様の方針が採用しうるほんの数例の様々な方法を示し、記述された態様はそのような態様およびそれらと同等なもの全てを含むことを意図する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】ここに説明された態様に従う無線通信を提供するシステム例のブロック図。
【図2】無線通信環境を備える採用に関する通信装置例のブロック図。
【図3】ここに開示された態様に従うOFDMA無線ANのためのページング制御を提供するシステム例のブロック図。
【図4】主題開示の態様に従うOFDMA無線ANのサンプルページング装置のブロック図。
【図5】主題開示の態様に従う無線信号ページングリソース例のブロック図。
【図6】ここに開示された1以上の態様に従うページングのための無線信号リソースのサンプル分布を示す図。
【図7】開示の少なくとも1つの態様に従う基地局を含むサンプルシステムのブロック図。
【図8】主題開示のさらなる態様にしたがってモバイルデバイスを含むシステム例のブロック図。
【図9】開示された態様に従うOFDMA無線ANのためのページング制御を提供するための手順例のフローチャート。
【図10】式に基づいた2つの電力から決定される無線信号のページングリソースを提供するための手順例のフローチャート。
【図11】OFDMA無線ANにおけるページング制御を円滑にする手順例のフローチャート。
【図12】OFDMA無線ANにおけるページング制御を提供するためのシステム例のブロック図。
【図13】OFDMA無線ANにおけるページング制御を円滑にするシステム例のブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
様々な態様では、図面を参照してここに記述され、参照番号などは全体にわたって構成要素などを参照するために用いられる。以下の記述では、説明のために、多数の具体的詳細が1以上の態様についての完全な理解を提供するために説明される。しかし、そのような1以上の態様がこれらの具体的詳細なしで実施することができることは明白でありうる。他の例では、よく知られている構造およびデバイスは、1以上の態様を記述することを円滑にするためにブロック図の形式で示される。
【0024】
加えて、開示の様々な態様は以下に記述される。ここでの教示が幅広い種類の形式で具現化され得て、ここに開示された任意の特定構造および/または機能が単に表現するものであることを明らかにすべきである。ここでの教示に基づいて、当業者は、ここに開示された態様を任意の他の態様とは独立して実装することができ、これらの態様の2以上を様々な方法で結合することができることを理解すべきである。例えば、ここに説明される多くの態様を用いて、方法を実施することができ、および/または、装置を実装することができる。加えて、ここに説明される1以上の態様以外または1以上の態様に加えて、機能および/または他の構造を用いて、方法を実施することができ、および/または、装置を実装することができる。例えば、ここに記述される方法、デバイス、システムおよび装置の多くは、モバイル通信環境に関するデバイス指定の、およびシステム全体のページング制御を確立することとの関連で記述される。当業者は、同様の手法が他の通信環境に適用できうることを理解すべきである。
【0025】
主題開示は、モバイル環境(例えば、ユニバーサル移動体通信システム[UMTS]、周波数分割多重接続[FDMA]、直交周波数分割多重接続[OFDMA]、周波数分割多重[FDM]、発展UMTS地上無線アクセスネットワーク[e−UTRAN]、および/またはモバイルアクセスネットワークのようなもの)に関するページング制御を提供する。特に、ページングに影響を及ぼす無線信号の一部分へユーザデバイスをハッシングすることが提供される。多くのユーザデバイスが、所定の時間で単一のネットワークアクセスポイントによって供給されうるので、ユーザデバイスに関するページングは、無線信号の複数の異なる一部分(例えば、リソース)において実施される。各ユーザデバイスは、異なる信号リソースに割り当てられることができ、ページング信号に関するそのようなリソースをモニタすることができる。少数のデバイスが、利用可能なページングリソースよりもアクセスポイントによって供給される場合、フォールスアラームページは回避されうる(例えば、複数のデバイスが、ページングされたデバイスのたった1つのためのインバウンドコールの結果としてページングされる場合)。利用可能なページングリソースよりも多くのユーザデバイスが供給される場合、必要ならば、複数のデバイスは、1つ以上のそのような異なる一部分に割り当てられることができる。これは、フォールスアラームページングをもたらしうるが、単一ページングリソースに割り当てられたデバイスに関してだけである。したがって、主題開示は、FDM、FDMA、OFDMAおよび/またはモバイル環境のようなものにおいて、フォールスアラームページングのインスタンスを緩和するまたは回避することを提供する。
【0026】
開示のいくつかの態様によれば、無線信号ページングリソースは、無線信号の多くの時間および/または識別に基づく一部分として定義される。例えば、信号は、複数の時間に基づくページングオケイジョンに分割されうる。ページングオケイジョンは、信号の不連続受信(DRX)サイクルの時間フレームを含むことができる。いくつかの態様によれば、ページングオケイジョンは、時間フレームの一部分、または複数の時間フレームを含むことができる。前述のものに加えて、複数のページンググループは、無線信号に提供されうる。ページンググループは、モバイルデバイスの識別(例えば国際移動電話加入者識別番号[IMSI]、または、似たような識別子)に基づいて区別されうる。したがって、割り当てられた10個のデバイスの10個の一意的なIMSIは、そのようなデバイスに関する10個の異なるページンググループを作り出すために採用されうる。ページンググループは、各デバイスに関するページング制御を区別するために用いられうる。そのようなやり方において提供されるページンググループは、ページンググループ識別またはページング指示無線ネットワーク識別子(PI−RNTI)と名付けることができる。
【0027】
上で議論したように、ページンググループの使用は、ページングリソースの時間領域占有を制限することができる。しかし、もしページンググループ識別が(例えば、OFDMAシステムにおいて)L1/L2制御チャネルで送信され得て、それゆえページンググループ識別が共通識別空間から選び取られるとすれば、識別は同様に希少なリソースになりえる。その上、モバイルネットワークが、複数のページンググループに1つのL1/L2制御シグナリングにおいてページングされることを許可する場合、利用可能なPI−RNTIのサイズは比較的限定的になりうる。加えて、相違する時間フレームにおけるページング信号の分布は、集中的なアップリンク(UL)干渉を回避するのに役立ちうる。例えば、複数のデバイスがダウンリンク(DL)信号の単一時間フレームにおいてページングされる場合、そのようなデバイスは典型的に、DL時間フレームに対応する共通のUL時間フレームにおいてランダムアクセス処理手続きを開始する。これは、UL時間フレームにおいて干渉をもたらすことがある。ページングが様々なDL時間フレームにわたって分布する場合、UL干渉が緩和される。したがって、主題開示の少なくとも1つの態様では、無線信号の識別および時間に基づいたリソースは、制御可能なやり方で組み合わせて採用される。一例を挙げれば、ページング識別空間は、ページンググループ指示に用いられるPI−RNTIの範囲をシグナリングすることにより、L3プロトコルを経て制御されうる。
【0028】
時間に基づくページングオケイジョンに関して、ページングに利用されるフレーム(または、例えば、サブフレーム、フレームのグループ)の数は、限定的になりえる。一例を挙げれば、識別および時間に基づくページングシステムは、‘N’個の時間に基づくページングオケイジョンリソースと、‘M’個の識別に基づくページンググループとを含むことができ、ここで、‘N’および‘M’は整数である。 ‘M’および‘N’の値は、システム情報(例えば、制御チャネル情報)を備えた無線信号において、ブロードキャストされたシステムパラメータになりえる。(例えば、ユーザのIMSIに基づいた)ページングオケイジョンおよび/またはページンググループにモバイルデバイスを割り当てるために利用されるハッシュ関数もまた、システム情報においてブロードキャストされうる。主題開示の特定の態様によれば、ページングリソース(例えば、ページングオケイジョンおよび/またはページンググループ)の選択は、定数乗された整数を含む式に基づきうる。少なくとも1つの態様では、整数は2であり得、結果として2の累乗式となる。少なくとも1つの他のそのような態様では、累乗は、無線信号のDRXサイクルに関する定数でありえる。定数乗された整数(例えば、2の累乗式)を採用することによって、ページングは他のシステムとより互換性をもてるようになりえる。それゆえ、以下により詳細に記述されるように、OFDMAアクセスポイントによって供給されるセルに参加するモバイルデバイスは、ページングリソースにすぐに統合されうる。
【0029】
ここに開示されるように、ページングに利用される、選択された時間に基づく信号リソースは、相違する方法において無線信号の一部分にスケジューリングされうる。一例を挙げれば、選択された時間に基づく一部分は、無線信号のDRXサイクルの連続的なセグメントにグループ化されうる。連続的なセグメントの位置、長さ、分割数などは、システム情報でブロードキャストされうる。システム情報を得た後に、1以上のモバイルデバイスは、ページングリソースを解釈することができ、そのモバイルデバイスに関するページング信号に割り当てられたリソースを識別することができる。他の態様では、時間に基づくページングリソースは、2の累乗式を利用する無線信号から選択されうる。そのようなリソースは、例えば、式の一定値などを用いた特定の式に依存して、DRXサイクルを通じて分布しうる。分布した時間に基づくページングリソースの位置もまた、ページング信号を解釈する仕方をモバイルデバイスに命令するために、システム情報においてブロードキャストされうる。
【0030】
フォールスアラームページングの発生を低減するためにページングオケイジョンとページンググループとでユーザをハッシングすることが有益である上に、セルワイドページングはまた、利点がありうる。例えば、セルにおける全てのモバイルデバイスに関係のあるシステム情報が更新されることになっている場合、単一のページングリソース(または、例えば、少数のページングリソース)で全てのそのようなデバイスをページングすることは、システム情報を分配する効率的なやり方になりえる。いくつかのシステムでは、(例えば、(1以上の)ページング指標チャネルがシステム全体のページングに関して1以上のビットを採用することができる場合での、符号分割多重接続[CDMA]、広帯域CDMA[W−CDMA]において)専用のシステム全体のリソースは、必要ではない。PI−RNTIシステムがL1/L2制御チャネルで送信されるE−UTRANまたはそのようなシステムに関して、例えば、システム全体のリソース専用であることは、必ずしも実現可能ではない。代替として、主題開示は、システム全体のページング(例えば、“全てのデバイスをページングする”リソース)に関して、特別なPI−RNTI、またはページンググループリソースを採用することを提供する。そのような代替によれば、システム全体の情報を配信する全てのページンググループとページングオケイジョンとをページングすることは必要でない。代わりに、ユーザデバイスは、専用または半専用のPI−RNTIに加えて特別のPI−RNTIを認識するように構成されうる。したがって、ユーザデバイスは、デバイス指定のページング情報と同様に、システム全体のページング情報も含むことができる両方のPI−RNTIにおける信号をそれぞれ処理することができる。
【0031】
主題開示において用いられるように、用語“コンポーネント”、“システム”、“モジュール”などは、コンピュータ関連のエンティティであり、ハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、および/またはそれらの任意の組み合わせのいずれかを参照するように意図される。例えば、モジュールは、プロセッサで実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、デバイス、および/またはコンピュータでありうるが、それ自体に限定されない。1以上のモジュールは、処理内および/または実行のスレッド内に属することができ、モジュールは、1つの電子デバイスに局在されうるし、かつ/または2以上の電子デバイス間に分配されうる。さらに、これらのモジュールは、それらに記憶された様々なデータ構造を有する様々なコンピュータ読み取り可能な媒体から実行することができる。モジュールは、1以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム、分散システムにおける別のコンポーネントと相互作用する1つのコンポーネントからのデータ、および/または、信号によって他のシステムと交信するインターネットのようなネットワークを行き交うデータ)を有する信号に従うような、ローカルおよび/または遠隔処理を経由して通信することができる。さらに、ここに記述されたシステムのコンポーネントまたはモジュールは、当業者によって理解されるように、それらに関して記述され、任意の図で説明される正確な構成に限定されずに、様々な態様、目標、利点などを達成することを円滑にするために、付加的なコンポーネント/モジュール/システムによって補完されおよび/または再配置されうる。
【0032】
その上、様々な態様は、ユーザ端末−UTに関連してここに記述される。UTは、システム、加入者ユニット、加入者設備、移動局、モバイル、モバイル通信デバイス、モバイルデバイス、遠隔ステーション、遠隔端末、アクセス端末(AT)、ユーザエージェント(UA)、ユーザデバイスまたはユーザ機器(UE)と呼ばれうる。加入者設備は、携帯電話、コードレス電話、セッション設定プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタンス(PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または、無線モデムに接続された他の処理デバイスまたは処理デバイスとの無線通信を円滑にする同様のメカニズムでありうる。
【0033】
1以上の一例となる実施形態では、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの適切な組合せで実装されうる。ソフトウェアに実装される場合、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体での1以上の命令またはコードとして送信され、格納されうる。コンピュータで読み取り可能な媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を円滑にする任意の媒体を含む通信媒体およびコンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる任意の物理的媒体でもあってもよい。例として、そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブなど)、または、命令またはデータ構造の形式における所望のプログラムコードを格納しまたは運ぶために用いられ得、コンピュータによってアクセスされうる任意の他の媒体を含むことができるが、限定されない。加えて、任意の接続は、コンピュータ読み取り可能な媒体に正確に付与される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を用いるウェブサイト、サーバまたは他のリモートソースから送られる場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。ここで用いられるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常磁気的にデータを再生する一方、ディスク(disc)はレーザで光学的にデータを再生する。上記の組合せはまた、コンピュータで読み取り可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0034】
ハードウェア実装のために、ここに開示された態様に関連して記述された処理ユニットの様々な実例となる論理、論理ブロック、モジュールおよび回路は、1つ以上の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、離散ゲート(discrete gate)またはトランジスタ論理回路(transistor logic)、離散ハードウェアコンポーネント、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに記述した機能を行うために設計された他の電子ユニット、あるいはそれらの組み合わせの中で行われ、または実装されうる。多目的プロセッサは、マイクロプロセッサでありえるが、代替的に、プロセッサは任意の標準のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたは状態マシンでありうる。プロセッサはまた、コンピュータ、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併せた1以上のマイクロプロセッサ、または任意の適した構成として実装されうる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、ここに記述された1以上のステップおよび動作を行うために動作可能な1以上のモジュールを含むことができる。
【0035】
その上、ここに記述される様々な態様または特徴は、標準的なプログラミングおよび/またはエンジニアリング手法を用いる方法、装置または製造品として実装されうる。さらに、ここに開示された態様に関連して記述されるアルゴリズムまたは方法の、動作および/またはステップは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで直接具体化されうる。さらに、いくつかの態様では、アルゴリズムまたは方法の、動作および/またはステップは、コンピュータプログラム製品に組み込まれうるコンピュータ読み取り可能な媒体および/または機械読み取り可能な媒体での命令および/またはコードのセットまたは少なくとも1つまたは任意の組み合わせとして属することができる。ここで用いられるような用語「製造品」は、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイスまたは媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むことを目的としている。
【0036】
さらに、語“一例となる”は、例、事例、実例として供給することを意味するために、ここに用いられる。“一例となる”としてここに記述される任意の態様または設計は、必ずしも他の態様または設計で好まれるまたは有利であるとして解釈されるべきではない。むしろ、語“一例となる”の用法は、具体的なやり方において概念を提示することを目的とする。この出願で用いられるように、用語“または”は、排他的な“または”よりむしろ包括的な“or”を意味することを目的とする。つまり、文脈から明らかであるか、ほかに指定されない限り、“XはAまたはBを採用する”は、任意の自然な包括的置換を意味することを意図している。加えて、この出願および付属の特許請求の範囲で用いられるような冠詞“a”と“an”とは、単数形であると指示されることが文脈から明らかであるか、ほかに指定されない限り、“1以上の”を意味するとして一般的に解釈されるべきである。
【0037】
ここに用いられるように、用語“推定する”または“推定”は、イベントおよび/またはデータを経て捕らえられるように観測のセットからのユーザ、および/または、環境、システムの状態を推定すること、または、推理法を一般的にいう。推定は、例えば、指定の文脈または動作を識別するために採用されえ、または状態での確率分布を生成することができる。推定は、確率的−つまり、データおよびイベントの考慮に基づいた関心のある状態での確率分布の計算でありうる。推定はまた、イベントおよび/またはデータのセットからより高いレベルのイベントを構成するために採用された手法を参照することができる。そのような推定は、イベントが密接した時間的近接性(close temporal proximity)で関連するかどうか、イベントおよびデータが1つまたはいくつかのイベントおよびデータソースに由来するかどうか、観測されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータのセットからの新しいイベントまたは動作の構成に起因する。
【0038】
ここで図面を参照して、図1は、例えば1以上の態様とともに利用されうるような、複数の基地局110(例えば、無線AP)および複数の端末120(例えば、UT)を備える無線通信システム100を示す。基地局(110)は、一般的に、端末と通信し、アクセスポイント、ノードBまたはいくつかの他の用語で呼ばれうる固定局である。各基地局110は、図1の中の102a、102bおよび102cとラベル付けされた3つの地理的エリアとして示される、特定の地理的エリアまたはサービスエリアに関する通信サービスエリアを提供する。用語“セル”は、用語が用いられる文脈に依存して、基地局および/またはそのサービスエリアを参照することができる。システム能力を改善するために、基地局地理的エリア/サービスエリアは、複数のより小さなエリア(例えば、図1のセル102aによる、3つのより小さなエリア)、104a、104bおよび104cに分割されうる。それぞれのより小さなエリア(104a、104b、104c)は、それぞれのベーストランシーバサブシステム(BTS)によって供給されうる。用語“セクタ”は、用語が用いられる文脈にしたがって、BTSおよび/またはそのサービスエリアを意味することができる。セクタ化されたセルに関して、そのセルの全てのセクタに関するBTSは、セルに関する基地局内で典型的に同一の場所に配置される。ここに記述された送信手法は、セクタ化されていないセルを備えるシステムと同様に、セクタ化されたセルを備えるシステムに用いられうる。簡単のために、以下の記述において、特に指定されない限り、用語“基地局”は、セルを供給する固定局と同様に、セクタを供給する固定局に一般的に用いられる。
【0039】
端末120は、システムを通して典型的に分散され、各端末120は、固定されうるか、または移動式でありえる。上に記述したように、端末120は移動局、ユーザ機器、ユーザデバイスまたはいくつかの他の用語で呼ばれうる。端末120は、無線デバイス、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線モデムカードなどでありうる。各端末120は、任意の所定の瞬間でダウンリンク(例えば、FL)およびアップリンク(例えば、RL)で、ゼロ、1または複数の基地局110で通信することができる。ダウンリンクは、基地局から端末への通信リンクを意味し、インバウンド通信を示すページング信号とページング制御情報(例えば、様々な端末120のページングリソースを識別すること)を少なくとも含むことができる。アップリンクは、端末から基地局への通信リンクを意味し、端末120に関連するページング信号に応じて端末120により初期化されるシステムアクセス信号を少なくとも含むことができる。
【0040】
集中化したアーキテクチャに関して、システムコントローラ130は、基地局110に接続し、基地局110に調整および制御を提供する。分散したアーキテクチャに関して、基地局110は、必要に応じて(例えば、基地局110と通信的に接続するバックホールネットワークを通って)お互いに通信することができる。フォワードリンクでのデータ送信は、1つのアクセスポイントから1つのアクセス端末に、フォワードリンクおよび/または通信システムによってサポートされうる最大データレートで、または最大データレート付近でしばしば起こる。フォワードリンクの追加チャネル(例えば、制御チャネル、ページングリソース)は、複数のアクセスポイントから1つのアクセス端末に送信されうる。リバースリンクデータ通信は、1つのアクセス端末から1以上のアクセスポイントで起こることがある。
【0041】
図2は、様々な態様に従うアドホックまたは無計画/半計画された無線通信環境200の図である。システム200は、無線通信信号を互いにおよび/または1以上のモバイルデバイス204に受信し、送信し、繰り返す1以上のセルおよび/またはセクタに、1以上の基地局202を含むことができる。示されるように、各基地局202は、206a、206b、206cおよび206dとラベル付けされた4つの地理的エリアとして示される、特定の地理的エリアに通信サービスエリアを提供することができる。各基地局202は、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含むことができ、それぞれは、言い換えると(in turn)、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復号化器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を含むことができる。モバイルデバイス204は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、汎地球測位システム、PDAおよび/または無線ネットワーク200で通信するための任意の他の適切なデバイスでありうる。ここで説明されるように、システム200は、FDM、FDMA、OFDMA、E−UTRANまたはモバイルネットワークのようなものに関するページング制御を提供するために、主題開示の様々な態様とともに採用されうる。
【0042】
図3は、モバイル動作環境における無線通信に関するページング制御を提供するシステム例300のブロック図を示す。システム300は、モバイル動作環境のアクセスポイント306(例えば、基地局)に接続されたページング装置302を具備する。アクセスポイント306は、1以上のモバイルデバイス304のために無線通信を円滑にする。例えば、アクセスポイント306は、遠隔デバイス(例えば、データ蓄積、データサーバ、アプリケーションサーバなど)を備えたデータ通信を円滑にするデータネットワーク(例えば、描かれないが、インターネット、個人のイントラネットなど)と同様に、遠隔デバイスと音声通信を円滑にする音声ネットワーク(例えば、描かれないが、携帯電話ネットワーク、公衆交換電話網、ボイスオーバインターネットプロトコル[VoIP]ネットワーク)でモバイルデバイス304に接続することができる。
【0043】
モバイルデバイス304がデータおよび/または音声通信にアクティブに従事する場合、技術的に知られるように(例えば、以下図8を参照)、典型的な通信および処理機能はそのような通信を円滑にするためにデバイス304で採用される。データおよび/または音声通信にアクティブに従事していないときに、モバイルデバイス304は、デバイス処理および関連する電力消費を削減するために有効な期間に関するアイドル(idle)状態に入ることができる。アイドルの場合、アクセスポイント306によって送信された情報は、モバイルデバイス304によってほとんど処理されない。しかし、インバウンドコールを識別するために、デバイス304は、モバイルデバイス304に関係のあるページング信号に関して、アクセスポイント306によって送信された一部の無線信号をモニタすることができる。信号のどの一部がページング信号を含むか、またそれゆえ、信号のどの一部でモバイルデバイス304はモニタすべきかの調整は、ページング装置302によって確立することができる。
【0044】
主題開示の少なくともいくつかの態様によれば、ページング装置302は、少なくとも複数の信号時間フレームに、アクセスポイント306によって送信された無線信号316を分割するタイミングモジュール308を含むことができる。信号時間フレームは、無線信号316の複数のDRXサイクルのために、例えば周期的に繰り返しうる。各信号時間フレームは、同期情報(例えば、同期パイロット信号、プライマリ同期シーケンス[PSS]、セカンダリ同期シーケンス[SSS])、制御チャネル情報、ページング情報、トラフィックデータなどのような、相違する情報を伝達するために採用されうる。選択モジュール310によって決定された無線信号316の一部の信号時間フレームは、アクセスポイント306(例えば、以下図6を参照)によって供給されたモバイルデバイス(304)のページング制御情報を含むことができる。ページング制御情報を含む各時間フレームは、ページングオケイジョンと名付けられうる。選択モジュール310は、様々な選択式を採用することによって無線信号316の使用可能な時間フレームからページングオケイジョンを決定することができる。
【0045】
主題開示の少なくとも1つの態様では、タイミングモジュール308は、1サイクル(例えば、アクセスポイント306で実装されたネットワークアーキテクチャに適するような、DRXサイクル、信号スーパーフレームなど)当たりの無線信号316の時間フレームの数Zを決定するために、定数乗された整数(例えば、Int^K、ここでIntが整数であり、Kが定数である)を含む式を採用することができる。そのような態様では、選択モジュール310は、Z個の時間フレームからのページングオケイジョンの数Nを決定するために、整数および/または定数に基づいて異なる式を採用することができる。
【0046】
無線信号316内のページングオケイジョンの位置は、ページングオケイジョンを選択するために選択モジュール310によって利用された式から決定されうる。あるいは、ページングオケイジョンの位置は、初期位置でありうる。主題開示の一態様では、位置は、無線信号316(例えば、以下図6のシステム600Aを参照)の連続的な一部分へグループ化されうる。別の態様において、位置は、ページングオケイジョン(例えば、以下図6のシステム600Bを参照)を選択する選択式によって決定されるように、無線信号全体にわたって分配されうる。ページングオケイジョンの数、位置、長さなどは、モバイルデバイス304に関係のある特定のページングオケイジョン/ページンググループと同様に、モバイルデバイス304に送信されうる。
【0047】
ページング装置302は、送信プロセッサ312をさらに含むことができる。送信プロセッサ312は、アクセスポイント306に関する様々な無線通信を実行することができる。一態様では、送信プロセッサ312は、無線信号316へ制御チャネル情報をスケジューリングすることができる。制御チャネル情報は、無線信号316のページングリソース(例えば、ページングオケイジョン/ページンググループ)を識別することを含むシステム情報を指定することができる。少なくとも一態様では、送信プロセッサ312は、モバイルデバイス304に割り当てられた特定のページングリソースを識別することができる。そのようなリソースは、モバイルデバイス304の識別子を採用する選択アルゴリズムに基づいて、確立されたページングリソースから決定されうる。識別子は、例えば、移動加入者識別子[MSI]、IMSI、データセッション識別子(例えば、移動通信ネットワークデータアドレス、インターネットプロトコル[IP]アドレスなど)、またはモバイルデバイス304を供給するモバイルネットワークによって指定された識別子、1以上の識別子のようなもの、またはそれらの組み合わせでありうる。開示の少なくとも一態様によれば、送信プロセッサ312は以下の式に基づいてモバイルデバイス304にページングリソースを選択することができる。
【0048】
ページングオケイジョン=(IMSI div L) mod N
ここで、Nは無線信号316のページングオケイジョンの合計数である。アクセスポイント306に接続されたバイルデバイス(304)へのページングリソースの割り当ては、モバイルデバイス(304)の適切な識別子と同様に、メモリ314に記憶されうる。割り当ては、例えば、アクセスポイント306に接続されたモバイルデバイス(304)にブロードキャストすることができるリストとして保持されうる。いくつかの態様では、モバイルデバイス304への1以上のページングリソースの割り当ては、決定されて、そのようなデバイス304にユニキャストされうる。したがって、送信プロセッサは、モバイルデバイス304と無線信号316のページングリソースとを調整することができ、デバイス304にアイドルモードにおいて受信信号の一部分だけを処理することを可能にし、処理パワーおよびバッテリ寿命を著しく節約する。
【0049】
図4は、主題開示の態様に従うOFDMA無線ANに関するサンプルページング装置400のブロック図を表す。いくつかの態様では、ページング装置400は、基地局に関するページング制御を提供するために、無線AN(例えば、E−UTRAN)の基地局(描かれず)と接続されうる。他の態様では、ページング装置400は、無線ANの複数の基地局に関するページング制御を提供するために、中央制御器(例えば、上の図1、130参照)に接続されうる。ページング装置400によって提供されるページング制御は、システム情報をブロードキャストすることに関する全てのそのようなデバイスによって共有される1以上の信号リソースと同様に、無線ANの1以上のアクセスポイントによって供給された1以上のモバイルデバイスのために専用のページングリソースを含むことができる。したがって、ここに記述されおよび/または技術的に知られているように、ページング装置400は、デバイスとともにページングリソースを調整することによって、モバイルデバイスのための低消費電力アイドルモードを円滑にすることができる。
【0050】
ページング装置400は、複数の時間フレームの中へ無線ANのアクセスポイントによって送信された無線信号を分割するタイミングモジュール402を含むことができる。開示のいくつかの態様では、例えば信号ごとまたはDRXサイクルごとの多くのそのような時間フレームは、(例えば、定数が無線信号のDRXサイクルから決定される場合)定数乗された整数(例えば、2)を含むアルゴリズムに基づきうる。ページング装置400は、1以上のモバイルデバイスに関するページング信号を送信するために利用されるページングオケイジョンの数を選択する選択モジュール404をさらに含むことができる。ページングオケイジョン数Nは、一部の時間フレーム数であり、ここで記述されたように選択されうる。
【0051】
ページング装置400は、無線信号の連続する一部分にページングオケイジョンをグループ化することができる割り当てモジュール406をさらに含むことができる。連続する一部分は、無線信号の各DRXサイクルに関して繰り返されうる。一例を挙げれば、割り当てモジュール406は、無線信号の、選択されたDRXサイクル、周期的なDRXサイクル、各DRXサイクルなどの、第1のN個の時間フレーム(また例えば、別の適切な連続的な一部分)にN個のページングオケイジョンをスケジューリングすることができる。
【0052】
あるいは、前述のものに加えて、ページング装置400は、計算モジュール408を含むことができる。計算モジュール408は、定数(例えば、DRXサイクル係数、サイクルにおけるフレームの数、サイクル長、または他の適した定数)の累乗された整数Intを採用する式に基づいて、(例えば、連続的な配置に対立するものとして)ページングオケイジョンの分散配置を決定することができる。ある態様では、整数は、無線信号(または、例えばDRXサイクル)の信号時間フレームを定義するためにタイミングモジュール402によって採用された同じ整数でありうる。特定の態様によれば、整数は2であり、定数はDRXサイクル定数でありうる。
【0053】
前述の特定の限定されない例として、計算モジュール408は、フレーム数 mod Int^K<=N−1である形式の式を採用することによりN個のページングオケイジョンを選択しかつ/または整えることができる。ここで、フレーム数は特定のフレーム(例えば、他のフレームに関するフレームの順序)の識別子であり、Intは、無線信号316の時間フレームの数Zを決定するためにタイミングモジュール402によって利用される整数であり、KはDRXサイクル定数である。主題開示の少なくとも1つの態様では、無線信号316のサイクルが2^K時間フレームを含み、ページングオケイジョンが、フレーム数 mod 2^K<=N−1である式から決定されるように、Int=2である。前述のものの代替例として、ページングオケイジョンは次の式、フレーム数 mod Int^(K−L)=0から決定されうる。それゆえ、Int=2の場合の態様では、ページングオケイジョンはフレーム数 mod 2^(K−L)=0に基づいて決定される。様々な式は、前述例の式に加えて、またはその代わりにページングオケイジョンを整えるために計算モジュール408によって利用されうることを理解すべきである。したがって、前述の式は、ここに明確な特定の形式に主題開示を制限することとして解釈すべきではない。むしろ、主題開示に提供された文脈を通して当業者に明らかであり、または技術的に知られているページングオケイジョンを選択するためのメカニズムのようなものが、ここに組み込まれる。
【0054】
前述のものに加えて、計算モジュール408は、アクセスポイントによって供給されたモバイルデバイスにページングオケイジョンを割り当てることができ、その逆も然りである。ページングオケイジョンの割り当ては、モバイルデバイスの識別子に基づきうる。例えば、一意的なIMSIは、特定のモバイルデバイスに関するページングオケイジョンを決定するために利用しうる。一例を挙げれば、形式(IMSI div L)mod Nのアルゴリズムは、モバイルデバイスに関するページングオケイジョンを選択するために計算モジュール408によって利用しうる。しかしながら、他の適切な例が、モバイルデバイスにページングオケイジョンを割り当てることに関して存在することを理解すべきである。技術的に知られている、またはここに提供される文脈を通じて、当業者に知られるようになったそのような例は、主題開示に組み込まれる。
【0055】
ページング装置400は、グルーピングモジュール410をさらに含むことができる。グルーピングモジュール410は、移動通信ネットワーク(例えば、E−UTRAN、OFDMAなど)の無線信号に関するページンググループ(PI−RNTI)を提供することができる。ページンググループは、ページングオケイジョンに割り当てられたモバイルデバイスの識別子に基づいて、少なくとも部分的に提供されうる。例えば、共通ページングオケイジョンのページンググループは、(例えば、計算モジュール408よって)ページングオケイジョンに割り当てられたデバイスの異なるモバイルデバイス識別子を採用することにより区別されうる。したがって、グルーピングモジュール410は、識別に基づくページングリソースに時間に基づくページングリソースをさらに分割することができる。そのような分割は、モバイルデバイスにページング信号を送ることに適した、異なるリソースの数を増やすことができ、(例えば、単一のページングリソースに割り当てられた複数のデバイスに起因して)そのようなデバイスでページングフォールスアラームのインスタンスを削減することができる。
【0056】
前述のものに加えて、ページング装置400は、ブロードキャストモジュール412を含むことができる。ブロードキャストモジュール412は、最小の信号リソースを利用するシステム全体のページングを円滑にするように構成される。ある態様では、ブロードキャストモジュール412は、無線アクセスポイントによって供給されたセルにおける、全ての遠隔デバイスのために共通識別を生成することができる。共通識別は、無線信号の選択された1以上のPI−RNTIリソースに関連付けられうる。その上、選択された1以上のPI−RNTIは、セルにおける全てのモバイルデバイスに関するページングチャネルとしてシステム制御情報に分配されうる。そのため、モバイルデバイスは、上に議論されたように、計算モジュール408によってモバイルデバイスに割り当てられた1以上の専用のPI−RNTIと同様に、選択されたPI−RNTIをモニタすることができる。したがって、システム情報は、選択されたPI−RNTIを通じて得られ、デバイス特定の情報(例えば、インバウンドコール)は、専用の1以上のPI−RNTIを通じて得られうる。
【0057】
ページング装置402は、プロセッサ414とメモリ416とをさらに含むことができる。プロセッサ414は、アクセスポイント、または無線ANのアクセスポイントによって供給されたモバイルデバイスにページング制御情報を広めるように構成されうる。ページング制御情報は、同期データ、制御チャネルデータなどと共にブロードキャストされうる。情報は、アクセスポイント、無線信号におけるそのようなリソースの位置、および情報のようなものによって利用されるページングリソースのリスト(例えば、ページングオケイジョンおよび/またはPI−RNTI)を含むことができる。ここに記述されたように、情報は、無線信号の時間フレームを決定し、ページングオケイジョンを選択し、デバイスにページングオケイジョンを割り当てるために利用されたアルゴリズムのような、または、PI−RNTIを生成しおよび/または信号リソースをデバイスに割り当てるために利用されるモバイルデバイス識別子のような他の妥当なデータとともに、メモリ416に記憶されうる。したがって、ページング装置400は、主題開示のいくつかの態様において、OFDMA、E−UTRAN、またはモバイル通信ネットワークのようなものに関してシステムページングを実装し、広め、保持するために適切なページングシステムを含むことができる。
【0058】
図5は、主題開示の態様に従う無線信号ページングリソース例のブロック図を示す。具体的には、図5は、無線信号のページングリソースの2次元配列500を示す。アレイ500は、“N”個のページングオケイジョンおよび“M”個のページンググループ(例えば、PI−RNTI)を含むことができる。ページングオケイジョンは、ここで利用されるように、時間フレームのような無線信号の時間に基づくセグメントを含むことができる。ページンググループは、ここに利用されるように、ページングセグメントの識別に基づく分割を含むことができる。ページングリソースは、アレイ500のページングオケイジョン/ページンググループ交差ブロックに相当する。それゆえ、アレイ500は“M”x“N”ページングリソースを含み、したがって、“M”x“N”モバイルデバイスに関して、実質的に“M”x“N”の異なるページングリソースを提供することができる。主題開示のいくつかの態様では、少なくとも1つのページングリソースは、特定のセルによって供給された全てのデバイスに関するシステム情報のブロードキャストページングのために確保されうる。
【0059】
各ページングオケイジョンの“M”個のページンググループを区別するために、モバイルデバイス識別子506は、ページングリソースアレイ500の各リソースブロックに割り当てられうる。それゆえ、したがって、IMSI、MSI、IPアドレス、メディアアクセス制御(MAC)、または、モバイルデバイスの他の適切な識別子は、そのような識別子が、(例えば、他のデバイスが同じ文脈において同じ識別子を有さないような)全体的に、または、(例えば、任意のアクセスポイントに接続され、任意のモバイルネットワークおよび/または同じようなものによって供給され、他のデバイスが任意のある時点で同じ識別子を有さないような)局所的にデバイスに一意的であるかどうかで、ページンググループリソースを区別するために採用されうる。セルワイドなブロードキャストページング信号のために確保されたページングリソースに関して、共通識別子は、ネットワークコンポーネントによって確保されたページングリソースに割り当られ、セルにおける各デバイスに提供されうる。したがって、そのようなデバイスは、共通識別子を少なくとも部分的に利用して、システム全体のページングを識別することができる。
【0060】
開示の付加的な態様によれば、ページングリソースの割り当ては、モバイルデバイスへのDL信号において提供されうる。一例を挙げれば、全てのリソースのページング配置は、全てのデバイスにブロードキャストされうる。ブロードキャストは、受信デバイス(例えば、IMSI)の識別子に基づいて、割り当てられたページングリソースを識別するためにアルゴリズムをさらに指定することができる。したがって、そのような態様では、モバイルデバイスは、1以上のどのページングリソースがインバウンド通信のためにモニタすべきかを識別するために、アルゴリズムを採用することができる。加えて、ブロードキャストは、セルの全てのデバイスによってモニタされ処理されるべきシステム全体のページングリソースを識別することができる。代替的に、または付加的に、アクセスポイントは、1以上のページングリソース、およびそのデバイスに関係のあるそのような1以上のリソースの1以上の位置を指定するモバイルデバイスに、ユニキャストメッセージを送ることができる。そのような態様では、モバイルデバイスは簡単にページングリソース情報を受信することができ、インバウンド通信の指示を得るために指定されたリソースをモニタすることができる。
【0061】
図6は、主題開示の1以上の態様に従う無線信号ページングリソースのサンプル分布(600A、600B)を描く。分布600A、600Bは、ここに記述されたように決定されたページングオケイジョンを割り当てる/選択するための代替メカニズムを描く。第1分布600Aでは、ページングオケイジョンは無線信号の少なくとも1つの連続的な一部分へグループ化される。一部分は、無線信号の複数のDRXサイクル、選択されたDRXサイクルなどにおいて繰り返されうる。開示の特定の態様において、ページングオケイジョンに利用された信号の時間フレームの数Nは、2の累乗アルゴリズム(例えば、N=2^L)に基づいて決定されうる。一旦決定されたならば、ページングオケイジョンは、DRXサイクルの1以上の連続的な一部分へグループ化される。主題開示の少なくとも1つの態様では、次の式、フレーム数 mod 2^K<=N−1は、数および/または無線信号内でグループ化されたページングオケイジョンの位置を決定するために利用されうる。1以上の連続的な一部分の位置は、ブロードキャストメッセージング、ユニキャストメッセージングまたはそれらの組み合わせなどを利用する遠隔デバイスに送信されうる。その上、1以上の連続的な一部分は、無線信号の単一サイクルに含まれ、複数のサイクルに周期的に含まれ、選択された複数のサイクルに含まれ、複数のサイクルなどへ変調されうる。
【0062】
分布600Bは、ページングオケイジョンの分散された処理を示す。複数のN個のページングオケイジョンは、2の累乗アルゴリズムに基づいて選択されうる。2の累乗アルゴリズムは、例えば、ページングリソースに関する無線信号の特定の時間セグメントを選択するために利用されうる。特定の態様では、基本整数2は、アルゴリズムにおいて定数K乗されうる。ここで、Kは、(例えば、合計時間フレームの数2^Kに基づいて)無線信号のDRXサイクルの長さから決定される。少なくとも1つの態様によれば、次の式は、分散されたページングオケイジョンを決定するために利用されうる。
【0063】
(1)フレーム数 mod 2^(K−L)=0。
【0064】
ページングオケイジョンは、選択されたページングオケイジョンのフレーム数に基づいて無線信号のDRXサイクルを通じて分散されうる。
【0065】
分布配置(600A、600B)は、無線ANのアクセスポイントに接続されたモバイルデバイスに提出されうる。加えて、デバイスは、適切であるページングリソースを提供するために利用されうるアクセスポイント識別子情報に提出することができる。分布情報を共有することによって、モバイルデバイスは、どのページングリソースがそのようなデバイスに割り当てられるかを決定することができる。したがって、モバイルデバイスは、アクティブな音声またはデータ通信に参加しないときにアイドルモードに入ることができ、モバイルデバイスに関係のある無線信号のページングオケイジョンだけ実質的にモニタする。
【0066】
図7は、開示の少なくとも1つの態様に従う基地局702を含むサンプルシステム700のブロック図を表す。基地局702は、1以上のAT704(例えば、モバイルデバイス)に関するページング制御を提供するように構成されうる。例えば、基地局702は送信機724および1以上の送信アンテナ708によって送信された無線信号に関するページングリソースを提供するように構成されうる。ページングリソースは、ここに記述されまたは技術的に知られているように、ページングオケイジョン、ページンググループなどを含むことができる。
【0067】
基地局702(例えば、アクセスポイント、…)は、1以上の受信アンテナ706を通じて1以上のAT704からの1以上の信号(例えば、オーバーエア[OTA]メッセージ)を受信する受信機710を含むことができ、送信機724は、1以上の送信アンテナ708通じて1以上のAT704に変調器722によって提供される、変調された信号を送信する。受信機710は、受信アンテナ706から情報を受信することができ、1以上のUT704によって送信されたアップリンクデータを受信する信号受け手(signal recipient)(図示せず)をさらに含むことができる。さらに、受信機710は受信した情報を復調する復調器712と動作可能に関連する。復調されたシンボルは、プロセッサ714によって分析される。プロセッサ714は、基地局702で提供される機能に関する情報を記憶するメモリ716に接続される。1つの例では、記憶された情報は、モバイルデバイス704との無線通信の性能指標を決定しおよび/または得るためのプロトコルを含むことができる。そのような機能は、送信信号に関する時間に基づくセグメントを定義することを含むことができる。その上、機能は、ここに記述されるように、(例えば、アルゴリズムに基づく2の累乗を利用して)複数の時間に基づくセグメントからページングオケイジョンを選択し、ページンググループを提供し、1以上のAT704から識別子情報を得て、ページンググループを確立する際に識別子情報を採用し、1以上のページングオケイジョンおよび/またはページンググループに1以上のAT704を割り当て、セルワイドなページング信号に関する共通のページングオケイジョン/グループを提供するなどを含むことができる。
【0068】
加えて、プロセッサ714とメモリ716とは、通信プロセッサ720と接続されうる。通信プロセッサ720は、基地局702によって送信された無線信号にページングチャネル配置をスケジューリングすることができる。ページングチャネル配置は、1以上のAT704にブロードキャストするか、1以上の特定のATにユニキャストされうる。したがって、1以上のAT704は、ページングチャネル配置を受信し、基地局702からのページング信号を得るために無線信号のどの一部分をモニタすべきかを決定することができる。
【0069】
図8は、モバイル通信環境における無線通信を円滑にするように構成されたモバイル端末802を含むシステム例800のブロック図を表す。モバイル端末802は、無線AN(例えば、FDM、FDMA、OFDMA、E−UTRAN)の1以上の基地局804(例えば、アクセスポイント)と無線で接続されるように構成されうる。技術的に知られているように、モバイル端末802は、DLチャネルで基地局804からの無線信号(例えば、OTAメッセージ)を受信することができ、ULチャネルで無線信号に応答することができる。加えて、モバイル端末802は、基地局804に、ULチャネルでモバイル端末802に関係のある識別子を提出することができる。識別子は、一意的な識別子(例えば、IMSI、MACアドレス)、または基地局804に接続された他のモバイルデバイスに関して異なる半一意的な識別子(例えば、MSI、IPアドレス、データセッション識別子など)でありえる。さらに、モバイル端末802は、基地局804によって提供される信号からページング制御配置を識別する情報を抽出することができる。開示の少なくとも1つの態様では、ページング制御配置は、モバイル端末802の識別子に少なくとも部分的に基づきうる。さらなる態様にしたがって、モバイル端末802は、基地局804からモバイル端末802に割り当てられたページングリソースを決定するために識別子に基づいた式を採用することができる。さらに別の態様によれば、ページング制御配置は、(例えば、モバイル端末802にDL信号において提供された共通識別子を採用する)基地局804に接続された全ての遠隔デバイス(802)に適用可能なユニバーサルページングリソースを含むことができる。
【0070】
モバイル端末802は、信号を受信する少なくとも1本のアンテナ806(例えば、入力インタフェースを含むそのような受信機のグループまたは送信受信機)と、受信信号に典型的な動作(例えば、フィルタする、増幅する、ダウンコンバートするなど)を行う1以上の受信機808とを含む。一般的に、アンテナ806と送信機822(まとめてトランシーバと呼ばれる)は、1以上の基地局804と無線データ交換を円滑にするように構成されうる。少なくともいくつかの態様によれば、1以上の通信信号プロセッサ812は、基地局804に送信機822によって送信されたUL信号へ、モバイルデバイス802の識別子をスケジューリングすることができる。そのようなUL信号は、例えば、基地局804に関連した無線AN(図示せず)を備えたモバイルデバイス802を登録することと共に送信されうる。
【0071】
アンテナ806と1以上の受信機808とはまた、受信シンボルを復調することができ、評価のために1以上の通信プロセッサ812にそれらを提供することができる復調器810と接続されうる。1以上の通信プロセッサ812は、モバイル端末802の1以上のコンポーネント(806、808、810、814、816、818、820、822)を参照付けおよび/または制御することができることを理解すべきである。さらに、1以上の通信プロセッサ812は、ここに記述されるように、基地局804によって提供されるページング制御に関係のある制御または情報を含む、1以上のモジュール、アプリケーション、エンジンなど(816と818)を実行することができる。
【0072】
モバイル端末802は、1以上の通信プロセッサ812に動作可能に接続されるメモリ814をさらに含むことができる。メモリ814は、遠隔デバイス(804)との無線通信を実施するのに適した命令と、受信され、送信されるべきデータと、および似たようなデータとを記憶することができる。さらに、メモリ814は、上の1以上の通信プロセッサ812によって実行される、モジュール、アプリケーション、エンジンなど(814、818、820、822)を記憶することができる。
【0073】
通信プロセッサ812は、1以上の通信プロセッサ812によって提出された識別子に割り当てられたページンググループを得る信号プロセッサ(812)をさらに含むことができる。ある態様では、ページンググループは、DL信号の一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンと関連しうる。信号時間フレームは、定数乗された整数(例えば、2または他の適合する整数)を含む式から決定されうる(例えば、そのような定数はDL信号に関連したDRXサイクルから決定される)。
【0074】
前述のものに加えて、信号プロセッサ(812)は、DL信号内のページングオケイジョンおよび/またはページンググループの位置を得ることができる。その上、信号プロセッサ(812)は、モバイル端末802に関するページング信号を識別することを円滑にするためにページンググループ/オケイジョンをモニタすることができる。ある態様では、ページンググループ/オケイジョンの位置は、ページングリソースのために確保されたDL信号の連続したセグメントの一部分になりえる。他の態様では、ページンググループ/オケイジョンは、そのような信号の分配された識別/時間に基づく一部分になりえる。ページング応答モジュール816は、ページンググループ/オケイジョンから情報を抽出し、ページング信号がそこに含まれるかどうかを決定することができる。ページング信号が存在する場合、1以上の通信プロセッサ812は、無線ANへのアクセス手続き、例えば、モバイル端末802がインバウンド通信を受信する準備ができていることに関連したネットワークコンポーネントおよび/または基地局804に通知することを開始することができる。
【0075】
主題開示の少なくとも1つの態様では、モバイルデバイス802は、通信プロセッサ812によって提出された識別子に基づいてモバイルデバイス802に関連したページングオケイジョンを識別することができる計算モジュール818をさらに含むことができる。計算モジュール818は、ページングオケイジョンを識別するために指定された式を利用することができる。指定された式は、メモリ814に記憶され、基地局804などによってDL信号に提供されうる。一例を挙げれば、式は形式、ページングオケイジョン= (識別子 div L) mod Nから成りうる。ここで、LはDL信号のページングオケイジョンの数Nを決定するために利用される定数である。上に議論したように、一旦モバイルデバイス802に関連したページングオケイジョンが識別されれば、ページング応答モジュール816は、ページングオケイジョンに関連したページンググループがページング信号を含むかどうかを決定することができる。そうであるならば、通信プロセッサは、基地局804に接続された他の通信ネットワークまたは無線ANへのアクセス手続きを開始することができる。
【0076】
上述のシステムは、いくつかのコンポーネント、モジュールおよび/または通信インタフェース間の相互作用に関して記述されている。そのようなシステムおよびコンポーネント/モジュール/インタフェースは、それらに指定されたサブコンポーネントまたはそれらのコンポーネント、一部分の指定されたコンポーネントまたはサブコンポーネント、および/または付加的なコンポーネントを含むことができることを理解すべきである。例えば、システムは、ページング装置302、基地局702、およびモバイル端末802、またはこれらおよび他のコンポーネントの相違する組合せを含んでもよい。サブコンポーネントはまた、親コンポーネント内に含まれるというよりはむしろ、他のコンポーネントと通信可能に接続されるモジュールとして実装されてもよい。さらに、1以上のコンポーネントが、集約機能を提供している単一コンポーネントに結合されうることに留意すべきである。例えば、タイミングモジュール402は、無線信号を複数の時間部分へ分割し、単一コンポーネントを通じて(例えば、2の累乗に基づくアルゴリズムを採用して)そのような時間部分から1以上のページングオケイジョンを選択することを円滑にするために選択モジュール404を含むことができ、またはその逆も然りである。コンポーネントはまた、ここに特に記述されないが当業者によって知られている、1以上の他のコンポーネントと相互作用することもできる。
【0077】
その上、理解されうるように、上に開示されたシステムおよび以下の方法の様々な一部分は、人工知能、機械学習、または知識またはルールに基づいたコンポーネント、サブコンポーネント、処理、手段、手順またはメカニズム(例えば、サポートベクタマシン、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、ベイジアン信念ネットワーク、ファジー理論、データ融合エンジン、分類器、…)から構成されてもよいし、または含んでもよい。そのようなコンポーネントは、とりわけ、およびここに既に記述されたものを加えて、効率的かつ知的であると同様に、より適応できるシステムおよび方法の一部分をつくるために、それによって行なわれたあるメカニズムまたは処理を自動化することができる。
【0078】
上に記述された一例となるシステムを考慮して、開示された主題にしたがって実装されてもよい手順は、図9−11のフローチャートに関してより良く理解されるだろう。説明の簡単化のため、手順が一連のブロックとして示され記述される一方、いくつかのブロックは、ここに表され記述されるものから他のブロックと相違する順番または同時に起こってもよいように、クレームされた主題は、ブロックの順番に限定されないことが了解され理解されるべきである。その上、図示された全てブロックが、ここに記述された手順を実装するために要求されるとは限らなくてもよい。加えて、この明細書全体および以下に開示された手順は、そのような手順をコンピュータに転送しおよび移送することを容易にするための製造品に記憶されることができることをさらに理解すべきである。用語“装置”および“製造品”は、用いられるように、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリアまたは記憶媒体と連結するデバイスからアクセス可能なコンピュータプログラムを含むように意図される。
【0079】
図9は、ここに開示された態様に従うOFDMA無線ANに関するページング制御を提供するための方法例900のフローチャートを表現する。902では、方法900は、無線信号を複数の信号時間フレームに分割することができる。信号時間フレームの数は、定数乗された整数に基づきうる。いくつかの態様では、整数は、2または他の適合する整数でありうる。さらに、いくつかの態様では、定数は、無線信号のDRXサイクルに関連した定数を含むことができる。信号時間フレームを生成するためにそのような式を採用することによって、デバイスは、分割された無線信号を採用する無線ネットワークに効率的に出入りすることができる。
【0080】
904では、方法900は、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレームを選択することができる。さらに、Nは一部の信号時間フレームでありうる。信号時間フレームは、モバイル通信に関するページング制御を確立するとともに、様々な遠隔デバイスに割り当てられうる。そのような通信は、FDM、FDMA、OFDMA、E−UTRANなど通信および/またはアクセスネットワークのような、モバイル通信ネットワークに関連するプロトコルに従いうる。ページングは、モバイル通信ネットワークに通信可能に接続されるモバイルデバイスについて、効率的なアイドルモビリティおよび電力削減を円滑にするために利用されうる。
【0081】
図10は、2の累乗に基づく式から決定された無線信号のページングリソースを提供するための方法例1000のフローチャートを示す。1002では、方法1000は、ここに記述され、以下に議論されるように、2の累乗を利用する無線信号の信号時間フレームからの信号ページングオケイジョンを決定することができる。1004では、方法1000は、式に基づく一部の信号時間フレームからN個のページングオケイジョンを選択することができる。1006では、ページングオケイジョンが、無線信号(例えば、信号のDRXサイクルの1以上の連続的な信号時間フレームにおいて)内でグループ化されるか、無線信号全体にわたって分散されるかどうかに関して決定がなされる。もしグループ化される場合、方法1000は1008に進むことができ、そうでなければ、方法1000は1012に進むことができる。
【0082】
1008では、方法1000は、第1の2の累乗の式に基づいて無線信号の時間フレームからページングオケイジョンのセットを選択することができる。主題開示のいくつかの態様では、ここに記述されるように、2の累乗の式は、フレーム数 mod 2^K<=N−1でありうる。1010では、方法1000は、無線信号のDRXサイクルの一部分にページングオケイジョンの選択されたセットをグループ化することができる。いくつかの態様では、一部分は、無線信号の複数のDRXサイクルにおいて繰り返されうる。例えば、ページングオケイジョンは、周期的に複数のDRXサイクルの一部分でありうる。別の例では、ページングオケイジョンは、他のサイクルではなく、選択DRXサイクルにおいて存在しうる。ページングオケイジョングループが複数のDRXサイクル内で変調される様々な適切な配置は、主題開示の範囲内として意図されることを理解すべきである。参照番号1010から、方法1000は1016に進むことができる。
【0083】
1012では、方法1000は、第2の2の累乗の式に基づいた無線信号の時間フレームから分配されたページングオケイジョンのセットを選択することができる。主題開示のいくつかの態様では、2の累乗の式は、ここに記述されるように、フレーム数 mod 2^(K−L)=0でありうる。1014では、方法1000は、2の累乗の式によって決定されるような無線信号の1以上の信号時間フレーム全体わたって、セットのページングオケイジョンに分散することができる。例えば、式は、どのDRXサイクルの信号時間フレームがページングオケイジョンに割り当てられるかを選択するために利用されうる。
【0084】
方法1000は、1014から1016に進むことができる。
【0085】
1016では、方法1000は、決定したページングオケイジョンに関して複数のページンググループを割り当てることができる。開示のいくつかの態様では、ページンググループは、ページンググループに割り当てられた1以上のモバイルデバイスの識別子を利用して区別されうる。したがって、方法1000は、ここに記述されるように、ページングリソースの時間および/または識別に基づいた割り当てを提供することができる。1018では、方法1000は、無線ANのアクセスポイントによって供給された全ての遠隔デバイスに関して、共通ページングチャネルグループを作成することができる。ページングチャネルは、全てのそのような遠隔デバイスにシステム情報を効率的にブロードキャストするために利用されうる。したがって、手順は、そのような各デバイスのために少なくとも1つのページングチャネル、専用チャンネル、共通チャネルまたは両方を提供する。
【0086】
図11は、OFDMA無線ANにおけるページング制御を円滑にする方法例1100のフローチャートを描く。方法1100は、1102で、無線ANとの無線通信を登録することができる。登録は、例えば、無線ANにモバイルデバイスの識別子(例えば、IMSI)を提出することを少なくとも含むことができる。1104では、方法1100は、識別子に割り当てられたページンググループを得ることができる。ページンググループは、少なくとも1つの例では、無線信号に関する多くの利用可能なページンググループとモバイルデバイスの識別子とに基づいて、決定されうる。1つの特定例では、ページンググループは、IMSIモードMのようなアルゴリズムから得ることができる。ここで、Mは利用可能なページンググループの数である。ページンググループは、DLチャネルで提出され、モバイルデバイスで1以上のアンテナと受信機とによって受信されうる加えて、ページンググループは、DLチャネルのページングオケイジョンと関連しうる。そのようなページングオケイジョンは、(例えば、無線信号のDRXサイクルから決定された)定数乗された整数(例えば、2)を含む式からさらに決定されうる。
【0087】
1106では、方法1100は、識別子に割り当てられた受信ページンググループをモニタすることができる。1108では、方法1100は、ページング信号がページンググループ関して対処されたリソースに含まれるかどうかを決定することができる。そうならば、1110では、方法1100は、無線ANへのアクセス手続きを開始することができる。アクセス手続きは、モバイルデバイスが特定の基地局を経て到達され、モバイルデバイスがそのようなデバイスに関してインバウンド通信を受信する準備ができているANに、通知することができる。
【0088】
図12は、OFDMA無線ANにおけるページング制御を提供するためのシステム例1200のブロック図を示す。システム1200は、無線信号を複数の信号時間フレームに分割するモジュール1202を含むことができる。モジュール1200は、例えば、定数乗された整数を含む式に基づいて多くのそのような信号時間フレームを決定することができる。少なくとも1つの態様では、整数は、ローカルシステム(例えば、FDM、OFDMA、E−UTRANなど)へ外部システム(例えば、CDMA、W−CDMA)からのモバイルデバイスの効率的な統合を提供する、2または他の適切な整数を含むことができる。さらに、定数乗は、無線信号に関連したDRXサイクルから少なくとも部分的に決定された定数Kを含むことができる。上述のものに加えて、システム1200は、信号時間フレームからページングオケイジョンを選択するモジュール1204を含むことができる。いくつかの態様では、モジュール1204は、ページングオケイジョンとして一部の信号時間フレームを選択することができる。その上、ページングオケイジョンは、モジュール1204によって、信号の時間フレームの1以上の連続的なグループのような(または、例えば、そのような信号の1以上のDRXサイクルの)無線信号の様々な一部分に、または、2の累乗に基づく式から決定された分散した時間フレームに、スケジュールされうる。一例を挙げれば、連続時間フレームは、式、フレーム数 mod 2^K<=N−1に基づいて選択されうる。少なくとも1つの代替例において、分散した時間フレームは式、フレーム数 mod 2^(K−L)=0に基づいて選択されうる。1以上の連続する一部分であろうと分散していようと、信号内のページングオケイジョンの配置は、遠隔デバイスとシステム1200との間のページングチャネルの同期を円滑にするために、遠隔デバイス(描かれず)に提供されうる。
【0089】
図13は、OFDMA無線ANにおけるページング制御を円滑にするサンプルシステム1300のブロック図を示す。システム1300は、無線通信に関して登録するためのモジュール1302を含むことができる。登録は、例えば、無線アクセスポイントを経たモバイル通信ネットワークがそのようなネットワークに接続されながらありうる。いくつかの態様では、モジュール1302は登録と共にモバイルデバイスの識別子を含むことができ、識別子は、グローバル識別子(例えば、IMSI、MACアドレス)、または半グローバルまたはローカルの識別子(例えば、IPアドレス、MSI、データセッション識別子など)である。さらに、システム1300は、無線通信を通じてページンググループを得るためのモジュール1304を含むことができる。その上、ページンググループは、無線AN(例えば、E−UTRAN)のアクセスポイントによって識別子に関連付けられうる。少なくとも1つの態様では、ページンググループは、DL信号の一部の信号時間フレームから選択されるページングオケイジョンに関連付けられうる。少なくとも1つの例では、信号時間フレームからのページングオケイジョンの選択は、定数乗された整数(例えば、2)を含む式に基づきうる。DL信号内のページンググループの位置は、式と識別子とを採用することによって直接または間接的に、そのような信号から得られうる。
【0090】
上述されていることは、要求された主題の態様の例を含む。もちろん、要求された主題を記述している目的のためにコンポーネントまたは手順の考えられる限りの組み合わせを記述することは不可能だが、当業者は、多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識してもよい。したがって、開示された主題は、添付の特許請求の範囲および精神内に含まれる全てのそのような改変、修正、および変形を含むことを意図する。その上、用語“含む”“有する”または“有している”が詳細な説明かそれとも特許請求の範囲において用いられる限りは、そのような用語は、特許請求の範囲での移行的な単語として採用されるとき「具備する」が解釈されるように、用語「具備する」と同様のやり方で包含的であることを意図する。
【技術分野】
【0001】
以下は、一般に無線通信に関し、より詳細には、半計画または無計画されたワイヤレスアクセスネットワークに関する低減された干渉を円滑にする無線信号のプリアンブル設計に関する。
【0002】
本特許出願は、これに関して譲受人に割り当てられ、参照することによりここに明確に組み込まれる、2007年9月4日に出願された、ASSIGNING USER DEVICES TO PAGING GROUPS、と題された米国仮出願番号60/969,866の優先権を主張する。
【背景技術】
【0003】
無線通信システムは、例えば、音声コンテンツ、データコンテンツなどのような様々な種類の通信コンテンツを提供するために広く展開される。典型的な無線通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多重接続システムでありうる。そのような多重接続システムの例は、符号分割多重接続(CDMA)システム、時分割多重接続(TDMA)システム、周波数分割多重接続(FDMA)システム、直交周波数分割多重接続(OFDMA)システムおよび似たようなシステムを含むことができる。
【0004】
一般的に、無線多重接続通信システムは、複数のモバイルデバイスに関する通信を同時にサポートすることができる。各モバイルデバイスは、フォワードリンクおよびリバースリンクでの送信を経て1以上の基地局と通信することができる。フォワードリンク(またはダウンリンク)は基地局からモバイルデバイスへの通信リンクを意味し、リバースリンク(またはアップリンク)はモバイルデバイスから基地局への通信リンクを意味する。さらに、モバイルデバイスと基地局との間の通信は、単入力単出力(SISO)システム、多入力単出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システム、その他を経て確立されうる。
【0005】
使いやすいデバイスモビリティを円滑にするモバイルネットワーク技術の1つの機能は、モバイルデバイスのアイドル/アクティブモードである。アクティブな場合、モバイルデバイスは入力信号を処理し、応答信号を送信し、他のデバイスと遠隔音声および/またはデータ通信を円滑にすることができる。しかし、そのような活動(activity)は、かなりの量の電力を消費し、モバイルデバイスのバッテリ寿命を減少することがある。幸運にも、典型的なユーザは、周期的にアクティブデバイス通信にのみ従事する。それゆえ、かなりの電力は、未使用の期間中に受信した無線信号を処理しないことによって、温存されうる。
【0006】
制限され、または処理しない期間は、アイドル期間と呼ばれる。
【0007】
インバウンド通信を受信するために、(例えば、別のユーザがモバイルデバイスを呼び出すとき)モバイルデバイスは、そのような通信がモバイルデバイスのために保留であることを示す信号を処理することを要求される。しかし、アイドルの間、デバイスは信号をほとんどまたは全く処理せず、それゆえ、それらの信号を処理するために十分に長くアクティブにしなければ通信に失敗するだろう。アクティブ/アイドルモビリティを円滑にするために、モバイルデバイスが入力信号を処理するためにアクティブにする場合に、モバイルデバイスを供給する基地局は期間を調整する。これらの期間は、アイドルモードにおける平均モバイルデバイス処理および電力消費を減少させるために、短時間でかつ比較的珍しくありえる。モバイルデバイスに関するインバウンド通信が基地局で受信される場合、ページング信号は、モバイルデバイスがモニタする(例えば、信号をアクティブにし処理する)調整された期間の1以上でスケジューリングされ送信される。アクティブ信号処理の断続的な期間を調整することによって、モバイルデバイスは、かなりの処理パワーおよびバッテリ寿命を温存する間に、インバウンド通信を受信し識別することができる。そのような処理は、平均のモバイルデバイスユーザのために著しい実用性を提供し、モバイル通信の全体の利便性およびデバイスモビリティを高める。
【発明の概要】
【0008】
以下は、そのような態様の基本的な理解を提供するために1以上の態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、全ての意図された態様の広範囲な要約ではなく、全ての態様の重要な(key)または必須の要素を特定するでもなく、いずれかまたは全ての態様の範囲を線引きするでもないことを意図する。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明への前置きとして簡略化した形式で1以上の態様のいくつかの概念を提示することである。
【0009】
主題開示は、直交周波数分割多重接続(OFDMA)無線アクセスネットワーク(AN)と接続されたモバイルデバイスに関するページング制御を確立することを提供する。ページング制御を確立することは、定数乗された(例えば、2^K、ここでKは定数である)整数から決定された多くの時間フレームに無線信号を分割することを含む。加えて、ページングオケイジョンは、無線信号の時間フレームの一部分にスケジューリングされうる。ページングオケイジョンに関する時間フレームの選択は、定数の関数である累乗された整数を採用する式に基づきうる。選択されたページングオケイジョンは、無線信号の不連続な受信(DRX)サイクル内にグループ化されうり、または上式に基づいた一部の時間フレーム全体にわたって分布する可能性がある。その上、1以上のページンググループは、ページングオケイジョンのそれぞれに割り当てられうる。ページンググループは、そのようなデバイスに割り当てられたページンググループを識別するために、モバイルデバイスによって利用されうる割り当てられたモバイルデバイスの識別子を含むことができる。モバイルデバイスに関するページング信号は、モバイルデバイスに割り当てられたページンググループに組み込まれる。様々なページングオケイジョンとページンググループとを採用することによって、フォールスアラームページは、そのようなフォールスアラームページに起因する、モバイルデバイスの電力消費を低減し、アップリンク(UL)干渉を低減するOFDMA無線ANにおいて緩和されうる。少なくとも1つの主題開示の態様にしたがって、OFDMA無線ANはまた、無線ANのセル内の全てのモバイルデバイスに割り当てられた識別子を含む少なくとも1つのページンググループを指定することができる。少なくとも1つのページンググループはその後、無線ANによって開始された実質的に1つのページング信号で、セルにおける全てのデバイスをページングするのに利用されうる。したがって、ブロードキャストページングは無線信号の最小のリソースを利用して実装することができる。
【0010】
付加的な態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングすることの方法が提供される。方法は、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割することを含むことができる。方法は、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレーム(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択することをさらに含むことができる。
【0011】
他の態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングする装置が開示される。装置は、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割するタイミングモジュールを含むことができる。さらに、装置は、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレームの(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択することを含むことができる。
【0012】
さらに別の態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングするための装置が提供される。装置は、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割する手段を含むことができる。その上、装置は、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレーム(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択する手段を含むことができる。
【0013】
少なくとも1つのさらなる態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングするためのプロセッサが開示される。プロセッサは、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割することを含むことができる。プロセッサは、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレーム(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択することをさらに含むことができる。
【0014】
1以上の他の態様によれば、無線ANにおける遠隔デバイスをページングするためのコンピュータ読み取り可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体が提供される。
【0015】
命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割することを実行可能にしうる。さらに、命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレーム(ここで、Nは複数の信号時間フレームの一部である)を選択することを実行可能にしうる。
【0016】
1以上の付加的な態様によれば、無線通信に関するページング信号を識別することの方法が開示される。方法は、無線ANとの無線通信を登録することを含むことができ、登録はモバイルデバイスの識別子を少なくとも提出することを含む。方法は、識別子に割り当てられたページンググループを得ることをさらに具備し、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0017】
他の態様によれば、無線通信に関してページング信号を識別するように構成されたモバイルデバイスが開示される。モバイルデバイスは、無線データ交換のためのトランシーバを含むことができる。モバイルデバイスは、無線ANにモバイルデバイスを登録すると共に、無線ANにモバイルデバイスの識別子を提供する通信プロセッサをさらに含むことができる。モバイルデバイスは、識別子に割り当てられたページンググループを得る信号プロセッサをさらに具備することができ、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0018】
さらに他の態様によれば、無線通信に関するページング信号を識別するように構成された装置が提供される。装置は、無線ANとの無線通信を登録する手段を具備することができ、登録は、モバイルデバイスの識別子を少なくとも提出することを具備する。さらに、装置は、識別子に割り当てられたページンググループを得る手段を具備することができ、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0019】
1以上の追加の態様によれば、無線通信に関するページング信号を識別するように構成されたプロセッサが開示される。プロセッサは、無線ANとの無線通信を登録する手段を具備することができ、登録は、モバイルデバイスの識別子を少なくとも提出することを具備する。プロセッサは、識別子に割り当てられたページンググループを得る手段をさらに具備することができ、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0020】
少なくとも1つの他の態様によれば、無線通信に関するページング信号を識別するように構成されたコンピュータ読み取り可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体が提供される。命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、無線ANに無線通信を登録することを実行可能にし、登録は、モバイルデバイスの識別子を少なくとも提出することを具備する。さらに、命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、識別子に割り当てられたページンググループを得ることを実行可能であり得、ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する。
【0021】
上述したものおよび関連する目的達成のために、1つ以上の態様は、以下に完全に記述され、かつ特に特許請求の範囲の中で指摘される特徴を具備する。以下の記述および付属図面は、1つ以上の態様の詳細なある実例となる態様を記述している。しかし、これらの態様は様々な態様の方針が採用しうるほんの数例の様々な方法を示し、記述された態様はそのような態様およびそれらと同等なもの全てを含むことを意図する。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】ここに説明された態様に従う無線通信を提供するシステム例のブロック図。
【図2】無線通信環境を備える採用に関する通信装置例のブロック図。
【図3】ここに開示された態様に従うOFDMA無線ANのためのページング制御を提供するシステム例のブロック図。
【図4】主題開示の態様に従うOFDMA無線ANのサンプルページング装置のブロック図。
【図5】主題開示の態様に従う無線信号ページングリソース例のブロック図。
【図6】ここに開示された1以上の態様に従うページングのための無線信号リソースのサンプル分布を示す図。
【図7】開示の少なくとも1つの態様に従う基地局を含むサンプルシステムのブロック図。
【図8】主題開示のさらなる態様にしたがってモバイルデバイスを含むシステム例のブロック図。
【図9】開示された態様に従うOFDMA無線ANのためのページング制御を提供するための手順例のフローチャート。
【図10】式に基づいた2つの電力から決定される無線信号のページングリソースを提供するための手順例のフローチャート。
【図11】OFDMA無線ANにおけるページング制御を円滑にする手順例のフローチャート。
【図12】OFDMA無線ANにおけるページング制御を提供するためのシステム例のブロック図。
【図13】OFDMA無線ANにおけるページング制御を円滑にするシステム例のブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
様々な態様では、図面を参照してここに記述され、参照番号などは全体にわたって構成要素などを参照するために用いられる。以下の記述では、説明のために、多数の具体的詳細が1以上の態様についての完全な理解を提供するために説明される。しかし、そのような1以上の態様がこれらの具体的詳細なしで実施することができることは明白でありうる。他の例では、よく知られている構造およびデバイスは、1以上の態様を記述することを円滑にするためにブロック図の形式で示される。
【0024】
加えて、開示の様々な態様は以下に記述される。ここでの教示が幅広い種類の形式で具現化され得て、ここに開示された任意の特定構造および/または機能が単に表現するものであることを明らかにすべきである。ここでの教示に基づいて、当業者は、ここに開示された態様を任意の他の態様とは独立して実装することができ、これらの態様の2以上を様々な方法で結合することができることを理解すべきである。例えば、ここに説明される多くの態様を用いて、方法を実施することができ、および/または、装置を実装することができる。加えて、ここに説明される1以上の態様以外または1以上の態様に加えて、機能および/または他の構造を用いて、方法を実施することができ、および/または、装置を実装することができる。例えば、ここに記述される方法、デバイス、システムおよび装置の多くは、モバイル通信環境に関するデバイス指定の、およびシステム全体のページング制御を確立することとの関連で記述される。当業者は、同様の手法が他の通信環境に適用できうることを理解すべきである。
【0025】
主題開示は、モバイル環境(例えば、ユニバーサル移動体通信システム[UMTS]、周波数分割多重接続[FDMA]、直交周波数分割多重接続[OFDMA]、周波数分割多重[FDM]、発展UMTS地上無線アクセスネットワーク[e−UTRAN]、および/またはモバイルアクセスネットワークのようなもの)に関するページング制御を提供する。特に、ページングに影響を及ぼす無線信号の一部分へユーザデバイスをハッシングすることが提供される。多くのユーザデバイスが、所定の時間で単一のネットワークアクセスポイントによって供給されうるので、ユーザデバイスに関するページングは、無線信号の複数の異なる一部分(例えば、リソース)において実施される。各ユーザデバイスは、異なる信号リソースに割り当てられることができ、ページング信号に関するそのようなリソースをモニタすることができる。少数のデバイスが、利用可能なページングリソースよりもアクセスポイントによって供給される場合、フォールスアラームページは回避されうる(例えば、複数のデバイスが、ページングされたデバイスのたった1つのためのインバウンドコールの結果としてページングされる場合)。利用可能なページングリソースよりも多くのユーザデバイスが供給される場合、必要ならば、複数のデバイスは、1つ以上のそのような異なる一部分に割り当てられることができる。これは、フォールスアラームページングをもたらしうるが、単一ページングリソースに割り当てられたデバイスに関してだけである。したがって、主題開示は、FDM、FDMA、OFDMAおよび/またはモバイル環境のようなものにおいて、フォールスアラームページングのインスタンスを緩和するまたは回避することを提供する。
【0026】
開示のいくつかの態様によれば、無線信号ページングリソースは、無線信号の多くの時間および/または識別に基づく一部分として定義される。例えば、信号は、複数の時間に基づくページングオケイジョンに分割されうる。ページングオケイジョンは、信号の不連続受信(DRX)サイクルの時間フレームを含むことができる。いくつかの態様によれば、ページングオケイジョンは、時間フレームの一部分、または複数の時間フレームを含むことができる。前述のものに加えて、複数のページンググループは、無線信号に提供されうる。ページンググループは、モバイルデバイスの識別(例えば国際移動電話加入者識別番号[IMSI]、または、似たような識別子)に基づいて区別されうる。したがって、割り当てられた10個のデバイスの10個の一意的なIMSIは、そのようなデバイスに関する10個の異なるページンググループを作り出すために採用されうる。ページンググループは、各デバイスに関するページング制御を区別するために用いられうる。そのようなやり方において提供されるページンググループは、ページンググループ識別またはページング指示無線ネットワーク識別子(PI−RNTI)と名付けることができる。
【0027】
上で議論したように、ページンググループの使用は、ページングリソースの時間領域占有を制限することができる。しかし、もしページンググループ識別が(例えば、OFDMAシステムにおいて)L1/L2制御チャネルで送信され得て、それゆえページンググループ識別が共通識別空間から選び取られるとすれば、識別は同様に希少なリソースになりえる。その上、モバイルネットワークが、複数のページンググループに1つのL1/L2制御シグナリングにおいてページングされることを許可する場合、利用可能なPI−RNTIのサイズは比較的限定的になりうる。加えて、相違する時間フレームにおけるページング信号の分布は、集中的なアップリンク(UL)干渉を回避するのに役立ちうる。例えば、複数のデバイスがダウンリンク(DL)信号の単一時間フレームにおいてページングされる場合、そのようなデバイスは典型的に、DL時間フレームに対応する共通のUL時間フレームにおいてランダムアクセス処理手続きを開始する。これは、UL時間フレームにおいて干渉をもたらすことがある。ページングが様々なDL時間フレームにわたって分布する場合、UL干渉が緩和される。したがって、主題開示の少なくとも1つの態様では、無線信号の識別および時間に基づいたリソースは、制御可能なやり方で組み合わせて採用される。一例を挙げれば、ページング識別空間は、ページンググループ指示に用いられるPI−RNTIの範囲をシグナリングすることにより、L3プロトコルを経て制御されうる。
【0028】
時間に基づくページングオケイジョンに関して、ページングに利用されるフレーム(または、例えば、サブフレーム、フレームのグループ)の数は、限定的になりえる。一例を挙げれば、識別および時間に基づくページングシステムは、‘N’個の時間に基づくページングオケイジョンリソースと、‘M’個の識別に基づくページンググループとを含むことができ、ここで、‘N’および‘M’は整数である。 ‘M’および‘N’の値は、システム情報(例えば、制御チャネル情報)を備えた無線信号において、ブロードキャストされたシステムパラメータになりえる。(例えば、ユーザのIMSIに基づいた)ページングオケイジョンおよび/またはページンググループにモバイルデバイスを割り当てるために利用されるハッシュ関数もまた、システム情報においてブロードキャストされうる。主題開示の特定の態様によれば、ページングリソース(例えば、ページングオケイジョンおよび/またはページンググループ)の選択は、定数乗された整数を含む式に基づきうる。少なくとも1つの態様では、整数は2であり得、結果として2の累乗式となる。少なくとも1つの他のそのような態様では、累乗は、無線信号のDRXサイクルに関する定数でありえる。定数乗された整数(例えば、2の累乗式)を採用することによって、ページングは他のシステムとより互換性をもてるようになりえる。それゆえ、以下により詳細に記述されるように、OFDMAアクセスポイントによって供給されるセルに参加するモバイルデバイスは、ページングリソースにすぐに統合されうる。
【0029】
ここに開示されるように、ページングに利用される、選択された時間に基づく信号リソースは、相違する方法において無線信号の一部分にスケジューリングされうる。一例を挙げれば、選択された時間に基づく一部分は、無線信号のDRXサイクルの連続的なセグメントにグループ化されうる。連続的なセグメントの位置、長さ、分割数などは、システム情報でブロードキャストされうる。システム情報を得た後に、1以上のモバイルデバイスは、ページングリソースを解釈することができ、そのモバイルデバイスに関するページング信号に割り当てられたリソースを識別することができる。他の態様では、時間に基づくページングリソースは、2の累乗式を利用する無線信号から選択されうる。そのようなリソースは、例えば、式の一定値などを用いた特定の式に依存して、DRXサイクルを通じて分布しうる。分布した時間に基づくページングリソースの位置もまた、ページング信号を解釈する仕方をモバイルデバイスに命令するために、システム情報においてブロードキャストされうる。
【0030】
フォールスアラームページングの発生を低減するためにページングオケイジョンとページンググループとでユーザをハッシングすることが有益である上に、セルワイドページングはまた、利点がありうる。例えば、セルにおける全てのモバイルデバイスに関係のあるシステム情報が更新されることになっている場合、単一のページングリソース(または、例えば、少数のページングリソース)で全てのそのようなデバイスをページングすることは、システム情報を分配する効率的なやり方になりえる。いくつかのシステムでは、(例えば、(1以上の)ページング指標チャネルがシステム全体のページングに関して1以上のビットを採用することができる場合での、符号分割多重接続[CDMA]、広帯域CDMA[W−CDMA]において)専用のシステム全体のリソースは、必要ではない。PI−RNTIシステムがL1/L2制御チャネルで送信されるE−UTRANまたはそのようなシステムに関して、例えば、システム全体のリソース専用であることは、必ずしも実現可能ではない。代替として、主題開示は、システム全体のページング(例えば、“全てのデバイスをページングする”リソース)に関して、特別なPI−RNTI、またはページンググループリソースを採用することを提供する。そのような代替によれば、システム全体の情報を配信する全てのページンググループとページングオケイジョンとをページングすることは必要でない。代わりに、ユーザデバイスは、専用または半専用のPI−RNTIに加えて特別のPI−RNTIを認識するように構成されうる。したがって、ユーザデバイスは、デバイス指定のページング情報と同様に、システム全体のページング情報も含むことができる両方のPI−RNTIにおける信号をそれぞれ処理することができる。
【0031】
主題開示において用いられるように、用語“コンポーネント”、“システム”、“モジュール”などは、コンピュータ関連のエンティティであり、ハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、および/またはそれらの任意の組み合わせのいずれかを参照するように意図される。例えば、モジュールは、プロセッサで実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、デバイス、および/またはコンピュータでありうるが、それ自体に限定されない。1以上のモジュールは、処理内および/または実行のスレッド内に属することができ、モジュールは、1つの電子デバイスに局在されうるし、かつ/または2以上の電子デバイス間に分配されうる。さらに、これらのモジュールは、それらに記憶された様々なデータ構造を有する様々なコンピュータ読み取り可能な媒体から実行することができる。モジュールは、1以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム、分散システムにおける別のコンポーネントと相互作用する1つのコンポーネントからのデータ、および/または、信号によって他のシステムと交信するインターネットのようなネットワークを行き交うデータ)を有する信号に従うような、ローカルおよび/または遠隔処理を経由して通信することができる。さらに、ここに記述されたシステムのコンポーネントまたはモジュールは、当業者によって理解されるように、それらに関して記述され、任意の図で説明される正確な構成に限定されずに、様々な態様、目標、利点などを達成することを円滑にするために、付加的なコンポーネント/モジュール/システムによって補完されおよび/または再配置されうる。
【0032】
その上、様々な態様は、ユーザ端末−UTに関連してここに記述される。UTは、システム、加入者ユニット、加入者設備、移動局、モバイル、モバイル通信デバイス、モバイルデバイス、遠隔ステーション、遠隔端末、アクセス端末(AT)、ユーザエージェント(UA)、ユーザデバイスまたはユーザ機器(UE)と呼ばれうる。加入者設備は、携帯電話、コードレス電話、セッション設定プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタンス(PDA)、無線接続能力を有するハンドヘルドデバイス、または、無線モデムに接続された他の処理デバイスまたは処理デバイスとの無線通信を円滑にする同様のメカニズムでありうる。
【0033】
1以上の一例となる実施形態では、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの適切な組合せで実装されうる。ソフトウェアに実装される場合、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体での1以上の命令またはコードとして送信され、格納されうる。コンピュータで読み取り可能な媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を円滑にする任意の媒体を含む通信媒体およびコンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる任意の物理的媒体でもあってもよい。例として、そのようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブなど)、または、命令またはデータ構造の形式における所望のプログラムコードを格納しまたは運ぶために用いられ得、コンピュータによってアクセスされうる任意の他の媒体を含むことができるが、限定されない。加えて、任意の接続は、コンピュータ読み取り可能な媒体に正確に付与される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を用いるウェブサイト、サーバまたは他のリモートソースから送られる場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。ここで用いられるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は通常磁気的にデータを再生する一方、ディスク(disc)はレーザで光学的にデータを再生する。上記の組合せはまた、コンピュータで読み取り可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0034】
ハードウェア実装のために、ここに開示された態様に関連して記述された処理ユニットの様々な実例となる論理、論理ブロック、モジュールおよび回路は、1つ以上の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、離散ゲート(discrete gate)またはトランジスタ論理回路(transistor logic)、離散ハードウェアコンポーネント、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに記述した機能を行うために設計された他の電子ユニット、あるいはそれらの組み合わせの中で行われ、または実装されうる。多目的プロセッサは、マイクロプロセッサでありえるが、代替的に、プロセッサは任意の標準のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラまたは状態マシンでありうる。プロセッサはまた、コンピュータ、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併せた1以上のマイクロプロセッサ、または任意の適した構成として実装されうる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、ここに記述された1以上のステップおよび動作を行うために動作可能な1以上のモジュールを含むことができる。
【0035】
その上、ここに記述される様々な態様または特徴は、標準的なプログラミングおよび/またはエンジニアリング手法を用いる方法、装置または製造品として実装されうる。さらに、ここに開示された態様に関連して記述されるアルゴリズムまたは方法の、動作および/またはステップは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで直接具体化されうる。さらに、いくつかの態様では、アルゴリズムまたは方法の、動作および/またはステップは、コンピュータプログラム製品に組み込まれうるコンピュータ読み取り可能な媒体および/または機械読み取り可能な媒体での命令および/またはコードのセットまたは少なくとも1つまたは任意の組み合わせとして属することができる。ここで用いられるような用語「製造品」は、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイスまたは媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むことを目的としている。
【0036】
さらに、語“一例となる”は、例、事例、実例として供給することを意味するために、ここに用いられる。“一例となる”としてここに記述される任意の態様または設計は、必ずしも他の態様または設計で好まれるまたは有利であるとして解釈されるべきではない。むしろ、語“一例となる”の用法は、具体的なやり方において概念を提示することを目的とする。この出願で用いられるように、用語“または”は、排他的な“または”よりむしろ包括的な“or”を意味することを目的とする。つまり、文脈から明らかであるか、ほかに指定されない限り、“XはAまたはBを採用する”は、任意の自然な包括的置換を意味することを意図している。加えて、この出願および付属の特許請求の範囲で用いられるような冠詞“a”と“an”とは、単数形であると指示されることが文脈から明らかであるか、ほかに指定されない限り、“1以上の”を意味するとして一般的に解釈されるべきである。
【0037】
ここに用いられるように、用語“推定する”または“推定”は、イベントおよび/またはデータを経て捕らえられるように観測のセットからのユーザ、および/または、環境、システムの状態を推定すること、または、推理法を一般的にいう。推定は、例えば、指定の文脈または動作を識別するために採用されえ、または状態での確率分布を生成することができる。推定は、確率的−つまり、データおよびイベントの考慮に基づいた関心のある状態での確率分布の計算でありうる。推定はまた、イベントおよび/またはデータのセットからより高いレベルのイベントを構成するために採用された手法を参照することができる。そのような推定は、イベントが密接した時間的近接性(close temporal proximity)で関連するかどうか、イベントおよびデータが1つまたはいくつかのイベントおよびデータソースに由来するかどうか、観測されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータのセットからの新しいイベントまたは動作の構成に起因する。
【0038】
ここで図面を参照して、図1は、例えば1以上の態様とともに利用されうるような、複数の基地局110(例えば、無線AP)および複数の端末120(例えば、UT)を備える無線通信システム100を示す。基地局(110)は、一般的に、端末と通信し、アクセスポイント、ノードBまたはいくつかの他の用語で呼ばれうる固定局である。各基地局110は、図1の中の102a、102bおよび102cとラベル付けされた3つの地理的エリアとして示される、特定の地理的エリアまたはサービスエリアに関する通信サービスエリアを提供する。用語“セル”は、用語が用いられる文脈に依存して、基地局および/またはそのサービスエリアを参照することができる。システム能力を改善するために、基地局地理的エリア/サービスエリアは、複数のより小さなエリア(例えば、図1のセル102aによる、3つのより小さなエリア)、104a、104bおよび104cに分割されうる。それぞれのより小さなエリア(104a、104b、104c)は、それぞれのベーストランシーバサブシステム(BTS)によって供給されうる。用語“セクタ”は、用語が用いられる文脈にしたがって、BTSおよび/またはそのサービスエリアを意味することができる。セクタ化されたセルに関して、そのセルの全てのセクタに関するBTSは、セルに関する基地局内で典型的に同一の場所に配置される。ここに記述された送信手法は、セクタ化されていないセルを備えるシステムと同様に、セクタ化されたセルを備えるシステムに用いられうる。簡単のために、以下の記述において、特に指定されない限り、用語“基地局”は、セルを供給する固定局と同様に、セクタを供給する固定局に一般的に用いられる。
【0039】
端末120は、システムを通して典型的に分散され、各端末120は、固定されうるか、または移動式でありえる。上に記述したように、端末120は移動局、ユーザ機器、ユーザデバイスまたはいくつかの他の用語で呼ばれうる。端末120は、無線デバイス、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線モデムカードなどでありうる。各端末120は、任意の所定の瞬間でダウンリンク(例えば、FL)およびアップリンク(例えば、RL)で、ゼロ、1または複数の基地局110で通信することができる。ダウンリンクは、基地局から端末への通信リンクを意味し、インバウンド通信を示すページング信号とページング制御情報(例えば、様々な端末120のページングリソースを識別すること)を少なくとも含むことができる。アップリンクは、端末から基地局への通信リンクを意味し、端末120に関連するページング信号に応じて端末120により初期化されるシステムアクセス信号を少なくとも含むことができる。
【0040】
集中化したアーキテクチャに関して、システムコントローラ130は、基地局110に接続し、基地局110に調整および制御を提供する。分散したアーキテクチャに関して、基地局110は、必要に応じて(例えば、基地局110と通信的に接続するバックホールネットワークを通って)お互いに通信することができる。フォワードリンクでのデータ送信は、1つのアクセスポイントから1つのアクセス端末に、フォワードリンクおよび/または通信システムによってサポートされうる最大データレートで、または最大データレート付近でしばしば起こる。フォワードリンクの追加チャネル(例えば、制御チャネル、ページングリソース)は、複数のアクセスポイントから1つのアクセス端末に送信されうる。リバースリンクデータ通信は、1つのアクセス端末から1以上のアクセスポイントで起こることがある。
【0041】
図2は、様々な態様に従うアドホックまたは無計画/半計画された無線通信環境200の図である。システム200は、無線通信信号を互いにおよび/または1以上のモバイルデバイス204に受信し、送信し、繰り返す1以上のセルおよび/またはセクタに、1以上の基地局202を含むことができる。示されるように、各基地局202は、206a、206b、206cおよび206dとラベル付けされた4つの地理的エリアとして示される、特定の地理的エリアに通信サービスエリアを提供することができる。各基地局202は、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含むことができ、それぞれは、言い換えると(in turn)、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復号化器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を含むことができる。モバイルデバイス204は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、汎地球測位システム、PDAおよび/または無線ネットワーク200で通信するための任意の他の適切なデバイスでありうる。ここで説明されるように、システム200は、FDM、FDMA、OFDMA、E−UTRANまたはモバイルネットワークのようなものに関するページング制御を提供するために、主題開示の様々な態様とともに採用されうる。
【0042】
図3は、モバイル動作環境における無線通信に関するページング制御を提供するシステム例300のブロック図を示す。システム300は、モバイル動作環境のアクセスポイント306(例えば、基地局)に接続されたページング装置302を具備する。アクセスポイント306は、1以上のモバイルデバイス304のために無線通信を円滑にする。例えば、アクセスポイント306は、遠隔デバイス(例えば、データ蓄積、データサーバ、アプリケーションサーバなど)を備えたデータ通信を円滑にするデータネットワーク(例えば、描かれないが、インターネット、個人のイントラネットなど)と同様に、遠隔デバイスと音声通信を円滑にする音声ネットワーク(例えば、描かれないが、携帯電話ネットワーク、公衆交換電話網、ボイスオーバインターネットプロトコル[VoIP]ネットワーク)でモバイルデバイス304に接続することができる。
【0043】
モバイルデバイス304がデータおよび/または音声通信にアクティブに従事する場合、技術的に知られるように(例えば、以下図8を参照)、典型的な通信および処理機能はそのような通信を円滑にするためにデバイス304で採用される。データおよび/または音声通信にアクティブに従事していないときに、モバイルデバイス304は、デバイス処理および関連する電力消費を削減するために有効な期間に関するアイドル(idle)状態に入ることができる。アイドルの場合、アクセスポイント306によって送信された情報は、モバイルデバイス304によってほとんど処理されない。しかし、インバウンドコールを識別するために、デバイス304は、モバイルデバイス304に関係のあるページング信号に関して、アクセスポイント306によって送信された一部の無線信号をモニタすることができる。信号のどの一部がページング信号を含むか、またそれゆえ、信号のどの一部でモバイルデバイス304はモニタすべきかの調整は、ページング装置302によって確立することができる。
【0044】
主題開示の少なくともいくつかの態様によれば、ページング装置302は、少なくとも複数の信号時間フレームに、アクセスポイント306によって送信された無線信号316を分割するタイミングモジュール308を含むことができる。信号時間フレームは、無線信号316の複数のDRXサイクルのために、例えば周期的に繰り返しうる。各信号時間フレームは、同期情報(例えば、同期パイロット信号、プライマリ同期シーケンス[PSS]、セカンダリ同期シーケンス[SSS])、制御チャネル情報、ページング情報、トラフィックデータなどのような、相違する情報を伝達するために採用されうる。選択モジュール310によって決定された無線信号316の一部の信号時間フレームは、アクセスポイント306(例えば、以下図6を参照)によって供給されたモバイルデバイス(304)のページング制御情報を含むことができる。ページング制御情報を含む各時間フレームは、ページングオケイジョンと名付けられうる。選択モジュール310は、様々な選択式を採用することによって無線信号316の使用可能な時間フレームからページングオケイジョンを決定することができる。
【0045】
主題開示の少なくとも1つの態様では、タイミングモジュール308は、1サイクル(例えば、アクセスポイント306で実装されたネットワークアーキテクチャに適するような、DRXサイクル、信号スーパーフレームなど)当たりの無線信号316の時間フレームの数Zを決定するために、定数乗された整数(例えば、Int^K、ここでIntが整数であり、Kが定数である)を含む式を採用することができる。そのような態様では、選択モジュール310は、Z個の時間フレームからのページングオケイジョンの数Nを決定するために、整数および/または定数に基づいて異なる式を採用することができる。
【0046】
無線信号316内のページングオケイジョンの位置は、ページングオケイジョンを選択するために選択モジュール310によって利用された式から決定されうる。あるいは、ページングオケイジョンの位置は、初期位置でありうる。主題開示の一態様では、位置は、無線信号316(例えば、以下図6のシステム600Aを参照)の連続的な一部分へグループ化されうる。別の態様において、位置は、ページングオケイジョン(例えば、以下図6のシステム600Bを参照)を選択する選択式によって決定されるように、無線信号全体にわたって分配されうる。ページングオケイジョンの数、位置、長さなどは、モバイルデバイス304に関係のある特定のページングオケイジョン/ページンググループと同様に、モバイルデバイス304に送信されうる。
【0047】
ページング装置302は、送信プロセッサ312をさらに含むことができる。送信プロセッサ312は、アクセスポイント306に関する様々な無線通信を実行することができる。一態様では、送信プロセッサ312は、無線信号316へ制御チャネル情報をスケジューリングすることができる。制御チャネル情報は、無線信号316のページングリソース(例えば、ページングオケイジョン/ページンググループ)を識別することを含むシステム情報を指定することができる。少なくとも一態様では、送信プロセッサ312は、モバイルデバイス304に割り当てられた特定のページングリソースを識別することができる。そのようなリソースは、モバイルデバイス304の識別子を採用する選択アルゴリズムに基づいて、確立されたページングリソースから決定されうる。識別子は、例えば、移動加入者識別子[MSI]、IMSI、データセッション識別子(例えば、移動通信ネットワークデータアドレス、インターネットプロトコル[IP]アドレスなど)、またはモバイルデバイス304を供給するモバイルネットワークによって指定された識別子、1以上の識別子のようなもの、またはそれらの組み合わせでありうる。開示の少なくとも一態様によれば、送信プロセッサ312は以下の式に基づいてモバイルデバイス304にページングリソースを選択することができる。
【0048】
ページングオケイジョン=(IMSI div L) mod N
ここで、Nは無線信号316のページングオケイジョンの合計数である。アクセスポイント306に接続されたバイルデバイス(304)へのページングリソースの割り当ては、モバイルデバイス(304)の適切な識別子と同様に、メモリ314に記憶されうる。割り当ては、例えば、アクセスポイント306に接続されたモバイルデバイス(304)にブロードキャストすることができるリストとして保持されうる。いくつかの態様では、モバイルデバイス304への1以上のページングリソースの割り当ては、決定されて、そのようなデバイス304にユニキャストされうる。したがって、送信プロセッサは、モバイルデバイス304と無線信号316のページングリソースとを調整することができ、デバイス304にアイドルモードにおいて受信信号の一部分だけを処理することを可能にし、処理パワーおよびバッテリ寿命を著しく節約する。
【0049】
図4は、主題開示の態様に従うOFDMA無線ANに関するサンプルページング装置400のブロック図を表す。いくつかの態様では、ページング装置400は、基地局に関するページング制御を提供するために、無線AN(例えば、E−UTRAN)の基地局(描かれず)と接続されうる。他の態様では、ページング装置400は、無線ANの複数の基地局に関するページング制御を提供するために、中央制御器(例えば、上の図1、130参照)に接続されうる。ページング装置400によって提供されるページング制御は、システム情報をブロードキャストすることに関する全てのそのようなデバイスによって共有される1以上の信号リソースと同様に、無線ANの1以上のアクセスポイントによって供給された1以上のモバイルデバイスのために専用のページングリソースを含むことができる。したがって、ここに記述されおよび/または技術的に知られているように、ページング装置400は、デバイスとともにページングリソースを調整することによって、モバイルデバイスのための低消費電力アイドルモードを円滑にすることができる。
【0050】
ページング装置400は、複数の時間フレームの中へ無線ANのアクセスポイントによって送信された無線信号を分割するタイミングモジュール402を含むことができる。開示のいくつかの態様では、例えば信号ごとまたはDRXサイクルごとの多くのそのような時間フレームは、(例えば、定数が無線信号のDRXサイクルから決定される場合)定数乗された整数(例えば、2)を含むアルゴリズムに基づきうる。ページング装置400は、1以上のモバイルデバイスに関するページング信号を送信するために利用されるページングオケイジョンの数を選択する選択モジュール404をさらに含むことができる。ページングオケイジョン数Nは、一部の時間フレーム数であり、ここで記述されたように選択されうる。
【0051】
ページング装置400は、無線信号の連続する一部分にページングオケイジョンをグループ化することができる割り当てモジュール406をさらに含むことができる。連続する一部分は、無線信号の各DRXサイクルに関して繰り返されうる。一例を挙げれば、割り当てモジュール406は、無線信号の、選択されたDRXサイクル、周期的なDRXサイクル、各DRXサイクルなどの、第1のN個の時間フレーム(また例えば、別の適切な連続的な一部分)にN個のページングオケイジョンをスケジューリングすることができる。
【0052】
あるいは、前述のものに加えて、ページング装置400は、計算モジュール408を含むことができる。計算モジュール408は、定数(例えば、DRXサイクル係数、サイクルにおけるフレームの数、サイクル長、または他の適した定数)の累乗された整数Intを採用する式に基づいて、(例えば、連続的な配置に対立するものとして)ページングオケイジョンの分散配置を決定することができる。ある態様では、整数は、無線信号(または、例えばDRXサイクル)の信号時間フレームを定義するためにタイミングモジュール402によって採用された同じ整数でありうる。特定の態様によれば、整数は2であり、定数はDRXサイクル定数でありうる。
【0053】
前述の特定の限定されない例として、計算モジュール408は、フレーム数 mod Int^K<=N−1である形式の式を採用することによりN個のページングオケイジョンを選択しかつ/または整えることができる。ここで、フレーム数は特定のフレーム(例えば、他のフレームに関するフレームの順序)の識別子であり、Intは、無線信号316の時間フレームの数Zを決定するためにタイミングモジュール402によって利用される整数であり、KはDRXサイクル定数である。主題開示の少なくとも1つの態様では、無線信号316のサイクルが2^K時間フレームを含み、ページングオケイジョンが、フレーム数 mod 2^K<=N−1である式から決定されるように、Int=2である。前述のものの代替例として、ページングオケイジョンは次の式、フレーム数 mod Int^(K−L)=0から決定されうる。それゆえ、Int=2の場合の態様では、ページングオケイジョンはフレーム数 mod 2^(K−L)=0に基づいて決定される。様々な式は、前述例の式に加えて、またはその代わりにページングオケイジョンを整えるために計算モジュール408によって利用されうることを理解すべきである。したがって、前述の式は、ここに明確な特定の形式に主題開示を制限することとして解釈すべきではない。むしろ、主題開示に提供された文脈を通して当業者に明らかであり、または技術的に知られているページングオケイジョンを選択するためのメカニズムのようなものが、ここに組み込まれる。
【0054】
前述のものに加えて、計算モジュール408は、アクセスポイントによって供給されたモバイルデバイスにページングオケイジョンを割り当てることができ、その逆も然りである。ページングオケイジョンの割り当ては、モバイルデバイスの識別子に基づきうる。例えば、一意的なIMSIは、特定のモバイルデバイスに関するページングオケイジョンを決定するために利用しうる。一例を挙げれば、形式(IMSI div L)mod Nのアルゴリズムは、モバイルデバイスに関するページングオケイジョンを選択するために計算モジュール408によって利用しうる。しかしながら、他の適切な例が、モバイルデバイスにページングオケイジョンを割り当てることに関して存在することを理解すべきである。技術的に知られている、またはここに提供される文脈を通じて、当業者に知られるようになったそのような例は、主題開示に組み込まれる。
【0055】
ページング装置400は、グルーピングモジュール410をさらに含むことができる。グルーピングモジュール410は、移動通信ネットワーク(例えば、E−UTRAN、OFDMAなど)の無線信号に関するページンググループ(PI−RNTI)を提供することができる。ページンググループは、ページングオケイジョンに割り当てられたモバイルデバイスの識別子に基づいて、少なくとも部分的に提供されうる。例えば、共通ページングオケイジョンのページンググループは、(例えば、計算モジュール408よって)ページングオケイジョンに割り当てられたデバイスの異なるモバイルデバイス識別子を採用することにより区別されうる。したがって、グルーピングモジュール410は、識別に基づくページングリソースに時間に基づくページングリソースをさらに分割することができる。そのような分割は、モバイルデバイスにページング信号を送ることに適した、異なるリソースの数を増やすことができ、(例えば、単一のページングリソースに割り当てられた複数のデバイスに起因して)そのようなデバイスでページングフォールスアラームのインスタンスを削減することができる。
【0056】
前述のものに加えて、ページング装置400は、ブロードキャストモジュール412を含むことができる。ブロードキャストモジュール412は、最小の信号リソースを利用するシステム全体のページングを円滑にするように構成される。ある態様では、ブロードキャストモジュール412は、無線アクセスポイントによって供給されたセルにおける、全ての遠隔デバイスのために共通識別を生成することができる。共通識別は、無線信号の選択された1以上のPI−RNTIリソースに関連付けられうる。その上、選択された1以上のPI−RNTIは、セルにおける全てのモバイルデバイスに関するページングチャネルとしてシステム制御情報に分配されうる。そのため、モバイルデバイスは、上に議論されたように、計算モジュール408によってモバイルデバイスに割り当てられた1以上の専用のPI−RNTIと同様に、選択されたPI−RNTIをモニタすることができる。したがって、システム情報は、選択されたPI−RNTIを通じて得られ、デバイス特定の情報(例えば、インバウンドコール)は、専用の1以上のPI−RNTIを通じて得られうる。
【0057】
ページング装置402は、プロセッサ414とメモリ416とをさらに含むことができる。プロセッサ414は、アクセスポイント、または無線ANのアクセスポイントによって供給されたモバイルデバイスにページング制御情報を広めるように構成されうる。ページング制御情報は、同期データ、制御チャネルデータなどと共にブロードキャストされうる。情報は、アクセスポイント、無線信号におけるそのようなリソースの位置、および情報のようなものによって利用されるページングリソースのリスト(例えば、ページングオケイジョンおよび/またはPI−RNTI)を含むことができる。ここに記述されたように、情報は、無線信号の時間フレームを決定し、ページングオケイジョンを選択し、デバイスにページングオケイジョンを割り当てるために利用されたアルゴリズムのような、または、PI−RNTIを生成しおよび/または信号リソースをデバイスに割り当てるために利用されるモバイルデバイス識別子のような他の妥当なデータとともに、メモリ416に記憶されうる。したがって、ページング装置400は、主題開示のいくつかの態様において、OFDMA、E−UTRAN、またはモバイル通信ネットワークのようなものに関してシステムページングを実装し、広め、保持するために適切なページングシステムを含むことができる。
【0058】
図5は、主題開示の態様に従う無線信号ページングリソース例のブロック図を示す。具体的には、図5は、無線信号のページングリソースの2次元配列500を示す。アレイ500は、“N”個のページングオケイジョンおよび“M”個のページンググループ(例えば、PI−RNTI)を含むことができる。ページングオケイジョンは、ここで利用されるように、時間フレームのような無線信号の時間に基づくセグメントを含むことができる。ページンググループは、ここに利用されるように、ページングセグメントの識別に基づく分割を含むことができる。ページングリソースは、アレイ500のページングオケイジョン/ページンググループ交差ブロックに相当する。それゆえ、アレイ500は“M”x“N”ページングリソースを含み、したがって、“M”x“N”モバイルデバイスに関して、実質的に“M”x“N”の異なるページングリソースを提供することができる。主題開示のいくつかの態様では、少なくとも1つのページングリソースは、特定のセルによって供給された全てのデバイスに関するシステム情報のブロードキャストページングのために確保されうる。
【0059】
各ページングオケイジョンの“M”個のページンググループを区別するために、モバイルデバイス識別子506は、ページングリソースアレイ500の各リソースブロックに割り当てられうる。それゆえ、したがって、IMSI、MSI、IPアドレス、メディアアクセス制御(MAC)、または、モバイルデバイスの他の適切な識別子は、そのような識別子が、(例えば、他のデバイスが同じ文脈において同じ識別子を有さないような)全体的に、または、(例えば、任意のアクセスポイントに接続され、任意のモバイルネットワークおよび/または同じようなものによって供給され、他のデバイスが任意のある時点で同じ識別子を有さないような)局所的にデバイスに一意的であるかどうかで、ページンググループリソースを区別するために採用されうる。セルワイドなブロードキャストページング信号のために確保されたページングリソースに関して、共通識別子は、ネットワークコンポーネントによって確保されたページングリソースに割り当られ、セルにおける各デバイスに提供されうる。したがって、そのようなデバイスは、共通識別子を少なくとも部分的に利用して、システム全体のページングを識別することができる。
【0060】
開示の付加的な態様によれば、ページングリソースの割り当ては、モバイルデバイスへのDL信号において提供されうる。一例を挙げれば、全てのリソースのページング配置は、全てのデバイスにブロードキャストされうる。ブロードキャストは、受信デバイス(例えば、IMSI)の識別子に基づいて、割り当てられたページングリソースを識別するためにアルゴリズムをさらに指定することができる。したがって、そのような態様では、モバイルデバイスは、1以上のどのページングリソースがインバウンド通信のためにモニタすべきかを識別するために、アルゴリズムを採用することができる。加えて、ブロードキャストは、セルの全てのデバイスによってモニタされ処理されるべきシステム全体のページングリソースを識別することができる。代替的に、または付加的に、アクセスポイントは、1以上のページングリソース、およびそのデバイスに関係のあるそのような1以上のリソースの1以上の位置を指定するモバイルデバイスに、ユニキャストメッセージを送ることができる。そのような態様では、モバイルデバイスは簡単にページングリソース情報を受信することができ、インバウンド通信の指示を得るために指定されたリソースをモニタすることができる。
【0061】
図6は、主題開示の1以上の態様に従う無線信号ページングリソースのサンプル分布(600A、600B)を描く。分布600A、600Bは、ここに記述されたように決定されたページングオケイジョンを割り当てる/選択するための代替メカニズムを描く。第1分布600Aでは、ページングオケイジョンは無線信号の少なくとも1つの連続的な一部分へグループ化される。一部分は、無線信号の複数のDRXサイクル、選択されたDRXサイクルなどにおいて繰り返されうる。開示の特定の態様において、ページングオケイジョンに利用された信号の時間フレームの数Nは、2の累乗アルゴリズム(例えば、N=2^L)に基づいて決定されうる。一旦決定されたならば、ページングオケイジョンは、DRXサイクルの1以上の連続的な一部分へグループ化される。主題開示の少なくとも1つの態様では、次の式、フレーム数 mod 2^K<=N−1は、数および/または無線信号内でグループ化されたページングオケイジョンの位置を決定するために利用されうる。1以上の連続的な一部分の位置は、ブロードキャストメッセージング、ユニキャストメッセージングまたはそれらの組み合わせなどを利用する遠隔デバイスに送信されうる。その上、1以上の連続的な一部分は、無線信号の単一サイクルに含まれ、複数のサイクルに周期的に含まれ、選択された複数のサイクルに含まれ、複数のサイクルなどへ変調されうる。
【0062】
分布600Bは、ページングオケイジョンの分散された処理を示す。複数のN個のページングオケイジョンは、2の累乗アルゴリズムに基づいて選択されうる。2の累乗アルゴリズムは、例えば、ページングリソースに関する無線信号の特定の時間セグメントを選択するために利用されうる。特定の態様では、基本整数2は、アルゴリズムにおいて定数K乗されうる。ここで、Kは、(例えば、合計時間フレームの数2^Kに基づいて)無線信号のDRXサイクルの長さから決定される。少なくとも1つの態様によれば、次の式は、分散されたページングオケイジョンを決定するために利用されうる。
【0063】
(1)フレーム数 mod 2^(K−L)=0。
【0064】
ページングオケイジョンは、選択されたページングオケイジョンのフレーム数に基づいて無線信号のDRXサイクルを通じて分散されうる。
【0065】
分布配置(600A、600B)は、無線ANのアクセスポイントに接続されたモバイルデバイスに提出されうる。加えて、デバイスは、適切であるページングリソースを提供するために利用されうるアクセスポイント識別子情報に提出することができる。分布情報を共有することによって、モバイルデバイスは、どのページングリソースがそのようなデバイスに割り当てられるかを決定することができる。したがって、モバイルデバイスは、アクティブな音声またはデータ通信に参加しないときにアイドルモードに入ることができ、モバイルデバイスに関係のある無線信号のページングオケイジョンだけ実質的にモニタする。
【0066】
図7は、開示の少なくとも1つの態様に従う基地局702を含むサンプルシステム700のブロック図を表す。基地局702は、1以上のAT704(例えば、モバイルデバイス)に関するページング制御を提供するように構成されうる。例えば、基地局702は送信機724および1以上の送信アンテナ708によって送信された無線信号に関するページングリソースを提供するように構成されうる。ページングリソースは、ここに記述されまたは技術的に知られているように、ページングオケイジョン、ページンググループなどを含むことができる。
【0067】
基地局702(例えば、アクセスポイント、…)は、1以上の受信アンテナ706を通じて1以上のAT704からの1以上の信号(例えば、オーバーエア[OTA]メッセージ)を受信する受信機710を含むことができ、送信機724は、1以上の送信アンテナ708通じて1以上のAT704に変調器722によって提供される、変調された信号を送信する。受信機710は、受信アンテナ706から情報を受信することができ、1以上のUT704によって送信されたアップリンクデータを受信する信号受け手(signal recipient)(図示せず)をさらに含むことができる。さらに、受信機710は受信した情報を復調する復調器712と動作可能に関連する。復調されたシンボルは、プロセッサ714によって分析される。プロセッサ714は、基地局702で提供される機能に関する情報を記憶するメモリ716に接続される。1つの例では、記憶された情報は、モバイルデバイス704との無線通信の性能指標を決定しおよび/または得るためのプロトコルを含むことができる。そのような機能は、送信信号に関する時間に基づくセグメントを定義することを含むことができる。その上、機能は、ここに記述されるように、(例えば、アルゴリズムに基づく2の累乗を利用して)複数の時間に基づくセグメントからページングオケイジョンを選択し、ページンググループを提供し、1以上のAT704から識別子情報を得て、ページンググループを確立する際に識別子情報を採用し、1以上のページングオケイジョンおよび/またはページンググループに1以上のAT704を割り当て、セルワイドなページング信号に関する共通のページングオケイジョン/グループを提供するなどを含むことができる。
【0068】
加えて、プロセッサ714とメモリ716とは、通信プロセッサ720と接続されうる。通信プロセッサ720は、基地局702によって送信された無線信号にページングチャネル配置をスケジューリングすることができる。ページングチャネル配置は、1以上のAT704にブロードキャストするか、1以上の特定のATにユニキャストされうる。したがって、1以上のAT704は、ページングチャネル配置を受信し、基地局702からのページング信号を得るために無線信号のどの一部分をモニタすべきかを決定することができる。
【0069】
図8は、モバイル通信環境における無線通信を円滑にするように構成されたモバイル端末802を含むシステム例800のブロック図を表す。モバイル端末802は、無線AN(例えば、FDM、FDMA、OFDMA、E−UTRAN)の1以上の基地局804(例えば、アクセスポイント)と無線で接続されるように構成されうる。技術的に知られているように、モバイル端末802は、DLチャネルで基地局804からの無線信号(例えば、OTAメッセージ)を受信することができ、ULチャネルで無線信号に応答することができる。加えて、モバイル端末802は、基地局804に、ULチャネルでモバイル端末802に関係のある識別子を提出することができる。識別子は、一意的な識別子(例えば、IMSI、MACアドレス)、または基地局804に接続された他のモバイルデバイスに関して異なる半一意的な識別子(例えば、MSI、IPアドレス、データセッション識別子など)でありえる。さらに、モバイル端末802は、基地局804によって提供される信号からページング制御配置を識別する情報を抽出することができる。開示の少なくとも1つの態様では、ページング制御配置は、モバイル端末802の識別子に少なくとも部分的に基づきうる。さらなる態様にしたがって、モバイル端末802は、基地局804からモバイル端末802に割り当てられたページングリソースを決定するために識別子に基づいた式を採用することができる。さらに別の態様によれば、ページング制御配置は、(例えば、モバイル端末802にDL信号において提供された共通識別子を採用する)基地局804に接続された全ての遠隔デバイス(802)に適用可能なユニバーサルページングリソースを含むことができる。
【0070】
モバイル端末802は、信号を受信する少なくとも1本のアンテナ806(例えば、入力インタフェースを含むそのような受信機のグループまたは送信受信機)と、受信信号に典型的な動作(例えば、フィルタする、増幅する、ダウンコンバートするなど)を行う1以上の受信機808とを含む。一般的に、アンテナ806と送信機822(まとめてトランシーバと呼ばれる)は、1以上の基地局804と無線データ交換を円滑にするように構成されうる。少なくともいくつかの態様によれば、1以上の通信信号プロセッサ812は、基地局804に送信機822によって送信されたUL信号へ、モバイルデバイス802の識別子をスケジューリングすることができる。そのようなUL信号は、例えば、基地局804に関連した無線AN(図示せず)を備えたモバイルデバイス802を登録することと共に送信されうる。
【0071】
アンテナ806と1以上の受信機808とはまた、受信シンボルを復調することができ、評価のために1以上の通信プロセッサ812にそれらを提供することができる復調器810と接続されうる。1以上の通信プロセッサ812は、モバイル端末802の1以上のコンポーネント(806、808、810、814、816、818、820、822)を参照付けおよび/または制御することができることを理解すべきである。さらに、1以上の通信プロセッサ812は、ここに記述されるように、基地局804によって提供されるページング制御に関係のある制御または情報を含む、1以上のモジュール、アプリケーション、エンジンなど(816と818)を実行することができる。
【0072】
モバイル端末802は、1以上の通信プロセッサ812に動作可能に接続されるメモリ814をさらに含むことができる。メモリ814は、遠隔デバイス(804)との無線通信を実施するのに適した命令と、受信され、送信されるべきデータと、および似たようなデータとを記憶することができる。さらに、メモリ814は、上の1以上の通信プロセッサ812によって実行される、モジュール、アプリケーション、エンジンなど(814、818、820、822)を記憶することができる。
【0073】
通信プロセッサ812は、1以上の通信プロセッサ812によって提出された識別子に割り当てられたページンググループを得る信号プロセッサ(812)をさらに含むことができる。ある態様では、ページンググループは、DL信号の一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンと関連しうる。信号時間フレームは、定数乗された整数(例えば、2または他の適合する整数)を含む式から決定されうる(例えば、そのような定数はDL信号に関連したDRXサイクルから決定される)。
【0074】
前述のものに加えて、信号プロセッサ(812)は、DL信号内のページングオケイジョンおよび/またはページンググループの位置を得ることができる。その上、信号プロセッサ(812)は、モバイル端末802に関するページング信号を識別することを円滑にするためにページンググループ/オケイジョンをモニタすることができる。ある態様では、ページンググループ/オケイジョンの位置は、ページングリソースのために確保されたDL信号の連続したセグメントの一部分になりえる。他の態様では、ページンググループ/オケイジョンは、そのような信号の分配された識別/時間に基づく一部分になりえる。ページング応答モジュール816は、ページンググループ/オケイジョンから情報を抽出し、ページング信号がそこに含まれるかどうかを決定することができる。ページング信号が存在する場合、1以上の通信プロセッサ812は、無線ANへのアクセス手続き、例えば、モバイル端末802がインバウンド通信を受信する準備ができていることに関連したネットワークコンポーネントおよび/または基地局804に通知することを開始することができる。
【0075】
主題開示の少なくとも1つの態様では、モバイルデバイス802は、通信プロセッサ812によって提出された識別子に基づいてモバイルデバイス802に関連したページングオケイジョンを識別することができる計算モジュール818をさらに含むことができる。計算モジュール818は、ページングオケイジョンを識別するために指定された式を利用することができる。指定された式は、メモリ814に記憶され、基地局804などによってDL信号に提供されうる。一例を挙げれば、式は形式、ページングオケイジョン= (識別子 div L) mod Nから成りうる。ここで、LはDL信号のページングオケイジョンの数Nを決定するために利用される定数である。上に議論したように、一旦モバイルデバイス802に関連したページングオケイジョンが識別されれば、ページング応答モジュール816は、ページングオケイジョンに関連したページンググループがページング信号を含むかどうかを決定することができる。そうであるならば、通信プロセッサは、基地局804に接続された他の通信ネットワークまたは無線ANへのアクセス手続きを開始することができる。
【0076】
上述のシステムは、いくつかのコンポーネント、モジュールおよび/または通信インタフェース間の相互作用に関して記述されている。そのようなシステムおよびコンポーネント/モジュール/インタフェースは、それらに指定されたサブコンポーネントまたはそれらのコンポーネント、一部分の指定されたコンポーネントまたはサブコンポーネント、および/または付加的なコンポーネントを含むことができることを理解すべきである。例えば、システムは、ページング装置302、基地局702、およびモバイル端末802、またはこれらおよび他のコンポーネントの相違する組合せを含んでもよい。サブコンポーネントはまた、親コンポーネント内に含まれるというよりはむしろ、他のコンポーネントと通信可能に接続されるモジュールとして実装されてもよい。さらに、1以上のコンポーネントが、集約機能を提供している単一コンポーネントに結合されうることに留意すべきである。例えば、タイミングモジュール402は、無線信号を複数の時間部分へ分割し、単一コンポーネントを通じて(例えば、2の累乗に基づくアルゴリズムを採用して)そのような時間部分から1以上のページングオケイジョンを選択することを円滑にするために選択モジュール404を含むことができ、またはその逆も然りである。コンポーネントはまた、ここに特に記述されないが当業者によって知られている、1以上の他のコンポーネントと相互作用することもできる。
【0077】
その上、理解されうるように、上に開示されたシステムおよび以下の方法の様々な一部分は、人工知能、機械学習、または知識またはルールに基づいたコンポーネント、サブコンポーネント、処理、手段、手順またはメカニズム(例えば、サポートベクタマシン、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、ベイジアン信念ネットワーク、ファジー理論、データ融合エンジン、分類器、…)から構成されてもよいし、または含んでもよい。そのようなコンポーネントは、とりわけ、およびここに既に記述されたものを加えて、効率的かつ知的であると同様に、より適応できるシステムおよび方法の一部分をつくるために、それによって行なわれたあるメカニズムまたは処理を自動化することができる。
【0078】
上に記述された一例となるシステムを考慮して、開示された主題にしたがって実装されてもよい手順は、図9−11のフローチャートに関してより良く理解されるだろう。説明の簡単化のため、手順が一連のブロックとして示され記述される一方、いくつかのブロックは、ここに表され記述されるものから他のブロックと相違する順番または同時に起こってもよいように、クレームされた主題は、ブロックの順番に限定されないことが了解され理解されるべきである。その上、図示された全てブロックが、ここに記述された手順を実装するために要求されるとは限らなくてもよい。加えて、この明細書全体および以下に開示された手順は、そのような手順をコンピュータに転送しおよび移送することを容易にするための製造品に記憶されることができることをさらに理解すべきである。用語“装置”および“製造品”は、用いられるように、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリアまたは記憶媒体と連結するデバイスからアクセス可能なコンピュータプログラムを含むように意図される。
【0079】
図9は、ここに開示された態様に従うOFDMA無線ANに関するページング制御を提供するための方法例900のフローチャートを表現する。902では、方法900は、無線信号を複数の信号時間フレームに分割することができる。信号時間フレームの数は、定数乗された整数に基づきうる。いくつかの態様では、整数は、2または他の適合する整数でありうる。さらに、いくつかの態様では、定数は、無線信号のDRXサイクルに関連した定数を含むことができる。信号時間フレームを生成するためにそのような式を採用することによって、デバイスは、分割された無線信号を採用する無線ネットワークに効率的に出入りすることができる。
【0080】
904では、方法900は、ページングオケイジョンとしてN個の信号時間フレームを選択することができる。さらに、Nは一部の信号時間フレームでありうる。信号時間フレームは、モバイル通信に関するページング制御を確立するとともに、様々な遠隔デバイスに割り当てられうる。そのような通信は、FDM、FDMA、OFDMA、E−UTRANなど通信および/またはアクセスネットワークのような、モバイル通信ネットワークに関連するプロトコルに従いうる。ページングは、モバイル通信ネットワークに通信可能に接続されるモバイルデバイスについて、効率的なアイドルモビリティおよび電力削減を円滑にするために利用されうる。
【0081】
図10は、2の累乗に基づく式から決定された無線信号のページングリソースを提供するための方法例1000のフローチャートを示す。1002では、方法1000は、ここに記述され、以下に議論されるように、2の累乗を利用する無線信号の信号時間フレームからの信号ページングオケイジョンを決定することができる。1004では、方法1000は、式に基づく一部の信号時間フレームからN個のページングオケイジョンを選択することができる。1006では、ページングオケイジョンが、無線信号(例えば、信号のDRXサイクルの1以上の連続的な信号時間フレームにおいて)内でグループ化されるか、無線信号全体にわたって分散されるかどうかに関して決定がなされる。もしグループ化される場合、方法1000は1008に進むことができ、そうでなければ、方法1000は1012に進むことができる。
【0082】
1008では、方法1000は、第1の2の累乗の式に基づいて無線信号の時間フレームからページングオケイジョンのセットを選択することができる。主題開示のいくつかの態様では、ここに記述されるように、2の累乗の式は、フレーム数 mod 2^K<=N−1でありうる。1010では、方法1000は、無線信号のDRXサイクルの一部分にページングオケイジョンの選択されたセットをグループ化することができる。いくつかの態様では、一部分は、無線信号の複数のDRXサイクルにおいて繰り返されうる。例えば、ページングオケイジョンは、周期的に複数のDRXサイクルの一部分でありうる。別の例では、ページングオケイジョンは、他のサイクルではなく、選択DRXサイクルにおいて存在しうる。ページングオケイジョングループが複数のDRXサイクル内で変調される様々な適切な配置は、主題開示の範囲内として意図されることを理解すべきである。参照番号1010から、方法1000は1016に進むことができる。
【0083】
1012では、方法1000は、第2の2の累乗の式に基づいた無線信号の時間フレームから分配されたページングオケイジョンのセットを選択することができる。主題開示のいくつかの態様では、2の累乗の式は、ここに記述されるように、フレーム数 mod 2^(K−L)=0でありうる。1014では、方法1000は、2の累乗の式によって決定されるような無線信号の1以上の信号時間フレーム全体わたって、セットのページングオケイジョンに分散することができる。例えば、式は、どのDRXサイクルの信号時間フレームがページングオケイジョンに割り当てられるかを選択するために利用されうる。
【0084】
方法1000は、1014から1016に進むことができる。
【0085】
1016では、方法1000は、決定したページングオケイジョンに関して複数のページンググループを割り当てることができる。開示のいくつかの態様では、ページンググループは、ページンググループに割り当てられた1以上のモバイルデバイスの識別子を利用して区別されうる。したがって、方法1000は、ここに記述されるように、ページングリソースの時間および/または識別に基づいた割り当てを提供することができる。1018では、方法1000は、無線ANのアクセスポイントによって供給された全ての遠隔デバイスに関して、共通ページングチャネルグループを作成することができる。ページングチャネルは、全てのそのような遠隔デバイスにシステム情報を効率的にブロードキャストするために利用されうる。したがって、手順は、そのような各デバイスのために少なくとも1つのページングチャネル、専用チャンネル、共通チャネルまたは両方を提供する。
【0086】
図11は、OFDMA無線ANにおけるページング制御を円滑にする方法例1100のフローチャートを描く。方法1100は、1102で、無線ANとの無線通信を登録することができる。登録は、例えば、無線ANにモバイルデバイスの識別子(例えば、IMSI)を提出することを少なくとも含むことができる。1104では、方法1100は、識別子に割り当てられたページンググループを得ることができる。ページンググループは、少なくとも1つの例では、無線信号に関する多くの利用可能なページンググループとモバイルデバイスの識別子とに基づいて、決定されうる。1つの特定例では、ページンググループは、IMSIモードMのようなアルゴリズムから得ることができる。ここで、Mは利用可能なページンググループの数である。ページンググループは、DLチャネルで提出され、モバイルデバイスで1以上のアンテナと受信機とによって受信されうる加えて、ページンググループは、DLチャネルのページングオケイジョンと関連しうる。そのようなページングオケイジョンは、(例えば、無線信号のDRXサイクルから決定された)定数乗された整数(例えば、2)を含む式からさらに決定されうる。
【0087】
1106では、方法1100は、識別子に割り当てられた受信ページンググループをモニタすることができる。1108では、方法1100は、ページング信号がページンググループ関して対処されたリソースに含まれるかどうかを決定することができる。そうならば、1110では、方法1100は、無線ANへのアクセス手続きを開始することができる。アクセス手続きは、モバイルデバイスが特定の基地局を経て到達され、モバイルデバイスがそのようなデバイスに関してインバウンド通信を受信する準備ができているANに、通知することができる。
【0088】
図12は、OFDMA無線ANにおけるページング制御を提供するためのシステム例1200のブロック図を示す。システム1200は、無線信号を複数の信号時間フレームに分割するモジュール1202を含むことができる。モジュール1200は、例えば、定数乗された整数を含む式に基づいて多くのそのような信号時間フレームを決定することができる。少なくとも1つの態様では、整数は、ローカルシステム(例えば、FDM、OFDMA、E−UTRANなど)へ外部システム(例えば、CDMA、W−CDMA)からのモバイルデバイスの効率的な統合を提供する、2または他の適切な整数を含むことができる。さらに、定数乗は、無線信号に関連したDRXサイクルから少なくとも部分的に決定された定数Kを含むことができる。上述のものに加えて、システム1200は、信号時間フレームからページングオケイジョンを選択するモジュール1204を含むことができる。いくつかの態様では、モジュール1204は、ページングオケイジョンとして一部の信号時間フレームを選択することができる。その上、ページングオケイジョンは、モジュール1204によって、信号の時間フレームの1以上の連続的なグループのような(または、例えば、そのような信号の1以上のDRXサイクルの)無線信号の様々な一部分に、または、2の累乗に基づく式から決定された分散した時間フレームに、スケジュールされうる。一例を挙げれば、連続時間フレームは、式、フレーム数 mod 2^K<=N−1に基づいて選択されうる。少なくとも1つの代替例において、分散した時間フレームは式、フレーム数 mod 2^(K−L)=0に基づいて選択されうる。1以上の連続する一部分であろうと分散していようと、信号内のページングオケイジョンの配置は、遠隔デバイスとシステム1200との間のページングチャネルの同期を円滑にするために、遠隔デバイス(描かれず)に提供されうる。
【0089】
図13は、OFDMA無線ANにおけるページング制御を円滑にするサンプルシステム1300のブロック図を示す。システム1300は、無線通信に関して登録するためのモジュール1302を含むことができる。登録は、例えば、無線アクセスポイントを経たモバイル通信ネットワークがそのようなネットワークに接続されながらありうる。いくつかの態様では、モジュール1302は登録と共にモバイルデバイスの識別子を含むことができ、識別子は、グローバル識別子(例えば、IMSI、MACアドレス)、または半グローバルまたはローカルの識別子(例えば、IPアドレス、MSI、データセッション識別子など)である。さらに、システム1300は、無線通信を通じてページンググループを得るためのモジュール1304を含むことができる。その上、ページンググループは、無線AN(例えば、E−UTRAN)のアクセスポイントによって識別子に関連付けられうる。少なくとも1つの態様では、ページンググループは、DL信号の一部の信号時間フレームから選択されるページングオケイジョンに関連付けられうる。少なくとも1つの例では、信号時間フレームからのページングオケイジョンの選択は、定数乗された整数(例えば、2)を含む式に基づきうる。DL信号内のページンググループの位置は、式と識別子とを採用することによって直接または間接的に、そのような信号から得られうる。
【0090】
上述されていることは、要求された主題の態様の例を含む。もちろん、要求された主題を記述している目的のためにコンポーネントまたは手順の考えられる限りの組み合わせを記述することは不可能だが、当業者は、多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識してもよい。したがって、開示された主題は、添付の特許請求の範囲および精神内に含まれる全てのそのような改変、修正、および変形を含むことを意図する。その上、用語“含む”“有する”または“有している”が詳細な説明かそれとも特許請求の範囲において用いられる限りは、そのような用語は、特許請求の範囲での移行的な単語として採用されるとき「具備する」が解釈されるように、用語「具備する」と同様のやり方で包含的であることを意図する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線ネットワークにおける遠隔デバイスをページングする方法であって、
無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割し、
ページングオケイジョンとしてN個の前記信号時間フレームを選択することを具備し、Nは前記複数の信号時間フレームの一部である方法。
【請求項2】
前記ページングオケイジョンを選択するために次の式、
フレーム数 mod 2^K<=N−1、または、
フレーム数 mod 2^(K−L)=0、
の少なくとも1つを採用することをさらに具備し、Lは前記無線信号のN個のページングオケイジョンを決定するために利用される定数である請求項1の方法。
【請求項3】
前記整数Intは、2である請求項1の方法。
【請求項4】
前記定数Kは、DRXサイクルの係数である請求項1の方法。
【請求項5】
遠隔デバイスに関する前記N個のページングオケイジョンのうちの1つを選択するために、式、
ページングオケイジョン=(IMSI div L)mod N
を採用することをさらに具備し、IMSIは前記遠隔デバイスの国際移動電話加入者識別番号である請求項1の方法。
【請求項6】
ページングオケイジョンに関する複数のページンググループを割り当てることをさらに具備する請求項1の方法。
【請求項7】
前記複数のページンググループのうちの1つに遠隔デバイスの識別子を割り当て、
前記ページングオケイジョンの前記ページンググループで前記遠隔デバイスをページングすることをさらに具備する請求項6の方法。
【請求項8】
セルにおける全ての遠隔デバイスに関して共通識別を作成し、前記セルにおける全ての前記遠隔デバイスをページングするために指定されたページンググループにおいて前記共通識別を利用することをさらに具備する請求項1に記載の方法。
【請求項9】
無線ネットワークにおける遠隔デバイスをページングする装置であって、
無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割するタイミングモジュールと、
ページングオケイジョンとしてN個の前記信号時間フレームを選択する選択モジュールと、を具備し、Nは前記複数の信号時間フレームの一部である装置。
【請求項10】
前記無線信号のDRXサイクルの連続的な一部分へ前記N個のページングオケイジョンをグループ化する割り当てモジュールと、
セルにおける全ての遠隔デバイスに関して共通識別を作成し、前記セルにおける全ての前記遠隔デバイスをページングするために指定されたページンググループにおいて前記共通識別を利用するブロードキャストモジュールと、をさらに具備する請求項9の装置。
【請求項11】
次の式、
フレーム数 mod 2^K<=N−1、または、
フレーム数 mod 2^(K−L)=0、
の少なくとも1つに基づいて、前記N個のページングオケイジョンを選択する計算モジュールをさらに具備する請求項9の装置。
【請求項12】
前記計算モジュールは、遠隔デバイスに関する前記N個のページングオケイジョンのうちの1以上を選択するために、式、
ページングオケイジョン=(IMSI div L)mod N
を採用し、IMSIは前記遠隔デバイスの国際移動電話加入者識別番号である請求項11の装置。
【請求項13】
前記タイミングモジュールは、前記整数Intとして2を採用する、または、前記定数KとしてDRXサイクルの係数を採用することの少なくとも1つを行う請求項9の装置。
【請求項14】
無線ネットワークにおける遠隔デバイスをページングするための装置であって、
無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割する手段と、
ページングオケイジョンとしてN個の前記信号時間フレームを選択する手段と、を具備し、Nは前記複数の信号時間フレームの一部である装置。
【請求項15】
前記無線信号のDRXサイクルの連続的な一部分へ前記N個のページングオケイジョンをグループ化する手段と、
セルにおける全ての遠隔デバイスに関して共通識別を作成する手段と、
前記セルにおける全ての前記遠隔デバイスをページングするために指定されたページンググループにおいて前記共通識別を利用する手段と、をさらに具備する請求項14の装置。
【請求項16】
次の式、
フレーム数 mod 2^K<=N−1、または、
フレーム数 mod 2^(K−L)=0、の少なくとも1つに基づいて、前記N個のページングオケイジョンを選択する手段をさらに具備する請求項14の装置。
【請求項17】
式、
ページングオケイジョン=(IMSI div L)mod N
を利用して、遠隔デバイスに関する前記N個のページングオケイジョンのうちの1以上を選択する手段をさらに具備し、IMSIは前記遠隔デバイスの国際移動電話加入者識別番号である請求項14の装置。
【請求項18】
前記無線信号を分割する前記手段は、前記整数Intとして2を採用する手段、または、
前記定数KとしてDRXサイクルの係数を採用する手段、を具備する請求項14の装置。
【請求項19】
無線ネットワークにおける遠隔デバイスをページングするためのコンピュータ読み取り可能な命令を具備するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、
無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割すること、
ページングオケイジョンとしてN個の前記信号時間フレームを選択することを実行可能にし、Nは前記信号時間フレームの一部であるコンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項20】
無線通信に関するページング信号を識別する方法であって、
無線ネットワークとの無線通信を登録し、前記登録することは、モバイルデバイスの識別子を提出することを少なくとも具備し、
前記識別子に割り当てられたページンググループを得ることを具備し、前記ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する方法。
【請求項21】
無線信号の前記信号時間フレームの間に分布する前記ページングオケイジョンの位置を受信し、
前記ページングオケイジョンに関連した前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定し、
前記ページンググループが前記ページング信号を含む場合に、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始することをさらに具備する請求項20の方法。
【請求項22】
ページングオケイジョン=(識別子 div L)mod N
である形式の式を採用することによって受信した無線信号における前記ページングオケイジョンを識別し、Lは前記無線信号のN個のページングオケイジョンを決定するために利用される定数であり、
前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定し、
前記ページンググループが前記ページング信号を含む場合に、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始することをさらに具備する請求項20の方法。
【請求項23】
無線通信に関するページング信号を識別するモバイルデバイスであって、
無線データ交換用のトランシーバと、
前記無線ネットワークに前記モバイルデバイスを登録すると共に無線ネットワークに前記モバイルデバイスの識別子を提供する通信プロセッサと、
前記識別子に割り当てられたページンググループを得る信号プロセッサと、を具備し、前記ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連するモバイルデバイス。
【請求項24】
受信した無線信号におけるページングオケイジョンを識別するために、
ページングオケイジョン=(識別子 div L) mod N
である形式の式を採用する計算モジュールと、Lは前記無線信号のN個の前記ページングオケイジョンを決定するために利用される定数であり、
前記ページングオケイジョンの前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定するページング応答モジュールと、をさらに具備し、
前記通信プロセッサは、前記ページング応答モジュールが前記ページンググループは前記ページング信号を含むことを示す場合、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始する請求項23に記載のモバイルデバイス。
【請求項25】
無線通信に関するページング信号を識別する装置であって、
無線ネットワークとの無線通信を登録する手段と、登録する前記手段は、モバイルデバイスの識別子を提出する手段を少なくとも具備し、
前記識別子に割り当てられたページンググループを得る手段と、を具備し、前記ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する装置。
【請求項26】
無線信号の前記信号時間フレームの間に分布する前記ページングオケイジョンの位置を受信する手段と、
前記ページングオケイジョンに関連した前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定する手段と、
前記ページンググループが前記ページング信号を含む場合に、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始する手段と、をさらに具備する請求項25の装置。
【請求項27】
ページングオケイジョン=(識別子 div L) mod N
である形式の式を採用することによって受信した無線信号における前記ページングオケイジョンを識別する手段と、Lは前記無線信号のN個のページングオケイジョンを決定するために利用される定数であり、
前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定する手段と、
前記ページンググループが前記ページング信号を含む場合に、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始する手段と、をさらに具備する請求項25の装置。
【請求項28】
無線通信に関するページング信号を識別するコンピュータ読み取り可能な命令を具備するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、
無線ネットワークとの無線通信を登録することと、登録はモバイルデバイスの識別子を提出することを少なくとも具備し、
前記識別子に割り当てられたページンググループを得ることを実行可能にし、前記ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連するコンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項1】
無線ネットワークにおける遠隔デバイスをページングする方法であって、
無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割し、
ページングオケイジョンとしてN個の前記信号時間フレームを選択することを具備し、Nは前記複数の信号時間フレームの一部である方法。
【請求項2】
前記ページングオケイジョンを選択するために次の式、
フレーム数 mod 2^K<=N−1、または、
フレーム数 mod 2^(K−L)=0、
の少なくとも1つを採用することをさらに具備し、Lは前記無線信号のN個のページングオケイジョンを決定するために利用される定数である請求項1の方法。
【請求項3】
前記整数Intは、2である請求項1の方法。
【請求項4】
前記定数Kは、DRXサイクルの係数である請求項1の方法。
【請求項5】
遠隔デバイスに関する前記N個のページングオケイジョンのうちの1つを選択するために、式、
ページングオケイジョン=(IMSI div L)mod N
を採用することをさらに具備し、IMSIは前記遠隔デバイスの国際移動電話加入者識別番号である請求項1の方法。
【請求項6】
ページングオケイジョンに関する複数のページンググループを割り当てることをさらに具備する請求項1の方法。
【請求項7】
前記複数のページンググループのうちの1つに遠隔デバイスの識別子を割り当て、
前記ページングオケイジョンの前記ページンググループで前記遠隔デバイスをページングすることをさらに具備する請求項6の方法。
【請求項8】
セルにおける全ての遠隔デバイスに関して共通識別を作成し、前記セルにおける全ての前記遠隔デバイスをページングするために指定されたページンググループにおいて前記共通識別を利用することをさらに具備する請求項1に記載の方法。
【請求項9】
無線ネットワークにおける遠隔デバイスをページングする装置であって、
無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割するタイミングモジュールと、
ページングオケイジョンとしてN個の前記信号時間フレームを選択する選択モジュールと、を具備し、Nは前記複数の信号時間フレームの一部である装置。
【請求項10】
前記無線信号のDRXサイクルの連続的な一部分へ前記N個のページングオケイジョンをグループ化する割り当てモジュールと、
セルにおける全ての遠隔デバイスに関して共通識別を作成し、前記セルにおける全ての前記遠隔デバイスをページングするために指定されたページンググループにおいて前記共通識別を利用するブロードキャストモジュールと、をさらに具備する請求項9の装置。
【請求項11】
次の式、
フレーム数 mod 2^K<=N−1、または、
フレーム数 mod 2^(K−L)=0、
の少なくとも1つに基づいて、前記N個のページングオケイジョンを選択する計算モジュールをさらに具備する請求項9の装置。
【請求項12】
前記計算モジュールは、遠隔デバイスに関する前記N個のページングオケイジョンのうちの1以上を選択するために、式、
ページングオケイジョン=(IMSI div L)mod N
を採用し、IMSIは前記遠隔デバイスの国際移動電話加入者識別番号である請求項11の装置。
【請求項13】
前記タイミングモジュールは、前記整数Intとして2を採用する、または、前記定数KとしてDRXサイクルの係数を採用することの少なくとも1つを行う請求項9の装置。
【請求項14】
無線ネットワークにおける遠隔デバイスをページングするための装置であって、
無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割する手段と、
ページングオケイジョンとしてN個の前記信号時間フレームを選択する手段と、を具備し、Nは前記複数の信号時間フレームの一部である装置。
【請求項15】
前記無線信号のDRXサイクルの連続的な一部分へ前記N個のページングオケイジョンをグループ化する手段と、
セルにおける全ての遠隔デバイスに関して共通識別を作成する手段と、
前記セルにおける全ての前記遠隔デバイスをページングするために指定されたページンググループにおいて前記共通識別を利用する手段と、をさらに具備する請求項14の装置。
【請求項16】
次の式、
フレーム数 mod 2^K<=N−1、または、
フレーム数 mod 2^(K−L)=0、の少なくとも1つに基づいて、前記N個のページングオケイジョンを選択する手段をさらに具備する請求項14の装置。
【請求項17】
式、
ページングオケイジョン=(IMSI div L)mod N
を利用して、遠隔デバイスに関する前記N個のページングオケイジョンのうちの1以上を選択する手段をさらに具備し、IMSIは前記遠隔デバイスの国際移動電話加入者識別番号である請求項14の装置。
【請求項18】
前記無線信号を分割する前記手段は、前記整数Intとして2を採用する手段、または、
前記定数KとしてDRXサイクルの係数を採用する手段、を具備する請求項14の装置。
【請求項19】
無線ネットワークにおける遠隔デバイスをページングするためのコンピュータ読み取り可能な命令を具備するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、
無線信号を、定数乗された整数Int^Kとして定義された複数の信号時間フレームに分割すること、
ページングオケイジョンとしてN個の前記信号時間フレームを選択することを実行可能にし、Nは前記信号時間フレームの一部であるコンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項20】
無線通信に関するページング信号を識別する方法であって、
無線ネットワークとの無線通信を登録し、前記登録することは、モバイルデバイスの識別子を提出することを少なくとも具備し、
前記識別子に割り当てられたページンググループを得ることを具備し、前記ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する方法。
【請求項21】
無線信号の前記信号時間フレームの間に分布する前記ページングオケイジョンの位置を受信し、
前記ページングオケイジョンに関連した前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定し、
前記ページンググループが前記ページング信号を含む場合に、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始することをさらに具備する請求項20の方法。
【請求項22】
ページングオケイジョン=(識別子 div L)mod N
である形式の式を採用することによって受信した無線信号における前記ページングオケイジョンを識別し、Lは前記無線信号のN個のページングオケイジョンを決定するために利用される定数であり、
前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定し、
前記ページンググループが前記ページング信号を含む場合に、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始することをさらに具備する請求項20の方法。
【請求項23】
無線通信に関するページング信号を識別するモバイルデバイスであって、
無線データ交換用のトランシーバと、
前記無線ネットワークに前記モバイルデバイスを登録すると共に無線ネットワークに前記モバイルデバイスの識別子を提供する通信プロセッサと、
前記識別子に割り当てられたページンググループを得る信号プロセッサと、を具備し、前記ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連するモバイルデバイス。
【請求項24】
受信した無線信号におけるページングオケイジョンを識別するために、
ページングオケイジョン=(識別子 div L) mod N
である形式の式を採用する計算モジュールと、Lは前記無線信号のN個の前記ページングオケイジョンを決定するために利用される定数であり、
前記ページングオケイジョンの前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定するページング応答モジュールと、をさらに具備し、
前記通信プロセッサは、前記ページング応答モジュールが前記ページンググループは前記ページング信号を含むことを示す場合、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始する請求項23に記載のモバイルデバイス。
【請求項25】
無線通信に関するページング信号を識別する装置であって、
無線ネットワークとの無線通信を登録する手段と、登録する前記手段は、モバイルデバイスの識別子を提出する手段を少なくとも具備し、
前記識別子に割り当てられたページンググループを得る手段と、を具備し、前記ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連する装置。
【請求項26】
無線信号の前記信号時間フレームの間に分布する前記ページングオケイジョンの位置を受信する手段と、
前記ページングオケイジョンに関連した前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定する手段と、
前記ページンググループが前記ページング信号を含む場合に、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始する手段と、をさらに具備する請求項25の装置。
【請求項27】
ページングオケイジョン=(識別子 div L) mod N
である形式の式を採用することによって受信した無線信号における前記ページングオケイジョンを識別する手段と、Lは前記無線信号のN個のページングオケイジョンを決定するために利用される定数であり、
前記ページンググループがページング信号を含むかどうかを決定する手段と、
前記ページンググループが前記ページング信号を含む場合に、前記無線ネットワークへのアクセス手続きを開始する手段と、をさらに具備する請求項25の装置。
【請求項28】
無線通信に関するページング信号を識別するコンピュータ読み取り可能な命令を具備するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、少なくとも1つのコンピュータによって、
無線ネットワークとの無線通信を登録することと、登録はモバイルデバイスの識別子を提出することを少なくとも具備し、
前記識別子に割り当てられたページンググループを得ることを実行可能にし、前記ページンググループは、定数乗された2を具備する式から決定された一部の信号時間フレームから選択されたページングオケイジョンに関連するコンピュータ読み取り可能な媒体。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2013−66196(P2013−66196A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−241686(P2012−241686)
【出願日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【分割の表示】特願2010−524114(P2010−524114)の分割
【原出願日】平成20年9月2日(2008.9.2)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−241686(P2012−241686)
【出願日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【分割の表示】特願2010−524114(P2010−524114)の分割
【原出願日】平成20年9月2日(2008.9.2)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】
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