説明

一種以上の医薬製品をカプセルに充填するための機械で物品を搬送する方法と装置

【課題】医薬製品をカプセルに充填する機械で物品を搬送することの改善。
【解決手段】カプセル(2)に少なくとも一種の医薬製品を充填するために連続動作する機械で物品(2;3;4)を搬送する方法及び装置であって、各物品(2;3;4)が移動ホイール(10)のそれぞれのシート(34)の内側で搬送され、摩擦によってシート(34)の内側に保持されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は少なくとも一種の医薬製品をカプセルに充填するための機械で物品を搬送する方法及び装置に関する。
【0002】
詳しくは、本発明は、物品を搬送する方法に関し、各物品は、ボトムシェルとそのボトムシェルを閉じるトップシェルを含むカプセル、又はカプセルのボトムシェル、又はカプセルのトップシェルによって画定される。以下の説明では、言及される物品はカプセルのトップシェルであるが、その言及は純粋に例示的なものである。
【背景技術】
【0003】
製薬産業では、それぞれボトムシェルとそのボトムシェルを閉じるトップシェルによって画定されるカプセルを充填するための機械は公知である。
【0004】
機械は、通常、対応的なボトムシェルの上にトップシェルを載置してカプセルを垂直に正しく定位させるための第一のホイール;第一のホイールからボトムシェルを受け入れてそれらを少なくとも一つの充填ステーションに送給するコンベヤーライン;第一のホイールからトップシェルを受け入れ流ための第二のホイール;及びコンベヤーラインからのボトムシェルと第二のホイールからのトップシェルを受け入れて各ボトムシェルを対応的なトップシェルによって閉じるための第三のホイールを備える。
【0005】
第二のホイールは第一のホイール及び第三のホイールにそれぞれの移動ステーションで結合され、トップシェルのための少なくとも一つのシートを有し、移動ステーションを通してシートを送給するためにそれぞれの長手軸のまわりで連続的に回転するように取り付けられている。
【0006】
シートは通常、空気吸引装置に結合され、それによってシートは第一のホイールからトップシェルを受け取ってそれを移動ステーション間で送ることが可能になり、それを非活性化するとトップシェルをシートから第三のホイールに移動させることが可能になる。
【0007】
上述のタイプの公知のカプセル充填機械はいろいろな欠点があるが、それは主に空気吸引装置が機械を比較的複雑で、かさばり、かつ高価なものにすることによる。
【0008】
上述のタイプの公知のカプセル充填機械はまた、カプセルに粉末の医薬製品を充填しようとするときに別の問題がある。すなわち、機械の各運転サイクルの終わりに機械の内側に分散した粉末の医薬製品を保守整備の職員が吸入することを防ぐために、医薬製品に水をスプレー散布して医薬製品を安定化する。しかし、その効果は空気吸引装置の作用で著しく損なわれる。すなわち、空気吸引装置が医薬製品の一部を機械の内側に保持する傾向があるからである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、少なくとも一種の医薬製品をカプセルに充填する機械で物品を搬送する方法であって、上述の欠点を除くようにした方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明によれば、少なくとも一種の医薬製品をカプセルに充填する機械で物品を搬送する方法であって、特許請求の範囲の請求項1から12までに記載されたような方法が提供される。
【0011】
本発明はまた、少なくとも一種の医薬製品をカプセルに充填する機械で物品を搬送する装置に関する。
【0012】
本発明によれば、少なくとも一種の医薬製品をカプセルに充填する機械で物品を搬送する装置であって、特許請求の範囲の請求項13から17までに記載されたような装置が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の非限定的な実施形態が添付図面を参照して実施例によって説明される。
【0014】
図1の1は、少なくとも一種の医薬製品、特に粉末の医薬製品、を公知のカプセル2(図2)に充填するための機械の全体を示す。各カプセル2は実質的にカップの形のボトムシェル3と、ボトムシェル3を閉じるトップシェル4を含む。
【0015】
機械1は、配向させ開くホイール5を備える。これは図1の平面に直角なその長手軸6のまわりで連続的に回転するように取り付けられ、空の閉じたカプセル2を順次受け取り、トップシェル4がボトムシェル3の上になるように各カプセル2を垂直に定位させ、トップシェル4をボトムシェル3から離脱させて各カプセル2を開く。
【0016】
ボトムシェル3は順次公知の搬送装置7によって受け取られる。搬送装置7は、第一の移動ステーション8でホイール5に結合され、与えられた経路P1に沿って、ボトムシェル3に医薬製品を供給するための少なくとも一つの計量装置(図示せず)を有する少なくとも一つの充填ステーション9を通ってボトムシェル3を送る。
【0017】
トップシェル4は順次ホイール10によって受け取られる。ホイール10は、軸6と平行なその長手軸11のまわりで連続的に回転するように取り付けられ、第二の移動ステーション12でホイール5に結合され、トップシェル4を第三の移動ステーション13へ送り、ここでトップシェル4は組み合わせ閉じるホイール14に移される。ホイール14は、軸6及び11と平行なその長手軸15のまわりで連続的に回転するように取り付けられ、さらに第四の移動ステーション16で搬送装置7に結合されボトムシェル3を順次受け取る。
【0018】
ホイール5,10及び14は、各トップシェル4をステーション8と16の間で、経路P1と実質的に同じ長さの経路P2に沿って、したがって対応するボトムシェル3と同期して、送るように設計され運転されており、したがって前にホイール5で開かれたカプセル2をホイール14が閉じることが可能になる。
【0019】
図2に示されているように、ホイール5は軸6のまわりで等間隔に配置され半径方向外向きに開いたいくつかのトップシートを備えている。各シート17は、それぞれのカプセル2を受け取り、それぞれの配向部材18によって半径方向外向きに閉じられ、カプセル2をトップシェル4がボトムシェル3の上になるように垂直に定位させる。
【0020】
シート17の内部で正しく配向されると、カプセル2は管状ボトムシート19に落下する。このボトムシート19は、軸6と平行な垂直方向20でシート17と整列し、トップシェル4を保持するための広いトップ部分21と狭いボトム部分22を備え、それを通してボトムシェル3は搬送装置7のそれぞれのポケット23に吸引される。
【0021】
移動ステーション12で、トップシェル4はそれぞれのボトムシート19の部分21から方向20にそれぞれのトップシート17に沿って、固定された空気圧分配器25によってトップシェル4に向けられた圧縮空気の流れによって、方向20に直角に取り付けられたストップ部材24に押し出される。
【0022】
分配器25は、搬送装置7の下に軸6と同軸に取り付けられた、導管27を有する円環プレート26を含み、導管27はプレート26を通って方向20と平行に伸び、ステーション12を通って移動するポケット23に流体を漏らさないような仕方で結合され、空気圧的に図示しない公知の圧縮空気送給装置に結合されている。
【0023】
図3を参照して説明すると、ホイール10は、軸10と同軸の管状の柱28を備えている;柱28と係合するシャフト29は、図示しない公知の駆動装置によって軸11のまわりに柱28に対して回転され、トップ端30が柱28から外側へ突出している。
【0024】
シャフト29の端30は、搬送装置7の一部を成すボトムスプロケット31を支持し、軸11と同軸に端30に嵌合されたトップディスク32は外側で軸11と同軸な実質的に円筒状の側面33によって限られ、軸11のまわりで等間隔になったいくつかの周縁シート34を有し、周縁シート34は表面33で半径方向外側へ開き、方向20で軸方向に開いている。
【0025】
図4に示されているように、各シート34は、接線方向でトップシェル4の直径よりも狭く、表面33のところで、二つの平行な平らな面36によって限られる外側部分35;及び面36に結合された半円筒面38によって限られた内側部分37を含む。
【0026】
図3を参照して説明すると、ホイール14は軸15と同軸なスリーブ39を含み、その外側表面に搬送装置7の一部を成すボトムスプロケット40と、軸15のまわりに等間隔になっているいくつかの管状シート42を有するトップディスク41が形成され、それぞれトップシェル4を保持するための広いトップ部分43と、以下で詳しく説明するようにそれぞれボトムシェル3を搬送装置7から受け取るための狭いボトム部分44を有する。
【0027】
各シート42は、トップ押圧手段46とボトム押圧手段47を含む移動ユニット45が結びつき、それらは方向20で互いに、及びシート42と整列し、スリーブ39と摺動的に結合されて、図示されない公知のカム作動装置の制御の下でスリーブ39に対して方向20で直線的に移動する。
【0028】
次に、機械1の動作を図2,3,及び4を参照して、一つのトップシェル4だけに関して、以下のような状況で説明する:
トップシェル4は、それぞれのシート19の広いトップ部分の内側に収容されている;そして、シート19は、ホイール5によって移動ステーション12を通って対応シート34と同期して送られる。
【0029】
ステーション12で、まずトップシェル4をシート19の部分21から方向20で上方へ対応するトップシート17に沿って、導管27と対応するポケット23を通ってトップシェル4に向けられた圧縮空気の流れによって押し出すことにより、トップシェル4がシート19からシート34へ移される。
【0030】
トップシェル4が部材24へ持ち上げられると、シート19と34はトップシェル4をはさんで互いに向かい合うように定位され、トップシェル4はまず外側部分の面36の間でプレスされ、次に内側部分37に挿入され、最後にシート34の内側に摩擦によって保持される。
【0031】
この時点で、トップシェル4とシート34がホイール10によって移動ステーション13を通って対応するシート42と同期して送られる。
【0032】
ステーション13では、トップシェル4がトップ押圧手段46によってシート34から解放され、トップ押圧手段46によってシート42の広いトップ部分に押し下げられて、ボトム押圧手段47によってそのポケット23から解放され、ボトム押圧手段47によってシート42の狭いボトム部分に押し上げられた対応するボトムシェル3を閉じる。
【0033】
トップシェル4が摩擦によってそのシート34の内側に保持されることは、いくつか利点があるが、主に移動ホイール10が空気吸引装置を持たないこと、したがって、比較的単純明快で安価であり、保守の必要もほとんどないことが有利である。
【0034】
図示されない別の実施形態では、移動ホイール10がシート40と共に、カプセル2の全体、又はカプセル2のボトムシェル3を搬送するために用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】図1は、本発明のある好ましい実施形態に係わるカプセル充填機械を示す概略平面図である。
【図2】図2は、図1の機械の第一の細部を示す概略縦断面図である。
【図3】図3は、図1の機械の第二の細部を示す概略縦断面図である。
【図4】図4は、図3の細部を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
【0036】
2 カプセル
3 ボトムシェル
4 トップシェル
5 ホイール
7 搬送装置
8、12、13、16 移動ステーション
9 充填ステーション
10、14 ホイール
17 シート
18 配向部材
19 管状ボトムシート
19、34 シート
23 ポケット23
24 ストップ部材
25 分配器
26 円環プレート
27 導管
32 トップディスク
34 周縁シート
39 スリーブ
40 ボトムスプロケット
41 トップディスク
42 管状シート
45 移動ユニット
46 トップ押圧手段
47 ボトム押圧手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カプセル(2)に少なくとも一種の医薬製品を充填するための機械で物品(2;3;4)を搬送する方法であって、
前記機械が物品(2;3;4)のための少なくとも一つの第一のシート(34)を有する第一のホイール(10)を備えており、
前記第一のホイール(10)をその長手方向の第一の軸(11)のまわりに連続的に動かして受け取りステーション(12)で前記物品(2;3;4)を受け取り、放出ステーション(13)で前記物品(2;3;4)を放出するステップ;を含むものにおいて、
さらに、前記第一のシート(34)の内側に前記物品(2;3;4)を摩擦で保持するステップ;
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
さらに:
前記第一のシート(34)の内側に前記物品(2;3;4)を固定するステップ;
を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記機械が長手方向の第二の軸(6)のまわりに連続的に回転するように取り付けられた、前記物品(2;3;4)のための少なくとも一つの第二のシート(17)を有する第二のホイール(5)を備えており;
前記方法はさらに:
前記第一及び第二のシート(34,17)を、前記受け取りステーション(12)を通して互いに同期して移動させて前記物品(2;3;4)を前記第二のシート(17)から前記第一のシート(34)に移すステップ;
を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記方法はさらに:
前記第二のホイール(5)が担持する第三のシート(19)の内側で前記物品(2;3;4)を搬送するステップ;及び
前記物品(2;3;4)を、前記第二の軸(6)と平行な方向で、前記第三のシート(19)から前記第二のシート(17)に移すステップ;
を含む、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
さらに:
前記物品(2;3;4)を前記第三のシート(19)から前記第二のシート(17)に空気圧によって移すステップ;
を含む、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
さらに:
前記第三のシート(19)から前記第二のシート(17)への前記物品(2;3;4)の移行をストップ部材(24)によって停止するステップ;
を含む、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
【請求項7】
さらに:
前記物品(2;3;4)を前記第三のシート(19)から前記第二のシート(17)に、そして前記ストップ部材(24)に空気圧ブロー装置によって移動させるステップ;
を含む、ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記機械が、長手方向の第三の軸(15)のまわりに連続的に回転するように取り付けられ、前記物品(2;3;4)のための少なくとも一つの第四のシート(42)を有する第三のホイール(14)を備え;
前記方法はさらに:
前記第一及び前記第四のシート(34,42)を前記放出ステーション(13)を通して互いに同期して移動させ、前記物品(2;3;4)を前記第一のシート(34)から前記第四のシート(42)に移すステップ;
を含む、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
さらに:
前記物品(2;3;4)を前記第一のシート(34)から放出し、前記物品(2;3;4)を前記第一の軸(11)と平行な方向で前記第四のシート(42)に移動させるステップ;を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
各前記物品(2;3;4)はカプセル(2)によって画定される、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
各カプセル(2)がボトムシェル(3)と、前記ボトムシェル(3)を閉じるトップシェル(4)を含み;各前記物品(2;3;4)はカプセル(2)のボトムシェル(3)によって画定される、
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
各カプセル(2)がボトムシェル(3)と、前記ボトムシェル(3)を閉じるトップシェル(4)を含み;各前記物品(2;3;4)はカプセル(2)のトップシェル(4)によって画定される、
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
カプセル(2)に少なくとも一種の医薬製品を充填するための機械で物品(2;3;4)を搬送する装置であって、
前記装置は、物品(2;3;4)のための少なくとも一つの第一のシート(34)を有する第一のホイール(10);受け取りステーション(12);及び放出ステーション(13);を備え、
前記第一のホイール(10)はその長手方向の第一の軸(11)のまわりに連続的に回転して前記物品(2;3;4)を前記受け取りステーション(12)で受け取り、前記物品(2;3;4)を前記放出ステーション(13)で放出するように取り付けられていて;
前記装置は、前記第一のシート(34)が前記物品(2;3;4)を摩擦によって保持するように設計されている、
ことを特徴とする装置。
【請求項14】
前記第一のホイール(10)は前記第一の軸(11)と実質的に同軸な側面(33)によって限られ;
前記第一のシート(34)が、半径方向外側に開き、前記側面(33)のところで、前記側面(33)で外側に開き二つの実質的に平らな平行な面(36)によって限られる外側部分(35)及び前記外側部分(35)の面(36)に結合された実質的に半円筒状の壁(38)によって限られる内側部分(37)を含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記第一のシート(34)が接線方向で前記物品(2;3;4)の直径よりも狭い、ことを特徴とする請求項13又は14に記載の装置。
【請求項16】
前記第一のシート(34)が軸方向に開いている、ことを特徴とする請求項13から15のいずれか1項に記載の装置。
【請求項17】
さらに、第二のホイール(5)を備え、
前記第二のホイール(5)は前記物品(2;3;4)のための少なくとも一つの第二のシート(17)を有し、
前記受け取りステーション(12)で前記第一のホイール(10)に結合され、前記第一の軸(11)と実質的に平行なその第二の軸(6)のまわりに連続的に回転して前記第二のシート(17)を前記受け取りステーション(12)を通って前記第一のシート(34)と同期して移動させるように取り付けられている、
ことを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載の装置。
【請求項18】
前記第二のホイール(5)は、さらに、前記物品(2;3;4)のための少なくとも一つの第三のシート(19);前記物品(2;3;4)を前記第三のシート(19)から前記第二のシート(17)に移動させる第一の移動ユニット(25);を備える、
ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記第一の移動ユニット(25)は、前記物品(2;3;4)を前記第三のシート(19)から前記第二のシート(17)に前記第二の軸(6)と平行な方向に移動させるための空気圧装置(25)を含む、
ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
【請求項20】
前記第一の移動ユニット(25)はさらに、前記第三のシート(19)から前記第二のシート(17)への前記物品(2;3;4)の移動を停止させるストップ部材(24)を含む、
ことを特徴とする請求項18又は19に記載の装置。
【請求項21】
前記第一の移動ユニット(25)は、前記物品(2;3;4)を前記第二のシート(17)に及び前記ストップ部材(24)へ移動させるための、前記第三のシート(19)に空気圧で結合できる、ブロー装置(25)を含む、
ことを特徴とする請求項20に記載の装置。
【請求項22】
さらに、第三のホイール(14)を備え、
前記第三のホイール(14)は、前記物品(2;3;4)のための少なくとも一つの第四のシート(42)を有し、前記放出ステーション(13)で前記第一のホイール(10)に結合され、前記第一の軸(11)と実質的に平行なその第三の軸(15)のまわりに連続的に回転して前記第四のシート(42)を前記放出ステーション(13)を通って前記第一のシート(34)と同期して移動せしめるようにされている、
ことを特徴とする請求項13から21のいずれか1項に記載の装置。
【請求項23】
さらに、前記物品(2;3;4)を前記第一のシート(34)から前記第四のシート(42)に移動させるための第二の移動ユニット(45)を備える、
ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
【請求項24】
前記第二の移動ユニット(45)が、前記第一の軸(11)と平行に移動して前記物品(2;3;4)を前記第一のシート(34)から放出し前記物品(2;3;4)を前記第四のシート(42)に移動させることができる、少なくとも一つの押圧手段(46)を含む、
ことを特徴とする請求項23に記載の装置。
【請求項25】
各前記物品(2;3;4)がカプセル(2)によって画定される、
ことを特徴とする請求項13から24のいずれか1項に記載の装置。
【請求項26】
各カプセル(2)がボトムシェル(3)と、前記ボトムシェル(3)を閉じるトップシェル(4)を含み;
各前記物品(2;3;4)はカプセル(2)のボトムシェル(3)によって画定される、
ことを特徴とする請求項13から24のいずれか1項に記載の装置。
【請求項27】
各カプセル(2)がボトムシェル(3)と、前記ボトムシェル(3)を閉じるトップシェル(4)を含み;
各前記物品(2;3;4)はカプセル(2)のトップシェル(4)によって画定される、
ことを特徴とする請求項13から24のいずれか1項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−37503(P2008−37503A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2007−201819(P2007−201819)
【出願日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【出願人】(505353375)エムジードゥエ ソチエタ レスポンサビリタ リミテ (14)
【Fターム(参考)】