説明

交通量予測システム

【課題】 有料道路の料金所の開レーン数の調整を支援する交通量予測システムを提供する。
【解決手段】 交通量予測システムは、ETCカードから読み取った情報に基づいて、過去にどの車両が・何曜日の・どの時間帯に・どの料金所から入って・どの時間帯に・どの料金所から出たかの履歴を記録する。車両が入口料金所を通ると、その車両が通った時間と料金所とが、履歴と一致するか否かが判定される。一致すると、その車両が履歴と同じ時間帯に同じ料金所から出ると予測される。多くの入口料金所から有料道路に乗り入れる車両に対する予測を集計することで、各々の出口料金所の時間帯ごとの交通量が予測される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、有料道路の交通量を予測するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
有料道路の料金所は、車両が通る複数のレーンを備えている。料金所における交通量が多いときは多くのレーンが使用され、少ないときはいくつかのレーンを閉鎖してより少ないレーンが使用される。交通量に応じてレーン数の調整がスムーズに行われることが求められる。
【0003】
特許文献1には、走行所要時間の予測精度の向上を図った、走行所要時間予測装置が開示されている。その請求項1は、次のように記載されている。車両が走行する対象道路上の複数の地点において、その各地点を通過する累積交通量を測定する手段と、これらの測定手段により得られた前記各地点の現時点までの累積交通量データから各地点における将来の累積交通量データを予測する手段と、この予測手段で作成した前記複数地点における将来の累積交通量データから、将来の前記複数地点間の走行に要する時間を予測する手段とから成り、前記将来の累積交通量を予測する手段は、前記複数地点のうち累積交通量を予測しようとする地点における現時点までの累積交通量データによる自己回帰モデルを使用して、当該地点の将来の累積交通量データを予測することを特徴とする走行所要時間予測装置。
【特許文献1】特開2003‐272084号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、料金所の開レーン数の調整を支援する交通量予測システムを提供することである。
本発明の他の目的は、精度の高い交通量予測システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0006】
本発明による交通量予測システムは、有料道路の入口料金所(16)を通る車両のICカード(2)から識別子(4)を読み取るICカードリーダ(6、8、10)と、車両が入口料金所(16)を通ったときの時刻(47)を記憶する第1テーブル(38)と、過去に入口料金所(16)から進入した車両が有料道路から退出するときに通った出口料金所(28)を特定する出口ID(58)を記憶する第2テーブル(40)と、時刻(47)と出口ID(58)とを用いて車両が有料道路から退出する退出時刻(50)を予測する予測部(32)とを備える。
【0007】
本発明による交通量予測システムは、複数の車両に対して退出する時刻(50)を予測して集計することにより、出口料金所(28)における予測交通量(76)を時刻(72)に対応づけて予測する集計部(34)を備える。
【0008】
本発明による交通量予測システムは、出口料金所(28)に設置され予測交通量(76)を出力する出力装置(30)を備える。
【0009】
本発明による交通量予測システムにおいて、第2テーブル(40)は更に、過去に車両が有料道路から退出した退出時刻履歴(56)を出口ID(58)と対応づけて格納する。予測部(32)は、退出時刻履歴(56)を用いて退出時刻(50)を予測する。
【0010】
本発明による交通量予測システムは、有料道路の交通量を示す交通量情報(21)を収集する収集部(22)を備える。予測部(32)は、交通量情報(21)を用いて退出時刻(50)を予測する。
【0011】
本発明による交通量予測システムは、車両のうちの特定車両が所定回数以上、特定の入口料金所(16)から有料道路に入って特定の出口料金所(28)から出たとき、特定の入口料金所(16)と特定の出口料金所(28)とを特定車両の識別子(46)と対応づけて格納する傾向テーブル(41)を作成する傾向抽出部(37)を備える。
【0012】
本発明による交通量予測システムは、過去の入口料金所における交通量(66)を時刻(64)と対応づけて格納する入口交通量テーブル(42)と、入口交通量テーブル(42)を参照して入口料金所(16)における交通量(74)を予測する入口交通量予測部(36)とを備える。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、料金所の開レーン数の調整を支援する交通量予測システムが提供される。
更に本発明によれば、精度の高い交通量予測システムが提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、交通量予測システムの構成を示す。交通量予測システムは、有料道路の交通量、特に料金所における交通量を予測するために用いられる。入口料金所16には、アンテナ6、通行券処理機8、自動通行券発行機10及び入口車線制御装置14が設置されている。アンテナ6はアンテナコントローラを含み、ICカード2(ETCカード)が挿入されたETC車載器を搭載した車両が入口料金所16から有料道路に進入するとき、そのETC車載器と通信してICカード2が記憶するICカード情報4を読み取る。通行券処理機8は、料金収受所の係員が車両の乗員から受け取ったICカード2を挿入することによりICカード情報4を読み取る。自動通行券発行機10は路側に設置され、車両の乗員がICカード2を挿入すると自動的にICカード情報4を読み取る。入口車線制御装置14はアンテナ6、通行券処理機8及び自動通行券発行機10からICカード情報12を受信して処理するコンピュータである。
【0015】
交通量予測システムは、データ処理装置20を備える。データ処理装置20はコンピュータであり、例えば有料道路を全体的に管理する中央管理施設に設置される。データ処理装置20は、入口料金所16の入口車線制御装置14から料金所情報18を受信する。交通量予測システムは更に、交通量収集装置22を備える。交通量収集装置22は、トラフィックカウンタ等を用いて測定された有料道路の交通量を収集し記憶する。交通量収集装置22は、交通量情報21をデータ処理装置20に送信する。
【0016】
出口料金所28には、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置30が設置されている。出口料金所28が備えるコンピュータは、データ処理装置20から予測交通量情報24を受信し、データ処理装置20に料金所情報26を送信する。出口料金所28には更に、ICカード2によって料金収受処理を行うための図示しないアンテナ、アンテナコントローラ及び通行券処理機を備える。
【0017】
図2には、データ処理装置20の記憶装置に格納されているデータが示されている。データ処理装置20は、予測部32、集計部34、入口交通量予測部36及び傾向抽出部37を含むプログラムを記憶している。データ処理装置20は更に、走行中車両テーブル38、履歴テーブル40、傾向テーブル41、入口交通量テーブル42、入口予測交通量テーブル43、出口予測交通量テーブル44及び日時45を記憶している。
【0018】
図3には、走行中車両テーブル38のデータ構成が示されている。走行中車両テーブル38は、ICカード情報46と、入口時間情報47と、入口料金所情報48と、予測出口料金所49と、予測出口時間50とを対応づけて格納している。
【0019】
図4には、履歴テーブル40のデータ構成が示されている。履歴テーブル40は、ICカード情報46と、入口時間情報52と、入口料金所情報56と、出口時間情報56と、出口料金所情報58とを対応づけて格納している。
【0020】
図5には、傾向テーブル41のデータ構成が示されている。傾向テーブル41は、ICカード情報46と、入口時間情報52と、入口料金所情報54と、出口時間情報56と、出口料金所情報58とを対応づけて格納している。
【0021】
図6には、入口交通量テーブル42の構成が示されている。入口交通量テーブル42は、料金所名59と、月日60と、曜日62と、時間帯64と、入口台数66とを対応づけて格納している。
【0022】
図7には、入口予測交通量テーブル43の構成が示されている。入口予測交通量テーブル43は、料金所名67と、月日68と、曜日70と、時間帯72と、入口台数74とを対応づけて格納している。
【0023】
図8には、出口予測交通量テーブル44の構成が示されている。出口予測交通量テーブル44は、料金所名67と、月日68と、曜日70と、時間帯72と、出口台数 76とを対応づけて格納している。
【0024】
以上の構成を備えた交通量予測システムの動作を以下に説明する。以下の説明において、データ処理装置が備える演算処理装置が記憶装置に記憶されているプログラムを読み取りそのプログラムに記述されている手順に従って実行する動作は、そのプログラム自身が行う動作として記述される。
【0025】
(履歴データの作成)
有料道路の入口料金所16に車両が到着する。車両の乗員は、ICカード2を使用して、アンテナ6、通行券処理機8または自動通行券発行機10を介して料金の支払手続を行う。アンテナ6、通行券処理機8または自動通行券発行機10は、ICカード2に記憶されたICカード情報4を読み取る。ICカード情報4には、ICカード2を個別に特定するID情報が含まれる。交通量予測システムは、このID情報によって有料道路を利用する車両の個別情報を管理する。
【0026】
アンテナ6、通行券処理機8または自動通行券発行機10は、ICカード情報4を含むICカード情報12を入口車線制御装置14に送信する。入口車線制御装置14は、ICカード情報12と、料金所情報18とをデータ処理装置20に送信する。料金所情報18は、入口料金所16を個別に特定する料金所ID情報とICカード情報12を読み取った日時の情報とを含む。
【0027】
有料道路の出口料金所28に車両が到着する。車両の乗員は、ICカード2を使用し、アンテナまたは通行券処理機を介して料金収受の手続きを行う。アンテナまたは通行券処理機は、ICカード2からICカード情報4を読み取る。出口料金所28のコンピュータは、ICカード情報4と料金所情報26とをデータ処理装置20に送信する。料金所情報26は、出口料金所28を個別に特定する料金所ID情報とICカード情報4を読み取った日時とを含む。
【0028】
予測部32は、入口料金所16の料金所情報4に含まれるICカード情報4と出口料金所28の料金所情報26に含まれるICカード情報4とを照合し、そのICカード情報4によって特定される車両が有料道路にいつ(入口時間情報52)、どこの料金収受所(入口料金所情報54)から進入し、いつ(出口時間情報56)、どこの料金収受所(出口料金所情報58)から退出したかを管理する履歴テーブル40を作成する。履歴テーブル40に格納されてから所定期間、例えば1ヶ月経過したデータは破棄される。
【0029】
履歴テーブル40によって、各々の車両が有料道路を利用する形態の傾向が把握できる。例えば、ある車両Aは、月曜日〜金曜日の午前10時〜11時にA料金所から有料道路に進入し、午後2時〜3時にB料金所から退出することが多いという傾向が、履歴テーブル40から読み取られる。
【0030】
傾向抽出部37は、こうした傾向を示す傾向テーブル41を作成する。すなわち傾向抽出部37は、ある車両が同じ曜日の同じ時間帯に同じ入口料金所から入り同じ出口料金所から出るイベントが所定回数以上、例えば2回以上、履歴テーブル40に記録されていたとき、そのイベントを抽出して傾向テーブル41に登録する。図5に示されている例では、利用者Aの車両が、初めは○○:○○(ある時間帯を示す)〜□□:□□(ある時間帯を示す)にA1料金所とA2料金所との間を通行する傾向にあり、あるとき以後は△△:△△〜××:××にA3料金所とA4料金所との間を通行する傾向に変わったことが読み取られる。
【0031】
(入口交通量予測)
入口交通量予測部36は、入口交通量テーブル42を作成する。すなわち、入口交通量予測部36は、履歴テーブル40または傾向テーブル41を参照して過去に入口料金所16を通った車両の台数を日時に分けて算出する。算出された台数は入口台数66として、料金所名59、月日60、曜日62及び時間帯64と対応づけて登録される。
【0032】
入口交通量予測部36は、入口交通量テーブル42を参照して入口予測交通量テーブル43を作成する。例えば、料金所Aの過去1ヶ月分の入口交通量テーブル42を参照して、月曜日の0時〜1時の入口台数66の平均値を算出し、入口予測交通量テーブル43に入口台数74として登録する。その入口台数74が、月曜日の0時〜1時に入口料金所16を通る車両の予測台数である。入口予測交通量テーブル43は、入口料金所16に設置された図示しない出力装置に出力される。入口料金所16の作業者は、入口予測交通量テーブル43を参照して、開けるレーンの数を決める。こうした入口交通量の予測に基づくことにより、レーン数を必要分だけ開ける作業が正確で円滑に行われる。
【0033】
(出口交通量予測)
予測部32は、いま有料道路を走っている車両の情報を管理する走行中車両テーブル38を作成する。すなわち、予測部32は入口料金所16の料金所情報18に基づいて、入口料金所16を通った車両を特定するICカード情報4をICカード情報46として登録し、時間を入口時間情報47として登録し、入口料金所16を特定するID情報を入口料金所情報48として登録する。予測部32は、ICカード情報46により特定される車両が出口料金所28から出たことを料金所情報26として受信すると、その車両の情報を走行中車両テーブル38から削除する。
【0034】
予測部32は、入口料金所16を通った車両が過去の傾向に当てはまるか否かを判別する。すなわち、走行中車両テーブル38のICカード情報46と傾向テーブル41のICカード情報46とが一致するレコードを取り出し、入口時間情報47及び入口料金所情報48と、傾向テーブル41の最も新しい部分の入口時間情報52及び入口料金所情報54とを照合する。入口時間情報47と入口時間情報52とは、一定の時間幅の中に入るか否かによって一致の判定がなされる。その結果、入口料金所16を通った車両が同じ入口料金所16に同じ時間帯に通る傾向があると判別されると、予測部32は、その車両が傾向テーブル41の出口時間情報56に示される時間に、出口料金所情報58に示される出口料金所28から出ると予測し、走行中車両テーブル38に予測出口料金所49及び予測出口時間50として登録する。
【0035】
集計部34は、走行中車両テーブル38に基づいて出口予測交通量テーブル44を作成する。すなわち、走行中車両テーブル38のICカード情報46、予測出口料金所49及び予測出口時間50が対応づけられているレコードを、同じ予測出口料金所49ごとにまとめて並べなおす。更に、各々の予測出口料金所49の中で、同じ時間帯ごとにまとめて並べなおす。そして、各々の料金所名67に対応して、予測出口時間50がある時間帯に入っているレコードの数をカウントする。その結果が出口台数76として出口予測交通量テーブル44に登録される。
【0036】
データ処理装置20は出口予測交通量テーブル44を各々の出口料金所28に送信する。それを受信した出口料金所28のコンピュータは、出力装置30に出口予測交通量テーブル44を出力する。出口料金所28の作業者は、出力された出口予測交通量テーブル44を参照して、開けるレーンの数を決める。こうした出口交通量の予測に基づくことにより、レーン数を必要分だけ開ける作業が正確で円滑に行われる。
【0037】
データ処理装置20は、交通量収集装置22から受信した交通量情報に基づいて予測出口時間50を補正することにより、出口料金所28の交通量予測の精度を上げることができる。その場合、予測部32は、ある時間帯における入口料金所16と出口料金所28との間の平均交通量と、現在の測定された交通量との比を算出し、所定の関数にその比を代入して得られた値を乗算することによって、入口料金所16から出口料金所28まで走行するのにかかる時間を補正する。
【0038】
以上に説明された交通量予測システムにより、交通量によって必要とされるだけのレーンが開けられる。そのため、料金所での混雑が緩和され、料金収受所のスタッフの負担が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】図1は、交通量予測システムの構成を示す。
【図2】図2は、データ処理装置が記憶するデータを示す。
【図3】図3は、走行中車両テーブルを示す。
【図4】図4は、履歴テーブルを示す。
【図5】図5は、傾向テーブルを示す。
【図6】図6は、入口交通量テーブルを示す。
【図7】図7は、入口予測交通量テーブルを示す。
【図8】図8は、出口予測交通量テーブルを示す。
【符号の説明】
【0040】
2…ICカード
4…ICカード情報
6…アンテナ
8…通行券処理機
10…自動通行券発行機
12…ICカード情報
14…入口車線制御装置
16…入口料金所
18…料金所情報
20…データ処理装置
21…交通量情報
22…交通量収集装置
24…予測交通量情報
26…料金所情報
28…出口料金所
30…出力装置
32…予測部
34…集計部
36…入口交通量予測部
38…走行中車両テーブル
40…履歴テーブル
41…傾向テーブル
42…入口交通量テーブル
43…入口予測交通量テーブル
44…出口予測交通量テーブル
45…日時
46…ICカード情報
47…入口時間情報
48…入口料金所情報
49…予測出口料金所
50…予測出口時間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
有料道路の入口料金所を通る車両のICカードから識別子を読み取るICカードリーダと、
前記車両が前記入口料金所を通ったときの時刻を記憶する第1テーブルと、
過去に前記入口料金所から進入した前記車両が前記有料道路から退出するときに通った出口料金所を特定する出口IDを記憶する第2テーブルと、
前記時刻と前記出口IDとを用いて前記車両が前記有料道路から退出する退出時刻を予測する予測部
とを具備する
交通量予測システム。
【請求項2】
請求項1に記載された交通量予測システムであって、
更に、複数の車両に対して前記退出時刻を予測して集計することにより、前記出口料金所における予測交通量を時刻に対応づけて予測する集計部
を具備する
交通量予測システム。
【請求項3】
請求項2に記載された交通量予測システムであって、
更に、前記出口料金所に設置され前記予測交通量を出力する出力装置
を具備する
交通量予測システム。
【請求項4】
請求項1から3のうちのいずれかに記載された交通量予測システムであって、
前記第2テーブルは更に、過去に前記車両が前記有料道路から退出した退出時刻履歴を前記出口IDと対応づけて格納し、
前記予測部は、前記退出時刻履歴を用いて前記退出時刻を予測する
交通量予測システム。
【請求項5】
請求項1から4のうちのいずれか1項に記載された交通量予測システムであって、
更に、前記有料道路の交通量を示す交通量情報を収集する収集部
を具備し、
前記予測部は、前記交通量情報を用いて前記退出時刻を予測する
交通量予測システム。
【請求項6】
請求項1から5のうちのいずれか1項に記載された交通量予測システムであって、
更に、前記車両のうちの特定車両が所定回数以上、特定の前記入口料金所から前記有料道路に入って特定の前記出口料金所から出たとき、前記特定の前記入口料金所と前記特定の前記出口料金所とを前記特定車両の前記識別子と対応づけて格納する傾向テーブルを作成する傾向抽出部
を具備する
交通量予測システム。
【請求項7】
請求項1から6のうちのいずれか1項に記載された交通量予測システムであって、
更に、過去の前記入口料金所における交通量を時刻と対応づけて格納する入口交通量テーブルと、
前記入口交通量テーブルを参照して前記入口料金所における交通量を予測する入口交通量予測部
とを具備する
交通量予測システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−236237(P2006−236237A)
【公開日】平成18年9月7日(2006.9.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−53320(P2005−53320)
【出願日】平成17年2月28日(2005.2.28)
【出願人】(000006208)三菱重工業株式会社 (10,378)
【Fターム(参考)】