説明

仕分け装置への商品投入管理方法

【課題】作業者の誤った作業に起因する商品の誤仕分け及び出荷遅れを大幅に低減することができる商品投入管理方法を提供する。
【解決手段】作業者の手元に、仕分けすべき商品が収容された保管箱が搬送され、作業者が、ディスプレイに表示される指示にしたがい、当該商品を仕分け装置に投入する商品投入作業の管理方法であって、指示された数量の商品の投入が完了したことを検知するステップS9と、保管箱に商品が残っているか否かを判定するステップS10とを実行し、商品が残っていると判定された場合に、文字「戻し入れ」及び警告色「緑」からなる画面をディスプレイに表示し(S11a、12a)、商品が残っていないと判定された場合に、文字「取り出し」及び警告色「黄」からなる画面をディスプレイに表示する(S11b、12b)。これにより、作業者は、保管箱の処理に関する指示を受けることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品を顧客毎に仕分けする仕分け装置への商品の投入を管理する管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
顧客からの注文に基づいて、倉庫に保管された商品の中から必要な商品を必要な数量だけ取り出し、顧客毎に仕分ける方法としては、例えば、図1に示す物流センタを用いた方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図1に示す物流センタ10は、主に、自動倉庫1、複数の商品投入エリアA1〜n、及び仕分け装置5からなる。自動倉庫1には、同一種類の商品を複数個収容した複数の保管箱Pが保管されている。出荷すべき商品が収容された保管箱Pは、保管箱コンベア2によって適当な商品投入エリア(例えば、A)に搬送される。
商品投入エリア毎に配置された作業者(例えば、W)は、商品投入管理端末Tのディスプレイに表示される指示にしたがって、搬送されてきた保管箱Pに収容されている商品を、必要な数量だけトレイ4に載せる。
トレイ4に載せられた商品は、トレイコンベア3に沿って搬送され、仕分け装置5に連続的に投入される。そして、投入された商品は仕分け装置5によって顧客毎に仕分けられ、出荷される。
【特許文献1】特開2005−15102号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、物流分野では、受注した商品を、正確に且つ高速に仕分けして出荷することが最も重要であるところ、前記の通り、従来の物流センタ10では、作業者Wが商品投入管理端末Tのディスプレイに表示される指示にしたがって、仕分け装置5への商品の投入作業を行っている。このため、従来の物流センタ10では、作業者Wがディスプレイに表示された指示を見落としたり、または見誤ったりした場合に、誤仕分けが発生するおそれがあった。また、作業者Wの誤った作業を是正するために、自動倉庫1や仕分け装置5等を一旦停止させることもあり、スケジュール通りに商品を出荷するのが困難であった。
【0005】
そこで、本発明は、作業者の誤った作業に起因する商品の誤仕分け及び出荷遅れを大幅に低減することができる商品投入管理方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る商品投入管理方法は、作業者の手元に、仕分けすべき商品が収容された保管箱が搬送され、作業者が、ディスプレイに表示される指示にしたがい、当該商品を1個ずつ仕分け装置に投入する商品投入作業の管理方法であって、i)指示された数量の前記商品の投入が完了したことを検知するステップと、ii)前記保管箱に前記商品が残っているか否かを判定するステップと、を実行し、前記ステップii)において、前記商品が残っていると判定された場合に、iii)警告色が、第1の警告色に決定されるステップと、iv)前記ディスプレイに表示される文字及び前記警告色からなる第1の画面によって、前記保管箱の処理に関する指示が前記作業者に与えられるステップと、を実行し、前記ステップii)において、前記商品が残っていないと判定された場合に、iii’)警告色が、前記第1の警告色とは異なる第2の警告色に決定されるステップと、iv’)前記ディスプレイに表示される文字及び前記警告色からなる第2の画面によって、前記保管箱の処理に関する指示が前記作業者に与えられるステップと、を実行することを特徴とする。
【0007】
好ましくは、前記第1及び第2の画面は、全面積のうちの1/3以上が前記警告色で占められていることを特徴とする。
【0008】
さらに好ましくは、前記ステップiv)における指示が前記保管箱の戻し入れであり、前記ステップiv’)における指示が前記保管箱の取り出しであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る商品投入管理方法によれば、商品投入管理端末のディスプレイに表示される作業者に対する指示が、文字と作業毎に異なる警告色とからなっているので、作業者が指示を見落としたり、見誤ったりする頻度を大幅に低減することができる。
したがって、本発明によれば、作業者の誤った作業に起因する商品の誤仕分け及び出荷遅れを大幅に低減することができる商品投入管理方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明に係る商品投入管理方法の好ましい実施形態について説明する。
【0011】
本発明に係る商品投入管理方法が適用される物流センタは、基本的には、図1に示す従来の物流センタ10と同様の構成となっている。すなわち、物流センタ10は、主に、自動倉庫1、複数の商品投入エリアA1〜n、及び仕分け装置5からなる。自動倉庫1には、同一種類の商品を複数個収容した複数の保管箱Pが保管されている。出荷すべき商品が収容された保管箱Pは、保管箱コンベア2及び保管箱導入コンベア(例えば、L)によって適当な商品投入エリア(例えば、A)に搬送される。
商品投入エリア毎に配置された作業者(例えば、W)は、商品投入管理端末Tのディスプレイに表示される指示にしたがって、搬送されてきた保管箱Pに収容されている商品を、必要な数量だけトレイ4に載せる。
トレイ4に載せられた商品は、トレイコンベア3に沿って搬送され、仕分け装置5に連続的に投入される。そして、投入された商品は、仕分け装置5によって顧客毎に仕分けられ、出荷される。
【0012】
商品投入エリア毎に備えられた保管箱センサSp1〜nは、搬送されてきた保管箱Pに備えられたバーコード等から当該保管箱Pに固有の識別情報を読み取り、読み取った情報を商品投入管理端末Tに送る。
【0013】
また、各商品投入エリア(例えば、A)の近傍には、それぞれ、門型のトレイセンサ(例えば、St1)が配置されている。トレイセンサSt1はセンサSa1及びSa2からなり、各センサの直下をくぐって通過して行くトレイ4上に商品が載せられているかどうかを検知する。具体的には、センサSa1によって“商品が載っていない”ことが検知され、その後センサSb1によって、同一のトレイ4上に“商品が載っている”ことが検知されることにより、商品投入エリアAの作業者Wによって新たな商品が投入されたことが検知される。トレイセンサSt1は、検知した商品投入の有無に関する情報を商品投入管理端末Tに送る。
なお、センサSa1及びSa2の検知方式としては種々のものがあるが、例えば、トレイ4の表面に貼られた反射テープに一定の光を照射し、反射光の光量を検知する光学式のセンサを適用することができる。
【0014】
作業者Wが商品の投入を完了した後に、保管箱Pに商品が残っている場合、商品投入管理端末Tのディスプレイには、当該保管箱Pを自動倉庫1に戻す旨の指示が表示される。指示を受けた作業者Wは、保管箱Pを保管箱返却コンベアL’に移動させ、自動倉庫1に向かって送り返す。以下、この作業を「戻し入れ」と称する。
【0015】
一方、作業者Wが商品の投入を完了し、保管箱Pが空になった場合、商品投入管理端末Tのディスプレイには、当該保管箱Pを保管箱返却コンベアLから取り出す旨の指示が表示される。指示を受けた作業者Wは、当該保管箱Pを自動倉庫1に戻すことなく、回収する。以下、この作業を「取り出し」と称する。
【0016】
物流センタ10における仕分け装置への商品投入作業は、図2に示す物流管理システム20によって管理される。
制御管理部21は、顧客からの注文に関する情報が格納されている受注データベース23及び保管箱データベース22を参照して、自動倉庫1に保管されている商品を、どの商品投入エリアから、どのような順序で投入するのかを決定する。そして、制御管理部21は、当該決定に基づいて自動倉庫1、商品投入管理端末T等を制御する
【0017】
図3は、図2に示す保管箱データベース22の構成の一例を示す図である。
保管箱データベース22の各レコードは1個の保管箱Pに対応している。また、各レコードは、少なくとも、当該保管箱の識別情報が格納される保管箱IDフィールドF、収容されている商品名が格納される商品名フィールドF、収容されている商品の数量が格納される収容数量フィールドF、当該商品を投入する商品投入エリアに関する情報が格納される投入エリアフィールドF、及び当該商品の投入すべき数量が格納される投入数量フィールドFを備えている。
【0018】
図4は、図2に示す商品投入管理端末Tの構成を示すブロック図である。
制御部30は、保管箱センサS1pによって検知された保管箱Pの識別情報、トレイセンサSt1によって検知された商品投入有無に関する情報、及び保管箱データベース23から読み出した当該保管箱Pに収容された商品に関する情報を集約し、画面データ生成部31に送る。画面データ生成部31は、受け取った情報に基づいて、ディスプレイ33に表示すべき画面のデータを生成する。
警告色決定部32については、後述する。
【0019】
続いて、図5に示すフローチャートを参照して、本発明に係る商品投入管理方法の3つの具体例について詳細に説明する。なお、以下の説明では、商品投入エリアAから商品を投入する場合について説明する。
【0020】
[ケース1:戻し入れ]
保管箱コンベア2及び保管箱導入コンベアLを通って保管箱Pが商品投入エリアAに搬送されてくると(図5のステップS1)、表面に備えられたバーコードが保管箱センサSp1によって読み取られ、当該保管箱Pの識別情報(一例として、“1”)が特定される(ステップS2)。
商品投入管理端末Tは、当該保管箱Pの識別情報に基づいて保管箱データベース22を検索する。そして、商品投入管理端末Tは、当該保管箱Pには、冷凍食品Aが収容されていること、収容数量は10個であること、投入数量は8個であること、商品投入エリアAから投入されるべきであること、を読み出す(ステップS3)。収容されている冷凍食品Aの数量(10個)は変数Xに代入される。また、投入すべき冷凍食品Aの数量(8個)は変数Yに代入される。
【0021】
商品投入管理端末Tの画面データ生成部31は、読み出した上記情報に基づき、図6に対応する画面データを生成する(ステップS5)。図6に示すように、画面上には、投入される商品の商品名、投入数量等が表示される。作業者Wは、ディスプレイ33に表示される画面にしたがって、冷凍食品Aの投入を行う。
【0022】
原則として、1つの空のトレイ4には1個の商品が載せられることになっている。
作業者Wが、空のトレイ4に冷凍食品Aを1個載せると、その旨がトレイセンサSt1によって検知される(ステップS6)。そして、商品投入管理端末Tによって、変数X及びYが更新される。つまり、冷凍食品Aが1個投入されたので、保管箱Pに収容されている冷凍食品Aの数量は10個から9個に変更され(ステップS7)、投入すべき冷凍食品Aの数量は、8個から7個に変更される(ステップS8)。これとともに、保管箱データベース22に格納されている収容数量及び投入数量も更新される。
【0023】
冷凍食品Aの投入は、変数Yが0個になるまで繰り返し行われる(ステップS9の“No”)。
【0024】
変数Yが0個になると(ステップS9の“Yes”)、変数Xが0個であるかどうかの判定が行われる(ステップS10)。
本具体例では、収容されていた10個の冷凍食品Aのうち8個が投入されたので、この時点における変数Xは2個である。したがって、ステップS10では、“No”の判定がなされる。
【0025】
この場合、警告色決定部32は、警告色を「緑(第1の警告色)」に決定する(ステップS11a)。そして、画面データ生成部31は、図7(A)に対応する画面データを生成する(ステップS12a)。図7(A)の画面において、作業者Wに対する指示領域Iは、警告色「緑」で塗りつぶされ、そこに文字「戻し入れ」が表示される。
作業者Wは、ディスプレイ33に表示された文字及び警告色からなる指示を見て、自らが行うべき作業を確認し、保管箱Pの「戻し入れ」を行う。
【0026】
[ケース2:取り出し]
続いて、商品投入完了後に保管箱Pの「取り出し」を行う場合について説明する。本具体例では、商品投入エリアAから、識別情報が“2”の保管箱Pに収容された冷凍食品Bを投入する(図3参照)。
【0027】
冷凍食品Bの投入が完了すると(図5のステップS9の“Yes”)、保管箱Pに残っている冷凍食品Bの数量に関する変数Xの判定が行われる(ステップS10)。
本具体例では、収容されていた5個の冷凍食品Bを全て投入したので、この時点での変数Xは0個であり、ステップS10では“Yes”の判定がなされる。
【0028】
この場合、警告色決定部32は、警告色を「黄(第2の警告色)」に決定する(ステップS11b)。そして、画面データ生成部31は、図7(B)に対応する画面データを生成する(ステップS12b)。図7(B)の画面において、作業者Wに対する指示領域Iは、警告色「黄」で塗りつぶされ、そこに指示「取り出し」が表示される。
作業者Wは、ディスプレイ33に表示された文字及び警告色からなる指示を見て、自らが行うべき作業を確認し、冷凍食品Bが残っていないことを確認した後に、保管箱Pの「取り出し」を行う。
【0029】
[ケース3:エラー発生]
続いて、商品投入作業中に何らかのエラーが発生した場合について説明する。本具体例では、商品投入エリアAに、識別情報が“3”の保管箱Pが搬送されてきた場合について説明する(図3参照)。
【0030】
商品投入管理端末Tが、保管箱Pの識別情報に基づいて保管箱データベース22を検索すると、当該保管箱Pに収容されている冷凍食品Cは、商品投入エリアA10から投入されるべきものであることが分かる。すなわち、当該保管箱Pは、本来、商品投入エリアA10に搬送されるべきものであるところ、誤って商品投入エリアAに搬送されてきたものである。
【0031】
この場合、商品投入管理端末Tはエラーの発生を検知し(図5のステップS4の“Yes”)、警告色決定部32は、警告色を「赤(第3の警告色)」に決定する(ステップS11c)。そして、画面データ生成部31は、図7(C)に対応する画面データを生成する。図7(C)の画面において、作業者Wに対する指示領域Iは、警告色「赤」で塗りつぶされ、そこにメッセージ「エラー発生」が表示される。
作業者Wは、ディスプレイ33に表示された文字及び警告色からなる指示を見て、自らが行うべき作業を確認し、保管箱Pの「取り出し」を行う。そして、発生したエラーを是正するべく、適切な処理を行う。
【0032】
以上のように、本発明に係る商品投入管理方法によれば、作業者に対する指示が、文字と、指示の種類毎に異なる第1から第3の警告色とでなされるので、単に文字のみの場合と比べて、作業者が指示内容を見落としたり、見誤ったりする頻度を大幅に低減することができる。
【0033】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではない。
【0034】
例えば、ディスプレイ33に表示される画面は、図6及び図7示す各画面に限定されず、他の任意の画面に変更してもよい。ただし、指示領域Iは、ディスプレイ33の表示面積の1/3以上を占めることが望ましい。
また、警告色は「緑(第1の警告色)」「黄(第2の警告色)」「赤(第3の警告色)」に限定されず、他の色に置き換えてもよい。だたし、第1から第3の警告色は、同一色または近似色ではなく、一目で区別できる程度の非類似の色であることが望ましい。
また、作業者に対する指示は例示したものに限らず、他の指示が、他の警告色で行われるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】物流センタの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す物流センタを制御及び管理する物流管理システムの構成を示すブロック図である。
【図3】物流管理システムで管理される保管箱データベースの構成を示す図である。
【図4】本発明に係る商品投入管理端末の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る商品投入管理方法のフローチャートである。
【図6】本発明に係る商品投入管理端末のディスプレイに表示される、図5のステップS5に対応する画面である。
【図7】本発明に係る商品投入管理端末のディスプレイに表示される画面であって、(A)は図5のステップS12aに対応する画面、(B)はステップS12bに対応する画面、(C)はステップS12cに対応する画面である。
【符号の説明】
【0036】
1 自動倉庫
2 保管箱コンベア
2’ 保管箱コンベア
3 トレイコンベア
4 トレイ
5 仕分け装置
10 物流センタ
20 物流管理システム
21 制御管理部
22 保管箱データベース
23 受注データベース
30 制御部
31 画面データ生成部
32 警告色決定部
33 ディスプレイ
1〜n 商品投入エリア
1〜n 商品投入管理端末
1〜n 作業者
1〜n 保管箱導入コンベア
L’1〜n 保管箱返却コンベア
t1〜n トレイセンサ
p1〜n 保管箱センサ
P 保管箱
保管箱IDフィールド
商品名フィールド
保管数量フィールド
投入エリアフィールド
投入数量フィールド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業者の手元に、仕分けすべき商品が収容された保管箱が搬送され、作業者が、ディスプレイに表示される指示にしたがい、当該商品を1個ずつ仕分け装置に投入する商品投入作業の管理方法であって、
i)指示された数量の前記商品の投入が完了したことを検知するステップと、
ii)前記保管箱に前記商品が残っているか否かを判定するステップと、
を実行し、
前記ステップii)において、前記商品が残っていると判定された場合に、
iii)警告色が、第1の警告色に決定されるステップと、
iv)前記ディスプレイに表示される文字及び前記警告色からなる第1の画面によって、前記保管箱の処理に関する指示が前記作業者に与えられるステップと、
を実行し、
前記ステップii)において、前記商品が残っていないと判定された場合に、
iii’)警告色が、前記第1の警告色とは異なる第2の警告色に決定されるステップと、
iv’)前記ディスプレイに表示される文字及び前記警告色からなる第2の画面によって、前記保管箱の処理に関する指示が前記作業者に与えられるステップと、
を実行することを特徴とする方法。
【請求項2】
前記第1及び第2の画面は、全面積のうちの1/3以上が前記警告色で占められていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ステップiv)における指示が前記保管箱の戻し入れであり、前記ステップiv’)における指示が前記保管箱の取り出しであることを特徴とする請求項2に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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