説明

付着物除去装置

【課題】静電気によって、物体の表面に付着した付着物を、容易に除去することを目的とする。
【解決手段】静電気によって、物体の表面に付着した付着物にイオンエアーをブローしながら、物体の被付着面側に、付着物の付着面の帯電と同極性の高電圧を印加した電極を近接して、もしくは接触して配置する。あるいは+−の高電圧を交互に印加する電極を、物体の被付着面側に近接して、もしくは接触して配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、付着物除去装置に関し、特に、静電気により物体に付着した付着物を、静電界とイオンエアーの組合せを利用して除去可能とする付着物除去装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、静電気を除去する目的で、イオナイザー等の除電装置が広く使われている。これらの除電装置を使用すれば、ワーク、装置等の除電や、ワーク、装置等の周囲のホコリその他の除電を行うことができ、ワーク、装置等の帯電に起因して発生する不具合や、ワーク、装置等にホコリその他のものが付着することを防ぐことができ、静電気対策、ワーク、装置等へのホコリ等の付着対策として、さまざまな除電装置が開発されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これらの除電装置を使用して、ワーク、装置等やワーク、装置等の周囲のホコリその他のものを除電すれば、ワーク、装置等への静電気によるホコリその他のものの付着を防ぐことが可能になるが、静電気によっていったんワーク、装置等にホコリその他ものが付着してしまうと、例えばエアーブローを行っても付着物を除去することは非常に難しい。
【0004】
また、エアーブローではなく、イオンエアーをブローしても、ワーク、装置等と付着物間で電気力線のカップリングができてしまい、その結果外部への電気力線の漏れがなくなってしまうため、イオンがワーク、装置等と付着物間に引き寄せられず、またその間の密着性が高ければ高いほど、その付着物を除去することは非常に困難である。
【0005】
図5を用いて、静電気によっていったんワーク、装置等にホコリその他ものが付着してしまった付着物にイオンエアーをブローした場合の現象を説明する。図5aにイオンエアーをブローする前の静電気によってワーク、装置等にホコリその他ものが付着した状態を、図5bに静電気によってワーク、装置等にホコリその他ものが付着した状態でイオンエアーをブローした状態を示す。
【0006】
図5aに示すように、静電気によってワーク、装置10等にホコリその他の付着物12(12a、12b)が付着する場合、付着物12aはワーク、装置10等と逆極性に帯電しているか、付着物12bはワーク、装置10等の帯電によって分極し、いずれにしても、付着物12(12a、12b)のワーク、装置10等付着側面は、ワーク、装置等の帯電と逆極性になっている。付着物12aは+に帯電したワーク、装置10等と逆極性の−に帯電した付着物であり、付着物12bは、ワーク、装置10等の+帯電により、分極して付着した付着物である。
【0007】
このような状態の付着物表面にイオンエア−ブロー源18からイオンエアーをブローした例を図5bに示す。ブローしたイオンエアーによって、付着物12が付着していないワークあるいは装置10の表面は、除電されて+帯電がなくなっているが、付着物12が付着している面の帯電はなくならない。また付着物12aの付着面と反対側面の−帯電も除電されるが、付着面の−帯電はなくならない。また、付着物12bの付着面と反対側の分極による+帯電も除電されるが、付着面側の−帯電はなくならない。
【0008】
いったん、このような状態になってしまうと、図5bの拡大図で示すように、ワーク、装置10等と付着物12間で、ワーク、装置10等の+帯電(+電荷)14から、付着物の−帯電(−電荷)16側に向かって電気力線の結合ができてしまい、電気力線は外部に漏れることがなく、イオンがワーク、装置10等と付着物12間に効率よく入り込むことができず、これらの付着物12を除去することは、非常に困難である。
【0009】
したがって、本発明の目的は、このような静電気によっていったんワーク、装置等に付着したホコリその他付着物をワーク、装置から除去する付着物除去装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の付着物除去装置は、少なくもひとつの高電圧印加装置、高電圧印加電極と、イオンエアーブロー源からなり、イオンエアーを、静電気によって付着したワークや装置への付着物にブローしながら、ワークや装置の付着物側から付着物を吸引する力が働く付着物と逆極性の高電圧印加電極を付着物に近接させることで、付着物を除去するものである。
【0011】
また、本発明の付着物除去装置は、少なくもひとつの高電圧印加装置、高電圧印加電極と、イオンエアーブロー源からなり、イオンエアーを、静電気によって付着したワークや装置への付着物にブローしながら、ワークや装置側から、付着物を反発する力が働く付着物と同極性の高電圧印加電極を付着物に近接させることで、付着物を除去するものである。
【0012】
また、本発明の付着物除去装置は、少なくもひとつの高電圧印加装置、高電圧印加電極、及びその電極への電圧の印加極性を切り替えることができる制御装置と、イオンエアーブロー源からなり、イオンエアーを、静電気によって付着したワークや装置への付着物にブローしながら、ワークや装置の付着物に近接して空間側から付着物を吸引する力と反発する力が、すなわち+と−が交互に切り替わって働く高電圧印加電極を付着物に近接させることで、付着物を除去するものである。
【0013】
また、本発明の付着物除去装置は、少なくもひとつの高電圧印加装置、高電圧印加電極、及びその電極への電圧の印加極性を切り替えることができる制御装置と、またはイオンエアーブロー源からなり、エアーまたはイオンエアーを、静電気によって付着したワークや装置への付着物にブローしながら、ワークや装置の付着物に近接あるいは接触してワークや装置側から、付着物を吸引する力と反発する力が、すなわち+と−が交互に切り替わって働く高電圧印加電極を付着物に近接させることで、付着物を除去するものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明の付着物除去装置を使用すれば、静電気によっていったんワーク、装置等にホコリその他ものが付着してしまった付着物を、容易に除去することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
(実施例1)
図1を用いて、本発明の実施例1の付着物除去装置を説明する。本実施例では、ワークまたは装置等が+に帯電し、ホコリその他の付着物が−帯電、あるいは分極によって生じた−帯電面によってワークまたは装置等に付着した場合で説明する。
【0016】
図1aでは、静電気によって付着したホコリその他の付着物にイオンエアーブロー源18からイオンエアーをブローした状態を示す。ワークや装置10等の付着物のない表面は除電され、またホコリその他の付着物の付着側と反対側面も同様に除電される。本実施例では、このような状態で、ホコリその他の付着物側に、ホコリその他の付着物を吸引する力が働く、すなわち本実施例の場合+の高電圧を高電圧印加装置22から印加した電極20を、ホコリその他の付着物12に近接して配置する。
【0017】
すると、ホコリその他の付着物12には、+の高電圧を印加した電極20に向かって吸引される力が働き、図1bに示すように、場合によってはその力によって付着物が浮き上がり、あるいは、その力によって、ワークまたは装置等への付着力が軽減されて、イオンエアーブロー18の力によって付着物が浮き上がる。一度付着物が浮き上がれば、付着面の帯電は、イオンエアーによって除電され、付着物12は、イオンエアーブローの風力で、ワーク、装置10等から除去される。
【0018】
ここで、本実施例では、+の高電圧を印加した電極20を、ホコリその他の付着物に近接して配置すると書いたが、この場合、イオンエアーをブローしながら+の高電圧を印加した電極20を物理的、機械的に徐々に近づけて行ってもよいし、また、あらかじめ高電圧を印加する電極20を配置しておき、イオンエアーブローと同じタイミングで、高電圧を印加するという方法をとってもよい。
【0019】
また、高電圧を印加する電極20の構造は、例えば棒状のものを、ワーク、装置等平面と平行な状態で横にずらしてスキャンするような方法をとってもよいし、面状の電極を使用してもよい。また、ワーク、装置が移動するものであってもよい。
【0020】
本実施例では、ワークまたは装置等が+に帯電し、ホコリその他の付着物が−帯電、あるいは分極によって生じた−帯電面によってワークまたは装置等に付着した場合で説明したが、この極性が逆の場合は、近接させる高電圧電極の極性を逆にすればよい。
(実施例2)
図2を用いて、本発明の実施例2の付着物除去装置を説明する。本実施例でも、ワークまたは装置等が+に帯電し、ホコリその他の付着物が−帯電、あるいは分極によって生じた−帯電面によってワークまたは装置等に付着した場合で説明する。
【0021】
図2aでは、静電気によって付着したホコリその他の付着物12にイオンエアーブロー源18からイオンエアーをブローした状態を示す。ワークや装置等の付着物のない表面は除電され、またホコリその他の付着物の付着側と反対側面も同様に除電される。本実施例では、このような状態で、ワークや装置等側から、ホコリその他の付着物を反発する力が働く、すなわち本実施例の場合、高電圧印加装置22から−の高電圧を印加した電極20を、付着物またはワークや装置等に近接あるいは、接触して配置する。
【0022】
すると、ホコリその他の付着物12には、−の高電圧を印加した電極から反発する力が働き、図2bに示すように、場合によってはその力によって付着物が浮き上がり、あるいは、その力によって、ワークまたは装置等への付着力が軽減されて、イオンエアーブローの力によって付着物12が浮き上がる。一度付着物が浮き上がれば、付着面の帯電は、イオンエアーによって除電され、付着物は、イオンエアーブローの風力で、ワーク、装置等から除去される。
【0023】
ここで、本実施例では、−の高電圧を印加した電極20を、付着物またはワーク、装置等に近接あるいは接触して配置すると書いたが、この場合、イオンエアーをブローしながら−の高電圧を印加した電極20を物理的、機械的に徐々に近づけて行ってもよいし、また、あらかじめ高電圧を印加する電極20を近接あるいは接触して配置しておき、イオンエアーブローと同じタイミングで、高電圧を印加するという方法をとってもよい。
【0024】
また、高電圧を印加する電極20の構造は、例えば棒状のものを、ワーク、装置等平面と平行な状態、あるいは接触した状態で横にずらしてスキャンするような方法をとってもよいし、面状の電極を使用してもよい。また、ワーク、装置が移動するものであってもよい。
【0025】
本実施例では、ワークまたは装置等が+に帯電し、ホコリその他の付着物が−帯電、あるいは分極によって生じた−帯電面によってワークまたは装置等に付着した場合で説明したが、この極性が逆の場合は、近接あるいは接触させる高電圧電極の極性を逆にすればよい。
(実施例3)
図3を用いて、本発明の実施例3の付着物除去装置を説明する。本実施例では、ワークまたは装置等が+に帯電し、ホコリその他の付着物が−帯電、あるいは分極によって生じた−帯電面によってワークまたは装置等に付着した場合で説明する。
【0026】
図3aでは、静電気によって付着したホコリその他の付着物12にイオンエアーブロー源18からイオンエアーをブローした状態を示す。ワークや装置等の付着物のない表面は除電され、またホコリその他の付着物の付着側と反対側面も同様に除電される。本実施例では、このような状態で、ホコリその他の付着物側に、ホコリその他の付着物を吸引または反発する力が交互に働く、すなわち、高電圧印加装置(高電圧発生装置)22を制御装置24によって制御することにより+と−の高電圧が交互に印加される電極20を、ホコリその他の付着物12に近接して配置する。
【0027】
すると、ホコリその他の付着物12には、電極に−高電圧が印加された状態では、ワークまたは装置に押し付けられる力が働くが、+の高電圧が印加された状態では、電極に向かって吸引される力が働き、図3bに示すように、場合によってはその吸引力によって付着物が浮き上がり、あるいは、その吸引力によって、ワークまたは装置等への付着力が軽減されて、イオンエアーブローの力によって付着物が浮き上がる。一度付着物が浮き上がれば、付着面の帯電は、イオンエアーによって除電され、付着物12は、イオンエアーブローの風力で、ワーク、装置10等から除去される。
【0028】
ここで、本実施例では、高電圧が印加される電極20を、ホコリその他の付着物に近接して配置すると書いたが、この場合、イオンエアーをブローしながら+−の高電圧が交互に印加される電極20を物理的、機械的に徐々に近づけて行ってもよいし、また、あらかじめ高電圧を印加する電極を配置しておき、イオンエアーブローしながら、+−の高電圧を交互に印加するという方法をとってもよい。
【0029】
また、高電圧を印加する電極20の構造は、例えば棒状のものを、ワーク、装置等平面と平行な状態で横にずらしてスキャンするような方法をとってもよいし、面状の電極を使用してもよい。棒状のものをスキャンして使用する場合は、+−の高電圧の切り替え周期に対して、十分に遅いスピードでスキャンした方がよい。また、ワーク、装置が移動するものであってもよい。
【0030】
本実施例では、ワークまたは装置等が+に帯電し、ホコリその他の付着物が−帯電、あるいは分極によって生じた−帯電面によってワークまたは装置等に付着した場合で説明しているが、この極性が逆の場合であっても、本実施例の場合は、電極に印加される高電圧が+−交互に切り替わるので、付着物を問題なく除去可能である。また、ワークまたは装置等表面の帯電状態が、場所によって+に帯電していたり、−に帯電していたりとばらつきがあった場合や、状況によって帯電状態が変化するような場合にも対応が可能である。
(実施例4)
図4を用いて、本発明の実施例4の付着物除去装置を説明する。本実施例でも、ワークまたは装置等が+に帯電し、ホコリその他の付着物が−帯電、あるいは分極によって生じた−帯電面によってワークまたは装置等に付着した場合で説明する。
【0031】
図4aでは、静電気によって付着したホコリその他の付着物12にイオンエアーブロー源18からイオンエアーをブローした状態を示す。ワークや装置等の付着物のない表面は除電され、またホコリその他の付着物の付着側と反対側面も同様に除電される。本実施例では、このような状態で、ワークや装置等側から、ホコリその他の付着物を吸引または反発する力が交互に働く、すなわち、高電圧印加装置(高電圧発生装置)22を制御装置24によって制御することにより+と−の高電圧が交互に印加される電極20を、付着物またはワークや装置等に近接あるいは、接触して配置する。
【0032】
すると、ホコリその他の付着物には、電極に+高電圧が印加された状態では、ワークまたは装置に引き付けられる力が働くが、−の高電圧が印加された状態では、電極から反発する力が働き、図4bに示すように、場合によってはその反発力によって付着物が浮き上がり、あるいは、その力によって、ワークまたは装置等への付着力が軽減されて、イオンエアーブローの力によって付着物が浮き上がる。一度付着物が浮き上がれば、付着面の帯電は、イオンエアーによって除電され、付着物は、イオンエアーブローの風力で、ワーク、装置等から除去される。
【0033】
ここで、本実施例では、高電圧が印加される電極を、付着物またはワーク、装置等に近接あるいは接触して配置すると書いたが、この場合、イオンエアーをブローしながら+−の高電圧が交互に印加される電極を物理的、機械的に徐々に近づけて行ってもよいし、また、あらかじめ高電圧を印加する電極を配置しておき、イオンエアーブローしながら、+−の高電圧を交互に印加するという方法をとってもよい。
【0034】
また、高電圧を印加する電極20の構造は、例えば棒状のものを、ワーク、装置等平面と平行な状態、あるいは接触した状態で横にずらしてスキャンするような方法をとってもよいし、面状の電極を使用してもよい。棒状のものをスキャンして使用する場合は、+−の高電圧の切り替え周期に対して、十分に遅いスピードでスキャンした方がよい。また、ワーク、装置が移動するものであってもよい。
【0035】
本実施例では、ワークまたは装置等が+に帯電し、ホコリその他の付着物が−帯電、あるいは分極によって生じた−帯電面によってワークまたは装置等に付着した場合で説明しているが、この極性が逆の場合であっても、本実施例の場合は、電極に印加される高電圧が+−交互に切り替わるので、付着物を問題なく除去可能である。また、ワークまたは装置等表面の帯電状態が、場所によって+に帯電していたり、−に帯電していたりとばらつきがあった場合や、状況によって帯電状態が変化するような場合にも対応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施例1の付着物除去装置を示す概略図であり、図1aは付着物の除去前の状態を示し、図1bは付着物の除去中の状態を示す。
【図2】本発明の実施例2の付着物除去装置を示す概略図であり、図2aは付着物の除去前の状態を示し、図2bは付着物の除去中の状態を示す。
【図3】本発明の実施例3の付着物除去装置を示す概略図であり、図3aは付着物の除去前の状態を示し、図3bは付着物の除去中の状態を示す。
【図4】本発明の実施例4の付着物除去装置を示す概略図であり、図4aは付着物の除去前の状態を示し、図4bは付着物の除去中の状態を示す。
【図5】静電気で付着した付着物の付着原理を説明するための概略図であり、図5aはワーク等に付着物が付着している状態を示し、図5bは静電気で付着した付着物にイオンエアーをブローしている状態を示す。
【符号の説明】
【0037】
10 ワーク、装置等
12 付着物
14 +帯電(+電荷)
16 −帯電(−電荷)
18 イオンエアーブロー源
20 電極
22 高電圧印加装置
24 制御装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくともひとつの高電圧印加装置と、該高電圧印加装置によって高電圧が印加される電極と、イオンエアーブロー源からなり、静電気によって物体の表面に付着している付着物にイオンエアーをブローしながら、付着物の付着面の帯電と逆極性の高電圧が印加される電極を付着物に近接して空間側に配置したことを特徴とする付着物除去装置。
【請求項2】
少なくともひとつの高電圧印加装置と、該高電圧印加装置によって高電圧が印加される電極と、イオンエアーブロー源からなり、静電気によって物体の表面に付着している付着物にイオンエアーをブローしながら、付着物の付着面の帯電と同極性の高電圧が印加される電極を、付着物または物体に近接あるいは接触して物体側に配置したことを特徴とする付着物除去装置。
【請求項3】
少なくともひとつの高電圧印加装置と、該高電圧印加装置によって高電圧が印加される電極と、該高電圧を+−交互に印加するための制御装置と、イオンエアーブロー源からなり、静電気によって物体の表面に付着している付着物にイオンエアーをブローしながら、+−の高電圧が交互に印加される電極を、付着物に近接して空間側に配置したことを特徴とする付着物除去装置。
【請求項4】
少なくともひとつの高電圧印加装置と、該高電圧印加装置によって高電圧が印加される電極と、該高電圧を+−交互に印加するための制御装置と、イオンエアーブロー源からなり、静電気によって物体の表面に付着している付着物にイオンエアーをブローしながら、+−の高電圧が交互に印加される電極を、付着物または物体に近接あるいは接触して物体側に配置したことを特徴とする付着物除去装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−226310(P2009−226310A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−74801(P2008−74801)
【出願日】平成20年3月24日(2008.3.24)
【出願人】(391038475)株式会社TRINC (35)
【Fターム(参考)】