説明

伸縮紐つきお手玉

【課題】お手玉をする際に慣れない時は下におとしてしまって、それを手のひらに戻す為の拾う動作をなくすることにあります。
【解決手段】お手玉に紐をつけて手の指に、その先端を留めることです。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は年配者、子供等を対象とした遊具である。伸び縮みする紐の端に輪をつけてその輪に手の指を通す。そして反対側にお手玉を付けて手のひらの上でなげあげる。
その時、お手玉が手のひらから外れて落下したとしても、お手玉に紐がついているので簡単に手のひらに戻すことができる。
【背景技術】
【0002】
ヨーヨー玩具にも色々の種類がありますが、従来の風船ヨーヨーとか、ゴムヨーヨーに構成的には類似したものです。
【0003】
発明したお手玉は一般的に使用されているお手玉に、伸縮する紐をつけたもので一般的なお手玉と同じ様に上に投げあげることも出来ますが、ヨーヨーと同じ様に下にも投げおろすことも出来るものです。
【特許文献1】 特開 2004−283534号公報
【特許文献2】 特開 2000−288259号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
お手玉を初めた段階では直ぐに下に落として、それを拾うことが,年配者等には特に辛いことです。
【課題を解決するための手段】
【0005】
お手玉に伸縮する紐をつけて、その紐の先端に輪をつけて、それを手の指に通してお手玉をするものである。
【発明の効果】
【0006】
伸縮する紐をつけることによって、簡単にお手玉を手のなかに取り戻せるので腰の悪い方でも、お手玉の初心者も、又は足に障害のある方でも遊戯しやすくなる。
【0007】
更に良いことは伸縮紐でお手玉が勢い良く、手のひらに当たってツボを刺激することで健康にも役立つことです。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
あまり大きなサイズにせずに、中にプラスチックのペレット等を入れて、少し重みを持たせ、紐の取り付け口にはハトメをつけて、そこに紐を通して袋の中で別の布地を丸めて、それに紐を巻きつけて留める。
【0009】
紐の先端はビーズを使って輪をこしらえて、そのサイズが誰の指にもはめ易く自在にする。
【0010】
紐は伸縮性のある外形は丸いものを使用する。
【実施例】
【0011】
図1の布地で縫い合わせた袋3にプラスチックのペレット1を入れて重さを加えその下にビニールスポンジ2を入れてクッションをとっている。
【0012】
紐を通す孔は金属製のハトメ4を付けて補強している。
【0013】
伸縮性の紐5は袋3の中では布地を束ねて、それに結びつけている。手の指につける方は先端で結び目7を作って、ビーズ6を使って伸縮性の紐5で二重の輪8を作り誰の指の大きさにも合う様にしてある。
【0014】
出来上がった状態で伸縮する紐をお手玉の外側に巻きつけ、指に留めるところの紐の輪を大きくしてお手玉の外側に被せて留め、普通のお手玉としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】
【符号の説明】
【0016】
A 伸縮紐つきお手玉
B 部分断面
1 プラスチックのペレット
2 ビニールスポンジ
3 袋
4 ハトメ
5 伸縮性の紐
6 ビーズ
7 紐の結び目
8 紐の二重の輪

【特許請求の範囲】
【請求項1】
伸縮性のある紐5をつけたお手玉
【請求項2】
紐5の先端に輪を作って指に合う様にその輪の大きさを変えられるもの。
【請求項3】
袋3に伸縮性の紐5を通すところにはハトメ4を付けて補強する。

【図1】
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【公開番号】特開2007−37953(P2007−37953A)
【公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−248387(P2005−248387)
【出願日】平成17年8月1日(2005.8.1)
【出願人】(597014752)
【Fターム(参考)】