説明

作業機用の照明装置

【課題】従来の建設機械の照明灯駆動装置を改良して、作業機の左右をも照射することができ、かつ、土砂による損傷を被ったり水に濡れて漏電したりする虞をなくす。
【解決手段】ランプハウジング6aは水平軸10によって上下に首振り回動可能に支承され、該水平軸を支持する二又ブラケット9は垂直軸12によって左右に首振り回動可能に支承されている。ランプハウジング6aには上下駆動機構11が設けられ、二又ブラケット9には左右駆動機構13が設けられている。放電灯7のバラスト8は、ランプハウジング6a内に配設されて、土砂による損傷や水濡れから保護される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はショベル系作業機によって作業する際、ショベル、及び付属の可動部分の周辺を照射するための照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の技術に関しては、特許文献1に示した特開2000−240101号公報「建設機械の照明灯駆動装置」が公知である。図5は、当該公知技術に係る照明装置の模式図である。ショベルカー3は上下傾動自在なブーム3aの先端にアーム3bが回動自在に軸着され、更にその先端にバケット3cが回動自在に軸着されている。
【0003】
この公知例では、ブーム3aの側面に、上下回動可能な照明灯4が設置されるとともに、該照明灯が常にバケット3c付近を照明するよう、照明灯4をブーム3aの動きに連動させるリンク機構5が設けられている。ショベルカー3は、照明方向が固定された通常の照明灯19も備えているが、ブーム3aを傾動させたりアーム3bを回動させたりすると、バケット3cは照明灯19の照射範囲外に出てしまう。しかしながら前記照明灯4は、リンク機構5の作用によりブーム3aの動きに連動して常にバケット3c付近を照射することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−240101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、図5に示した公知例においては、照明灯4を上下に首を振ることはできるが、左右に首を振ることができない構造であった。このため、作業場に設けられている標識や、触れてはならない構造物(例えば水道管)を照射することができず、夜間作業やトンネル内作業に不便であり、危険でもある。
【0006】
本発明は上述の事情に鑑みて為されたものであって、その目的は、上下のみならず左右にも首を振ることができ、小型で、しかも土砂の接触や水濡れなどに対する耐候性に優れた作業機用の照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記解決課題に鑑みて鋭意研究の結果、本発明者は、上下のみならず左右にも首を振ることができ、小型で、しかも土砂の接触や水濡れなどに対する耐候性に優れた作業機用の照明装置を案出するに至った。
【0008】
すなわち、本願発明に係る照明装置は、ショベル系作業機に設置される垂直方向の第1の軸部材を中心として回動可能に支持されたブラケットと、該ブラケットによって支持される水平方向の第2の軸部材を中心として回動可能に支持されたランプハウジングと、該ランプハウジング内に配置されたリフレクタと、該リフレクタの焦点付近に設けられた放電灯と、前記ランプハウジング内に設置され、前記放電灯の放電電流を規定値に制限して点灯を安定させるためのバラストと、前記ブラケットを前記第1の軸部材周りに回動させる第1の駆動機構と、前記ランプハウジングを前記第2の軸部材周りに回動させる第2の駆動機構と、を有する照明装置であって、前記第1の駆動機構と第2の駆動機構とが独立して制御されることにより上下左右に回動することを特徴とする。
これにより、本願発明の照明装置は、ショベル系作業機の作業に際して、照明灯の照射方向を上下、左右の、何れにも振り向けることができるので好適である。しかも、放電灯のバラストがランプハウジング内に収納されているので、コンパクトであり、土砂や水から保護される。放電灯用の高電圧を扱うバラストが十分に保護されることは、建設用の作業機において非常に重要である。
【0009】
また、本願発明に係る照明装置は、前記第1の駆動機構が、前記作業機と前記ブラケットとの間に設置されたリミットスイッチにより前記第1の軸部材周りの回動範囲が制限されるとともに、前記第2の駆動機構が、前記ブラケットと前記ランプハウジングの間に設置されたリミットスイッチにより前記第2の軸部材周りの回動範囲が制限されることを特徴とする。
これにより、作業機用の照明装置の回動角度範囲が自動的に制限されるので、誤操作を防止でき、かつ必要な場所だけを照明できる。
【0010】
また、本願発明に係る照明装置は、前記第1の駆動機構は、前記ブラケットの回動に対して抵抗を与える手段を備えていることを特徴とする。
これにより、作業機が振動しながら作業をしても照明装置の照射方向が変位することなく安定するという優れた耐震性が得られる。
【0011】
また、本願発明に係る照明装置は、前記第2の駆動機構は、前記ランプハウジングの回動に対して抵抗を与える手段を備えていることを特徴とする。
これにより、作業機が振動しながら作業をしても照明装置の照射方向が変位することなく安定するという優れた耐震性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る作業機用の照明装置を備えたショベルカーの作業状態を示す模式図である。
【図2】本発明に係る作業機用の照明装置を示し、(A)は外観側面図、(B)は断面側面図である。
【図3】本発明に係る作業機用の照明装置における概要的な電気系統図である。
【図4】本発明の一実施形態における駆動機構の要部を描いた模式図である。
【図5】公知技術に係る建設機械の照明灯駆動装置を描いた側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。図1〜図4は、本発明の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。
【0014】
図1は本発明の一実施形態を示し、符号3はショベル系作業機の一例としてのショベルカーである。従来の照明灯4がブーム3aの側面に装着されていたのに対し、本実施例の照明灯6は、二又ブラケット9を介して運転室3dの屋根の上に設置されている。
従来の照明灯4が上下にのみ回動する構造であったのに対し、本実施例の照明灯6は、図示の角度θのように上下に回動し、かつ円弧矢印φのように垂直軸Z周りにも回動する。また、従来の照明灯4がリンク機構5によって回動を制御されたのに対し、本実施例の照明灯6は、図3を参照して後述する駆動機構によって、上下駆動及び左右駆動が独立して制御される。
【0015】
図2(A)は、照明灯6を拡大した詳細を示している。照明灯6は、ランプハウジング6aの前面開口を覆って前面レンズ6cが配置され、この前面レンズ6cをレンズ押さえ6dにより固定して構成されている。該ランプハウジング6aは水平軸10によって回動可能に支持されており、水平軸周りの回動によって照射方向が上下動する。符号11を付して示したのは照明灯6を上下動させる上下駆動機構であって、その詳細は図3を参照して後述する。
前記水平軸10は二又ブラケット9によって支持されており、この二又ブラケット9は垂直軸12によって回動可能に支持されており、垂直軸12周りの回動(矢印φ)によって照明灯6の照射方向が左右動する。この照明灯6を左右動させる左右駆動機構13の詳細は、図3を参照して後述する。
【0016】
前記照明灯6の要部断面を図2(B)に示す。リフレクタ6bの中央には放電灯7が設けられるとともに、放電灯7の発光部分がリフレクタ6bの焦点付近に位置するように設定されている。これにより、放電灯7からの拡散光束は、リフレクタ6bで反射されてほぼ平行光束になり、前面レンズ6cで集光されて照射される。
放電灯7の放電電流を規定値に制限し、安定な点灯を維持するための安定器であるバラスト8は、ランプハウジング6aとリフレクタ6bとの間に配設されている。従来例の照明灯におけるバラストは、ランプハウジングの外側に装着されるか、ランプハウジングから離間した箇所に設置して電線で接続されていたので、土砂によって損傷されたり、水に濡れて漏電したりする虞があった。しかし、本実施形態のバラスト8はリフレクタ6b内に密閉されているので、土砂による損傷を受けたり水に濡れて漏電したりする虞がなく、建設作業機用の照明器具として好適であり、かつ小型に構成される。
【0017】
図3は本実施形態における電気系統図である。M1は、図2(A)に示す上下駆動機構11に設けられている上下動モータであって、Hは水平軸である。M2は同じく左右駆動機構13に設けられている左右動モータであって、Zは垂直軸である。
本実施形態のモータは、回転方向を可変可能な直流モータであって、上下動モータM1は端子t1に正電位を印加すると正転して照明灯6の照射方向を上方に回動させ、該端子t1に負電位を印加すると逆転して照明灯6の照射方向を下方に回動させる。一方、左右動モータM2は端子t3に正電位を印加すると正転して照明灯6の照射方向を左方に回動させ、該端子t3に負電位を印加すると逆転して照明灯6の照射方向を右方に回動させる。
【0018】
放電灯7は、バラスト8及びリレースイッチX1を介して直流電源に接続されている。S2は、上下動モータM1の回転方向を切り換える上下動操作スイッチであって、上下動リミットスイッチL1を介して上下動モータM1に接続されており、S3は左右動モータM2の回転方向を切り換える左右動操作スイッチであって、左右動リミットスイッチL2を介して左右動モータM2に接続されている。
前記上下動リミットスイッチL1は、2個の開閉接点L1a,L1bを並列に備えるとともに、各開閉接点L1a,L1bに対してそれぞれダイオードD1,D2が並列に接続されている。また、左右動リミットスイッチL2も同様に2個の開閉接点L2a,L2bを並列に備えるとともに、各開閉接点L2a,L2bに対してそれぞれダイオードD3,D4が並列に接続されている。
【0019】
図4は、前記上下動リミットスイッチL1付近の構成を示す模式図であって、左右動リミットスイッチL2付近についてもこれと同様の構成である(詳細後述)。図2に示すように、照明灯6が上下に首を振る場合、二又ブラケット9が静止した状態で、ランプハウジング6aが上下に回動する。上下駆動機構11がランプハウジング6aに設置されているので、二又ブラケット9が偶力を支承してランプハウジング6aが回される。すなわち回動部材(ランプハウジング)が駆動側であり、静止部材(二又ブラケット)が被駆動側である。
【0020】
図4に示すカム18は、前記二又ブラケット9に固定されている。また、上下駆動機構11のサンギア14は、ランプハウジング6aに固定されている。一方、プラネットギア15は、上下駆動機構11の上下動モータM1によって回転駆動される。これにより、上下動モータM1が回転すると、プラネットギア15がサンギア14の周囲を回り(矢印r)、ランプハウジング6aが水平軸10周りに上下回動する。
上下駆動機構11には、2個の開閉接点L1a,L1bを備える上下動リミットスイッチL1が設けられて駆動側のランプハウジング6aに固定されており、その開閉接点L1a,L1bに固着されたカムフォロワーが前記カム18に摺触している。
【0021】
カム18は、ほぼ全周が水平軸10と同心の円形をなし、1箇所に凹みcが形成されている。前記2個の開閉接点L1a,L1bは該カムを挟んでほぼ正対している。図示の開閉接点L1bのようにカムフォロワーがカムの円弧に乗り上げていると接点が閉じ、開閉接点L1aのようにカムフォロワーがカムの凹みcに落ち込むと接点が開く。このため、2個の開閉接点L1a,L1bの両方が同時に開くことはなく、通常は両方が閉じていて、ランプハウジング6aが所定角度(例えば±約180度)まで回動したとき何れか片方の開閉接点が開くように設定されている。
【0022】
上述する図4に関する説明は、ランプハウジング6aが水平軸10周りに上下回動する動作に関するものである。図2に示した二又ブラケット9が垂直軸12周りに左右回動する動作については、図4にカッコ書きで示した通り、符号10(水平軸)を12(垂直軸)と読み替え、符号L1a,L1b(開閉接点)をL2a,L2bと読み替え、符号M1(上下動モータ)を符号M2(左右動モータ)と読み替えればよい。
【0023】
図4に示す摩擦板16は、ランプハウジング6aの上下回動に摩擦抵抗を与え、回動部材であるランプハウジングの位置を安定させるためのものであって、静止部材であるサンギア14又はカム18に重ね合わされ、加圧スプリング17が摩擦板16を押圧付勢することによってランプハウジング6aとサンギア14又はカム18との間に摩擦抵抗を与えるものである。同様にして、ランプハウジング6aの左右回動に摩擦抵抗を与えることもできる。建設用の作業機は一般に、作業に際して激しい振動を被るが、ランプハウジング6aの回動に摩擦抵抗を加えることによって、照明灯の照射方向を安定させることができる。
【0024】
図3に示すS1は、ライトスイッチ(メーンスイッチ)である。これを閉じるとリレースイッチX1が作動し、バラスト8を介して放電灯7へ通電する。更に、上下動モータM1の上下動操作スイッチS2、及び左右動モータM2の左右動操作スイッチS3の電源側の端子に+24V及び−24Vが印加される。
照明灯6の動作状態では、上下動リミットスイッチL1が閉じていて、上下動操作スイッチS2を図の左方に操作すると、上下動モータM1の端子t1に正電位が、端子t2に負電位が印加されて上下動モータM1が正転し、照明灯6が上方へ首振り回動する。一方、該上下動操作スイッチS2を図の右方に操作すると、上下動モータM1の端子t2に正電位が、端子t1に負電位が印加されて上下動モータM1が逆転し、照明灯6が下方へ首振り回動する。
【0025】
照明灯6が上方へ首振り回動して所定の角度(約+180度)に達すると、この角度以上に回動しないように、前記カム10の動作によって開閉接点L1aが開いて上下動モータM1の通電が断たれ、上向き回動が停止する。そこで上下動操作スイッチS2を図の右方に操作すると、正電位が開閉接点L1bを経て上下動モータM1の端子t2に印加される。この状態で、端子t1に負電位を印加する開閉接点L1aは開いているが、開閉接点L1aと並列接続されているダイオードD1のアノード(陽極)からカソード(陰極)に電流が流れることにより上下動モータM1へ通電され、上下動モータM1が逆転して照明灯6は下方へ首振り回動する。
【0026】
一方、照明灯6が下方へ首振り回動して所定の角度(約−180度)に達すると、この角度以上に回動しないように、前記カム10の動作によって開閉接点L1bが開いて上下動モータM1の通電が断たれ、上向き回動が停止する。そこで上下動操作スイッチS2を図の左方に操作すると、正電位が開閉接点L1bを経て上下動モータM1の端子t1に印加される。この状態で、端子t2に負電位を印加する開閉接点L1bは開いているが、開閉接点L1bと並列接続されているダイオードD2のアノード(陽極)からカソード(陰極)に電流が流れることにより上下動モータM1へ通電され、上下動モータM1が正転して照明灯6は上方へ首振り回動する。
【0027】
また、左右動操作スイッチS3を図の左方に操作すると、左右動モータM2の端子t3に正電位が、端子t4に負電位が印加されて左右動モータM2が正転し、照明灯6が左方へ首振り回動する。一方、該左右動操作スイッチS3を図の右方に操作すると、左右動モータM2の端子t4に正電位が、端子t3に負電位が印加されて左右動モータM2が逆転し、照明灯6が右方へ首振り回動する。
【0028】
照明灯6が左方へ首振り回動して所定の角度(約+180度)に達すると、この角度以上に回動しないように、前記カム10の動作によって開閉接点L2aが開いて左右動モータM2の通電が断たれ、左向き回動が停止する。そこで左右動操作スイッチS3を図の右方に操作すると、正電位が開閉接点L2bを経て左右動モータM2の端子t4に印加される。この状態で、端子t3に負電位を印加する開閉接点L2aは開いているが、開閉接点L2aと並列接続されているダイオードD3のアノード(陽極)からカソード(陰極)に電流が流れることにより左右動モータM2へ通電され、左右動モータM2が逆転して照明灯6は右方へ首振り回動する。
【0029】
一方、照明灯6が右方へ首振り回動して所定の角度(約−180度)に達すると、この角度以上に回動しないように、前記カム10の動作によって開閉接点L2bが開いて左右動モータM2の通電が断たれ、左向き回動が停止する。そこで左右動操作スイッチS3を図の左方に操作すると、正電位が開閉接点L2bを経て左右動モータM2の端子t3に印加される。この状態で、端子t4に負電位を印加する開閉接点L2bは開いているが、開閉接点L2bと並列接続されているダイオードD4のアノード(陽極)からカソード(陰極)に電流が流れることにより左右動モータM2へ通電され、左右動モータM2が正転して照明灯6は左方へ首振り回動する。
【0030】
このような構成からなる作業機用の照明装置は、例えばショベルカーの運転室内に備えた前後左右に動かすことができるコントローラなどにより、照明方向を自在に変えることができるものである。
尚、上述した実施例において、ショベルカー3が必ずしも常に水平な硬質地盤上に位置しているとは限らないので、垂直、水平は厳密な意味ではなく、ほぼ垂直,ほぼ水平であれば足りる。
【符号の説明】
【0031】
3…ショベルカー 3a…ブーム 3b…アーム 3c…バケット 3d…運転室 4…照明灯 5…リンク機構 6…照明灯 6a…ランプハウジング 6b…リフレクタ 6c…前面レンズ 6d…レンズ押さえ 7…放電灯 8…バラスト 9…二又ブラケット 10…水平軸 11…上下駆動機構 12…垂直軸 13…左右駆動機構 14…サンギア 15…プラネットギア 16…摩擦板 17…加圧スプリング 18…カム c…カムの凹み D1,D2,D3,D4…ダイオード L1…上下動リミットスイッチ L2…左右動リミットスイッチ L1a,L1b…開閉接点 L2a,L2b…開閉接点 M1…上下動モータ M2…左右動操作モータ SI…ライトスイッチ S2…上下動操作スイッチ S3…左右動操作スイッチ X1…リレースイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ショベル系作業機に設置される垂直方向の第1の軸部材を中心として回動可能に支持されたブラケットと、
該ブラケットによって支持される水平方向の第2の軸部材を中心として回動可能に支持されたランプハウジングと、
該ランプハウジング内に配置されたリフレクタと、
該リフレクタの焦点付近に設けられた放電灯と、
前記ランプハウジング内に設置され、前記放電灯の放電電流を規定値に制限して点灯を安定させるためのバラストと、
前記ブラケットを前記第1の軸部材周りに回動させる第1の駆動機構と、
前記ランプハウジングを前記第2の軸部材周りに回動させる第2の駆動機構と、を有する照明装置であって、
前記第1の駆動機構と第2の駆動機構とが独立して制御されることにより上下左右に回動することを特徴とする作業機用の照明装置。
【請求項2】
前記第1の駆動機構は、前記作業機と前記ブラケットとの間に設置されたリミットスイッチにより前記第1の軸部材周りの回動範囲が制限されるとともに、前記第2の駆動機構は、前記ブラケットと前記ランプハウジングの間に設置されたリミットスイッチにより前記第2の軸部材周りの回動範囲が制限されることを特徴とする請求項1に記載した作業機用の照明装置。
【請求項3】
前記第1の駆動機構は、前記ブラケットの回動に対して抵抗を与える手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載した作業機用の照明装置。
【請求項4】
前記第2の駆動機構は、前記ランプハウジングの回動に対して抵抗を与える手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載した作業機用の照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−127395(P2011−127395A)
【公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−289285(P2009−289285)
【出願日】平成21年12月21日(2009.12.21)
【出願人】(593069037)株式会社エスワイエス (4)
【Fターム(参考)】