説明

作業車両のキャビン

【課題】乗降口の前方および後方からキャビンに、またはキャビン内から乗降口の前方および後方に、スムーズに乗り降りできる。
【解決手段】キャビン本体20に形成された乗降口22に、片開き式の主開閉ドア21を開閉自在に設け、主開閉ドア21に、乗務員が出入り可能な昇降用開口部32を形成し、この昇降用開口部32に片開き式の副開閉ドア31を開閉自在に設け、主開閉ドア21の開閉軸となる主ヒンジ24を乗降口22の後辺部に設けるとともに、副開閉ドア31の開閉軸となる副ヒンジ34を乗降用開口部32の前辺部に設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえばフォークリフトやホイールローダ、スタッカクレーンなどの大型の作業車両に設けられるキャビンに関する。
【背景技術】
【0002】
通常、大型の作業車両には、安全および外気遮断のためにキャビンが設けられており、たとえばキャビンの左右側面に形成された乗降口に、片開き式の開閉ドアが設けられている。これら開閉ドアは、一般的に後部に取り付けられたヒンジを中心に開閉ドアの前部が外側に回動され開閉される。たとえば特許文献1には、開閉ドアの幅が広くなると、開閉半径が広くなって他の部材との干渉を生じるおそれがあるため、開閉ドアの中央後部で二分割して、乗降口の後部にヒンジを介して開閉自在に取り付けられるリアドアと、リアドアの遊端部にヒンジを介して回動自在に取り付けられるフロントドアとで折り畳み式ドアを取り付けたものが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平06−247145号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、キャビンの乗降口には、通常、乗降口の前方から出入りするように、外側のステップなどが取り付けられているが、車体後部に搭載されたエンジンなどの点検や調整などのために、乗降口の後方からキャビンに出入りすることがある。このように後方からキャビンに乗り込む場合、一旦、車体後方から開閉ドアの側部を通って前方に回り込み、開閉ドアを開けてキャビンに入る必要があり、またキャビンから車体後方に出る場合も、開閉ドアを開けて乗降口の前方に一旦出た後、開閉ドアを閉じ、開閉ドアの側部を通って車体後方に移動する必要があり、キャビンに対する乗降性が阻害されていた。これは特許文献1も同様である。
【0005】
本発明は上記問題点を解決して、乗降口の前方および後方からキャビンに、またはキャビン内から乗降口の前方および後方に、スムーズに乗り降りできる作業用車両のキャビンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、
キャビン本体の左右側面に形成された乗降口に、片開き式の主開閉ドアを開閉自在に設け、
当該主開閉ドアに、乗務員が出入り可能な昇降用開口部を形成し、
当該昇降用開口部に片開き式の副開閉ドアを開閉自在に設け、
前記主開閉ドアの開閉軸となるヒンジを、乗降口の前後一方の辺部に取り付けるとともに、前記副開閉ドアの開閉軸となるヒンジを、乗降口の前後他方の辺部に取り付けたものである。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1の構成において、
副開閉ドアを形成する枠体内に窓用開口部を形成するとともに、当該窓用開口部に、上下方向にスライドして開閉可能な上部窓ガラス板と下部窓ガラス板とを設け、
前記下部窓ガラス板に、閉鎖位置と開放位置で当該下部窓ガラス板を係止可能で、かつキャビン本体の外側および内側からそれぞれ操作可能な係止具を設けるとともに、前記下部窓ガラス板が開放された窓用開口部の下部を、乗務員が出入り可能な広さとしたものである。
【0008】
請求項3記載の発明は、
キャビン本体に形成された乗降口に、当該乗降口の前部または後部にヒンジを介して開閉自在に取り付けられた片開き式の開閉ドアを設け、
当該開閉ドアを形成する枠体内に窓・乗降兼用開口部を形成して、上部窓ガラス板と下部窓ガラス板とを設けるとともに、少なくとも前記下部窓ガラス板を上方にスライド自在に設けることにより当該窓・乗降兼用開口部の下部を開放可能とし、
前記下部窓ガラス板に、閉鎖位置と開放位置で当該下部窓ガラス板を係止可能で、かつキャビン本体の外側および内側からそれぞれ操作可能な係止具を設けるとともに、前記下部窓ガラス板が開放された窓・乗降兼用開口部の下部を、乗務員が出入り可能な広さとしたものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の発明によれば、主開閉ドア内に副開閉ドアを設け、主開閉ドアおよび副開閉ドアで開閉軸となるヒンジを、前辺部および後辺部の相対する側にそれぞれ取り付けたので、乗降口に乗り込む側に対して、ヒンジが反対側にある主開閉ドアおよび副開閉ドアを選択して開閉することで、乗降口の前方または後方からキャビンに、またはキャビン内から乗降口の前方または後方に、スムーズに乗り降りすることができ、キャビンに対する乗降性を向上させることができる。
【0010】
請求項2記載の構成によれば、下部窓ガラス板を上方にスライドさせて、窓用開口部の下部を開放し、乗務員を窓用開口部を介してキャビンに出入りさせることができる。これにより、開閉ドアのキャビンに対する乗降性を向上させることができる。
【0011】
請求項3記載の構成によれば、開閉ドアに形成された窓・乗降兼用開口部で、下部窓ガラス板を上方にスライドさせて、窓・乗降兼用開口部の下部を開放し、乗務員を窓・乗降兼用開口部の下部から乗降させることができ、非常時など、迅速にヒンジのあるたとえば後方への乗り降りをスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係るフォークリフトのキャビンの実施例1を示す側面図である。
【図2】図1に示すA−A拡大部分断面図である。
【図3】主開閉ドアを示す背面図である。
【図4】(a)および(b)はフォークリフトを示し、(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図5】キャビンと開閉ドアの分解斜視図である。
【図6】本発明に係るフォークリフトのキャビンの実施例2を示す側面図である。
【図7】図6に示すB−B拡大部分断面図である。
【図8】開閉ドアを示す背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
[実施例1]
以下、本発明の実施例1を図1〜図5に基づいて説明する。
図4および図5に示すように、車体11の前部にリフト装置14を介して左右一対の荷役フォーク15を具備した大型フォークリフトであって、車体11に走行駆動および操舵用の一対の前輪12と、一対の後輪13とが設けられ、車体の前部上面に本発明に係るキャビン16が搭載されている。また車体11の中間部に駆動用のエンジンや油圧ポンプ(図示せず)が内装され、後部にバランスウェイト17が取り付けられている。
【0014】
キャビン16のキャビン本体20は、傾斜状の正面から左右側面にわたって形成された正面窓18と、背面窓19を有する箱体形で、左右側面に乗務員(運転者)が乗り降りする矩形状の乗降口22がそれぞれ形成されている。
【0015】
図1〜図3に示すように、これら左右の乗降口22に、片開き式の主開閉ドア21がそれぞれ開閉自在に取り付けられ、さらに主開閉ドア21に形成された乗降用開口部32に、片開き式の副開閉ドア31が開閉自在に設けられ、これら二重ドアからなる開閉構造に構成されている。
【0016】
図1〜図3に示すように、主開閉ドア21は、乗降口22全面を塞ぐ矩形状に形成されている。そして主開閉ドア21の外周部を囲む外枠体23の後辺部23Rが、開閉軸となる上下一対の主ヒンジ(ヒンジ)24を介してキャビン16の乗降口22の後辺部に開閉自在に取り付けられている。そして外枠体23の前辺部23Fで略中央位置にキャビン本体21の内外から操作可能なロック用主開閉錠25が取り付けられ、主開閉錠25から外面および内面にそれぞれ突出された開閉レバー25aにより錠片を出退して、主開閉ドア21を乗降口22の閉鎖位置にロックまたはロック解除することができる。
【0017】
主開閉ドア21には、外枠体23を残して全面に乗務員(運転者)が乗り降り可能な矩形状の乗降用開口部32が形成され、この乗降用開口部32に副開閉ドア31が設けられている。
【0018】
副開閉ドア31は、乗降用開口部32の全面を塞ぐ矩形状に形成されている。そして副開閉ドア31の外周部を囲む内枠体33の前辺部33Fが、開閉軸となる上下一対の副ヒンジ(ヒンジ)34を介して内枠体33の前辺部に開閉自在に取り付けられている。そして内枠体33の後辺部33Rで略中央位置にキャビン本体21の内外から操作可能なロック用副開閉錠35が取り付けられ、副開閉錠35から外面および内面にそれぞれ突出された開閉レバー35aにより錠片を出退して、副開閉ドア31を乗降用開口部32にロックおよびロック解除することができる。
【0019】
また副開閉ドア31には、内枠体33を残して全面に矩形状の窓用開口部42が形成されている。この窓用開口部42に、外面側に下方にスライド自在で窓用開口部42の略上半分を開放可能な上部窓ガラス板41Uと、内面側に上方にスライド自在で窓用開口部42の略下半分を開放可能な下部窓ガラス板41Dとが設けられている。そして下部窓ガラス板41Dにより開放される窓用開口部42の略下半分が、乗務員(運転者)が出入り可能な広さに形成されて、乗降用として使用することができる。
【0020】
詳細に説明すると、上部窓ガラス板41Uは、内枠体33の前後辺部33F,33Rの内縁に形成された溝部にそれぞれスライド自在に嵌合されている。そして、上部窓ガラス板41Uの上部内面に、キャビン16内からのみ操作可能な上部取手43Uおよび左右一対の上部係止具44Uがそれぞれ取り付けられている。したがって、上部係止具44Uの操作レバーを下げて係止爪を前後辺部33F,33Rの係止穴から後退させ、上部取手43Uを持って下降させることにより、窓用開口部42の略上半分を開放することができる。
【0021】
また、下部窓ガラス板41Dの下部の内外面に、キャビン16の内外からそれぞれ操作可能な下部取手43Dおよび左右一対の下部係止具44Dが取り付けられている。したがって、下部係止具44Dの操作レバーを下げて係止爪を前後辺部33F,33Rの係止穴から後退させ、下部取手43Uを持って下部窓ガラス板41Dを持ち上げ、下部係止具44Dの係止爪を上部の係止穴(図示せず)の係合させることにより、窓用開口部42の略下半分を開放することができる。そしてこの窓用開口部42の略下半分は、換気用として使用したり、主開閉ドア21を開けないで、たとえば非常用通路として乗務員(運転者)をキャビンに出入りさせることができる。
【0022】
上記実施例1によれば、開閉自在な主開閉ドア21内に、副開閉ドア31を開閉自在に設け、主開閉ドア21の主ヒンジ24を後部に設け、副開閉ドア31の副ヒンジ34を前部に設けることにより、乗降口20の前方から主開閉ドア21を開けてキャビン16に乗り込むことができるとともに、乗降口20の後方から副開閉ドア31を開けてキャビン16に乗り込むことができ、キャビン16への乗降を前後からそれぞれスムーズに行うことができる。またキャビン16から外に出る場合も、主開閉ドア21を開けて乗降口22の前方に出ることができ、また副開閉ドア31を開けて乗降口22の後方に出ることができる。
【0023】
したがって、キャビン16への乗降における無駄な動作をなくし、乗降口22の前方または後方からキャビン16に、またはキャビン16内から乗降口22の前方または後方に、スムーズに乗り降りすることができ、キャビン16に対する乗降性を向上させることができる。
【0024】
[実施例2]
本発明に係るキャビンの開閉ドアの実施例2を、図5および図6を参照して説明する。なお、実施例1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0025】
キャビン本体20の左右側面に形成された乗降口52に、片開きタイプの開閉ドア51がそれぞれ開閉自在に取り付けられ、さらに開閉ドア51に形成された窓・乗降兼用開口部62に、乗務員が出入り可能な下部空間を開放可能な下部窓ガラス板61Dがスライド自在に設けられている。
【0026】
開閉ドア51は、乗降口52全面を塞ぐ矩形状に形成されている。そして開閉ドア51の外周部を囲む外枠体53の後辺部53Rが、開閉軸となる上下一対のヒンジ54を介して乗降口52の後辺部に開閉自在に取り付けられている。そして外枠体53の前辺部53Fで略中央位置にキャビン本体20内外から操作可能なロック用の開閉錠55が取り付けられ、開閉錠55からの外面および内面にそれぞれ突出された開閉レバー55aにより錠片を出退して、開閉ドア51を乗降口52の閉鎖位置にロックまたはロック解除することができる。
【0027】
開閉ドア51には、外枠体53を残して全面に矩形状の窓・乗降兼用開口部62が形成され、窓・乗降兼用開口部62に、外面側に下方にスライド自在に配置され窓・乗降兼用開口部62の略上半分を開放可能な上部窓ガラス板61Uと、内面側に上方にスライド自在に配置され窓・乗降兼用開口部62の略下半分を開放可能な下部窓ガラス板61Dが設けられている。そして下部窓ガラス板61Dにより開放される窓・乗降兼用開口部62の略下半分が、乗務員(運転者)が出入り可能な広さに形成されている。
【0028】
上部窓ガラス板61Uは、外枠体53の前後辺部53F,53Rの内面に形成された溝部にそれぞれスライド自在に嵌合されている。そして、上部窓ガラス板61Uの上部内面に、キャビン16内からのみ操作可能な上部取手43Uおよび左右一対の上部係止具44Uがそれぞれ取り付けられている。したがって、上部係止具44Uの操作レバーを下げて係止爪を前後辺部53F,53Rの係止穴から後退させ、上部取手43Uを持って下降させることにより、窓・乗降兼用開口部62の略上半分を開放することができる。
【0029】
また、下部窓ガラス板61Dの下部の内外面に、キャビン16の内外からそれぞれ操作可能な下部取手43Dおよび左右一対の下部係止具44Dが取り付けられている。したがって、下部係止具44Dの操作レバーを下げて係止爪を前後辺部33F,33Rの係止穴(図示せず)から後退させ、下部取手43Dを持って下部窓ガラス板61Dを持ち上げ、下部係止具44Dの係止爪を上部の係止穴の係合させることにより、窓・乗降兼用開口部62の略下半分を開放することができる。そしてこの窓・乗降兼用開口部62の略下半分は、換気用として使用したり、開閉ドア51を開けないで、昇降口22の後方から急いでキャビン16に入りたい場合や、キャビン16内から昇降口22の後方に急いで出たい場合に、利用することができる。また非常時の通路として使用することもできる。
【0030】
上記実施例2によれば、開閉ドア51に形成された窓・乗降兼用開口部62で、下部窓ガラス板61Dを上方にスライドさせて、窓・乗降兼用開口部62を開放し、乗務員を窓・乗降兼用開口部62の下部から乗降させることができ、非常時など、迅速に乗降口22の後方に乗り降りする場合など、キャビンに対する乗降をスムーズに行うことができる。
【0031】
なお、実施例1および2では、主開閉ドア21の主ヒンジ24および開閉ドア51のヒンジ54を乗降口22の後辺部に取り付けたが、乗降口22,52の前辺部であってもよい。実施例1の場合には、副開閉ドア31の副ヒンジ34は乗降用開口部32の後辺部となる。
【符号の説明】
【0032】
11 車体
16 キャビン
20 キャビン本体
21 主開閉ドア
22 乗降口
23 外枠体
23F 前辺部
23R 後辺部
24 主ヒンジ(ヒンジ)
25 主開閉錠
31 副開閉ドア
32 乗降用開口部
33 内枠体
34 副ヒンジ(ヒンジ)
35 副開閉錠
35a 開閉レバー
41U 上部窓ガラス板
41D 下部窓ガラス板
42 窓用開口部
43U 上部取手
43D 下部取手
44U 上部係止具
44D 下部係止具
51 開閉ドア
52 乗降口
53 外枠体
54 ヒンジ
55 開閉錠
61U 上部窓ガラス板
61D 下部窓ガラス板
62 窓・乗降兼用開口部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャビン本体の左右側面に形成された乗降口に、片開き式の主開閉ドアを開閉自在に設け、
当該主開閉ドアに、乗務員が出入り可能な昇降用開口部を形成し、
当該昇降用開口部に片開き式の副開閉ドアを開閉自在に設け、
前記主開閉ドアの開閉軸となるヒンジを、乗降口の前後一方の辺部に取り付けるとともに、前記副開閉ドアの開閉軸となるヒンジを、乗降口の前後他方の辺部に取り付けた
ことを特徴とする作業車両のキャビン。
【請求項2】
副開閉ドアを形成する枠体内に窓用開口部を形成するとともに、当該窓用開口部に、上下方向にスライドして開閉可能な上部窓ガラス板と下部窓ガラス板とを設け、
前記下部窓ガラス板に、閉鎖位置と開放位置で当該下部窓ガラス板を係止可能で、かつキャビン本体の外側および内側からそれぞれ操作可能な係止具を設けるとともに、前記下部窓ガラス板が開放された窓用開口部の下部を、乗務員が出入り可能な広さとした
ことを特徴とする請求項1記載の作業車両のキャビン。
【請求項3】
キャビン本体に形成された乗降口に、当該乗降口の前部または後部にヒンジを介して開閉自在に取り付けられた片開き式の開閉ドアを設け、
当該開閉ドアを形成する枠体内に窓・乗降兼用開口部を形成して、上部窓ガラス板と下部窓ガラス板とを設けるとともに、少なくとも前記下部窓ガラス板を上方にスライド自在に設けることにより当該窓・乗降兼用開口部の下部を開放可能とし、
前記下部窓ガラス板に、閉鎖位置と開放位置で当該下部窓ガラス板を係止可能で、かつキャビン本体の外側および内側からそれぞれ操作可能な係止具を設けるとともに、前記下部窓ガラス板が開放された窓・乗降兼用開口部の下部を、乗務員が出入り可能な広さとした
ことを特徴とする作業車両のキャビン。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2012−206526(P2012−206526A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−71281(P2011−71281)
【出願日】平成23年3月29日(2011.3.29)
【出願人】(000003241)TCM株式会社 (319)
【Fターム(参考)】