説明

保温ポット

【課題】蓋体内面に付着した水滴の保温ポット外への落下をなくす。
【解決手段】蓋体2の中栓6の外周面上端全周囲にパッキン8を設け、このパッキン8にスカート部11を形成するとともに、中栓6に形成した段差部9に、この中栓6の周方向に長い舌片状の水切り10を設ける。さらに、蓋体2のヒンジ4を受ける肩部材3のヒンジ受け26の両側に水受け27を形成する。蓋体2を開放すると、中栓6に付着していた水滴は、水切り10によって保温ポット内に落とされるとともに、この水切り10で落とされなかった水滴は、中栓6の外周面を伝って流れ、スカート部11に溜まる。このスカート部11から溢れ出た水はヒンジ4及びヒンジ受け26を伝ってヒンジ4側に流れ、水受け27に溜まる。この構成により、蓋体2の開放の際に水滴を円滑に捕捉するようにしたので、その水滴の保温ポット外への落下を確実に防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、加熱手段を有しない保温ポットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
保温ポットは、魔法瓶として従来から種々の態様のものが考案されているが、その基本的な構造は、容器の開口部を開閉する蓋体を、容器に取り付けた肩部材にヒンジにより揺動自在に設け、その蓋体は、その下面に上記容器の縮径された円状開口部に嵌り込む横断面円状の中栓となる断熱用膨出部を有するとともに、その膨出部の外周面の上端全周囲にパッキンを設けたものである(特許文献1の図1、及び、特許文献2の図1を参照)。
【特許文献1】特開平9−299252号公報
【特許文献2】特開平10−179422号公報
【0003】
この種の保温ポットでは、その蓋体内面に水切りを設けたものはなかった。これは、保温であるため、それほど蒸気が上がらす、上記蓋体内面に付着する水滴も少ないため、必要性がなかったからである。
【0004】
一方、電気保温ポットにおいては、電気による発熱でもって常時一定の温度に維持するため、水の蒸発も多く、蓋体内面に付着する水滴が多いため、蓋体を開けた時、その水滴が保温ポット外に落ちる場合が多い。このため、電気保温ポットにおいては、蓋体内面に水切りを設けたものがある(特許文献3の請求項1、及び、図2の符号26参照)。
【特許文献3】特開2004−357747号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来では、上記のように、保温ポットにおいては、蓋体内面に水滴が付着することが少ない点から、その蓋体内面を伝って保温ポット外に水滴が落ちることを防止する手段が施されていなかったが、今日の生活様式の多様化から、保温ポットにおいても、保温ポット外への水滴の落下を極力なくすことが商品価値を高めることなる。
【0006】
この発明は、保温ポットにおいて、蓋体内面に付着した水滴の保温ポット外への落下をなくすことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を達成するために、この発明は、上記蓋体膨出部の先端からパッキンに至る外周面のヒンジ側の途中に水切りを設けたのである。
【0008】
ここで、「水切り」とは、水(水滴)が伝って流れ落ちる流れ面において、流れ方向の一部に、上記流れ面が下降斜面から上昇斜面に移行する箇所を有するものを指し、上記移行箇所において、水が流れ面から落下するようにしている。この移行箇所は、例えば、流れ面にリブを設けたり、溝を設けたりすることによって形成する。
【0009】
保温ポットは、保温性を高めるため、容器はその開口部が縮径しており、かつ、その容器の開口部に、蓋体下面に設けた断熱性膨出部(中栓)が嵌って、その膨出部と容器開口部の隙間を極力小さくして蒸気(熱)の放出を防止している。このため、この膨出部下面及び外周面に容器からの蒸気が結露して水滴が付着する。
【0010】
また、保温性を向上させるため、膨出部外周面の上端全周囲にはパッキンを設け、そのパッキンを、容器の上端面に圧接して蒸気漏れを防止している。
【0011】
保温ポットはこのような構成であるため、蓋体をヒンジ部でもって開けた際、その開放につれて外周面に付着した水滴はその自重で、その外周面を伝って下方側であるヒンジ部に向かって流れ落ちる。このとき、蓋体膨出部の先端からパッキンに至るヒンジ側の途中に水切りを設ければ、その伝って流れる水滴はその水切りに捕捉され、この水滴の自重によって水切りから離れて下方に落下し、その多くが容器上に落ちる。
【0012】
この発明の構成としては、容器の開口部を開閉する蓋体を、容器に取り付けた肩部材にヒンジでもって回動自在に設け、上記蓋体は、その下面に上記容器の縮径された円状開口部に嵌り込む横断面円状断熱用膨出部を有するとともに、その膨出部の外周面の上端全周囲にパッキンを設け、かつ、上記膨出部の先端からパッキンに至る外周面のヒンジ側の途中に水切りを設けた構成を採用する。
【0013】
この構成は、上記の作用によって蓋体内面に付着した水滴の保温ポット外への落下を有効に防止するが、蓋体外周面のパッキンにできるだけ近い位置に水切りを設けることが好ましい。蓋体の最大開放角度に近いほど、その蓋体外周面に付着した水滴はヒンジ部に向かって流れ落ちて集まるため、その集まった所に水切りがあれば、その水切りによって集まった水滴を円滑に捕捉して下方に落下させるからである。しかし、その水切りが、膨出部を容器内へ嵌め込ませることの支障とならないように、その位置は適宜に決定する。
【0014】
例えば、上述のように、保温ポットは、保温性を高めるため、容器はその開口部が狭められるため、膨出部もその容器の縮径開口部に合わせるために縮径する。このとき、段差を設けると、蒸気の上昇経路が屈曲して漏れ難くなって温度降下を抑制するとともに、外周面に生じた結露は、その段差部を伝って下方に流れる。
このため、その段差部に上記水切りを形成すれば、その段部を伝って下方に流れる水滴を円滑に捕捉して落下させることができる。
【0015】
上記水切りの形状としては、一般的な上記膨出部の周方向に長い舌片状としたり、膨出部の上下方向に長いリブ状としたりすることができる。そのリブ状水切りにあっては、リブ状水切りを伝って下方に流れ、その下端から落下する。このとき、そのリブ状水切りを、膨出部の外周面下端から上端に至っているものとすれば(外周面上下全長にあれば)、外周面全域から流れ落ちる水滴がやがてこのリブ状水切りに捕捉され、その後は、リブ状水切りを伝って落ちるため、外周面全域の水滴収集作用が円滑となる。
【0016】
上記パッキンは、上記水切りに臨む部分にその周方向に長く、下方に向かい内方に湾曲するスカート部を設けたものとすれば、水切りに捕捉されなかった水滴をそのスカート部で捕捉できるため、水滴の保温ポット外への落下をより確実に防止できる。
このとき、そのスカート部は上記パッキンの全周に設ければ、上記捕捉作用が全周で行われるとともに、ポケット内により多くの水滴を溜めておくことができるため、この水滴が保温ポット外に落下するのをより確実に防止できる。
【0017】
保温ポットにおいては、加熱による保温ができず、容器の開口部における断熱を高めるため、その口径を小さくする方がよい。一方、電気保温ポットにおいては、加熱による保温が可能なため、容器の開口部における断熱が重視されず、むしろ、ポットの安定性を高めるためにその全高を下げつつ、容器の容量を得るべく、容器の開口部の口径を可及的に大きくすることが一般的である。
【0018】
上記保温ポットと電気保温ポットの相違から、電気保温ポットのパッキンは、保温ポットのものより大径であり、スカート部を大きくすることができるが、保温ポットのパッキンは小径であり、電気保温ポットのもののように多量の水を受けることができない。この構成によれば、蓋に付いた水滴の多くを水切りで効率よく落下させた後、残りの水滴をパッキンのスカート部で受けることになり、保温ポットの小径のパッキンにおいてもスカート部からの溢水を生じ難くすることができる。
【0019】
また、蓋体の最大開放角度において、その蓋体のヒンジ部下方の肩部材上端部に水受けを形成すれば、パッキンから水滴が溢れ落ちても、その水滴は水受けで捕捉されるため、水滴の保温ポット外への落下をより確実に防止できる。
このとき、その水受けは、肩部材のヒンジ受けの両側に形成すると良い。ヒンジ部に至った水滴はそのヒンジ部、及び、ヒンジ受けを伝って肩部材上面に流れ落ちるため、保温ポット外に落下する恐れは少ないが、ヒンジ部の側部に至った水滴は、この側部が水滴を溜める形状となっていないため、そのまま保温ポット外に落ちる恐れが高い。しかし、ヒンジ受けの両側に水受けがあれば、そのヒンジ受けの側部に至った水滴をその水受けで捕捉し、保温ポット外への落下を防止し得る。
【0020】
例えば、上記最大開放角度において、パッキンのスカート部の溢水縁が肩部材上に位置する構成を採用すると、スカート部から溢水しても保温ポット外に水滴が落下することは避けられる。しかしながら、上記の構成を実現するべく、パッキンを大きくするのは、パッキン成形性、シール部の接触安定性等の点で限界がある。このため、パッキンの大型化を避け、蓋のヒンジ位置を肩部材の中央側に寄せることにより、上記の構成を実現することが考えられる。
【0021】
しかし、上記ヒンジ位置を採用すると、蓋体の最大開放角度において、蓋体と肩部材の干渉を避けるため、肩部材からのヒンジ支持高さを確保する必要がある。このため、ヒンジを肩部材上に配置し、肩部材外の空間を利用して蓋体と肩部材の干渉を避ける構成(実施形態の構成、図6参照)と比して、ポット全高が嵩張ることになる。ヒンジ受けを利用してパッキンからの溢水を受ければ、ポット全高の嵩張りを避けつつ、ポット外への水滴漏れをより確実に防止することができる。
【発明の効果】
【0022】
この発明は、以上のように構成して、保温ポットにおいて、その蓋体内面に付着した水滴を円滑に捕捉するようにしたので、その水滴の保温ポット外への落下を確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
この保温ポットは、図1に示すように、真空二重型ステンレス容器1の開口部を開閉する蓋体2を、容器1に取り付けた肩部材3にヒンジ4により揺動自在に設けている。
【0024】
この蓋体2の下面には、容器1の縮径された円状開口部5に嵌まり込む膨出部を有する、横断面円状の中栓6を設けている。この中栓6の内部には断熱材7が充填してある。この中栓6の外周面の上端全周囲にパッキン8を設けるとともに(図2を参照)、中栓6に形成した段差部9に、この中栓6の周方向に長い舌片状の水切り10を設ける。パッキン8には、水切り10に望む部分にその周方向に長く、下方に向かい内側に湾曲し、その内側に水滴を溜め得る、スカート部11を設けてある。
【0025】
また、この蓋体2にはプッシュボタン12が設けられ、このプッシュボタン12をスプリング13の付勢力に抗して押し込んで、押下部材14及びベローズキャップ15を介して蛇腹状のベローズ16を収縮させ、このベローズ16内の空気を、吐出管17を通じて容器1に吐出する(図3中の矢印を参照)。この吐出によって容器1内を加圧し、この加圧によって容器1内の水を、容器1内に挿し込んだ揚水管18及び送水管19を通って保温ポット外に送出する。
【0026】
さらに、この蓋体2には、この蓋体2の開閉ロックを解除するための蓋体開放ボタン20と、プッシュボタン12の押し込みをロックするロックつまみ21を設けてある。
【0027】
この中栓は、容器1の開口部5にきっちりと嵌まり込むように設計してもよいが、図1に示したように、この中栓6と開口部5との間に隙間を設け、この蓋体2を容易に開閉し得るようにすることもできる。なお、この中栓6と容器1の間の気密性は、中栓6に設けたパッキン8によって確保されるので、上記隙間を設けたことによってこの保温ポットの保温性が低下する恐れはない。
【0028】
また、送水管19の途中には、この保温ポットが転倒した際にこの送水管19から水が流出するのを防ぐ安全弁おもり22及び安全弁ボール23が設けてある。上記転倒の際にこの安全弁おもり22が弁座24に嵌まり込んで水出口25を閉塞するとともに、安全弁ボール23が送水管19を閉塞し、上記流出を抑制する。
【0029】
この安全弁おもり22と安全ボール23の両方を設けることにより、高い流出防止効果を発揮し得るが、流出防止構造の簡素化のために、安全弁おもり22と安全ボール23のいずれか一方のみを採用する構成とすることもできる。このいずれか一方でも、上記流出を防止する、あるいは、流出速度を遅くする効果を発揮し得るからである。
【0030】
さらに、図4及び図5に示すように、蓋体2を、容器1に取り付けた肩部材3にそのヒンジ4でもって、揺動自在に設けるとともに、肩部材3のヒンジ受け26の両側に水受け27を形成する。
【0031】
蓋体を開放するときの水滴の流れを図6に示す。蓋体2を開放方向に揺動すると、中栓6に付着していた水滴はその自重によってヒンジ4側(下側)に流れ、この中栓6の下端及び水切り10から保温ポット内に落下する(同図中の破線矢印を参照)。さらに、この蓋体2を最大開放角度まで開放すると、上記と同様に水滴が水切り10から保温ポット内に落下するとともに、中栓6の外周面の一部に付着していた水滴がこの外周面に沿って流れ、パッキン8に設けたスカート部11に溜まる。
【0032】
このスカート部11をパッキン8の全周に形成すれば、パッキン形状の単純化により、周方向一部に形成するときよりも一体成形が容易になるとともに、その容積を確保することができるため好ましいが、例えば図7に示すように、水滴が流れ込む、蓋体2の後ろ側(ヒンジ4側)にのみスカート部11を形成するようにしてもよい。
【0033】
このスカート部11が満杯になると、水がこのスカート部11から溢れ出るようになり、溢れ出た水は、ヒンジ4及びヒンジ受け26を伝って水受け27に流れ込む。このため、水滴が保温ポット外に流出する恐れは低い。
【0034】
この水切り10の形状は、中栓6に付着した水を効率的に集めて、保温ポット内に落とし得るものであれば、図4に示したような、膨出部6の周方向に長い舌片状の形状に限定されない。
【0035】
例えば図8に示すように、水切り10を中栓6の上下方向に長いリブ状の形状とすることもできる。この形状の水切り10は、蓋体2の開放角度が小さいときには、水滴を中栓6の下端方向に誘導して、この水滴を保温ポット内に落下させる一方で、開放角度が大きいときには、水滴を中栓6の上端方向に誘導して、この水滴をパッキン8のスカート部11に溜める。このため、水滴が保温ポット外に流出する恐れは低い。
【0036】
また、このリブ状の水切り10は、必ずしも中栓6の外周面の下端から上端まで設ける必要はなく、例えば図9に示すように、外周面の下端部のみに設ける(同図符号10を参照)、あるいは、段差部分のみに設ける(同図符号10aを参照)ようにすることもできる。さらに、図10に示すように、舌片状及びリブ状の水切り10を組み合わせた態様とすることもできる。これ以外にも、中栓6に付着する水滴量等を考慮した上で、水切り10の位置及び形状を適宜変更し得る。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】この発明に係る保温ポットの要部を示す側面断面図
【図2】保温ポットの蓋体の要部を示す側面断面図
【図3】蓋体の肩部材への取り付けを示す斜視図
【図4】蓋体の下方斜視図
【図5】肩部材の要部を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のX−X断面図、(c)は(a)のY−Y断面図
【図6】蓋体を開放した際の水滴の流れを示す側面図
【図7】蓋体の他の態様の要部を示す側面断面図
【図8】水切りの他の態様を示す斜視図
【図9】水切りの他の態様を示す斜視図
【図10】水切りの他の態様を示す斜視図
【符号の説明】
【0038】
1 容器
2 蓋体
3 肩部材
4 ヒンジ
5 開口部
6 膨出部(中栓)
7 断熱材
8 パッキン
9 段差部
10(10a) 水切り
11 スカート部
12 プッシュボタン
13 スプリング
14 押下部材
15 ベローズキャップ
16 ベローズ
17 吐出管
18 揚水管
19 送水管
20 蓋体開放ボタン
21 ロックつまみ
22 安全弁おもり
23 安全弁ボール
24 弁座
25 水出口
26 ヒンジ受け
27 水受け

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器(1)の開口部を開閉する蓋体(2)を、容器(1)に取り付けた肩部材(3)のヒンジ(4)により揺動自在に設け、上記蓋体(2)は、その下面に上記容器(1)の縮径された円状開口部(5)に嵌り込む横断面円状の断熱用膨出部(6)を有するとともに、その膨出部(6)の外周面の上端全周囲にパッキン(8)を設け、かつ、上記膨出部(6)の先端からパッキン(8)に至る外周面のヒンジ(4)側の途中に水切り(10)を設けたことを特徴とする保温ポット。
【請求項2】
上記膨出部(6)はその先端からパッキン(8)に至る外周面がその途中で拡径する段差部(9)を有して、その段差部(9)に上記水切り(10)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の保温ポット。
【請求項3】
上記水切り(10)は、上記膨出部(6)の周方向に長い舌片状としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の保温ポット。
【請求項4】
上記水切り(10)は、上記膨出部(6)の上下方向に長いリブ状としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の保温ポット。
【請求項5】
上記リブ状水切り(10)は、膨出部(6)の外周面下端から上端に至っていることを特徴とする請求項4に記載の保温ポット。
【請求項6】
上記パッキン(8)は、上記水切り(10)に臨む部分にその周方向に長い下方に向かい内方に湾曲するスカート部(11)を設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の保温ポット。
【請求項7】
上記スカート部(11)は上記パッキン(8)の全周に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の保温ポット。
【請求項8】
蓋体(2)の最大開放角度において、その蓋体(2)のヒンジ(4)下方の肩部材(3)上端部に水受け(27)を形成したことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1つに記載の保温ポット。
【請求項9】
上記水受け(27)は、肩部材(3)のヒンジ受け(26)の両側に形成したことを特徴とする請求項8に記載の保温ポット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−125292(P2009−125292A)
【公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−303192(P2007−303192)
【出願日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【出願人】(000002473)象印マホービン株式会社 (440)
【Fターム(参考)】