説明

光コネクタ連結用の光アダプタ

【課題】ラッチの動作を接続工事時に目視を容易に確認できるようにして、係合状態の不成立、すなわち半挿といわれる状態で工事を終了するような場合や、接続工事後に誤ってコネクタつまみを引き、半挿状態となる接続不良事故の発生を防止する。
【解決手段】連結子がアダプタラッチとは別体にされて、連結子部及び回動増幅した動作量の位置を表示する回転表示部から構成される。連結子部は、その先端がアダプタラッチに当接し、回転支点を備え、他端側に駆動面を有して、この回転支点を中心として回動可能とされ、回転表示部が回転支点を備え、駆動面に係合する被駆動面を有して、当該回転支点を中心として回動可能とされ、駆動面と被駆動面で回転力伝達係合部が形成され、この回転力伝達係合部が形成された連結子がアダプタラッチの頭部の浮き上がり動作によって、二つの回転支点を中心として回動される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光コネクタ連結用の光アダプタに関する。
【背景技術】
【0002】
光通信システムにおいて、光ファイバケーブル同士、または光ファイバケーブルと機器を接続するために光コネクタとしての光アダプタが用いられる。
【0003】
特許文献1には、一組のプラグを相互に接続するアダプタであって、プラグを固定するラッチを備え、該ラッチには、プラグとラッチとの嵌合状態をハウジングの外部から確認可能に突起が形成されたアダプタが記載されている。ここにいうアダプタは光アダプタのことである。
【0004】
特許文献2には光パッチパネルが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−38988号公報
【特許文献2】特開2007−57642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1には、上述のようにラッチとの嵌合状態をハウジングの外部から確認可能に突起が形成されたアダプタが記載されている。また、この文献1には、突起にはマークが付されたり、あるいは窓部がレンズ部を含む透明部で覆われることが記載されている。
【0007】
特許文献1に記載された技術によればラッチによる接続箇所の嵌合状態を直接確認できるメリットがある。しかしながら、嵌合状態の不成立の場合のラッチ動作量が0.8mmといった極めて微少なときには、突起の動作を直接確認することは困難がある。突起の動作方向が目線の方向と一致するため、動作を確認することが一層困難である。窓部にレンズ部を含む透明部で覆うような構成にあっても突起の動作を直接確認することには困難があるといわざるを得ない。
【0008】
特許文献2に記載された方法では部品点数が多く簡単構造というわけにはいかない。
【0009】
本発明者等は、ラッチの動作を簡便に増幅し、また、光アダプタの取り付け場所によっては斜め方向からも嵌合状態を視認できるようにして、またラッチの動作を接続工事時に目視を容易に確認できるようにして、係合状態の不成立、すなわち半挿といわれる状態で工事を終了するような場合や、接続工事後に誤ってコネクタつまみを引き、半挿状態となる接続不良事故の発生を防止することを課題にして次のような発明を特許出願(特願2010−135594)した。
【0010】
アダプタ本体と、板状のアダプタラッチを備え、前記アダプタ本体内に設置されたアダプタスリーブとを有し、
フエルール、コネクタラッチ及びつまみ板状部を備えた光コネクタが前記アダプタ本体に挿入され、前記アダプタラッチの頭部が、前記つまみ板状部及び前記コネクタラッチの頭部を乗り越えて前記アダプタラッチの頭部に係合されて、前記光コネクタの接続がなされる光アダプタにおいて、
前記アダプタ本体に通過孔が設けられ、
連結子が前記光アダプタラッチの頭部と連動するようにして、かつ前記通過孔を通過して設けられ、
前記光コネクタが前記アダプタに挿入される際に、前記アダプタラッチの頭部が、前記光コネクタに設けたつまみ板状部に乗り上げ状態となって浮き上がり動作されて、または前記コネクタラッチの頭部に前記アダプタラッチの頭部が係合することなく頭部同士が当接したときに、前記コネクタラッチの頭部によって浮き上がり動作されて、前記連結子が前記アダプタラッチ浮き上がり動作量を機械的に回動増幅をさせ、該回動増幅した動作量の位置を表示すること
を特徴とする光アダプタ。
【0011】
本発明は、この先願発明を改良するもので、先願発明の課題を解決し、更にこの課題を解決に当って装置の小型化を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、アダプタ本体と、アダプタラッチを備え、前記アダプタ本体内に設置されたアダプタスリーブとを有し、
フエルール、コネクタラッチ及び板状部を備えた光コネクタが前記アダプタ本体に挿入され、前記アダプタラッチの頭部が、前記つまみ板状部及び前記コネクタラッチの頭部を乗り越えて前記アダプタラッチの頭部に係合されて、前記光コネクタの接続がなされ、
前記アダプタ本体に通過孔が設けられ、
連結子が前記光アダプタラッチの頭部と連動するようにして、かつ前記通過孔を通過して設けられ、
前記光コネクタが前記アダプタ本体に挿入される際に、前記アダプタラッチの頭部を浮き上がり動作させて、前記連結子が前記アダプタラッチ浮き上がり動作量を機械的に回動増幅をさせ、該回動増幅した動作量の位置を表示する光アダプタにおいて、
前記連結子が前記アダプタラッチとは別体にされた連結子部及び前記回動増幅した動作量の位置を表示する回転表示部から構成され、前記連結子部は、その先端が前記アダプタラッチに当接し、回転支点を備え、他端側に駆動面を有して、該回転支点を中心として回動可能とされ、前記回転表示部が回転支点を備え、前記駆動面に係合する被駆動面を有して、当該回転支点を中心として回動可能とされ、前記駆動面と前記被駆動面で回転力伝達係合部が形成され、該回転力伝達係合部が形成された前記連結子が前記アダプタラッチの頭部の浮き上がり動作によって、二つの回転支点を中心として回動され、前記回転表示部がその回転表示面に前記回動増幅した動作量を示すようにしたこと
を特徴とする光アダプタを提供する。
【0013】
本発明は、また、光アダプタにおいて、前記駆動面及び前記被駆動面の双方は、それぞれ段差が形成された、前記連結子部の回転支点から遠近のある面とされ、回転に伴って、前記連結子部の回転支点から近い側の駆動面及び被駆動面の係合から、遠い側の駆動面および被駆動面との係合へとシフトされて回転伝達がなされるようにされたことを特徴とする光アダプタを提供する。
【0014】
本発明は、また、光アダプタにおいて、内部に前記連結子部、前記回転表示部を備え、異なった色彩の施された、前記回転表示面に対応し、該色彩を視認する表示窓が備えられた監視箱を有することを特徴とする光アダプタを提供する。
【0015】
本発明は、また、光アダプタにおいて、前記表示窓は、前記駆動子の回転方向に対して直角方向に長細形状とされ、前記回転表示面は、直角方向に、該長細形状の長細幅よりも大きな幅を持つように形成されることを特徴とする光アダプタを提供する。
【0016】
本発明は、また、光アダプタにおいて、前記連結子は、該連結子を常に前記アダプタラッチに押圧する力が作用するばね材を備えることを特徴とする光アダプタを提供する。
【0017】
本発明は、また、光アダプタにおいて、前記連結子部は、板材でV字状に形成され、ばね機能を保持し、該ばね機能による伝達力が前記被駆動面に伝達されるようにされたことを特徴とする光アダプタを提供する。
【0018】
本発明は、また、光アダプタにおいて、前記監視箱が、前記アダプタ本体とは別体とされて、アタッチメント面を有し、前記アダプタ本体に設けたアタッチメント面に接合されて該アダプタ本体に一体化されることを特徴とする光アダプタを提供する。
【0019】
本発明は、また、光アダプタにおいて、前記表示窓が、光コネクタ配設方向であって、監視箱24の上面に、光コネクタ挿入側であって、監視箱24の側方側面に、もしくはこれらの双方の面に形成されることを特徴とする光アダプタを提供する。
【0020】
本発明は、また、前記回転表示部はその回転表示面に光コネクタが接続されていない時の表示色としてのNG表示色が施された表示面を有することを特徴とする光アダプタを提供する。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、上述したように連結子が双方のラッチが係合したときと異なる半挿しの状態の位置であって、光コネクタラッチの浮き上がり動作量を機械的に回転増幅させ、該増幅した動作量の位置を表示するようにしているので、先コネクタの浮き上がりを機械的に簡便に増幅し、ラッチの動作を接続工事時に目視によって容易に確認できるので、半挿しといわれる係合状態の不成立で接続工事を終了させるといったことの防止に有効となる。更に本発明によれば、上述のように連結子をそれぞれ回転可能とした連結子部及び回転表示部から構成しているので、増幅した動作量を狭小領域で形成することができて、装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施例の構造を示す横断面図。
【図2】本発明の実施例の外観を示す図。
【図3】本発明の実施例による連結子の動作を示す図。
【図4】本発明の他の実施例の構造を示す横断面図。
【図5】図4に示す構造の外観を示す図。
【図6】本発明の他の実施例の構造を示す横断面図。
【図7】図6に示す構造の外観を示す図。
【図8】本発明の他の実施例の構成図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0024】
図1は、本発明の実施例である光アダプタ1の全体構成を半割りの断面状態を示す。
【0025】
図1に示す光アダプタ1は、フランジ10を中央にして、左右方向の二方から延在する2つの光コネクタ2、2Aを接続する。図1には二つの光コネクタ2、2Aが図示してあるが、一つの光コネクタを接続するいわゆるプラグ構成であってもよい。ここでは一方の光コネクタとの接続について主に説明するものとし、他方は一方の光コネクタとの接続について説明する。このため、他方の光コネクタについては一方のコネクタと部品に対応する部品に“A”を付着している。2つの光コネクタ2、2Aは、それぞれアダプタ本体4を備え、それぞれの先端にフエルール5、5Aを備え、これらのフエルール5、5Aが接続に用いられる。
【0026】
図1は、光アダプタ1に光コネクタ2、2Aが挿入され、双方のラッチ同士が係合(嵌合ともいう。)されて、光コネクタの正常接続がなされた状態(左半分)、及び光コネクタ2が挿入され、双方のラッチ同士が係合することなく当接した状態(係合の不成立状態で右半分)を示す。
【0027】
図2は、図1の外観図を示し、光コネクタ2、2Aは光ファイバ3、3Aを内蔵する。図1においては、光コネクタ2、2Aの一部、及び光ファイバケーブルの図示を割愛した状態を示す。また、図2は、アダプタ4の光コネクタ2、2Aのそれぞれの挿入側入口にシャッター51を取り付けた例を示す。シャッター51は、シャッター取り付け部52に取り付けられる。
【0028】
図1において、光アダプタ1は、外部のアダプタ本体4、内部中央に挿入された光コネクタ2、2Aのフエルール5及びフエルール5Aをアダプタ本体4に固定するアダプタスリーブ6から構成される。アダプタスリーブ6は、長手方向に延在する内側のスリーブ8と内側のアダプタラッチ9とこれらの支持部7からなり、スリーブ8はその内側に収容された割スリーブ12を保持する。割スリーブは、双方のフエルール5、5Aの軸合わせをして固定する。アダプタラッチ9は板状に伸びその先端に内方に突出する頭部9Aを備える。
【0029】
このように、光アダプタ1には、スリーブ8を備えたアダプタスリーブ6が内部に設けられ、アダプタスリーブ6は割スリーブ12を保持し、割スリーブ12の中に光コネクタ2、2Aに設けたフエルール5、5Aが保持される。
【0030】
上述のように、光コネクタ2は、軸中心に接続部となる光ファイバを収容するフエルール5を備える。フエルール5の外部にフエルール5を保持する機能を備えたハウジング11が設けられる。ハウジング11の一部は、スリーブ8とアダプタラッチ9との間に収まり、フエルール5はスリーブ8及び割スリーブ12の内側に収まる。フエルール5は、フエルールフランジ15を備え、フエルールフランジ15の外側にハウジング11に固定されるストップリング16が設けられ、ストップリング16とフエルールフランジ15との間の空間にスプリング17が配設される。このようにして、フエルール5はフエルールフランジ15を介してスプリング17によって押圧され、フエルール5Aとの間の接合がなされることになる。アダプタ本体4の内方にはハウジング11が配設され、アダプタ本体4の長手方向の先端の開口に向けて装着されるつまみ14が配設される。つまみ14が開口に向けて装着され、他方側に板状部14´が備えられ、ハウジング11を長手方向に摺動させる。ハウジング11の摺動に伴って、アダプタラッチ9が可動する。
【0031】
内方向に向けて突出するアダプタラッチ9の頭部9Aに対向する形でハウジング11には外方に向けて突起した頭部19が形成される。この頭部19はコネクタラッチ13を形成する。アダプタラッチ9とコネクタラッチ13の係合によってラッチ係合機構が形成され、ラッチ係合が成されることになる。なお、頭部19は突出しない平面状形成であっても係合のための段差を持てばよい。つまみ14が用いられてコネクタラッチ13が光アダプタ1の内方へ挿入されるに伴なって板状部14´に乗り上げて超え、更にコネクタラッチ13の頭部19がアダプタラッチ9の頭部9Aを超え、アダプタラッチ9のコネクタラッチ13への係合が頭部同士の水平方向の段差による係合によってなされる。この係合の接続の状態が、上述したように、左半分に光コネクタ2Aと光アダプタ1との係合状態として示される。このように2つの頭部はラッチ係合部、すなわち前述のようにラッチ係合機構を構成する。
【0032】
この係合がなされず、コネクタラッチ13の頭部19が板状部14´に乗り上げた状態あるいは2つの頭部が垂直方向に当接するにとどまっている場合がある。この状態が半挿し(半ラッチ)と呼ばれる状態であり、右半分に光コネクタ2と光アダプタ1との半挿しの状態が示される。
【0033】
係合状態と半挿しの状態とでは水平方向のスライド量の差は極めて小さく、つまみに表示される白線標示による係合状態確認を見落としかねない。これによって故障があったと判断しかねない。
【0034】
半挿しによる接続不良は、
1)接続時の双方の頭部係合によるカチッとなるまで押し込んでいない場合、あるいは
2)接続後につまみ14を引戻しする等でアダプタラッチ9の頭部9Aの頭部が浮き上がることで、半挿し状態になる場合に生じる。
【0035】
本実施例にあっては、以下の構成によって係合状態確認の見落しが視認され、防止される。
【0036】
ハウジング4にはラッチ係合部に対向、対応する位置に通過孔20、すなわち窓が設けられる。
【0037】
光アダプタラッチ9の頭部9Aに一体化されて連動する連結子21が設けられる。連結子21は、光アダプタ1に一体的に成形あるいは固着された監視箱24内に配設される。なお、監視箱24は一部が割愛された状態で示してある。監視箱24はその上面に表示窓39を備える。表示窓39の形状については後述する。
【0038】
連結子21は、頭部9Aに、頭部9Aの方向とは反対方向に延在して設けられた連結子部22とこの連結子部22の延在方向(頭部9A方向)に形成されて連結された連結子部23とから構成される。連結子部22は通常アダプタラッチ9を含んで構成される。従って、本例の説明の場合、アダプタラッチ9を連結子部22という場合がある。そして、連結子21の連結子部23は、通過孔20を通過してハウジング11の外方に配設された構成となる。このように、連結子部23は通過孔20から外方へ突出する。この例では連結子部23を連結子部22の延在方向に形成した構成としているが、連結子部23を連結子部22に対して所定の角度を持つように形成してもよい。
【0039】
連結子部23は、その先端に識別用の回転表示部25を備える。
【0040】
識別用の回転表示部25は、1つの回転部品として構成され、黄色か緑色の色彩の施された表示部(黄又は緑色彩表示部)26、赤色の色彩の施された表示部(赤色色彩表示部)27からなる。他の色彩を用いてもよい。また、識別用の回転表示部25を色ごとに2つの部材で形成してもよい。このように形成された識別表示部25は、監視箱24内を時計の逆回転方向に回転可能とされる。すなわち、初期の角度0°から所定の角度回転可能とされる。時計方向回転としてもよい。連結子21には、監視箱24内に配置され、一端がその内壁に接触し、他端が連結子部23に接触するばね材である板ばね30が設けられており、常に回転方向への回転力が付与され、識別用の回転表示部25の表示を正常方向になるように作用している。
【0041】
なお、ここでは連結子部22及び連結子部23のように表現したが、一つの部材で形成して全体が連結子部21として表現することができる。
【0042】
正常接続の状態にある場合には、2つの頭部は正常に係合しているので、2つの頭部は長手方向である水平方向に同一高さの真横に位置していてアダプタラッチ9の頭部19が頭部13Aによって外方に向けて浮き上がり動作されていない。アダプタラッチ9は支持部7を支点とした回動するも、2つの頭部が保持することで元の状態に復帰し、頭部9Aを浮き上がらさせない。このため、識別用の回転表示部25は、黄又は緑色彩色色彩表示部26が壁内面に近傍にあって、所定の角度を示す位置の正常位置にあり、正常状態を表示する。赤色色彩表示部27は半挿し状態を表示する。これらの正常状態あるいは半挿し状態は監視箱24の外側から視認され得る。
【0043】
半挿しの状態にある場合には、2つの頭部は正常に係合していないので、頭部9Aは頭部19に乗りあげ、アダプタラッチ9は湾曲する。これによって、図に示すように2つの頭部の先端同士で接触し、頭部9Aが頭部19によって外方向に向けて頭部19の有する高さだけ浮き上がり動作される。この状態では、アダプタラッチ9は支持部7を支点として回動し、光アダプタラッチは、上述したように板状部と頭部9Aで構成されており、当接時に板状部の回動し、頭部19によって頭部9Aは浮き上がり動作が可能となる。半挿しから更に挿入されるとラッチ機構が構成され、正常状態となる。
【0044】
頭部9Aの浮き上がり動作に伴なって連結子部22は、通過孔20を外方に移動動作し、板状部の回動に伴って連結子部23を回動動作させる。識別表示部25の回転中心41から連結子部23の先端(37の先端)までの長さに対して、回転中心41から回転表示面42までの長さに比して増幅される。識別表示部25は、回転方向の増幅動作表示によって半挿しの状態を確実に表示することになる。外部から増幅動作表示は視認し易いものとなる。
【0045】
このように、コネクタラッチ13の頭部19がアダプタラッチ9の頭部9Aに係合することなく当接したときに、アダプタラッチ9の頭部9Aが光コネクタラッチ13の頭部19によって動作され、半挿しの状態位置についてのアダプタラッチ9の浮き上がり動作量を機械的に回転増幅させることができ、識別表示部25は、この回転動作量の位置を表示することになる。連結子21の動作に伴って、識別表示部25は、動作表示に際して外方に向けての直線動作を回転方向への回転動作に変更して示すので、角度方向を指向して、視認しやすい動作をする特徴がある。また、垂直方向の高さを大きくしないで済む利点がある。
【0046】
以上のように、光アダプタ1は、
アダプタ本体4と、板状のアダプタラッチ9を備え、アダプタ本体1内に設置されたアダプタスリーブ6とを有し、
フエルール5、コネクタラッチ13及び板状部14´を備えた光コネクタ2がアダプタ本体4に挿入され、アダプタラッチ頭部9Aが、板状部14´及びコネクタラッチ13の頭部を乗り越えてアダプタラッチの頭部9Aに係合されて、光コネクタの接続がなされ、
アダプタ本体4に通過孔20が設けられ、
連結子21が光アダプタラッチの頭部9Aと連動するようにして、かつ通過孔20を通過して設けられ、
光コネクタ2がアダプタ本体4に挿入される際に、アダプタラッチの頭部9Aを浮き上がり動作させて、連結子22は、連結子部23を回動動作させる。
【0047】
連結子21が、光アダプタ本体4もしくは光コネクタ2の挿入時の動きと連動するようにして浮き上がり動作され、かつ通過孔20を通過するようにして設けられ、光コネクタ2がアダプタ本体4に挿入される際に、アダプタ本体4もしくは光コネクタ2の挿入時の動きとの連動によって生成された当該連結子21の浮き上がり動作量を機械的に回動増幅をさせ、この回動増幅した動作量を示す先端に、異なった色彩の施された表示部42を備えるものとされる。
【0048】
次に、図3を用いて連結子1及びこの連結子1に関連した構成について説明する。図3は、図1のアダプタラッチ部分における縦断面を示す。
【0049】
図3において、連結子21は、アダプタ本体4、すなわちアダプタラッチ22とは別体構成とされる。
【0050】
そして、連結子21は、連結子部23及び回転増幅した動作量の位置を表示する識別用の回転表示部25から構成される。
【0051】
連結子部23は、その先端である一端がアダプタラッチ22である連結子部に当接する。すなわちこの当接によって連結子部23は浮き上がり駆動される。あるいは、板状部14´のような光コネクタ2の一部と当接して浮き上がり駆動される。
【0052】
連結子部23は、V字状をなす部材から形成され、三方に突出する形体とされ、その一つが上述したようにアダプタラッチ22に当接する。V字状部材の1つの突出部には回転支点31が形成され、連結子部23は、この回転支点31を中心として回動することができる。回転支点31は、外側配置の監視箱24によって保持される。
【0053】
残りの一方の突出部である他端側には駆動部32の駆動面33が形成される。
【0054】
駆動面33には内方に窪んだ段差34が設けられ、図3(a)の正常時に、回転支点31に近い垂直面35、水平面35A、遠い水平面36及びこれらの面を直角以上の傾斜とされた傾斜面37から形成される。
【0055】
回転表示部25は、回転体で形成され、回転体は、上述のように1つの回転部品として構成され、黄又は緑色色彩部26と赤色色彩表示部27とから構成される。図3に示す例では、二つの表示部26、27を別々に形成して一体形としているが、1つの部材で形成して二つの表示部26、27の表面に黄又は緑色色彩、及び赤色色彩を施すようにしてもよい。要は、2つの隣接する2つの色彩部を形成するようにして回転体の回転率に伴って色彩部が回転して識別機能を示すようにする。回転体の回転のために、回転支点41が設けてある。回転支点41は、回転支点31と同様に監視箱24によって保持される。
【0056】
回転体のほぼ1/2の表面は円径状とされ、色彩のある表面は回転表示面42とされ、監視箱24に形成した表示窓39に対向する。他の1/2の表面は、小型化するためにカット形状とされ、そのカット部分に配置される被駆動面43が形成される。この被駆動面43によって被駆動部45が形成される。
【0057】
回転支点41と被駆動面43(被駆動部45)との距離に対して、回転支点41と表面部26、27との距離は大きなものとして設定される。
【0058】
これによって、回転動作量増幅作用が得られる。
【0059】
被駆動面43には外方に突出した形での段差44が形成される。被駆動面43は、図3(d)(拡大図)に詳細に示すように、垂直面45、水平面35Aに対向する垂直面46、水平面46A、傾斜面37に対向する垂直面47とから形成され、これらの面が交わる線が段差44とされる。
【0060】
水平面36が形成された先端部は、回転表示部25に、回転支点41に向かって形成された窪み空間部48内において回転可能である。
【0061】
以上のように、連結子21がアダプタラッチ22とは別体にされる。そして、連結子21は、連結子部23及び回動増幅した動作量の位置を表示する回転表示部25から構成され、連結子部23は、その先端が前記アダプタラッチ22に当接し、回転支点31を備え、他端側に駆動面32の駆動面33を有して、回転支点31を中心として回動可能とされる。回転表示部25は、回転支点41を備え、駆動面33に係合する被駆動面43を有して、回転支点41を中心として回動可能とされる。駆動面33と被駆動面43で回転力伝達係合部50が形成され、この回転力伝達係合部50が形成された連結子21がアダプタラッチの頭部9Aの浮き上がり動作によって、二つの回転支点31、41を中心として回動され、回転表示部25がその回転表示面42に回動増幅した動作量を示すようになる。
【0062】
駆動面33及び被駆動面43の双方は、それぞれ段差34、44が形成された、連結子部23の回転支点31から遠近のある面35、37及び46、47とされ、回転に伴って、連結子部23の回転支点31から近い側の駆動面35及び被駆動面46の係合から、遠い側の駆動面37及び被駆動面47との係合へとシフトされて回転伝達がなされるようにされる。
【0063】
回転表示面42は、異なった色彩の施された、連結子21の回動に伴って、この色彩を視認する表示窓31が備えられる。
図2に示すように、表示窓39は、駆動子21の回転方向に対して直角方向に長細形状とされ、回転表示面42は、同直角方向に、この長細形状の長細幅よりも大きな幅を持つように形成される。
【0064】
また、図3に示すように、連結子21は、この連結子21を常にアダプタラッチ22に押圧する力が作用する板ばね30を備える。
【0065】
連結子部23は、V字状に形成される。板材を用いてV字状に形成し、板ばね機能を保持し、該板ばね機能による伝達力が前記被駆動面に伝達されるようにすることができる。板材を用いることによって安価にかつ板ばね機能の強い連結子23とすることができる。
【0066】
以上のような構成によって、回転表示部25の回転表示面42への回動増幅した動作量の表示は次のようになされる。
【0067】
図3(a)は、正常時であってアダプタラッチの頭部9Aが通過孔20の方向へ突出移動による浮き上がりしていない状態を示す。この状態は、光コネクタ2が光アダプタ本体4に挿入されていないか、挿入後のラッチによる係合が正常になされている状態である。この状態では、連結子21は駆動されず、連結子部23、回転表示部25の回転はなく、表示窓39を介して回転表示部25の回転表示面42の黄又は緑色色彩表示部26の色彩が識別して視認され得る。従って、この状態では、回転前垂直配置の対向面である駆動面(垂直面)35及び被駆動面(垂直面)46が垂直方向で接触状態である。傾斜面37とこれに対向する被駆動面(垂直面)47とは非接触状態にある。
【0068】
図3(b)は、半挿し時の回転表示部回転途中の状態を示す。
【0069】
この状態では、アダプタラッチの頭部9Aが、光コネクタ2に設けた板状部14´に乗り上げ状態となって浮き上がり動作されて、またはコネクタラッチの頭部19にアダプタラッチの頭部9Aが係合することなく頭部同士が当接したときに、コネクタラッチの頭部19によって浮き上がり動作されている。他の手段を光コネクタ2に設けて浮き上がり動作するようにしてもよい。
【0070】
この状態では、アダプタラッチの頭部9Aの浮き上がりによって連結子部23が回転支点31を中心として時計方向に回動し上述の駆動面35による被駆動面46の回転駆動から回転支点31から遠い他の駆動面である傾斜面37が被駆動面47を回転駆動しようとしている移行点の状態を示す。このように段差34及び段差44を設けた構成とすることによって回転表示部25の回転に当って回転半径を小さくすることができ、これに伴って装置を小型化することができる。
【0071】
この状態では、回転表示部25の回転表面42の上に施された2つの色彩が境を中心として表示窓31から識別して表示され、一方の色彩から他方の色彩への移行状態にあることが視認される。
【0072】
図3(c)は、半挿し時の状態を示す。この状態は、図3(b)の状態から更なるアダプタラッチの頭部9Aの浮き上がりによって連結子部23が更に回動した状態となる。図3(b)に示すように、傾斜面37が被駆動面47を回動し、半挿しになると、水平面36が被駆動面47に接触するに至って安定する。
【0073】
この回動状態では、回転表示部25が連結子部23によって回動されて赤色の回転表面が表示窓39に対向する。これによって、表示窓39から赤色が表示され、半挿しの状態にあることが表示窓39を介して視認される。
【0074】
なお、上述の説明では駆動面、被駆動面を平面状にある場合について説明したが、他の面、例えば曲面、ギザギザ面に変形してもよいことは勿論である。
【0075】
以上の実施例によれば、光アダプタラッチ9がコネクタラッチ13の頭部19に乗り上げたことによるラッチの動作を簡便に機械的に回転増幅し、また光アダプタの取り付け場所によっては斜め方向からも係合、嵌合状態を容易に視認することができる。
【0076】
これによって、接続のための取り付け工事中に目視による半挿状態を容易に確認できるので、半挿状態で工事を終了させることを防止することができるようになる。また、ユーザーが誤ってつまみ14を引戻して半挿し状態になったときにあっても、また他の原因によってこの半挿し状態をユーザー自身で確認することができる。
【0077】
また、回動動作量の増幅が回転表示部24が回転支点41を中心としての回動によって達成される。また、アダプタラッチの頭部9Aの浮き上がりは、回転中心31を設け、段差構造を採用することによってより小さくされた回転半径で、回転表示部24に回転力伝達係合部50を介して伝達され、小型化された装置によって伝達される。
【0078】
なお、上述の説明では、光コネクタ接合の正常状態及び半挿し状態を区別するようにして表示する構成について説明したが、光コネクタを接続していない状態(例えば接続操作前の状態)ではコネクタラッチ13が光アダプタ4内にない状態であることを利用し、板バネ30によって識別用の回転表示部25を回転させ、回転表示部25の回転表示面にNG表示色を設けた部分を形成しておくことによってこのNG表示色が光コネクタを接続していないときのNG表示を示すようにNG表示面を形成しておくことも可能である。この構成によれば、監視箱24を表示窓39を介して回転表示部25を監視することで3段階の表示を判別することができるようになる。
【実施例2】
【0079】
図4及び図5は、図1及び図2に対応して、実質的に同一の構成をなすが、シャッターが設けられていない場合の実施例を示す。すなわち実施例1はシャッター51が取り付けられていたが、本実施例の場合には光コネクタ2の挿入側入口にシャッターが取り付けられていないことが実施例1の構造と異なっている。このため、図2にあってはシャッター51のシャッター取り付け部52が設けられていたが、図5に示すようにシャッター取り付け部52が設けられておらず、アダプタ本体4の入口部は垂直に形成された開口面53とされる。
【0080】
また、この例では、表示窓39が監視箱24の上面(光アダプタ2、2A方向上部上面)に形成される。
【実施例3】
【0081】
図6及び図7は、図4及び図5に対応して、実質的に同一の構成をなすが、実施例2に比べると、連結子部22及び識別用の回転表示部25、25A、板バネ30及び表示窓39の配置が異なる。すなわち実施例1、2の例にあっては回転表示部25、25Aは、光アダプタ2、2Aに対して直角方向すなわち垂直方向に回転し、これに伴って表示窓39は上面に形成されていたが、本例の場合、回転表示部25、25Aは連結子部22の浮き上がりと従って平面方向すなわち光アダプタ2、2Aの配置方向に回転するように配置されており、これに伴って表示部39は光コネクタ2、2Aの挿入側の側面に形成される。すなわち、表示窓39は、監視箱24の挿入側側面に形成される。
【実施例4】
【0082】
図8は、先の実施例1、2、3と実質的に同一の構成をなすが、監視箱24のアダプタ本体4への取り付け方法が異なっている。先の実施例では、監視箱は、アダプタ本体4との一体成形によってアダプタ本体4と一体物とされていたが、この例にあっては監視箱24はアダプタ本体4とは別体として構成され、アタッチメント方式によってアダプタ本体4と一体物とされていることが異なる。
【0083】
この例にあっては、監視箱24は、箱状に形成され、連結子22の連結子部23が配設される側の面にアタッチメント面61を備える。このアタッチメント面61の付加によって監視箱は6面に面を有する箱状体とされる。
【0084】
アダプタ本体4の側方側面にもアタッチメント面62が形成され、アタッチメント面61と接合される。
【0085】
アタッチメント面61には、4隅に嵌め込み式の接合部63が形成され、アタッチメント面61には他の接合部64が設けられて、これらの接合部63、64によってアタッチメント面61はアタッチメント面62に接合され、監視箱24はアダプタ本体4に一体とされる。
【0086】
アタッチメント面61には、連結子22の連結子部23が通過する通過孔20の位置に対応して通過孔65が形成される。
【0087】
このように、監視箱24を別体構成とすることによって、監視箱24が必要とされる場合に限って監視箱24を適宜配置できるようになる。この場合、アダプタ本体4には、上述の接合部64を設けておき、必要に応じて監視箱24を接合、一体化することになる。
【0088】
図8には、三つの異なる構成の監視箱24が図示してあり、いずれかの監視箱24が取り付けられる。図8(a)に示す監視箱24は、上面に表示窓39を備え、実施例1に対応したものとなる。図8(b)に示す監視箱24は、光コネクタ2、2Aの挿入側側面に表示窓39を備え、実施例3に対応したものとなる。図8(c)に示す監視箱24は、上面及び挿入側側面の双方に表示窓39を備える。
【0089】
図8(a)及び図8(b)に示す例において、アタッチメント面61を正方形とすることによって、監視箱24を90度回転させることで、表示窓39を上側にも横側にでも位置するように取り付けることができるようになる。
【符号の説明】
【0090】
1…光アダプタ、2,2A…光コネクタ、3,3A…光ファイバケーブル、4…アダプタ本体、5…フエルール、6…アダプタスリーブ、8…スリーブ、9…アダプタラッチ、9A…頭部、11…ハウジング、12…割スリーブ、13…コネクタラッチ、14´…板状部、15…フエルールフランジ、19…頭部、20…通過孔、21…連結子、22…連結子部、23…連結子部、24…監視箱、25,25A…識別用の回転表示部、30…板バネ、31,41…回転支点、39…表示窓、50…回転力伝達係合部、51…シャッター。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アダプタ本体と、アダプタラッチを備え、前記アダプタ本体内に設置されたアダプタスリーブとを有し、
フエルール、コネクタラッチ及び板状部を備えた光コネクタが前記アダプタ本体に挿入され、前記アダプタラッチの頭部が、前記つまみ板状部及び前記コネクタラッチの頭部を乗り越えて前記アダプタラッチの頭部に係合されて、前記光コネクタの接続がなされ、
前記アダプタ本体に通過孔が設けられ、
連結子が前記光アダプタラッチの頭部と連動するようにして、かつ前記通過孔を通過して設けられ、
前記光コネクタが前記アダプタ本体に挿入される際に、前記アダプタラッチの頭部を浮き上がり動作させて、前記連結子が前記アダプタラッチ浮き上がり動作量を機械的に回動増幅をさせ、該回動増幅した動作量の位置を表示する光アダプタにおいて、
前記連結子が前記アダプタラッチとは別体にされた連結子部及び前記回動増幅した動作量の位置を表示する回転表示部から構成され、前記連結子部は、その先端が前記アダプタラッチに当接し、回転支点を備え、他端側に駆動面を有して、該回転支点を中心として回動可能とされ、前記回転表示部が回転支点を備え、前記駆動面に係合する被駆動面を有して、当該回転支点を中心として回動可能とされ、前記駆動面と前記被駆動面で回転力伝達係合部が形成され、該回転力伝達係合部が形成された前記連結子が前記アダプタラッチの頭部の浮き上がり動作によって、二つの回転支点を中心として回動され、前記回転表示部がその回転表示面に前記回動増幅した動作量を示すようにしたこと
を特徴とする光アダプタ。
【請求項2】
請求項1記載の光アダプタにおいて、前記駆動面及び前記被駆動面の双方は、それぞれ段差が形成された、前記連結子部の回転支点から遠近のある面とされ、回転に伴って、前記連結子部の回転支点から近い側の駆動面及び被駆動面の係合から、遠い側の駆動面および被駆動面との係合へとシフトされて回転伝達がなされるようにされたことを特徴とする光アダプタ。
【請求項3】
請求項1記載の光アダプタにおいて、内部に前記連結子部、前記回転表示部を備え、異なった色彩の施された、前記回転表示面に対応し、該色彩を視認する表示窓が備えられた監視箱を有することを特徴とする光アダプタ。
【請求項4】
請求項3記載の光アダプタにおいて、前記表示窓は、前記駆動子の回転方向に対して直角方向に長細形状とされ、前記回転表示面は、直角方向に、該長細形状の長細幅よりも大きな幅を持つように形成されることを特徴とする光アダプタ。
【請求項5】
請求項1から4記載の光アダプタにおいて、前記連結子は、該連結子を常に前記アダプタラッチに押圧する力が作用するばね材を備えることを特徴とする光アダプタ。
【請求項6】
請求項1から5記載の光アダプタにおいて、前記連結子部は、板材でV字状に形成され、ばね機能を保持し、該ばね機能による伝達力が前記被駆動面に伝達されるようにされたことを特徴とする光アダプタ。
【請求項7】
請求項3または4記載の光アダプタにおいて、前記監視箱が、前記アダプタ本体とは別体とされて、アタッチメント面を有し、前記アダプタ本体に設けたアタッチメント面に接合されて該アダプタ本体に一体化されることを特徴とする光アダプタ。
【請求項8】
請求項3、4または7記載の光アダプタにおいて、前記表示窓が、光コネクタ配設方向であって、監視箱24の上面に、光コネクタ挿入側であって、監視箱24の側方側面に、もしくはこれらの双方の面に形成されることを特徴とする光アダプタ。
【請求項9】
請求項7または8において、前記回転表示部はその回転表示面に光コネクタが接続されていない時の表示色としてのNG表示色が施された表示面を有することを特徴とする光アダプタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−83519(P2012−83519A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−229334(P2010−229334)
【出願日】平成22年10月12日(2010.10.12)
【特許番号】特許第4685972号(P4685972)
【特許公報発行日】平成23年5月18日(2011.5.18)
【出願人】(504026856)株式会社アドバンスト・ケーブル・システムズ (64)
【Fターム(参考)】