説明

光ファイバ融着接続部の補強装置及び融着接続機

【課題】光ファイバ接続部の補強を良好かつ円滑に行うことが可能な光ファイバ融着接続部の補強装置及びそれを備えた融着接続機を提供する。
【解決手段】クランプ部33が、ヒータ31を備えた装置本体41側に設けられて光ファイバ12が収容されるガイド溝42と、装置本体41に軸支持されて装置本体41に対して開くことでガイド溝42の上方を開放する開放状態と装置本体41に対して閉じることでガイド溝42内の光ファイバ12を挟持して保持する閉塞状態とに配置可能なクランパ32と、ヒータ31に対してガイド溝42よりも外側に配置されてクランパ32とともに回動されるアーム51と、を備えた補強装置18であって、アーム51は、クランパ32が開放状態のときに先端部がガイド溝42の上方に配置され、アーム51の先端部には、クランパ32が開放状態のときに上部側となる部分に、光ファイバ12を保持する保持凹部52が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ファイバ同士の融着接続部を補強する補強装置及びそれを備えた融着接続機に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、光ファイバ接続部は、補強部材と補強スリーブである熱収縮性チューブとで補強される。光ファイバ接続部に熱収縮性チューブを取り付けるには、加熱装置が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−215268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような光ファイバ接続部を補強するための加熱装置は、図7にその一例を示すように、加熱部の両側に、装置本体1側のガイド溝2に配置した光ファイバ3をクランプするクランパ4を備えている。このクランパ4は、回動軸5を中心として装置本体1に対して回動可能に支持されたものであり、ガイド溝2の底面6とで光ファイバ3を挟持するクランプ面7及び装置本体1に吸着して光ファイバ3の挟持状態を維持させる磁石8を備えている。クランパ4には、アーム9が設けられており、光ファイバ接続部を加熱部にセットする際、光ファイバ3を載せたアーム9を光ファイバ3とともに押し下げることにより、クランパ4が回動して閉じ、クランパ4で光ファイバ3を把持して固定できるようになっている。
【0005】
ところで、ガイド溝2は、幅の広い12心テープ心線やドロップ線にも対応することができるように、幅寸法が約4mm程度と広く形成されている。
このため、例えば、外径0.9mmの単心の光ファイバ3の融着接続部を加熱部に設置するような場合では、光ファイバ3がアーム9の上面で回動軸5側へ移動することがある。これにより、図8に示すように、光ファイバ3がガイド溝2の底面6に到達し、底面6とクランプ面7とで挟持されて保持される際に、光ファイバ3がガイド溝2内で回動軸5側に偏ってしまう。すると、クランパ4における回動軸5と反対側の磁石8を有する先端側が装置本体1から浮いてしまい、磁石8の磁力による光ファイバ3の挟持状態の維持が不完全となることがある。また、光ファイバ3がガイド溝2の幅方向の中心からずれると、光ファイバ接続部が加熱部の中心から外れてしまう。このため、加熱部での熱収縮性チューブの加熱が良好かつ円滑に行われなくなるおそれがあった。
【0006】
本発明の目的は、光ファイバ接続部の補強を良好かつ円滑に行うことが可能な光ファイバ融着接続部の補強装置及びそれを備えた融着接続機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決することのできる本発明の光ファイバ融着接続部の補強装置は、
光ファイバ同士の融着接続部に被せた熱収縮性チューブを加熱するヒータの両側に前記光ファイバを保持するクランプ部が設けられた光ファイバ融着接続部の補強装置であって、
前記クランプ部は、前記ヒータを備えた装置本体側に設けられて前記光ファイバが収容されるガイド溝と、
前記装置本体に軸支持されて前記装置本体に対して開くことで前記ガイド溝の上方を開放する開放状態と前記装置本体に対して閉じることで前記ガイド溝内の前記光ファイバを挟持して保持する閉塞状態とに配置可能なクランパと、
前記ヒータに対して前記ガイド溝よりも外側に配置されて前記クランパとともに回動されるアームと、を備え、
前記アームは、前記クランパが開放状態のときに先端部が前記ガイド溝の上方に配置され、
前記アームの先端部には、前記クランパが開放状態のときに上部側となる部分に、前記光ファイバを保持する保持凹部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の光ファイバ融着接続部の補強装置において、
前記保持凹部は、先端側が開放された切欠きからなる側面視略L字型、下方側へ凹む側面視略V字型、あるいは下方側へ凹む側面視略U字型に形成されていることが好ましい。
【0009】
本発明の融着接続機は、上記の何れかの光ファイバ融着接続部の補強装置を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、光ファイバを載せたアームを押し下げてクランパを回動させた際に、光ファイバが保持凹部に保持され、ガイド溝の所定位置に位置決めされた状態に維持される。これにより、ガイド溝の幅方向への光ファイバの位置ずれを防止することができる。したがって、光ファイバの位置ずれで生じるクランパの装置本体からの浮き上がりを防止し、光ファイバを良好に保持した状態に維持させることができ、ヒータでの熱収縮性チューブの加熱を良好かつ円滑に行わせることができる。よって、光ファイバの融着接続部を良好に補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明に係る融着接続機の構造例を示す斜視図である。
【図2】図1の融着接続機における平面図である。
【図3】図1の融着接続機における補強装置のクランパを開いた状態の側面図である。
【図4】図3の状態から補強装置のクランパを閉じた状態の側面図である。
【図5】他の実施形態(変形例1)に係る補強装置のクランパを開いた状態の側面図である。
【図6】他の実施形態(変形例2)に係る補強装置のクランパを開いた状態の側面図である。
【図7】従来例に係る補強装置のクランパを開いた状態の側面図である。
【図8】従来例に係る補強装置のクランパを閉じた状態の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明に係る光ファイバ融着接続部の補強装置及び融着接続機の実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、融着接続機10は、例えば、光ファイバ設備の工事が行われる現地で光ファイバ12同士を融着接続し、さらにその融着接続部を補強する装置である。この融着接続機10は、光ファイバ12同士を融着接続する融着処理部14及び融着接続部を補強する補強装置18を備えている。
【0013】
融着処理部14は、開閉カバー15によって開閉されるようになっており、この開閉カバー15を開いた状態で、開閉カバー15の内側に搭載された光ファイバホルダから延出する光ファイバの端面が融着位置に配置される。融着位置は一対の電極が対向して配置された箇所である。そして、この融着処理部14では、融着位置に配置された光ファイバの端面同士が放電によって融着接続させる。
【0014】
また、融着接続機10には、その前面側に、モニタ20が設けられている。このモニタ20は、例えば、CCD等の撮像素子を備えた顕微鏡で撮影された光ファイバ12の融着箇所の映像を映し出すものである。作業者は、このモニタ20の映像を見ながら融着作業を行うことができるようになっている。また、このモニタ20は、融着処理部14及び補強装置18を作動させる操作部を兼ねており、モニタ20を触れることで、各種の操作が可能とされている。また、モニタ20の上方の左右には、電源スイッチなどを備えた操作部21が設けられている。
【0015】
補強装置18は、光ファイバ12同士の融着接続部の外周に被せる熱収縮性チューブ(図示省略)をヒータ31により加熱収縮させる。
【0016】
この補強装置18には、ヒータ31の両側部に、光ファイバ12を保持するクランパ32を備えたクランプ部33が設けられている。そして、これらのクランプ部33のクランパ32に光ファイバ12をクランプさせることで、光ファイバ12の融着接続部がヒータ31に位置決めされて配置される。
【0017】
この補強装置18は、熱収縮性チューブの中央部を高温で加熱して収縮させ、その後で熱収縮性チューブの端部が収縮するように、ヒータ31に加熱温度分布を設けている。これにより、加熱時に熱収縮性チューブ内に発生した気泡が、両端部から抜けやすくされている。
【0018】
図3及び図4に示すように、クランプ部33には、装置本体41側に、融着接続部を補強する光ファイバ12が配置されるガイド溝42が形成されている。そして、このガイド溝42に配置された光ファイバ12がクランパ32でクランプされる。
このガイド溝42は、単心の光ファイバ12に限らず、12心テープ心線やドロップ線も収容させるため、幅寸法が約4mm程度に広く形成されている。
【0019】
クランパ32は、回動軸40を中心として回動可能に支持されている。これにより、このクランパ32は、回動軸40を中心として回動させることで、図3に示すように、装置本体41に対して開いた開放状態と、図4に示すように、装置本体41に重ねられた閉塞状態とに配置される。
【0020】
クランパ32は、閉塞状態のときに装置本体41と対向する対向面32aに、クランプ面44を有している。また、クランパ32には、対向面32aに磁石45が設けられている。磁石45は、クランパ32の対向面32aにおけるクランプ面44よりも回動軸40から離れた位置に設けられている。
【0021】
そして、クランパ32は、閉塞状態のときに、クランプ面44がガイド溝42の底面47と対向する位置に配置される。また、このとき、クランパ32の磁石45が装置本体41に吸着する。
【0022】
したがって、ガイド溝42内に光ファイバ12を配置させた状態で、クランパ32を閉塞状態とすれば、光ファイバ12がガイド溝42の底面47とクランパ32のクランプ面44とで挟持されて保持される。また、このとき、クランパ32の磁石45が装置本体41に吸着することで、光ファイバ12が、ガイド溝42の底面47とクランパ32のクランプ面44とで挟持されて保持された状態に維持される。
【0023】
また、クランプ部33は、アーム51を有している。このアーム51は、その基端が回動軸40に固定されている。これにより、アーム51は、クランパ32とともに回動軸40を中心として回動される。アーム51は、クランパ32に対して略直角に配置されており、これにより、クランパ32が開放状態とされた際に、アーム51の先端部がガイド溝42の上方位置に配置される。
【0024】
このアーム51は、その先端部に、保持凹部52を有している。この保持凹部52は、アーム51の先端部における上部側であるクランパ32側に設けられている。この保持凹部52は、先端側が開放された側面視略L字型の段差形状の切欠きからなるもので、その底部52aは、クランパ32が開放状態とされた際に、略水平に配置される。この保持凹部52は、その底部52aと側部52bとから形成される隅部52cが、ガイド溝42の幅方向の中央位置に配置されている。また、この保持凹部52には、底部52aにおける隅部52cを着色することで、光ファイバ12を配置する位置の目印が設けられている。
【0025】
次に、光ファイバ12同士を融着接続し、その後、その融着接続部を補強する場合について説明する。
(融着接続)
まず、互いに接続するそれぞれの光ファイバのうち、何れか一方の光ファイバに、熱収縮性チューブを通しておく。そして、融着処理部14の光ファイバホルダに光ファイバを保持させる。または、融着処理部14とは別体の光ファイバホルダに光ファイバを保持させて、その光ファイバホルダを融着処理部14に装着する。このとき、融着処理部14を覆う開閉カバー15を開いておく。
【0026】
このようにすると、一対の光ファイバが、融着処理部14の融着位置に位置決めされて突き合わされる。この状態で、融着接続機10のモニタ20で融着処理部14を操作して放電させ、光ファイバの端面同士を融着接続させる。
光ファイバ同士を融着接続させたら、それぞれの融着処理部14の光ファイバホルダから光ファイバを取り外す。
【0027】
(補強処理)
補強装置18のそれぞれのクランプ部33のクランパ32を回動させ、これらのクランパ32を開放状態としておく(図3参照)。
次に、光ファイバ12の融着接続部に補強部材(図示省略)を沿わせて熱収縮性チューブを被せる。
【0028】
その後、熱収縮性チューブを被せた融着接続部をヒータ31の上方に配置させるとともに、光ファイバ12を、アーム51における略水平に配置された保持凹部52の底部52aに光ファイバ12を配置させる。このとき、隅部52cに着色した目印を視認することで、保持凹部52へ光ファイバ12を円滑に配置させることができる。
この状態から光ファイバ12を下方のガイド溝42へ向かって移動させる。すると、光ファイバ12によってアーム51が押し下げられて回動軸40を中心として回動される。これにより、クランパ32もアーム51とともに回動軸40を中心として回動する。なお、光ファイバ12を摘んだ手指によっても光ファイバ12とともにアーム51を押し下げてもよい。
【0029】
光ファイバ12がガイド溝42の底面47に到達すると、クランパ32は、その自重によって装置本体41側へ向かってさらに回動する。これにより、クランパ32のクランプ面44がガイド溝42の底面47と対向する位置に配置され、光ファイバ12がガイド溝42の底面47とクランパ32のクランプ面44とで挟持されて保持される(図4参照)。また、クランパ32の磁石45が装置本体41に吸着することで、光ファイバ12が、ガイド溝42の底面47とクランパ32のクランプ面44とで挟持されて保持された状態に維持される。
【0030】
このようにすると、光ファイバ12がクランプ部33に保持され、熱収縮性チューブを被せた光ファイバ12の融着接続箇所がヒータ31に位置決めされて配置される。
この状態で、ヒータ31を発熱させ、ヒータ31によって熱収縮性チューブを熱収縮させる。これにより、光ファイバ12同士の融着接続部は、補強部材が沿わされ、さらに、密着した熱収縮性チューブによって覆われて一体化されて補強される。
その後は、クランプ部33のクランパ32を回動させて開放状態とすることで、互いに融着接続され、その融着接続部が補強された光ファイバ12が取り出される。
【0031】
ところで、前述したように、ガイド溝42は、単心の光ファイバ12に限らず、12心テープ心線やドロップ線を収容させるため、幅寸法が約4mm程度に広く形成されている。
【0032】
このため、例えば、外径0.9mmの光ファイバ12の単心の光ファイバ12の融着接続部を補強装置18へ設置するような場合、光ファイバ12が、ガイド溝42の幅方向の中央位置から外れるおそれがある。例えば、光ファイバ12がガイド溝42内で回動軸40側に偏ってしまうと、クランパ32における回動軸40と反対側の磁石45の磁力による光ファイバ12の挟持状態の維持が不完全となるおそれがある。
【0033】
しかし、本実施形態に係る補強装置18では、アーム51に、光ファイバ12を保持する保持凹部52を形成したので、光ファイバ12でアーム51を押し下げてクランパ32を回動させても、光ファイバ12がガイド溝42の中央に位置決めされた状態に維持される。これにより、光ファイバ12が、外径0.9mmまたは外径0.25mmの単心線であっても、ガイド溝42の幅方向への光ファイバ12の位置ずれを防止することができる。したがって、クランパ32の装置本体41からの浮き上がりを防止し、光ファイバ12を良好に保持した状態に維持させることができる。また、光ファイバ12がガイド溝42の幅方向の中央に保持されるため、ヒータ31での熱収縮性チューブの加熱を良好かつ円滑に行わせることができる。よって、光ファイバ12の融着接続部を良好に補強することができる。
【0034】
次に、補強装置18の他の実施形態(変形例)について説明する。
(変形例1)
図5に示すように、変形例1に係る補強装置18Aでは、アーム51の保持凹部52が、中央部を下方へ凹ませた側面視略V字型とされている。この保持凹部52は、側面視で左右対称のV字形状とされている。また、保持凹部52の中央部には、着色された目印が設けられている。
【0035】
(変形例2)
図6に示すように、変形例2に係る補強装置18Bでは、アーム51の保持凹部52が、中央部を下方へ凹ませた側面視略U字型とされている。この保持凹部52は、側面視で左右対称のU字形状とされている。また、保持凹部52の中央部には、着色された目印が設けられている。
【0036】
これらの図5,図6に示す補強装置18A,18Bの場合も、光ファイバ12でアーム51を押し下げてクランパ32を回動させた際に、光ファイバ12がV字型またはU字型の保持凹部52に保持され、ガイド溝42の中央に位置決めされた状態に維持される。これにより、ガイド溝42の幅方向への光ファイバ12の位置ずれを防止することができる。したがって、クランパ32の装置本体41からの浮き上がりを防止し、光ファイバ12を良好に保持した状態に維持させることができる。また、光ファイバ12がガイド溝42の幅方向の中央に保持されるため、ヒータ31での熱収縮性チューブの加熱を良好かつ円滑に行わせることができる。よって、光ファイバ12の融着接続部を良好に補強することができる。
【符号の説明】
【0037】
10:融着接続機、12:光ファイバ、18,18A,18B:補強装置、31:ヒータ、32:クランパ、33:クランプ部、41:装置本体、42:ガイド溝、51:アーム、52:保持凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ファイバ同士の融着接続部に被せた熱収縮性チューブを加熱するヒータの両側に前記光ファイバを保持するクランプ部が設けられた光ファイバ融着接続部の補強装置であって、
前記クランプ部は、前記ヒータを備えた装置本体側に設けられて前記光ファイバが収容されるガイド溝と、
前記装置本体に軸支持されて前記装置本体に対して開くことで前記ガイド溝の上方を開放する開放状態と前記装置本体に対して閉じることで前記ガイド溝内の前記光ファイバを挟持して保持する閉塞状態とに配置可能なクランパと、
前記ヒータに対して前記ガイド溝よりも外側に配置されて前記クランパとともに回動されるアームと、を備え、
前記アームは、前記クランパが開放状態のときに先端部が前記ガイド溝の上方に配置され、
前記アームの先端部には、前記クランパが開放状態のときに上部側となる部分に、前記光ファイバを保持する保持凹部が形成されていることを特徴とする光ファイバ融着接続部の補強装置。
【請求項2】
請求項1に記載の光ファイバ融着接続部の補強装置であって、
前記保持凹部は、先端側が開放された切欠きからなる側面視L字型、下方側へ凹む側面視略V字型、あるいは下方側へ凹む側面視略U字型に形成されていることを特徴とする光ファイバ融着接続部の補強装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の光ファイバ融着接続部の補強装置を備えていることを特徴とする融着接続機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2013−114135(P2013−114135A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−261652(P2011−261652)
【出願日】平成23年11月30日(2011.11.30)
【出願人】(000110309)SEIオプティフロンティア株式会社 (80)
【Fターム(参考)】