説明

入力装置、これを備えた携帯端末及び情報入力支援方法

【課題】入力操作時に、操作可能な入力手段を直感的に判別させて、操作可能な入力手段に効果的に誘導することが可能な入力装置、これを備えた携帯端末及び情報入力支援方法を提供する。
【解決手段】入力装置1は、情報の入力を受け付ける複数の入力キー10と、入力キー10の押下面10aの押下方向Zに対する位置を調整する位置調整部30と、入力場面と、該入力場面において入力の受付が可能な第1入力キー11と、入力の受付が不可能な第2入力キー12との関係を示した動作情報41を記憶する記憶部40と、所定の入力場面に遷移したことを検知する検知部50と、所定の入力場面に対応する動作情報41に基づいて、第1入力キー11の押下面11aの位置が、第2入力キー12の押下面12aの押下方向Zにおける位置と比べて凸となるように位置調整部30を制御する制御部60とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、数値データや文字データ、命令等を入力する入力装置、これを備えた携帯端末及び情報入力支援方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、コンピュータを初めとする情報機器の操作において、文字、数値、命令の入力は、特定のキーやボタン等によって行われている。また、携帯電話機等においては、電話番号などの数値を入力する際には0〜9の数値ボタンが用いられる。一方、数値入力を伴わない、画面上に表示される選択項目の選択や確定、また、通話開始や切断等の操作をする際には、専用ボタンが用いられる。
【0003】
このような入力装置において、特定の場面(特定の機能)でのみ要求される文字、数値、命令の入力時には、キーボードや数字ボタンを操作するようにユーザを誘導することが、ユーザインターフェース上望ましいものとなってきており、そのような技術が開示されている。例えば、特許文献1に記載の入力装置では、所定の入力を開始すべきときに、数字キーのすぐ横に設けられた誘導灯を点滅させている。上記入力装置は、このようにしてユーザの注意を引き、所定のキーやボタン等を操作するようにユーザを誘導している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開第2004/081778号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に開示された入力装置では、視覚に障害がある者に対して、所定のキーやボタンを操作するようにユーザを誘導することができない。
【0006】
本発明は、係る状況を鑑み、入力操作時に、操作可能な入力手段を直感的に判別させて、操作可能な入力手段に効果的に誘導することが可能な入力装置、これを備えた携帯端末及び情報入力支援方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の入力装置は、押下面を押下されることによって情報の入力を受け付ける複数の入力手段と、入力手段の押下面の押下方向に対する位置を調整する位置調整手段と、入力場面と、入力場面において入力の受付が可能な入力手段である第1入力手段と、入力場面において入力の受付が不可能な入力手段である第2入力手段との関係を示した動作情報を記憶する記憶手段と、所定の入力場面に遷移したことを検知する検知手段と、検知手段により検知された所定の入力場面に対応する動作情報を記憶手段から読み出し、動作情報に基づいて、第1入力手段の押下面の押下方向における位置が、第2入力手段の押下面の押下方向における位置と比べて相対的に凸となるように位置調整手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の情報入力支援方法は、押下面を押下することによって情報の入力を受け付ける複数の入力手段を備えた入力装置により実行される情報入力支援方法であって、所定の入力場面に遷移したことを検知する検知ステップと、入力場面と、該入力場面において入力の受付が可能な入力手段である第1入力手段と、該入力場面において入力の受付が不可能な入力手段である第2入力手段との関係を示した動作情報を記憶する記憶手段から、検知ステップにおいて検知された入力場面に対応する動作情報を読み出し、該動作情報に基づいて、第1入力手段の押下面の押下方向における位置が、第2入力手段の押下面の押下方向における位置と比べて相対的に凸となるように各入力手段を制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の携帯端末は、筺体と、筺体を形成する一つの筺体面に配置された上記の入力装置と、を備えており、第2入力手段の押下面の押下方向における位置が、筺体面の位置と同じとなるように調整される、ことを特徴とする。
【0010】
このような入力装置、これを備えた携帯端末及び情報入力支援方法によれば、所定の入力場面において操作可能な入力手段と操作不可能な入力手段との間で、その押下面の位置が互いに異なるように調整される。このため、入力装置を扱うユーザは、各入力手段の押下面を触れただけで、操作可能な入力手段と操作不可能な入力手段とを直感的に判別することが可能となる。この結果、例えば、視覚に障害のある者が入力装置を操作する場合であっても、その者を操作可能な入力手段に効果的に誘導することが可能となる。
【0011】
本発明の入力装置では、制御手段は、第1入力手段の押下面の押下方向における位置のみを調整するように位置調整手段を制御してもよい。すなわち、操作不可能な入力手段(第2入力手段)の押下面は固定したまま動かさず、操作可能な入力手段(第1入力手段)の押下面のみを動かすように調整する。これにより、第1入力手段と第2入力手段との間で、押下方向における押下面の位置を相対的に変えることが容易に可能となる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、所定の入力場面において操作可能な入力手段と操作不可能な入力手段との間で、その押下面の位置が互いに異なるように調整されるので、入力操作時に、操作可能な入力手段を直感的に判別させて、操作可能な入力手段に効果的に誘導することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の好適な一実施形態にかかる入力装置を含む携帯端末の斜視図である。
【図2】入力装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】図1の携帯端末のハードウェア構成を示す図である。
【図4】図2の位置調整部の構成を示す断面図である。
【図5】図2の記憶部に記憶されている動作情報の内容を説明する図である。
【図6】図1の入力装置の入力支援処理を示すフローチャートである。
【図7】図2の第1入力キーの押下面と第2入力キーの押下面との位置関係を説明する図である。
【図8】(a)、(b)は、図2の位置調整部における位置調整方法を説明する図である。
【図9】(a)、(b)は、他の好適な実施形態にかかる入力装置の位置調整部における位置調整方法を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の好適な一実施形態に係る入力装置1を含む携帯端末70ついて、図1〜図8を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態に係る入力装置1を含む携帯端末70の斜視図である。また、図2は、入力装置1の機能構成を示すブロック図である。
【0016】
携帯端末70は、図1に示すように、筺体71と、筺体71を形成する一つの筺体面71aに配置された複数の入力キー(入力手段)10を含んで構成されている。また、携帯端末70の内部には、各入力キー10の押下面の押下方向における位置を制御する入力装置1が搭載されている。
【0017】
入力装置1は、図2に示すように、機能的構成要素として、入力キー10と、位置調整部(位置調整手段)30と、制御部(制御手段)40と、記憶部(記憶手段)50とを含んで構成されている。
【0018】
図3は、携帯端末70のハードウェア構成図である。図3に示すように、携帯端末70は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU21と、ROM及びRAMで構成される主記憶部22と、メモリ等で構成される補助記憶部23と、データ通信を行う通信制御部24と、液晶モニタ等で構成される表示部25と、入力装置1を含む操作部26とで構成される。上述した入力装置1の各機能は、CPU21及び主記憶部22に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU21の制御の下で、操作部26を動作させたり、主記憶部22及び補助記憶部23に対してデータの読み書きを実行することで実現される。
【0019】
以下、図1、図2を用いて、入力装置1の機能について説明する。
【0020】
入力キー10は、図1に示すように、複数配置されている。各入力キー10は、図4に示すように、その押下面10aが筺体71の内部に向けて押下されたときに情報の入力を受け付ける。図4では、押下方向をZ軸で示している。
【0021】
位置調整部30は、入力キー10の押下面10aの押下方向Zに対する位置を調整する部分である。図4に示すように、位置調整部30は、入力キー10の下面に取り付けられた磁石31と、筺体71内に配置されている設置面71bに取り付けられている電磁石32と、磁石31と電磁石32とを接合するばね33とを含んで構成されている。位置調整部30は、電磁石32に電流を流したときに発生する電磁石32と磁石31との間の引力を利用して押下方向Zにおける押下面10aの位置を調整する。
【0022】
記憶部40は、入力場面と、該入力場面において入力の受付が可能な入力キー10である第1入力キー11と、該入力場面において入力の受付が不可能な入力キー10である第2入力キー(第2入力手段)12との関係を示した動作情報41を記憶する部分である。
【0023】
なお、入力場面とは、図5に示すように、携帯端末70において各種機能を使用する場面をいう。入力場面には、例えば、「電話着信時」、「通話時」、「メール着信時」等がある。
【0024】
ここで、動作情報41は、図5に示すように、それぞれの入力場面に対応する操作可能なキー(第1入力キー)が示されている。それぞれの入力場面に対応するキーとして示されていないキーは、操作不可能なキー(第2入力キー)である。図5は、例えば、「電話着信時」の場面では、オンフックキー、オフフックキー、伝言メモキーが操作可能なキーであることを示し、その他のキーが操作不可能なキーであることを示している。また、「通話時」の場面では、オフフックキー、ボイスキーが操作可能なキーであることを示し、その他のキーが操作不可能なキーであることを示している。このように、動作情報41は、携帯端末70における各機能ごとに、操作可能なキー(第1入力キー)が定められている。
【0025】
検知部50は、所定の入力場面に遷移したことを検知する部分である。例えば、携帯端末70が電話を着信した際には、「電話着信時」に遷移したことを検知する。
【0026】
制御部60は、検知部50により検知された所定の入力場面に対応する動作情報41を記憶部40から読み出し、該動作情報41に基づいて、第1入力キー11の押下面11aの押下方向における位置が、第2入力キー12の押下面12aの押下方向における位置と比べて相対的に凸となるように位置調整部30を制御する部分である。例えば、制御部60は、電話着信時に対応する動作情報41を記憶部40から読み出し、該動作情報41に基づいて、図1に示すように、オフフックキーA、オンフックキーB、伝言メモキーCの押下面11aの押下方向における位置が、例えば、テンキーDの押下面12aやその他の機能入力キーEの押下方向における位置と比べて相対的に凸となるように位置調整部30を制御する。
【0027】
以下、図6を用いて、入力装置1における情報入力支援処理について説明する。
【0028】
最初に、検知部50は、所定の入力場面に遷移したことを検知する(ステップS01:検知ステップ)。なお、以下の説明では、検知部50が、「電話着信時」の状態に遷移したことを検知したと仮定して、入力装置1による情報入力支援処理を説明する。
【0029】
次に、制御部60は、検知された入力場面に対応する動作情報41を記憶部40から読み出して、その動作情報から「電話着信時」において操作可能な入力キー11を特定する(ステップS02:制御ステップ)。
【0030】
次に、制御部60は、図7に示すように、入力の受付が可能な第1入力キー11の押下面11aの押下方向Zにおける位置が、入力の受付が不可能な第2入力キー12の押下面12aの押下方向Zにおける位置と比べて相対的に凸となるようにする(ステップS03:制御ステップ)。具体的には、制御部60は、図1、図7に示すように、オフフックキーA、オンフックキーB及び伝言メモキーCの押下面11aを押下方向Z上向きに移動するように位置調整部30を制御して、第2入力キー12(テンキーD等)の押下面12aの押下方向Zにおける位置と比べて凸となるようにする。このとき、オフフックキーA、オンフックキーB及び伝言メモキーCの押下面11aは、図1、図7に示すように、筺体面71aに対しても凸となっている。
【0031】
以下、図8(a)、図8(b)を用いて、制御部60が、電磁石32を制御して、入力キー10の押下面10aの位置を調整する方法について説明する。
【0032】
磁石31は、図8(a)に示すように、入力キー10と接触する側がS極、電磁石32に対向する側がN極に磁性している。電磁石32は、図8(b)に示すように、電流が流されることによって設置面71b側がN極、磁石31に対向する側がS極に磁性する。制御部60は、このような磁石31と電磁石32との関係を利用して、入力キー10の押下面10aの押下方向Zにおける位置を調整する。すなわち、制御部60が、電磁石32に電流を流さない場合には、図8(a)に示すように、磁石31と電磁石32との間で力が生じず、押下面10aは、ばね33の弾性力によって押下方向Z上向きに押し上げられる。一方、制御部60が、電磁石に32に電流を流した場合には、図8(b)に示すように、磁石31及び電磁石32の互いに対向する面がN極とS極となる。このため、磁石31と電磁石32との間に引力が生じ、磁石31は押下方向Z下向きに引き寄せられる。このとき、入力キー10の押下面10aの押下方向Zにおける位置が筺体面71aの位置と同じとなるように、ばね33のばね係数等の特性が選択される。
【0033】
以上、ステップS01〜ステップS03を実行することによって、図1に示すように、「電話着信時」において操作可能な入力キー(第1入力キー)11と操作不可能入力キー(第2入力キー)12との間で、押下面11a、12aの位置が互いに異なるように調整される。このため、携帯端末70に備えられた入力装置1を扱うユーザは、入力キー10の押下面10aを触れただけで、操作可能な入力キー11か操作不可能な入力キー12かを直感的に判別することが可能となる。この結果、例えば、視覚に障害のある者が携帯端末70に備えられた入力装置1を操作する場合であっても、その者を操作可能な第1入力キー11に効果的に誘導することが可能となる。
【0034】
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
【0035】
上記入力装置1においては、制御部60が電磁石32に電流を流さない場合に、図8(a)に示すように、ばね33の弾性力によって押下面10aが押下方向Z上向きに押し上げられ、電磁石に32に電流を流した場合に、図8(b)に示すように、磁石31と電磁石32との間で発生する引力によって押下面10aが押下方向Z下向きに引き寄せられる例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではない。
【0036】
例えば、制御部60は、電磁石32に流す電流の向きを変えることによって変化する磁性の向きを利用して、入力キー10の押下面10aの押下方向Zにおける位置を調整してもよい。すなわち、制御部60が、電磁石32に電流を所定方向に流した場合、電磁石32は、図9(a)に示すように、設置面71b側がS極、磁石31に対向する側がN極に磁性する。このため、磁石31及び電磁石32の互いの対向面が共にN極となる。これにより、磁石31と電磁石32との間に斥力が生ずるので、押下面10aは押下方向Z上向きに押し上げられる。また、制御部60が、電磁石32に対して電流を上記所定方向とは反対方向に流した場合、電磁石32は、図9(a)に示すように、設置面71b側がN極、磁石31に対向する側がS極に磁性する。このため、磁石31及び電磁石32の対向面が互いに異なるN極とS極とになる。これにより、磁石31と電磁石32との間で互いに引力が生ずるので、押下面10aは押下方向Z下向きに引き寄せられる。
【0037】
上記入力装置1では、第2入力キー12の押下面12aに対して、第1入力キー11の押下面11aの押下方向Zにおける位置を移動させた例を挙げて説明したが、第1入力キー11の押下面11aに対して、第2入力キー12の押下面12aの押下方向Zにおける位置を移動させてもよい。
【0038】
上記入力装置1では、携帯端末70に適用した例を挙げて説明したが、固定電話等の端末に適用してもよいし、PDA、発券装置等の各種端末装置に適用することも可能である。
【符号の説明】
【0039】
1…入力装置、10…入力キー、10a…押下面、11…第1入力キー、11a…押下面、12…第2入力キー、12a…押下面、21…CPU、22…主記憶部、23…補助記憶部、24…通信制御部、25…表示部、26…操作部、30…位置調整部、31…磁石、32…電磁石、40…記憶部、41…動作情報、50…検知部、60…制御部、70…携帯端末、71…筺体、71a…筺体面、71b…設置面、A…オフフックキー、B…オンフックキー、C…伝言メモキー、D…テンキー、E…機能入力キー、Z…押下方向。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
押下面を押下されることによって情報の入力を受け付ける複数の入力手段と、
前記入力手段の押下面の押下方向に対する位置を調整する位置調整手段と、
入力場面と、該入力場面において入力の受付が可能な前記入力手段である第1入力手段と、該入力場面において入力の受付が不可能な前記入力手段である第2入力手段との関係を示した動作情報を記憶する記憶手段と、
所定の入力場面に遷移したことを検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記所定の入力場面に対応する前記動作情報を前記記憶手段から読み出し、該動作情報に基づいて、前記第1入力手段の押下面の前記押下方向における位置が、前記第2入力手段の押下面の前記押下方向における位置と比べて相対的に凸となるように前記位置調整手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする、入力装置。
【請求項2】
前記制御手段は、前記第1入力手段の押下面の前記押下方向における位置のみを調整するように前記位置調整手段を制御する、
ことを特徴とする、請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
筺体と、
前記筺体を形成する一つの筺体面に配置された、請求項1または2に記載の入力装置と、
を備えており、
前記第2入力手段の押下面の前記押下方向における位置が、前記筺体面の位置と同じとなるように調整される、
ことを特徴とする、携帯端末。
【請求項4】
押下面を押下することによって情報の入力を受け付ける複数の入力手段を備えた入力装置により実行される情報入力支援方法であって、
所定の入力場面に遷移したことを検知する検知ステップと、
入力場面と、該入力場面において入力の受付が可能な前記入力手段である第1入力手段と、該入力場面において入力の受付が不可能な前記入力手段である第2入力手段との関係を示した動作情報を記憶する記憶手段から、前記検知ステップにおいて検知された入力場面に対応する動作情報を読み出し、該動作情報に基づいて、前記第1入力手段の押下面の前記押下方向における位置が、前記第2入力手段の押下面の前記押下方向における位置と比べて相対的に凸となるように前記各入力手段を制御する制御ステップと、
を含むことを特徴とする、情報入力支援方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−257069(P2010−257069A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−104232(P2009−104232)
【出願日】平成21年4月22日(2009.4.22)
【出願人】(392026693)株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ (5,876)
【Fターム(参考)】