内燃機関および燃焼装置用燃焼効率向上噴霧コート剤
【課題】ガソリンエンジン、ディ−ゼルエンジン、ジェットエンジン、アルコ−ルエンジン、各種ガスエンジン、ボイラ−、ガス、石油などの暖房器、調理器その他燃焼機器の吸気フィルタ−に噴霧定着させて使用することにより、燃費効率、パワ−の向上と排気ガスの浄化をはかる噴霧コ−ト剤を開発すること。
【解決手段】微弱放射線を発生する物質であるレアア−ス鉱石をバインダ−と混合した噴霧コ−ト剤を開発することで、燃費効率、パワ−の向上と排気ガスの浄化が可能となった。
【解決手段】微弱放射線を発生する物質であるレアア−ス鉱石をバインダ−と混合した噴霧コ−ト剤を開発することで、燃費効率、パワ−の向上と排気ガスの浄化が可能となった。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
【０００１】
本発明は、内燃機関や暖房機等の吸気フィルターを使用するあらゆる燃焼機器に使用され、昨今の石油や燃料ガスの価格の高騰化とそれらの地下埋蔵量の限りある残存量から、燃料の消費量を軽減する事により、燃料消費コストの軽減と埋蔵残量燃料の消費年数の延長化につながり、正に省エネルギー対策に貢献出来、その上、燃焼効率の向上から排気される排気ガス内の一酸化炭素ガス、窒素酸化物、スモーク等の大きく減少させることが、環境浄化に貢献することとなる。
【背景技術】
【０００２】
従来は、燃料を燃焼室に導く配管上にマイナスイオンを発生する材料を固形化したバンドの用な器具にして取り付け配管内の燃料そのものにマイナスイオンの影響を与えるものがあるが、配管の上からイオン化させる事で可成りイオン化効率が悪かった。
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
従って本発明が解決しようとする課題は、内燃機関や燃焼機器内に取り込まれる、空気内の水成分をラジカル化させ、燃焼補助と燃料内の炭素分子の静電気を中和して炭素物質を分散微細化し燃焼効率を上げることである。
【課題を解決する為の手段】
【０００４】
この課題の解決には、微弱放射線物質（レア・アース鉱石）を含むセラミック材を焼成と微細粉砕を繰り返し、成分を均等分散化させた粉体をスラリー状（液体状）にし、吸気フィルターに定着させることにある。
その場合、吸気フィルターは、燃焼機器内に空気を送り各種燃料と混合させ燃焼を最適化する為の空気の中に含まれるホコリなどの異物を除去するものであり、目詰まりを起こさせないよう、塗布粉体を十分に微小化することや乾燥の早いバインダーを選択することも重要である。
その解決には、イオン発生物質を０．０４ミクロン以上８ミクロン以下に粉砕する必要がある。
その物質から発せられるα線、β線、γ線が空気中及び燃料内の水分子を酸素イオン、水素イオン、水酸イオンに分解し活性酸素、活性水素を生成して燃焼効率を上げるだけでなく、燃料中の帯電炭素分子をイオンで中和細分化して燃焼性を上げ、排気ガスに含まれるスモッグ成分や一酸化炭素、窒素酸化物を減少させる効果を発揮させる。
【発明の作用】
【０００５】
本発明は、基本的にハ（イ）〜（ニ）の手段から成り立っている。
（イ）イオン発生物質を微細化して
（ロ）バインダー樹脂成分を用いて
（ハ）スプレー容器や装置に充填して
（ニ）吸気フィルターに噴霧定着させる
本発明に於いて使用するイオン発生物質としては、従来からイオンを発生することで知られている物質を、何れも広い範囲で使用することが出来る。
その代表的なものを例示すると、レアアース鉱石系の多くのイオン発生物質が対象になる。
レアアース鉱石系では、消臭抗菌作用を有するトリウム、ウランなどの微量放射性レアーアース鉱物の粉体と常温で遠赤外線を放射するジルコン、ジルコニア、アルミナ、シリカなどのセラミックスを混合−粉砕−焼結を繰り返してできた美濃顔料化学株式会社のイオン・遠赤外線発生セラミックスの「イオミックス」や、洛東化成工業株式会社の「マイナスイオン原体」、株式会社ニシザキの「ＮＮパウダー」などが例示出来る。
バインダー樹脂成分は、繊維用としては、無機粉体の分散性に優れたアクリル酸エステル共重合エマルジョンで大日本インキ化学工業株式会社の「ボンコート ＡＲ−８８７」があり、塗料用としては、イオン発生に最も適したインキ受容層バインダーで、表面が多孔質になり、イオンの発生を妨げない、ガンツ化成株式会社の「ＦＣＸ−８」ものなども有効である。
バインダー樹脂成分としては他の繊維用バインダーもある。洛東化成工業の「ラグゾール」などはそれにあたる。
イオン発生物資流のセラミックスの分散を均等化するための分散剤や、対象によっては柔軟性を上げるための柔軟剤の添加も必要である。
スプレー容器は、通常のプラスチック製、ガラス製、金属製のボトル容器にハンドスプレーを付けたもの、あるいはガス封入のスプレーなど用途に応じて様々なスプレーを使用するか、塗装用のスプレー装置など様々な噴霧装置が使用できる。
また噴霧にこだわらず、塗りつける、または含浸することでも良い。
本発明に於いては、溶液の構成は、マイナスイオン発生物質１５重量が含まれた３０重量部の水スラリーにバインダー樹脂成分１０重量部、分散剤３重量部、水５７重量部の比で混合された溶液となる。
【実施例１】
【０００６】
イオン発生物質として、酸化トリウムを１６％含むセラミック粉体を焼成と粉砕を３回繰り返し成分混合を分散化させた粉体を、ミクロン微細化粉砕機で平均０．０６ミクロンまで粉砕し、それを１５％とバインダー１０％と分散剤５％を７０％の水に溶かし、十分撹拌した水溶液をプラスチックスプレー容器に封入して、乾式エアーフィルターの表面に１０ｃｃ吹き付け、乾燥後裏面に１０ｃｃ吹き付け乾燥後車にセットして使用した。
ＬＰガス車では、１台目が、１Ｌで平均６Ｋｍ〜７Ｋｍ走行したのが、９．２２Ｋｍに向上し、他の１台は、８．９４Ｋｍ向上し、それぞれ従来平均を６．５Ｋｍとすると４１．８５％、３７．５４％向上したことになる。
またハイブリットガソリン車では、従来の平均早強距離は、１１Ｋｍ／Ｌであったのが１３．５５Ｋｍ／Ｌに向上した。
【実施例２】
【０００７】
農業耕作車のジーゼルエンジンに、上記実例１項と同様の酸化トリウム１６％を含むセラミック１５％をバインダー１０％、分散剤５％を水７０％に溶かしたものを表裏に１０ｃｃずつ噴霧塗布したエアーフィルターを取り付けたところ、
スモーク（黒煙） （低減率）％ ：４．２８→→２．５５ （４０．４２％ダウン）
ＴＨＣ（全炭化水素） （低減率）ｐｐｍ ：４５７．４２→３５４．７１ （２２．４５％ダウン）
ＣＯ（一酸化炭素） （低減率）ｐｐｍ ：２５７．２→２２２．０ （１３．６９％ダウン）
と言う結果を得た。
すなわち、排気ガスの浄化が行われたことになる。
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
【０００１】
本発明は、内燃機関や暖房機等の吸気フィルターを使用するあらゆる燃焼機器に使用され、昨今の石油や燃料ガスの価格の高騰化とそれらの地下埋蔵量の限りある残存量から、燃料の消費量を軽減する事により、燃料消費コストの軽減と埋蔵残量燃料の消費年数の延長化につながり、正に省エネルギー対策に貢献出来、その上、燃焼効率の向上から排気される排気ガス内の一酸化炭素ガス、窒素酸化物、スモーク等の大きく減少させることが、環境浄化に貢献することとなる。
【背景技術】
【０００２】
従来は、燃料を燃焼室に導く配管上にマイナスイオンを発生する材料を固形化したバンドの用な器具にして取り付け配管内の燃料そのものにマイナスイオンの影響を与えるものがあるが、配管の上からイオン化させる事で可成りイオン化効率が悪かった。
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
従って本発明が解決しようとする課題は、内燃機関や燃焼機器内に取り込まれる、空気内の水成分をラジカル化させ、燃焼補助と燃料内の炭素分子の静電気を中和して炭素物質を分散微細化し燃焼効率を上げることである。
【課題を解決する為の手段】
【０００４】
この課題の解決には、微弱放射線物質（レア・アース鉱石）を含むセラミック材を焼成と微細粉砕を繰り返し、成分を均等分散化させた粉体をスラリー状（液体状）にし、吸気フィルターに定着させることにある。
その場合、吸気フィルターは、燃焼機器内に空気を送り各種燃料と混合させ燃焼を最適化する為の空気の中に含まれるホコリなどの異物を除去するものであり、目詰まりを起こさせないよう、塗布粉体を十分に微小化することや乾燥の早いバインダーを選択することも重要である。
その解決には、イオン発生物質を０．０４ミクロン以上８ミクロン以下に粉砕する必要がある。
その物質から発せられるα線、β線、γ線が空気中及び燃料内の水分子を酸素イオン、水素イオン、水酸イオンに分解し活性酸素、活性水素を生成して燃焼効率を上げるだけでなく、燃料中の帯電炭素分子をイオンで中和細分化して燃焼性を上げ、排気ガスに含まれるスモッグ成分や一酸化炭素、窒素酸化物を減少させる効果を発揮させる。
【発明の作用】
【０００５】
本発明は、基本的にハ（イ）〜（ニ）の手段から成り立っている。
（イ）イオン発生物質を微細化して
（ロ）バインダー樹脂成分を用いて
（ハ）スプレー容器や装置に充填して
（ニ）吸気フィルターに噴霧定着させる
本発明に於いて使用するイオン発生物質としては、従来からイオンを発生することで知られている物質を、何れも広い範囲で使用することが出来る。
その代表的なものを例示すると、レアアース鉱石系の多くのイオン発生物質が対象になる。
レアアース鉱石系では、消臭抗菌作用を有するトリウム、ウランなどの微量放射性レアーアース鉱物の粉体と常温で遠赤外線を放射するジルコン、ジルコニア、アルミナ、シリカなどのセラミックスを混合−粉砕−焼結を繰り返してできた美濃顔料化学株式会社のイオン・遠赤外線発生セラミックスの「イオミックス」や、洛東化成工業株式会社の「マイナスイオン原体」、株式会社ニシザキの「ＮＮパウダー」などが例示出来る。
バインダー樹脂成分は、繊維用としては、無機粉体の分散性に優れたアクリル酸エステル共重合エマルジョンで大日本インキ化学工業株式会社の「ボンコート ＡＲ−８８７」があり、塗料用としては、イオン発生に最も適したインキ受容層バインダーで、表面が多孔質になり、イオンの発生を妨げない、ガンツ化成株式会社の「ＦＣＸ−８」ものなども有効である。
バインダー樹脂成分としては他の繊維用バインダーもある。洛東化成工業の「ラグゾール」などはそれにあたる。
イオン発生物資流のセラミックスの分散を均等化するための分散剤や、対象によっては柔軟性を上げるための柔軟剤の添加も必要である。
スプレー容器は、通常のプラスチック製、ガラス製、金属製のボトル容器にハンドスプレーを付けたもの、あるいはガス封入のスプレーなど用途に応じて様々なスプレーを使用するか、塗装用のスプレー装置など様々な噴霧装置が使用できる。
また噴霧にこだわらず、塗りつける、または含浸することでも良い。
本発明に於いては、溶液の構成は、マイナスイオン発生物質１５重量が含まれた３０重量部の水スラリーにバインダー樹脂成分１０重量部、分散剤３重量部、水５７重量部の比で混合された溶液となる。
【実施例１】
【０００６】
イオン発生物質として、酸化トリウムを１６％含むセラミック粉体を焼成と粉砕を３回繰り返し成分混合を分散化させた粉体を、ミクロン微細化粉砕機で平均０．０６ミクロンまで粉砕し、それを１５％とバインダー１０％と分散剤５％を７０％の水に溶かし、十分撹拌した水溶液をプラスチックスプレー容器に封入して、乾式エアーフィルターの表面に１０ｃｃ吹き付け、乾燥後裏面に１０ｃｃ吹き付け乾燥後車にセットして使用した。
ＬＰガス車では、１台目が、１Ｌで平均６Ｋｍ〜７Ｋｍ走行したのが、９．２２Ｋｍに向上し、他の１台は、８．９４Ｋｍ向上し、それぞれ従来平均を６．５Ｋｍとすると４１．８５％、３７．５４％向上したことになる。
またハイブリットガソリン車では、従来の平均早強距離は、１１Ｋｍ／Ｌであったのが１３．５５Ｋｍ／Ｌに向上した。
【実施例２】
【０００７】
農業耕作車のジーゼルエンジンに、上記実例１項と同様の酸化トリウム１６％を含むセラミック１５％をバインダー１０％、分散剤５％を水７０％に溶かしたものを表裏に１０ｃｃずつ噴霧塗布したエアーフィルターを取り付けたところ、
スモーク（黒煙） （低減率）％ ：４．２８→→２．５５ （４０．４２％ダウン）
ＴＨＣ（全炭化水素） （低減率）ｐｐｍ ：４５７．４２→３５４．７１ （２２．４５％ダウン）
ＣＯ（一酸化炭素） （低減率）ｐｐｍ ：２５７．２→２２２．０ （１３．６９％ダウン）
と言う結果を得た。
すなわち、排気ガスの浄化が行われたことになる。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
（イ）微弱放射線を発生する物質をバインダーと混合し、
（ロ）各種内燃機関、ガス、石油などを燃料とする燃焼装置の
（ハ）吸気フィルターに噴霧定着させ、燃費効率、パワーの向上と排気ガスの浄化をはかる噴霧コート剤。
【請求項２】
上記微弱放射線発生物質がレア・アース鉱石である請求項１に記載の噴霧コート剤。
【請求項３】
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ジェットエンジン、アルコールエンジン、各種ガスエンジン、ボイラー、ガス・石油などの暖房器、調理器その他燃焼機器の吸気フィルターに噴霧定着させて使用する請求項１の噴霧コ−ト剤。
【請求項１】
（イ）微弱放射線を発生する物質をバインダーと混合し、
（ロ）各種内燃機関、ガス、石油などを燃料とする燃焼装置の
（ハ）吸気フィルターに噴霧定着させ、燃費効率、パワーの向上と排気ガスの浄化をはかる噴霧コート剤。
【請求項２】
上記微弱放射線発生物質がレア・アース鉱石である請求項１に記載の噴霧コート剤。
【請求項３】
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ジェットエンジン、アルコールエンジン、各種ガスエンジン、ボイラー、ガス・石油などの暖房器、調理器その他燃焼機器の吸気フィルターに噴霧定着させて使用する請求項１の噴霧コ−ト剤。
【公開番号】特開２００９−１５６２４７（Ｐ２００９−１５６２４７Ａ）
【公開日】平成２１年７月１６日（２００９．７．１６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−３４１９７７（Ｐ２００７−３４１９７７）
【出願日】平成１９年１２月２６日（２００７．１２．２６）
【出願人】（５０２２１８８１３）株式会社ウイット (3)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２１年７月１６日（２００９．７．１６）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１２月２６日（２００７．１２．２６）
【出願人】（５０２２１８８１３）株式会社ウイット (3)
【Ｆターム（参考）】
[ Back to top ]