説明

内燃機関用のマルチピース複合バルブ

本発明は、内燃機関用のマルチピース複合バルブであって、バルブステム(2)及びバルブヘッド(4)が別々に製造されて、重なり領域(6)で互いに接合される、マルチピース複合バルブに関する。本発明は、重なり領域(6)において、バルブステム(2)の少なくとも一部に中間層(8)が設けられることを特徴とする。前記中間層(8)は、バルブステム(2)及びバルブヘッド(4)の両方と化学結合の形態で一体的な接合を形成し、バルブヘッド(4)はバルブステム(2)上に鋳造される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前段に記載の、内燃機関用のマルチピース複合バルブに関する。
【背景技術】
【0002】
最近の高出力機関において、高い熱負荷がかかる排気バルブに課される要求はますます高まっている。特にバルブヘッドは、高い機械的負荷及び熱負荷を受ける。このため、異なる材料からなるバルブステム及びバルブヘッドを製造して、この2つの部品を接合することが、様々な形で提案されてきた。ここで、バルブステムは、延性材料から製造することができ、バルブヘッドは、耐熱性かつ耐摩耗性の材料から構成される。
【0003】
特許文献1から、鍛造金属製のステムと鋳造金属製のバルブヘッドとから構成される、金属製のバルブが知られている。バルブヘッドを備えたステムを鋳造するように構成がなされている。
【0004】
特許文献2には、上述のように、バルブステムとバルブヘッドとを接合することによって製造される内燃機関用のマルチピース複合バルブが記載されている。しかし、この発明は、たとえばナトリウムを使用して冷却される中空のバルブステムを使用するという目的に特に向けられたものである。この構成では、好ましくは、バルブステム及びバルブヘッドが、レーザ溶接、硬質はんだ付け、又は、ろう付けによって互いに接合される。しかし、このプロセスでは、全ての個々の部品を別々に製造して、その後複雑な接合装置で互いに接合しなければならない。
【0005】
【特許文献1】米国特許第881,191号明細書
【特許文献2】独国特許発明第100 29 299 C2号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、現行技術に比べて、より少ない製造工程及びより単純な生産設備で済む、内燃機関用のマルチピース複合バルブを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的は、請求項1の特徴を有する、内燃機関用のバルブによって解決される。
【0008】
請求項1に記載の内燃機関用マルチピース複合バルブは、バルブステム及びバルブヘッドを備えている。両部品は別工程で製造され、重なり領域で互いに接合される。本発明は、この重なり領域においてバルブステムに少なくとも部分的に中間層が設けられ、この中間層がバルブステム並びにバルブヘッドの両方と化学結合の態様で材料間結合を形成することを特徴とする。さらに、バルブヘッドはバルブステム上に鋳造される。
【0009】
本明細書における「化学結合」という用語は、複数の層の材料が、反応、合金化又は拡散によって互いに結合される、材料間結合を意味するものと理解される。このタイプの材料間結合はまた、単に、バルブヘッドをバルブステム上に鋳造することによっても実現できる。しかし、今までは、この方法に用いられる材料によっては、接合作用が不十分であった。本発明で用いられる中間層は、バルブステムの材料並びにバルブヘッドの材料の両方と結合し、材料間結合を形成するように設計される。それによって、バルブステムとバルブヘッドとの間の一体的かつ堅固な結合が作製される。バルブヘッドが鋳造されるため、手間のかかる溶接及びろう付けプロセスはもはや必要なくなる。
【0010】
バルブステム及びバルブヘッドの材料の性質及び組成によっては、中間層が段階層又は多重層の形態にある場合が有用である。この態様では、個々の部分的領域、すなわちバルブヘッド及びバルブステムの機械的特性(たとえば硬度、弾性率)、物理的特性(たとえば膨張率、熱伝導率)及び化学的特性を利用できる。
【0011】
材料間結合を強化するために、バルブステムとバルブヘッドとの間に補完的にかみ合い接合部を設けることが有用であり得る。このかみ合い接合部は、たとえば、重なり領域に目で見える程度のアンダカットなどの構造を備えていてもよい。
【0012】
同様に、重なり領域において非常に小さいアンダカットや窪みを形成するために、バルブステムを熱的又は機械的に粗面加工することが有用である。本明細書における「小さいアンダカット」という用語は、たとえば材料の表面処理又は表面加工によって設けられる小さな表面凹部を含む。鋳造バルブヘッドの液状の材料は、それ自体がこれらの小さな表面凹部に埋め込まれ、凝固し、堅固で密接なかみ合いを形成するか、又は場合によっては材料間結合を形成する。
【0013】
好ましい態様では、バルブヘッドをバルブステムの重なり領域に鋳造する前に、中間層又は化学処理層が設けられる。本明細書における「化学処理層」という用語は、バルブヘッドの溶融中、又は後続の熱処理の際に、少なくとも部分的に化学組成が変化する層であるものと理解される。
【0014】
本発明の1つの設計では、バルブヘッドは、アルミニウム−チタン複合物から構成される。このためには、一般に、チタンアルミナイド(TiAl)が好ましい。この材料は、チタンとアルミニウムとの金属間結合から構成される。この材料は極めて耐熱性が高く、それによって高い機械的強度及び摩擦強度を示す。
【0015】
これに対して、本実施態様では、バルブステムは、鋼材料から製造されるのが好ましい。鋼は有利な特性及び低価格で知られ、かつ比較的高い延性を示す。
【0016】
中間層又は少なくとも1つの層は銀系、ニッケル系、チタン系及び/又は銅系の合金から構成されることが好ましい。これらのタイプの合金は、たとえば硬ろう付け又ははんだ付けに適しており、公知の被覆法でバルブステムに容易に適用することができ、互いに合着して表面に合金を形成し、これは本発明によれば化学結合と考えられる。
【0017】
同様に、少なくとも1つの中間層又は化学処理層は、好ましい態様では、金属酸化物をベースとして構成できる。この金属酸化物は、その鋳造中のバルブヘッドの合金元素の溶融の際に、反応、特に還元反応を起こすことができ、これにより、バルブヘッドと中間層の金属酸化物との間のより堅固な化学結合をもたらす。
【0018】
バルブヘッドを鋳造する前の中間層又は化学処理層は、表面に、開放している孔を多数有する。この開放気孔率(表面上で開放する孔の占める割合)は、1%〜75%を占める。好ましくは、この開放気孔率は、5%〜25%、及び30%〜60%である。それによって、有利な態様では、後にバルブヘッドを形成する液状の金属は、中間層の孔に浸入でき、その表面上で反応することができる。表面の多孔性を利用することによって、バルブヘッドと中間層との結合に利用できる表面積が増大される。同時に、バルブステムの表面と同じように中間層の表面にも、機械的又は化学的処理によって微視的なアンダカットを設けることが有用である。
【0019】
本発明を、添付の図面とともに、いくつかの実施形態に基づいて以下、詳細に説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1には、バルブ1の断面図が概略的に示され、このバルブ1はバルブステム2及びバルブヘッド4を有する。バルブステム2とバルブヘッド4との重なり領域6においては、バルブステム2に環状のアンダカット14が設けられる。これに加えて、バルブステム2は、重なり領域6において中間層8を示している。
【0021】
バルブヘッドはバルブステム2上に鋳造される。重なり領域6において、バルブヘッド4及びバルブステム2は、中間層8を介して互いに材料的に結合される。中間層8を介した材料間結合を強化するために、バルブヘッド4及びバルブステム2は、アンダカット14によってさらにかみ合わされ、それによってさらに固定される。
【0022】
図2には、バルブステム2及びバルブヘッド4を備えたバルブ1の類似の図が示されている。概念上、同じ部品には同じ参照符号が付される。また、図2のバルブ1は、先端が球状又はドロップ状になるアンダカット14を示しており、このアンダカット14は重なり領域6においてバルブステム2に接続している。同様に、この実施形態では、化学結合によってバルブヘッド4とバルブステム2とを互いに接合させるための中間層8が設けられる。
【0023】
バルブステム2とバルブヘッド4との間の最適な接合を確保するための、図1及び2に示されたアンダカット14の設置が必ず必要というわけではないが、場合によっては有用である。図1及び2に示されたアンダカット14は、基本的には2つの任意の例である。これに加えて、バルブステム2の重なり領域6におけるアンダカット14は、たとえばらせん形状をとることも考えられる。このために、好都合なことに、ねじ山を形成するのに用いるプロセスを流用することができる。さらに、重なり領域6におけるアンダカット14の設計は、ノッチ、溝、波形、流路又は穴であっても良い。
【0024】
バルブステム2は、たとえばサンドブラスト法又はグリットブラスト法によって、重なり領域6において機械的に処理される。それによって、重なり領域6における表面粗さが増大し、中間層8の適用及び被着が容易になる。
【0025】
中間層8は、基本的に1つ以上の機能層から構成される。このため、結果として中間層8の個々の層ごとに、基本的に1つ以上の異なるタイプの適用プロセスを用いることができる。典型的な適用プロセスは、たとえば、プラズマ溶射、フレーム溶射、ワイヤアーク溶射又は動力学的低温ガス噴射法(kinetic cold gas compacting)などの溶射法である。さらに、CVD(化学気相蒸着法)、PVD(物理気相蒸着法)又はスパッタリングなどの薄膜技術、塗装及び吹き付け法あるいは電気めっき法を用いることができる。さらに、浸漬浴又ははんだ箔によって合金を適用して、それをはんだ炉中でさらに溶融させることも考えられる。
【0026】
被覆用の材料としては、耐熱性の合金、特に銀系合金、ニッケル系合金、チタン系合金、又は銅系合金が考慮に入れられる。このタイプの合金は、硬質はんだ又はろう付けはんだとして用いることもできるが、本件では、重なり領域6において、たとえば薄層技術又は電気めっき技術、又は浸漬浴によって適用されるか、あるいは場合によっては後に溶融される箔被覆によって適用されてもよい。このタイプの合金は、外部エネルギーを加えると、バルブステム2の表面とさらに合金化する。それによって生成された合金又はアマルガムは定義上、化学結合物と考えられる。バルブヘッド4を溶融すると、上記材料は、この時点で溶融されているか又はそうでなくとも少なくとも軟化形態にあるバルブヘッドの材料と合金化して、合金の形態又は中間金属相の形態でバルブヘッドの材料と化学結合を形成する。
【0027】
層材料のさらなる変形形態は、反応性の金属化合物、たとえば金属酸化物の適用を含む。このタイプの金属酸化物は、たとえば、溶射法又は適用されるセラミック片のレーザ焼結によって生成され得る。このタイプの溶射法は、生産技術の観点から見て特に経済的である。適した金属酸化物の例としては、1つには二酸化チタン(TiO)が挙げられるであろう。TiAlをベースとしたバルブヘッド材料を使用する際には、TiOは、TiAl溶融物のうちのアルミニウムと発熱化学反応を起こす。この化学反応は以下の式に表されるように進行する。
xTiO + yAl + zTi → Al + TiAl
上記の反応式は、化学量論的ではない。しかし、化学反応によって、溶融されたアルミニウムが酸化アルミニウムの形成に利用されることに留意されたい。Ti:Al=1:1に基づく、バルブヘッド4の化学量論的な組成を確保するために、化学量論的に過剰なアルミニウムを溶融物として供給することが好ましい。
【0028】
この反応に従い、中間層8を形成する、反応生成物である酸化アルミニウム及びTiAlは、バルブヘッド4と化学結合される均一な緻密層を形成する。また、上記の反応中に放出される発熱エネルギーによって、バルブステム2の表面との表面反応が起こる。溶射された金属酸化物又は場合によってはレーザ焼結された金属酸化物は、中間層8のための化学的前駆体層と考えることができる。
【0029】
上記の説明は、基本的に、化学結合されたつなぎとなる中間層8を生成することができる反応系の一例を示すことを意図している。バルブヘッド4の溶融された材料と発熱反応を起こす基本的に全ての他の反応系を、中間層8のための基礎材料及び化学的前駆体層として用いることができる。また、これらの例としては、たとえば、隣接する金属との炭化物、窒化物及びホウ化物も挙げられる。
【0030】
基本的に、バルブヘッド4をバルブステム2上に鋳造した後、さらなる熱処理を行うことができ、この熱処理は、中間層8とバルブヘッド4との間の化学結合、又は場合によっては中間層8とバルブステム2との間の化学結合の形成を補助するのに役立ち得る。
【0031】
バルブステム材料とバルブヘッド材料との様々な物理的材料特性のバランスを確保するために、多重層12(図4)又は段階層10(図3)をつなぎ層6として用いることが有用であり得る。ここで、層材料の適用のタイプ及びそれらの反応の態様の前述した基本原理について再び言及する。図3及び4には、段階層10又は場合によっては多重層12の例示的な例が示されている。
【0032】
図3には、たとえば高温はんだAgCu13をベースとする、段階式のつなぎ層6が示されている。はんだ材料AgCu13は、バルブステム2の重なり領域6に浸漬浴で適用される。液体溶融物が呈するエネルギーによって、領域16において、合金化の形態で化学反応が起こる。これは、バルブステム2の鋼とAgCu13合金との表面合金化である。図3では、この領域16は、2本の鎖線によって区切られ、斜線で示されたグレーの領域によって概略的に示される。ここで、バルブヘッド4の鋳造中、溶融物から非常に大量の熱エネルギーが加えられるため、AgCu13層材料は、バルブヘッド4のTiAl材料と合金化を起こす。ここでまた、結果として、個別の合金成分が中間金属相の形態又は合金の形態で存在する、段階式の重なり領域16が得られる。この重なり領域の先には、バルブヘッド4の材料のそれ自体の純粋な層組成が続いている。
【0033】
さらなる有用な合金系は、ニッケルをベースとして構成され、たとえば次の組成から構成される。7重量%のCr、3重量%のFe、4.5重量%のSi、3.2重量%のB、並びに残りがニッケル。
【0034】
この合金のクロム含量は、7重量%〜19重量%の間で変動可能であり、ケイ素被覆は、4.5重量%〜7.5重量%の間で変動可能である。
【0035】
上記材料は、好ましくは、膜又は箔の形態で適用され、バルブステム2の重なり領域6で溶融される。
【0036】
バルブステム材料とバルブヘッド材料との化学結合は、たとえばAgCu13の形態で示される合金を結合することによって確保することができず、そこで、図4のように、さらなる補完層18を酸化チタンの溶射層の形態で適用することが有用である。
【0037】
図4の中間層8は多重層12の形態にある。ここで、図3のように、まず、バルブステム2の重なり領域6において、この場合電気めっき被覆によって合金が適用され、次にその上に酸化チタン層が溶射法、この場合ワイヤアーク溶射によって適用できる。ここで、電気めっき適用法は、バルブステム2の材料と電気めっき適用された合金材料17との間に、堅固で一体的な化学結合の形態で合金を形成する。酸化チタンから本質的に構成される溶射層18は、所定の気孔率を示し、この気孔率はプロセスパラメータによって調整でき、この場合55%である。バルブヘッド4の溶融中、液体TiAl材料は、毛管力によって多孔性層18の孔に引き込まれ、又はこれによって上記の反応式に表されるように発熱反応が引き起こされる。層18の領域では、酸化アルミニウム/TiAl材料が上記反応に従って形成され、その反応生成物は、バルブヘッド4のTiAl材料と堅固に化学結合される。図4に示される中間層8には、多重層12と段階層10との組み合わせが示される。この複合構造は、バルブステム材料とバルブヘッド材料との間の物理的及び機械的特性のバランスをとるのに適している。この特性としては、特に熱膨張率が挙げられる。一方、電気化学特性のために、多重層を用いることが必要となることもある。たとえば溶射層を適用することによって、層の表面構造に影響を及ぼすことも可能である。溶射パラメータを調整することによって、好適には粗面加工された表面を、バルブヘッド4の溶融のために調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】重なり領域に中間層を示す、バルブステムと鋳造されたバルブヘッドとを備えたバルブの断面図を示す。
【図2】重なり領域に中間層を示す、バルブステムと鋳造されたバルブヘッドとを備えたバルブの断面図を示す。
【図3】段階層の形態の中間層の概略図を含めた図1の詳細IIIの拡大図を示す。
【図4】多重層の形態の中間層の概略図である図2の詳細IVの拡大図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関用のマルチピース複合バルブ(1)であり、バルブステム(2)及びバルブヘッド(4)が別々に製造されて、重なり領域(6)で互いに接合され、前記バルブヘッド(4)が前記バルブステム(2)上に鋳造されるバルブであって、
前記重なり領域(6)において、前記バルブステム(2)に少なくとも部分的に少なくとも1つの中間層(8)が設けられ、該中間層は、前記バルブステム(2)及び前記バルブヘッド(4)の両方と化学結合の態様で材料間結合されることを特徴とするバルブ。
【請求項2】
前記中間層(8)が、段階層(10)又は多重層(12)の形態にあることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。
【請求項3】
前記バルブステム(2)が、前記重なり領域(6)において、目で見える程度のアンダカット(14)を有することを特徴とする請求項1あるいは2に記載のバルブ。
【請求項4】
前記バルブステム(2)が、前記重なり領域(6)において、非常に小さなアンダカット(14)を形成するために、機械的又は化学的に粗面加工されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバルブ。
【請求項5】
前記中間層又は粗面加工された層が、前記バルブヘッドの鋳造の前に、前記バルブステム(2)の前記重なり領域(6)に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバルブ。
【請求項6】
前記バルブヘッド(4)が、アルミニウム−チタン化合物から構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のバルブ。
【請求項7】
前記バルブステム(2)が鋼から構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のバルブ。
【請求項8】
前記少なくとも1つの中間層(8)が、Ag系合金、Ni系合金、Ti系合金、及び/又は、Cu系合金であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のバルブ。
【請求項9】
前記少なくとも1つの中間層(8)が、金属酸化物をベースとして構成されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のバルブ。
【請求項10】
前記中間層(8)が、前記バルブヘッド(4)の鋳造の前に、1%〜75%の開放気孔率を示すことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のバルブ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2007−504384(P2007−504384A)
【公表日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−524283(P2006−524283)
【出願日】平成16年8月16日(2004.8.16)
【国際出願番号】PCT/EP2004/009171
【国際公開番号】WO2005/028818
【国際公開日】平成17年3月31日(2005.3.31)
【出願人】(598051819)ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト (1,147)
【Fターム(参考)】