再生装置、再生方法、および記録方法
【課題】3D画像の表示に用いられる基本ストリームと拡張ストリームの対応するピクチャに、同じ情報を付加することができるようにする。
【解決手段】符号化時、Base view videoストリームの各ピクチャに付加するPicture Timing SEIと、Dependent view videoストリームの各ピクチャに付加するPicture Timing SEIは、対応するピクチャに付加するもの同士、同じ内容を表すように生成される。本発明は、BD-ROM規格に対応した再生装置に適用することができる。
【解決手段】符号化時、Base view videoストリームの各ピクチャに付加するPicture Timing SEIと、Dependent view videoストリームの各ピクチャに付加するPicture Timing SEIは、対応するピクチャに付加するもの同士、同じ内容を表すように生成される。本発明は、BD-ROM規格に対応した再生装置に適用することができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数視点から撮影されたビデオストリームをH.264 AVC/MVCによって符号化して得られた基本ストリームと拡張ストリームを記録媒体から読み出す読み出し部と、
前記記録媒体から読み出された前記基本ストリームを記憶する第1のバッファと、
前記記録媒体から読み出された前記拡張ストリームを記憶する第2のバッファと、
前記基本ストリームの各ピクチャのデータに付加された、前記基本ストリームを復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第1の制約情報、および、前記拡張ストリームの各ピクチャのデータに付加された、前記拡張ストリームを前記復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第2の制約情報と前記基本ストリームと前記拡張ストリームを前記復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第3の制約情報のうちの前記第3の制約情報により表される最大ビットレートに従って、前記第1のバッファから読み出され、入力された前記基本ストリームと、前記第2のバッファから読み出され、入力された前記拡張ストリームとをデコードする前記復号部と
を備える再生装置。
【請求項2】
前記第1乃至第3の制約情報は、H.264/AVCで規定されるhrd_parametersである
請求項1に記載の再生装置。
【請求項3】
複数視点から撮影されたビデオストリームをH.264 AVC/MVCによって符号化して得られた基本ストリームと拡張ストリームを記録媒体から読み出し、
前記記録媒体から読み出された前記基本ストリームを第1のバッファに記憶し、
前記記録媒体から読み出された前記拡張ストリームを第2のバッファに記憶し、
前記基本ストリームの各ピクチャのデータに付加された、前記基本ストリームを復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第1の制約情報、および、前記拡張ストリームの各ピクチャのデータに付加された、前記拡張ストリームを前記復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第2の制約情報と前記基本ストリームと前記拡張ストリームを前記復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第3の制約情報のうちの前記第3の制約情報により表される最大ビットレートに従って、前記第1のバッファから読み出し、前記復号部に入力された前記基本ストリームと、前記第2のバッファから読み出し、前記復号部に入力した前記拡張ストリームとをデコードする
ステップを含む再生方法。
【請求項4】
複数視点から撮影されたビデオストリームをH.264 AVC/MVCによって符号化することによって得られた、
再生装置に設けられた復号部に基本ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第1の制約情報が各ピクチャのデータに付加された前記基本ストリームと、
前記復号部に拡張ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第2の制約情報と、前記基本ストリームと前記拡張ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第3の制約情報が各ピクチャのデータに付加された前記拡張ストリームと
が記録された記録媒体。
【請求項5】
複数視点から撮影されたビデオストリームをH.264 AVC/MVCによって符号化し、
符号化することによって得られた、再生装置に設けられた復号部に基本ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第1の制約情報が各ピクチャのデータに付加された前記基本ストリームと、前記復号部に拡張ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第2の制約情報と前記基本ストリームと前記拡張ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第3の制約情報が各ピクチャのデータに付加された前記拡張ストリームと、を記録媒体に記録する
ステップを含む記録方法。
【請求項1】
複数視点から撮影されたビデオストリームをH.264 AVC/MVCによって符号化して得られた基本ストリームと拡張ストリームを記録媒体から読み出す読み出し部と、
前記記録媒体から読み出された前記基本ストリームを記憶する第1のバッファと、
前記記録媒体から読み出された前記拡張ストリームを記憶する第2のバッファと、
前記基本ストリームの各ピクチャのデータに付加された、前記基本ストリームを復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第1の制約情報、および、前記拡張ストリームの各ピクチャのデータに付加された、前記拡張ストリームを前記復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第2の制約情報と前記基本ストリームと前記拡張ストリームを前記復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第3の制約情報のうちの前記第3の制約情報により表される最大ビットレートに従って、前記第1のバッファから読み出され、入力された前記基本ストリームと、前記第2のバッファから読み出され、入力された前記拡張ストリームとをデコードする前記復号部と
を備える再生装置。
【請求項2】
前記第1乃至第3の制約情報は、H.264/AVCで規定されるhrd_parametersである
請求項1に記載の再生装置。
【請求項3】
複数視点から撮影されたビデオストリームをH.264 AVC/MVCによって符号化して得られた基本ストリームと拡張ストリームを記録媒体から読み出し、
前記記録媒体から読み出された前記基本ストリームを第1のバッファに記憶し、
前記記録媒体から読み出された前記拡張ストリームを第2のバッファに記憶し、
前記基本ストリームの各ピクチャのデータに付加された、前記基本ストリームを復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第1の制約情報、および、前記拡張ストリームの各ピクチャのデータに付加された、前記拡張ストリームを前記復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第2の制約情報と前記基本ストリームと前記拡張ストリームを前記復号部に入力するときの最大ビットレートを表す第3の制約情報のうちの前記第3の制約情報により表される最大ビットレートに従って、前記第1のバッファから読み出し、前記復号部に入力された前記基本ストリームと、前記第2のバッファから読み出し、前記復号部に入力した前記拡張ストリームとをデコードする
ステップを含む再生方法。
【請求項4】
複数視点から撮影されたビデオストリームをH.264 AVC/MVCによって符号化することによって得られた、
再生装置に設けられた復号部に基本ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第1の制約情報が各ピクチャのデータに付加された前記基本ストリームと、
前記復号部に拡張ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第2の制約情報と、前記基本ストリームと前記拡張ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第3の制約情報が各ピクチャのデータに付加された前記拡張ストリームと
が記録された記録媒体。
【請求項5】
複数視点から撮影されたビデオストリームをH.264 AVC/MVCによって符号化し、
符号化することによって得られた、再生装置に設けられた復号部に基本ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第1の制約情報が各ピクチャのデータに付加された前記基本ストリームと、前記復号部に拡張ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第2の制約情報と前記基本ストリームと前記拡張ストリームを入力するときの最大ビットレートを表す第3の制約情報が各ピクチャのデータに付加された前記拡張ストリームと、を記録媒体に記録する
ステップを含む記録方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【公開番号】特開2012−105359(P2012−105359A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−29344(P2012−29344)
【出願日】平成24年2月14日(2012.2.14)
【分割の表示】特願2010−65112(P2010−65112)の分割
【原出願日】平成22年3月19日(2010.3.19)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年2月14日(2012.2.14)
【分割の表示】特願2010−65112(P2010−65112)の分割
【原出願日】平成22年3月19日(2010.3.19)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】
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