説明

冷却装置

【課題】本発明の目的は、自然の樹木を用いることにより、枝葉の間からミストを漂わせることにより涼感を感じさせる冷却装置を提供することにある。
【解決手段】遊歩道や広場等でミスト状に水を噴霧する冷却装置1において、前記ミスト状の水を、樹木の枝2に緩く巻き掛けられた給水管3Aに設けられた金属製のミストノズル4から噴霧するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外の遊歩道や広場等や屋内において、歩行者等に涼感を感じさせる冷却装置に関する。
【背景技術】
【0002】
夏場の炎天下の舗装された遊歩道や広場において、強い日差しを受けた地面からの照り返し等により歩行者等が感じた不快感を和らげるものとして、様々な装置が提案されている。
【0003】
特許文献1に開示されている「集客施設へのアクセス部の冷却装置」は、集客施設に通じる遊歩道や陸橋等のアクセス部に霧状に水噴霧を行うノズルを配備し、そのノズルから周囲に噴霧された霧がアクセス部に滞留して、気化熱により周囲の温度を下げて冷気を生じさせるようになっている。
【0004】
特許文献2に開示されている「装飾構築物」においては、多数のミストノズルから所定のパターンでミスト状の水が噴霧されるミスト噴霧機構がフレーム体に設けられ、このフレーム体とミストとにより所定の形態が表現されるようになっている。そして、ミストをガイドする傘状のガイド板を用いて末広がり状にミスト噴霧が行われるので、この装飾構築物は樹木状の外観を呈すると共に、ミストにより動的な効果をもたらすことができるとされている。
【特許文献1】特開平06−159887号公報([要約]を参照)
【特許文献2】実用新案登録第3087601号公報([要約]を参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、特許文献1の冷却装置においては、集客施設に通じる遊歩道、陸橋等のアクセス部における建築物や人工構造物等にノズルが配備されている。このため、歩行者等は涼感を感じ難い。しかも建築物や人工構造物に多量の熱が蓄積されてしまえば、多量の水をミスト状に噴霧したとしても、蓄積された熱は容易には下がらない。そのため、建築物や人工構造物の周囲に植生が配置されていても、歩行者等は実際の涼感を感じ難い。
【0006】
また、特許文献2に開示されている装飾構築物は、特定の形態が表現されるとはなっているものの、その形態とは樹木状の外観しか開示されておらず、その樹木状の外観と、自然の樹木の外観との相違点は歴然としている。従って、この装飾構築物から噴霧が行われたとしても、歩行者等に対する涼感の付与効果は小さい。
【0007】
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、自然の樹木を用いて、枝葉の間からミストを漂わせることにより涼感を感じさせる冷却装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記問題を解決するために請求項1に記載の冷却装置の発明は、ミスト状に水を噴霧する冷却装置において、噴霧用のミストノズルが設けられたコイル状の給水管を樹木の枝に緩く巻き掛けたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、ミストノズルからの噴霧により屋外や屋内の歩行者等に対して涼感を感じさせることができるとともに、噴霧により樹木への灌水を行うことができる。また、樹木の枝に巻き掛けられた給水管は、枝と給水管との間に十分な隙間が形成された状態で枝に巻き掛けられることになる。そのため、給水管が枝に強く当って枝を傷付けることが防止されると共に、枝が太くなってもその成長を妨げることはない。そして、枝が成長しても、給水管を巻き直したりする手間を省くことができる。なお、ここで、給水管を緩く巻き掛けるとは、給水管を樹木の枝の周囲にコイル状に巻き掛けた状態において、給水管が枝から垂れ下がって枝と給水管との間に隙間が形成される状態を指す。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の冷却装置において、前記給水管は、コイル状に形成された合成樹脂製の複数のホースと、ミストノズルを有し、ホースを連結するホース継手とにより構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、所定の長さのコイル状に形成された合成樹脂製の複数のホースをホース継手により連結することができる。従って、長い枝に対しても、給水管の巻き掛けを容易に行うことができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の冷却装置において、前記ホース継手は、金属製のミストノズルがインサートされて一体に形成された合成樹脂製の成形品であることを特徴とするものである。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、金属製のミストノズルをインサートして合成樹脂製のホース継手を形成したので、そのホース継手は金属製のものとは異なり軽量なものとなり、樹木の枝に対する負荷が軽減される。また、ミストノズルは金属製のものを用いているので、高圧の水をミスト状に噴霧することによるミストノズルの細孔の摩耗を防ぐことができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、自然の樹木を用いて、枝葉の間からミストを漂わせることにより見る人に涼感を感じさせることができるととともに、樹木に対して灌水を行うことができる。また、本発明においては、樹木の枝を傷付けないように、また、枝が成長して太くなることを妨げることがないように、枝に給水管を巻きかけることが可能で、しかも枝が成長しても給水管の巻き直しを不要にできる冷却装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図4を用いて説明する。
図1に示すように、樹木の枝2に緩く巻き付けられたコイル状の給水管3Aは、樹木の幹tに沿って配置された供給管3とホース継手6で連結されている。そして、図4に示すように、給水管3Aは、コイル状の複数のホース3aと、各ホース3a間を連結するホース継手5と、図5に示すように前記枝2の先端側に位置する末端のホース3aの先端に嵌合した止め栓20とにより構成されている。この枝2に対する給水管3Aの巻き掛けは、ホース3aを枝2に巻き掛け、そのホース3aの端部にホース継手5を連結して公知の止め具(図示せず)で固定し、更にそのホース継手5に、別のホース3aを枝2に巻き掛けた状態で連結し前記止め具で固定し、それらの作業を交互に実施してなされる。勿論、上記連結作業を別の場所で実施し、給水管3Aを用意した上で、枝2に対する巻き掛け作業を行うようにすることも可能である。そして、前記止め栓20が設けられた末端部分が針金や樹脂バンド等(図示せず)により枝2に結着されている。なお、ホース3aをホース継手5に固定する前述した公知の止め具は、ホース継手5に外嵌めされたホース3aの外周を締め付け状態で巻き回する金属バンドが用いられる。
【0016】
前記ホース3aは、埋設された金属線で補強されて、高い水圧に耐えられるゴム又はその他の合成樹脂製の押出成形品である。そして、図1に示すように、コイル状に形成されたホース3aのコイル内側の径は、本実施形態の場合、枝2の太さの二倍程度となっている。従って、かなりの長期間は、ホース3aにより枝2が太くなることを妨げられることはない。しかし、樹木の種類や樹齢により枝2が太くなるために要する年数は異なるので、ホース3aのコイル状の内径は、巻き掛ける枝2の種類や成長度合いに合わせて適宜大きさのものを選択することが望ましい。なお、給水管3Aの全長は、その先端が枝2の先端の成長部分に届かない範囲の適宜長さとする。これは、樹木の枝は、その先端部分のみが成長して枝全体として長くなり、他の部分は太くなるのみなので、その成長に伴って給水管3Aが伸長されることを防止するためである。ただし、給水管3Aはコイル状をなしているため、給水管3Aの先端を枝2の先端に結着したとしても、長期間に亘って枝2の成長に追随できる。
【0017】
図3に示すように、ホース継手5は、耐候性PE(ポリエチレン)の成形品であり、内部に水路4dが形成された本体部4eとその両端の竹の子状の外形を有する継手部4cとからなり、鋼製のミストノズル4をインサートして一体成形している。
【0018】
図2及び図3に示すように、本実施形態のホース継手5は、コイル状に形成されたホース3aの中心軸線の直径と略同一曲率となるように、軸線Jが円弧を形成している。そのため、2本のホース3aをホース継手5を介して連結する際、ホース継手5はホース3aの中心軸線と軸線Jとが同一曲線上に位置するように接続される。このため、ホース3aのコイルが途切れることなく連続する。
【0019】
また、ミストノズル4は、端面4fに細孔4aが形成され、フランジ部4bが本体部4eに埋設されている。そして、端面4fが軸線Jの半径方向の外方を指向するように配置されているので、細孔4aから噴霧されるミスト状の水は、同じく軸線Jの半径方向の外方へ放出されるようになっている。
【0020】
従って、軸線Jの半径方向を向くホース継手5のミストノズル4は、自ずと全体がコイル状となった給水管3Aの外方を指すことになる。
このように、ホース継手5に形成されたミストノズル4は、枝2を指向する向きとは反対の外方に向けられて配置されているので、ミストノズル4からミスト状に噴霧される水は、枝2や図示しない葉の間から外側へ放出され、樹木の周囲を漂うことになる。すると、水の気化熱により樹木の周囲の温度が下がると共に、ミスト状の水が醸し出す景観が見る人に涼感を感じさせるものとなる。また、噴霧される水により、樹木に対して灌水が行われる。
【0021】
なお、ホース3aの材質として耐候性PEを用いることにより、ホース3aとホース継手5との接続を熱溶着による接合とすることもできる。このとき、継手部4cは竹の子状とする必要はなく、外形は円柱面でよいことになる。そして、公知の方法、例えば継手部4cに鋼鉄線等を巻き、継手部4cにホース3aを嵌合させた上で、誘導発熱装置を用いて鋼鉄線を発熱させて、ホース3a内面と継手部4c外面とを溶着させて接合するようにしてもよい。
【0022】
次に、前記供給管3を介して前記給水管3Aに給水するための構成について説明する。図1に示すように、貯水タンク31には鉄錆等を除去するためのフィルタ32及び開閉弁33を介して水道管34に接続されている。前記貯水タンク31は、ポンプ35を介して前記供給管3に接続されるとともに、ポンプ35と供給管3との間の配管にはリリーフ弁36が接続されている。そして、前記水道管34からの上水が貯水タンク31に貯留され、その貯水タンク31内の上水が所定の圧力で供給管3を介して給水管3Aに供給され、ミストノズル4から噴霧される。また、供給管3及び給水管3A内の圧力が異常に高くなった場合には、リリーフ弁36が開いて、異常圧が逃がされる。
【0023】
制御装置41は、前記ポンプ35の動作を制御するものである。その制御装置41には、湿度計42、温度計43、風速計44、タイマー45及び降雨計46が電気接続されている。
【0024】
そして、前記ポンプ35による給水動作は、複数の条件に対して、それぞれの条件を満足する場合に作動するように制御される。その条件は、タイマー45によりカウントされた所定時間内の作動、風速計44により所定風速以下が検出された場合の作動、温度計43・湿度計42により所定温度及び湿度以上が検出された場合の作動及び降雨計46により所定量未満の降雨量が検出された場合の作動等である。そして、ポンプ35が作動する条件は、例えば、次のいずれにも該当する場合である。
【0025】
(作動条件)
・時間 ;9:00〜21:00(ただし、5月〜9月の期間)
・風速 ;5m/秒以下
・温度・湿度;気温27°C及び湿度55%以上
・降雨量 ;1mm/時間未満
上記条件に該当する場合、樹木の周囲にミスト状の水が漂うことによる景観が、見る人に涼感を感じさせるものとなる。
【0026】
図6に示すホース継手5は、両端に竹の子状の継手部5aを有する本体部5bに中空筒状体5dが形成され、その中空筒状体5dの内面に雌ねじ部5cが形成された金属製のホース継手5である。そして、ミストノズル7の雄ねじ部7aをシールテープ(図示せず)を介して雌ねじ部5cに螺合することにより、ミストノズル7を有するホース継手5が形成される。このホース継手5とホース3aとの連結は上記実施例と同様となる。
【0027】
従って、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、枝2に巻き掛けられた給水管3Aのミストノズル4からの噴霧により、樹木をミストにより覆うことができるようにした。このため、建築構造物の近辺でミストを漂わせる場合とは異なり、歩行者等に対して涼感を誘う自然の景観を提供できると共に、ミストが気化熱を奪うことにより、歩行者等に対して実際の涼感を感じさせることができる。なお、実施形態の冷却装置においては、屋外だけではなく、屋内に設置された樹木の枝に給水管3Aを巻き掛けてもよく、このように屋内に設けた場合は、屋内冷房装置の冷房負荷を軽減して省エネルギーを達成できる。
【0028】
(2) 前記噴霧により、樹木に対して灌水を行うことができるため、灌水のための設備が不要になり、また、灌水作業の手間を省くことができる。
(3)上記実施形態では、ホース3a及びホース継手5からなる給水管3Aを、枝2との間に十分な隙間が形成されるように緩く枝2に巻き掛けた。そのため、給水管3Aにより枝2を傷付けることが防止されると共に、枝2が太くなってもその成長を妨げることが防止された冷却装置1を提供することができる。
【0029】
(4)上記実施形態では、コイル状をなす給水管3Aが枝2に対して緩く巻きかけられるようにした。そのため、枝2が成長しても、或いは新しい小枝が成長しても、それらの成長を許容できる。また、給水管3Aを巻き直したり、ホース3aを継ぎ足して給水管3Aを長くしたりすることは不要であり、いわばメンテナンスフリーを実現できる。
【0030】
(5)上記実施形態では、所定の長さのコイル状に形成されたホース3aをホース継手5により連結するようにした。そのため、適当な本数のホース3aを接続することにより、長い枝2に対しても、給水管3Aの巻き掛けを容易に行うことができる。
【0031】
(6)上記実施形態では、金属製のミストノズル4をインサートしてPE製のホース継手5を形成した。そのため、ホース継手5は金属製のものとは異なり軽量なものとなって、樹木の枝2に対する負荷を軽減することができる。また、ミストノズル4は金属製のものを用いているので、高圧の水をミスト状に噴霧することによる細孔4aの摩耗を防ぐことができる。
【0032】
(7)上記実施形態では、ホース継手5の軸線Jを、コイル状に形成されたホース3aの曲率の円弧に形成すると共に、ミストノズル4の向きがその軸線Jの半径方向外方であるようにした。そのため、ホース3a及びホース継手5で形成された給水管3Aの全長に亘ってコイル状とすることができて、外観が優れると共に、ミストノズル4の向きが常に外方へ向かうように給水管3Aを枝2に巻き掛けることができる。
【0033】
(8)火災発生時に、ミストノズル4から噴霧を行うことにより、給水管3Aを有する樹木の延焼を防止できる。
(変更例)
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ ホース継手5をPEの成形品としたが、PEに替えて公知の合成樹脂、例えばポリプロピレン、ポリアミド、ポリアセタール、ポリ塩化ビニール等を用いること。
・ ゴム製のホース3aを金属線を用いて補強したが、金属線に替えて合成樹脂製繊維により補強すること。
【0034】
(他の技術的思想)
さらに、上記実施形態より把握できる技術的思想について、それらの効果と共に以下に記載する。
(A) 前記ホース継手は、両端に竹の子状の継手部を有する本体部と、その本体部の雌ねじ部に螺合した前記ミストノズルとからなることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
(B) 前記合成樹脂製のホースは、補強体で補強されたゴム製のホースであることを特徴とする請求項2、3及び前記技術的思想(A)項のうちのいずれか一項に記載の冷却装置。このように構成した場合、ホースが補強体で補強されているので高圧の水にも耐えることができ、しかも長期に亘って使用することができるホースを用いた冷却装置とすることができる。
(C) 前記ホース継手は、その軸線が、コイル状に形成された前記ホースの曲率に沿う曲率に形成されると共に、ミストノズルがその円弧の半径方向の外方を指向していることを特徴とする請求項3、前記技術的思想(A)項及び(B)項のうちのいずれか一項に記載の冷却装置。このように構成した場合、給水管3Aであるホースの全長に亘ってコイル状とすることができるため、外観が優れると共に、ミストノズルのノズルの向きが常に外方へ向かうように給水管を枝に巻き掛けることができる。
(D) 給水管の末端側のホースの先端開口を止め栓により閉鎖し、その止め栓にミストノズルを設けたことを特徴とする請求項1〜3,前記技術的思想(A)〜(C)項のうちのいずれか一項に記載の冷却装置。このように構成すれば、給水管の先端からも噴霧できる。
(E) 請求項1〜3,前記技術的思想(A)〜(D)項のうちのいずれか一項に記載の冷却装置に用いられる給水管であって、コイル状をなす複数本のホースと、そのホース同士を接続するための継手と、末端のホースの先端開口を閉鎖するための止め栓とよりなり、前記継手及び止め栓のうち少なくとも継手に噴霧用の細孔を形成したことを特徴とする給水管。このように構成された給水管を木の枝に緩く巻き掛けることにより、枝の成長にかかわらず、長期間に亘って歩行者等に対して涼感を感じさせることが可能となる。
(F) 前記ホース継手は、その軸線が、コイル状に形成された前記ホースの曲率に沿う曲率に形成されると共に、ミストノズルがその円弧の半径方向の外方を指向していることを特徴とする前記技術的思想(E)項に記載の給水管。このように構成した場合、ミストノズルのノズルの向きが常に外方へ向かうように給水管を枝に巻き掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施形態による冷却装置を模式的に示す斜視図。
【図2】図1におけるA矢視部の詳細図。
【図3】ホース継手の断面図。
【図4】給水管を模式的に示す斜視図。
【図5】図4におけるB矢視部の詳細図。
【図6】変更例のホース継手を示す斜視図。
【符号の説明】
【0036】
1…冷却装置、2…枝、3A…給水管、3a…ホース、4,7…ミストノズル、5,6…ホース継手。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ミスト状に水を噴霧する冷却装置において、噴霧用のミストノズルが設けられたコイル状の給水管を樹木の枝に緩く巻き掛けたことを特徴とする冷却装置。
【請求項2】
前記給水管は、コイル状に形成された合成樹脂製の複数のホースと、ミストノズルを有し、ホースを連結するホース継手とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記ホース継手は、金属製のミストノズルがインサートされて一体に形成された合成樹脂製の成形品であることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−63997(P2010−63997A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−232287(P2008−232287)
【出願日】平成20年9月10日(2008.9.10)
【出願人】(000000549)株式会社大林組 (1,758)
【Fターム(参考)】