凝縮グルーコース分析器
【課題】 呼気凝縮液(EBC)に存在するグルコースを分析する方法およびシステムである。特定の実施例においては、電気化学的−または電量的ベースの検知技術が用いられ、グルコースが存在するかどうか、および/または、その濃度に関して、呼気凝縮液が分析される。本発明は、その呼気凝縮液において検出されたグルコースに基づいて、血中における血糖レベルに関して、非侵襲性であって、正確である評価を実施するシステムおよび方法を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
非侵襲性の携帯型グルコース・モニタリング機器であって、
a)少なくとも1つの吐き出された呼気サンプルのための少なくとも1つの採集貯蔵器と、
b)該吐出呼気サンプルから凝縮液を抽出するための手段と、
を備え、
前記採集貯蔵器は、グルコースに特異的なセンサと信号手段とを備える非侵襲性の携帯型グルコース・モニタリング機器。
【請求項2】
前記採集貯蔵器は、呼吸管を備える請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記呼吸管は、使い捨てである請求項2記載の装置。
【請求項4】
複数の呼吸管は、引っ込めた状態で提供されている請求項2記載の装置。
【請求項5】
前記センサは、少なくとも1つのグルコース結合分子を備える親水性ヒドロゲルを備える請求項1記載の装置。
【請求項6】
前記センサは、少なくとも1つのグルコース結合分子を備える側方流動分析評価テスト細片を備える請求項1記載の装置。
【請求項7】
前記グルコース結合分子は、抗体、酵素、オリゴヌクレオチド、ペプチド類、または蛋白からなるグループから選択される請求項5または6記載の装置。
【請求項8】
前記ヒドロゲルに近接した圧力変換器を更に備える請求項5記載の装置。
【請求項9】
前記凝縮液を抽出するための手段は、前記採集貯蔵器を囲むペルチェ装置を備える請求項1記載の装置。
【請求項10】
前記ペルチェ装置は、前記採集貯蔵器の温度をおおよそ室温に維持する請求項10記載の装置。
【請求項11】
前記センサは、塩化物または他の電解質を測定する手段を更に備える請求項1の装置。
【請求項12】
前記センサは、較正センサを更に備える請求項1の装置。
【請求項13】
a)少なくとも1つの吐出呼気サンプルのための、グルコースに特異的なセンサと信号手段とを含む少なくとも1つの採集貯蔵器と、b)該吐出呼気から凝縮液を抽出する手段とを備える、非侵襲的で携帯型のグルコース・モニタリング機器を患者に提供し、患者の血糖値をモニタリングする方法であって、
前記携帯型グルコース・モニタリング機器内に患者のガス状の吐出呼気のサンプルを得て、血糖濃度と相関するグルコース濃度を決定するために該患者の呼気サンプルを分析する方法。
【請求項14】
患者の血糖値をモニタするステップを更に備える請求項14の方法。
【請求項15】
希釈性指標のために吐出呼気サンプルから凝縮液を分析するステップを更に備える請求項14の方法。
【請求項16】
前記希釈性指標は、塩化物である請求項16の方法。
【請求項17】
血糖濃度を決定するステップを更に備える請求項15−17の方法。
【請求項18】
凝縮液内の塩化物に対する凝縮液内のグルコースの比率を計算するためのステップを備え、血糖濃度を決定するためのステップを備える請求項18の方法。
【請求項19】
患者の呼気のサンプルは、マイクロ重量計のセンサ技術、電気化学的センサ技術、ガスクロマトグラフィー/質量分析センサ技術、赤外分光学センサ技術、イオン移動性スペクトロメトリ・センサ技術、厚み−剪断モード・センサ技術、フォト・イオン化センサ技術、拡大蛍光高分子センサ技術、ファイバーオプティック・ミクロスフェア・センサ技術、嵌合微小電極アレイ・センサ技術、マイクロ電気機械センサ技術、半導体ガスセンサ技術、導電性高分子材料ガスセンサ技術、表面の弾性波ガスセンサ技術、及び高電子移動度トランジスタ・ベースのセンサ技術から選択されたセンサ技術によってグルコース濃度を決定するために分析される請求項14記載の方法。
【請求項20】
前記患者の呼気のサンプルの分析から生じるデータを記録するステップを更に備える請求項14の方法。
【請求項21】
前記患者の呼気のサンプルの分析から生じるデータを送信するステップを更に備える請求項14の方法。
【請求項22】
患者の呼気のサンプルの分析は、所定の標準のグルコース濃度と前記患者の呼気のサンプル内のグルコース濃度を比較することを備える請求項14の方法。
【請求項23】
前記所定の標準のグルコース濃度は、健康な患者と関係する請求項23の方法。
【請求項24】
前記グルコース濃度が異常であるかどうかを決定するためのステップを更に備える請求項24の方法。
【請求項25】
前記グルコース濃度が異常である患者と情報交換するステップを更に備える請求項25の方法。
【請求項1】
非侵襲性の携帯型グルコース・モニタリング機器であって、
a)少なくとも1つの吐き出された呼気サンプルのための少なくとも1つの採集貯蔵器と、
b)該吐出呼気サンプルから凝縮液を抽出するための手段と、
を備え、
前記採集貯蔵器は、グルコースに特異的なセンサと信号手段とを備える非侵襲性の携帯型グルコース・モニタリング機器。
【請求項2】
前記採集貯蔵器は、呼吸管を備える請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記呼吸管は、使い捨てである請求項2記載の装置。
【請求項4】
複数の呼吸管は、引っ込めた状態で提供されている請求項2記載の装置。
【請求項5】
前記センサは、少なくとも1つのグルコース結合分子を備える親水性ヒドロゲルを備える請求項1記載の装置。
【請求項6】
前記センサは、少なくとも1つのグルコース結合分子を備える側方流動分析評価テスト細片を備える請求項1記載の装置。
【請求項7】
前記グルコース結合分子は、抗体、酵素、オリゴヌクレオチド、ペプチド類、または蛋白からなるグループから選択される請求項5または6記載の装置。
【請求項8】
前記ヒドロゲルに近接した圧力変換器を更に備える請求項5記載の装置。
【請求項9】
前記凝縮液を抽出するための手段は、前記採集貯蔵器を囲むペルチェ装置を備える請求項1記載の装置。
【請求項10】
前記ペルチェ装置は、前記採集貯蔵器の温度をおおよそ室温に維持する請求項10記載の装置。
【請求項11】
前記センサは、塩化物または他の電解質を測定する手段を更に備える請求項1の装置。
【請求項12】
前記センサは、較正センサを更に備える請求項1の装置。
【請求項13】
a)少なくとも1つの吐出呼気サンプルのための、グルコースに特異的なセンサと信号手段とを含む少なくとも1つの採集貯蔵器と、b)該吐出呼気から凝縮液を抽出する手段とを備える、非侵襲的で携帯型のグルコース・モニタリング機器を患者に提供し、患者の血糖値をモニタリングする方法であって、
前記携帯型グルコース・モニタリング機器内に患者のガス状の吐出呼気のサンプルを得て、血糖濃度と相関するグルコース濃度を決定するために該患者の呼気サンプルを分析する方法。
【請求項14】
患者の血糖値をモニタするステップを更に備える請求項14の方法。
【請求項15】
希釈性指標のために吐出呼気サンプルから凝縮液を分析するステップを更に備える請求項14の方法。
【請求項16】
前記希釈性指標は、塩化物である請求項16の方法。
【請求項17】
血糖濃度を決定するステップを更に備える請求項15−17の方法。
【請求項18】
凝縮液内の塩化物に対する凝縮液内のグルコースの比率を計算するためのステップを備え、血糖濃度を決定するためのステップを備える請求項18の方法。
【請求項19】
患者の呼気のサンプルは、マイクロ重量計のセンサ技術、電気化学的センサ技術、ガスクロマトグラフィー/質量分析センサ技術、赤外分光学センサ技術、イオン移動性スペクトロメトリ・センサ技術、厚み−剪断モード・センサ技術、フォト・イオン化センサ技術、拡大蛍光高分子センサ技術、ファイバーオプティック・ミクロスフェア・センサ技術、嵌合微小電極アレイ・センサ技術、マイクロ電気機械センサ技術、半導体ガスセンサ技術、導電性高分子材料ガスセンサ技術、表面の弾性波ガスセンサ技術、及び高電子移動度トランジスタ・ベースのセンサ技術から選択されたセンサ技術によってグルコース濃度を決定するために分析される請求項14記載の方法。
【請求項20】
前記患者の呼気のサンプルの分析から生じるデータを記録するステップを更に備える請求項14の方法。
【請求項21】
前記患者の呼気のサンプルの分析から生じるデータを送信するステップを更に備える請求項14の方法。
【請求項22】
患者の呼気のサンプルの分析は、所定の標準のグルコース濃度と前記患者の呼気のサンプル内のグルコース濃度を比較することを備える請求項14の方法。
【請求項23】
前記所定の標準のグルコース濃度は、健康な患者と関係する請求項23の方法。
【請求項24】
前記グルコース濃度が異常であるかどうかを決定するためのステップを更に備える請求項24の方法。
【請求項25】
前記グルコース濃度が異常である患者と情報交換するステップを更に備える請求項25の方法。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図5E】
【図5F】
【図5G】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3A】
【図3B】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図5E】
【図5F】
【図5G】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12】
【公表番号】特表2010−515009(P2010−515009A)
【公表日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−524781(P2009−524781)
【出願日】平成19年8月15日(2007.8.15)
【国際出願番号】PCT/US2007/075985
【国際公開番号】WO2008/022183
【国際公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(506224470)ユニバーシティ オブ フロリダ リサーチファウンデーション インコーポレイティッド (11)
【出願人】(509023595)エクスヘイル ダイアグノスティクス インコーポレイティッド (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年8月15日(2007.8.15)
【国際出願番号】PCT/US2007/075985
【国際公開番号】WO2008/022183
【国際公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(506224470)ユニバーシティ オブ フロリダ リサーチファウンデーション インコーポレイティッド (11)
【出願人】(509023595)エクスヘイル ダイアグノスティクス インコーポレイティッド (1)
【Fターム(参考)】
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