説明

処理連携システム、情報処理装置、プログラム、及び記録媒体

【課題】ペーバーレス業務における配信するシステムと配信されるシステムとの連携を強化する。
【解決手段】画像形成装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された処理連携システムであって、画像形成装置は、画像データを取得する取得手段と、取得された画像データに対し、処理内容を含むメタデータを付加する付加手段と、取得された画像データ及び付加されたメタデータを送信する送信手段と、を備え、情報処理装置は、画像データ及びメタデータを受信する受信手段と、受信されたメタデータに含まれる処理内容を実行するための実行ボタン及び受信された画像データを同じ画面に表示するよう制御する表示制御手段と、実行ボタンが押下された場合、画像データに対し、処理内容が示す処理を行う処理手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、処理連携システム、情報処理装置、プログラム、及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、スキャンした画像データやFAX受信した画像データを、サーバに配信したり、メール添付して送信したりする配信技術が知られている。配信された画像データは、そのデータ形式に応じたシステムを用いて画像データの編集、閲覧が行われる。
【0003】
例えば、FAXによる受発注業務を考える。まず、画像形成装置においてFAX受信した商品の受注表を電子データとしてファイルサーバに配信する。ファイルサーバは、配信された電子データを受信して、画像編集ソフト等で電子ファイルを開く。この後、ユーザにより選択された認印などが電子ファイルに押された後に、電子ファイルがFAX送信される。
【0004】
前述したスキャンソリューションやFAXソリューションにおいて業務を効率化する技術が研究されている。スキャンソリューションやFAXソリューションは配信ソリューションの一つである。
【0005】
例えば、特開2007−166595号公報(特許文献1)には、第1メタデータを埋め込んだ文書データを印刷し、印刷後に所定処理が行われた上記紙文書をスキャンしてスキャン画像を取得すると共に、スキャン時の各種情報を第2のメタデータとして取得し、紙文書に応じた所定の処理を行う技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来技術では、紙文書を前提としており、メタデータを埋め込んだ文書を少なくとも一回は印刷することを前提としている。近年ではペーパーレス業務が注目されており、ペーパーレス業務における配信ソリューションの効率化が望まれている。
【0007】
一方で、配信ソリューションにおいて、配信されたデータを情報処理装置で編集などを行い、配信先に配信する場合もある。図1は、配信システムの一例を示す図である。図1に示す例では、スキャンソリューションやFAXソリューションにより配信されたデータを情報処理装置が受信する。情報処理装置は、受信されたデータに編集を加え、配信先の文書管理システムに配信したりFAXソリューションでFAX送信したりする。
【0008】
このとき、配信を行うシステム(配信するシステム)と、配信されたデータの処理を行うシステム(配信されるシステム)とは別々に開発されることが多く、配信するシステムと配信されるシステムとの連携があまりなされていないという問題点がある。
【0009】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ペーパーレス業務における配信するシステムと配信されるシステムとの連携を強化することができる処理連携システム、情報処理装置、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明における一態様の処理連携システムは、画像形成装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された処理連携システムであって、前記画像形成装置は、画像データを取得する取得手段と、取得された前記画像データに対し、処理内容を含むメタデータを付加する付加手段と、取得された前記画像データ及び付加された前記メタデータを送信する送信手段と、を備え、前記情報処理装置は、前記画像データ及び前記メタデータを受信する受信手段と、受信された前記メタデータに含まれる処理内容を実行するための実行ボタン及び受信された前記画像データを同じ画面に表示するよう制御する表示制御手段と、前記実行ボタンが押下された場合、前記画像データに対し、前記処理内容が示す処理を行う処理手段と、を備える。
【0011】
また、本発明における他の態様の情報処理装置は、画像データ及び該画像データに対する処理内容を含むメタデータを受信する受信手段と、受信された前記メタデータに含まれる処理内容を実行するための実行ボタン及び受信された前記画像データを同じ画面に表示よるよう制御する表示制御手段と、前記実行ボタンが押下されると、前記画像データに対し、前記処理内容が示す処理を行う処理手段と、を備える。
【0012】
また、本発明の情報処理装置は、コンピュータにより実行可能なプログラムにより実現することができ、また、プログラムを記録した記録媒体をコンピュータに読み取らせて実現することも可能である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、ペーバーレス業務における配信するシステムと配信されるシステムとの連携を強化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】配信システムの一例を示す図。
【図2】本実施例における処理連携システムの一例を示す図。
【図3】本実施例におけるMFPのハードウェアの一例を示すブロック図。
【図4】本実施例における情報処理装置のハードウェアの一例を示すブロック図。
【図5】実施例1におけるMFPの機能の一例を示すブロック図。
【図6】操作画面の一例を示す図。
【図7】メタデータの一例を示す図。
【図8】実施例1における情報処理装置の機能の一例を示すブロック図。
【図9】通知画面の一例を示す図。
【図10】所定フォルダの画面の一例を示す図。
【図11】MFPの処理の一例を示すフローチャート。
【図12】情報処理装置の処理の一例を示すフローチャート。
【図13】実施例2におけるMFPの機能の一例を示すブロック図。
【図14】実施例2におけるMFPの処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる実施例を詳細に説明する。
【0016】
また、以下に示す実施例では、画像データを入力、出力する装置として、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を一つの筐体に搭載した複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を例にあげて説明しているが、これに限定されるものではなく、画像データを入力、出力可能であれば、スキャナ装置、ファクシミリ装置などいずれにも適用することができる。
【0017】
<システムとハードウェア>
図2は、本実施例における処理連携システムの一例を示す図である。図1に示すように、処理連携システム200は、ネットワークを介してMFP201、MFP203、情報処理装置205、文書管理サーバ207、209などが接続されている。
【0018】
図2に示す処理連携システム200では、MFP201から送信された画像データを、情報処理装置205が取得する。情報処理装置205は、取得した画像データを閲覧し、編集などして文書管理サーバ207に配信する。情報処理装置205は、編集した画像データをメール添付して送信したり、FAX送信したりすることも可能である。
【0019】
なお、処理連携システム200に接続される装置は、上記に限られない。処理連携システム200は、少なくとも画像データを出力する装置、画像データに編集などを加える装置、編集後のデータの配信先の装置がネットワークに接続されていればよい。
【0020】
本実施例におけるMFP201のハードウェアについて説明する。図3は、本実施例におけるMFPのハードウェアの一例を示すブロック図である。図3に示すように、MFP201は、制御部301、主記憶部303、補助記憶部305、外部記憶装置I/F部307、ネットワークI/F部311、操作部313、表示部315、エンジン部317を含む。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
【0021】
制御部301は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部301は、主記憶部303や補助記憶部305に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
【0022】
主記憶部303は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部301が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
【0023】
補助記憶部305は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
【0024】
外部記憶装置I/F部307は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体309(例えば、フラッシュメモリ、SDカードなど)とMFP201とのインタフェースである。
【0025】
また、記憶媒体309に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体309に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部307を介してMFP201にインストールされ、インストールされた所定のプログラムはMFP201により実行可能となる。
【0026】
ネットワークI/F部311は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器とMFP201とのインタフェースである。
【0027】
操作部313や表示部315は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、MFP201が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
【0028】
エンジン部317は、画像データの入出力ユニットとして、紙原稿の読み取り転写紙への印刷を行う。エンジン部317は、スキャナエンジンなどをさらに備えてもよい。
【0029】
次に、本実施例における情報処理装置205のハードウェアについて説明する。図4は、本実施例における情報処理装置205のハードウェアの一例を示すブロック図である。図4に示すように、情報処理装置205は、制御部401、主記憶部403、補助記憶部405、外部記憶装置I/F部407、ネットワークI/F部411、入力部413、表示部415を含む。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
【0030】
制御部401は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部401は、主記憶部403に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
【0031】
主記憶部403は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部401が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
【0032】
補助記憶部405は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
【0033】
外部記憶装置I/F部407は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体309(例えば、フラッシュメモリなど)と情報処理装置205とのインタフェースである。
【0034】
また、記憶媒体309に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体309に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部407を介して情報処理装置205にインストールされ、インストールされた所定のプログラムは情報処理装置205により実行可能となる。
【0035】
ネットワークI/F部411は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と情報処理装置205とのインタフェースである。
【0036】
入力部413は、カーソルキー、数字入力及び各種機能キー等を備えたキーボード、表示部215の表示画面上でキーの選択等を行うためのマウスやスライスパット等を有する。また、入力部413は、ユーザが制御部401に操作指示を与えたり、データを入力したりするためのユーザインタフェースである。
【0037】
表示部415は、CRTやLCD等により構成され、制御部401から入力される表示データに応じた表示が行われる。
【0038】
[実施例1]
次に、上記処理連携システムを前提にした実施例1について説明する。まず、処理連携システムの各装置の機能について説明する。
【0039】
<機能>
図5は、実施例1におけるMFPの機能の一例を示すブロック図である。図5に示すMFP201は、取得手段501、表示制御手段507、付加手段509、通信手段511、変更手段513、記憶手段515を含む。取得手段501は、画像読込手段503、FAX手段505を含む。
【0040】
画像読込手段503は、例えばエンジン部317内のスキャナエンジンにより実現され、FAX手段505は、例えば制御部301によりFAXプログラムが実行されることで実現されうる。表示制御手段507、付加手段509、変更手段513は、例えば制御部301により各プログラムが実行されることで実現され、通信手段511は、例えばネットワークI/F部311により実現されうる。記憶手段515は、例えば主記憶部303、又は補助記憶部105により実現されうる。
【0041】
取得手段501は、画像データを取得する。取得手段501は、画像データを取得するため、画像読込手段503、FAX手段505を有する。画像読込手段503は、例えばスキャナであり、文書を読み込んで画像データを生成し、取得する。FAX手段505は、画像データをFAX受信し、画像データを取得する。
【0042】
表示制御手段507は、MFP201のオペレーションパネル(操作部313及び表示部315)に操作画面を表示するよう制御する。図6は、操作画面の一例を示す図である。図6に示す例は、スキャン配信の実行画面を起動した後に表示される操作画面の例である。ユーザは、スキャン時にオペレーションパネル上の操作画面から送信先の担当者を選ぶ。操作画面に表示される各担当者には、各担当者のメールアドレスやPC(Personal Computer)のIPアドレス、各担当者のPCのフォルダへのURLパスなどが対応付けられている。本実施例では、送信先は、担当者のPCのフォルダとする。
【0043】
表示制御手段507は、図6に示す操作画面により担当者が選択された後、スタートボタンが押下されたことを検知すると、選択された担当者を示す情報を付加手段509に通知するとともに、スキャナエンジンに処理の実行を指示する。これにより、文書がスキャンされる。また、図6に示す操作画面は、スキャンを実行し、画像データを取得した後に表示されてもよい。
【0044】
付加手段509は、例えば、送信先の担当者毎に、メタデータを関連付けて記憶しておく。メタデータは、別の記憶手段515に記憶されてもよく、付加手段509は、適宜必要なメタデータを記憶手段515から読み出すようにしてもよい。メタデータは、送信先での処理内容、画像データの文書プロパティなどを含む。処理内容は、画像データに対する各処理の流れを示した処理フローであってもよい。処理フローは、例えば、押印処理、メール送信処理の順で処理が定義される。
【0045】
図7は、メタデータの一例を示す図である。図7に示す例では、メタデータは、XML形式で記述されるが、送信先の情報処理装置で解読できるデータ形式であればなんでもよい。
【0046】
<metadata>タグと</metadata>タグの間がメタデータを示す。<displayName>タグ701は、文書の表示名を示す。図7に示す例では、文書の表示名は「sample」である。<fileName>タグ702は、文書のファイル名を示す。図7に示す例では、文書のファイル名は「sample.doc」である。
【0047】
<editingFlow>タグ703は、処理フローを示す。このタグ703内で、処理内容が順番に規定される。また、処理は1つであってもよい。図7に示す例では、処理フローは、「AAA」というidで登録されたスタンプを画像データの所定の位置に押印し、PCFAXで「000−000−0000」宛てに画像データを送信するというフローである。
【0048】
<item order="1"id="AAA">タグ704は、「stamp」処理において、処理順序が「1」で「AAA」というidのスタンプを押印することを示す処理を示す。
【0049】
<item order="2"number="000−000−0000">タグ705は、「sendPCFAX」処理において、処理順序が「2」で「000−000−0000」というFAX番号に画像データを送信する処理を示す。
【0050】
また、メタデータには、画像データに対する業務の属性を含めてもよい。例えば、画像データが発注書であることを想定すると、納期や、発注書の送り先、送り先の部署、担当者などを文書プロパティとしてメタデータに含めてもよい。
【0051】
図7に示すメタデータに含まれる処理フローは、2つの処理の流れを示したが、3つ以上の処理の流れを示してもよい。
【0052】
メタデータは、操作画面において、送信先の選択の前、又は後でユーザに選択させるようにしてもよい。この場合、操作画面において、記憶している複数のメタデータを表示すればよい。表示形式は、図7に示すような言語のままでもよいし、メタデータに対応するUI部品を表示して視認性を上げるようにしてもよい。
【0053】
これにより、配信されるシステムでの処理内容をメタデータに含めることで、配信するシステムから、配信されるシステムの処理内容を定義することが可能になる。
【0054】
付加手段509は、ユーザにより、又は送信先の選択に応じて選択されたメタデータを、取得手段501が取得する画像データに付加する。
【0055】
通信手段511は、データを送信したり、受信したりする。通信手段511は、例えば、図6に示すような操作画面により選択された送信先に対し、画像データ及びメタデータを送信する。
【0056】
変更手段513は、各条件に基づいて、メタデータの処理内容を変更する。変更手段513は、FAX手段505によりFAX受信した送付元の情報に基づいて、例えばスタンプ処理のスタンプを変更してもよい。スタンプの変更は、メタデータに含めるidを変えることで変更可能である。変更手段513は、取得手段501により画像データが取得された時間に基づいて、例えば、PCFAX送信処理の送信先を変更してもよい。
【0057】
また、変更手段513は、処理フローの処理自体を追加、削除したりしてもよい。例えば、変更手段513は、取得手段501により画像データを取得した時間が深夜であれば、処理フローのPCFAX送信処理を、メール送信処理に変更してもよい。
【0058】
これにより、画像データの取得条件に基づいて、適切な処理内容をメタデータに含めることができる。
【0059】
記憶手段515は、操作画面データを記憶したり、担当者毎に、送信先のフォルダの位置を示すURLを関連付けて記憶したりする。また、記憶手段515は、担当者毎にメタデータを関連付けて記憶してもよい。
【0060】
次に、情報処理装置205の機能について説明する。図8は、実施例1における情報処理装置の機能の一例を示すブロック図である。図8に示す情報処理装置205は、通信手段801、表示制御手段803、処理手段805、記憶手段807を含む。
【0061】
通信手段801は、例えばネットワークI/F部411により実現され、表示制御手段803、処理手段805は、例えば各種プログラムが制御部401に実行されることで実現され、記憶手段807は、例えば主記憶部403又は補助記憶部405により実現されうる。
【0062】
なお、後述する情報処理装置205の各機能は、情報処理装置205で処理される通信手段801、表示制御手段803、処理手段805の機能を実現するための文書処理プログラムとして実現させてもよい。
【0063】
通信手段801は、データを送信したり、受信したりする。通信手段801は、例えば、MFP201から画像データ及びメタデータを受信する。通信手段801は、受信した画像データ及びメタデータを表示制御手段803及び処理手段805に出力する。
【0064】
表示制御手段803は、取得した画像データ及びメタデータを表示する画面を表示部415に表示制御する。このとき、表示制御手段803は、画像データと、メタデータに含まれる処理の実行ボタンとを同じ画面に表示するよう制御する。
【0065】
これにより、ユーザは、画像データを確認しながら、処理の実行ボタンを押下することが可能になる。また、ユーザは、処理の内容を特に意識することなく、画像データの確認がとれた場合に実行ボタンを押下すればよい。
【0066】
表示制御手段803は、実行ボタンが押下されたことを検知すると、処理手段805に処理の実行を指示する。
【0067】
処理手段805は、メタデータに含まれる処理内容が示す処理を実行する。処理手段805は、図7に示すメタデータを取得した場合、取得した画像データに対し、「AAA」というidで登録されているスタンプを所定の位置に押印する。次に、処理手段805は、「FAX」プログラムを実行して、メタデータに設定されている番号に対し、スタンプが押印された画像データを、通信手段801を介してFAX送信する。
【0068】
処理手段805は、その他、画像データへの文字の書き込みや、図形の挿入などの画像編集処理などを行ってもよい。記憶手段807は、処理手段807が行う各種処理プログラムを記憶する。
【0069】
図9は、通知画面の一例を示す図である。図9に示す画面は、表示制御手段803により表示制御される。図9に示す画面は、通信手段801が画像データとメタデータとを取得し、所定のフォルダに格納した場合やメール受信した場合などに、表示制御手段803によりファイルが届いたことを知らせるために表示部415に表示される。ファイルは画像データを含む。図9に示す例は、MP201から「発注書1.pdf」、「発注書2.pdf」を受信した例である。
【0070】
表示制御手段803は、所定のフォルダを監視し、所定のフォルダに新しくファイルが格納された場合に、ファイル名を取得して例えば通知画面902により通知する。監視を行う処理は、表示制御手段803とは別の処理部が行うようにしてもよい。所定のフォルダは、MFPから配信されるデータを保存するフォルダとして予め設定されたフォルダである。通知画面901は、設定によりポップアップして表示されてもよい。
【0071】
図10は、所定フォルダの画面の一例を示す図である。図10に示す画面1001は、本実施例の文書処理プログラムを実行することで表示される画面である。本実施例の文書処理プログラムは、例えば、表示制御手段803の機能や、処理手段805に処理を実行する要求をする機能や、通信手段801に配信を要求する機能をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0072】
画面1001は、エクスプローラ領域1003、検索ウィンドウ領域1005、文書一覧領域1007、ツールバー領域1011、プレビュー領域1013、出力・送信設定領域1019、文書プロパティ領域1025を含む。図10に示す画面は、表示制御手段803により表示制御される。
【0073】
エクスプローラ領域1003には、情報処理装置205が管理しているフォルダの階層が表示される。検索ウィンドウ領域1005には、検索するための入力欄が表示される。文書一覧領域1007には、エクスプローラ領域1003で選択されたフォルダ内の文書一覧が表示される。文書一覧からユーザは所定の文書を選択することが可能である。図10に示す例では、「発注書2.pdf」が選択されたとする。
【0074】
ツールバー領域1011には、プレビュー領域1013の画像データに対する編集実行ボタンが表示される。プレビュー領域1013には、文書一覧領域1007内の文書のプレビューが表示される。ツールバー領域1011には、情報処理装置205がMFP201から取得したメタデータに含まれる処理内容のうち、配信以外の処理に対応する処理の実行ボタンが含まれる。例えば、判子ボタン1015は、承認スタンプを所定の位置に押印するための実行ボタンであり、判子ボタン1017は、承認依頼スタンプを所定の位置に押印するための実行ボタンである。
【0075】
出力・送信設定領域1019には、プレビューで表示されている画像データを配信するための実行ボタンが表示される。なお、この実行ボタンは、情報処理装置205がMFP201から取得したメタデータに含まれる処理内容のうち、配信処理に対応する処理の実行ボタンである。例えば、この実行ボタンは、FAX実行ボタン1021、メール送信実行ボタン1023などである。
【0076】
文書プロパティ領域1025には、プレビューされている画像データの文書プロパティが表示される。文書プロパティ一覧1025には、情報処理装置205がMFP201から取得したメタデータに含まれる設定値を表示してもよい。例えば、ファイル名や、作成者、作成日、納期、送り先などが文書プロパティとして表示される。
【0077】
また、ツールバー領域1011に含まれる処理の実行ボタンのうち、配信する前に必ず行なわれる処理であれば、ツールバー領域1011にこの処理の実行ボタンを表示せず、出力・送信設定領域1019の実行ボタンの押下時に処理をするようにすればよい。
【0078】
例えば、画像データに承認のスタンプを必ず押印した後に、FAX送信する場合、判子ボタン1015を表示せずに、FAXボタン1019が押下されたときに、画像データの所定の位置に承認スタンプを押印して、FAX送信すればよい。承認スタンプの種類や、FAXの宛先は、MFP201から取得したメタデータに含まれている。
【0079】
図10に示す例は、MFP5から取得したメタデータに、2つの処理フローが含まれている。2つの処理フローは、承認スタンプを押印してサーバに配信する処理フローと、承認依頼スタンプを押印して上司にメールする処理フローである。このように、メタデータに、複数の処理フローを含めてもよい。
【0080】
これにより、情報処理装置1の業務を担当する担当者は、プレビュー領域1013により画像データを確認した後、配信の実行ボタンを押下するだけでよく、どこの位置にどのスタンプを押印するか選択したり、宛先を選択したり入力したりして配信したりする手間が省ける。また、処理フローを一つの実行ボタンに関連付ける場合は、ワンプッシュで処理フローに定義された処理内容が全て処理されることになり、担当者に煩雑な処理を強いることもなくなる。
【0081】
以上の機能を有することで、本システムでは次のような業務ができるようになる。受注担当者が、郵送で受け取った注文書をMFP201でスキャンし、MFP201の配信機能を使って、発注担当者のPCにスキャンした画像データを送信する。発注担当者は、受信した画像データに対して、前述したソフトウェア(例えば文書処理プログラム)を用いて必要な編集処理を行い、商品の発注、又は審査依頼などを行う。
【0082】
例えば、受注担当者はこの業務に精通した人で、発注担当者はこの業務に詳しくない人の場合を考える。このとき、発注担当者は処理内容を詳しく知らなくても、受注担当者が処理内容をメタデータで設定するので、発注担当者は実行ボタンの押下のみでよく、その処理内容を特に意識する必要がなくなる。
【0083】
具体的には、まず、受注担当者が、MFP201で発注書をスキャンする。このとき、MFP201は、スキャン配信の実行ボタンの押下を検知し、図6に示すような画面を表示する。受注担当者は、図6に示す画面を用いて、送信先の発注担当者を選ぶ。受注担当者は、実行ボタンを押下する。
【0084】
MFP201は、スキャンの実行ボタンが押下されたことを検知すると、文書をスキャンし、画像データを生成する。MFP201は、生成した画像データを、選択された発注担当者に対応付けられたメタデータとともに、発注担当者のPCのフォルダに配信する。
【0085】
次に、情報処理装置205は、MFP201から発注書の画像データとメタデータを取得する。情報処理装置205は、所定のフォルダに画像データが格納された場合、通知画面(図9参照)を例えばポップアップ表示して、発注担当者に知らせる。
【0086】
発注担当者は、本実施例の文書処理プログラムを起動して、所定の画面(図10参照)からファイル(画像データ)を選択する。情報処理装置205は、選択されたファイルとともに、メタデータに含まれる処理内容の処理の実行ボタンを同じ画面に表示する。実行ボタンは、例えば、判子ボタン、FAX送信ボタン、メール送信ボタン、及び/又はFTP送信ボタンなどである。発注担当者は画面上でファイルを確認し、実行ボタンを押下する。
【0087】
例えば、発注担当者は、発注商品の金額に応じて押下する実行ボタンを変更する。
(金額が1万円未満の場合)
発注担当者は、承認の判子ボタンを押下する。情報処理装置205は、発注書の画像データの所定の位置に承認印を押印する。次に、発注担当者は、FTP送信ボタンを押下する。情報処理装置205は、押印された発注書を管理するファイルサーバへ押印済みの画像データを送信する。ファイルサーバへアクセスするためのユーザ名、パスワードはメタデータに含まれている。
【0088】
なお、前述した通り、スタンプの押印処理をFTP送信処理と一連の処理として対応付けておくことで、発注担当者は、FTP送信ボタンを押下するだけで、情報処理装置205が自動で押印処理、FTP送信処理を行うようにしてもよい。
(金額が一万円以上の場合)
発注担当者は、承認依頼の判子ボタンを押下する。情報処理装置205は、発注書の画像データの所定の位置に承認依頼印を押印する。次に、発注担当者は、メール送信ボタンを押下する。情報処理装置205は、スタンプが押印された画像データを上司のPCにメール添付して送信する。上司のメールアドレスはメタデータに含まれている。
【0089】
なお、前述した通り、スタンプの押印処理をメール送信処理と一連の処理として対応付けておくことで、発注担当者は、メール送信ボタンを押下するだけで、情報処理装置205が自動で押印処理、メール送信処理を行うようにしてもよい。
【0090】
<動作>
次に、実施例1における処理連携システム内の装置の動作について説明する。図11は、MFPの処理の一例を示すフローチャートである。図11に示すステップS1101で、取得手段501は、画像データをスキャンしたりFAX受信したりして取得する。
【0091】
ステップS1102で、ユーザは、オペレーションパネル上に表示された送信先を選択する。例えば、表示制御手段507は、送信先の各担当者を選択できるように操作画面に表示する。なお、ステップS1101とS1102は、逆の順序であってもよい。
【0092】
ステップS1103で、付加手段509は、送信先の担当者に対応するメタデータを、スキャンされた画像データに付加する。メタデータには、送信先で処理して欲しい処理内容が定義されている。
【0093】
ステップS1104で、通信手段511は、配信の実行ボタンが押下されると、画像データ及びメタデータを、ステップS1102で決定された送信先に送信する。
【0094】
図12は、情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。図12に示す処理では、配信処理の実行ボタンに対し、処理フローを対応付けた例を示す。
【0095】
図12に示すステップS1201で、通信手段801は、MFP201から画像データ及びメタデータを受信する。
【0096】
ステップS1202で、表示制御手段803は、ユーザにより図10に示すような画面の起動が指示されると、画面を起動する。画面には、受信した画像データと、受信したメタデータに含まれる処理内容の実行ボタンとが同じ画面に表示される。
【0097】
ステップS1203で、表示制御手段803は、ユーザにより実行ボタンが押下されたか否かを判定する。ステップS1203で判定結果がYES(押下された)であればステップS1204に進み、判定結果がNO(押下されていない)であればステップS1203に戻る。
【0098】
ステップS1204で、処理手段805は、メタデータに含まれる処理内容の処理を行う。例えば、処理手段805は、画像データの所定の位置にスタンプを押印する。
【0099】
ステップS1205で、通信手段801は、ステップS1204で処理された画像データを、メタデータに設定されている配信先に配信する。例えば、配信手段としては、FAX送信やFTP送信、メール送信などが考えられる。
【0100】
以上、実施例1によれば、データ配信を行うシステムと、配信データを処理するシステムとの連携を高めることができる。また、両方のシステムを利用した一連の業務を、配信時に設定することができるため、効率よく業務を行うことができる。また、画像データが配信された情報処理装置を担当する担当者は、画像データの確認を行い、実行ボタンを押下するのみでよいので、情報処理装置で処理される内容を自分で設定したりしなくてもよい。
【0101】
[実施例2]
次に、実施例2における処理連携システムについて説明する。実施例2では、メタデータをバーコードなどにより読み取って取得する。実施例2の処理連携システム内の装置のハードウェアは、実施例1と同様のハードウェアを用いればよいが、このとき、MFP201は、バーコードやQRコードなどの読取装置(リーダ)を備える。
【0102】
<機能>
図13は、実施例2におけるMFPの機能の一例を示すブロック図である。実施例2におけるMFP201の機能において、実施例1と同様の機能のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。図13に示すように、MFP201は、読取手段1301、付加手段1303を含む。読取手段1301は、バーコードやQRコードなどのリーダで実現されうる。
【0103】
読取手段1301は、スキャンする文書の所定の位置に付与されたバーコード又はQRコードを読み取る。バーコードやQRコードは、配信したい文書とは別の文書に付与されてもよい。そのときは、配信したい文書の後にスキャンさせるなどして、配信したい文書と、バーコード又はQRコードが付与された文書とを関連付ければよい。
【0104】
読取手段1301は、バーコードやQRコードを読み取って、メタデータを取得する。本実施例では、バーコードやQRコードに、実施例1で説明したメタデータが埋め込まれているとする。読取手段1301は、読み取ったメタデータを付加手段1303に出力する。
【0105】
付加手段1303は、読取手段1301から取得したメタデータを、取得手段501が取得した画像データに付加する。付加手段1303は、画像データ及びメタデータを通信手段511に出力する。通信手段511は、ユーザにより配信が指示されると、画像データ及びメタデータを送信先に送信する。
【0106】
これにより、メタデータをバーコードなどでMFPに読み取らせることができ、メタデータに含まれる処理内容を柔軟に設定することができる。情報処理装置205の機能は、実施例1と同様であればよい。
【0107】
<動作>
次に、実施例2におけるMFP201の動作について説明する。図14は、実施例2におけるMFPの処理の一例を示すフローチャートである。図14に示すステップS1401で、ユーザは、オペレーションパネル上に表示された送信先を選択する。例えば、表示制御手段507は、送信先の各担当者を選択できるように操作画面に表示する(図6参照)。
【0108】
ステップS1402で、取得手段501は、画像データをスキャンしたりFAX受信したりして取得する。このとき、取得手段501は、バーコード又はQRコードが付加された文書をスキャンして画像データを取得する。取得手段501は、バーコード又はQRコードなどが付加された画像データを読取手段1301に出力し、その他の画像データを付加手段1303に出力する。
【0109】
ステップS1403で、読取手段1301は、取得手段501から取得した画像データの所定の位置に対し、バーコード又はQRコードの読取処理を行う。読取手段1301は、読み取ったメタデータを付加手段1303に出力する。
【0110】
ステップS1404で、付加手段1303は、読取手段1301により読み取られたメタデータを、スキャンされた画像データに付加する。メタデータには、送信先で処理して欲しい処理内容が定義されている。
【0111】
ステップS1405で、通信手段511は、配信の実行ボタンが押下されると、画像データ及びメタデータを、ステップS1401で決定された送信先に送信する。
【0112】
以上、実施例2によれば、メタデータをバーコードなどでMFPに読み取らせることができ、メタデータに含まれる処理内容を柔軟に設定することができる。
【0113】
[変形例]
実施例1、2の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0114】
また、実施例1、2の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。このプログラムは、例えば、文書処理プログラムである。また、実施例1、2の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
【0115】
また、実施例1、2の情報処理装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
【0116】
実施例1、2の情報処理装置で実行されるプログラムは、前述した各手段を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が補助記憶部405からプログラムを読み出して実行することにより上記各手段のうち1又は複数の各手段が主記憶部403上にロードされ、1又は複数の各手段が主記憶部403上に生成されるようになっている。
【0117】
なお、本発明は、上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
【符号の説明】
【0118】
200 処理連携システム
201、203 MFP
205 情報処理装置
207、209 文書管理サーバ
301 制御部
303 主記憶部
305 補助記憶部
311 ネットワークI/F部
313 操作部
315 表示部
317 エンジン部
401 制御部
403 主記憶部
405 補助記憶部
411 ネットワークI/F部
413 入力部
415 表示部
501 取得手段
503 画像読込手段
505 FAX手段
507 表示制御手段
509 付加手段
511 通信手段
513 変更手段
515 記憶手段
801 通信手段
803 表示制御手段
805 処理手段
807 記憶手段
【先行技術文献】
【特許文献】
【0119】
【特許文献1】特開2007−166595号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続された処理連携システムであって、
前記画像形成装置は、
画像データを取得する取得手段と、
取得された前記画像データに対し、処理内容を含むメタデータを付加する付加手段と、
取得された前記画像データ及び付加された前記メタデータを送信する送信手段と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記画像データ及び前記メタデータを受信する受信手段と、
受信された前記メタデータに含まれる処理内容を実行するための実行ボタン及び受信された前記画像データを同じ画面に表示するよう制御する表示制御手段と、
前記実行ボタンが押下された場合、前記画像データに対し、前記処理内容が示す処理を行う処理手段と、
を備える処理連携システム。
【請求項2】
前記処理内容は、複数の処理を組み合わせた処理フローを含む請求項1記載の処理連携システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、ネットワークを介して文書管理装置に接続され、
前記処理内容は、画像データの編集処理、画像データを前記文書管理装置に配信する配信処理を含む処理フローであり、
前記処理手段は、
前記画像データを編集し、編集された画像データを前記文書管理装置に配信する請求項2記載の処理連携システム。
【請求項4】
前記画像形成装置は、
前記取得手段による前記画像データの取得条件により、前記処理内容を変更する変更手段をさらに備える請求項1乃至3いずれか一項に記載の処理連携システム。
【請求項5】
画像データ及び該画像データに対する処理内容を含むメタデータを受信する受信手段と、
受信された前記メタデータに含まれる処理内容を実行するための実行ボタン及び受信された前記画像データを同じ画面に表示よるよう制御する表示制御手段と、
前記実行ボタンが押下されると、前記画像データに対し、前記処理内容が示す処理を行う処理手段と、
を備える情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置に、
画像データ及び該画像データに対する処理内容を含むメタデータを受信する受信ステップと、
受信された前記メタデータに含まれる処理内容を実行するための実行ボタン及び受信された前記画像データを同じ画面に表示するよう制御する表示制御ステップと、
前記実行ボタンが押下されると、前記画像データに対し、前記処理内容が示す処理を行う処理ステップと、
を実行させるためのプログラム。
【請求項7】
請求項6記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2011−259337(P2011−259337A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−133568(P2010−133568)
【出願日】平成22年6月11日(2010.6.11)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】