説明

出力システム、出力方法及び出力プログラム

【課題】装置を構成する部品のファイルを容易に見つけることが可能な出力システム、出力方法及び出力プログラムを提供する。
【解決手段】出力システムが、装置を構成する部品の図のデータと、このデータのファイル名のデータとを記憶部508から取得するデータ取得部501と、データ取得部501が取得した部品の図のデータとファイル名のデータとにより、部品の図とファイル名とを画面に表示する表示部503と、表示された図とファイル名とを、画像データとして取り込むキャプチャ部504と、取り込まれた画像データに基づいて、部品の図とファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成部506と、一覧表作成部506により作成された一覧表を出力する出力部507とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、Computer−Aided Design(以下、単にCADと記す)により作成された図面を表示する出力システム、出力方法及び出力プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、CADを用いて装置などの図面の作成が行われている。このようなCADによる図面の作成では、装置を構成する部品ごとに図面データを作成し、この部品ごとの図面データを個別のファイルとしてメモリに記憶している。
【0003】
また、従来のCADを用いた図面の作成では、部品毎に作成された図面を1つにまとめて、例えば形状の調整を行うトリムなどの演算を実行し、装置の最終形状の図面としている。ここで、トリムとは、ある図を境界として必要の無い部分を切り取る処理である。
【特許文献1】特開2005−202771号公報
【特許文献2】特開2005−196495号公報
【特許文献3】特開平7−306888号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のCADにより作成された図面は、当該図面の作成過程の最終形状の図面のみがファイル名と共に画面に表示されている。そのため、装置を構成する部品の形状は認識しているもののその部品のCADデータのファイル名を認識していない利用者がこの最終形状を構成する各部品のファイルにアクセスしようとする場合、各部品のファイルを開き、各部品の図を画面に表示させて確認しなければならなかった。すなわち、従来の技術では、装置を構成する各部品の図の画像とファイル名とが一覧表として表示されていなかったため、利用者は、各部品のファイルを見つけることが困難であったという問題点を有している。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、装置を構成する部品のファイルを容易に見つけることが可能な出力システム、出力方法及び出力プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の出力システムは、装置を構成する部品の図と該部品のデータのファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成手段と、前記一覧表作成手段により作成された一覧表を出力する出力手段とを備える。
【0007】
また、本発明の出力システムは、装置を構成する部品の図のデータと、該データのファイル名のデータとを記憶手段から取得する取得手段と、前記取得手段が取得した部品の図のデータとファイル名のデータとにより、該部品の図とファイル名とを画面に表示する表示手段と、前記表示された図とファイル名とを、画像データとして取り込む取り込み手段と、前記取り込まれた画像データに基づいて、部品の図とファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成手段と、前記一覧表作成手段により作成された一覧表を出力する出力手段とを備える。
【0008】
また、本発明の出力システムは、前記出力手段は、前記一覧表を画面に表示することにより出力する。
【0009】
また、本発明の出力システムは、前記出力手段は、前記一覧表を紙に印刷することにより出力する。
【0010】
また、本発明の出力方法は、装置を構成する部品の図と該部品のデータのファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成工程と、前記一覧表作成工程により作成された一覧表を出力する出力工程とを備える。
【0011】
また、本発明の出力方法は、装置を構成する部品の図のデータと、該データのファイル名のデータとを記憶手段から取得する取得工程と、前記取得工程において取得した部品の図のデータとファイル名のデータとにより、該部品の図とファイル名とを画面に表示する表示工程と、前記表示された図とファイル名とを、画像データとして取り込む取り込み工程と、前記取り込まれた画像データに基づいて、部品の図とファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成工程と、前記一覧表作成工程において作成された一覧表を出力する出力工程とを備える。
【0012】
また、本発明の出力方法は、前記出力工程は、前記一覧表を画面に表示することにより出力する。
【0013】
また、本発明の出力方法は、前記出力工程は、前記一覧表を紙に印刷することにより出力する。
【0014】
また、本発明の出力プログラムは、コンピュータを、装置を構成する部品の図と該部品のデータのファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成手段、及び、前記一覧表作成手段により作成された一覧表を出力する出力手段として機能させる。
【0015】
また、本発明の出力プログラムは、コンピュータを、装置を構成する部品の図のデータと、該データのファイル名のデータとを記憶手段から取得する取得手段、前記取得手段が取得した部品の図のデータとファイル名のデータとにより、該部品の図とファイル名とを画面に表示する表示手段、前記表示された図とファイル名とを、画像データとして取り込む取り込み手段、前記取り込まれた画像データに基づいて、部品の図とファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成手段、及び、前記一覧表作成手段により作成された一覧表を出力する出力手段として機能させる。
【0016】
また、本発明の出力プログラムは、前記出力手段は、前記一覧表を画面に表示することにより出力する。
【0017】
また、本発明の出力プログラムは、前記出力手段は、前記一覧表を紙に印刷することにより出力する。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、装置を構成する部品の図と、この部品のデータのファイル名とが一覧表として出力されるため、利用者は、装置を構成する部品のファイル名を容易に認識でき、装置を構成する部品のファイルに対して迅速にアクセスすることができる。例えば、利用者が装置の部品の図に対して修正処理を行う場合であっても、一覧表から、部品の形状に基づいてその部品のファイル名を直ちに認識することができ、部品のファイルへのアクセスを迅速に行えることとなり、部品の図の修正などを迅速に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明の出力システムの一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に
説明する、本発明の出力システムの一実施形態の動作の説明は、本発明の出力方法及び出力プログラムの一実施形態の動作の説明を兼ねる。まず、本発明の出力システムの一実施形態の動作の概略について図1から図4を参照して説明する。図1、図3及び図4は、本発明の出力システムの一実施形態の動作の概略を示す概略図であり、図2は、本発明の出力システムの一実施形態の部品のファイルのツリー構造の概略図である。
【0020】
図1は、CADにより作成された装置の最終形状の図面の表示画面である。図1に示される画面は、例えば利用者が利用しているディスプレイなどに表示される。図1に示される装置は、複数の部品から構成されて形成される図である。また、図1に示される装置は、複数の部品を結合させた後、トリムの演算処理が行われている。図1に示される表示画面には、例えば装置の最終形状のファイル名、例えば「PRODUCT」が表示されるとしても良い。
【0021】
次に、図1に示される装置を構成する各部品のデータのファイルについて説明する。図2は、前述のように、図1の画面に示される装置の部品のファイルのツリー構造を示す。図2に示されるように、図1に示される装置の最終形状を示す図は、PRODUCTファイルとして格納されている。また、図2に示されるように、図1に示される装置のファイルは、複数のパートファイルで構成されている。
【0022】
また、図1に示される装置は、REFERENCE、BASE、CYLINDER、CYLINDER BASEの各部品により構成されている。REFERENCEとは、基準位置を示す図であり、CYLINDERとは、筒状の形状を示す図であり、CYLINDER BASEとは、CYLINDERの土台となる図を示す。
【0023】
よって、図2に示されるように、図1に示される装置のツリー構造には、PRODUCTファイルに、REFERENCEファイル、BASEファイル、CYLINDERファイル、CYLINDER BASEファイルが含められている構造となっている。また、図2に示されるツリー構造には、各部品を結合した後にトリム処理を行った図面のデータである、TRIMファイルが含められている。なお、図2に示されるファイル名の後の括弧内は、各部品の種類の名称を示す。
【0024】
次に、本発明の出力システムの一実施形態により出力される一覧表について図3を参照して説明する。本発明の出力システムの一実施形態は、図3に示されるように、各部品の図とファイル名とを一覧表で画面に表示する。ここで、一覧表とは、部品の図とファイル名とが一体となったものが、画面に複数表示されることをいう。図3では、REFERENCE、BASE、CYLINDER、CYLINDER BASE、TRIMの各図がファイル名と共に表示されている。図3に示される画面は、ディスプレイに表示されることにより利用者に確認可能である。ただし、本発明の出力システムの一実施形態では、図3に示される画面と同様の図が、紙などの媒体に出力されて利用者に確認可能であっても良い。そして、利用者は、図3に示される画面を確認することにより、図4に示されるように、例えば変更したい部品のファイル名を確認することができる。なお、本実施形態では、2つの曲面間を滑らかにつなぐ曲面を生成するフィレット処理として、前述のようにトリムを採用している。
【0025】
次に、本発明の出力システムの一実施形態の構成について図5を参照して説明する。図5は、本発明の出力システムの一実施形態の内部構成のブロック図である。なお、図5に示される各部の機能の少なくとも一部が、コンピュータ上において、プログラムとCPUとが協働することにより実現されるとしても良い。
【0026】
図5に示されるように、本発明の出力システムの一実施形態は、利用者に選択された装
置のCADのデータを取得するデータ取得部501を備える。なお、データ取得部501がCADのデータを記憶部508から取得するとは、記憶部508に記憶されているデータから必要なデータを、CAD上に開くことをいう。
【0027】
また、本発明の出力システムの一実施形態は、データ取得部501が取得したデータの中から、装置を構成する部品のデータを選択する選択部502を備える。すなわち、選択部502は、データ取得部501が取得したデータの中から、装置を構成する部品のデータを識別し、後述する表示部503に送信する。また、本発明の出力システムの一実施形態は、選択部502が取得したデータを画面に表示させる表示部503を備える。すなわち、この表示部503は、選択部502が選択した装置を構成する部品の図を画面に表示させる。よって、画面に表示される画像は、選択部502が選択した装置を構成する部品の1つと、この部品のCADデータのファイル名である。
【0028】
また、本発明の出力システムの一実施形態は、画面に表示されている画像データをキャプチャし、このキャプチャした画像データを記憶部508に記憶するキャプチャ部504を備える。ここで、キャプチャ部504によりキャプチャされる画像には、部品の図と共にファイル名を含む。キャプチャとは、現在、画面に表示されている画像をデータにすることをいう。
【0029】
また本発明の出力システムの一実施形態は、選択部502が選択したデータが装置を構成する部品の最後の部品のデータか否かを判断する判断部505を備える。また、本発明の出力システムの一実施形態は、選択部502が選択したデータが装置を構成する部品の最後の部品のデータであると判断部505が判断した場合に、記憶部508に保存されているキャプチャ部504により取得されたデータに基づいて部品の構成の一覧表を生成する一覧表作成部506を備える。
【0030】
ここで、一覧表作成部506の動作についてさらに説明する。一覧表作成部506は、記憶部508に記憶されている装置を構成する部品の画像データを取得し、これらのデータを一覧表の画像データとする。具体的には、一覧表作成部506は、記憶部508から取得した装置を構成する部品の画像データを、所定のファイルに貼り付けて一覧表の画像データを作成する。そして、一覧表作成部506は、作成された一覧表のデータを記憶部508に記憶させる。
【0031】
また、本発明の出力システムの一実施形態は、一覧表作成部506により作成され、記憶部508に記憶されている一覧表の画像データを出力する出力部507を備える。この出力部507は、一覧表の画像データをディスプレイなどの画面に表示するとしても良いし、紙などの媒体に印刷して出力するとしても良い。
【0032】
また、本発明の出力システムの一実施形態は、CADにより作成された装置の各部品の画像データをファイルとして記憶すると共に、キャプチャ部504によりキャプチャされた画像データを記憶する記憶部508を備える。
【0033】
(フローチャートを用いた動作説明)
次に、本発明の出力システムの一実施形態の動作について図5及び図6を参照して説明する。図6は、本発明の出力システムの一実施形態の動作のフローチャートである。図6に示されるように、まず、データ取得部501は、記憶部508に記憶されているデータから、利用者により選択された装置について、この装置に関するCADにより作成されたデータを取得する(S601)。ここで、表示部503は、データ取得部501が取得したデータのうち装置の図面の画像をファイル名と共にディスプレイに表示するとしても良い。
【0034】
S601において、データ取得部501に取得されるデータには、装置の図面のデータ、装置のデータのファイル名、この装置を構成する部品の図面のデータ、この部品のデータのファイル名である。そして、選択部502は、データ取得部501が取得したデータの中から装置を構成する部品のデータを1つ選択する(S602)。
【0035】
そして、表示部503は、選択部502により選択されたデータを画面に表示させる(S603)。ここで、画面には、部品の画像とこの部品のCADデータのファイル名とが表示されている。
【0036】
次に、キャプチャ部504は、画面に表示された画像をキャプチャし、取得された画面のデータを記憶部508に保存する(S604)。ここで、キャプチャ部504によりキャプチャされた画像には、部品の画像とファイル名の画像とが含まれている。
【0037】
そして、判断部505は、選択部502により選択されたデータが装置を構成する部品の最後の部品のデータであるか否かを判断し、最後のデータでなければ(NO)、S602に移行し、最後のデータであれば(YES)、その判断結果を一覧表作成部506に出力する(S605)。一覧表作成部506は、記憶部508に保存されている各部品の図の画像データから、一覧表を生成して、出力部507に出力する。この一覧表には、装置を構成する各部品の図と、この部品のCADデータのファイルのファイル名とが含まれている。
【0038】
そして、出力部507は、一覧表作成部506から受信した一覧表を出力する。ここで、出力部507による一覧表の出力は、例えば画面に一覧表の画像を表示する出力であったり、一覧表を紙などの媒体に印刷する出力であって良い。一覧表を紙などの媒体に印刷する場合、出力部507には、プリンタを用いることができる。ここで、例えば出力部507により出力される一覧表の画面の一例は、例えば図3に示されるような画面である。出力部507が一覧表を紙などの媒体に印刷する場合は、図3に示される画面と同様の図が、紙などの媒体に印刷される。
【0039】
以上のように、本発明の出力システムの一実施形態によれば、装置を構成する各部品の図とファイル名とを一覧表にして、画面に出力したり、紙に印刷して出力するため、利用者は、部品の形状とその部品のファイル名とを一致して認識することができ、装置を構成する部品のファイル名を簡単に見つけることができる。その結果、利用者は、修正などの対象となる部品のファイルに対して短時間でアクセスすることができる。
【0040】
また、本発明の出力システムの一実施形態によれば、装置を構成する各部品の図とファイル名とを一覧表にして、画面に出力したり、紙などの媒体に印刷して出力するため、装置を設計した設計者以外の者に装置の作図などの仕事を引き継ぐ場合、引継者が装置の構成について理解することが容易になる。
【0041】
また、本発明の出力システムの一実施形態は、装置を構成する各部品の図とファイル名とを一覧表にして、画面に出力したり、紙などの媒体に印刷して出力するため、利用者が、装置の構成について検討したり部品構造の理解をする場合の教育資料として用いることができる。
【0042】
また、本発明の出力システムの一実施形態は、装置を構成する各部品の図とファイル名とを一覧表にして、画面に出力するため、修正などの対象となっている部品の図面のみを画面に表示させることができ、装置全体の図面のデータであるPRODUCTファイルを開く必要がなくなるため、コンピュータにおける画像を表示するための負担を軽減させる
ことができる。
【0043】
さらに、本発明の出力システムの一実施形態は、装置を構成する各部品の図とファイル名とを一覧表にして、画面に出力したり、紙などの媒体に印刷して出力するため、装置が、図の作成者以外の第三者にとって理解しやすい部品構成で作成されているのかを確認することができ、その理解のし易さから、装置の部品に対する修正時間の見積もりや、装置の図のデータの再利用の可能性を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の出力システムの一実施形態の動作の概略を示す概略図である。
【図2】本発明の出力システムの一実施形態の部品のファイルのツリー構造の概略図である。
【図3】本発明の出力システムの一実施形態の動作の概略を示す概略図である。
【図4】本発明の出力システムの一実施形態の動作の概略を示す概略図である。
【図5】本発明の出力システムの一実施形態の内部構成のブロック図である。
【図6】本発明の出力システムの一実施形態の動作のフローチャートである。
【符号の説明】
【0045】
501 データ取得部(取得手段)
502 選択部
503 表示部(表示手段)
504 キャプチャ部(取り込み手段)
505 判断部
506 一覧表作成部(一覧表作成手段)
507 出力部(出力手段)
508 記憶部(記憶手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置を構成する部品の図と該部品のデータのファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成手段と、
前記一覧表作成手段により作成された一覧表を出力する出力手段とを備える出力システム。
【請求項2】
装置を構成する部品の図のデータと、該データのファイル名のデータとを記憶手段から取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した部品の図のデータとファイル名のデータとにより、該部品の図とファイル名とを画面に表示する表示手段と、
前記表示された図とファイル名とを、画像データとして取り込む取り込み手段と、
前記取り込まれた画像データに基づいて、部品の図とファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成手段と、
前記一覧表作成手段により作成された一覧表を出力する出力手段とを備える出力システム。
【請求項3】
前記出力手段は、
前記一覧表を画面に表示することにより出力する請求項2記載の出力システム。
【請求項4】
前記出力手段は、
前記一覧表を紙に印刷することにより出力する請求項2記載の出力システム。
【請求項5】
装置を構成する部品の図と該部品のデータのファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成工程と、
前記一覧表作成工程により作成された一覧表を出力する出力工程とを備える出力方法。
【請求項6】
装置を構成する部品の図のデータと、該データのファイル名のデータとを記憶手段から取得する取得工程と、
前記取得工程において取得した部品の図のデータとファイル名のデータとにより、該部品の図とファイル名とを画面に表示する表示工程と、
前記表示された図とファイル名とを、画像データとして取り込む取り込み工程と、
前記取り込まれた画像データに基づいて、部品の図とファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成工程と、
前記一覧表作成工程において作成された一覧表を出力する出力工程とを備える出力方法。
【請求項7】
前記出力工程は、
前記一覧表を画面に表示することにより出力する請求項6記載の出力方法。
【請求項8】
前記出力工程は、
前記一覧表を紙に印刷することにより出力する請求項6記載の出力方法。
【請求項9】
コンピュータを、
装置を構成する部品の図と該部品のデータのファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成手段、及び、
前記一覧表作成手段により作成された一覧表を出力する出力手段として機能させる出力プログラム。
【請求項10】
コンピュータを、
装置を構成する部品の図のデータと、該データのファイル名のデータとを記憶手段から取得する取得手段、
前記取得手段が取得した部品の図のデータとファイル名のデータとにより、該部品の図とファイル名とを画面に表示する表示手段、
前記表示された図とファイル名とを、画像データとして取り込む取り込み手段、
前記取り込まれた画像データに基づいて、部品の図とファイル名とからなる、装置を構成する部品の一覧表を作成する一覧表作成手段、及び、
前記一覧表作成手段により作成された一覧表を出力する出力手段として機能させる出力プログラム。
【請求項11】
前記出力手段は、
前記一覧表を画面に表示することにより出力する請求項10記載の出力プログラム。
【請求項12】
前記出力手段は、
前記一覧表を紙に印刷することにより出力する請求項10記載の出力プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−157012(P2007−157012A)
【公開日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−354299(P2005−354299)
【出願日】平成17年12月8日(2005.12.8)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【出願人】(502424056)株式会社マクシス (7)
【Fターム(参考)】