説明

副生物が減じられた、ポリアミン−エピハロヒドリンの末端封止された樹脂

【課題】貯蔵安定なポリアミノポリアミド−エピハロヒドリン樹脂を提供する。
【解決手段】貯蔵安定なポリアミノポリアミド−エピハロヒドリン樹脂であって、該ポリアミノポリアミド−エピハロヒドリン樹脂が、該樹脂を含む水性組成物として24時間、50、pH1において貯蔵し、24時間目に測定したときに、約1000ppm未満の乾燥基準のCPDを含み、該樹脂は、a)プレポリマー乾燥1gあたり約0.5ミリ当量未満の酸官能価を有するポリアミノアミドプレポリマーと、b)エピハロヒドリンとの反応から製造され、該プレポリマーは、エピハロヒドリンとの反応の前に末端封止剤との反応によって末端封止されている、前記の樹脂。該樹脂によって処理された紙及び紙パルプ。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯蔵安定なポリアミノポリアミド−エピハロヒドリン樹脂であって、該ポリアミノポリアミド−エピハロヒドリン樹脂が、該樹脂を含む水性組成物として24時間、50、pH1において貯蔵し、24時間目に測定したときに、約1000ppm未満の乾燥基準のCPDを含み
該樹脂は、a)プレポリマー乾燥1gあたり約0.5ミリ当量未満の酸官能価を有するポリアミノアミドプレポリマーと、b)エピハロヒドリンとの反応から製造され、
該プレポリマーは、エピハロヒドリンとの反応の前に末端封止剤との反応によって末端封止されている、
前記の樹脂。
【請求項2】
末端封止剤が、
(i)モノ官能価アミン
(ii)モノ官能価カルボン酸、及び
(iii)モノ官能価カルボン酸エステル
より選択される、請求項1に記載の樹脂。
【請求項3】
末端封止剤が、モノ官能価第1アミン及びモノ官能価第2アミンより成る群から選択されるモノ官能価アミンである、請求項1に記載の樹脂。
【請求項4】
末端封止剤が、ブチルアミン、モノエタノールアミン、シクロヘキシルアミン、2−メチルシクロヘキシルアミン、3−メチルシクロヘキシルアミン、4−メチルシクロヘキシルアミン、ベンジルアミン、イソプロパノールアミン、モノ第2ブタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、テチラヒドロフルフリルアミン、フルフリルアミン、3−アミノ−1,2−プロパンジオール、1−アミノ−1−デオキシ−D−ソルビトール、及び2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール、ジエチルアミン、ジブチルアミン、ジエタノールアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジイソプロパノールアミン、ジ−第2−ブタノールアミン、及びN−メチルベンジルアミンから選択されるモノ官能価アミンである、請求項1に記載の樹脂。
【請求項5】
末端封止剤が、安息香酸、2−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸、酢酸、フェニル酢酸、プロピオン酸、ブチル酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、オレイン酸、オルトトルイル酸、メタトルイル酸、及びパラ−トルイル酸、オルト−メトキシ安息香酸、メタ−メトキシ安息香酸及びパラ−メトキシ安息香酸、酢酸メチル、酢酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、酪酸エチル、メチルフェニルアセテート、及びエチルフェニルアセテートから選択されるモノ官能価カルボン酸又はそのエステルである、請求項1に記載の樹脂。
【請求項6】
請求項1に記載の樹脂で処理された紙又は紙パルプ。
【請求項7】
請求項2に記載の樹脂で処理された紙又は紙パルプ。
【請求項8】
請求項3に記載の樹脂で処理された紙又は紙パルプ。
【請求項9】
請求項4に記載の樹脂で処理された紙又は紙パルプ。
【請求項10】
請求項5に記載の樹脂で処理された紙又は紙パルプ。

【公開番号】特開2007−231294(P2007−231294A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−148105(P2007−148105)
【出願日】平成19年6月4日(2007.6.4)
【分割の表示】特願2001−503926(P2001−503926)の分割
【原出願日】平成12年6月12日(2000.6.12)
【出願人】(591020249)ハーキュリーズ・インコーポレーテッド (75)
【氏名又は名称原語表記】HERCULES INCORPORATED
【Fターム(参考)】