説明

加飾フィルム

【課題】インクジェット方式では出せない色について、他の印刷方式と組み合わせることによって印刷物として作成された加飾フィルムを提供する。
【解決手段】薄膜状の基材11に対し、UVインクを用いてインクジェットプリンタにより印刷された加飾フィルム10において、基材11には、インクジェットプリンタにより印刷されたUVインク層12と、UVインク層12に重ねてUVインク層12の上方にグラビア印刷又はスクリーン印刷により印刷された上部印刷層16と、UVインク層12と上部印刷層16の間に介在する保護層14とが形成されてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の印刷方式を組み合わせて印刷されてなる加飾フィルムに関する。
【背景技術】
【0002】
印刷物を作成する方法として、特許文献1に開示されている方法が知られている。
この方法では、用紙の上にインク層が形成されており、インク層の上に透明樹脂層が形成されている。
透明樹脂層の形成は、ベタ版によるシルクスクリーン印刷によって行われる。透明樹脂層は、紫外線硬化型のインクが用いられ、紫外線が照射されて硬化される。
【0003】
次に、インク層によって描かれている絵柄の濃度に基づいて、さらに透明樹脂層を厚くするように紫外線硬化型のインクを印刷する。すなわち、絵柄の濃度が濃い部分は透明樹脂層が厚く、濃度が薄い部分は透明樹脂層が薄く形成される。このようにすることで、レリーフ絵画等として、元の原画の凹凸のタッチを忠実に再現できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平6−320855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1においては、何らかの印刷方式によって印刷されたインク層の上面に透明樹脂層がシルクスクリーン印刷で行われることとなる。また、特許文献1のインク層の印刷方式は、特にどのような方式を採用しているかの明記はされていないが、網点印刷がなされているとの記載があることから、凸版印刷方式またはオフセット印刷方式であることが考えられる。
【0006】
ところで、現在インクジェットプリンタによる印刷が様々な分野で行われている。インクジェットプリンタによる印刷は、少量多品種への印刷が可能であるという特徴や、大小様々なスケールの印刷が可能であるという点でのメリットがある。
ただし、インクジェットプリンタで用いられるインクでは、未だ出せない色が存在する。これはインクジェットプリンタで用いるインクの性質によるものであるが、例えばピアノブラックやパール色などの色はインクジェットプリンタで再現することができない。これらの色は、製品開発上で商品価値を高める色として重要な位置を占めるため、これらの色を用いた製品の開発は今後様々な分野で要望が高まるものと考えられるが、このような色を用いた製品がインクジェットプリンタで作成するメリットを享受できないという課題がある。
【0007】
本発明者は、ピアノブラックやパール色などの色が用いられた印刷物を、インクジェットプリンタを用いてどのように作成するかを検討した場合に、インクジェット方式による印刷と他の印刷方式とを組み合わせることにより、ピアノブラックやパール色などの色が用いられた印刷物を作成可能ではないかと考えた。
ところが、異なる印刷方式同士を組み合わせる場合として、特許文献1等の過去の文献にはインクジェット方式と他の印刷方式を組み合わせる点については何ら開示されておらず、参考となる過去の技術が存在しなかった。
【0008】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、インクジェット方式では出せない色について、他の印刷方式と組み合わせることによって印刷物として作成された加飾フィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明にかかる加飾フィルムによれば、薄膜状の基材に対し、UVインクを用いてインクジェットプリンタにより印刷された加飾フィルムにおいて、前記基材には、前記インクジェットプリンタにより印刷されたUVインク層と、該UVインク層に重ねてUVインク層の上方にグラビア印刷又はスクリーン印刷により印刷された上部印刷層と、前記UVインク層と前記上部印刷層の間に介在する保護層とが形成されてなることを特徴としている。
この構成を採用することによって、インクジェットプリンタでは表現できない色であっても、グラビア印刷又はスクリーン印刷と組み合わせることによってインクジェットプリンタでは表現できない色を印刷することができる。そして、加飾フィルムとしては、様々な色を表現しつつインクジェットプリンタによる作成メリットを享受することができる。
【0010】
また、前記保護層は、透明な紫外線硬化樹脂であって、インクジェットプリンタによって吐出されて基材に着弾したUVインクの上に重ねてインクジェットプリンタによって吐出され、前記UVインクとともに紫外線によって硬化されてなることを特徴としてもよい。
この構成によれば、UVインクとともにインクジェットで保護層を形成することができるので、保護層の形成工程を簡略化することができる。また、インクの使用量を削減することもできる。
【0011】
また、前記保護層は、透明な紫外線硬化樹脂であって、インクジェットプリンタによって吐出されて基材に着弾したUVインクの上に重ねてグラビア印刷又はスクリーン印刷によって形成され、前記UVインクとともに紫外線によって硬化されてなることを特徴としてもよい。
【0012】
さらに、前記保護層は、透明な熱硬化性樹脂であってインクジェットプリンタによって吐出されて基材に着弾したUVインクの上に重ねてグラビア印刷又はスクリーン印刷によって形成されてなることを特徴としてもよい。
この構成によれば、保護層を半硬化状態に止めることができる。保護層を半硬化状態で止めておくことにより、例えばインモールド成型(IMD:In Mold Decoration)によって樹脂成形品に当該加飾フィルムを固定する場合であっても、保護層にクラックが生じてしまうことを防止できる。すなわち、IMDによって、既に保護層が硬化した状態の加飾フィルムを射出成型品に固定しようとすると、フィルムへの負荷が大きくフィルムが延伸することに伴って保護層にクラックが入ってしまうためである。そこで、上記のように保護層を半硬化状態に止めておくことができれば、IMDによって射出成型品に固定する場合であっても保護層のクラック発生を防止できる。
なお、IMDと称される技術では、フィルムに印刷された文字や模様を金型内で成型品に熱転写する技術であるとしている場合もあるが、本願発明においては、成型品とフィルムとを金型内で一体に成型している技術として説明する。
【発明の効果】
【0013】
本発明の加飾フィルムによれば、インクジェットプリンタでは出せない色を他の印刷方式と組み合わせて印刷物して表現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】第1の実施形態の加飾フィルムの構造を示す断面図である。
【図2】第2の実施形態の加飾フィルムの構造を示す断面図である。
【図3】第3の実施形態の加飾フィルムの構造を示す断面図である。
【図4】第3の実施形態の実施態様を示す平面図である。
【図5】第4の実施形態の加飾フィルムの構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(第1の実施形態)
本発明の好適な実施形態を、図面に基づいて説明する。
本実施形態の加飾フィルム10は、基材11にインクジェットプリンタによって形成されたUVインク層12と、UVインク層12の上方に形成された他の印刷方式により印刷された上部印刷層16と、UVインク層12と上部印刷層16との間に形成された保護層14とを有してなるものである。
【0016】
なお、図1では、UVインク層12、保護層14及び上部印刷層16がそれぞれほぼ一定の厚さで形成されている部分についての概略構成を示す。このように、UVインク層12と上部印刷層16とが重ね合わされた部分というのは、実際には無い構成かもしれないが、説明のためにこのように簡略化した構造部分を図示している。
【0017】
加飾フィルム10の基材11の原料としては、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)、アクリル樹脂などの樹脂を採用することができる。また、アクリル樹脂としては、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)などがある。
【0018】
基材11の表面(上面)に形成されているUVインク層12は、インクジェットプリンタ(図示せず)によってプリンタヘッドから着弾されたUVインクが硬化して形成された層である。
UVインクは、紫外線が照射されることによって重合反応を起こし硬化するタイプのインクである。さらに詳細に説明すると、インクを構成する低分子のモノマーが、紫外線を受けることにより結合をして(重合反応)、高分子のポリマーに変化して樹脂状となり印刷された状態として対象物に定着する。
またインクジェットプリンタで用いられるUVインクでは、ピアノブラック及びパール色系の色を出すことができない。ピアノブラック及びパール色は共に高光沢の色である。
一方、ピアノブラックやパール色系の色については、後述するグラビアインクやスクリーンインクでは、これらの色を出すことができる。
【0019】
UVインク層12の上面には、保護層14が形成されている。本実施形態における保護層14は、無色透明の紫外線硬化樹脂である硬化塗料を用いる。この紫外線硬化樹脂は、インクジェットプリンタによって、基材11の上面に吐出されたUVインク層12を形成するインク滴の上に吐出される。
そして、インクジェットプリンタのキャリッジに設けられている紫外線照射手段によってUVインク層12及び保護層14の双方が、照射された紫外線によって硬化される。このように、UVインク層12と保護層14とはインクジェットプリンタによって重ねて吐出され、紫外線照射手段によって同時に硬化されるので、保護層14の形成工程を簡略化することができ、またインクの使用量を削減することもできる。
【0020】
保護層14の上部には、上部印刷層16が形成されている。
上部印刷層16は、グラビア印刷又はスクリーン印刷によって形成される。
グラビア印刷とは、凹版印刷の一種であり、版胴の印刷すべき部分に凹部を形成し、この凹部内に充填させたインクによって原紙に印刷を施す印刷方法である。かかるグラビア印刷によれば、写真などの印刷を高精度に行うことができる。
また、スクリーン印刷とは、スクリーンの上で印刷する部分に孔が形成されており、スキージによってインクを孔からこすり落とす印刷方法である。かかるスクリーン印刷によれば曲面等の対象物にも印刷を行うことができる。
【0021】
次に、グラビア印刷に用いるグラビアインクについて説明する。
グラビアインクの種類は用途に応じて種々のものがある。塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合物、塩化ゴム、青クリル樹脂、ポリアミド樹脂又はポリウレタン樹脂等の樹脂と、トルエン、キシレン、酢酸エチル又は酢酸ブチル等の溶剤と、着色剤である顔料とが含有されていることが一般的である。樹脂材料と溶剤は、印刷対象の材質によって適宜選択される。
【0022】
次に、スクリーン印刷に用いるスクリーンインクについて説明する。
スクリーンインクもグラビアインクと同様に、樹脂と、溶剤と、着色剤とが含有されているものである。樹脂と溶剤は、印刷対象の材質によって適宜選択される。樹脂としては、塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合物、塩化ゴム、青クリル樹脂、ポリアミド樹脂又はポリウレタン樹脂等を採用することができる。溶剤としては、トルエン、キシレン、酢酸エチル又は酢酸ブチル等を採用することができる。また、スクリーンインクの着色剤としては顔料を用いている。
スクリーンインクは印刷方式の特性からグラビアインクよりも高粘度であり、またグラビアインクよりも移転率が高いという特徴がある。
【0023】
このように、UVインク層12と上部印刷層16との間に保護層14を設けたことにより、上部印刷層16の溶剤がUVインク層12に流れてUVインク層12に悪影響を及ぼすインクアタックを防止することができる。
【0024】
なお、上述してきた本実施形態では、保護層14である紫外線硬化樹脂をインクジェットプリンタによってUVインク層12の上に吐出させて形成させる構成について説明した。
しかし、紫外線硬化樹脂は、UVインク層12の上にグラビア印刷又はスクリーン印刷によって形成させるようにしてもよい。
【0025】
(第2の実施形態)
次に、本発明の加飾フィルムの第2の実施形態を、図2に基づいて説明する。なお、上述した実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
本実施形態では、図1とは異なり、UVインク層12が一定の厚さではなく、UVインクが着弾していない箇所が存在している。
一方、UVインクが着弾している箇所及びUVインクが着弾していない箇所の上部を跨って、一定の厚さの保護層14が形成されている。保護層14は、UVインクが着弾している箇所及びUVインクが着弾していない箇所の双方の上部に形成されているので、UVインクが着弾している箇所の上部では上方に突出する凸部14aとして形成され、UVインクが着弾していない箇所の上部では下方に凹む凹部14bとして形成される。
【0026】
このように、UVインク層12の凹凸に合わせて凹凸に形成された保護層14の凹部14bには、上部印刷層16が形成されている。すなわち、UVインク層12が存在していない部分にグラビア印刷又はスクリーン印刷による上部印刷層16が存在することとなり、インクジェットプリンタによる印刷方式とグラビア印刷又はスクリーン印刷による方式とを組み合わせた印刷物が実現されている。
このような実施形態であっても、UVインク層12と上部印刷層16との間に保護層14が形成されているので、上部印刷層16の溶剤がUVインク層12に流れてUVインク層12に悪影響を及ぼすインクアタックを防止することができる。
【0027】
(第3の実施形態)
次に、本発明の加飾フィルムの第3の実施形態を、図3に基づいて説明する。なお、上述した実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
本実施形態では、UVインク層12が一定の厚さではなく、UVインクが着弾していない箇所が存在している点では、第2の実施形態と同じである。
ただし、本実施形態では、保護層14が一定の厚さで形成されておらず、UVインク層12が形成されていない箇所には保護層14を形成せず、UVインク層12の厚さ方向側面によって内壁が形成された凹部17が設けられている。凹部17の底面は基材11が露わになっている。
【0028】
この凹部17の内壁面(UVインク層12の厚さ方向側面)に、紫外線硬化樹脂による硬化塗料を用いた側面保護層18が形成されている。
このように側面保護層18が形成された凹部17内に上部印刷層16が形成される。上部印刷層16としては、上述した2つの実施形態と同様にグラビア印刷によるグラビアインク又はスクリーン印刷によるスクリーンインクを用いることができる。
【0029】
このような実施形態であっても、UVインク層12と上部印刷層16との間に側面保護層18が形成されているので、上部印刷層16の溶剤がUVインク層12に流れてUVインク層12に悪影響を及ぼすインクアタックを防止することができる。
【0030】
図4には、1枚の加飾フィルム10内で、インクジェット印刷方式のみによって印刷される部位Aと、グラビア印刷又はスクリーン印刷のみによって印刷される部位Bとが、それぞれ入り組んで形成されておらず、各部位が独立して平面的にやや離れた位置に形成されるような場合について示している。
このような場合において、グラビア印刷又はスクリーン印刷による部位B、及び各部位の隙間である部位Cはインクアタックの心配が存在しない部位である。このような部位B及び部位Cについても図2に示した第2の実施形態のように全面に保護層14を形成すると、無駄な保護層14を形成することとなってしまう。
【0031】
そこで、図4に示すような例では、本実施形態(図3参照)の構成を採用すると好適である。すなわち、図4の例では、インクジェット印刷方式による部位Aのみに保護層14を形成し、部位Aの側面には側面保護層18を形成し、部位B及び部位Cが凹部17として形成される。このように本実施形態を好適に採用することで、硬化塗料を無駄に使用することを無くすことができ、印刷時間の短縮やコスト削減に寄与することができる。
【0032】
(第4の実施形態)
上述してきた各実施形態においては、上部印刷層16は1層のみの場合について図示してきた。
しかし、本発明としては、上部印刷層16として1層のみに限定するものではなく、グラビア印刷又はスクリーン印刷によって複数層形成されているものであってもよい。例えば、図5に示すように、保護層14の上に第1上部印刷層16aと、第2上部印刷層16bの2層が積層されて形成されていてもよい。
【0033】
このように、上部印刷層16を2層にすることにより、遮光が確実に行われるというメリットがある。
また、図5では図1と同様に、各層を単なるベタ印刷で表しているが、実際には、第1上部印刷層16a及び第2上部印刷層16bが形成されていない部位が互い違いに形成されていてもよい。このような構成により、例えば木目調などを綺麗に表現することができる。
【0034】
(他の実施形態)
上述してきた各実施形態においては、保護層14として紫外線硬化性樹脂を用いた例を説明した。
ただし、保護層14としては無職透明の熱硬化性樹脂である硬化塗料を用いてもよい。熱硬化性樹脂を保護層14として形成する場合には、熱硬化性樹脂をグラビア印刷又はスクリーン印刷によって形成することができる。紫外線硬化性樹脂では紫外線が照射されると硬化してしまうが、熱硬化性樹脂では半硬化状態で停止させておくことができるというメリットが生じる。
【0035】
保護層14が半硬化状態であれば、IMDにより射出成型品に本発明の加飾フィルム10を固定することができる。IMDは、射出成型用金型内に加飾フィルム10を配置させ、注入樹脂材料を押し出してフィルムを注入樹脂材料とを同時に密着させて所定形状に成型させるようにした成型方法であるので、硬化した保護層14が存在すると加飾フィルム10に大きな負荷がかかってしまう。このため、保護層にクラックが生じてしまうというおそれが出てくる。
ところが、保護層14を半硬化状態としておくことによって、金型内に加飾フィルム10を配置して射出成型を行っても加飾フィルム10への負荷が軽減され、保護層14のクラックの発生を防止することができる。
【符号の説明】
【0036】
10 加飾フィルム
11 基材
12 UVインク層
14 保護層
14a 凸部
14b 凹部
16 上部印刷層
16a 第1上部印刷層
16b 第2上部印刷層
17 凹部
18 側面保護層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薄膜状の基材に対し、UVインクを用いてインクジェットプリンタにより印刷された加飾フィルムにおいて、
前記基材には、前記インクジェットプリンタにより印刷されたUVインク層と、該UVインク層に重ねてUVインク層の上方にグラビア印刷又はスクリーン印刷により印刷された上部印刷層と、前記UVインク層と前記上部印刷層の間に介在する保護層とが形成されてなることを特徴とする加飾フィルム。
【請求項2】
前記保護層は、透明な紫外線硬化樹脂であって、インクジェットプリンタによって吐出されて基材に着弾したUVインクの上に重ねてインクジェットプリンタによって吐出され、前記UVインクとともに紫外線によって硬化されてなることを特徴とする請求項1記載の加飾フィルム。
【請求項3】
前記保護層は、透明な紫外線硬化樹脂であって、インクジェットプリンタによって吐出されて基材に着弾したUVインクの上に重ねてグラビア印刷又はスクリーン印刷によって形成され、前記UVインクとともに紫外線によって硬化されてなることを特徴とする請求項1記載の加飾フィルム。
【請求項4】
前記保護層は、透明な熱硬化性樹脂であってインクジェットプリンタによって吐出されて基材に着弾したUVインクの上に重ねてグラビア印刷又はスクリーン印刷によって形成されてなることを特徴とする請求項1記載の加飾フィルム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−116168(P2012−116168A)
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−270537(P2010−270537)
【出願日】平成22年12月3日(2010.12.3)
【出願人】(000137823)株式会社ミマキエンジニアリング (437)
【Fターム(参考)】