動く歩道
【課題】パレットのチェーンを持たない動く歩道の駆動方式。
【解決手段】動く歩道は、複数のパレット2から構成される移動可能なバンド1を備える。複数のパレット2は、パレットのバンドの前方可動部および戻り部に沿って上記複数のパレットを駆動させる複数のガイド4、5の上を転動することができる複数の側方パレットローラー3を有する。歩道の駆動装置はギアモータの出力軸からチェーン(チェーンは描かれていない)を通しての動力を得るために必要な小歯車8を備えた同一の軸7に取り付けられた2つの駆動車輪6で構成されている。駆動車輪6は互いに等距離で駆動車輪6の軸7とおおよそ等間隔で平行である軸に取り付けられた自由回転周辺ローラー9を備える。
【解決手段】動く歩道は、複数のパレット2から構成される移動可能なバンド1を備える。複数のパレット2は、パレットのバンドの前方可動部および戻り部に沿って上記複数のパレットを駆動させる複数のガイド4、5の上を転動することができる複数の側方パレットローラー3を有する。歩道の駆動装置はギアモータの出力軸からチェーン(チェーンは描かれていない)を通しての動力を得るために必要な小歯車8を備えた同一の軸7に取り付けられた2つの駆動車輪6で構成されている。駆動車輪6は互いに等距離で駆動車輪6の軸7とおおよそ等間隔で平行である軸に取り付けられた自由回転周辺ローラー9を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、側面ガイドに沿って移動するパレットのエンドレスバンドで作られた、人や物を輸送する為に使われる種類の動く歩道(ムービングウォーク)に関する発明である。
【背景技術】
【0002】
上述した目的の従来の動く歩道は、側面ガイドに沿って移動するパレットのバンドによって形成されており、さらにパレットは構成材と使用する人の重さを支える構造に合わせ、固定されている。その歩道はさらに同じ支持構造で固定されているガラス製の又は不透明な手すりが備えられており、その手すりはパレットと同じスピードで動き、そのパレットは全て一つの駆動装置で動く。
【0003】
そのパレットは側面ガイドに沿って動くローラーを持ち、前方可動部、戻り部、中間折り返し部に沿ってパレットのバンドを駆動する。その駆動装置は、共通の軸を有する少なくとも一つの一対の駆動車輪を備える。パレットのバンドの折り返し部の一つは、その共通の軸の周囲で動作する。
【0004】
動く歩道のような乗客/物品を輸送するための従来の方式は、一定の経路を連続移動する為に軌道上を動くコンベアーパレットのバンドを備える。コンベアーパレットは、駆動装置によって動く、チェーン軌道とつながっている。上記駆動方式は通常、コンベアープレートのチェーンと、歯車のついた車輪と、軸と、電気式のギアモータとで構成される。電気式のモータは、歯車の車輪に一体化して取り付けられた軸を駆動する。この軸は、コンベアーパレットのチェーンの輪に動きを伝える。コンベアーパレットは前述したチェーンと同じ方式で動く。上記駆動方式は動く歩道の末端に位置する。一方、上記駆動方式を引っ張る装置は通常、反対側の末端に位置する。復路を実現する低い部分における歩く歩道の全体を移動するコンベアーパレットの折り返し部は、動く歩道の終わり部分に存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】国際公開第05042392号明細書
【特許文献2】米国特許第7341139号明細書
【特許文献3】スペイン特許出願第200601651号明細書
【特許文献4】スペイン特許出願第2009311290号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、機器の最大の高さを減らす狙いの新しい一連のデザインが出てきている。そのため従来の駆動方式は改善する必要がある。
【0007】
今まで使われてきた動く歩道の概念によって選ばれたものにはいくつかの解決策がある。その解決策の一つはKone CorporationのWO 05042392に示されている。上記によれば水平モータを使用する方法により、手すりの内側に、少なくとも部分的に駆動方式を設置する事が可能である事が示される。このようにして、上記駆動は利用できる範囲が狭いスペースにおいて、短い間隔での折り返しの動作が可能なパレットのチェーンを最終的に駆動する一連のチェーン、もしくはベルトにより出現した。しかし、そうでなければ、上記駆動部は従来の歩道のチェーンのように使用していた。
【0008】
Kone CorporationのUS 7341139では、手すりの駆動部と、パレット駆動およびモータ装置の付属品とについて示されている。Kone CorporationのUS 7353932では、パレットのバンドの配置と、二つの駆動モータを同時に使用する可能性について示されている。
【0009】
出願番号200601651のティッセンクリップ(ThyssenKrupp)のスペイン特許では、従来のパレットより短い間隔を持つパレットによって組み立てられているバンドの概念に基づいた小型の動く歩道が示されている。この歩道は駆動連結チェーンの低い部分と、直接かみ合わさる駆動チェーンを通る動く歩道の動くパレットの駆動方式を備える。上記駆動チェーンは変形可能であり、弾性のある素材で作られた、分割された複数の駆動ローラーを備える。駆動チェーンの輪は付属の軸とそれぞれつながり、駆動チェーンと複数のローラーがかみ合った低い部分で歯と顎を持つ。
【0010】
出願番号2009311290のティッセンクリップ(ThyssenKrupp)のスペイン特許では、駆動チェーンがないエスカレーターの駆動方式と動く歩道を提案している。上記動く歩道は、ステップまたはパレットのバンドのそれる部分および戻る部分との間に取り付けられた軸と一体の回転車輪のセットを使った方法によるものであり、ステップまたはパレットをかみ合わせて、それらの内部の表面においてステップまたはパレットのかみ合わさった構成、あるいは、その構成に類似する、パレットまたはステップのバンドと一体のチェーンの構成とするものである。
【0011】
いくつかの変速機の要素とその適合した補強部の動きを妨げるので、上記の出願は全て、利用できる小さなスペースの為に、従来の駆動と比較して、パレット若しくはステップのバンドの駆動から伝達される動力の制限の欠点を持つ。
【0012】
エスカレーターの分野では、多くの駆動方式はまだ、歯車の車輪と、ステップに付属されているローラーチェーンとの間に組み込まれている従来の方式に基づいている。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、従来のエレベーターと動く歩道の運転の概念の改良を伴う、上述した種類の駆動方式を備える、動く歩道に関する。
【0014】
本発明の目的は、パレットのチェーンを持たない動く歩道の駆動方式を提供することである。つまり、パレットのバンド又はその駆動部を滑らかにすることは不要であり、従来の駆動に関係するスペースの削減は必要である。伝達する動力レベルは従来の小型方式と同様であり、いかなる場合であっても従来の小型方式の動力より大きくなる。
【0015】
本発明の動く歩道は、前方可動部、戻り部および中間折り返し部を表すパレットのバンドと、共通の軸を持つ2つの駆動車輪により形成された駆動方式とを備えている。この共通の軸の周囲をパレットのバンドの折り返し部の一つが動作する。
【0016】
本発明の動く歩道の駆動方式の駆動車輪は、自由回転周辺ローラーを持っている。上記自由回転周辺ローラーは軸を通して上述の車輪に取り付けられており、その軸はそれぞれ等間隔であり、駆動車輪の軸と等間隔で平行である。
【0017】
複数のパレットのバンドのパレットは、内側の表面において、順に駆動車輪の周辺ローラーでつなぐことができる、かみ合わされた構成を備える。上記パレットは上記ローラーの補足形状を持つ。
【0018】
上記複数のパレットのバンドは、駆動車輪の周りで動く折り返し部において、湾曲した軌道を備える。上記湾曲した軌道は、前述した駆動車輪に接するもう一つの湾曲した軌道へ向かう前述したバンドのパレットのかみ合わせの構成のような軌道である。
【0019】
循環するパレットのかみ合わさった構成は接触部もしくは接触点に近づく機会が与えられた時、駆動車輪の周辺ローラーとつながれる。このようにして、決定する駆動又は伝達動作は上記駆動車輪とパレットのバンド間を意味する。
【0020】
駆動車輪に取り付けられた軸は、チェーン又はもう一つの伝達方式のギアモータで駆動することができる。この軸はパレットのバンドへ動力を伝達するのに重要となる。より好ましい方式はチェーンでの駆動である。前述のチェーンは、歯車に配置された小歯車からの動力を、2つの駆動車輪の軸と一体となったもう一つの歯車へ伝達する。さらに、周辺ローラーを持つ2つの駆動車輪は上述の軸に取り付けられる。歩道のそれぞれの側面の駆動車輪のローラーはパレットのバンドへ動力を伝達するのに重要となる。駆動車輪は多くの実現可能な有効直径とパレットのバンドの間隔を持つ周辺ローラーを備える。推奨する最小のローラーの数は16である。
【0021】
駆動車輪が回転する間、周辺ローラーはパレットのバンドの折り返し区域でパレットの内部表面の構成をかみ合わせ、それらの動作を伝達する。駆動車輪の周辺ローラーは駆動車輪と一体になって動く軸に関して順に自由に回転する。
【0022】
さらに上述のかみ合わせの構成では、パレットのバントのパレットは外部に歩道のガイドに沿って動くパレットローラーを持ち、それらのパレットローラーの経路が決められているパレットのバンドの軌道を持つ。
【0023】
可能な実施形態によると、側面ガイドは、駆動車輪の周りの折り返し部に沿って可動が可能であり、駆動車輪と一体となった各リムによって作られることができる。側面ガイドは、前述の車輪と同心で、パレットのバンドのパレットのパレットローラーによって表される軌道を備える。
【0024】
実施形態の変形の一つは、側面ガイドが駆動車輪の周りの折り返し部に沿って固定されている。それらの側面ガイドは、折り返し部に沿ったパレットのパレットローラーの軌道を決める湾曲部を表す。湾曲部は、パレットのバンドの戻り部と前方可動部に沿って動くガイドの末端で接する。この実施形態では、駆動車輪の周りの折り返し部に沿った側面ガイドは、パレットのバンドの戻り部と前方可動部に沿って動くガイド部に付随された、固定の円形カーブで作られている。
【0025】
駆動車輪の周りを動く折り返し部のパレットのバンドによって表される、上記の湾曲した軌道は、円の輪郭を伴うもう一つの湾曲した軌道に進む前述したバンドのパレットのかみ合わさった構成のような円でもよい。円の輪郭は、前述した駆動車輪より大きい半径を持ち、さらに駆動車輪に接する。接点に近づく度に、循環するパレットの構成は、駆動車輪の周辺ローラーとつながる、もしくはかみ合わさる。
【0026】
複数のパレットのバンドは、駆動車輪の接する軌道に進むパレットのかみ合わさった構成のような、駆動車輪の周りの折り返し部の、円ではない湾曲した軌道でもよい。前例のように、上述の接点に近づく度に、循環するパレットのかみ合わさった構成は上記駆動車輪の周辺ローラーとつながる、もしくはかみ合わさる。
【0027】
もう一つの可能な実施形態によると、上記駆動車輪の周りの折り返し部にあるパレットのバンドの湾曲軌道は、パレットのかみ合わさった構成が進む、駆動車輪と同じ半径で、前述した車輪と同心を持つ軌道のような円の輪郭を持ってもよい。この構成だと、
折り返し部を通る度に、すべての循環するパレットのかみ合わさった構成は、上記複数の駆動車輪の周辺ローラーとつながる、もしくはかみ合わさる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の動く歩道のパレットのバンドの完全な駆動方式の見解図である。
【図2】図1の駆動方式の側面の立面図である。
【図3】図1の駆動方式の正面の立面図である。
【図4】パレットのバンドを排除した図1と同様の見解図である。
【図5】自由回転周辺ローラーを伴う、共通の軸で組み立てられた2つの駆動車輪で形成された組み立て品の見解図である。
【図6】図5と同じ見解図で、前述したバンドの折り返し部にある複数のパレットのバンドのガイドの変形例を示す。
【図7】2つの同心円の軌道に従う、上記駆動車輪の自由回転ローラーと複数のパレットの構成との間の、かみ合わせ構造の概略側立面図である。
【図8】2つの同心円の軌道に従う、上記駆動車輪の周辺ローラーと複数のパレットの構成との間の、完全なかみ合わせの構造の側立面図である。
【図9】実施形態の変形例を示す図8と同様の概略側面図である。
【図10】実施形態の変形例を示す図8と同様の概略側面図である。
【図11】駆動車輪の自由回転ローラーとかみ合わさったパレットの構成の可能な形を示した概略側立面図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
この構成の特徴と本発明の歩道のパレットの駆動方式の特徴をより良く理解する為に図示した実施形態に沿って説明する。
【0030】
図1から4に示されるように、動く歩道は、複数のパレット2から構成される移動可能なバンド1を備える。複数のパレット2は、パレットのバンドの前方可動部および戻り部に沿って上記複数のパレットを駆動させる複数のガイド4、5の上を転動することができる複数の側方パレットローラー3を有する。
【0031】
図4、5でより詳しく見ることができるが、上記歩道の駆動装置はギアモータの出力軸からチェーン(チェーンは描かれていない)を通しての動力を得るために必要な小歯車8を備えた同一の軸7に取り付けられた2つの駆動車輪6で構成されている。駆動車輪6は互いに等距離で駆動車輪6の軸7とおおよそ等間隔で平行である軸に取り付けられた自由回転周辺ローラー9を備える。
【0032】
図1から5に示される実施形態を下記に示す。駆動車輪6を取り囲んでいる折り返し部に沿ってパレットローラー3が置かれているガイド部は、各々のリム10で構成されている。リム10は組み込まれたものであり、前述の車輪6の軌道と、パレットのバンド1のパレット2のパレットローラー3によって表される軌道と、同心である。リム10はパレットのバンド1の側面それぞれのパレット2のパレットローラー3を支える。上向き方向では、パレット2のパレットローラー3はそれぞれの側面ガイド4の上部で回転し、支持ランナー11の上部を通ってリム10に到達する。リム10の軌道が終わると、それぞれの側面のパレット2のパレットローラー3は回転しながら、低位回転ガイド5に向かい、低位動滑車12を通り、出ていく。
【0033】
図6に、2つの固定された独立部分14で作られた駆動車輪6の周りの折り返し部に沿ったパレット2のパレットローラー3のガイドに係る実施形態の変形例を示す。独立部分14は、上位方向に向かうパレットのバンド1のそれぞれの側面のパレットのパレットローラーのようなものである。パレットローラーは、ローラーガイド4の上で転動し、低位ガイド5に向かい、低位部分から外れたところからガイド14に達する。
【0034】
図11は、パレットのバンド1のパレット2はそれぞれ、低位部分で、構成15を持つことを示している。構成15は上記駆動車輪の自由回転周辺ローラー9の形状と補完的な形状を持つ。図7に示すように、駆動車輪6の周りを動くパレットのバンド1の折り返し部において、少なくとも折り返し部を作るパレット2の少なくとも一部の構成15は、駆動車輪6の自由回転周辺ローラー9をつなげる。そのローラー3の経路によって決められているこの折り返し部にあるパレットによる軌道は、駆動車輪6と同心の円の輪郭を持ってもよく、図8に示すような前述した駆動車輪と同じ半径を持つ円の軌道を備える駆動構成15の中で、折り返し部で決められているパレット2の構成15のすべてが駆動車輪6の自由回転周辺ローラー9とかみ合う、もしくはつながることができる事例であってもよい。
【0035】
上述した折り返し部の湾曲した軌道は循環してはいけない。さらに、駆動構成15による軌道は図9のように、駆動車輪との接点16を高い点でもつことができる。この事例では、ただ、上述で言及した接点16に近づくもしくは一致する機会毎にパレット2の構成15は駆動車輪6の自由回転周辺ローラー9をかみ合わせる事ができる。この折り返し部の複数のパレットのバンドの円ではない湾曲の軌道は、ガイド部のパレットのパレットローラー3の運転によって決定されてもよい。ガイド部はそのような折り返し部にある複数のローラーを駆動し、図6の固定部14で作ることができる。
【0036】
図10はもう一つの実施形態の変形例を示す。駆動車輪6の周りの折り返し部に沿ったパレット2のパレットローラー3を駆動させるガイドは、駆動車輪6と同心でない円軌道を表し、パレット2の構成15は、点16’で接し、自由回転周辺ローラー9よりも大きな半径を持つ円軌道を表すそのため、複数のパレットのバンドと駆動車輪6とのかみ合わせは、パレット2が上記で記した接点16’が近づく度に、起こる。
【0037】
結局のところ、駆動車輪6とパレット2のバンド1のかみ合わせで、図8のようなおおよそ半円の軌道に沿う、もしくは図9と10の接点16−16’に近づく毎に循環するパレット2の連続によって起こってもよい。
【0038】
記載されている構成は、動く歩道の駆動方式に必要なパレットのチェーンの削除、そしてスペースの削除により得られた、動く歩道の駆動装置である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、側面ガイドに沿って移動するパレットのエンドレスバンドで作られた、人や物を輸送する為に使われる種類の動く歩道(ムービングウォーク)に関する発明である。
【背景技術】
【0002】
上述した目的の従来の動く歩道は、側面ガイドに沿って移動するパレットのバンドによって形成されており、さらにパレットは構成材と使用する人の重さを支える構造に合わせ、固定されている。その歩道はさらに同じ支持構造で固定されているガラス製の又は不透明な手すりが備えられており、その手すりはパレットと同じスピードで動き、そのパレットは全て一つの駆動装置で動く。
【0003】
そのパレットは側面ガイドに沿って動くローラーを持ち、前方可動部、戻り部、中間折り返し部に沿ってパレットのバンドを駆動する。その駆動装置は、共通の軸を有する少なくとも一つの一対の駆動車輪を備える。パレットのバンドの折り返し部の一つは、その共通の軸の周囲で動作する。
【0004】
動く歩道のような乗客/物品を輸送するための従来の方式は、一定の経路を連続移動する為に軌道上を動くコンベアーパレットのバンドを備える。コンベアーパレットは、駆動装置によって動く、チェーン軌道とつながっている。上記駆動方式は通常、コンベアープレートのチェーンと、歯車のついた車輪と、軸と、電気式のギアモータとで構成される。電気式のモータは、歯車の車輪に一体化して取り付けられた軸を駆動する。この軸は、コンベアーパレットのチェーンの輪に動きを伝える。コンベアーパレットは前述したチェーンと同じ方式で動く。上記駆動方式は動く歩道の末端に位置する。一方、上記駆動方式を引っ張る装置は通常、反対側の末端に位置する。復路を実現する低い部分における歩く歩道の全体を移動するコンベアーパレットの折り返し部は、動く歩道の終わり部分に存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】国際公開第05042392号明細書
【特許文献2】米国特許第7341139号明細書
【特許文献3】スペイン特許出願第200601651号明細書
【特許文献4】スペイン特許出願第2009311290号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、機器の最大の高さを減らす狙いの新しい一連のデザインが出てきている。そのため従来の駆動方式は改善する必要がある。
【0007】
今まで使われてきた動く歩道の概念によって選ばれたものにはいくつかの解決策がある。その解決策の一つはKone CorporationのWO 05042392に示されている。上記によれば水平モータを使用する方法により、手すりの内側に、少なくとも部分的に駆動方式を設置する事が可能である事が示される。このようにして、上記駆動は利用できる範囲が狭いスペースにおいて、短い間隔での折り返しの動作が可能なパレットのチェーンを最終的に駆動する一連のチェーン、もしくはベルトにより出現した。しかし、そうでなければ、上記駆動部は従来の歩道のチェーンのように使用していた。
【0008】
Kone CorporationのUS 7341139では、手すりの駆動部と、パレット駆動およびモータ装置の付属品とについて示されている。Kone CorporationのUS 7353932では、パレットのバンドの配置と、二つの駆動モータを同時に使用する可能性について示されている。
【0009】
出願番号200601651のティッセンクリップ(ThyssenKrupp)のスペイン特許では、従来のパレットより短い間隔を持つパレットによって組み立てられているバンドの概念に基づいた小型の動く歩道が示されている。この歩道は駆動連結チェーンの低い部分と、直接かみ合わさる駆動チェーンを通る動く歩道の動くパレットの駆動方式を備える。上記駆動チェーンは変形可能であり、弾性のある素材で作られた、分割された複数の駆動ローラーを備える。駆動チェーンの輪は付属の軸とそれぞれつながり、駆動チェーンと複数のローラーがかみ合った低い部分で歯と顎を持つ。
【0010】
出願番号2009311290のティッセンクリップ(ThyssenKrupp)のスペイン特許では、駆動チェーンがないエスカレーターの駆動方式と動く歩道を提案している。上記動く歩道は、ステップまたはパレットのバンドのそれる部分および戻る部分との間に取り付けられた軸と一体の回転車輪のセットを使った方法によるものであり、ステップまたはパレットをかみ合わせて、それらの内部の表面においてステップまたはパレットのかみ合わさった構成、あるいは、その構成に類似する、パレットまたはステップのバンドと一体のチェーンの構成とするものである。
【0011】
いくつかの変速機の要素とその適合した補強部の動きを妨げるので、上記の出願は全て、利用できる小さなスペースの為に、従来の駆動と比較して、パレット若しくはステップのバンドの駆動から伝達される動力の制限の欠点を持つ。
【0012】
エスカレーターの分野では、多くの駆動方式はまだ、歯車の車輪と、ステップに付属されているローラーチェーンとの間に組み込まれている従来の方式に基づいている。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、従来のエレベーターと動く歩道の運転の概念の改良を伴う、上述した種類の駆動方式を備える、動く歩道に関する。
【0014】
本発明の目的は、パレットのチェーンを持たない動く歩道の駆動方式を提供することである。つまり、パレットのバンド又はその駆動部を滑らかにすることは不要であり、従来の駆動に関係するスペースの削減は必要である。伝達する動力レベルは従来の小型方式と同様であり、いかなる場合であっても従来の小型方式の動力より大きくなる。
【0015】
本発明の動く歩道は、前方可動部、戻り部および中間折り返し部を表すパレットのバンドと、共通の軸を持つ2つの駆動車輪により形成された駆動方式とを備えている。この共通の軸の周囲をパレットのバンドの折り返し部の一つが動作する。
【0016】
本発明の動く歩道の駆動方式の駆動車輪は、自由回転周辺ローラーを持っている。上記自由回転周辺ローラーは軸を通して上述の車輪に取り付けられており、その軸はそれぞれ等間隔であり、駆動車輪の軸と等間隔で平行である。
【0017】
複数のパレットのバンドのパレットは、内側の表面において、順に駆動車輪の周辺ローラーでつなぐことができる、かみ合わされた構成を備える。上記パレットは上記ローラーの補足形状を持つ。
【0018】
上記複数のパレットのバンドは、駆動車輪の周りで動く折り返し部において、湾曲した軌道を備える。上記湾曲した軌道は、前述した駆動車輪に接するもう一つの湾曲した軌道へ向かう前述したバンドのパレットのかみ合わせの構成のような軌道である。
【0019】
循環するパレットのかみ合わさった構成は接触部もしくは接触点に近づく機会が与えられた時、駆動車輪の周辺ローラーとつながれる。このようにして、決定する駆動又は伝達動作は上記駆動車輪とパレットのバンド間を意味する。
【0020】
駆動車輪に取り付けられた軸は、チェーン又はもう一つの伝達方式のギアモータで駆動することができる。この軸はパレットのバンドへ動力を伝達するのに重要となる。より好ましい方式はチェーンでの駆動である。前述のチェーンは、歯車に配置された小歯車からの動力を、2つの駆動車輪の軸と一体となったもう一つの歯車へ伝達する。さらに、周辺ローラーを持つ2つの駆動車輪は上述の軸に取り付けられる。歩道のそれぞれの側面の駆動車輪のローラーはパレットのバンドへ動力を伝達するのに重要となる。駆動車輪は多くの実現可能な有効直径とパレットのバンドの間隔を持つ周辺ローラーを備える。推奨する最小のローラーの数は16である。
【0021】
駆動車輪が回転する間、周辺ローラーはパレットのバンドの折り返し区域でパレットの内部表面の構成をかみ合わせ、それらの動作を伝達する。駆動車輪の周辺ローラーは駆動車輪と一体になって動く軸に関して順に自由に回転する。
【0022】
さらに上述のかみ合わせの構成では、パレットのバントのパレットは外部に歩道のガイドに沿って動くパレットローラーを持ち、それらのパレットローラーの経路が決められているパレットのバンドの軌道を持つ。
【0023】
可能な実施形態によると、側面ガイドは、駆動車輪の周りの折り返し部に沿って可動が可能であり、駆動車輪と一体となった各リムによって作られることができる。側面ガイドは、前述の車輪と同心で、パレットのバンドのパレットのパレットローラーによって表される軌道を備える。
【0024】
実施形態の変形の一つは、側面ガイドが駆動車輪の周りの折り返し部に沿って固定されている。それらの側面ガイドは、折り返し部に沿ったパレットのパレットローラーの軌道を決める湾曲部を表す。湾曲部は、パレットのバンドの戻り部と前方可動部に沿って動くガイドの末端で接する。この実施形態では、駆動車輪の周りの折り返し部に沿った側面ガイドは、パレットのバンドの戻り部と前方可動部に沿って動くガイド部に付随された、固定の円形カーブで作られている。
【0025】
駆動車輪の周りを動く折り返し部のパレットのバンドによって表される、上記の湾曲した軌道は、円の輪郭を伴うもう一つの湾曲した軌道に進む前述したバンドのパレットのかみ合わさった構成のような円でもよい。円の輪郭は、前述した駆動車輪より大きい半径を持ち、さらに駆動車輪に接する。接点に近づく度に、循環するパレットの構成は、駆動車輪の周辺ローラーとつながる、もしくはかみ合わさる。
【0026】
複数のパレットのバンドは、駆動車輪の接する軌道に進むパレットのかみ合わさった構成のような、駆動車輪の周りの折り返し部の、円ではない湾曲した軌道でもよい。前例のように、上述の接点に近づく度に、循環するパレットのかみ合わさった構成は上記駆動車輪の周辺ローラーとつながる、もしくはかみ合わさる。
【0027】
もう一つの可能な実施形態によると、上記駆動車輪の周りの折り返し部にあるパレットのバンドの湾曲軌道は、パレットのかみ合わさった構成が進む、駆動車輪と同じ半径で、前述した車輪と同心を持つ軌道のような円の輪郭を持ってもよい。この構成だと、
折り返し部を通る度に、すべての循環するパレットのかみ合わさった構成は、上記複数の駆動車輪の周辺ローラーとつながる、もしくはかみ合わさる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の動く歩道のパレットのバンドの完全な駆動方式の見解図である。
【図2】図1の駆動方式の側面の立面図である。
【図3】図1の駆動方式の正面の立面図である。
【図4】パレットのバンドを排除した図1と同様の見解図である。
【図5】自由回転周辺ローラーを伴う、共通の軸で組み立てられた2つの駆動車輪で形成された組み立て品の見解図である。
【図6】図5と同じ見解図で、前述したバンドの折り返し部にある複数のパレットのバンドのガイドの変形例を示す。
【図7】2つの同心円の軌道に従う、上記駆動車輪の自由回転ローラーと複数のパレットの構成との間の、かみ合わせ構造の概略側立面図である。
【図8】2つの同心円の軌道に従う、上記駆動車輪の周辺ローラーと複数のパレットの構成との間の、完全なかみ合わせの構造の側立面図である。
【図9】実施形態の変形例を示す図8と同様の概略側面図である。
【図10】実施形態の変形例を示す図8と同様の概略側面図である。
【図11】駆動車輪の自由回転ローラーとかみ合わさったパレットの構成の可能な形を示した概略側立面図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
この構成の特徴と本発明の歩道のパレットの駆動方式の特徴をより良く理解する為に図示した実施形態に沿って説明する。
【0030】
図1から4に示されるように、動く歩道は、複数のパレット2から構成される移動可能なバンド1を備える。複数のパレット2は、パレットのバンドの前方可動部および戻り部に沿って上記複数のパレットを駆動させる複数のガイド4、5の上を転動することができる複数の側方パレットローラー3を有する。
【0031】
図4、5でより詳しく見ることができるが、上記歩道の駆動装置はギアモータの出力軸からチェーン(チェーンは描かれていない)を通しての動力を得るために必要な小歯車8を備えた同一の軸7に取り付けられた2つの駆動車輪6で構成されている。駆動車輪6は互いに等距離で駆動車輪6の軸7とおおよそ等間隔で平行である軸に取り付けられた自由回転周辺ローラー9を備える。
【0032】
図1から5に示される実施形態を下記に示す。駆動車輪6を取り囲んでいる折り返し部に沿ってパレットローラー3が置かれているガイド部は、各々のリム10で構成されている。リム10は組み込まれたものであり、前述の車輪6の軌道と、パレットのバンド1のパレット2のパレットローラー3によって表される軌道と、同心である。リム10はパレットのバンド1の側面それぞれのパレット2のパレットローラー3を支える。上向き方向では、パレット2のパレットローラー3はそれぞれの側面ガイド4の上部で回転し、支持ランナー11の上部を通ってリム10に到達する。リム10の軌道が終わると、それぞれの側面のパレット2のパレットローラー3は回転しながら、低位回転ガイド5に向かい、低位動滑車12を通り、出ていく。
【0033】
図6に、2つの固定された独立部分14で作られた駆動車輪6の周りの折り返し部に沿ったパレット2のパレットローラー3のガイドに係る実施形態の変形例を示す。独立部分14は、上位方向に向かうパレットのバンド1のそれぞれの側面のパレットのパレットローラーのようなものである。パレットローラーは、ローラーガイド4の上で転動し、低位ガイド5に向かい、低位部分から外れたところからガイド14に達する。
【0034】
図11は、パレットのバンド1のパレット2はそれぞれ、低位部分で、構成15を持つことを示している。構成15は上記駆動車輪の自由回転周辺ローラー9の形状と補完的な形状を持つ。図7に示すように、駆動車輪6の周りを動くパレットのバンド1の折り返し部において、少なくとも折り返し部を作るパレット2の少なくとも一部の構成15は、駆動車輪6の自由回転周辺ローラー9をつなげる。そのローラー3の経路によって決められているこの折り返し部にあるパレットによる軌道は、駆動車輪6と同心の円の輪郭を持ってもよく、図8に示すような前述した駆動車輪と同じ半径を持つ円の軌道を備える駆動構成15の中で、折り返し部で決められているパレット2の構成15のすべてが駆動車輪6の自由回転周辺ローラー9とかみ合う、もしくはつながることができる事例であってもよい。
【0035】
上述した折り返し部の湾曲した軌道は循環してはいけない。さらに、駆動構成15による軌道は図9のように、駆動車輪との接点16を高い点でもつことができる。この事例では、ただ、上述で言及した接点16に近づくもしくは一致する機会毎にパレット2の構成15は駆動車輪6の自由回転周辺ローラー9をかみ合わせる事ができる。この折り返し部の複数のパレットのバンドの円ではない湾曲の軌道は、ガイド部のパレットのパレットローラー3の運転によって決定されてもよい。ガイド部はそのような折り返し部にある複数のローラーを駆動し、図6の固定部14で作ることができる。
【0036】
図10はもう一つの実施形態の変形例を示す。駆動車輪6の周りの折り返し部に沿ったパレット2のパレットローラー3を駆動させるガイドは、駆動車輪6と同心でない円軌道を表し、パレット2の構成15は、点16’で接し、自由回転周辺ローラー9よりも大きな半径を持つ円軌道を表すそのため、複数のパレットのバンドと駆動車輪6とのかみ合わせは、パレット2が上記で記した接点16’が近づく度に、起こる。
【0037】
結局のところ、駆動車輪6とパレット2のバンド1のかみ合わせで、図8のようなおおよそ半円の軌道に沿う、もしくは図9と10の接点16−16’に近づく毎に循環するパレット2の連続によって起こってもよい。
【0038】
記載されている構成は、動く歩道の駆動方式に必要なパレットのチェーンの削除、そしてスペースの削除により得られた、動く歩道の駆動装置である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
側面ガイド(4−5)上のパレット(2)の可動バンド(1)と、駆動装置とを備え、
上記パレット(2)は、前方可動部、戻り部および中間折り返し部に沿って上記パレットのバンドを駆動する側面ガイド上を移動可能なパレットローラー(3)を有し、
上記駆動装置は、上記パレットのバンドの中間折り返し部の一つがその周囲を移動する共通の軸(7)を有する、少なくとも一組の駆動車輪(6)を含む動く歩道であって、
上記駆動車輪(6)は、自由回転周辺ローラー(9)を有し、上記自由回転周辺ローラー(9)は、上記駆動車輪の上記軸と等間隔であり、且つ、平行である軸を通して、上記車輪に取り付けられており、
パレットのバンド(1)の上記パレット(2)は、それらの内側の表面において、上記駆動車輪の周辺ローラー(9)に結合可能なかみ合わせ構成(15)を有し、
パレットの上記バンド(1)は、上記駆動車輪(6)の周りで動く上記折り返し部において湾曲した軌道を持ち、当該湾曲した軌道において、上記かみ合わせ構成(15)は、上記構成が上記駆動車輪の上記周辺ローラー(9)に連結された一点または一部で上記駆動車輪と接する軌道を持つことを特徴とする動く歩道。
【請求項2】
上記折り返し部における、パレットのバンド(1)の上記湾曲した軌道は、同心円状で、上記駆動車輪より大きな半径を有しており、上記かみ合わせ構成(15)は、上記駆動車輪と接する円軌道を持つことを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【請求項3】
上記折り返し部における、パレットの上記バンド(1)は、非円形の湾曲した軌道を持ち、上記かみ合わせ構成(15)は、上記駆動車輪と接する軌道に従って移動することを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【請求項4】
上記折り返し部における、パレットの上記バンド(1)の上記湾曲した軌道は円であり、上記かみ合わせ構成(15)は、上記駆動車輪より大きな半径であり、且つ、上記駆動車輪と接する、非同心円の軌道を持つことを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【請求項5】
上記側面ガイドは、上記駆動車輪の周りの折り返し部に沿って動くものであり、上記駆動車輪(6)と一体となり、且つ、上記車輪およびパレットの上記バンドの上記パレット(2)の上記パレットローラー(3)で表される軌道と同心円である各リム(10)から構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【請求項6】
側面ガイド(14)は、
上記駆動車輪(6)の周りの上記折り返し部に沿って固定されており、
上記折り返し部に沿った上記パレットの上記ローラー(9)で表される部分と一致し、且つ、パレットの上記バンド(1)の上記前方可動部および後方可動部に沿って動く上記ガイド(4−5)にそれらの端部において接する湾曲部を決定することを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【請求項1】
側面ガイド(4−5)上のパレット(2)の可動バンド(1)と、駆動装置とを備え、
上記パレット(2)は、前方可動部、戻り部および中間折り返し部に沿って上記パレットのバンドを駆動する側面ガイド上を移動可能なパレットローラー(3)を有し、
上記駆動装置は、上記パレットのバンドの中間折り返し部の一つがその周囲を移動する共通の軸(7)を有する、少なくとも一組の駆動車輪(6)を含む動く歩道であって、
上記駆動車輪(6)は、自由回転周辺ローラー(9)を有し、上記自由回転周辺ローラー(9)は、上記駆動車輪の上記軸と等間隔であり、且つ、平行である軸を通して、上記車輪に取り付けられており、
パレットのバンド(1)の上記パレット(2)は、それらの内側の表面において、上記駆動車輪の周辺ローラー(9)に結合可能なかみ合わせ構成(15)を有し、
パレットの上記バンド(1)は、上記駆動車輪(6)の周りで動く上記折り返し部において湾曲した軌道を持ち、当該湾曲した軌道において、上記かみ合わせ構成(15)は、上記構成が上記駆動車輪の上記周辺ローラー(9)に連結された一点または一部で上記駆動車輪と接する軌道を持つことを特徴とする動く歩道。
【請求項2】
上記折り返し部における、パレットのバンド(1)の上記湾曲した軌道は、同心円状で、上記駆動車輪より大きな半径を有しており、上記かみ合わせ構成(15)は、上記駆動車輪と接する円軌道を持つことを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【請求項3】
上記折り返し部における、パレットの上記バンド(1)は、非円形の湾曲した軌道を持ち、上記かみ合わせ構成(15)は、上記駆動車輪と接する軌道に従って移動することを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【請求項4】
上記折り返し部における、パレットの上記バンド(1)の上記湾曲した軌道は円であり、上記かみ合わせ構成(15)は、上記駆動車輪より大きな半径であり、且つ、上記駆動車輪と接する、非同心円の軌道を持つことを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【請求項5】
上記側面ガイドは、上記駆動車輪の周りの折り返し部に沿って動くものであり、上記駆動車輪(6)と一体となり、且つ、上記車輪およびパレットの上記バンドの上記パレット(2)の上記パレットローラー(3)で表される軌道と同心円である各リム(10)から構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【請求項6】
側面ガイド(14)は、
上記駆動車輪(6)の周りの上記折り返し部に沿って固定されており、
上記折り返し部に沿った上記パレットの上記ローラー(9)で表される部分と一致し、且つ、パレットの上記バンド(1)の上記前方可動部および後方可動部に沿って動く上記ガイド(4−5)にそれらの端部において接する湾曲部を決定することを特徴とする、請求項1に記載の動く歩道。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2013−18655(P2013−18655A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−155936(P2012−155936)
【出願日】平成24年7月11日(2012.7.11)
【出願人】(512163680)
【氏名又は名称原語表記】THYSSENKRUPP ELEVATOR INNOVATION CENTER,S.A.
【住所又は居所原語表記】Laboral Ciudad de la Cultura,c/Luis Moya Blanco 261,33203 GIJON,Asturias,Spain
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年7月11日(2012.7.11)
【出願人】(512163680)
【氏名又は名称原語表記】THYSSENKRUPP ELEVATOR INNOVATION CENTER,S.A.
【住所又は居所原語表記】Laboral Ciudad de la Cultura,c/Luis Moya Blanco 261,33203 GIJON,Asturias,Spain
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]