説明

包装箱

【課題】十分な緩和作用が得られ、不要な通口が形成されることを防止する。
【解決手段】底壁10と、底壁10に連設した側壁11A,11Bと、底壁10に連設した端壁27Bとを備え、端壁27Bが、折返壁36を介して底壁10に連設されるとともに、側壁11A,11Bに対して連続壁42を介して連続し、連続壁42が、側壁11A,11Bに対して第1折曲線43によって区画される第1連続部42aと、端壁27Bに第2折曲線44によって区画される第2連続部42bとを備え、これら連続部42a,42bを第3折曲線45によって区画した包装箱において、折返壁36と第1連続部42aとの間に、第2折曲線44に沿って延びる一対の第1縁部49a,49bと、第3折曲線45に沿って延びるとともに第1縁部49a,49bの両端間にかけて延びる一対の第2縁部50a,50bとを有する略平行四辺形状の抜部48を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
本発明の包装箱に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【0003】
【特許文献1】特開2002−302116号公報
【0004】
この特許文献には、方形状をなす底壁と、該底壁の両側縁に連設した側壁と、前記底壁の両端に連設した端壁と、一方の側壁に連設した蓋壁とを有する包装箱が記載されている。そのうち、端壁は、底壁に対して、該底壁に重畳されるように折り返される折返壁を介して連設され、両端に内向きに窪む緩衝部を形成した構成としている。また、各端壁は、隣接する側壁に対して2つ折りされる連続壁を介して連続されている。なお、連続壁は、側壁に連続する第1連続部と端壁に連続する第2連続部とを備え、これらの境界部分に折曲線を形成したものである。
【0005】
しかし、底壁、側壁、折返壁および第1連続部の角部が集中する部分と、端壁、折返壁および第2連続部の角部が集中する部分とは、組立状態で原材料である紙が複数積層されるため、その部分に反発力が生じる。そのため、組立作業性が悪くなるばかりか、紙に破断が生じるという問題がある。
【0006】
そこで、この特許文献では、折返壁と第1連続部との間において、底壁から端壁の間にかけて延びる長方形状の抜部を設け、反発力の緩和を図り、組立作業性を向上するとともに、破断を防止している。
【0007】
しかしながら、前記抜部では、十分な緩和作用を得ることができず、組立作業性を確実に向上することはできない。または、十分な緩和作用を得る代わりに、組立状態で内部に連通する不要な通口が形成される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたもので、十分な緩和作用が得られ、不要な通口が形成されることのない包装箱を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため、本発明の包装箱は、方形状をなす底壁と、該底壁の両側縁に連設した側壁と、前記底壁の少なくとも一端に連設した端壁とを備え、前記端壁が、前記底壁に対して内向きに屈曲される折返壁を介して連設されるとともに、隣接する側壁に対して連続壁を介して連続し、該連続壁が、前記側壁に対して第1折曲線によって区画される第1連続部と、前記端壁に第2折曲線によって区画される第2連続部とを備え、これら第1および第2連続部を第2折曲線に対して傾斜して延びる第3折曲線によって区画した包装箱において、前記折返壁と第1連続部との間に、前記第2折曲線に沿って延びる一対の第1縁部と、前記第3折曲線に沿って延びるとともに前記第1縁部の両端間にかけて延びる一対の第2縁部とを有する略平行四辺形状の抜部を設けた構成としている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の包装箱では、折返壁と第1連続部との間に平行四辺形状の抜部を設けているため、各壁の角部が集中する部分に不要な反発力は作用しない。そのため、十分な緩和作用を得ることができ、組立作業性を向上できる。抜部の第1縁部が第2折曲線に沿って延びるとともに、第2縁部が第3折曲線に沿って傾斜して延びるため、不要な通口が形成されることもない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0012】
図1から図5は、本発明の実施形態に係る包装箱を示す。この包装箱は、ボトルなどのように、頭部1aが胴部1bより縮径された商品1(図5参照)を収容するためのものである。この包装箱は、表紙および裏紙の間に波状の中しんを配設した周知の段ボール紙を、周知の紙器打抜装置(図示せず)によって図1に示す連続した1枚のブランクとして打ち抜き、所定部位を糊付けにより貼着して成形される。
【0013】
この包装箱のブランクは、図1に示すように、長方形状をなす底壁10を備え、その底壁10の図中上下に位置する両側縁に側壁11A,11Bが連設されている。そして、これら底壁10と側壁11A,11Bとの境界部分には、肉厚を圧縮するように罫を入れて形成した折曲線12が設けられている。
【0014】
本実施形態では、上側の側壁11Aには蓋壁13が連設され、その境界部分に同様の折曲線14が設けられている。また、この蓋壁13には封緘代15が連設されている。この封緘代15は、第1封緘状態で側壁11Bの上側縁に貼着される両側の貼着部16A,16Bと、これらの間に位置し、第2封緘状態で側壁11Bの内面側に挿入係止される挿入係止部17とからなる。そして、蓋壁13と貼着部16A,16Bとの境界部分には、所定間隔をもって直線上に延びる複数の切断線と、各切断線の一端から貼着部16A,16B内に向けて延びるガイド用切断線とからなる片ジッパー構造の第1破断線18が設けられている。また、蓋壁13と挿入係止部17との境界部分には、折曲線と、該折曲線に沿って所定間隔をもって形成した複数の切断線とからなるリード罫構造の折曲線19が設けられている。さらに、貼着部16A,16Bと挿入係止部17との境界部分には、第1破断線18と同様の片ジッパー構造の第2破断線20が設けられている。
【0015】
一方、下側の側壁11Bには、商品位置決め用の支持壁21が一部に連設されている。そして、これら側壁11Bと支持壁21との境界部分には、前記挿入係止部17との対応位置に略凹字形状の切断線からなる挿入孔部22が設けられ、この挿入孔部22の両側に折曲線23が設けられている。前記挿入孔部22の中央には、側壁11Bの側に位置するように半円形状の抜き穴からなる指差込部24が設けられている。また、支持壁21には、略J字形状をなす一対の第1切断部25a,25aと、これらの各一端間に設けた第2切断部25bと、第1切断部25a,25aの他端近傍間に設けた第3切断部25cとで、略凹字形状をなす切起部25が設けられている。そして、この切起部25の両側には、リード罫構造の折曲線26が設けられている。なお、第1切断部25a上には、折曲線26の折り曲げで破断される狭幅の非切断部が設けられている。また、第1切断部25a,25aと第2切断部25bとの間には、折り曲げても破断されない広幅の非切断部を有し、その非切断部に折曲線が設けられている。さらに、第3切断部25c上には、折曲線26の折り曲げで破断される狭幅の非切断部が設けられている。
【0016】
また、包装箱のブランクには、底壁10の両側に端壁27A,27Bが連設されている。そのうち、図中、底壁10の右側に位置する端壁27Aは、底壁10との境界部分に折曲線28が設けられている。この端壁27Aには、図中右側に位置する先端縁に、封緘状態で内向きに屈曲される内フラップ29が連設され、その境界部分にリード罫構造の折曲線30が設けられている。また、端壁27Aには、封緘状態で側壁11A,11Bの上側に位置するように糊代部31が連設され、その境界部分に折曲線32が設けられている。
【0017】
本実施形態では、前記端壁27Aの側に商品1の頭部1aを配置する構成としている。そして、商品1の頭部1aを位置決めするために、端壁27Aおよび隣接する側壁11A,11Bを連続する位置決め片33が設けられている。この位置決め片33は、側壁11A,11Bに連続する折込部33a,33aと、端壁27Aに連続する折込部33b,33bとを備え、その各壁11A,11B,27Aとの境界部分には折曲線34が設けられている。また、これら折込部33a,33bの境界部分には、リード罫構造の折曲線35が設けられている。言い換えれば、折込部33a,33bは、底壁10の角部から45度の傾斜角度で延びる折曲線34,34間の中央線が境界であり、その境界部分に折曲線35が設けられている。
【0018】
一方、図中、底壁10の左側に位置する端壁27Bは、商品1の底部1cが配置されるもので、封緘状態で底壁10に対して重畳するように内向きに屈曲される折返壁36を介して、該底壁10と連設され、封緘状態では端壁27Bが内向きに窪む緩衝部37となるように構成している。底壁10と折返壁36との境界部分には折曲線38が設けられ、端壁27Bと折返壁36との境界部分にはリード罫構造の折曲線39が設けられている。また、端壁27Bには、図中左側に位置する先端縁に、封緘状態で外向きに屈曲されるフラップ40が連設され、その境界部分にリード罫構造の折曲線41が設けられている。
【0019】
そして、端壁27Bと隣接する側壁11A,11Bとは、連続壁42を介して連続するように設けられている。この連続壁42は、側壁11A,11Bと連続する第1連続部42aと、端壁27Bと連続する第2連続部42bとを備えている。第1連続部42aは、隣接する側壁11A,11Bに貼着される糊代となるもので、側壁11A,11Bとの境界部分には第1折曲線43が設けられている。第2連続部42bは、側壁11A,11Bとの連続により端壁27Bを立設状態に維持するもので、端壁27Bとの境界部分にはリード罫構造の第2折曲線44が設けられている。また、これら連続部42a,42bの境界部分には第3折曲線45が設けられている。言い換えれば、連続部42a,42bは、折返壁36の角部から45度の傾斜角度で延びる折曲線43,44間の中央線が境界であり、その境界部分に第3折曲線45が設けられている。なお、連続部42a,42bの先端には、余分な突出を抑えるためにL字形状の切欠部46が設けられている。また、第3折曲線45の先端には、連続部42a,42bの折り曲げによる破断を防止するために、所定の歪み範囲を具備させる切込線47が設けられている。
【0020】
前記折返壁36と第1連続部42aとの境界部分には、平行四辺形状をなす抜部48が設けられている。この抜部48は、端壁27Bと第2連続部42bとを区画した第2折曲線44に沿って平行に延びる一対の第1縁部49a,49bと、連続部42a,42bを区画した第3折曲線45に沿って平行に延びるとともに第1縁部49a,49bの両端間にかけて延びる一対の第2縁部50a,50bとを有する。第1縁部49aは、第2折曲線44を基準として、段ボール紙の略肉厚分、折返壁36(端壁27B)の側に位置されている。また、第1縁部49bは、平行に位置する第1縁部49aに対して段ボール紙の肉厚(約2.5mm)の2倍以上(例えば15mm)の隙間が形成されるように設定されている。一方、第2縁部50aは、第3折曲線45を基準として、段ボール紙の略肉厚分、第2連続部42bの側に位置されている。また、第2縁部50bは、底壁10と側壁11A,11Bとを区画した第1折曲線43の略端部から、第2縁部50aと平行に延びるように設定されている。
【0021】
前記ブランクからなる包装箱は、第1連続部42a,42aの裏面側に熱溶融樹脂などの接着剤が塗布され、折曲線38および第1折曲線43に沿って折返壁36および連続壁42を折り曲げることにより、第1連続部42a,42aと側壁11A,11Bの内面とを貼着する。また、折曲線39に沿って折返壁36に対して端壁27Bを上向きに折り曲げ、第2折曲線44および第3折曲線45に沿って端壁27Bおよび第1連続部42aに対して第2連続部42bを内向きに折り曲げる。
【0022】
また、折曲線28に沿って端壁27Aを底壁10に対して上向きに折り曲げ、折曲線32に沿って糊代部31を端壁27Aに対して内向きに折り曲げる。同時に、折曲線に沿って位置決め片33を側壁11A,11Bおよび端壁27Aに対して内向きに折り曲げるとともに、折曲線35に沿って折込部33a,33bを2つ折りして重畳させる。そして、糊代部31の表面側に塗布した熱溶融樹脂などの接着剤で、該糊代部31と側壁11A,11Bとを貼着する。
【0023】
これにより、図2に示すように、封緘前の包装箱が形成される。この際、本実施形態では、折返壁36と第1連続部42aとの間に平行四辺形状の抜部48を設けている。そのため、底壁10、側壁11A,11B、第1連続部42aおよび折返壁36の角部が集中するA部は、底壁10に対して側壁11A,11Bが略90度に屈曲するのみであり、第1連続部42aの縁が折返壁36に干渉することはないため、不要な反発力は作用しない。また、端壁27B、折返壁36、第1連続部42aおよび第2連続部42bの角部が集中するB部は、折返壁36に対して端壁27Bが略90度に屈曲し、その連続部分から所定間隔をもった第1縁部49bから上側の連続部42a,42bが重畳するため、不要な反発力は殆ど作用しない。そのため、十分な緩和作用を得ることができ、組立作業性を向上できる。
【0024】
しかも、この組立状態では、抜部48の第1縁部49aが第2折曲線44に沿って延びるとともに、第2縁部50bが底壁10と側壁11A,11Bとの略角部から傾斜して延びるため、A部に不要な切り欠き部分が形成されることはない。同様に、第1縁部49aが第2折曲線44に沿って延びるとともに、第2縁部50aが第3折曲線45に沿って傾斜して延びるため、B部に不要な通口が形成されることもない。即ち、不自然な切り欠き部分が形成されることにより、外観を損なうことが防止できるとともに、不要な通口が形成されることにより、塵埃の侵入を防止できる。
【0025】
ここで、図6(A),(B)は長方形状をなす従来の抜部48を適用した構成を示す。長方形の抜部48の場合、図6(A)に示すように、少なくとも底壁10と折返壁36との境界の折曲線38から、折返壁36と端壁27Bとの境界の折曲線39にかけて延びるように構成させる必要がある。この場合、組立状態ではA部に問題は生じないが、B部に複数層の重畳が生じるため、反発力が作用し、十分な緩和作用を得ることができない。これに対して、図6(B)に示すように、折曲線38,39を越えて延びるように抜部48を設けた場合、十分な緩和作用は得ることができる。しかし、A部に無意味な切り欠き部分が生じる。また、B部では、折曲線39を越える程度によるが、小さい場合には緩和作用が低減する一方、大きい場合には端壁27Bの下端に不要な通口が形成される。
【0026】
そして、本実施形態では、抜部48を第2折曲線44および第3折曲線45に沿って延びる縁部49a,49b,50a,50bを有する略平行四辺形状とすることにより、十分な緩和作用が得られ、組立作業性を向上できるとともに、無駄な通口が形成されないように構成できる。
【0027】
なお、前記包装箱に商品1を収容する場合、端壁27Aの側は、糊代部31が側壁11A,11Bに貼着されているため、側壁11A,11B間の隙間を広げることはできない。しかし、端壁27Bの側は、端壁27Bと側壁11A,11Bとの間に、重畳された連続部42a,42bが存在するため、復元力が作用し、側壁11A,11B間の隙間が自然に広がる。そのため、内部に商品1を収容させる作業性を向上できる。なお、この際には、本実施形態では、支持壁21を折曲線26に沿って折り曲げた状態で内向きに折り込むことにより、商品1の側部を支持させる。また、端壁27Aの稜部から内向きに傾斜して延びる位置決め片33,33の間に商品1の頭部1aを配置して位置決めする。
【0028】
そして、商品1の収容後には、貼着部16の裏面側に熱溶融樹脂を塗布し、蓋壁13および封緘代15を折り曲げ、側壁11Bの表面に貼着することにより、図3に示すように封緘する(第1封緘状態)。
【0029】
また、包装箱を開封して商品1を取り出す場合には、貼着されていない挿入係止部17と側壁11Bとの間に指を差し込み、図4および図5に示すように、引き上げることにより第2破断線20に沿って破断し、引き続いて第1破断線18に沿って破断することにより、蓋壁13を開放することができる。なお、この開封状態では、前記収容作業の場合と同様に、端壁27Bの側で側壁11A,11B間の隙間が自然に広がるため、取出作業性を向上できる。
【0030】
さらに、この状態で、商品1を再び収容させる場合には、蓋壁13および挿入係止部17を折り曲げ、該挿入係止部17を支持壁21の挿入孔部22に差し込むことにより、再封緘することができる(第2封緘状態)。
【0031】
なお、本発明の包装箱は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0032】
例えば、前記実施形態では、1つの商品1のみを収容する構成としたが、図7に示すように、第1の側壁11Aに第2の側壁11Bを連設することにより、2つの商品1を個別に収容できる構成としてもよい。
【0033】
また、前記実施形態では、一方の端壁27Bのみ内向きに窪む緩衝部37を形成する構成としたが、端壁27A,27Bの両方に緩衝部37を形成する構成としてもよい。
【0034】
さらに、前記実施形態では、蓋壁13を一体に連設する構成としたが、別体の蓋によって側壁11A,11Bおよび端壁27A,27Bで囲繞された上端開口を閉塞する構成としてもよい。
【0035】
さらにまた、前記端壁27Bを底に配置して包装箱を緩衝材のように使用してもよい。この場合、端壁27Aを設けない構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の包装箱のブランクを示す平面図である。
【図2】封緘前の包装箱を示す斜視図である。
【図3】封緘状態の包装箱を示す斜視図である。
【図4】開封状態の包装箱を示す斜視図である。
【図5】図5の平面図である。
【図6】(A),(B)は従来の問題点を説明するための要部平面図である。
【図7】包装箱の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0037】
1…商品
10…底壁
11A,11B…側壁
13…蓋壁
15…封緘代
21…支持壁
27A,27B…端壁
33…位置決め片
36…折返壁
42…連続壁
42a…第1連続部
42b…第2連続部
43…第1折曲線
44…第2折曲線
45…第3折曲線
48…抜部
49a,49b…第1縁部
50a,50b…第2縁部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
方形状をなす底壁と、該底壁の両側縁に連設した側壁と、前記底壁の少なくとも一端に連設した端壁とを備え、前記端壁が、前記底壁に対して内向きに屈曲される折返壁を介して連設されるとともに、隣接する側壁に対して連続壁を介して連続し、該連続壁が、前記側壁に対して第1折曲線によって区画される第1連続部と、前記端壁に第2折曲線によって区画される第2連続部とを備え、これら第1および第2連続部を第2折曲線に対して傾斜して延びる第3折曲線によって区画した包装箱において、
前記折返壁と第1連続部との間に、前記第2折曲線に沿って延びる一対の第1縁部と、前記第3折曲線に沿って延びるとともに前記第1縁部の両端間にかけて延びる一対の第2縁部とを有する略平行四辺形状の抜部を設けたことを特徴とする包装箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−331775(P2007−331775A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−163630(P2006−163630)
【出願日】平成18年6月13日(2006.6.13)
【出願人】(000115980)レンゴー株式会社 (502)
【Fターム(参考)】