説明

化粧料

【課題】 流動性があって且つ分散粒子の分散安定性に優れる化粧料を提供することを課題とする。
【解決手段】 (1)水溶性高分子、ヘクトライト系無機増粘剤及び皮膜形成性ポリマーエマルションを含有することを特徴とする化粧料である。
(2)水溶性高分子がキサンタンガムである上記(1)記載の化粧料である。
(3)ヘクトライト系無機増粘剤の配合量が0.01〜5重量%である上記(1)(2)記載の化粧料である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は色剤及び粉体、粒体の分散安定性に優れる化粧料、特に顔料が配合されているアイライナー液、マスカラ液に関する。
【背景技術】
【0002】
化粧料には種々の色剤及び粉体、粒体(以後分散粒子という)が配合される。これらの分散粒子の比重は、分散媒である水、油或いはエタノール等のそれと異なるため、安定に分散させることが非常に困難である。
【0003】
従来、このような分散系を持つ化粧料では高分子増粘剤を配合するか、或いは界面活性剤のゲル化等により粘性を発現して、その粘性によって分散粒子の凝集、浮遊或いは沈降を抑制するか、または、分散液の中に撹拌球を入れて使用の際に撹拌により再分散を図るといった方法を用いて来た。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
分散粒子の安定分散のために粘性を用いる方法としては、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム、アルギン酸塩などの高分子増粘剤を配合する方法、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等のアニオン界面活性剤とアルキルアミドベタイン等の両性界面活性剤との組み合わせにより発現する粘性を利用する方法等がとられて来た。しかしながら、粘性による安定分散化には限界があり、分散液が流動性を殆ど示さない程の高粘度にしない限り、長期経時後の分散粒子の凝集、浮遊、沈降を避けられず、従って、流動性を示す液状で且つ安定な分散系である化粧料を得ることは非常に困難であった。
【0005】
また、分散液の中に撹拌球を入れて使用の際に撹拌により再分散を図る方法は、該化粧料を充填する容器に様々な制約を課すことになり、更には使用者にとっては、容器を振って分散する動作が誠に使用勝手の悪いものであった。
【0006】
本発明は、前記のような状況下でなされたものであり、流動性があって且つ分散粒子の分散安定性に優れる化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、(1)水溶性高分子、ヘクトライト系無機増粘剤及び皮膜形成性ポリマーエマルションを含有することを特徴とする化粧料である。
【0008】
本発明はまた、(2)水溶性高分子がキサンタンガムである上記(1)記載の化粧料である。
【0009】
本発明はまた、(3)ヘクトライト系無機増粘剤の配合量が0.01〜5重量%である上記(1)(2)記載の化粧料である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、水溶性高分子、ヘクトライト系無機増粘剤及び皮膜形成性ポリマーエマルションを組み合わせて配合することにより、製造時は分散作業が容易となり、保存時は所定の粘性があって安定した分散系を保ち、使用時はその構造粘性が崩れて流動性が発現する化粧料を得ることができる。従って、例えば本発明の化粧料をアイライナー液に適用すると、保存時は顔料が沈降することなく、従って安定した色調が保たれ、そして使用時は使用の際の剪断力により流動性を持ったアイライナー液となるので、毛先から液が滞ることなく速やかに出て来て使用性の優れたものになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明について詳述する。本発明の化粧料は水溶性高分子、ヘクトライト系無機増粘剤及び皮膜形成性ポリマーエマルションを含有するものである。
【0012】
本発明の化粧料においては水溶性高分子とヘクトライト系無機増粘剤の組み合わせにより発現する粘性が重要である。水溶性高分子単独の粘性では、従来の分散系と同様、長期の分散安定性が確保されず、顔料配合のアイライナー液の場合、顔料が沈降してしまう。
【0013】
本発明の化粧料は水溶性高分子にヘクトライト系無機増粘剤を組み合わせることにより、ヘクトライト系無機増粘剤の持つチキソトロピー性の粘性を利用するものである。このチキソトロピー性は、本発明の化粧料が、静置された保存時はその構造粘性により分散粒子を安定に懸濁、分散せしめ、使用時は剪断応力により、速やかに流動性が発現する性質を持つ。この時、ヘクトライト系無機増粘剤単独であると、その構造粘性を再び発現するまでの間に分散粒子が凝集、浮遊、沈降してしまうので、この再現時間を確保する為に水溶性高分子の併用が必須となる。
【0014】
本発明の化粧料に用いられる水溶性高分子としては、クインスシードガム、カラギーナン、キサンタンガム、カードラン、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマーなどが挙げられ、その一種または二種以上が配合されるが、強い粘性を持つ、他の共存成分の影響を受け難い、といった性質から、キサンタンガムが特に好ましい。キサンタンガムとしては大日本住友製薬株式会社の商品名「エコーガム」として市販されているものを用いることができる。
【0015】
水溶性高分子の配合量はその種類によって異なり、特に限定されないが、ヘクトライト系無機増粘剤が再度構造粘性を発現するまでの間、一時的に分散粒子を分散安定せしめる粘性を示す量の配合が必要である。それはキサンタンガムを用いたアイライナー液の場合、0.05〜1.0重量%の範囲になる。
【0016】
本発明の化粧料に用いられるヘクトライト系無機増粘剤は、天然物、合成物のいずれでも良いが、合成物が、着色が少なく透明性に優れており好ましい。合成のヘクトライト系無機増粘剤としてはウィルバー・エリス株式会社の商品名「ラポナイト」として市販されているものを用いることができる。
【0017】
ヘクトライト系無機増粘剤の配合量は0.01〜5重量%である。0.01重量%より少ない配合では、十分なチキソトロピー性を得ることができず、5重量%を超えると系全体がゲル化してしまって流動性を失う。併用する水溶性高分子との組み合わせ次第であるが、0.1〜1重量%が特に好ましい。
【0018】
本発明の化粧料にはまた、皮膜形成性ポリマーエマルションが含有される。この皮膜形成性ポリマーエマルションはメーキャップ化粧料にあっては顔料類を皮膚上に固定する為のものであるが、本発明における更なる重要な役割は、製造時、顔料など分散粒子を分散媒中に分散させる際、エマルション中の界面活性剤が分散剤となることである。この界面活性剤が分散粒子の凝集を防ぎ、ヘクトライト系無機増粘剤のチキソトロピー性の粘性と相乗的には働いて安定な分散系を形成するものと考えられる。この時、界面活性剤の種類は特に限定されず、皮膜形成性ポリマーエマルションに含有されている状態で、分散剤として充分に機能する。従って皮膜形成性ポリマーエマルションとしては皮膜形成性があり、界面活性剤を含有するエマルションの系を為していれば特に限定されないが、汗、涙、皮脂に耐性があって、且つ洗い落とし易いものが好ましい。例えば、アクリル酸、メタクリル酸及びそれらのアルキルエステルのホモポリマーエマルション、コポリマーエマルション、アクリルスチレンポリマーエマルション、酢酸ビニルポリマーエマルション、ポリビニルピロリドンポリマーエマルション、シリコーン系ポリマーエマルション等が挙げられ、その1種または2種以上が配合されるが、皮膜の強さ、透明性からアクリル酸系ポリマーエマルションが好ましい。
【0019】
皮膜形成性ポリマーエマルションの配合量はその種類、使用性目標等に因り、特に限定されないが、固形分として1〜20重量%が好ましい。1重量%より少ない配合では、分散剤としての機能が発揮されず、また、顔料等を固定する力も十分でない。20重量%を超えると、固定力が強過ぎて使用性上の感触も好ましくない。
【0020】
本発明の化粧料には上記成分以外に、目的に応じて通常化粧料に使用される他の成分を配合することができる。かかる他の成分としては下記成分が例示され、一種又は二種以上を配合して常法に準じて製造される。
【0021】
油性成分として次のものを挙げることができる。オリーブ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、ヒマシ油、アボガド油、小麦胚芽油、サフラワー油、モリンガ油、綿実油、大豆油、茶実油、ヒマワリ油、月見草油、ヤシ油、パーム油、パーム核油、牛脂、馬脂、カカオ脂、モクロウ等の油脂類、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油、ミツロウ、ラノリン等のロウ類、流動パラフィン、パラフィン、ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、スクワラン等の炭化水素、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等の高級脂肪酸、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、バチルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール等の高級アルコール、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、オクタン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セチル、ペンタエリスリトールテトラエステル、リンゴ酸ジイソステアリル、クエン酸トリエチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸フィトステアリル、エトキシジグリコールベヘネート、エトキシジグリコールオレエート、ヤシ油脂肪酸ブチレングリコール等のエステル類、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状ジメチルシリコーン油、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、3次元網目構造シリコーン、シリコーンゴム等のシリコーン。
【0022】
多価アルコールとして次のものを挙げることができる。グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、エトキシジグリコール、ヘプタンジオール、オクタンジオール等。
【0023】
糖類として次のものを挙げることができる。ソルビトール、マンニトール、ショ糖、乳糖、キシリトール、マルチトール、トレハロース等。
【0024】
界面活性剤として次のものを挙げることができる。高級脂肪酸石鹸、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、POEアルキルエーテル硫酸塩、アシルN−メチルタウリン塩、アルキルエーテルリン酸エステル塩、N−アシルアミノ酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、POEアルキルエーテルカルボン酸塩等のアニオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム等のカチオン性界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤、グリセリルモノ脂肪酸エステル、ソルビトールモノ脂肪酸エステル、ソルビタンモノ脂肪酸エステル、砂糖脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POEアルキルフェニルエーテル、アルカノールアミド、エチレンオキシド・プロピレンオキシドブロック共重合体、POE硬化ヒマシ油誘導体、アルキルアミンオキサイド等のノニオン界面活性剤。
【0025】
色剤及び粉体、粒体として次のものを挙げることができる。黒酸化鉄、ベンガラ、黄酸化鉄、群青、カーボンブラック等の無機顔料、パール顔料、有機顔料、タール色素、天然色素等の色、タルク、カオリン、雲母、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、無水ケイ酸、酸化チタン、雲母チタン、亜鉛華、ゼオライト等の無機粉体、ナイロンパウダー、ポリエチレン末、セルロースパウダー、シルクパウダー等の有機粉体、ナイロン、ポリエチレン、セルロース、ワックス、脂肪酸エステル、天然物からなる粒体。
【0026】
動植物抽出物として次のものを挙げることができる。ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム等のムコ多糖類、キチン・キトサン、コラーゲン、エラスチン、ペプチド等の動物抽出物、アロエエキス、オオバクエキス、オドリコソウエキス、カモミラエキス、カンゾウエキス、クルミの種子エキス、シコンエキス、シラカバエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、茶エキス、トウキエキス、ニンニクエキス、ニンジンエキス、ハマメリスエキス、ヒノキチオール、ビワ葉エキス、ブナの木の幼芽エキス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ヤナギランエキス、ケーパーエキス、キバナオランダセンニチエキス、モモ葉エキス、ユーカリエキス、ローズ水等の植物抽出物。
【0027】
殺菌・防腐剤として次のものを挙げることができる。安息香酸、安息香酸ナトリウム、サリチル酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル(エチルパラベン、ブチルパラベン等)、トリクロロカルバニリド、フェノキシエタノール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン、ジンクピリチオン、トリクロサン等。
【0028】
酸化防止剤として次のものを挙げることができる。没食子酸エステル、亜硫酸水素ナトリウム等。酸化防止助剤としては次のものを挙げることができる。リン酸、クエン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマール酸、ケファリン、フィチン酸、EDTA等。
【0029】
金属封鎖剤として次のものを挙げることができる。エデト酸塩、ヒドロキシエタンジホスホン酸、リン酸、クエン酸、コハク酸、フィチン酸等。
【0030】
紫外線吸収剤として次のものを挙げることができる。2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸等のベンゾフェノン誘導体、パラアミノ安息香酸、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル等のパラアミノ安息香酸誘導体、パラメトキシ桂皮酸オクチル、ジパラメトキシ桂皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のメトキシ桂皮酸誘導体、サリチル酸オクチル等のサリチル酸誘導体、ウロカニン酸等。
【0031】
pH調整剤として次のものを挙げることができる。水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、アンモニア水、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールアミン等のアルカリ剤、クエン酸、リン酸等の酸。
【0032】
各種薬剤として次のものを挙げることができる。アルブチン、コウジ酸、ビタミンC類等の美白剤、センブリエキス、γ−オリザノール、トウガラシチンキ、ニコチン酸ベンジルエステル、エストラジオール、エチニルエストラジオール、パントテン酸、感光素301等の育毛用薬剤、β−グリチルレチン酸、グリチルリチン酸誘導体、アラントイン、ε−アミノカプロン酸、酸化亜鉛、硫酸アルミニウム、タンニン酸、乳酸、メントール、副腎皮質ホルモン、抗ヒスタミン剤等の肌荒れ防止用薬剤、イオウ、サリチル酸、レゾルシン、塩化ベンザルコニウム、ハロカルバン等のニキビ用薬剤、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、酸化亜鉛等の制汗剤、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンB6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2及びその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15及びその誘導体等のビタミンB類、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル(塩)、アスコルビン酸ジパルミテート等のビタミンC類、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、ビタミンEアセテート、ビタミンEニコチネート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン等のビタミン類、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン、タウリン、アルギニン、ヒスチジン等のアミノ酸とこれらの塩酸塩。
【0033】
本発明の化粧料の剤型は粘稠液状、乳化液状のアイライナー、マスカラ、ネールエナメル、ヘアカラー等に展開することができる。
【実施例】
【0034】
次に本発明について、実施例を挙げてさらに具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。配合量は特に断りがない限り重量%で示す。
【0035】
<実施例1、2および比較例 アイライナー液>
下記表1に示した処方のアイライナー液を定法にて調製した。
【表1】

【0036】
実施例1及び比較例1のアイライナー液の粘度を図1に示す。粘度の測定は芝浦システム社製ビスメトロンVGA−1粘度計を用い、30℃で行った。
【0037】
図1において、粘度計の測定条件の回転数を上げるに従い、即ち剪断力を大きくするに従い、実施例1では粘度が急低下するのに対し、ヘクトライト系無機増粘剤を配合していない比較例では徐々に低下している。このことは、実施例1がチキソトロピー性のある粘性を持っていて、剪断力により流動性を増すことを示している。
【0038】
次に実施例1及び比較例1のアイライナー液を室温及び52℃で保存した時の分散安定性を表2に示す。
【0039】
【表2】

表2において、実施例1が格段に分散安定性に優れていることが判る。
【0040】
<実施例3 マスカラ液>
黒酸化鉄 10.0
キサンタンガム (*1) 0.1
合成ヘクトライト (*2) 0.2
アクリル酸アルキルコポリマーエマルション 15.0
1,3−プチレングリコール 3.0
金属封鎖剤 適量
防腐剤 適量
精製水 to 100
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】 図1は、実施例1及び比較例のアイライナー液の粘度測定結果を示す。粘度計の回転数を上げるに従い、即ち剪断力を大きくするに従い、実施例1では粘度が急低下するのに対し、ヘクトライト系無機増粘剤を配合していない比較例で徐々に低下している。このことは、実施例1がチキソトロピー性のある粘性を持っていて、剪断力により流動性を増すことを示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水溶性高分子、ヘクトライト系無機増粘剤及び皮膜形成性ポリマーエマルションを含有することを特徴とする化粧料。
【請求項2】
水溶性高分子がキサンタンガムである請求項1に記載の化粧料
【請求項3】
ヘクトライト系無機増粘剤の配合量が0.01〜5重量%である請求項1及び2に記載の化粧料

【図1】
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【公開番号】特開2008−88147(P2008−88147A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−293256(P2006−293256)
【出願日】平成18年10月2日(2006.10.2)
【出願人】(391056701)池田物産株式会社 (22)
【Fターム(参考)】