説明

医療装置及び方法

骨片を切削及び集める装置及び方法。前記装置は、開口を有する容器を有する。使用時、切削工具によって生じた骨片が前記容器により受けられるように、前記容器開口は切削工具に対して配置されている。前記容器開口は、前記切削工具の寸法に対応する寸法を有することができる。前記容器は、前記切削工具の外周部を超えて延在しないように形成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は医療装置に関し、詳しくは、外科手術中に生じた身体的物質を集める装置に関する。本発明にかかる装置は、骨の切削中に生じた破片を集めることができる。
【背景技術】
【0002】
整形外科手術中、骨および軟骨からの破片が、骨を整えるのに使用される機器、例えばリーマなどの切削工具などにより生じる。例えば、股関節に新しい表面をつける手術中、骨片は、大腿骨を所望の寸法に整えるのに使用される機器から生じる。大腿骨に新しい表面をつける処置は、大腿骨のリーミング及び中心決めされたステム穴の掘削を含む。これらの処置は、周囲組織に広く分散した骨片をかなりの量、生じる。チャンバーカッターを使用すると、多量の破片が生じる。
【0003】
骨片は、いくつもの理由から、手術部位において問題になる。破片は、手術部位に対する外科医の視界を遮ることがあり、それは、手術に影響することがある。破片はまた、手術機器の操作に影響することがあり、例えば、可動部分に巻き込まれることによるものである。手術中、創傷を清潔に保つことも重要である。骨片は、異所性骨化につながることがある。中等度から重度の異所性骨化は、置換手術の恩恵をなくすことがあると共に、骨片を減らすことが異所性骨化の発生を減らすことが分かっている。
【0004】
手術部位に入り込む骨片の量を最小限に抑えるために、手術部位をスワブで覆うことが知られている。例えば、大腿骨に新しい表面をつける間、寛骨臼に入り込む骨片の量を最小限に抑えるために、大腿頸部の下方の部位はスワブを用いて一般に覆われている。しかしながら、スワブはまた、手術部位に対する外科医の視界を遮ることがある。スワブはまた、外科機器の操作に影響することがある。なぜなら、スワブの繊維が、可動部分、例えば大腿骨リーマに、巻き込まれることがあるからである。
【0005】
スワブの使用に加えて、すべての骨片又はスワブ繊維を除去するために、創傷は手術の完了時に完全に洗浄する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、既知の外科的技術と関連する問題を解決する、手術部位から身体的物質、例えば骨片などを集める装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第一の態様によれば、開口を有する容器を備え、前記容器開口が、使用中、前記切削工具により生じた骨片が前記容器により受けられるように、切削工具に対して配置されている骨片収集装置を提供する。
【0008】
本発明の第二の態様によれば、開口を有する容器を備え、前記容器開口は、使用中、前記切削工具により生じた骨片が前記容器により受けられるように、前記切削工具に対して配置されており、前記容器の開口は、前記切削工具の寸法に対応する寸法を有する骨片収集装置を提供する。
【0009】
本発明の一部の実施形態によれば、前記容器は、前記切削工具の外周部と適合する外周部を有することができる。
【0010】
本発明の一部の実施形態によれば、前記切削工具は実質的に円形の外周部を有し且つ前記容器は実質的に円形の外周部を有し、前記切削工具の外周部の直径は、前記容器の外周部の直径と実質的に同じである。
【0011】
本発明の第三の態様によれば、開口を有する容器を備え、使用中、前記切削工具により生じた骨片が前記容器により受けられるように、前記容器開口が前記切削工具に対して配置されており、前記切削工具が外周部を有し、且つ、前記容器が、前記切削工具の外周部を超えて延在しないように形成されている、骨片収集装置を提供する。
【0012】
本発明の一部の実施形態によれば、前記容器の直径は、前記切削工具の直径を超えて延在しない。
【0013】
本発明の一部の実施形態によれば、前記容器の直径は、前記切削工具の直径と実質的に同じか又は小さい。
【0014】
本発明の第四の態様によれば、本発明の第一、第二、又は第三の態様にかかる容器を備えると共に、本発明の第一、第二、又は第三の態様にかかる切削工具を複数備え、前記切削工具はサイズが異なる、パーツのキットを提供する。
【0015】
前記パーツのキットは、モジュラーシステム提供し、該モジュラーシステムにおいて、特定の容器は、異なるサイズのさまざまな切削工具と適合する(互換性がある)。多くの容器サイズを備え、各容器が多くの切削工具と互換性がある、モジュラーシステムがまた提供される。例えば、前記容器又は各容器は、三つの異なるサイズの切削工具と互換性があるものとすることができる。
【0016】
本発明の第五の態様によれば、
遠位面及び近位面を有し、前記遠位面が少なくとも一つの切削手段を有する切削部と、
使用中、前記切削部により生じた骨片が前記容器により受けられるように、前記切削部の近位面に対して配置された容器と、
を備えた骨切削装置を提供する。
【0017】
本発明の一部の実施形態によれば、前記切削部は、少なくとも一つの導管を備え、該導管は、骨が前記切削部を通して前記遠位面から前記容器へ前記導管又は各導管を介して移動できるように配置される。
【0018】
本発明の一部の実施形態によれば、少なくとも一の導管は、前記切削部の遠位面に、切削手段を形成している。
【0019】
本発明にかかる装置は、多くの利点を有する。前記装置は、切削工具により生じた骨を集める。それによって、骨片は、手術部位及び周囲組織の中にまき散らされない。したがって、外科医は、スワブ及び徹底的な洗浄に頼る必要がない。外科医はまた、手術部位に対する外科医の視界が遮られることなく、手術を行うことができる。除去されなければ、可動部分に巻き込まれてしまう骨片のリスクも、最小限に抑えられる。さらに、除去されない場合の異所性骨化のリスクも最小限に抑えられる。
【0020】
本発明にかかる装置はまた、器具類の動作中、容器が切削工具にしっかり接続されているという利点を有する。したがって、容器が誤って分離状態になると共に、骨片が手術部位に捨てられてしまうリスクがない。本発明にかかる装置により得られる、剛性があると共にしっかりした接続は、切削装置の繰り返し動作を最適化する。
【0021】
本発明の実施形態は、前記容器の開口が切削工具の寸法に対応する寸法を有し、及び/又は、前記容器が切削工具の外周部を超えて延在しないように形成されており、低侵襲外科的アプローチに対して最適であるという利点を有する。そのような本発明の実施形態は、切削工具に、最小の体積量をもたらす。それによって、低侵襲手術に対して、それらを最適化する。
【0022】
さらに、本発明の一部の実施形態によれば、装置は、適切な殺菌の後に、再利用可能である。
【0023】
以下の特徴及び実施形態は、必要に応じて、本発明の第一、第二、第三、第四、及び第五の態様に適用することができる。
【0024】
本発明の一部の実施形態によれば、前記装置は、切削工具に切り離し可能に取り付け可能な容器である。
【0025】
本発明の一部の実施形態によれば、前記装置は、切削工具に固定して取り付けられる容器を備える。
【0026】
前記切削工具は、一つ以上の切削面と、駆動軸と、を備えることができる。前記装置は、前記切削面と駆動軸との間に配置することができる。前記容器及び切削工具は、一体成形として形成することができる。すなわち、容器、切削面、及び駆動軸は、一体成形として形成することができる。
【0027】
前記容器及び前記切削面は、一体成形として形成することができる。駆動軸は、容器及び切削面に取り付け可能とすることができる。
【0028】
前記切削工具は、リーマとすることができる。前記リーマは、面取りカッターとすることができる。前記リーマーは、倣いカッターとすることができる。
【0029】
前記容器開口は、リーマ近位面の周辺端部に結合するように、形成することができる。
【0030】
前記切削工具は、スリーブカッターとすることができる。
【0031】
前記容器の開口は、スリーブカッターの近位面の周辺端部に結合するように、形成することができる。
【0032】
前記容器は、前記切削面に固定して取り付けることができる。
【0033】
前記容器は、前記切削面及び前記駆動軸に固定して取り付けることができる。
【0034】
前記容器は、少なくとも一つの切削面及び駆動軸に切り離し可能に取り付けることができる。
【0035】
前記容器は、前記容器から骨片を除去する、第二開口又は更なる開口を備えることができる。
【0036】
前記容器は、円筒体を備えることができる。前記円筒体は、開口を有する円筒体とすることができる。前記円筒体は、一方の端部又は両方の端部で部分的に閉口している。前記円筒体は、第一端部で閉口し、かつ、第二端部で開口している。
【0037】
前記円筒体は、45〜75mmの範囲内にある外径を有することができる。前記円筒体は、50〜70mmの範囲内にある外形を有することができる。前記円筒体は、55〜65mmの範囲内にある外形を有することができる。前記円筒体は、約50mmの外形を有することができる。
【0038】
前記円筒体は、15〜50mmの範囲内にある長さ(高さ)を有することができる。前記円筒体は、15〜45mmの範囲内にある長さを有することができる。前記円筒体は、20〜45mmの範囲内にある長さを有することができる。前記円筒体は、20〜40mmの範囲内にある長さを有することができる。前記円筒体は、20〜35mmの範囲内にある長さを有することができる。前記円筒体は、20〜30mmの範囲内にある長さを有することができる。前記円筒体は、約25mmの長さを有することができる。
【0039】
前記装置は、金属製とすることができる。前記装置は、金属合金製とすることができる。前記装置は、チタン製とすることができる。前記装置は、チタン合金製とすることができる。前記装置は、ステンレス鋼製とすることができる。前記装置は、コバルトクロム合金製とすることができる。
【0040】
前記装置は、プラスチック製とすることができる。前記装置は、ポリエチレン製とすることができる。前記装置は、ポリプロピレン製とすることができる。前記装置は、ポリアセタール製とすることができる。前記装置は、ポリフェニルサルフォン製とすることができる。
【0041】
本発明の第六の態様によれば、
切削工具を提供する工程と、
開口を有する容器を提供する工程と、
使用中、前記切削工具により生じた骨片が前記開口を介して前記容器により受けられるように、前記容器を前記切削工具に対して配置する工程と、
前記骨を前記切削工具で切削して骨片を前記容器内に集める工程と、
を備えた骨切削方法を提供する。
【0042】
本発明の第七の態様によれば、
本発明の第一、第二、第三、又は第四の態様のいずれかにかかる容器及び切削工具を提供する工程と、
前記切削工具を骨と係合する工程と、
前記骨を切削して前記容器内に骨片を集める工程と、
を備えた骨切削方法を提供する。
【0043】
本発明の第八の態様によれば、
本発明の第五の態様にかかる骨切削装置を提供する工程と、
前記切削部を骨と係合する工程と、
前記骨を切削して前記容器内に骨片を集める工程と、
を備えた骨切削方法を提供する。
【0044】
例として、添付図面について説明する。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施形態にかかる装置の分解状態を示す。
【図2】組立状態の図1の装置を示す。
【図3】図2に示された装置の断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態にかかる装置を示す。
【発明を実施するための形態】
【0046】
図1〜図3に示されるように、前記装置は、モジュール式の駆動軸(1)と、容器(2)と、切削工具(3)と、を備え、それは、この特定の形態において、面取りカッターである。リーマまたは切削工具の他のタイプは、本発明に基づくものである。例えば寛骨臼のリーマなどのリーマとすることができる。切削工具は、スリーブカッターとすることができる。切削工具は、倣いカッターとすることができる。
【0047】
図1〜3に示される実施形態において、部品(1〜3)は、分離可能である。モジュラー式の駆動軸(1)は、その遠位端にコネクタ(4)を有し、それは切削工具(3)の近位端のコネクタ(5)と係合する。コネクタ(4,5)は、図1〜3に示されるような、差し込みタイプの接続の形態をとることができる。コネクタ(4)は、一つ以上のスロット(6)などを備え、かつ、コネクタ(5)は、一つ以上のペグ(7)などを備える。組立状態では、一つ以上のスロット(6)は、一つ以上のペグ(7)を受け、このようにして差し込み接続を形成している。図1〜3に示される実施形態において、コネクタ(4)は四つのスロット(6)を備え、かつ、コネクタ(5)は四つのペグ(7)を備える。接続の他のタイプ、例えばねじ接続、摩擦接続などは、また、本発明に基づくものである。
【0048】
容器(2)は、その遠位端に、開口(20)を有し、それは、図3に示されるように、切削工具(3)の裏面(近位端)にフィットし且つ該裏面を収容するように、形成されている。容器(2)は、その近位端に開口(8)を有し、それは、切削工具(3)のコネクタ(5)が、開口(8)を貫通するように形成されていると共に、容器(2)が、図2及び図3に示されるように、駆動軸(1)と切削工具(3)との間の所定位置にロックされるように、コネクタ(4)と係合している。駆動軸(1)は、切削工具(3)が回転し、骨と係合されたとき切削手段(ギザギザのある刃)(9)に骨を切削させるように、トルクを容器(2)及び切削工具(3)に与える。図3に示されるように、骨片は、穴(10)を通過すると共に、切削工具(3)と容器(2)との間に形成された空間(11)に集められる。
【0049】
図4は、他の実施形態を示しており、該実施形態において、容器(12)は、切削工具(13)に固定して取り付けられている。該切削工具は、この特定の形態において面取りカッターである。容器(12)は、切削工具(13)の近位面の周辺端部に取り付けられている。切削工具(13)は、図1〜3に示された実施形態と同様、切削工具/容器(12,13)を駆動軸(図示省略)に接続するコネクタ(5)を有する。
【0050】
本発明にかかる装置は、切削工具から生じた骨を直接集めることにより、除去されなければ、手術部位に入ってしまう骨片の量を、最小限に抑えている。装置は、手術中に、しっかり接続されていることを確実にするために、切削工具と駆動軸とのモジュール接続の間に取り付けられている。切削処理が完了すると、装置は取り外され、かつ、破片は捨てられる。これは、装置及び切削工具の容易なクリーリングを可能にする。
【0051】
図1〜図3に示された装置の使用手順は、以下の工程を備える。
1.容器(2)を、切削工具(3)裏面(近位側)の軸コネクタ(5)上に、位置決めする。
2.モジュラー式の駆動軸(1)のコネクタ(4)を、切削工具(3)のコネクタ(5)に接続し、それによって、容器を所定位置に固定する。
3.駆動軸(1)を、動力工具に接続し、かつ、切削工具(3)を使用して、骨、例えば大腿骨頭を整える。この処理中に、容器は、生じた骨片を集めるであろう。
4.駆動軸(1)、切削工具(3)、及び容器(2)を、手術部位から取り外す。
5.容器(2)を取り外すと共に、骨片を捨てる。
【0052】
骨片収集と同じ原理は、寛骨臼リーマ、スリーブカッター及び倣いカッターを含むリーマ又は切削工具の他の種類の使用に対して、容易に適用することができる。
【符号の説明】
【0053】
1 駆動軸
2,12 容器
3,13 切削工具
4 コネクタ
5 コネクタ
6 スロット
7 ペグ
8 開口
9 切削手段
10 穴
20 開口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口を有する容器を備え、前記容器開口は、使用中、前記切削工具により生じた骨片が前記容器により受けられるように、切削工具に対して配置されている骨片収集装置。
【請求項2】
前記容器開口は、切削工具の寸法に対応する寸法を有している請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記容器は、前記切削工具の外周部に適合する外周部を有している請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記切削工具は実質的に円形の外周囲を有し且つ前記容器は実質的に円形の外周囲を有し、かつ、前記容器の外周部の直径は、前記切削工具の外周部の直径と実質的に同じである請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】
前記切削工具は、外周部を有し、且つ、前記容器は、前記切削工具の外周部を超えて延在しないように形成されている請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記容器の直径は、前記切削工具の直径を超えて延在しない請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記容器の直径は、前記切削工具の直径と実質的に同じか又は小さい請求項5または6に記載の装置。
【請求項8】
前記容器は前記切削工具に固定して取り付けられている請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記容器は、前記切削工具に反転して取り付けられている請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
【請求項10】
前記容器は、第一端部が閉口され且つ第二端部が開口された円筒体である請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
前記切削工具は切削面及び駆動軸を有し、かつ、前記容器は前記切削面と前記駆動軸との間に配置されている請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
【請求項12】
前記切削工具は、近位面、遠位切削面、及び駆動軸を有し、かつ、前記容器は、前記近位面と前記駆動軸との間に配置されている請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記切削面の前記近位面及び前記遠位面は、少なくとも一つの導管を備え、前記導管は、骨が前記切削工具を通して前記遠位切削面から前記容器へ前記導管又は各導管を介して移動できるように配置されている請求項12に記載の装置。
【請求項14】
少なくとも一の導管が、前記切削工具の遠位面に、切削面を形成している請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記切削工具は、リーマである請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
【請求項16】
前記容器開口は、前記リーマの近位面の周辺端部と結合するように形成されている請求項15に記載の装置。
【請求項17】
前記リーマは、面取りカッターである請求項15または16に記載の装置。
【請求項18】
前記リーマは、倣いカッターである前記請求項15または16に記載の装置。
【請求項19】
前記切削工具は、スリーブカッターである請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
【請求項20】
前記容器開口は、前記スリーブカッターの近位端の周辺端部と結合するように形成されている、請求項19に記載の装置。
【請求項21】
前記容器は前記切削面に固定して取り付けられている請求項14〜20のいずれか一項に記載の装置。
【請求項22】
前記容器は前記切削面及び前記駆動軸に固定して取り付けられている請求項14〜20のいずれか一項に記載の装置。
【請求項23】
前記容器は少なくとも一つの前記切削面及び駆動軸に切り離し可能に取り付けられている請求項14〜20のいずれか一項に記載の装置。
【請求項24】
前記容器は、さらに、前記容器から骨片を除去する第二開口を備えている請求項1〜23のいずれか一項に記載の装置。
【請求項25】
請求項1〜24のいずれか一項に記載の容器を備えると共に、請求項1〜24のいずれか一項に記載の切削工具を複数備え、前記切削工具はサイズが異なる、パーツのキット。
【請求項26】
遠位面及び近位面を有する切削部を備え、前記遠位面が少なくとも一つの切削手段を有し、
また、使用中、前記切削部により生じた骨片が前記容器により受けられるように、前記切削部の近位面に対して配置された容器を備えた骨切削装置。
【請求項27】
前記切削部は、少なくとも一つの導管を備え、前記導管は、骨が前記切削部を通して前記遠位面から前記容器へ前記導管又は各導管を介して移動できるように配置されている請求項26に記載の装置。
【請求項28】
少なくとも一つの導管が、前記切削部の遠位面に、切削手段を形成している請求項27に記載の装置。
【請求項29】
実質的に、図面を参照して本明細書で説明されている装置。
【請求項30】
切削工具を提供する工程と、
開口を有する容器を提供する工程と、
使用中、前記切削工具により生じた骨片が前記開口を介して前記容器により受けられるように、前記容器を前記切削工具に対して配置する工程と、
前記骨を前記切削工具で切削して前記容器内に骨片を集める工程と、
を備えた骨切削方法。
【請求項31】
容器、並びに、請求項1〜25及び29のいずれか一項に記載の切削工具を提供する工程と、
前記切削工具を骨と係合する工程と、
前記骨を切削して前記容器内に骨片を集める工程と、
を備えた骨切削方法。
【請求項32】
請求項26〜29のいずれか一項に記載の骨切削装置を提供する工程と、
前記切削部を骨と係合する工程と、
前記骨を切削して前記容器内に骨片を集める工程と、
を備えた骨切削方法。
【請求項33】
実質的に、図面を参照して本明細書で説明されている方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2010−536452(P2010−536452A)
【公表日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−521481(P2010−521481)
【出願日】平成20年8月22日(2008.8.22)
【国際出願番号】PCT/GB2008/002865
【国際公開番号】WO2009/024798
【国際公開日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【出願人】(391018787)スミス アンド ネフュー ピーエルシー (79)
【氏名又は名称原語表記】SMITH & NEPHEW PUBLIC LIMITED COMPANY
【Fターム(参考)】