説明

印刷方法及びそれによって得られる印刷製品

【課題】布地、不織布、及び紙のような印刷支持体上に印刷する方法及びその方法で得られる製品を提供する。
【解決手段】印刷支持体(2)上に無毒物質を用いて印刷する方法。本方法は、印刷支持体(2)の少なくとも片側が、溶融水不溶性物質を用いて少なくとも1つの部分(5、6)において印刷される印刷段階を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、布地、不織布、及び紙のような印刷支持体上に印刷する方法及びその方法で得られる製品に関する。特に、本発明は、殺菌剤、脱臭及び/又は洗浄液を吸収した使い捨て衛生ワイプ及びそれを製造する関連の方法に関する。
【背景技術】
【0002】
この種のワイプは、極めて実用的であるために現在公知であり、毎日使用されている。実際に、それらは、水なしで広く使用されており、特に新生児並びに他の多くの用途において、手の汚れ取り及びより敏感な区域の汚れ取りに幅広く使用されている。
目的とされる使用、換言すると、皮膚及び敏感な区域との接触は、製造工程中に非常に高い衛生基準及び汚染がないことを必要とする。更に、一般的に、インクは、非常に高価であり、インクが形成される特定の合成組成物のために、それらは、匂い又はこの種のワイプ又はナプキンが一般的に処理され、及び/又は吸収する付加的な物質と相互作用する。
一般的に、このようなインクは、次に、ワイプが処理されている異なる溶液に接触すると色褪せるか又は分散する恐れがあり、その結果、印刷支持体への文章及び/又は装飾要素の固定が低減される。
印刷支持体へのこのような固定の低減の後に、印刷内容の鮮明度の損失がある。
【0003】
このような理由から、今までは、装飾模様、商標、又はあらゆる形式の文章を無毒な方法でこのようなワイプに付加することは不可能であった。
更に、開口部を備えた適切な剛性又は可撓性のパケットで売られているこのようなワイプの場合、現在の従来技術では、ワイプをその開口部から取り出すことが非常に困難である。
実際に、ワイプの折り畳みフラップは、互いに及び下にあるワイプのフラップと付着する傾向がある。
以上に鑑みて、従来技術の問題を解決することができる本発明によるもののような使い捨てワイプ及び製造方法を有することを可能にする必要性が明らかに存在する。
【0004】
従って、本発明の目的は、製品を汚染させることなくワイプ上に装飾模様、商標、又は文章をワイプ上に挿入することを可能にする衛生ワイプ及び製造方法を提供することである。
本発明の別の目的は、所要の衛生基準を下げ及び/又はワイプを汚染することなく、パケットからそれを取り出すことをより容易にする手段を備えたワイプを提供することである。
【0005】
本発明の更に別の目的は、有毒でなくかつ印刷される製品を汚染しない布地、不織布、又は紙のような印刷支持体上に印刷方法を実行することである。
本発明の更に別の目的は、印刷後に同じ支持体を処理する必要がある付加的な物質とは独立に印刷物質が支持体上に十分に固定される布地、不織布、及び紙のような印刷支持体上に印刷方法を実行することである。
最後に、本発明の別の目的は、単純かつコスト効率の高い布地、不織布、又は紙のような支持体上への印刷方法を提供することである。
【発明の開示】
【0006】
上記及び他の目的は、特許請求の範囲の請求項1及び請求項14の特徴を有する本発明による使い捨てワイプ及び印刷方法によって達成される。
本発明の他の特徴は、それに続く請求項によって強調されている。
本発明の更に別の特徴及び利点は、添付図面を参照して例示的かつ非限定的に行う本説明からより明らかになるはずである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1を参照すると、本発明による布地、不織布、又は紙のような印刷支持体2上に無毒物質で印刷する方法の一連の段階が示されている。有利な態様においては、本発明によれば、本方法は、少なくとも1つの装飾要素及び/又は文章及び/又は商標を印刷支持体2上に複製するために、溶融無毒水不溶性物質で少なくとも1つの部分5、6において印刷支持体2の少なくとも片側を印刷する印刷段階を含む。
不溶性無毒物質は、70%よりも大きい重量パーセントでパラフィン、天然ワックス、及び/又はその混合物の中から選択される。
【0008】
本発明の別の態様によれば、不溶性物質は、染料物質及び/又は無毒顔料で混合される。
特に、支持体上に堆積された不溶性物質は、99%のワックス又はパラフィン及び/又はその混合物、及び1%の無毒顔料から成る。
更に、ワックスを染めるために使用される顔料は、水に溶けない。
更に、印刷支持体は、セルロース−ポリエステル−ビスコース−ポリプロピレンの広範な含有量の混合物を有する「不織」又は「ティッシュ」であることが認められる。
利用される不織布の基本重量は、20g/m2から100g/m2の範囲内で構成されることが好ましい。
【0009】
本発明によるナプキンに印刷する方法は、図形的及び/又は美的観点から完成製品を改善するために、美的観点からの有効な結果、すなわち、1つ又はそれよりも多くの色を有する意匠、線、文章、商標を得る目的で行われる。
以下、一例として本発明による使い捨てワイプ11を製造する方法を説明するが、このような方法は、本発明の保護の範囲から逸脱することなく他の製品の製造に適用することができる。
【0010】
詳しくは、印刷支持体2を構成する紙、布地、又は不織布のような衛生ワイプのための材料のバンド2のリール1が巻出される。
この場合印刷支持体を表すバンド2は、巻出し段階及び印刷段階と同様に、b)印刷段階の下流側で実行される印刷された印刷支持体の部分5又は6を乾燥させる段階、c)乾燥段階の下流側で実行される印刷されたバンドを望ましいサイズのワイプ11に切断する段階、及びd)印刷されたワイプ11を包装する段階を受ける経路を辿るようにされる。
【0011】
従って、第1の段階においては、バンド2は、水不溶性物質で少なくとも片側かつ少なくとも1つの部分5において印刷される。
模様/意匠は、ナプキンの境界に対して正確な位置に印刷することができる。
特に、バンドは、バンド又は印刷支持体2上にそれを汚染することなく、かつその結果バンドから形成されるはずのワイプ11を汚染することなく装飾模様、商標、又は文章を挿入するために、例えばパラフィンなどの水不溶性物質で一部の部分5において印刷される。
不溶性物質は、99%のワックス又はパラフィンと1%の無毒顔料とで構成された混合物であることが好ましい。
【0012】
このような目的のために、印刷段階はまた、g)無毒水不溶性物質を加熱する段階、h)無毒水不溶性物質を上述の染料物質及び/又は顔料と混合する段階、及びi)この時点で加熱及び混合されている無毒水不溶性物質を印刷シリンダ上で広げる段階を含む。
特に、加熱は、公知の抵抗器を通じて行われるが、それでも、高温エアジェット、赤外線電球、又はあらゆる同等の手段で行うことができるであろう。加熱段階中、パラフィンは、50℃と100℃の間、好ましくは60℃と80℃の間の温度まで上げられる。
【0013】
更に、ワックスに基づく不溶性物質を支持体上に堆積するのに利用される技術は、公知の印刷技術から導出されることが認められる。特に、シルクスクリーン印刷から導出された方法が用いられるが、本発明の保護の範囲から逸脱することなく、グラビア印刷を用いることもできる。
公知の印刷手段3で実行される印刷段階中、少なくとも1つの縁部分は、タブ6を作るために、ここでもまた、染めたパラフィンで印刷することができる。タブ6は、把持点をユーザに対してより見やすくすると同時に、ワイプ11をそれが入るべき容器からより取り出しやすくする。
タブ6を作り出すために不溶性物質で印刷された縁部分により、実際に、下にあるワイプのフラップにこのような部分が付着するのを回避する不浸透性層が作り出される。
【0014】
図1においては、上述の区域6は、バンド2の単に一方の縁部の近くに置かれるが、ワイプ11及び/又はバンド2が受けることになる異なる折り畳み法によっては、反対の縁部上又は異なる位置に配置することもできる。
先に示すワイプを製造する方法においては、印刷段階中、印刷支持体1は、両面に印刷されることが好ましい。
印刷段階中、バンド又は印刷支持体2は、支持体2とワックス又はパラフィンとの接着を改善する乾燥段階を受ける。このような目的のために、印刷された支持体2は、冷却シリンダ14上に通される。
【0015】
代替的に、乾燥段階は、単に、その後の作業の前に印刷段階の下流側で所定の期間にわたってバンド2を空気に露出する段階から構成することができると考えられる。
また、任意的に、本発明によるワイプ11を製造する方法は、膨潤段階、カレンダー加工段階、及び折り畳み段階を含むことができる。膨潤段階中、脱臭剤、殺菌剤、及び/又は洗浄剤などの異なる種類の溶液で支持体2を膨潤させる。
特に、膨潤段階は、移送中の支持体によって吸収されるように予想される膨潤溶液が現れるオリフィス18を備えたローラ17上に印刷された支持体2を渡す段階を含む。
【0016】
代替的に、膨潤段階は、適切な噴霧器ノズルにより、又は脱臭剤及び/又は洗浄液が入ったタンク内へ落ちることによって供給された脱臭剤及び/又は洗浄物質の噴出に印刷された支持体2を当てることにより実行することができる。
図1においては、膨潤段階は、包装段階の上流側に示されているが、それでも、本発明の保護の範囲から逸脱することなく、本方法の他の段階の前又は後に実行することができる。
【0017】
上述のように、印刷方法の後に、印刷された布地は、次に、特定の用途、例えば、化粧のための取り出し、子供の衛生、陰部の衛生などとの関係で別種の溶液で膨潤させるか又は別種の溶液に含浸させる。
本発明の場合、膨潤溶液の組成がどのようなものであれ、印刷されたワックスと相互作用しないことが基本的に重要であることが認められる。
利用される溶液は、一般的に、個人の手入れ及び衛生のための化粧水、換言すると、現行の欧州法規(EEC指令76/768及びその後の修正案)による定めに従った天然又は合成由来の化学成分の水性混合物である。化粧水は、表面活性剤及び通常は植物からの有効成分が添加された単純な水に基づく洗浄液基剤とすることができ、かつより大きな皮膚適合性を外用水薬に与える脂質相も含む外用水薬とすることができる。脂質の割合は、水よりも大きいとすることができ、かつこの場合には「油中水」乳剤が考えられ、一方、水の割合が多い時には、「水中油」乳剤が考えられるであろう。
【0018】
カレンダー加工段階は、一般的に、印刷段階のすぐ上流側で実行され、印刷される支持体2の厚みを均一にする役目をする。
図1においては、不織バンド又は印刷支持体2は、印刷され、次に、シリンダ14を通じて冷却され、次に、シリンダ17によって膨潤される。
次に、バンド2は、折り畳み器8を通じて縦方向に折り畳まれて複数の部分になる。
バンド2は、このように縦方向に折り畳まれると、逆回転ローラ28でその種類の折り畳みグループに送られる。
【0019】
逆回転ローラ28で、印刷支持体2を横方向に折り畳んで2つの部分にすることができる。また、折り畳み段階は、本発明の保護の範囲から逸脱することなく、他の折り畳み器で実行することができる(機械式又は空気吸入を用いて)。
更に、図示のものと異なる方法での折り畳み段階を伴うこともできる折り畳み段階は、本発明による方法の別の段階の前又は後に実行することもできるであろう。
【0020】
図1に示すように、折り畳み段階の下流側では、最後に、所定の数のワイプ11から成るパイル21が本質的に公知である方法で形成され、このようなパイルは、体裁を低減するためにブレード9でワイプ11を切断して2つに分割される。
代替的に、このような分離は、例えば、多くの切断ブレードを通じて又は押抜きによって本発明による方法のいずれかの段階の前又はその最中に行うことができる。
従って、このようにして得られたワイプのパイルは、適切なパケット23内に包装され、タブ6が置かれている折り畳まれたワイプのフラップがパケット23の開口部24の方向に向くように配慮されている。
【0021】
有利な態様においては、本発明によれば、ワックスに基づく不溶性物質での印刷は、実際には、湿潤ナプキンの製造方法と矛盾しない。従って、不織布リールから始まり、巻出し、印刷、液浸、折り畳み、切断、望ましい数量での包装を行う1つの単一生産ラインが用いられる。
図1においては、布地は、染められたパラフィン5で印刷された部分と、任意的に、ユーザに対して把持点を強調し、かつワイプをそれが置かれるべき容器から取り出すのをより容易にするのに適切な同じく染められたパラフィンで印刷された1つ又はそれよりも多くのタブ6とを有することが分る。
【0022】
特に、図1aにおいては、部分5がパラフィンで印刷された文字から作られている方法を見ることができるが、それらは、本発明の保護の範囲から逸脱することなく、装飾模様、意匠、又は商標によって表すことができると考えられる。
図2においては、ワイプ11は、第1の折り畳み法に従って折り畳まれた状態で示されているが、異なる方法を予想することができる。
有利な態様においては、この折り畳み法によれば、タブ6が設けられているワイプの縁部は、図3に示すように、容器の開口部24に向くように置かれるべきワイプ11の上に、すなわち、その側面上に位置決めされることが分る。
このようにすると、タブ6は、容器の開口部からワイプ11全体を取り出すのをより容易にするために2本の指で容易に把持することができる。
【0023】
従って、説明した方法及び装置は、製品を汚染しない印刷部分が設けられた衛生的なワイプを提供する、現行の従来技術の問題の最適な解決法を表すものである。このようなワイプはまた、殺菌液及び/又は洗浄液及び/又は脱臭液が含浸されている時でさえも取り扱い及び取り出しが容易である。
本発明をその好ましい実施形態に従って例示的かつ非限定的に説明したが、このような理由から、特許請求の範囲によって定められる関連の保護範囲から逸脱することなく当業者によって変形及び/又は変更を行うことができることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明による使い捨てワイプの製造方法の一部の段階を示す概略図である。
【図1a】本発明による使い捨てワイプの製造方法の段階の詳細を示す概略図である。
【図2】本発明によるワイプを折り畳む第1の方法の斜視図である。
【図3】本発明によるワイプのパイルを収容するパケットの部分分離斜視図である。
【符号の説明】
【0025】
2 印刷支持体
5、6 印刷支持体の少なくとも1つの部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷支持体(2)上に無毒物質を用いて少なくとも1つの装飾要素及び/又は文章及び/又は商標を印刷する方法であって、
印刷支持体(2)の少なくとも片側が、パラフィン及び/又は天然ワックス及び/又はその混合物に基づく溶融水不溶性物質を用いて少なくとも1つの部分(5、6)において印刷される段階、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記印刷支持体(2)は、セルロース及び/又はポリエステル及び/又はビスコース及び/又はポリプロピレンの広範な含有量の混合物を有する布地、不織布、又は紙の中から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記不溶性物質は、70%よりも大きい重量パーセントで天然ワックス及び/又はパラフィンを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記不溶性物質は、染料物質及び/又は無毒顔料と混合されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記印刷支持体(2)上に堆積された前記物質は、99%のワックス又はパラフィンと1%の無毒顔料とで構成されていることを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記印刷支持体(2)は、20g/m2から100g/m2の範囲内で構成された基本重量の「不織布」を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記印刷段階は、シルクスクリーン印刷を通じて達成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記印刷段階は、グラビア印刷を通じて達成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
a)前記印刷支持体(2)を平坦に巻出して前記印刷段階に対して準備する段階、
b)前記印刷段階の下流側で前記印刷支持体(2)を乾燥させる段階、
c)前記乾燥させる段階の下流側で前記印刷支持体(2)を望ましいサイズに切断する段階、及び
d)前記印刷支持体(2)を包装する段階、
も含むことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
d)前記巻き段階の下流側で前記印刷支持体(2)の厚みを均一にするために、前記印刷段階の上流側でカレンダー加工する段階、
e)脱臭、洗浄、及び/又は洗剤製品で前記印刷された支持体(2)を膨潤させるために膨潤させる段階、及び
f)包装のために前記印刷された支持体を折り畳むために折り畳む段階、
も含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記印刷段階は、
g)前記無毒水不溶性物質を加熱する段階、
h)前記無毒水不溶性物質を染料物質及び/又は無毒顔料と混合する段階、及び
i)加熱及び混合した前記無毒水不溶性物質を印刷シリンダを通じて前記印刷支持体上に付加する段階、
を含む、
ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記無毒水不溶性物質を前記加熱する段階は、電気抵抗を通じて実行されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記加熱する段階中に、前記不溶性物質は、50°と100℃の間、好ましくは60°と80℃の間の温度まで上げられることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記乾燥させる段階は、前記印刷された支持体が冷却ローラ(14)上に通される段階を含むことを特徴とする請求項9から請求項13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
前記膨潤させる段階は、前記脱臭及び/又は洗剤物質が現れるオリフィス(18)を備えたローラ(17)上に前記印刷された支持体が通される段階を含むことを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
前記膨潤させる段階は、前記印刷された支持体(2)が前記脱臭及び/又は洗剤物質の噴出を受ける段階を含むことを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
l)包装のために所定数のワイプ(11)を有するパイル(21)を形成する段階、
も含むことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
パラフィン、天然ワックス、及び/又はその混合物の中から選択された溶融水不溶性物質による少なくとも1つの印刷された部分(5、6)を含む、
ことを特徴とする使い捨て衛生ワイプ。
【請求項19】
染料物質及び/又は無毒顔料と混合した溶融水不溶性物質を用いて印刷された少なくとも1つの部分(5)を含むことを特徴とする請求項18に記載の使い捨て衛生ワイプ。
【請求項20】
着色された取り外しタブ(6)を形成するのに適切な無毒染料物質及び/又は顔料と混合した溶融水不溶性物質を用いて印刷された少なくとも1つの部分を含むことを特徴とする請求項18に記載の使い捨て衛生ワイプ。
【請求項21】
ワイプの両側に無毒染料物質及び/又は顔料と混合したワックス及び/又はパラフィンに基づく溶融水不溶性物質を用いて印刷された少なくとも1つの部分(5)を含むことを特徴とする請求項20に記載の使い捨て衛生ワイプ。

【図1】
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【図1a】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2008−525214(P2008−525214A)
【公表日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−547397(P2007−547397)
【出願日】平成17年12月22日(2005.12.22)
【国際出願番号】PCT/EP2005/014175
【国際公開番号】WO2006/066972
【国際公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【出願人】(507210214)オー パック ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ (1)
【Fターム(参考)】