説明

台車保持装置

【課題】台車10を容易に保持し、保持した後は、台車10の意図しない離脱を未然に防止することができる台車ストッパ20を提供する。
【解決手段】台車ストッパ20は、先端部に傾斜面54と保持面52とを有するストッパ40を有し、このストッパ40は付勢バネ36によって本体30の方向に付勢されている。このため、台車10を傾斜面54に押圧することでストッパ40が本体30の両端側方向に移動し、更に台車10を押圧すると、台車10を保持する。この状態で台車10を本体30から遠ざかる方向に押圧したとしても、保持面52によって保持されるため、台車10が離脱しない。こうすることで、台車10を容易に保持し、保持した後は、台車10の意図しない離脱を未然に防ぐことを実現できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、台車保持装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、多くのスーパーでは、買い物客が複数の商品を持ち運びできるように買い物カゴを用意している。この買い物カゴは、通常買い物客が入り口付近で買い物カゴを取得し、買い物終了後、レジ付近の詰め替え台で買い物カゴの商品をレジ袋に詰め替えた後、詰め替え台付近に予め備えられているキャスター付の台車に返却される。この後、店舗スタッフが所定のタイミングで、キャスター付の台車を入り口付近まで運搬し、再び買い物客が買い物カゴを使用できる状態とする。
【0003】
このキャスター付台車は、キャスターを有しているため所望の位置に容易に移動させることが可能であるが、キャスターを有しているために所望の位置に位置決めしたとしても、買い物客その他外部からの力によって移動してしまうという課題があった。
【0004】
台車を所望の位置に保持する保持装置としては、例えば、特許文献1に記載の荷役車輌などが知られている。この荷役車輌では、下方から駆動手段を用いて台車を上昇させると、上方に備えられているロック装置のロックバーが押圧され台車がロックされる。一方、このロックバーはバネで上方に付勢されているため、台車を下方に移動するとロックバーの押圧が解除され、台車のロックが解除される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−145364号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、この荷役装置は大型であり、台車を上昇させる駆動手段が必要であるため、設備が大型化してしまうという課題があった。例えば、買い物カゴを積載・運搬するためのキャスター付台車に適用する場合には、頻繁に着脱する必要があるため着脱が容易である必要がある。また、買い物カゴを容易に取り出す必要があることから、装置は小型であることが望ましい。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、台車を容易に着脱可能でありながら、意図しない離脱を未然に防止することができる台車保持装置を提供することを目的とする。
着脱が容易な台車保持装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0009】
本発明の台車保持装置は、移動可能な台車を取り外し可能に保持する台車保持装置であって、壁面に固定可能な固定部を有する本体部材と、一端側に位置し前記本体部材の方向に突出する傾斜面と、該傾斜面に隣接し前記台車の離脱を妨げる離脱防止面と、を有する保持部材と、前記保持部材を前記本体部の方向に付勢する付勢部材と、前記本体部材の方向に往復移動可能な状態で前記保持部材を前記本体部材に取り付ける取付部材と、を備えたものである。
【0010】
この台車保持装置では、台車を傾斜面に押圧することで保持部材を移動させて台車を保持可能な状態とし、台車を保持した後は離脱防止面が台車の離脱を防止する。こうすることで、台車を傾斜面に当接するという容易な操作で所定の位置に台車を保持することができる。一方、一度保持された台車は、離脱防止面によって離脱が防止されるため、意図しない離脱を未然に防止することができる。また、離脱させる際には、保持部材を台車から遠ざかる方向に移動させることで、容易に離脱させることができる。こうすることにより、台車を容易に着脱可能でありながら、意図しない離脱を未然に防止することができる台車保持装置の提供が可能となる。
【0011】
本発明の台車保持装置において、前記保持部材は、前記本体部材の対向する両端側に取り付けられていてもよい。こうすれば、両端側のいずれの方向からでも台車を容易に保持することができるため、意図しない離脱を未然に防止しながら、片側方向からのみに保持部材が設けられている場合と比較して、より容易に台車を保持することができる。
【0012】
本発明の台車保持装置において、前記取付部材は、前記保持部材を前記本体部材に回動可能に取り付ける回動軸であってもよい。こうすれば、回動軸を有しない場合と比較して、より省スペースで設置することができる。
【0013】
本発明の台車保持装置において、前記保持部材は、前記本体部材と対向する面に把持部材が更に備えられていてもよい。こうすれば、把持部材を操作することで台車を離脱させられるため、把持部材を有していない場合と比較して、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】台車10及び台車ストッパ20の構成の概略を示す斜視図である。
【図2】台車10を台車ストッパ20に保持する様子を説明するための説明図である。
【図3】ストッパ40の他の実施例を示す上面図である。
【図4】台車ストッパ20の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】台車ストッパ20の他の実施例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
ここで、上記簡単に説明した図面に基づいて、本発明を実施するための形態を説明するにあたり、本実施の形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施の形態の台車10が本発明の台車に相当し、台車ストッパ20が台車保持装置に相当し、本体30が本体部材に相当し、粘着テープ32が固定部材に相当し、傾斜面54が傾斜面に相当し、保持面52が離脱防止面に相当し、ストッパ40が保持部材に相当し、付勢バネ36が付勢部材に相当し、連接軸34が取付部材及び回動軸に相当し、把持部材60が把持部材に相当する。なお、台車ストッパ20の動作を説明することにより本発明の台車ストッパ20の使用方法の一例も明らかにしている。
【0016】
次に、図1を用いて発明を実施するための一形態である台車ストッパ20の構成を詳しく説明する。ここで、図1は、台車10及び台車ストッパ20の構成の概略を示す斜視図である。台車10は、図1に示すように、略矩形形状の外周位置に連接して配置されたパイプ形状の金属製部材と、それぞれの角部に略鉛直方向に設けられた金属製の車輪軸12と、を有する台車である。この車輪軸12の先端には車輪14が備えられており、上面には、例えば、買い物カゴ等が積載される。
【0017】
台車ストッパ20は、図1に示すように、例えば、壁やカウンター等の壁面であって、床に近い位置に設置される、ここで、床に近い位置とは、ストッパ40が台車10の車輪軸12を保持可能な位置であり、車輪軸12の長さに応じて、適宜選択できる位置である。また、台車ストッパ20は、壁面に固定される本体30と、本体30の両端側に設けられ台車10を保持するストッパ40とからなる。なお、以下の説明において、台車ストッパ20が壁面と接する方向を裏面方向、壁面と反対方向を正面方向として説明し、正面方向に向かって右側方向及び左側方向を両端方向として説明するが、それぞれの位置関係はこれに限定されるものではなく、台車ストッパ20の設置状態によって、適宜決定することができる。
【0018】
本体30は、図1に示すように、略台形形状の鉄製の部材であり、壁面に隣接する面に設けられた粘着テープ32によって壁面に固定されている。この本体30の両端側には右ストッパ40a及び左ストッパ40b(以下、「ストッパ40」とも言う)がそれぞれ備えられており、図示しない貫通孔に挿入された右連接軸34a及び左連接軸34b(以下、「連接軸34」とも言う)によってそれぞれ右ストッパ40a及び左ストッパ40bと連接されている。また、本体30の両端側付近には、右付勢バネ36a及び左付勢バネ36b(以下、「付勢バネ36」とも言う)がそれぞれ設けられており、右ストッパ40a及び左ストッパ40bを本体30の方向に付勢している。
【0019】
ストッパ40a及びストッパ40bは、図1に示すように、ストッパ40aの一端側に略三角形状の爪部50aを、ストッパ40bの一端側に略三角形状の爪部50bをそれぞれ有する鉄製の部材であり、鉄製のコの字状の部材が他端側に一体化されている。このコの字状の部材には、図示しない貫通孔が設けられており、連接軸34により本体30と連接されている。このため、ストッパ40は、連接軸34を中心に回動することができる。また、ストッパ40の略中央位置には付勢バネ36が設けられており、ストッパ40を本体30の方向に付勢し、本体30の側面にストッパ40を係止している。
【0020】
爪部50a及び爪部50b(以下、「爪部50」とも言う)は、それぞれ本体部30と略平行に設けられた保持面52a及び保持面52b(以下、「保持面52」とも言う)と、本体30の方向に傾斜した傾斜面54a及び傾斜面54b(以下、「傾斜面54」とも言う)とを備えている。この保持面52と本体30との間には、台車軸保持空間が設けられており、台車10を保持する際には、台車10の車輪軸12がこの台車軸保持空間に位置することになる。ここで、本体30の方向に傾斜したとは、図1に示すように、本体30の内側方向への傾斜を意味し、傾斜角度は、例えば、15度、30度、60度等の任意の角度を選択しても良い。なお、台車軸保持空間は、車輪軸12を収められる大きさであればその大きさに限定されるものではなく、車輪軸12と略同一の大きさであっても良いし、十分に大きな空間であってもよい。台車10の車輪軸12と略同一の大きさであれば、台車ストッパ20を小型化できるため、より省スペースに資する。
【0021】
次に、こうして構成された本実施の形態の台車ストッパ20に台車10を保持する方法について、図2を用いて説明する。ここで、図2は、台車10を台車ストッパ20に保持する様子を説明するための説明図であり、図2(A)は、台車10が傾斜面54に当接した状態、図2(B)は、ストッパ40が最も広がった状態、図2(C)は、台車10を台車ストッパ20に保持している状態を、それぞれ示す図である。なお、以下の説明において、ストッパ40の位置について、図2(B)の位置を開放位置、図2(A)及び図2(C)の位置を閉鎖位置と呼ぶ。
【0022】
台車10を台車ストッパ20に保持する際には、まず、台車10を台車ストッパ20の正面方向に移動させる。そして、台車10の車輪軸12の一方を台車軸保持空間内に挿入し、他方の車輪軸12を傾斜面54bの正面位置に移動させる。次に、図2(A)に示すように、車輪軸12を傾斜面54bに当接した後に、更に台車10を本体30の方向に押圧することで傾斜面54bを押圧すると、ストッパ40bが連接軸34bを中心に回動し、図2(B)に示すように、爪部50bが左端方向に移動し、開放位置まで移動する。こうすることにより、車輪軸12がストッパ40で保持可能な状態となる。
【0023】
更に台車10を台車ストッパ20の方向に押圧すると、車輪軸12が台車軸保持空間内に収容され、爪部50bが車輪軸12による押圧から解放される。このとき、爪部50bは、本体30の方向に付勢バネ36bによって付勢されているため、図2(C)に示すように、爪部50bが本体30の方向に移動し、閉鎖位置まで移動して車輪軸12を保持する。このため、台車10を台車ストッパ20に保持する際には、台車10を台車ストッパ20の方向に押圧するという簡単な操作で保持することができるが、台車10を台車ストッパ20と反対方向に押圧するという簡単な操作では、離脱することができない。言い換えると、台車10を容易に保持可能であり、台車10が離脱しにくい台車ストッパ20を提供することができる。なお、ここでは台車10の車輪軸12の一方を左側の台車保持空間内に保持し、他方の車輪軸12を傾斜面54bに当接させるものとして説明したが、車輪軸12の一方を右側の台車保持空間内に保持し、他方の車輪軸12を傾斜面54aに当接させる場合や、正面方向から両方の車輪軸12を傾斜面54a及び傾斜面54bに当接させる場合も同様であるため、説明を省略する。
【0024】
台車10を台車ストッパ20から離脱する場合には、傾斜面54b付近を左端方向に移動し、ストッパ40bを開放位置に移動する。この後、台車10を正面方向に移動させれば、台車10を容易に離脱することができる。通常、台車10は、台車10に積載された買い物カゴが全て持ち出された状態、又はほとんど全て持ち出された状態になった後に離脱することになるため、傾斜面54b付近を押圧する際にも、買い物カゴが操作の妨げになる虞は少ない。なお、ここではストッパ40bを操作するものとして説明したが、ストッパ40aを操作する場合も同様であるため、説明を省略する。
【0025】
以上詳述した本実施の形態の台車ストッパ20によれば、台車10を傾斜面54に当接し、次に、台車10を背面方向に移動させるに伴って車輪軸12が傾斜面54を押圧する。こうすることにより、ストッパ40が両端側方向に回動し、台車10を保持可能な状態となる。更に台車10を背面方向に移動させると、車輪軸12が台車軸保持空間に移動し、付勢バネ36によってストッパ40が閉鎖位置に移動し、台車10を保持する。したがって、容易に保持可能でありながら、意図しない離脱を未然に防止することが可能な台車ストッパ20を提供することができる。
【0026】
また、ストッパ40は本体30に連接軸34によって回動可能に取り付けられているため、連接軸34を有しない場合と比較して、ストッパ40の移動範囲を小さくすることができる。言い換えると、省スペースに資することができる。
【0027】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
【0028】
例えば、上述した実施の形態では、ストッパ40に略三角形状の爪部50を設けるものとしたが、図3(A)に示すように、ストッパ40に背面方向に鋭角な爪部150を設けても良い。こうすれば、台車10を台車ストッパ20の方向に押圧するのみという簡単な動作で台車10を保持することが可能でありながら、一度保持した後は、台車10を正面方向に押圧しても離脱しない。言い換えると、上述した実施の形態と同様の効果を保ちながらも、意図しない離脱が起こる可能性をより低減することができる台車ストッパ20を提供することができる。
【0029】
上述した実施の形態では、ストッパ40に略三角形状の爪部50を設けるものとしたが、図3(B)に示すように、保持面52が両端側方向に傾斜した爪部152を設けても良い。こうすれば、台車10が開放位置まで押圧した後は、付勢バネ36の付勢力によって、台車10が台車軸保持空間に移動するため、台車10を押圧することなく保持することができる。言い換えると、台車10を押圧する労力をより低減させて、台車10を保持することが可能な台車ストッパ20を提供することができる。
【0030】
上述した実施の形態では、ストッパ40に略三角形状の爪部50を設けるものとしたが、図3(C)に示すように、ストッパ40に車輪軸12を保持可能な保持領域154を設けても良い。この場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
【0031】
上述した実施の形態では、ストッパ40が連接軸34を中心に回動することで台車10を着脱するものとしたが、図4に示すように、本体30に備えられた長孔156にビス158を嵌合してもよい。こうすることにより、ビス158が長孔156に沿って本体30の両端側方向に移動することができ、これに伴って、ストッパ40が本体30の両端側方向に往復運動することができる。この場合、ストッパ40が本体30の中心から最も離れた位置が開放位置であり、ストッパ40が本体30の中心に最も近づいた位置が閉鎖位置である。このような場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
【0032】
上述した実施の形態では、ストッパ40が連接軸34を中心に回動することで台車10を着脱するものとしたが、図5に示すように、本体30に備えられた長孔156にビス158を嵌合し、右ストッパ40aと左ストッパ40bとを付勢バネ160で連接するものとしても良い。こうすることにより、ビス158が長孔156に沿って本体30の両端側方向に移動することができ、これに伴って、ストッパ40が本体30の両端側方向に往復運動することができる。この場合、ストッパ40が本体30の中心から最も離れた位置が開放位置であり、ストッパ40が本体30の中心に最も近づいた位置が閉鎖位置である。このような場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
【0033】
上述した実施の形態では、台車10を離脱する際には、傾斜面54付近を両端側方向に移動し、ストッパ40を開放位置に移動するものとしたが、図4又は図5に示すように、ストッパ40の両端側方向に把持部材60を有していても良い。こうすれば、把持部材60を操作することで容易にストッパ40を操作することができるため、把持部材60が無い場合と比較して、より操作性を向上させることができる。
【0034】
上述した実施の形態では、粘着テープ32を用いて壁面に固定するものとしたが、本体30を壁面に固定可能な固定部材であれば粘着テープ32に限定されるものではなく、例えば、接着剤で接着しても良いし、ボルトとナットを用いて固定しても良いし、略U字状の部材と嵌合させても良い。
【0035】
上述した実施の形態では、台車10を正面方向から押圧するものとしたが、正面からやや斜め右端方向又は左端方向から押圧してもよい。ストッパ40は、台車30の両端側に取り付けられているため、いずれの方向から押圧した場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
【0036】
上述した実施の形態では、右ストッパ40a及び左ストッパ40bの両方を付勢バネ36で付勢するものとしたが、いずれか一方のみを付勢するものとしてもよい。このような場合であっても、台車10の押圧方向が一定方向に制限されるものの、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
上述した実施の形態で示すように、移動可能な台車の位置決め手段、特に、買い物カゴを積載した移動可能な台車を固定する際に利用することができる。
【符号の説明】
【0038】
10 台車、12 車輪軸、14 車輪、20 台車ストッパ、30 本体、32 粘着テープ、34 連接軸、36 付勢バネ、40 ストッパ、50 爪部、52 保持面、54 傾斜面、60 把持部材、150 爪部、152 爪部、154 保持領域、160 付勢バネ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動可能な台車を取り外し可能に保持する台車保持装置であって、
壁面に固定可能な固定部を有する本体部材と、
一端側に位置し前記本体部材の方向に突出する傾斜面と、該傾斜面に隣接し前記台車の離脱を妨げる離脱防止面と、を有する保持部材と、
前記保持部材を前記本体部の方向に付勢する付勢部材と、
前記本体部材の方向に往復移動可能な状態で前記保持部材を前記本体部材に取り付ける取付部材と、
を備えた、
台車保持装置。
【請求項2】
前記保持部材は、前記本体部材の対向する両端側に取り付けられている、
請求項1に記載の台車保持装置。
【請求項3】
前記取付部材は、前記保持部材を前記本体部材に回動可能に取り付ける回動軸である、
請求項1又は2に記載の台車保持装置。
【請求項4】
前記保持部材は、前記本体部材と対向する面に把持部材が更に設けられている、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の台車保持装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−280291(P2010−280291A)
【公開日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−134870(P2009−134870)
【出願日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【出願人】(000209223)棚橋工業株式会社 (23)
【Fターム(参考)】