説明

台車固定構造

【課題】 省スペース化に寄与するとともに、台車を床面に簡単かつ確実に固定する。
【解決手段】 固定用レールは、使用時には、圧縮ばねの付勢力によって、フロアパネル4の上面から突出する。測定器用台車2を、案内部の一端から固定用レールのフランジ部が入るように移動させ、所定のピン挿通孔とピン挿入孔との位置を合わせ、固定ピン18を、ピン挿通孔に挿通させた後、ピン挿入孔に挿入し、抜止め部を用いて脱落を防止する。これにより、測定器用台車2は、固定用レールの長さ方向、幅方向及び鉛直方向に沿った変位が抑えられ、床面に対して固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、測定器を搭載した台車を、フリーアクセスフロア等の床面に固定するための台車固定構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、多くの配線を必要とする通信機械室や計算機室等では、機器類の配置や変更等を考慮して、フリーアクセスフロアが採用されている(例えば、特許文献1参照。)。図9に示すように、フリーアクセスフロア102では、多数のフロアパネル103,103,…が支持柱104,104,…に支持されて配置されている。ここで、例えば、上記機器類の機能等の測定を行う場合には、測定器Pを測定器用台車101に締結部材Qを用いて搭載する。
【0003】
測定器用台車101は、車輪(キャスタ)105に車輪ストッパ106が組み込まれ、不用意な移動を防止している。しかしながら、地震等が発生した場合には、測定器用台車101を車輪接地面で固定するのみでは、不十分である。
【0004】
このため、例えば、壁面等に固定用金物を取り付けて、耐震対策を施している。例えば、測定器用台車101に被連結部107を設け、案内支持部材108に、連結部109aを備え案内支持部材108に沿って移動可能な固定用金物としての固定用部材109を取り付け、測定器用台車101を連結部109aへ向けて(矢印Mの向きに)移動させ、被連結部107と連結部109aとを結合させて、測定器用台車101を固定するようにしている。
【0005】
なお、固定部材109に設けられたロック操作部110を矢印Nの向きに倒すことでロック解除されるようにする。案内支持部材108は、スラブに固定された台座111に取り付けられた支柱112に固定されている。また、支柱112は、スラブに固定された台座113に取り付けられた補助部材114により補強される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平11−62195号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来技術では、耐震対策のために、壁等に固定用金物を取り付ける必要があり、場所を占有していた。また、測定器の種類により測定器用台車101の幅も変わり、これに合わせて、固定用金物の調整を行う必要があった。したがって、測定器の変更・追加の度に、測定器用台車101を変更・追加し、その度に、固定用金物の調整を行う必要があり、作業が大変煩雑となっていた。
【0008】
この発明は、前記の課題を解決し、省スペース化に寄与するとともに、台車を床面に簡単かつ確実に固定することができる台車固定構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、台車を床面に固定するための台車固定構造であって、床構造を構成する部材に取り付けられ、前記台車が固定される固定用部材の少なくとも一部が、非使用時には前記床面下に収納され、使用時には前記床面上に突出され、前記固定用部材は、前記床面に沿った所定の方向、前記床面に沿って前記所定の方向と交差する方向、及び前記床面に略直交する方向への前記台車の変位を少なくとも抑えるために用いられることを特徴としている。
【0010】
請求項1の発明では、床構造を構成する部材に取り付けられ、台車が固定される固定用部材の少なくとも一部が、非使用時には床面下に収納され、使用時には床面上に突出され、固定用部材は、床面に沿った所定の方向、床面に沿って所定の方向と交差する方向、及び床面に略直交する方向への台車の変位を少なくとも抑えるために用いられる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1に記載の台車固定構造であって、前記固定用部材は、フランジ部を有し長さ方向が前記所定の方向に略平行となるように配置された長尺部材から構成され、前記台車は前記フランジ部と係合する被係合部を有し、前記フランジ部と前記被係合部との係合によって、前記床面に沿って前記所定の方向と交差する方向、及び前記床面に略直交する方向に沿った前記台車の変位が抑えられることを特徴としている。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の台車固定構造であって、前記固定用部材の前記フランジ部の上部には、軸部を有する固定具を挿入するための挿入孔が形成され、前記台車の下部には、前記固定具の前記軸部が挿通される挿通孔が形成された固定板が設けられ、前記固定具の前記軸部が前記挿通孔に挿通され、かつ、前記挿入孔に挿入されることによって、前記所定の方向に沿った前記台車の変位が抑えられることを特徴としている。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1、2又は3に記載の台車固定構造であって、前記固定用部材は、付勢部材を介して支持され、使用時には、前記付勢部材の付勢力によって前記床面上に突出され、非使用時には、前記付勢部材の付勢力に抗して前記床面下に押し込まれることによって収納されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
請求項1の発明によれば、固定用部材は、床面に沿った所定の方向、床面に沿って所定の方向と交差する方向、及び床面に略直交する方向への台車の変位を少なくとも抑えるために用いられるので、台車を床面に簡単かつ確実に固定することができる。しかも、固定用部材の少なくとも一部が、非使用時には床面下に収納され、使用時には床面上に突出されるので、省スペース化に寄与することができる。
【0015】
請求項2の発明によれば、フランジ部と被係合部との係合によって、床面に沿って所定の方向と交差する方向、及び床面に略直交する方向に沿った台車の変位を抑えて、台車を床面に一段と確実に固定することができる。
【0016】
請求項3の発明によれば、固定具が台車の挿通孔に挿通され、かつ、固定用部材の挿入孔に挿入されることによって、所定の方向に沿った台車の変位を抑えて、台車を床面に一段と確実に固定することができる。
【0017】
請求項4の発明によれば、固定用部材は、使用時には、付勢部材の付勢力によって床面上に突出され、非使用時には、付勢部材の付勢力に抗して床面下に押し込まれることによって収納されるので、台車を床面に一段と簡単に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】この発明の一実施の形態による台車固定構造の概略構成を説明するための斜視図である。
【図2】同台車固定構造の要部の構成を説明するための斜視図である。
【図3】同台車固定構造の構成及び測定器用台車の固定方法を説明するための説明図である。
【図4】同台車固定構造の構成及び測定器用台車の固定方法を説明するための説明図である。
【図5】同台車固定構造の構成及び測定器用台車の固定方法を説明するための説明図である。
【図6】同台車固定構造の構成及び測定器用台車の固定方法を説明するための説明図である。
【図7】同測定器用台車を固定用レールに固定するための固定ピンの構成を説明するための説明図である。
【図8】同固定用レールの収納時のロック及びその解除の方法を説明するための説明図である。
【図9】従来技術を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。
【0020】
図1は、この発明の一実施の形態による台車固定構造の概略構成を説明するための斜視図、図2は、同台車固定構造の要部の構成を説明するための斜視図、図3乃至図6は、同台車固定構造の構成及び測定器用台車の固定方法を説明するための説明図、図7は、同測定器用台車を固定用レールに固定するための固定ピンの構成を説明するための説明図、図8は、同固定用レールの収納時のロック及びその解除の方法を説明するための説明図である。
【0021】
図1及び図5に示すように、この実施の形態の台車固定構造1は、例えば、測定器Aが搭載された測定器用台車2が、二重床構造としてのフリーアクセスフロア3を構成するフロアパネル4上に載置された状態で、固定用レール15に固定されて概略構成されている。この台車固定構造1は、所定のフロアパネル4,4,…に、複数(例えば、測定器Aの台数に対応させて)設けられる。
【0022】
測定器用台車2の上部には、例えば、バンド等の締結部材Bを用いて測定器Aが固定される。また、測定器用台車2には、車輪(キャスタ)6が設けられているとともに、下部には、固定板7と、固定用レール15を受け、固定用レール15によって案内される案内部8とが設けられている。固定板7には、測定器用台車2を固定用レール15に固定するための固定ピン18が挿通される複数のピン挿通孔7aが形成されている。なお、案内部8の端部には、固定用レール15の挿入を円滑に行うための導入部を設けても良い。
【0023】
フリーアクセスフロア3においては、図1及び図6に示すように、多数のフロアパネル4,4,…が、床スラブ11上に、台座12、支持柱13及び支持板14を介して支持されて配置され、固定用レール15が、支持柱13に支持腕部材16を介して固定されたレール支持部17によってフロアパネル4下に収納可能なように支持されている。フロアパネル4は、固定用レール15が挿通されるレール用開口4bが形成されるように、例えば、分割板4a,4aに2分割されて構成されている。
【0024】
なお、支持腕部材16は、支持柱13に固定具31を用いて固定された固定部29に、一端部が固定具32を用いて固定され、他端部がレール支持部17の固定部17bに固定具33を用いて固定される。レール支持部17、圧縮ばね24、及び一対の支持腕部材16,16等は、固定用レール15の両端部を含む複数箇所に配置される。また、レール支持部17として、固定用レール15と略同一の長さの単一の部材を配置しても良い。
【0025】
固定用レール15は、図2乃至図6に示すように、ウェブ部21とフランジ部22とから構成され、ウェブ部21の下部には、コイル状の圧縮ばね24を収納するためのばね収納部21aが形成され、フランジ部22の上面には、固定ピン18が挿入される多数のピン挿入孔22aが、長さ方向に沿って形成されている。なお、フランジ部22の厚さは、分割板4aの厚さと略同一寸法とされる。また、圧縮ばね24の上端は、ばね収納部21aの天井面に固着され、下端は、レール収納部17aの底面に固着されている。また、圧縮ばね24としては、ばね定数の比較的大きなばねが用いられる。
【0026】
固定用レール15は、収納時(非使用時)には、図3及び図8(a)に示すように、固定用レール15の長さ方向に沿ってスライド可能な押え板25によって、圧縮ばね24の付勢力に抗して、長さ方向に沿った端部の上面が押えられて、ウェブ部21がレール収納部17aに収納され、かつ、フランジ部22がレール用開口4bに配置される。ここで、図8(a)に示すように、雄ねじ等の固定具27が挿入孔26に挿入されて押え板25は固定され、ロックされる。なお、押え板25は、固定用レール15の両端部に配置するようにしても良い。また、フランジ部22の側部を押さえるようにしても良い。
【0027】
固定用レール15は、使用時には、図2及び図8(b)に示すように、固定具27が取り外されてロック解除され、圧縮ばね24の付勢力によって、床面から突出する。なお、固定用レール15の下端部に側方に突出するように付勢された突起部を設け、レール収納部17aの内壁の対応する位置(固定用レール15が突出した状態)に、突起部を係止する凹部を形成して、固定用レール15のさらなる上方への変位(すなわち、測定器用台車2の上方への変位)を抑えるようにしても良い。ここで、上記凹部は、上部には突起部を係止するための段差部が形成されるとともに、下方へ向かうほど奥行が浅くなるように形成され、固定用レール15の収納時には、突起部は凹部の壁面形状に沿って移動して徐々に後退する(収納される)ようにする。
【0028】
レール支持部17は、圧縮ばね24がばね収納部21aに収納された状態の固定用レール15のウェブ部21を収納するレール収納部17aと、支持腕部材16の他端に固定具33によって固定される固定部17bとを有している。なお、固定部17bの上端は、分割板4aを支持する。
【0029】
固定ピン18は、図7に示すように、例えば、回転させることによって、突起部が固定板7の下面に係止して脱落を防止するための抜止め部18aを有している。固定ピン18は、固定用レール15の両端部を含む複数箇所に配置される。
【0030】
次に、図2乃至図6、及び図8を参照して、測定器用台車2の床面への固定方法について説明する。固定用レール15は、収納時には、図3及び図8(a)に示すように、固定用レール15の長さ方向に沿ってスライド可能な押え板25によって、圧縮された圧縮ばね24の付勢力に抗して、長さ方向に沿った端部の上面が押えられて、ウェブ部21がレール収納部17aに収納され、かつ、フランジ部22がレール用開口4bに配置される。ここで、図8(a)に示すように、雄ねじ等の固定具27が挿入孔26に挿入されて押え板25は固定され、ロックされる。
【0031】
固定用レール15は、使用時には、図2及び図8(b)に示すように、固定具27が取り外されてロック解除される。これによって、図4及び図6に示すように、圧縮ばね24の付勢力によって、床面(分割板4a,4aの上面)から突出する。
【0032】
次に、測定器用台車2を、案内部8の一端から固定用レール15のフランジ部22が入るように移動させ、図5に示すように、所定のピン挿通孔7aとピン挿入孔22aとの位置を合わせ、固定ピン18を、ピン挿通孔7aに挿通させた後、ピン挿入孔22aに挿入し、抜止め部18aを用いて脱落を防止する。これにより、測定器用台車2は、固定用レール15の長さ方向及び幅方向に沿った変位が抑えられ、床面に対して固定される。また、フランジ部22と案内部8との係合により、固定用レール15の幅方向及び鉛直方向に沿った変位が抑えられ、床面に対して固定される。
【0033】
使用後は、固定ピン18を抜いて、固定用レール15から案内部8を引き抜くように、測定器用台車2を外し、固定用レール15を収納し、図8(a)に示すように、押え板25をスライドさせて、固定用レール15を押さえる。
【0034】
こうして、この実施の形態の構成によれば、固定ピン18を、ピン挿通孔7aに挿通させた後、ピン挿入孔22aに挿入するによって、測定器用台車2は、固定用レール15の長さ方向及び幅方向に沿った変位が抑えられ、床面に対して固定される。また、フランジ部22と案内部8との係合により、固定用レール15の幅方向及び鉛直方向に沿った変位が抑えられ、床面に対して固定される。したがって、地震等で揺れが発生しても、測定器用台車2同士の接触を防止することができ、測定器Aの損傷を防止することができ、信頼性を向上させることができる。
【0035】
しかも、固定用レール15は、使用時には、圧縮ばね24の付勢力によって床面上に突出され、非使用時には、圧縮ばね24の付勢力に抗して床面下に押し込まれることによって収納されるので、非使用箇所においては、測定器用台車2の移動に支障となることなく、使用箇所においては、フロアパネル4を取り外したりすることなく、簡単かつ円滑に測定器用台車2を固定することができる。したがって、省スペース化に寄与することができ、かつ、煩雑な手間や時間を要することなく、測定器用台車2を床面に簡単に固定することができる。
【0036】
また、固定用レール15には、長さ方向に沿って多数のピン挿入孔22aが形成されているので、固定位置として固定用レール15の長さ方向に沿った所望の位置を選択することができる。また、台車固定構造1が設けられた別のフロアパネル4に移動することによっても固定位置を容易に変更することができる。
【0037】
以上、この発明の実施の形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述した実施の形態では、フロアパネル4を2分割して、レール用開口4bを形成する場合について述べたが、フロアパネルに溝状の開口を形成しても良い。
【0038】
また、ばね等を用いず、固定用レール15を昇降可能なように支持柱等に取り付けるようにしても良い。例えば、支持腕部材16を水平に配置し、固定部材29を昇降させても良いし、固定用レール15をジャッキの可動面に載置させて昇降させても良い。この場合、ジャッキは、レール収納部17aに配置しても、床スラブ11に配置しても良い。なお、支持腕部材16の他端は、レール支持部17の中間部に代えて、底部に取り付けても良い。
【0039】
また、案内部8は廃しても良い。また、台車固定構造1は、フロアパネル4毎に設けても良いし、複数のフロアパネル4に跨って設けても良い。また、固定用レール15は、フロアパネル4毎に、複数設けても良い。この場合、互いに平行に配置しても良いし、例えば、十字形に配置しても良い。
【0040】
また、固定用レール15は、収納せずに常時突出させておくようにしても良い。また、バンド等のほか、ボルト等によって測定器Aを測定器用台車2に固定するようにしても良い。また、フロアパネルと支柱(脚部)とを一体化させた構成としても良い。
【産業上の利用可能性】
【0041】
通信機械室や計算機室等のほか、戸建の住宅やマンション等の集合住宅において、フリーフロアを設ける場合にも適用できる。
【符号の説明】
【0042】
1 台車固定構造
2 測定器用台車(台車)
3 フリーアクセスフロア(床構造)
4 フロアパネル
7 固定板
7a ピン挿通孔(挿通孔)
8 案内部(被係合部)
15 固定用レール(固定用部材、長尺部材)
18 固定ピン(固定具)
22 フランジ部
22a ピン挿入孔(挿入孔)
24 圧縮部材(付勢部材)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
台車を床面に固定するための台車固定構造であって、
床構造を構成する部材に取り付けられ、前記台車が固定される固定用部材の少なくとも一部が、非使用時には前記床面下に収納され、使用時には前記床面上に突出され、
前記固定用部材は、前記床面に沿った所定の方向、前記床面に沿って前記所定の方向と交差する方向、及び前記床面に略直交する方向への前記台車の変位を少なくとも抑えるために用いられる
ことを特徴とする台車固定構造。
【請求項2】
前記固定用部材は、フランジ部を有し長さ方向が前記所定の方向に略平行となるように配置された長尺部材から構成され、前記台車は前記フランジ部と係合する被係合部を有し、前記フランジ部と前記被係合部との係合によって、前記床面に沿って前記所定の方向と交差する方向、及び前記床面に略直交する方向に沿った前記台車の変位が抑えられることを特徴とする請求項1に記載の台車固定構造。
【請求項3】
前記固定用部材の前記フランジ部の上部には、軸部を有する固定具を挿入するための挿入孔が形成され、前記台車の下部には、前記固定具の前記軸部が挿通される挿通孔が形成された固定板が設けられ、前記固定具の前記軸部が前記挿通孔に挿通され、かつ、前記挿入孔に挿入されることによって、前記所定の方向に沿った前記台車の変位が抑えられることを特徴とする請求項1又は2に記載の台車固定構造。
【請求項4】
前記固定用部材は、付勢部材を介して支持され、使用時には、前記付勢部材の付勢力によって前記床面上に突出され、非使用時には、前記付勢部材の付勢力に抗して前記床面下に押し込まれることによって収納されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の台車固定構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−41698(P2012−41698A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−182412(P2010−182412)
【出願日】平成22年8月17日(2010.8.17)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】