説明

圧電トランス、電源装置および電源装置の製造方法

【課題】温度変化が激しい製造工程に適した圧電トランス、電源装置および電源装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の電源装置は、駆動電圧が印加される第1入力電極部13と第2入力電極部12とを有する圧電トランス10と、整流作用を有するダイオードとを備え、圧電トランス10は、1入力電極部13をダイオードの整流方向の下流側と接続し、第2入力電極部12を前記ダイオードの整流方向の上流側と接続し、圧電トランス10の温度が低下すると、第1入力電極部13の電位が第2入力電極部12の電位より低くなるように前記2つの入力電極部間の分極方向を決定されている構成を採用した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧電トランス、電源装置および電源装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
圧電トランスは、磁気トランスと比較して、小型・薄型・軽量である。また、磁気トランスのような電磁界ノイズが発生しないため低ノイズであり、磁気トランスのような巻線を使用していないため難燃性を有する。そこで、ノートパソコン・液晶テレビ等に用いられる電源装置には、圧電トランスを使用した電源装置が多く利用されている。
【0003】
圧電トランスは強誘電体の一種であるため、焦電効果を有する。焦電効果とは、誘電体が急激な温度変化を受けると温度変化に応じた電荷が電極表面に現れる現象である。したがって、圧電トランスに温度変化が加えられると、焦電効果により圧電トランスに電圧が発生する。
【0004】
特許文献1では圧電トランスの1次側電極間に並列インピーダンスを接続している。
また、特許文献2では圧電トランスの1次側電極間に感温半導体を接続している。
【特許文献1】特開2000−307166号公報
【特許文献2】特開2005−278121号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、温度変化が激しい製造工程に適した圧電トランス、電源装置および電源装置の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の圧電トランスは、駆動電圧が印加される第1入力電極部と第2入力電極部とを有し、前記第1入力電極部と前記第2入力電極部との間は、予め定められた温度で溶断する熱可溶体で接続されている構成を採用する。
【0007】
上記の圧電トランスにおいて、前記熱可溶体は、前記圧電トランスを回路素子が搭載される回路基板に半田付けする半田の温度もしくは周囲温度によって溶断されることを特徴とする。
【0008】
上記の圧電トランスにおいて、前記熱可溶体は、所定以上の電流が流れた時に溶断する電流ヒューズもしくは電流ヒューズエレメントであることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の電源装置は、駆動電圧が印加される第1入力電極部と第2入力電極部とを有する圧電トランスと、整流作用を有するダイオードとを備え、前記圧電トランスは、前記第1入力電極部を前記ダイオードの整流方向の下流側と接続し、前記第2入力電極部を前記ダイオードの整流方向の上流側と接続し、前記圧電トランスの温度が低下すると、前記第1入力電極部の電位が前記第2入力電極部の電位より低くなるように前記2つの入力電極部間の分極方向を決定されている構成を採用する。
【0010】
上記の電源装置において、前記ダイオードを電解効果トランジスタ内のボディーダイオードで構成することを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の製造方法は、駆動電圧が印加される第1入力電極部と第2入力電極部とを有し、前記第1入力電極部と前記第2入力電極部との間は、予め定められた温度で溶断する熱可溶体で接続されている圧電トランスを回路素子が搭載される基板に搭載する搭載工程と、前記圧電トランスと前記基板に搭載された他の回路素子とを半田付けする自動半田工程とを有する。
【0012】
上記の製造方法において、前記圧電トランスは、前記圧電トランスの温度が低下すると、前記第1入力電極部の電位が前記第2入力電極部の電位より低くなるように前記2つの入力電極部間の分極方向を決定されており、前記回路素子は整流作用を有するダイオードを含み、前記搭載工程は、前記圧電トランスの前記第1入力電極部を前記ダイオードの整流方向の下流側と接続し、前記第2入力電極部を前記ダイオードの整流方向の上流側と接続するように前記圧電トランスを搭載することを特徴とする。
【0013】
上記の製造方法において、前記ダイオードを電解効果トランジスタ内のボディーダイオードで構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に記載の発明によれば、焦電効果が生じても圧電トランスに電圧が発生するのを防止することができる。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、圧電トランスは、半田付け後、若しくは熱可溶体が溶断する周囲温度を有する環境を経た後に正常に動作する。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、圧電トランスは、所定の電流を流した後に正常に動作する。
【0017】
請求項4に記載の発明によれば、圧電トランスの温度が低下した場合に焦電効果が生じても、電源装置に備えられた他の回路素子が破壊されることを防止することができる。
【0018】
請求項5に記載の発明によれば、電界効果トランジスタを基板に配置することでダイオードも配置されるため、回路素子の数が減少する。
【0019】
請求項6に記載の発明によれば、焦電効果が生じても圧電トランスに電圧が発生するのを防止して電源装置を製造することができる。
【0020】
請求項7に記載の発明によれば、圧電トランスの温度が低下した場合に焦電効果が生じても、電源装置に備えられた他の回路素子が破壊されることを防止して電源装置を製造することができる。
【0021】
請求項8に記載の発明によれば、電界効果トランジスタを基板に配置することでダイオードも配置されるため、回路素子の数が減少する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
【実施例1】
【0023】
まず、本発明の実施の形態の圧電トランスについて、図面を用いて説明する。
圧電トランスは、圧電振動子に一次と二次の電極を設け、1次側を圧電振動子の厚み方向に分極させるとともに、2次側を圧電振動子の長さ方向に分極したものである。この圧電トランスは、1次側に所定周波数のパルス電圧が入力されると、逆圧電効果によって、その所定周波数に応じた昇圧比で昇圧し、2次側から出力する。
【0024】
次に、圧電トランスを使用した電源装置の構成および動作について説明する。
図1は、圧電トランスを使用した電源装置の回路図の一例である。
電源装置は、圧電トランス60と、発振回路50と、FET(Field Effect Transistor:電解効果トランジスタ)51と、コンデンサ53と、インダクタンス52とを備える。
圧電トランス60の厚み方向に設けられた1次側の入力電極61の一方の電極は、インダクタンス52を介して、駆動電圧を供給する入力端子70に接続される。圧電トランスとインダクタンス52の間には、一端が接地されたコンデンサ53の他端と、FET51のドレインとが接続される。FET51のソースは接地され、ゲートには発振回路50が接続される。
【0025】
インダクタンス52およびコンデンサ53はLC共振により、駆動電圧より大きい電圧で圧電トランス60を駆動する。
【0026】
圧電トランス60の1次側の入力電極61のうち他方の電極は接地される。圧電トランス60の長手方向の2次側側面には、出力電極63が設けられ、この出力電極63は、他の回路素子(不図示)と接続される。圧電トランス60の長手方向の2次側には、自励発振のための交流電圧を検出する検出電極62が圧電トランス60の厚み方向の一方に設けられる。検出電極62は、発振回路50に接続される。
【0027】
駆動電圧が電源回路に印加されると、発振回路50およびFET51に印加され、設定された電圧でバイアスされる。発振回路50がFET51を駆動して圧電トランス60の入力電極61に交流電圧を印加し、圧電トランス60を駆動する。この結果、2次側には昇圧した電圧が発生して出力電極63から出力されると共に、検出電極62から発振回路50に帰還される。発振回路50は、検出電極62からの交流電圧が示す圧電トランス60の共振周波数でFET51を駆動する。
【0028】
図2には本発明を適用した圧電トランスの斜視図を示す。
圧電トランス10は、1次側には駆動電圧を印加する第1入力電極部13および第2入力電極部12を有し、2次側には1次側で昇圧した電圧を取り出す2次側電極部11を有する。
1次側電極に接続された第2入力電極部12および第1入力電極部13の間には、予め定められた温度で溶断する熱可溶体30が接続されている。熱可溶体30は、第2入力電極部12および第1入力電極部13に巻きつけて接続してもよいし、半田付けして接続しても良い。熱可溶体30としては、銅合金、亜鉛合金などが存在するが、予め定められた温度によって溶断する物質であれば本発明に用いることができる。熱可溶体は圧電トランスのパッケージ内部に実装してもよい。
【0029】
本実施例の圧電トランス10によれば、圧電トランス10の第2入力電極部12および第1入力電極部13に熱可溶体30が接続され、1次側電極間が短絡されているので、圧電トランス10が急激な温度変化にさらされても、焦電効果が生じても圧電トランス10に電圧は発生しない。
【0030】
次に、上述した圧電トランス10を用いた電源装置の製造方法について説明する。図3は電源装置の製造過程を表したフローチャートである。
圧電トランス10を含む回路素子は、回路設計図に従って基板の適切な位置へと搭載される(ステップS1)。この時点では、各部品は基板上に設置されているのみで、各回路素子は結合されていない。
【0031】
各部品は半田付けによって結合されるが、各回路素子が搭載された基板は半田槽への投入前にまず余熱される(ステップS2)。
【0032】
余熱工程の後、各部品が搭載された基板は半田槽へと投入される(ステップS3)。本ステップによって、各部品は結合され電源装置の回路が出来上がる。
半田付けが終了した回路は、部品への熱ストレス時間を短縮する為に冷却される(ステップS4)。
【0033】
次に、図3のフローチャートの各ステップに沿って、本実施例による電源装置の製造についてさらに説明する。
図4は本実施例の電源装置が使用する圧電トランスおよび基板の斜視図である。
圧電トランス10の構成は、上記で説明した圧電トランスの構成と同一であり、同一の要素には同一の符号を付してある。
【0034】
基板20には、第2入力電極部12および第1入力電極部13と熱可溶体30が通過できるホール21が生成されている。本構成をとることで、圧電トランス10のピンに接続された熱可溶体30は、基板20の裏側に突出する。
圧電トランス10および他の回路素子は、回路設計図に従って基板20に搭載される。本実施例では図5に示されるように、圧電トランス10の1次側電極を振動させるための発振回路50と、圧電トランス10の駆動電圧を制御するFET51とコンデンサ53およびインダクタンス52を配置した回路(以後、実施例回路と略記する)について説明する。
【0035】
実施例回路は、半田付け前の余熱工程(図3:ステップS2)へと進むが、本工程で急激な温度上昇にさらされることになる。これに伴い、圧電トランス10にも急激な温度変化が加えられるので、通常、焦電効果が生じて、圧電トランス10に電圧が発生する。この電圧は、温度変化の割合に依存するが、数kVに達することもある。
【0036】
余熱工程では、圧電トランス10の第2入力電極部12および第1入力電極部13は基板20に結合されてはいない。しかし、基板20のホール21と各電極部との距離は近接しているため、圧電トランス10に発生した電圧がホール21に放電されてしまい、基板20に取り付けられたFET51などの他の回路素子が破損してしまう可能性がある。
一方、本実施例では、圧電トランス10の第2入力電極部12および第1入力電極部13に熱可溶体30が接続され、1次側電極間が短絡されているので、焦電効果が生じても圧電トランス10に電圧は発生しない。そのため、余熱工程において急激な温度変化が加えられても、圧電トランス10の焦電効果によって、他の回路素子が破損するおそれがない。
【0037】
余熱工程後、実施例回路が実装された基板20は、各回路素子を半田付けによって基板20と結合するため半田槽に投入される。
図6は、基板20が半田槽40に投入された様子を模式的に示した図である。
図6に示されるように、圧電トランス10の1次電極間に接続された熱可溶体30は、半田面に突出する構造となっている。したがって、熱可溶体30の溶断温度が半田槽40の半田温度以下であれば、基板20を半田槽40に投入することで、熱可溶体30は半田熱により溶断される。
【0038】
熱可溶体30が半田熱により溶断されると、1次側電極間の短絡状態は解除されるため、正常な動作回路を得られる。なお、半田槽40投入時、半田付けされる前に熱可溶体30が溶断されている可能性があるが、熱可溶体接続による短絡状態が解除されている時間はきわめて短時間であるため、回路素子が破壊する程の高電圧は発生しない。
【0039】
熱可溶体として電流ヒューズまたは電流ヒューズエレメントを用いることも可能である。その場合、自動半田工程にて熱可溶体が溶断せず半田付け工程後において圧電トランスの1次電極間が短絡状態となっていても、初通電時に熱可溶体に電流が流れることで短絡状態が解除され、正常な動作回路が得られる。よって、機能を喪失することなく電源を稼動させることができる。
【0040】
ここでは自動半田工程をフロー工程として説明したが、リフロー工程においても同様な原理で本発明を適用できる。
【0041】
本実施例によれば、1次側電極間に熱可溶体30ではなく治具を取り付けることで1次側電極間を短絡させる手段と比較して、治具の脱着等の追加工程が必要ない。そのため工数が削減でき、また、治具脱着忘れ・不備による回路素子破損及び回路動作不良の心配がない。
【0042】
基板20の半田付けが終了すると、実施例回路は冷却される。この場合にも圧電トランス10は急激な温度変化にさらされることになり、焦電効果によって圧電トランス10には高電圧が発生する。
【0043】
図7では、圧電トランス10は、温度低下時に圧電トランス10の上側の第1入力電極部13の電位が下側の第2入力電極部12の電位よりも大きくなるように回路に実装されている。この場合、冷却工程では、電子は圧電トランス10内に示された実線の矢印のように上側から下側へと移動する。したがって、実施例回路内には点線で示した矢印の向きに電流が流れる。しかし、点線の矢印で示した電流の向きはFET51内のボディーダイオードの整流方向とは逆であるため、電流は回路内を流れることはできず、圧電トランス10に発生した電圧は放電されない。
【0044】
そこで、本実施例では、図8のように圧電トランス10の分極方向を、温度低下時に上側の第1入力電極部13の電位が下側の第2入力電極部12の電位よりも小さくなる向きにして、圧電トランス10を回路に実装する。このように実装すると、1次側の分極方向と2次側の分極方向を同時に逆向きとすることで、入出力電圧の関係は変化させずに温度変化により生じる電圧の極性を反転させることができる。
【0045】
また、冷却工程で急激な温度変化が生じ、焦電効果によって圧電トランス10に高電圧が発生した場合、電子は圧電トランス10内に示された実線の矢印のように下側から上側へと移動するため、実施例回路内には点線で示した矢印の向きに電流が流れる。この電流が流れる向きは、FET51内のボディダイオードの整流方向と同一であるので、電流は回路内を流れることができ、圧電トランス10に発生した電圧は放電される。したがって、基板20に搭載された各回路素子は、圧電トランス10の焦電効果の影響を受けない。
【0046】
本実施例によれば、圧電トランス10の焦電効果によって発生した電圧を放電するための回路を追加する必要がない。また、半田付けを半田槽40による自動工程で実施できるため、圧電トランス10を基板20に手半田で実装するよりも生産効率が向上する。
【0047】
上記実施形態では、少数の回路素子を用いた回路で構成する電源装置について本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、圧電トランスを使用した電源装置に対して本発明の適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】圧電トランスを含む電源装置の回路図の一例である。
【図2】本発明を適用した圧電トランスの一例を示す斜視図である。
【図3】電源装置の製造ステップの一例を示すフローチャートである。
【図4】圧電トランスと基板の一例を示す斜視図である。
【図5】実施例の電源装置の回路図である。
【図6】半田槽による半田付けの一例を示した模式図である。
【図7】温度低下時に回路に流れる電流を示した図である。
【図8】本発明を適用した場合に温度低下時に回路に流れる電流を示した図である。
【符号の説明】
【0049】
10、60…圧電トランス
11…2次側電極部
12…第2入力電極部
13…第1入力電極部
20…基板
21…ホール
30…熱可溶体
40…半田槽
50…発振回路
51…FET
52…インダクタンス
53…コンデンサ
61…入力電極
62…検出電極
63…出力電極
70…入力端子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動電圧が印加される第1入力電極部と第2入力電極部とを有し、
前記第1入力電極部と前記第2入力電極部との間を熱可溶体で接続したことを特徴とする圧電トランス。
【請求項2】
前記熱可溶体は、前記圧電トランスを回路素子が搭載される回路基板に半田付けする半田の温度もしくは周囲温度によって溶断されることを特徴とする請求項1に記載の圧電トランス。
【請求項3】
前記熱可溶体は、所定以上の電流が流れた時に溶断する電流ヒューズもしくは電流ヒューズエレメントであることを特徴とする請求項1または2に記載の圧電トランス。
【請求項4】
駆動電圧が印加される第1入力電極部と第2入力電極部とを有する圧電トランスと、
整流作用を有するダイオードとを備え、
前記圧電トランスは、
前記第1入力電極部を前記ダイオードの整流方向の下流側と接続し、
前記第2入力電極部を前記ダイオードの整流方向の上流側と接続し、
前記圧電トランスの温度が低下すると、前記第1入力電極部の電位が前記第2入力電極部の電位より低くなるように前記2つの入力電極部間の分極方向を決定されていることを特徴とする電源装置。
【請求項5】
前記ダイオードを電解効果トランジスタ内のボディーダイオードで構成したことを特徴とする請求項4に記載の電源装置
【請求項6】
駆動電圧が印加される第1入力電極部と第2入力電極部とを有し、
前記第1入力電極部と前記第2入力電極部との間は、予め定められた温度で溶断する熱可溶体で接続されている圧電トランスを回路素子が搭載される基板に搭載する搭載工程と、
前記圧電トランスと前記基板に搭載された他の回路素子とを半田付けする自動半田工程と、
を有することを特徴とする電源装置の製造方法。
【請求項7】
前記圧電トランスは、前記圧電トランスの温度が低下すると、前記第1入力電極部の電位が前記第2入力電極部の電位より低くなるように前記2つの入力電極部間の分極方向を決定されており、
前記回路素子は整流作用を有するダイオードを含み、
前記搭載工程は、
前記圧電トランスの前記第1入力電極部を前記ダイオードの整流方向の下流側と接続し、前記第2入力電極部を前記ダイオードの整流方向の上流側と接続するように前記圧電トランスを搭載することを特徴とする請求項6に記載の電源装置の製造方法。
【請求項8】
前記ダイオードを電解効果トランジスタ内のボディーダイオードで構成したことを特徴とする請求項7に記載の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−87382(P2010−87382A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−256935(P2008−256935)
【出願日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】