説明

地下タンクのマンホール装置

【課題】本発明は地下タンクのマンホール装置の耐圧強度を高めることを課題とする。
【解決手段】マンホール装置10は、上下方向に貫通する中空部12を有する円筒形状に形成された円筒体14と、円筒体14の外周に形成された平坦部16とからなり、地下タンク20の上部に取り付けられている。マンホール装置10は、円筒体14の外周に一対の平坦部16が円周方向上180度の間隔で形成されている。この平坦部16は、円筒状の地下タンク20が延在する長手方向に対して直交する方向に面するように形成されており、配管継手に連通された各配管30を挿通する配管用開口を有する。マンホール装置10の円筒体14は、周囲からの押圧力が外周に分散することで土圧に対する耐圧強度が高められている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は地下タンクのマンホール装置に係り、特に地中に埋設された際の土圧に対する耐圧強度を有するよう構成された地下タンクのマンホール装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、給油所等の給油施設では、敷地内に地下タンクを埋設し、タンクローリ車によって配送された油液を地下タンクに荷卸しして貯蔵している。この種の地下タンクは、一般に、円筒状に形成されたタンクを横向き(水平な状態)にして地中に設けられたコンクリート基礎上に載置される。そして、地下タンクの上部には、上方からみると四角形状のマンホール装置が載置された状態で土や砂利等を地下タンクに被せるように堆積させる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、地下タンクの設置構造は、車両が通過する際の荷重に耐えられるようにするため、地下タンクの周囲を土砂で埋設し、地表面をコンクリート層で覆う構造になっている。
【0004】
他の公知例としてマンホールのピットの外周を八角形に構成したものもある(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2005−306429号公報
【特許文献2】特開2005−343503号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来のマンホール装置は、4枚の側壁を直角に結合させて四角形状の枠体に構成するため、側方からの耐圧強度が低くなっており、例えば、大型車両の通過による土圧が増大した場合には、枠体の側壁が土圧によって変形してしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載されたものは、八角形の各辺を形成する八面で土圧の影響を受けやすいものである
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した地下タンクのマンホール装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
【0007】
本発明は、上下方向に貫通する中空部を有する円筒形状に形成され、下端が地下タンクの上部に取り付けられ、上端が鉛直上方に延びる円筒体と、該円筒体の外周の少なくとも1箇所に形成された平坦部と、該平坦部に形成された配管の貫通孔と、からなることにより、上記課題を解決するものである。
【0008】
また、本発明は、上下方向に貫通する中空部を有する円筒形状に形成され、下端が地下タンクの上部に取り付けられ、上端が鉛直上方に延びる円筒体と、該円筒部の外周に前記平坦部を形成すべく、前記円筒部に取り付けられた被取付部材と、該被取付部材に設けられた配管貫通用の開口と、からなるため、上記課題を解決するものである。
【0009】
また、本発明は、前記平坦部の開口にシール部材を設けたことにより、上記課題を解決するものである。
【0010】
また、本発明は、前記円筒部は、径方向に関して、少なくとも2個以上に分割された円弧状部材からなり、前記円弧状部材の端部を互いに締結部材を介して結合することで円筒形を形成することにより、上記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、上下方向に貫通する中空部を有する円筒体とすることにより土圧に対する耐圧強度を高めることが可能になり、さらに円筒体の外周の少なくとも1箇所に平坦部が形成されることにより、配管を挿通する部分でのシール性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
【実施例1】
【0013】
図1は本発明による地下タンクのマンホール装置の一実施例を示す構成図である。図2は地下タンクにマンホール装置が取り付けられた状態を示す縦断面図である。図1及び図2に示されるように、マンホール装置10は、上下方向に貫通する中空部12を有する円筒形状に形成された円筒体14と、円筒体14の外周に形成された平坦部16とからなり、地下タンク20の上部に取り付けられている。地下タンク20は、FF(ファイバ・ファイバ)2重殻と呼ばれる樹脂構造からなる円筒形状のタンクである。円筒体14は、例えば、鉄または樹脂材により形成されており、下端が地下タンク20の上部のフランジ22が設けられた部分に固定され、上端が地表面に位置するように配置される。
【0014】
円筒体14の内部に形成された中空部12には、地下タンク20の上部に突出するフランジ22に結合された配管継手24が収容される。
【0015】
また、マンホール装置10は、円筒体14の外周に一対の平坦部16が円周方向上180度の間隔で形成されている。この平坦部16は、円筒状の地下タンク20が延在する長手方向に対して直交する方向に面するように形成されており、配管継手24に連通された注油管、給油管、通気管等の各配管30を挿通する配管貫通用開口18を有する。
【0016】
尚、各配管30を同じ方向に延在させる場合は、一対の平坦部16の何れか一方のみに配管貫通用開口18を設けて、他方の平坦部16の配管貫通用開口18を閉塞した状態とする。あるいは、円筒体14の外周の1箇所に平坦部16を設ける構成としても良い。
【0017】
地下タンク20は地中に形成されたコンクリート製の基礎上に載置された状態で土砂により周囲を覆われるため、円筒体14の外周には、土圧が作用している。例えば、タンクローリ車等の大型車両が通過する際には、土圧が増大するが、マンホール装置10の円筒体14は、周囲からの押圧力が外周に均一に分散することで土圧に対する耐圧強度が高められている。そのため、マンホール装置10は、土圧が増大した場合でも変形することが防止され、円筒体14の中空部12に収容された配管継手24及び各配管30が損傷しないように保護することができる。また、円筒体14の土圧に対する耐圧強度が向上しているので、円筒体14の肉厚を薄くして、軽量化を図れると共に、材料費のコストを安価に抑えることができる。
【0018】
ここで、マンホール装置10の構成について図3乃至図5を参照して説明する。図3乃至図5に示されるように、マンホール装置10を構成する円筒体14は、中空部12の内径が上記3本の配管継手24を収容可能な大きさに形成され、高さ寸法は、地下タンク20の上部と地表面との距離に応じた寸法に形成されている。尚、図3は地下タンク20、円筒体14、土砂および土砂の上方に設けられるコンクリート層の関係を示している。他の図も同様の構造をとるが、地下タンク20、円筒体14、土砂および土砂の上方に設けられるコンクリート層の図示は省略している。
【0019】
そして、平坦部16は、円筒体14の外周に対して水平方向に延在する垂直面16aを有し、この垂直面16aに配管貫通用開口18(図4中、一点鎖線で示す)が形成される。配管貫通用開口18は、予め工場などで打ち抜くようにしても良いし、あるいは、切断可能な肉薄部分を輪郭形状に形成しておくことにより、地下タンク埋設現場で配管方向に応じて作業員が配管貫通用開口18を適宜打ち抜くようにしても良い。
【0020】
また、垂直面16aは、配管貫通用開口18を閉塞する被取付部材としての蓋部材40(図6に示す)を取り付けるための取付部となる。尚、平坦部16は、円筒体14が鉄製の場合は、プレス加工により一体成形され、あるいは円筒体14が樹脂製の場合は、樹脂成型金型により一体成型されることが望ましい。
【0021】
円筒体14の下端14aは、図3に示されるように、地下タンク20の外周の曲率半径に対応する円弧状に形成されている。これにより、円筒体14の下端は、地下タンク20の上部に密着した状態に載置されて固定される。円筒体14の上端は、鉛直上方に伸びて円筒15の内部に挿入され、蓋14bにて閉塞されている。また、コンクリート層CNが形成された部分は、円筒体14の外周を取り囲むように円筒15が埋設されており、この円筒15の上端は蓋15aにて閉塞されている。
【0022】
従って、円筒体14の中空部12は、円筒15が蓋15aによって閉塞されることで雨水の侵入が防止されると共に、さらに円筒15の下方においても蓋14bによって雨水の侵入が2重に防止される。また、円筒体14の直径は、円筒15の直径よりも小径であるので、蓋15aの外周と円筒15内壁との隙間から侵入した水は、円筒15内壁と円筒体14の外側との間に露出する土に浸透することになる。しかも、円筒体14は、上端が円筒15の内部空間に挿入された状態であるので、円筒15内壁と円筒体14の外側との間に水が溜まったとしてもすぐに円筒体14の中空部12に流入しないように構成されている。
【0023】
さらに、マンホール装置10は、コンクリート層CNに埋設された円筒15が地下タンク20上に設置された円筒体14と分離された構成であるので、コンクリート層CNの荷重が円筒体14に作用することが回避されており、例えタンクローリ車のタイヤが円筒15の蓋15aを通過した場合でも、地下タンク20にタンクローリ車の荷重が付加されないようになっている。尚、円筒体14の上部に円筒15が一体形成されるように構成することも可能であり、円筒体14と円筒15とが分離構造とするか、あるいは一体構造とするかは、適宜選択される。
【0024】
また、平坦部16は、下部16bが円筒体14の下端に近い高さ位置に形成され、上部16cが配管貫通用開口18に挿通される配管30の位置より僅かに余裕を持たせた高さ位置に形成される。このように、平坦部16をできるだけ低い位置、即ち、円筒体14に置ける極力下方に設ける理由は、地下タンク20の大型化に伴って地下タンク20の底面位置が深くなることで、地上に設置された計量機のポンプと地下タンク20内の液面との高低差が大きくなり、ポンプの油液吸い上げ力を上げなければ、油液の吸い上げが困難になることが考えられる。そこで、地下タンク20に設けられるフランジ22および配管継手24の上下寸法を極力短くして、円筒体14(平坦部16)の貫通位置を低い位置にすることにより、地下タンク20の頂部の位置を地上に近づけることで、タンク埋設深さをできる限り浅くすることでポンプを変更することなく、ポンプ吸い上げ能力を確保するためである。
【0025】
また、地下タンク20や配管30が樹脂製の場合には、地下タンク20や配管30を地表面からの深さを鉄製のものよりも深く埋設する必要があるので、平坦部16をできるだけ低い位置に設けることが、ポンプ吸い上げ能力を確保するために重要となる。
【0026】
図6は平坦部16の垂直面16aに蓋部材40を取り付けた状態を示す側面図である。図6に示されるように、蓋部材40は、上記配管30を貫通するための配管貫通孔42を有し、取付ボルト44により、垂直面16aに固定される。これにより、蓋部材40は、円筒体14に配管貫通用の開口を有する平坦面を提供している(請求項2に対応)。
【0027】
図7は平坦部16の垂直面16aに蓋部材40を取り付けた状態を示す横断面図である。図7に示されるように、蓋部材40は、配管貫通用開口18を閉塞するように垂直面16aに固定されると共に、配管貫通孔42が配管継手24に対応する位置に位置決めされる。配管継手24に接続される配管30は、配管貫通孔42に挿通させることで、配管継手24の接続口に挿入可能となる。配管貫通孔42は、挿通される配管本数に応じた数が設けられる。
【0028】
また、配管30は、配管貫通孔42に遊嵌状態で挿通されている。さらに、配管貫通孔42の内周には、配管30の外周をシールするシール部材(Oリング)46が装着されている。従って、配管30は、外周を配管貫通孔42の内周に設けられたシール部材46によって気密にシールされるため、特殊形状のシール部材を用いなくてもシール性を確保される。
【0029】
さらには、地震などによる振動が配管30に伝播した場合には、力が作用した場合には、シール部材46が弾性変形して配管30に対して半径方向の配管振動を弾力的に吸収することが可能になる。これにより、地震によって配管30が破損することを防止することができる。
【0030】
次に変形例について説明する。
【0031】
図8は変形例1を示す平面図である。図8に示されるように、変形例1では、円筒体14の外周より外側に平坦部を形成する箱形の被取付部材50を取付けた構成になっている。この被取付部材50は、前部に形成された平坦部52が円筒体14の外周から突出し、後部が円筒体14の外周に形成された開口14dに嵌合した状態で円筒体14に取付ボルト等により締結される。
【0032】
平坦部52は、上記配管30を貫通するための配管貫通孔54を有する。配管30は、配管貫通孔54に遊嵌状態で挿通されている。さらに、配管貫通孔54の内周には、前述した実施例と同様に配管30の外周をシールするシール部材(Oリング)46が装着されている。従って、配管30は、外周を配管貫通孔42の内周に設けられたシール部材46によって気密にシールされるため、特殊形状のシール部材を用いなくてもシール性を確保される。
【0033】
また、被取付部材50は、内部56に配管30が挿通される空間を有しており、例えば、樹脂配管の場合には、配管30を保護する緩衝部材などを設けることが可能になる。
【0034】
前述の実施例において、被取付部材50は外付けの構成を示したが、別段これに限らず、
垂直面16aの内側から取り付ける構成でも良い。
【0035】
図9は変形例2を示す平面図である。図9に示されるように、変形例2では、円筒体14の外周の一対以上の箇所に平坦部16が形成されている。例えば、平坦部16を4箇所(円周方向に90度間隔)に設けることにより、4方向への配管接続が可能になる。また、施工現場によっては、地下タンク20に対する各配管30の延在方向が一方向に決められてなく、各配管が異なる方向に配設されることもあるので、現場の状況に応じて任意の方向の平坦部16を選択して配管貫通用開口18を設けることも可能である。
【0036】
図10は変形例3を示す縦断面図である。図10に示されるように、変形例3では、地下タンク20の上部に、円筒体14の内周に嵌合する内周側固定部60と、円筒体14の外周に嵌合する外周側固定部62とが設けられている。この内周側固定部60と外周側固定突部62とは、円周方向の所定間隔(例えば、90度間隔)毎に突出しており、夫々ボルト挿通孔60a,62aが設けられている。このボルト挿通孔60a,62aは、円周方向に延在する長孔からなり、円筒体14の下部に設けられたボルト挿通孔14bとの相対位置合わせが容易に行えるように設けられている。
【0037】
従って、円筒体14の下端を自重により内周側固定部60と外周側固定突部62との間に嵌合させることで、円筒体14を地下タンク20の固定位置に位置合わせすることができる。円筒体14の重量がかなりある場合には、円筒体14の下端と内周側固定部60と外周側固定突部62との間の嵌合により円筒体14を地下タンク20の上部に保持することができる。
【0038】
さらに、ボルト挿通孔14b,60a,62aにボルト64を挿通させた状態でナット66を締め付けることにより、円筒体14を内周側固定部60及び外周側固定突部62に固定することにより、円筒体14の取付け強度をより補強することができる。
【0039】
尚、内周側固定部60、外周側固定突部62の配置は、上記90度間隔に限るものではなく、例えば、2箇所180度間隔あるいは、3箇所(120度間隔)でも良い。
【0040】
図11は変形例4を示す縦断面図である。図11に示されるように、変形例4では、円筒体14が半円弧状の円弧状部材14A,14Bに2分割可能な構成になっており、地下タンク設置現場までは分割された状態で運搬される。
【0041】
円弧状部材14A,14Bは、夫々同一構成になっており、円弧部70と、円弧部70の周方向の一端72と、円弧部70の周方向の他端74と、一端72と他端74との間に形成された平坦部16とを有する。
【0042】
一端72は、内周側に段差を有する形状に形成され、他端74は外周側に段差を有する形状に形成されている。また、一端72及び他端74には、半径方向に貫通するボルト挿通孔72a,74aが設けられている。円弧状部材14Aの一端72と円弧状部材14Bの他端74とが突き合わせられると、ボルト挿通孔72a,74aが互いに連通された状態に合致する。
【0043】
そのため、円弧状部材14Aの一端72と円弧状部材14Bの他端74とが突き合わせられた状態で、ボルト挿通孔72a,74aにボルト(締結部材)76を挿通してナット(締結部材)78を締め付けることにより、円弧状部材14Aの他端74と円弧状部材14Bの一端72とが互いに締結されて一体的に結合される。
【0044】
このように、円弧状部材14A,14Bは、地下タンク設置現場に到着した後に組み立てられて円筒体14となる。従って、変形例4の円筒体14は、円弧状部材14A,14Bに2分割された状態で運搬されるため、重量も大きさも半分で済むので、運搬作業が容易に行えて運搬コストを安価に抑えることができる。
【0045】
尚、円弧状部材14A,14Bの周方向の一端72及び他端74は、上記のように段差による肉薄部分を設ける構成に限らず、例えば、所定角度傾斜させて徐々に肉薄になる形状としても良い。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明による地下タンクのマンホール装置の一実施例を示す構成図である。
【図2】地下タンクにマンホール装置が取り付けられた状態を示す縦断面図である。
【図3】地中に埋設されたマンホール装置10の設置構造を示す縦断面図である。
【図4】地下タンクに設置されたマンホール装置10の側面図である。
【図5】マンホール装置10の平面図である。
【図6】平坦部16の垂直面16aに蓋部材40を取り付けた状態を示す側面図である。
【図7】平坦部16の垂直面16aに蓋部材40を取り付けた状態を示す横断面図である。
【図8】変形例1を示す縦断面図である。
【図9】変形例2を示す縦断面図である。
【図10】変形例3を示す縦断面図である。
【図11】変形例4を示す縦断面図である。
【符号の説明】
【0047】
10 マンホール装置
14 円筒体
15 円筒
16 平坦部
18 配管貫通用開口
20 地下タンク
24 配管継手
30 配管
40 蓋部材
42 配管貫通孔
46 シール部材
50 被取付部材
60 内周側固定部
62 外周側固定突部
70 円弧部
72 一端
74 他端

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下方向に貫通する中空部を有する円筒形状に形成され、下端が地下タンクの上部に取り付けられ、上端が鉛直上方に延びる円筒体と、
該円筒体の外周の少なくとも1箇所に形成された平坦部と、
該平坦部に形成された配管の貫通孔と、
からなることを特徴とする地下タンクのマンホール装置。
【請求項2】
上下方向に貫通する中空部を有する円筒形状に形成され、下端が地下タンクの上部に取り付けられ、上端が鉛直上方に延びる円筒体と、
該円筒部の外周に前記平坦部を形成すべく、前記円筒部に取り付けられた被取付部材と、
該被取付部材に設けられた配管貫通用の開口と、
からなることを特徴とする地下タンクのマンホール装置。
【請求項3】
前記平坦部の開口にシール部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の地下タンクのマンホール装置。
【請求項4】
前記円筒部は、径方向に関して、少なくとも2個以上に分割された円弧状部材からなり、前記円弧状部材の端部を互いに締結部材を介して結合することで円筒形を形成するよう構成したことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の地下タンクのマンホール装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2008−201436(P2008−201436A)
【公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−38417(P2007−38417)
【出願日】平成19年2月19日(2007.2.19)
【出願人】(000110099)トキコテクノ株式会社 (264)
【Fターム(参考)】