説明

地下水流動評価方法

【課題】空間的な整合性を保ちながら、局所的な動水勾配を取得できる地下水流動評価方法を提供すること。
【解決手段】地盤1にボーリング孔3を削孔し、適切な長さのコア5を得る。また、原位置における地下水流速を取得する。次に、流速制御による透水試験装置7の三軸試験セル25内にコア5を設置し、コア5に側圧を印加して地圧相当の拘束圧σcで拘束する。その後、コア5への注水の流速を原位置で取得した地下水流速と同条件となるように制御しつつ、シリンジポンプ本体9の注水ポンプ17aから注水配管21を介して三軸試験セル25内のコア5に注水し、コア5からの排水を排水配管23を介して排水ポンプ17bに還流させて、コアの注水側と排水側の差圧を計測する。そして、計測した差圧をコア5の供試体長27で除することにより動水勾配を、コア5に与えた地下水流速を動水勾配で除することにより透水係数を取得する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地下水流動評価方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
放射性廃棄物の地層処分施設、地下貯蔵施設、地下大空洞などの地下施設の調査・設計の際には、地下水流動の評価が必要となる。従来、地下水流動の評価は、複数のボーリング孔の水位によるマクロ的な動水勾配評価と、局所的な透水係数または流速との調査結果を合わせて行っていた。
【0003】
例えば、従来の方法では、動水勾配を、調査対象地域(数10〜数キロm四方)に調査ボーリングを数本行い、各ボーリング間の水位差(水頭差)をそのボーリング間隔で除することにより定めていた。また、透水係数を、サンプリングコアに対して室内透水試験を行うか、ボーリング孔を使用した原位置透水試験を行うことによって取得していた。透水係数を取得するための透水試験では、動水勾配を制御して流量を計測するが、試験時間を短縮させるため、原位置の動水勾配とは無関係に、大幅に大きな動水勾配を与えることが多かった。
【0004】
室内透水試験の装置や方法については、シリンダ内を2つのチャンバに仕切った2チャンバ型シリンジポンプを用い、供試体の一端面から注水して他端面から排水するもの(例えば、特許文献1参照)や、供試体の全表面を複数の区画に区切り、注水手段および排水手段との接続区画を変更できる加圧容器を用い、一部の任意の区画から注水して他の区画から排水するもの(例えば、特許文献2参照)などが提案されてきた。
【0005】
【特許文献1】特開2006−90964号公報
【特許文献2】特開2004−12136号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の地下水流動の評価方法では、各ボーリング間の水位差(水頭差)をそのボーリング間隔で除することにより動水勾配を取得するため、少なくとも2本のボーリング孔が必要であった。
【0007】
また、ダルシー則が成立する水理場における水理パラメータは、流速、透水係数、動水勾配であるが、従来の方法では、上述したように、マクロ的に取得した動水勾配と、局所的な透水係数または流速の調査結果とを組み合わせて地下水流動の評価がなされており、各パラメータの空間的な整合性が図られていなかった。透水試験を行う際の通水圧(動水勾配)は、マクロ的に取得した動水勾配と整合を取ったものではないため、透水係数に動水勾配依存性がある場合、実際とは著しく異なる地下水流動評価を行っている可能性があった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した目的を達成するための本発明は、地盤にボーリング孔を削孔し、原位置における地下水流速を取得する工程(a)と、前記ボーリング孔から採取したコアに対し、透水試験装置を用いて前記地下水流速を与え、前記コアの注水側と排水側との圧力差を前記コアの全長で除することによって動水勾配を取得する工程(b)と、を具備することを特徴とする地下水流動評価方法である。
【0009】
工程(a)では、地下水流速を、トレーサ法、熱量法またはポイントダイリューション法等を用いて取得する。工程(a)で取得した地下水流速が超低流速である場合、工程(b)では、必要に応じて、コアの長さを、例えば1m程度と、可能な限り長くする。または、複数のコアを直列に連結して長さの総和を1m程度とする。工程(a)で取得した地下水流速が超低流速である場合、工程(b)では、超低流速を実現するため、透水試験装置に複数のコアを並列に連結してもよい。
【0010】
工程(b)では、コアからの排水量をコアへの注水量と常に等しく維持するのが望ましい。工程(b)では、流速制御による透水試験装置、2チャンバ型シリンジポンプを用いた透水試験装置等を用いる。
【0011】
本発明では、まず、地盤にボーリング孔を削孔し、原位置における地下水流速を取得する。そして、ボーリング孔から採取したコアに対し、透水試験装置を用いて原位置で取得した地下水流速を与え、コアの注水側と排水側との圧力差をコアの全長で除することによって動水勾配を取得する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、空間的な整合性を保ちながら、局所的な動水勾配を取得できる地下水流動評価方法を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面に基づいて、本発明の第1の実施の形態を詳細に説明する。図1は、地盤1にボーリング孔3を削孔する工程を示す図である。図1では、まず、地盤1にボーリング孔3を削孔し、コアを採取する。また、原位置における地下水流速を取得する。地下水流速は、従来から行われているトレーサ法、熱量法、ポイントダイリューション法などを用いた流向流速計測によって取得可能である。
【0014】
図2は、動水勾配取得試験の試験例を示す図である。図2では、コア5に対し、透水試験装置7を用いて動水勾配取得試験を行う。動水勾配取得試験では、流速制御方式の透水試験機を改良した、流速制御による透水試験装置7を用いる。図2に示すように、透水試験装置7は、シリンジポンプ本体9、注水配管21、排水配管23、三軸試験セル25等からなる。
【0015】
シリンジポンプ本体9は、シリンダ11、シャフト13、ピストン15、端部19等からなる。シャフト13は、シリンダ11の両端部19を貫通するように設けられる。ピストン15は、シリンダ11内を2つのチャンバ17に仕切るように設けられ、シャフト13によって摺動可能に支持される。2つのチャンバ17は、一方が注水ポンプ17aとして、他方が排水ポンプ17bとして機能する。
【0016】
注水配管21は、一端がシリンジポンプ本体9のシリンダ11の注水ポンプ17a側に接続され、他端が三軸試験セル25に接続される。排水配管23は、一端がシリンジポンプ本体9のシリンダ11の排水ポンプ17b側に接続され、他端が三軸試験セル25に接続される。三軸試験セル25は、供試体に側圧を印加する機能を有する。
【0017】
図2に示す動水勾配取得試験では、まず、三軸試験セル25内にボーリング孔3から採取したコア5を設置する。コア5は、ボーリング孔3から採取された1m程度のボーリングコアを複数に切り分けたものである。次に、矢印Aに示すようにコア5に側圧を印加し、コア5を地圧相当の拘束圧σcで拘束する。
【0018】
そして、シリンジポンプ本体9のピストン15をシャフト13を介して駆動して、注水ポンプ17aから矢印Bに示すように注水配管21を介して三軸試験セル25内のコア5に注水し、コア5からの排水を矢印Cに示すように排水配管23を介して排水ポンプ17bに還流させる。
【0019】
このとき、透水試験装置7は、コア5への注水の流速を、ボーリング孔3を削孔して原位置で取得した地下水流速と同条件となるように制御する。また、コア5からの排水量をコア5への注水量と常に等しく維持する。
【0020】
動水勾配取得試験では、コア5の注水側の圧力、排水側の圧力をそれぞれ計測する2つの圧力センサ、コア5の注水側と排水側の差圧を計測する差圧計等を用いて、コアの注水側と排水側の差圧を計測する。そして、計測した差圧をコア5の供試体長27(図1)で除することにより、動水勾配を取得する。さらに、コア5に与えた地下水流速を動水勾配で除することにより、透水係数を取得する。
【0021】
このように、第1の実施の形態では、最低1本のボーリング孔の任意の位置で計測した地下水流速を与えて動水勾配取得試験を実施することにより、空間的に整合性を保ちながら、動水勾配および透水係数を取得できる。そのため、地下水流動評価の精度が飛躍的に向上する。また、これまで取得されていなかった局所的な動水勾配を取得することができる。
【0022】
第1の実施の形態では、1つのボーリング孔3でボーリング方向に複数個所で流速、動水勾配、透水係数を取得することにより、地下水流動評価の精度をさらに高めることができる。
【0023】
次に、第2の実施の形態について説明する。図3は、超低流速での動水勾配取得試験の試験例を示す図である。第2の実施の形態は、原位置の地下水流速が非常に遅く、地盤が均質な堆積岩や粘土等である場合に適用される。
【0024】
第2の実施の形態では、まず、第1の実施の形態と同様に、地盤にボーリング孔を削孔し、コア29を採取する。また、トレーサ法、熱量法、ポイントダイリューション法などを用いた流向流速計測によって原位置における地下水流速を取得する。
【0025】
そして、図3に示すように、ボーリング孔から採取したコア29に対し、透水試験装置7aを用いて動水勾配取得試験を行う。動水勾配取得試験では、流速制御方式の透水試験機を改良した、流速制御による透水試験装置7aを用いる。
【0026】
透水試験装置7aは、図2に示す透水試験装置7とほぼ同様の構成であるが、三軸試験セル25の替わりに三軸試験セル25aを有する。三軸試験セル25aは、内部に供試体長が長いコア29を設置できる。また、長い供試体に側圧を印加する機能を有する。
【0027】
図3に示す動水勾配取得試験では、まず、三軸試験セル25a内にボーリング孔3から採取したコア29を設置する。コア29は、ボーリング孔3から採取されたコアを1m程度の長さのまま使用する。次に、矢印Dに示すようにコア29に側圧を印加し、コア29を地圧相当の拘束圧σcで拘束する。
【0028】
そして、シリンジポンプ本体9のピストン15をシャフト13を介して駆動して、注水ポンプ17aから矢印Eに示すように注水配管21を介して三軸試験セル25a内のコア29に注水し、コア29からの排水を矢印Fに示すように排水配管23を介して排水ポンプ17bに還流させる。
【0029】
このとき、透水試験装置7aは、コア29への注水の流速を、ボーリング孔を削孔して原位置で取得した地下水流速と同条件となるように制御する。また、コア29からの排水量をコア29への注水量と常に等しく維持する。
【0030】
動水勾配取得試験では、コア29の注水側の圧力、排水側の圧力をそれぞれ計測する2つの圧力センサや、コア29の注水側と排水側の差圧を計測する差圧計等を用いて、コアの注水側と排水側の差圧を計測する。そして、計測した差圧をコア29の供試体長で除することにより、動水勾配を取得する。さらに、コア29に与えた地下水流速を動水勾配で除することにより、透水係数を取得する。
【0031】
このように、第2の実施の形態によれば、最低1本のボーリング孔の任意の位置で計測した地下水流速を与えて動水勾配取得試験を実施することにより、空間的に整合性を保ちながら、動水勾配および透水係数を取得できる。そのため、地下水流動評価の精度が飛躍的に向上する。また、これまで取得されていなかった局所的な動水勾配を取得することができる。
【0032】
原位置の地下水流速が非常に遅く、動水勾配取得試験を超低流速で行う場合には、非常に小さな圧力計測を強いられる。第2の実施の形態では、供試体長を1m程度と可能な限り長くし、注/排水圧をある程度の大きさとして圧力の絶対値を上げることにより、計測精度を高めることができる。
【0033】
なお、第2の実施の形態では、供試体長が1m程度のコア29を用いたが、複数のコアを直列に連結し、供試体の長さの総和が1m程度となるようにして、動水勾配取得試験を行ってもよい。
【0034】
次に、第3の実施の形態について説明する。図4は、超低流速での動水勾配取得試験の試験例を示す図である。第3の実施の形態は、原位置の地下水流速が非常に遅く、地盤が亀裂性岩盤等である場合に適用される。
【0035】
第3の実施の形態では、まず、第1の実施の形態と同様に、地盤にボーリング孔を削孔し、コアを採取する。また、トレーサ法、熱量法、ポイントダイリューション法などを用いた流向流速計測によって原位置における地下水流速を取得する。
【0036】
そして、図4に示すように、ボーリング孔から採取した1m程度のコアをコア5−1、コア5−2、…、コア5−nに切り分け、コア5−1、コア5−2、…、コア5−nに対し、透水試験装置7bを用いて動水勾配取得試験を行う。動水勾配取得試験では、流速制御方式の透水試験機を改良した、流速制御による透水試験装置7bを用いる。
【0037】
透水試験装置7bは、図2に示す透水試験装置7とほぼ同様の構成であるが、注水配管21の三軸試験セル側の端部が、枝管21−1、枝管21−2、…、枝管21−nに分岐する。また、排水配管23の三軸試験セル側の端部が、枝管23−1、枝管23−2、…、枝管23−nに分岐する。さらに、三軸試験セル25の替わりに複数の三軸試験セル25b−1、三軸試験セル25b−2、…、三軸試験セル25b−nを有する。
【0038】
注水配管21の枝管21−1、枝管21−2、…、枝管21−nは、それぞれ、三軸試験セル25b−1、三軸試験セル25b−2、…、三軸試験セル25b−nに接続される。排水配管23の枝管23−1、枝管23−2、…、枝管23−nは、それぞれ、三軸試験セル25b−1、三軸試験セル25b−2、…、三軸試験セル25b−nに接続される。三軸試験セル25b−1、三軸試験セル25b−2、…、三軸試験セル25b−nは、供試体に側圧を印加する機能を有する。
【0039】
図4に示す動水勾配取得試験では、まず、三軸試験セル25b−1、三軸試験セル25b−2、…、三軸試験セル25b−n内にボーリング孔から採取したコア5−1、コア5−2、…、コア5−nを設置する。コア5−1、コア5−2、…、コア5−nは、通常の長さのものを使用する。次に、矢印Gに示すようにコア5−1、コア5−2、…、コア5−nに側圧を印加し、コア5−1、コア5−2、…、コア5−nを地圧相当の拘束圧σcで拘束する。
【0040】
そして、シリンジポンプ本体9のピストン15をシャフト13を介して駆動して、注水ポンプ17aから矢印Hに示すように注水配管21および枝管21−1、枝管21−2、…、枝管21−nを介して三軸試験セル25b−1、三軸試験セル25b−2、…、三軸試験セル25b−n内のコア5−1、コア5−2、…、コア5−nに注水し、コア5−1、コア5−2、…、コア5−nからの排水を矢印Iに示すように枝管23−1、枝管23−2、…、枝管23−nおよび排水配管23を介して排水ポンプ17bに還流させる。
【0041】
このとき、透水試験装置7bは、コア5−1、コア5−2、…、コア5−nへの注水の流速を、ボーリング孔を削孔して原位置で取得した地下水流速と同条件となるように制御する。また、コア5−1、コア5−2、…、コア5−nからの排水量をコア5−1、コア5−2、…、コア5−nへの注水量と常に等しく維持する。
【0042】
動水勾配取得試験では、コア5−1、コア5−2、…、コア5−nの注水側の圧力、排水側の圧力をそれぞれ計測する圧力センサ、コア5−1、コア5−2、…、コア5−nの注水側と排水側の差圧を計測する差圧計等を用いて、コアの注水側と排水側の差圧を計測する。そして、計測した差圧をコアの供試体長で除することにより、動水勾配を取得する。さらに、コアに与えた地下水流速を動水勾配で除することにより、透水係数を取得する。
【0043】
このように、第3の実施の形態によれば、最低1本のボーリング孔の任意の位置で計測した地下水流速を与えて動水勾配取得試験を実施することにより、空間的に整合性を保ちながら、動水勾配および透水係数を取得できる。そのため、地下水流動評価の精度が飛躍的に向上する。また、これまで取得されていなかった局所的な動水勾配を取得することができる。
【0044】
原位置の地下水流速が非常に遅く、動水勾配取得試験を超低流速で行う場合には、非常に小さな圧力計測を強いられる。第3の実施の形態では、1つのシリンジポンプ本体9に供試体を並列につなぎ、通水面積を大きくすることにより、機械的に不可能なレベルの超低流速を実現できる。
【0045】
なお、第1から第3の実施の形態では、2チャンバ型シリンジポンプを用いた透水試験装置7(透水試験装置7a、透水試験装置7b)を使用して動水勾配取得試験を行ったが、動水勾配取得試験を行う装置はこれらに限らない。動水勾配取得試験は、複数のポンプを有するフローポンプを用いて行ってもよい。
【0046】
以上、添付図面を参照しながら本発明にかかる地下水流動評価方法の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】地盤1にボーリング孔3を削孔する工程を示す図
【図2】動水勾配取得試験の試験例を示す図
【図3】超低流速での動水勾配取得試験の試験例を示す図
【図4】超低流速での動水勾配取得試験の試験例を示す図
【符号の説明】
【0048】
1………地盤
3………ボーリング孔
5、5−1、5−2、5−n、29………コア
7、7a、7b………透水試験装置
9………シリンジポンプ本体
17a………注水ポンプ
17b………排水ポンプ
21………注水配管
23………排水配管
25、25a、25b−1、25b−2、…、25b−n………三軸試験セル
27………供試体長

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地盤にボーリング孔を削孔し、原位置における地下水流速を取得する工程(a)と、
前記ボーリング孔から採取したコアに対し、透水試験装置を用いて前記地下水流速を与え、前記コアの注水側と排水側との圧力差を前記コアの全長で除することによって動水勾配を取得する工程(b)と、
を具備することを特徴とする地下水流動評価方法。
【請求項2】
前記地下水流速を、トレーサ法、熱量法またはポイントダイリューション法を用いて取得することを特徴とする請求項1記載の地下水流動評価方法。
【請求項3】
前記コアの長さを1m程度とする、または、複数のコアを直列に連結して長さの総和を1m程度とすることを特徴とする請求項1記載の地下水流動評価方法。
【請求項4】
前記工程(b)で、前記透水試験装置に、複数のコアを並列に連結することを特徴とする請求項1記載の地下水流動評価方法。
【請求項5】
前記工程(b)で、前記コアからの排水量を前記コアへの注水量と常に等しく維持することを特徴とする請求項1記載の地下水流動評価方法。
【請求項6】
前記工程(b)で、流速制御による透水試験装置を用いることを特徴とする請求項1記載の地下水流動評価方法。
【請求項7】
前記工程(b)で、2チャンバ型シリンジポンプを用いた透水試験装置を用いることを特徴とする請求項1記載の地下水流動評価方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−309712(P2007−309712A)
【公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−137201(P2006−137201)
【出願日】平成18年5月17日(2006.5.17)
【出願人】(000001373)鹿島建設株式会社 (1,387)
【Fターム(参考)】