説明

地絡検出回路及び地絡検出方法

【課題】地絡の発生及び地絡の場所だけでなく、直流電圧が負荷に供給されているか否かについても同時に検出することができる地絡検出回路を提供する。
【解決手段】直流電圧源と負荷とを接続する正側供給線及び負側供給線における地絡を検出する地絡検出回路20であって、正側供給線32と接地点24との間に直列に接続された定電流素子23及びフォトカプラ22と、負側供給線34と接地点24との間に直列に接続された定電流素子27及びフォトカプラ26とを備え、定電流素子23及び27は、通過する電流を一定値に維持する素子であり、フォトカプラ22及び26は、一定値の電流が流れていることを検出する素子である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地絡検出回路に関し、特に、直流電圧源からの電圧供給線における地絡を検出する回路に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、直流電圧源からの電圧供給線における地絡を検出する技術として、地絡時にだけ流れる電流を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図6は、特許文献1の従来技術として開示された地絡検出回路である。この地絡検出回路は、図6のように接続された直流電源1、負荷2、抵抗器3及び4、メータリレー6及び7、整流器8及び9を備える。
【0004】
この地絡検出回路では、直流電源1の正側が接地事故を起こすとメータリレー6に電流が流れるので、正側の接地事故であることが指針の振れによって表示され、一方、直流電源1の負側が接地事故を起こすとメータリレー7に電流が流れるので、負側の接地事故であることが指針の振れによって表示される。これにより、地絡の発生だけでなく、地絡の場所(正側/負側)も分かるというものである。
【特許文献1】実公昭39−20945号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の地絡検出回路では、地絡の発生を検知できるものの、そもそも被検出回路が動作状態にあるか否か、つまり、正側端子と負側端子との間に直流電圧が供給されているか否かについては、わからないという問題がある。つまり、図6に示される従来の地絡検出回路では、負荷2に直流電圧が供給されていない電源異常の場合には、メータリレー6及び7は動作しないので、負荷2に直流電圧が供給されているが地絡が発生していない正常なケースと区別することができない。つまり、従来の地絡検出回路では、直流電圧が負荷に供給されていない電源異常のケースと、直流電圧が負荷に供給されているが地絡が発生していない正常なケースとを区別することができないという問題がある。
【0006】
また、上記従来の地絡検出回路では、メータリレー6及び7が正常に動作するか否かについては地絡電流を流してみないとわからない、つまり、地絡を検出したいときに地絡検出回路が正常に動作するか否かがわからないという問題もある。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、地絡の発生及び地絡の場所だけでなく、直流電圧が負荷に供給されているか否か等についても同時に検出することができる地絡検出回路及びその方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る地絡検出回路は、直流電圧源と負荷とを接続する正側供給線及び負側供給線における地絡を検出する地絡検出回路であって、前記正側供給線と接地点との間に直列に接続された第1定電流素子及び第1電流検出素子と、前記負側供給線と接地点との間に直列に接続された第2定電流素子及び第2電流検出素子とを備え、前記第1及び第2定電流素子は、通過する電流を一定値に維持する素子であり、前記第1及び第2電流検出素子は、前記一定値の電流が流れていることを検出する素子であることを特徴とする。
【0009】
これにより、負荷に直流電圧が供給されている定常時、その状態で正側供給線に地絡が発生した正側地絡時、その状態で負側供給線に地絡が発生した負側地絡時、及び、負荷に直流電圧が供給されていない電源異常時の4つのケースについて、第1及び第2定電流素子によって電流が検出されるか否か(ON/OFF)の組み合わせが異なるので、地絡の発生及び地絡の場所だけでなく、直流電圧が負荷に供給されているか否かについても同時に検出することができる。さらに、定常時においては、常時、地絡検出回路に電流を流し続けるので、地絡時にだけメータリレーに電流を流す従来の地絡検出回路と異なり、定常時においても地絡検出回路が正常に動作することを確認することができる。
【0010】
ここで、前記地絡検出回路はさらに、前記正側供給線と接地点との間であって、前記第1定電流素子及び前記第1電流検出素子と直列に接続され、かつ、前記正側供給線から接地点に向けて順方向に電流を流す第1ダイオードと、前記負側供給線と接地点との間であって、前記第2定電流素子及び前記第2電流検出素子と直列に接続され、かつ、接地点から前記負側供給線に向けて順方向に電流を流す第2ダイオードとを備える構成とするのが好ましい。
【0011】
これにより、直流電圧源や負荷に対して高圧等の異常な電圧が外部から印加され、直流電圧源や負荷が壊れてしまうことから保護することができる。
【0012】
また、前記第1及び第2電流検出素子は、フォトカプラであることが望ましい。これにより、地絡が発生したことを、直流電圧源や負荷の電位とは独立した(フローティングの)回路に伝達することができ、安全な警報回路を構築できる。
【0013】
また、前記地絡検出回路はさらに、前記フォトカプラを構成する受光トランジスタがONするための電流値を調整する調整回路を備える構成としてもよい。これにより、フォトカプラがONするしきい値を任意に設定することが可能となり、より確実に地絡を検出できる地絡検出回路が実現される。
【0014】
なお、本発明は、地絡検出回路として実現できるだけでなく、上記地絡検出回路における第1及び第2電流検出素子に一定値の電流が流れているか否かの組み合わせを判断することによって地絡を検出する地絡検出方法として実現することもできる。
【発明の効果】
【0015】
本発明により、負荷に直流電圧が供給されている定常時、その状態で正側供給線に地絡が発生した正側地絡時、その状態で負側供給線に地絡が発生した負側地絡時、及び、負荷に直流電圧が供給されていない電源異常時の4つのケースが区別され、地絡の発生及び地絡の場所だけでなく、直流電圧が負荷に供給されているか否かについても同時に検出される。
【0016】
よって、定常時か電源異常時かを監視するための特別な回路が不要となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明に係る地絡検出回路の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態における地絡検出回路20の回路図である。なお、本図には、地絡検出回路20と併せて、直流電圧源30及び負荷40も示されている。
【0019】
直流電圧源30は、正側端子31及び負側端子33間に、直流電圧V、例えば、DC48Vや、DC/DCコンバータによって昇圧されたDC280V等を発生する電源である。
【0020】
負荷40は、直流電圧源30の正側端子31及び負側端子33と、それぞれ、電源供給線である正側供給線32及び負側供給線34を介して接続される負荷であり、例えば、モーターや電気機器等である。
【0021】
地絡検出回路20は、正側供給線32及び負側供給線34における地絡を検出する回路であり、正側供給線32と接地点24との間に直列に接続されたダイオード21、フォトカプラ22及び定電流素子23と、負側供給線34と接地点24との間に直列に接続されたダイオード25、フォトカプラ26及び定電流素子27を備える。
【0022】
ダイオード21は、正側供給線32(接続点32a)にアノードが接続され、正側供給線32から接地点24へ向けて順方向に電流を流す整流ダイオードであり、正側供給線32に外部から異常な電圧が印加されてしまうことを保護している。
【0023】
フォトカプラ22は、発光ダイオード22a及び受光トランジスタ22bからなり、発光ダイオード22aのアノードがダイオード21のカソードと接続されている。受光トランジスタ22bは、このフォトカプラ22(つまり、発光ダイオード22a)に、定電流素子23で規定される電流又はそれ以上の電流が流れたときに導通するトランジスタであり、正側供給線32から接地点24に向けて電流が流れているか否かを通知する回路(図示されていない回路)等に接続される。
【0024】
定電流素子23は、フォトカプラ22と接地点24との間に接続され、一定電圧以上の電圧が印加されたときに、ここを通過する電流を一定値(例えば、0.5mA)に維持する素子であり、例えば、定電流ダイオード等である。
【0025】
ダイオード25は、負側供給線34(接続点34a)にカソードが接続され、接地点24から負側供給線34へ向けて順方向に電流を流す整流ダイオードであり、負側供給線34に外部から異常な電圧が印加されてしまうことを保護している。
【0026】
フォトカプラ26は、発光ダイオード26a及び受光トランジスタ26bからなり、発光ダイオード26aのカソードがダイオード25のアノードと接続されている。受光トランジスタ26bは、このフォトカプラ26(つまり、発光ダイオード26a)に、定電流素子27で規定される電流又はそれ以上の電流が流れたときに導通するトランジスタであり、接地点24から負側供給線34に向けて電流が流れているか否かを通知する回路(図示されていない回路)等に接続される。
【0027】
定電流素子27は、フォトカプラ26と接地点24との間に接続され、ここを通過する電流を一定値(例えば、0.5mA)に維持する素子であり、例えば、定電流ダイオード等である。なお、定電流素子23及び27は、電流直流電圧源30の電圧や負荷40の大きさに依存することなく一定の電流を流す機能を果たしている。
【0028】
次に、以上のように構成された本実施の形態における地絡検出回路20の動作について説明する。
【0029】
(1)定常時
まず、地絡が発生していないとき(定常時)の動作について、上記図1を用いて説明する。
【0030】
直流電圧源30が発生する直流電圧Vが負荷40に印加され、かつ、正側供給線32及び負側供給線34のいずれにおいても地絡が発生していない場合には、地絡検出回路20には、図1の矢印に示される向きに、一定の電流(本実施の形態では、0.5mA)が流れ、その結果、フォトカプラ22及び26がONする。
【0031】
つまり、このケースでは、地絡検出回路20の両端(接続点32a及び接続点34a)に直流電圧Vが印加されることになり、その間には、定電流素子23及び定電流素子27で定まる一定電流(本実施の形態では、0.5mA)が流れる。なお、直流電圧源30は、それ自体では(つまり、単体では)、電位的に接地点24と無依存(フローティング)であるので、このケースでは、地絡検出回路20を流れる電流が接地点24(アース)に流れることはない。
【0032】
(2)正側供給線32が地絡したとき
次に、正側供給線32において地絡が発生した場合について、図2を用いて説明する。
【0033】
直流電圧源30が発生する直流電圧Vが負荷40に印加され、かつ、正側供給線32において地絡が発生した場合には、地絡検出回路20には、図2の矢印に示される向きに、一定の電流(本実施の形態では、0.5mA)が流れ、その結果、フォトカプラ26がONする。
【0034】
つまり、このケースでは、地絡検出回路20の接続点32aの電位が地絡によって接地電位となるので、接続点32a及び接地点24は同電位(接地電位)となり、この間に電流は流れない。つまり、フォトカプラ22はOFFとなる。一方、正側供給線32が地絡することによって正側端子31と接地点24とが短絡されたことになるので、接地点24と接続点34aとの間に直流電圧Vが印加されることとなり、接地点24から接続点34aに向けて電流が流れ、フォトカプラ26がONする。
【0035】
よって、このケースでは、フォトカプラ22がOFFとなり、フォトカプラ26がONとなる。
【0036】
(3)負側供給線34が地絡したとき
次に、負側供給線34において地絡が発生した場合について、図3を用いて説明する。
【0037】
直流電圧源30が発生する直流電圧Vが負荷40に印加され、かつ、負側供給線34において地絡が発生した場合には、地絡検出回路20には、図3の矢印に示される向きに、一定の電流(本実施の形態では、0.5mA)が流れ、その結果、フォトカプラ22がONする。
【0038】
つまり、このケースでは、負側供給線34が地絡することによって負側端子33と接地点24とが短絡されたことになるので、正側供給線32と接地点24との間に直流電圧Vが印加されることとなり、正側供給線32から接地点24に向けて電流が流れ、フォトカプラ22がONする。一方、地絡検出回路20の接続点34aの電位が地絡によって接地電位となるので、接地点24及び接続点34aは同電位(接地電位)となり、この間に電流は流れない。つまり、フォトカプラ26はOFFとなる。
【0039】
よって、このケースでは、フォトカプラ22がONとなり、フォトカプラ26がOFFとなる。
【0040】
(4)電圧が供給されていないとき(電源異常時)
次に、正側供給線32と負側供給線34との間に直流電圧Vが印加されていない場合について、図4を用いて説明する。
【0041】
図4に示されるように、直流電圧源30が正側供給線32及び負側供給線34に接続されていない場合、あるいは、直流電圧源30が正側供給線32及び負側供給線34に接続されているが、何等かの理由で、その出力が0Vである場合には、接続点32aと接続点34aとの間には、電圧が印加されないので、地絡検出回路20には電流が流れない。
【0042】
よって、このケースでは、フォトカプラ22及びフォトカプラ26は、OFFとなる。
【0043】
以上のように、本実施の形態の地絡検出回路20によれば、上記4つのケースにおいて、フォトカプラ22及びフォトカプラ26のON/OFFの状態の組み合わせが異なるので、フォトカプラ22及びフォトカプラ26のON/OFFの組み合わせから、上記4つのケースのいずれが生じているかが判明する。つまり、地絡の発生及び地絡の場所(正側/負側)だけでなく、直流電圧が負荷に供給されているか否かについても同時に検出することができる。さらに、定常時においては、常時、地絡検出回路に電流を流し続けるので、地絡時にだけメータリレーに電流を流す従来の地絡検出回路と異なり、定常時においても地絡検出回路が正常に動作することを確認することができる。
【0044】
以上、本発明に係る地絡検出回路について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
【0045】
たとえば、本実施の形態では、フォトカプラ22及びフォトカプラ26は、定電流素子23及び定電流素子27で定まる一定電流が流れた場合にONしたが、図5に示されるように、フォトカプラがONする電流値を調整する調整回路を設けてもよい。
【0046】
図5は、フォトカプラがONする電流値を調整する調整回路の回路図である。ここでは、フォトカプラ22について電流値を調整する回路が示されている。フォトカプラ22を構成する受光トランジスタ22bのコレクタは+5V電源に接続され、そのエミッタには、トランジスタ36のベースと可変抵抗35とが接続されている。可変抵抗35の他の端子は接地されている。
【0047】
このような回路によれば、可変抵抗35の抵抗値を調整することで、受光トランジスタ22bを流れた電流の一部をトランジスタ36のベースに流すことなくアースに流すことができるので、トランジスタ36がONするために発光ダイオード22aに流れるべき電流値、つまり、しきい値を調整することができる。よって、トランジスタ36をフォトカプラの出力トランジスタとみた場合に、可変抵抗35によって、フォトカプラがONするためのしきい値を調整することができる。
【0048】
このような調整回路を図1に示される地絡検出回路20に適用することで、例えば、定電流素子23が0.5mAの一定電流を流す素子である場合に、可変抵抗35の抵抗値を調整することで、フォトカプラ22に0.4mA(あるいは、0.3mA)以上の電流が流れたときにフォトカプラ22がONするように設定することができ、定電流素子23で定まる一定電流が流れているか否かを確実に検出することが可能となる。なお、図5では、図1におけるフォトカプラ22に調整回路を付加した例が示されたが、図1におけるフォトカプラ26についても、同様の調整回路を付加することができるのは言うまでもない。
【0049】
また、本実施の形態では、地絡検出回路20にダイオード21及びダイオード25が接続されていたが、これらは、直流電圧源30や負荷40を高圧等の外乱から保護するものであり、地絡を検出する目的のためには必ずしも必須の構成要素ではない。
【0050】
また、図1に示される地絡検出回路20では、電位の高い点から低い点に向けてダイオード、フォトカプラ及び定電流素子がこの順に直列に接続されていたが、本発明は、このような接続順序に限定されるものではなく、これらが入れ替わって接続されていてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明は、直流電圧源と負荷とを接続する正側供給線及び負側供給線における地絡を検出する地絡検出回路として、特に、地絡の発生及び地絡の場所だけでなく、直流電圧が負荷に供給されているか否かについても同時に検出することができる地絡検出回路として、有用である。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の実施の形態における地絡検出回路の回路図
【図2】正側供給線において地絡が発生した場合の電流の流れを示す図
【図3】負側供給線において地絡が発生した場合の電流の流れを示す図
【図4】正側供給線及び負側供給線との間に直流電圧が印加されていない場合の説明図
【図5】フォトカプラがONする電流値を調整する調整回路の回路図
【図6】従来の地絡検出回路の回路図
【符号の説明】
【0053】
20 地絡検出回路
21、25 ダイオード
22、26 フォトカプラ
22a、26a 発光ダイオード
22b、26b 受光トランジスタ
23、27 定電流素子
24 接地点
30 直流電圧源
31 正側端子
32 正側供給線
32a 接続点
33 負側端子
34 負側供給線
34a 接続点
35 可変抵抗
36 トランジスタ
40 負荷

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直流電圧源と負荷とを接続する正側供給線及び負側供給線における地絡を検出する地絡検出回路であって、
前記正側供給線と接地点との間に直列に接続された第1定電流素子及び第1電流検出素子と、
前記負側供給線と接地点との間に直列に接続された第2定電流素子及び第2電流検出素子とを備え、
前記第1及び第2定電流素子は、通過する電流を一定値に維持する素子であり、
前記第1及び第2電流検出素子は、前記一定値の電流が流れていることを検出する素子である
ことを特徴とする地絡検出回路。
【請求項2】
前記地絡検出回路はさらに、
前記正側供給線と接地点との間であって、前記第1定電流素子及び前記第1電流検出素子と直列に接続され、かつ、前記正側供給線から接地点に向けて順方向に電流を流す第1ダイオードと、
前記負側供給線と接地点との間であって、前記第2定電流素子及び前記第2電流検出素子と直列に接続され、かつ、接地点から前記負側供給線に向けて順方向に電流を流す第2ダイオードとを備える
ことを特徴とする請求項1記載の地絡検出回路。
【請求項3】
前記第1及び第2電流検出素子は、フォトカプラである
ことを特徴とする請求項1記載の地絡検出回路。
【請求項4】
前記地絡検出回路はさらに、
前記フォトカプラを構成する受光トランジスタがONするための電流値を調整する調整回路を備える
ことを特徴とする請求項3記載の地絡検出回路。
【請求項5】
直流電圧源と負荷とを接続する正側供給線及び負側供給線における地絡を検出する地絡検出方法であって、
請求項1記載の地絡検出回路における第1及び第2電流検出素子に前記一定値の電流が流れているか否かを判断することによって地絡を検出する
ことを特徴とする地絡検出方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2009−270999(P2009−270999A)
【公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−123500(P2008−123500)
【出願日】平成20年5月9日(2008.5.9)
【出願人】(000006297)村田機械株式会社 (4,916)
【Fターム(参考)】