説明

埋め込み画像付き二次元コード生成装置、埋め込み画像付き二次元コード生成方法、埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体

【課題】埋め込み画像付きの二次元コードの生成装置において、埋め込む意匠画像を大きくすることができる。
【解決手段】
埋め込み画像付きの二次元コードの生成装置は、コード化対象文字列のコード化計算部と、埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラストの判定部と、エラー訂正コードの計算部及び、前記計算されたコード化された文字列及びエラー訂正コードの各ビットを淡または濃の正方形のモジュールとしての出力部を備え、画像の埋め込み可能な領域の二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域に対する比が、総面積では48%を越え、連続部分では39%を越え、矩形部分では37%を越えることを特徴とし、エラー訂正レベルがLであることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、埋め込み画像付き二次元コード生成装置、埋め込み画像付き二次元コード生成方法、埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
今日、商品管理などの分野において利用されてきた二次元コードのうち、JIS X0510(2004)に準拠した二次元コードは、携帯電話によるアクセスの簡略化を中心とした、ウェブサイトへの誘導など、広告宣伝やマーケティングに用いられている。しかし、単に二次元コードによるアクセスの簡略化だけでは二次元コード自身の注目度が低く、誘導効果や宣伝効果は薄い。そこで、これに意匠画像を埋め込むことにより、誘導効果や宣伝効果を狙ったものが考え出されていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、例えば埋め込み用画像と埋め込み用画像のない二次元コードとの濃淡コントラストの差が最小となる位置を探索する方式など、従来の埋め込み画像付き二次元コード生成装置では、読取精度を高めるためにはエラー訂正レベルの高いエラー訂正符号を選択する必要があった。したがって、エラー訂正符号のために二次元コード内の大きな面積の領域を必要とし、画像の埋め込み可能な領域の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の面積に比して小さい。また、エラー訂正符号の能力に頼った埋め込み画像付き二次元コード生成装置では、二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の面積に対する画像の埋め込み可能な領域の面積が30%を越えることは不可能であり、何れにしても意匠画像を小さくせざるを得ないため、意匠画像が目立たず、期待するほどの誘導効果や宣伝効果を得ることはできない。これは、ユーザにとって大きな損失であるため、エラー訂正レベルの低いエラー訂正符号を用い、画像の埋め込み可能な領域の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の面積に比して大きくすることにより、埋め込む意匠画像を大きくすることを可能とすることが望ましい。
【0004】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的は、埋め込み画像付き二次元コード生成装置、埋め込み画像付き二次元コード生成方法、埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を解決するために、本発明の請求項1に記載される埋め込み画像付きの二次元コードの生成装置は、画像の埋め込み可能な領域の総面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の48%を越え、また、画像の埋め込み可能な領域の連続部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の39%を越え、また、画像の埋め込み可能な領域の連続矩形部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の37%を越えることを特徴とする。また、この埋め込み画像付きの二次元コードの生成装置はコード化対象文字列のコード化計算部と、埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラスト判定部と、エラー訂正コードの計算部と、前記計算されたコード化された文字列及びエラー訂正コードの各ビットを淡または濃の正方形のモジュールとしての出力部とを備え、また、生成される二次元コードのエラー訂正レベルがLであることを特徴とする。
【0006】
さらにまた、本発明の請求項2に記載される埋め込み画像付き二次元コード生成方法は、画像の埋め込み可能な領域の総面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の48%を越え、また、画像の埋め込み可能な領域の連続部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の39%を越え、また、画像の埋め込み可能な領域の連続矩形部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の37%を越えることを特徴とする。また、この埋め込み画像付きの二次元コードの生成方法はコード化対象文字列をコード化する計算ステップと、埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラストを判定するステップと、エラー訂正コードを計算するステップと、前記計算されたコード化された文字列及びエラー訂正コードの各ビットを淡または濃の正方形のモジュールとして出力するステップとを含み、また、生成される二次元コードのエラー訂正レベルがLであることを特徴とする。
【0007】
さらにまた、本発明の請求項3に記載される埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムは、コンピュータに、コード化対象文字列のコード化計算を行う機能と、埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラスト判定を行う機能と、エラー訂正コードの計算を行う機能とを実現させるための、JIS X0510(2004)に準拠した二次元コード読取装置によって読み取り可能な埋め込み画像付きの二次元コード生成プログラムである。この二次元コード生成プログラムはさらに、画像の埋め込み可能な領域の総面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の48%を越え、また、画像の埋め込み可能な領域の連続部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の39%を越え、また、画像の埋め込み可能な領域の連続矩形部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の37%を越えることを特徴とし、また、エラー訂正レベルがLとなる埋め込み画像付きの二次元コードを生成することを特徴とする。
【0008】
さらにまた、本発明の請求項4に記載されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項3に記載される埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムを記録したものである。記録媒体には、CD−ROM、CD−R、CD−RWやフレキシブルディスク、磁気テープ、MO、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+RW、DVD+Rなどの磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリその他のプログラムを格納可能な媒体が含まれる。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように、本発明の埋め込み画像付き二次元コード生成装置、埋め込み画像付き二次元コード生成方法、埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体は、エラー訂正レベルの低いエラー訂正符号を用い、画像の埋め込み可能な領域の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の面積に比して大きくすることにより、埋め込む意匠画像を大きくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための埋め込み画像付き二次元コード生成装置、埋め込み画像付き二次元コード生成方法、埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体を例示するものであって、本発明は埋め込み画像付き二次元コード生成装置、埋め込み画像付き二次元コード生成方法、埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体を以下のものに特定しない。また、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。また各図面が示す部材の大きさや位置関係などは、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよい。
【0011】
本明細書において埋め込み画像付き二次元コード生成装置、埋め込み画像付き二次元コード生成方法、埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体は、埋め込み画像付き二次元コードの生成を行うシステムそのもの、ならびに二次元コードの読取および読取設定に関連する入出力、表示、演算、通信その他の処理をハードウェア的に行う装置や方法に限定するものではない。ソフトウェア的に処理を実現する装置や方法も本発明の範囲内に包含する。例えば汎用の回路やコンピュータにソフトウェアやプログラム、プラグイン、オブジェクト、ライブラリ、アプレット、コンパイラ、モジュール、特定のプログラム上で動作するマクロなどを組み込んで埋め込み画像付き二次元コードの生成そのものあるいはこれに関連する処理を可能とした装置やシステムも、本発明の埋め込み画像付き二次元コード生成装置、埋め込み画像付き二次元コード生成方法または埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムに該当する。また本明細書においてコンピュータには、汎用あるいは専用の電子計算機の他、ワークステーション、端末、携帯型電子機器、PDCやCDMA、W−CDMA、FORMAなどの携帯電話、PHS、PDA、ページャ、スマートフォンその他の電子デバイスも包含する。さらに本明細書においてプログラムとは、単体で使用されるものに限られず、特定のコンピュータプログラムやソフトウェア、サービスなどの一部として機能する態様や、必要時に呼び出されて機能する態様、OSなどの環境においてサービスとして提供される態様、環境に常駐して動作する態様、バックグラウンドで動作する態様やその他の支援プログラムという位置付けで使用することもできる。
【0012】
本発明の実施例において使用されるコンピュータなどの端末同士、およびサーバやこれらに接続される操作、制御、入出力、表示、各種処理その他のためのコンピュータ、あるいはプリンタなどその他の周辺機器との接続は、例えばIEEE1394、RS−232CやRS−422、USBなどのシリアル接続、パラレル接続、あるいは10BASE−T、100BASE−TX、1000BASE−Tなどのネットワークを介して電気的に接続して通信を行う。接続は有線を使った物理的な接続に限られず、IEEE802.11g、IEEE802.11nなどの無線LANやBluetoothなどの電波、赤外線、光通信などを利用した無線接続などでもよい。さらにデータの交換や設定の保存などを行うための記録媒体には、メモリカードや磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどが利用できる。
【実施例1】
【0013】
図1に、埋め込み画像付き二次元コード生成装置の構成の一例のブロック図を示す。この図に示す埋め込み画像付き二次元コード生成装置は、各ビットを淡または濃の正方形モジュールを出力する出力部1が埋め込み画像付き二次元コード生成装置本体となる。出力部1である埋め込み画像付き二次元コード生成装置本体には、コード化対象文字列のコード化計算部2と、エラー訂正コードの計算部3が接続される。また,エラー訂正コードの計算部3には埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラストの判定部4が接続される。
【0014】
コード化対象文字列のコード化計算部2は、コード化対象文字列及びそのモード及び長さを、コード化対象文字列を最低限表現可能なバイト数までJIS X0510(2004)の規定に従ってコード化し最終バイトの余ったビットは0としてコード化する。JIS X0510(2004)の規定で求められているパディングは行わない。
【0015】
埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラストの判定部4は、コード化対象文字列のコード化計算部2によって計算されたコードビット、エラー訂正コード、及びJIS X0510(2004)の規定で求められているパターンを配置するモジュールを除いたモジュールに配置された埋め込み画像を、モジュールを単位として輝度の平均を算出して予め算出した閾値と比較することにより、モジュール単位での濃淡コントラストを判定し、また予めモジュール毎に設定したマスク値とXOR演算を行うことにより該当モジュールのビットが0であるか1であるかを決定する。
【0016】
エラー訂正コードの計算部3は、コード化対象文字列のコード化計算部2及び埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラストの判定部4によって計算されたコードビット列に対し、JIS X0510(2004)の規定に従ってエラー訂正コードの計算を行う。
【0017】
出力部1は、コード化対象文字列のコード化計算部2およびエラー訂正コードの計算部3によって計算されたコードビットおよびエラー訂正コードの各ビットに対して予めモジュール毎に設定したマスク値とXOR演算を行った結果が0であるか1であるかに従って、対応するモジュールを淡または濃の正方形として埋め込み画像の上に上書き出力する。この際、コード化対象文字列のコード化計算部2およびエラー訂正コードの計算部3によって計算されたコードビットおよびエラー訂正コードの各ビットに該当しないモジュールに対しては元の画像をそのまま保存し、上書きしないことに注意する。
【0018】
図2に、埋め込み画像付き二次元コードとその生成過程の一例を示す。図2において
(a)は埋め込み画像付き二次元コードの一例であり、(b)はこの例での画像の埋め込み可能な領域を示す。48%を越えるモジュールが画像の埋め込み可能であり、39%を越える連結するモジュールがが画像の埋め込み可能であり、40%を越える矩形領域を構成するモジュールが画像の埋め込み可能であることが分かる。(c)は埋め込み画像の上にJIS X0510(2004)の規定で求められているパターンを上書き配置した画像である。(b)で示した通り、白黒の市松模様の部分も埋め込み画像であることに注意を要する。
【0019】
図1に示す埋め込み画像付き二次元コード生成装置が、図2(a)に示す埋め込み画像付き二次元コードを生成する手順を、図3のフローチャートに基いて説明する。
【0020】
まず、図2(b)に示すJIS X0510(2004)の規定で求められているパターンを上書き配置した画像を準備しておく。本実施例ではこの画像を元に図2(a)に示す埋め込み画像付き二次元コードの生成を行う。
【0021】
(ステップS1)コード化対象文字列のコード化計算部2によりコード化対象文字列をコード化する。ただし、コード化はコード化対象文字列を最低限表現可能なバイト数まではJIS X0510(2004)の規定に従って行い、最終バイトの余ったビットは0としてコード化する。その際のコード化されたバイト列が本実施例の場合は32バイト以内になるようにコード化対象文字列を調整する。
【0022】
(ステップS2)埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラストの判定部4は、
まず、濃淡のコントラストの判定対象となる各モジュール内の各ピクセルに対して、ピクセルのRGB値から式0.299R+0.587G+0.114Bの値をピクセル値とし、各モジュール内に含まれる各ピクセルのピクセル値の平均をモジュール値として、これを予め定めておいた閾値0.5と比較して大きい場合を0、そうでない場合を1とする。
次に、この値を該当モジュールの座標(X,Y)に対して予め設定しておいたマスク値X+Y+1とXOR演算を行うことにより、該当モジュールのビット値を算出する。ただしマスク値における記号+はXOR演算を意味するものとする。
【0023】
(ステップS3)エラー訂正コードの計算部3は、ステップS1及びステップS2で計算されたビット列に対し、JIS X0510(2004)の規定に従ってリード・ソロモンエラー訂正符号を計算する。
【0024】
(ステップS4)出力部1は、ステップS1及びステップS3で計算されたビット列の各ビットに対して、対応するモジュールの座標(X,Y)に対して予めモジュール毎に設定したマスク値X+Y+1とXOR演算を行った結果が0であるか1であるかに従って、対応するモジュールを淡または濃の正方形として埋め込み画像の上に上書き出力する。この際、ステップS1及びステップS3によって計算されたビット列の各ビットに対応しないモジュールについては元の画像をそのまま保存し、上書きしないことに注意する。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の一実施例に係る埋め込み画像付き二次元コード生成装置の構成の一例を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施例に係る埋め込み画像付き二次元コード生成装置により生成された、埋め込み画像付き二次元コードおよびその生成過程の一例である。
【図3】本発明の実施例1に係る埋め込み画像付き二次元コード生成方法の手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0026】
1・・・出力部
2・・・コード化対象文字列のコード化計算部
3・・・エラー訂正コードの計算部
4・・・埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラストの判定部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
JIS X0510(2004)に準拠した二次元コード読取装置によって読み取り可能な埋め込み画像付きの二次元コードの生成装置であって、
コード化対象文字列のコード化計算部と、
埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラストの判定部と、
エラー訂正コードの計算部及び、
前記計算されたコード化された文字列及びエラー訂正コードの各ビットを淡または濃の正方形のモジュールとしての出力部を備え、
画像の埋め込み可能な領域の総面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の48%を越え、また、
画像の埋め込み可能な領域の連続部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の39%を越え、また、
画像の埋め込み可能な領域の連続矩形部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の37%を越えることを特徴とし、また、
前記埋め込み画像付きの二次元コードの生成装置によって生成される二次元コードのエラー訂正レベルがLであることを特徴とする埋め込み画像付き二次元コード生成装置。
【請求項2】
JIS X0510(2004)に準拠した二次元コード読取装置によって読み取り可能な埋め込み画像付きの二次元コードの生成方法であって、
画像の埋め込み可能な領域の総面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の50を越え、また、
画像の埋め込み可能な領域の連続部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の39%を越え、また、
画像の埋め込み可能な領域の連続矩形部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の37%を越えることを特徴とし、また、
前記埋め込み画像付きの二次元コードの生成方法によって生成される二次元コードのエラー訂正レベルがLであることを特徴とし、また、
コード化対象文字列のコード化計算を行うステップと、
埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラスト判定を行うステップと、
エラー訂正コードの計算を行うステップと、
前記計算されたコード化された文字列及びエラー訂正コードの各ビットを淡または濃の正方形のモジュールとして出力するステップと、
を有することを特徴とする埋め込み画像付き二次元コード生成方法。
【請求項3】
コンピュータに、
コード化対象文字列のコード化計算を行う機能と、
埋め込み画像のモジュール単位での濃淡のコントラスト判定を行う機能と、
エラー訂正コードの計算を行う機能と、
を実現させるための、JIS X0510(2004)に準拠した二次元コード読取装置によって読み取り可能な埋め込み画像付きの二次元コード生成プログラムであって、
前記埋め込み画像付きの二次元コード生成プログラムはさらに、
画像の埋め込み可能な領域の総面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の48%を越え、また、
画像の埋め込み可能な領域の連続部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の39%を越え、また、
画像の埋め込み可能な領域の連続矩形部分の面積が二次元コードの周囲の淡色部分を除いた領域の37%を越えることを特徴とし、
また、エラー訂正レベルがLとなる埋め込み画像付きの二次元コードを生成することを特徴とする埋め込み画像付きの二次元コード生成プログラム。
【請求項4】
前記請求項2に記載の埋め込み画像付き二次元コード生成プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−172643(P2008−172643A)
【公開日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−5228(P2007−5228)
【出願日】平成19年1月12日(2007.1.12)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(304046557)株式会社アイビス (2)
【Fターム(参考)】