説明

壁紙

【課題】 経年の使用によって汚損した壁紙を施工当時の真新しい状態に容易に復元することができ、また、施工当時の真新しい状態に復元した際に意匠を損なう虞のない安価な壁紙を提供することである。
【解決手段】 基材の一方の面に発泡剤を配合した塩化ビニルペーストゾル層を設け、該塩化ビニルペーストゾル層を発泡させて塩化ビニル樹脂発泡層となし、該塩化ビニル樹脂発泡層面に、エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムとポリプロピレンフィルムとをサーマルラミネーション法で積層した壁紙において、前記ポリプロピレンフィルムは前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム側の表面に酸素含有官能基および窒素含有官能基が導入されていることを特徴とする壁紙。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅等の壁面や天井面等に用いられる塩化ビニル樹脂発泡層を備えた壁紙に関し、さらに詳しくは、容易に施工当時の真新しい状態に復元することができる壁紙に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、住宅等の壁面や天井面等に、印刷や発泡、凹凸模様等を施した意匠性に優れた壁紙が用いられ、通常、この施工は専門業者により行われる。具体的には壁紙の裏面にエマルジョン糊を塗布して壁面や天井面等に貼りつけるもので、皺の発生や気泡の抱き込みを生じることなく壁面や天井面等に壁紙を貼着するのは、素人には極めて難しい作業であった。そのために、経年の使用によって付着した汚れやシミ、あるいは、擦り傷等により汚損した壁紙を新たな壁紙に貼り替える場合は、専門業者に依頼せざるを得ず、多くの時間と費用がかかるために、貼り替えを先延ばしする場合も多かった。
【0003】
また、他方において、貸しビルや貸し家、貸し部屋、貸し間などでは、これを利用する人の入れ代わりが頻繁で、壁紙が汚損していなくても、利用者が入れ代わる度に壁紙全体を貼り代えていて、そのための材料費や貼り替えの手間代がオーナーの費用負担増になっている。
【0004】
そのために、上記したような種々の問題を解決するための提案がなされている(たとえば、特許文献1、2参照)。特許文献1、2に開示された発明は、複数枚からなる化粧シートを積層すると共に、表出する化粧シートを容易に剥がすことができるように構成したものであり、経年の使用によって付着した汚れやシミ、あるいは、擦り傷等により汚損した表出する第1化粧シートを剥がすことにより、前記第1化粧シートの下側にある第2化粧シートを表出させて、貼り替え時の時間、材料費や手間代等の費用を安価なものにしようとするものである。
【0005】
そして、特許文献1、2に開示された発明は、複数枚からなる化粧シートを積層した構成からなるために、各々の化粧シートの意匠を代えることも可能であり、経年使用した第1化粧シートを剥がすことにより、第1化粧シートとは全く異なる意匠を有する第2化粧シートを表出させることができ、従来とは全く異なった室内の雰囲気を楽しむことができるという効果を奏する反面、従来の1枚からなる化粧シートに比べて、積層する化粧シートの枚数分だけコスト高になるというマイナス面を併せ持っているものである。
【0006】
そこで本出願人は、先に、貼り替えを1度だけ省くことができるようにしたシンプルな構成からなる安価な化粧シートを提案した(たとえば、特許文献3参照)。特許文献3の発明は、表面保護層を第1表面保護層と第2表面保護層の2層構成とし、第1表面保護層と第2表面保護層との間をアクリル系粘着剤で剥離可能に接着し、経年の使用によって汚損した第2表面保護層を剥がすことにより第1表面保護層を表出させるようにしたものであり、意匠を代えて異なった室内の雰囲気を楽しむことはできないものの、容易に施工当時の真新しい状態に復元することができるという優れた効果を奏するものであるが、第2表面保護層を剥離した際にアクリル系粘着剤が第1表面保護層側にムラになって残る虞があり、また第2表面保護層が特殊な構成からなるフィルムであり、それだけ割高であるといった問題があり、これらの問題の解決を図ることにした。
【特許文献1】特開平5−106321号公報
【特許文献2】実開平6−54800号公報
【特許文献3】特開2001−121668号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで本発明は、経年の使用によって汚損した壁紙を施工当時の真新しい状態に容易に復元することができ、また、施工当時の真新しい状態に復元した際に意匠を損なう虞のない安価な壁紙を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者等は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明は、基材の一方の面に発泡剤を配合した塩化ビニルペーストゾル層を設け、該塩化ビニルペーストゾル層を発泡させて塩化ビニル樹脂発泡層となし、該塩化ビニル樹脂発泡層面に、エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムとポリプロピレンフィルムとをサーマルラミネーション法で積層した壁紙において、前記ポリプロピレンフィルムは前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム側の表面に酸素含有官能基および窒素含有官能基が導入されていることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の壁紙において、前記酸素含有官能基および前記窒素含有官能基の導入量が前記ポリプロピレンフィルムの表面の原子構成比において、窒素原子数/炭素原子数が0.005〜0.25の範囲にあり、かつ、酸素原子数/炭素原子数が0.02〜0.30の範囲にあることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項3記載の本発明は、請求項1記載の壁紙において、前記塩化ビニル樹脂発泡層と前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムとの間に絵柄層を設けたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明の壁紙は、前記ポリプロピレンフィルムを前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム側の表面に酸素含有官能基および窒素含有官能基が導入され、さらに詳しくは、前記酸素含有官能基および前記窒素含有官能基の導入量が前記ポリプロピレンフィルムの表面の原子構成比において、窒素原子数/炭素原子数が0.005〜0.25の範囲にあり、かつ、酸素原子数/炭素原子数が0.02〜0.30の範囲にあるものを用いることにより、サーマルラミネーション法でエチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムとポリプロピレンフィルムとを剥離可能に、しかも剥離するという意識操作をしない限りにおいては自然に剥離することがない接着強度(ラミネート強度)を得ることができるという効果を奏し、結果として経年の使用によって汚損した壁紙をポリプロピレンフィルムを剥離することにより、施工当時の真新しい状態に容易に復元することができるという効果を奏する。また、前記ポリプロピレンフィルムと前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムとを直接に接着するために、前記ポリピロピレンフィルムを剥離した際に意匠を損なうこともないという効果を奏する。また、剥離するフィルムがポリプロピレンフィルム単体であるために、それだけ安価なものとすることができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明にかかる壁紙の一実施例の層構成を図解的に示す図であって、壁紙1は基材2の一方の面に発泡剤を配合した塩化ビニルペーストゾル層を設け、該塩化ビニルペーストゾル層を発泡させて塩化ビニル樹脂発泡層3となし、該塩化ビニル樹脂発泡層3面に、エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム4とポリプロピレンフィルム5とを順に重ねて、前記ポリプロピレンフィルム5側からエンボス版を用いてサーマルラミネーション法にて凹凸模様6を設けると同時に積層したものである。
【0013】
前記基材2としては、壁紙用の難燃紙(パルプ主体のシートをスルファミン酸グアニジン、リン酸グアニジンなどの難燃剤で処理したシート)、水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムなどの無機質剤を混抄した無機質紙、あるいは、上質紙、薄葉紙、和紙等の一般紙など、いわゆる壁紙用裏打紙といわれるものなどを用いることができ、その坪量としては、20〜300g/m2が適当であり、好ましくは40〜110g/m2である。
【0014】
前記塩化ビニル樹脂発泡層3としては、発泡剤を配合した塩化ビニルペーストゾルを塗布・乾燥すると共にこれを加熱発泡させることにより形成したものであるが、前記塩化ビニルペーストゾルは塩化ビニル樹脂の他に、発泡剤、充填剤、顔料、熱安定剤、可塑剤、希釈剤等が配合された周知のものを用いることができる。
【0015】
たとえば、発泡剤としては、アゾジカルボンアミドに代表されるアゾ系化合物熱分解型発泡剤、あるいは、低沸点の炭化水素を内包した塩化ビニリデン・アクリロニトリル共重合体に代表される重合体から形成される熱膨張型マイクロカプセル発泡剤を挙げることができるし、充填剤としては、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等を挙げることができる。
【0016】
また、前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム4としては、エバールフィルム〔(株)クラレ製:エバールHF−ME12(商品名)など〕を好適に用いることができ、その厚さとしては10〜20μm、好ましくは12〜15μmである。
【0017】
また、ポリプロピレンフィルムとしては、ポリプロピレンのホモポリマーのみではなく、プロピレンとエチレンに代表されるような他のα−オレフィンとの共重合体、あるいは、ポリプロピレンとポリエチレンに代表される他のα−ポリオレフィンとの混合物からなるフィルムであってもよいものであり、一軸延伸、二軸延伸、未延伸フィルムのいずれであってもよいが、機械的強度に優れることや耐擦傷性に優れることなどから二軸延伸フィルムが好ましい。また、ポリプロピレンフィルムの一方の面に酸素含有官能基および窒素含有官能基を導入する方法、さらに詳しくは、ポリプロピレンフィルムの一方の面を原子構成比において、窒素原子数/炭素原子数が0.005〜0.25の範囲にあり、かつ、酸素原子数/炭素原子数が0.02〜0.30の範囲にする方法としては、たとえば、ポリプロピレンフィルムを窒素と炭酸ガスの混合ガス雰囲気中に置き、一方の面にコロナ放電処理を施すことにより得ることができる。窒素と炭酸ガスの混合比としては、窒素/炭酸ガス=70/30〜98/2が好ましく、コロナ放電処理の電気エネルギー量としては2500〜7500J/m2である。ポリプロピレンフィルム表層の原子構成比の測定方法としては、電子分光法により下記する条件で測定すればよいものである。
【0018】
測定器:国際電気(株)製ESCAスペクトロメーターES200型
励起X線:Al K線α(1486.6eV)
X線出力:10KV、20mA
温度:20℃
運動エネルギー補正:中性炭素(>CH2)の運動エネルギー値を1202.0eVに合わせた。得られたスペクトルから、C1SのピークとO1Sのピークの面積比を、酸素原子数/炭素原子数の値とし、C1SのピークとN1Sの面積比を、窒素原子数/炭素原子数の値とした。
【0019】
また、図示はしないが、前記塩化ビニル樹脂発泡層3と前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム4との間に絵柄層を設けることができる。前記絵柄層の形成方法としては、グラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷、転写シートからの転写印刷等の周知の印刷法によりインキにて形成することができる。前記絵柄層の絵柄としては、木目模様、石目模様、布目模様、皮紋模様、幾何学図形模様、文字、記号、あるいは、全面ベタ模様等の模様柄である。インキとしては、前記塩化ビニル樹脂発泡層3を形成する塩化ビニル樹脂との接着性および前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムとの接着性を考慮すると、ビヒクルとしてウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂等の1種ないし2種以上を混合したものである。なお、前記絵柄層の形成は、塩化ビニルペーストゾル層に形成し、その後に塩化ビニルペーストゾル層を発泡させて塩化ビニル樹脂発泡層となすものである。
【0020】
さらにまた、図示はしないが、前記塩化ビニル樹脂発泡層3と前記絵柄層との間および/ないし前記絵柄層と前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム4の間に、必要に応じてウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等の1種ないし2種以上を混合してなる接着剤層を設けてもよいものである。このように接着剤層を設けることにより、一層、各層間の接着強度を強いものとすることができる。
【0021】
また、前記凹凸模様6は、周知の枚葉、あるいは、輪転式のエンボス機を用いて前記塩化ビニル樹脂発泡層3が軟化した状態にあるときに、前記ポリプロピレンフィルム5側からエンボス版で凹凸を施して後に冷却することにより形成することができる。前記凹凸模様6としては、木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチュア、梨地、万線状溝などである。なお、本発明にあっては、エンボス版を用いて、サーマルラミネーション法にて凹凸模様6を設けると同時に前記塩化ビニル樹脂発泡層3面に前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム4と前記ポリプロピレンフィルム5を同時に積層するものであるが、前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム4と前記ポリプロピレンフィルム5とを予めサーマルラミネーション法で積層した積層体を作製しておき、その後に前記積層体を前記ポリプロピレンフィルムが表出するように前記塩化ビニル樹脂発泡層3にエンボス版で凹凸模様6を設けると同時に積層してもよいものである。
【0022】
次に、本発明について、以下に実施例を挙げて更に詳しく説明する。
【実施例1】
【0023】
60g/m2の壁紙用裏打紙〔(株)興人:WK−FKKD(商品名)〕に表1に示す配合の塩化ビニルペーストゾルをコンマコート法で250g/m2塗布し、150℃で1分間乾燥して塩化ビニルペーストゾル層を形成した。その後、前記塩化ビニルペーストゾル層上にグラビア印刷機で布目模様の絵柄をアクリル系印刷インキ〔大日精化工業(株)製:ハイドリック(商品名)〕で印刷して絵柄層を形成した印刷済中間壁紙を作製した。その後、前記印刷済中間壁紙を220℃で35秒間加熱して前記塩化ビニルペーストゾル層を発泡させた発泡層形成済中間壁紙を作製し、該発泡層形成済中間壁紙の前記発泡層面に、12μm厚さのエチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム〔(株)クラレ:エバールHF−ME12(商品名)〕と一方の面を窒素/炭酸ガスの混合ガス雰囲気中でコロナ放電処理した12μm厚さの二軸延伸ポリプロピレンフィルム〔(株)東レ製:KL−94(商品名)〕とを二軸延伸ポリプロピレンフィルムのコロナ放電処理面がエチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム側に位置するように重ねて、布目柄のエンボス版を用いてサーマルラミネーション法(ラミネート条件:150〜190℃、0.5kgf/cm2、5秒)で布目柄の凹凸模様を形成すると同時に積層して本発明の壁紙を得た。
【0024】
[比較例1]
前記二軸延伸ポリプロピレンフィルム〔(株)東レ製:KL−94(商品名)〕の未処理面をエチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム側に位置するように構成した以外は実施例1と同様にして比較例とする壁紙を作製した。
【0025】
【表1】

【0026】
上記で作製した実施例1、および、比較例1の壁紙について、エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムとの間のラミネート強度をラミネート温度毎に下記する測定方法で測定し、その結果を表2に纏めて示した。なお、表2上のラミネート強度は3つのサンプルの最大点荷重の平均値であり、単位はN/25mm巾で表わした。
【0027】
【表2】

【0028】
表2からも明らかなように、実施例1の壁紙はラミネート温度が160℃以上で4.0N/25mm巾以上のラミネート強度を得ることができ、これは剥離するという意識操作をすれば容易に(少し軽い感じで)剥離することができたが、自然に剥離することはなかった。また、ラミネート温度が190℃において12.10N/25mm巾のラミネート強度となり、若干剥離は重いものの剥離することができ、4.0〜12.0N/25mm巾において使用可能なことが確認できた。好ましい剥離強度としては、5.0〜8.0N/25mm巾である。また、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを剥離後のエチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム面は粘着剤を用いることなく積層しているので、剥離前の意匠性を略再現することができた。また、比較例1はいずれのラミネート温度においても2.0N/25mm巾未満のラミネート強度であり、エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムと二軸延伸ポリプロピレンフィルムとの間で浮きや剥離が発生した。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明にかかる壁紙の一実施例の層構成を図解的に示す図である。
【符号の説明】
【0030】
1 壁紙
2 基材
3 塩化ビニル樹脂発泡層
4 エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム
5 ポリプロピレンフィルム
6 凹凸模様


【特許請求の範囲】
【請求項1】
基材の一方の面に発泡剤を配合した塩化ビニルペーストゾル層を設け、該塩化ビニルペーストゾル層を発泡させて塩化ビニル樹脂発泡層となし、該塩化ビニル樹脂発泡層面に、エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムとポリプロピレンフィルムとをサーマルラミネーション法で積層した壁紙において、前記ポリプロピレンフィルムは前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルム側の表面に酸素含有官能基および窒素含有官能基が導入されていることを特徴とする壁紙。
【請求項2】
前記酸素含有官能基および前記窒素含有官能基の導入量が前記ポリプロピレンフィルムの表面の原子構成比において、窒素原子数/炭素原子数が0.005〜0.25の範囲にあり、かつ、酸素原子数/炭素原子数が0.02〜0.30の範囲にあることを特徴とする請求項1記載の壁紙。
【請求項3】
前記塩化ビニル樹脂発泡層と前記エチレン−ビニルアルコール系共重合樹脂フィルムとの間に絵柄層を設けたことを特徴とする請求項1記載の壁紙。


【図1】
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【公開番号】特開2006−263986(P2006−263986A)
【公開日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−82466(P2005−82466)
【出願日】平成17年3月22日(2005.3.22)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】