説明

売上管理システム、売上管理方法、プログラム及び情報記録媒体

【課題】クレジットカードを利用するユーザによる支払金額の修正の機会を増加させる。
【解決手段】売上明細情報記憶部34は、ユーザのクレジットカードの利用による売上を示す売上明細情報を記憶する。ユーザ特定部38は、ユーザ端末から受け付けるデータに基づいて、ユーザを特定する。明細ページ生成部40は、ユーザ端末からの要求に応じて、売上明細情報に基づいてユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを生成する。明細ページ送信部42は、明細ページ生成部40により生成された売上明細ページをユーザ端末に送信する。支払金額修正部48は、売上明細ページを介してユーザ端末から所定のデータを受信した場合に、売上明細情報におけるユーザが今後支払うべき金額を減額修正する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、売上管理システム、売上管理方法、プログラム及び情報記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットを用いて飲食店等の実在店舗の情報を提供する店舗紹介ビジネスが展開されてきている。店舗紹介ビジネスにおいて用いられる店舗紹介システムには、店舗で利用可能なクーポンが掲載されたウェブページをユーザに提供するものが存在する。このような店舗紹介システムを利用するユーザが、クーポンが掲載されたウェブページを印刷して、店舗に持参すると、値引サービスを受けることができるようになっている。
【0003】
また、近年、インターネットを用いた通信販売ビジネスが展開されてきている。通信販売ビジネスに用いられる通信販売システムには、ユーザから商品等の購入時に予めユーザに電子メール等で通知されているクーポンコードを受け付けた場合に、購入金額の値引を行うものが存在する。
【0004】
また、インターネットを用いた通信販売ビジネスにおけるクレジットカード決済を支援するシステムも存在する。特許文献1には、クレジットカードによる購入代金が所定金額を超えた場合、一括払いの支払い方法が選択された場合等に、購入代金に応じた割引金額が登録される技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−149503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
店舗紹介システムを利用するユーザが、クーポンが掲載されたウェブページをせっかく閲覧したのに、そのウェブページを印刷し忘れて店舗を訪れてしまうことがある。また、商品の購入やサービスの提供を受けた後に、クーポンが掲載されたウェブページの存在に気付くこともある。このような場合に、ユーザが支払金額を修正できないのは、ユーザにとって不便である。ここで、例えば、ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを介してユーザが支払金額を修正できると、ユーザにとって便利である。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、クレジットカードを利用するユーザによる支払金額の修正の機会を増加させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る売上管理システムは、ユーザのクレジットカードの利用による売上を示す売上明細情報を記憶する売上明細情報記憶手段と、ユーザ端末から受け付けるデータに基づいて、ユーザを特定するユーザ特定手段と、前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを生成する明細ページ生成手段と、前記明細ページ生成手段により生成された売上明細ページを前記ユーザ端末に送信する明細ページ送信手段と、前記売上明細ページを介して前記ユーザ端末から所定のデータを受信した場合に、前記売上明細情報における当該ユーザが今後支払うべき金額を減額修正する支払金額修正手段と、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る売上管理方法は、ユーザのクレジットカードの利用による売上を示す売上明細情報を売上明細情報記憶手段に記憶させるステップと、ユーザ端末から受け付けるデータに基づいて、ユーザを特定するユーザ特定ステップと、前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを生成する明細ページ生成ステップと、前記明細ページ生成ステップにより生成された売上明細ページを前記ユーザ端末に送信する明細ページ送信ステップと、前記売上明細ページを介して前記ユーザ端末から所定のデータを受信した場合に、前記売上明細情報における当該ユーザが今後支払うべき金額を減額修正する支払金額修正ステップと、を含むことを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係るプログラムは、ユーザのクレジットカードの利用による売上を示す売上明細情報を売上明細情報記憶手段に記憶させる手段、ユーザ端末から受け付けるデータに基づいて、ユーザを特定するユーザ特定手段、前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを生成する明細ページ生成手段、前記明細ページ生成手段により生成された売上明細ページを前記ユーザ端末に送信する明細ページ送信手段、前記売上明細ページを介して前記ユーザ端末から所定のデータを受信した場合に、前記売上明細情報における当該ユーザが今後支払うべき金額を減額修正する支払金額修正手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体は、ユーザのクレジットカードの利用による売上を示す売上明細情報を売上明細情報記憶手段に記憶させる手段、ユーザ端末から受け付けるデータに基づいて、ユーザを特定するユーザ特定手段、前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを生成する明細ページ生成手段、前記明細ページ生成手段により生成された売上明細ページを前記ユーザ端末に送信する明細ページ送信手段、前記売上明細ページを介して前記ユーザ端末から所定のデータを受信した場合に、前記売上明細情報における当該ユーザが今後支払うべき金額を減額修正する支払金額修正手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムを記録したものである。
【0012】
本発明の一態様では、前記支払金額修正手段により前記金額の減額修正が行われた際に、前記明細ページ生成手段が、前記支払金額修正手段による修正後の売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額を記載した売上明細ページを生成し、前記明細ページ送信手段が、前記明細ページ生成手段により生成された、修正後の売上明細情報に基づく売上明細ページを送信することを特徴とする。
【0013】
また、本発明の一態様では、前記所定のデータが、所定のウェブページに記載されているデータであることを特徴とする。
【0014】
また、本発明の一態様では、前記所定のデータが、ユーザがクレジットカードを利用した実在店舗においてのみ入手可能な情報に対応するデータであることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の一態様では、前記所定のデータが、ユーザがクレジットカードを利用した後に、当該ユーザが利用するユーザ端末に通知されるデータであることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の一態様では、前記所定のデータが値引率、又は、値引額に関連付けられており、前記支払金額修正手段は、前記ユーザ端末から受信した前記所定のデータに関連付けられている値引率、又は、値引額に応じて、前記ユーザが今後支払うべき金額を減額修正することを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明では、クレジットカードを利用したユーザがユーザ端末から売上明細ページを介して所定のデータを送信すると、支払金額が減額修正される。そのため、ユーザは、ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを介して支払金額を修正できる。このようにして、本発明によると、クレジットカードを利用するユーザが支払金額の修正を行うことができる機会を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータネットワークの全体構成図である。
【図2】クーポンコード表示ページの一例を示す図である。
【図3】アクセス履歴情報の一例を示す図である。
【図4】本実施形態に係る売上管理システムで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。
【図5】ユーザ管理データの一例を示す図である。
【図6】売上明細情報の一例を示す図である。
【図7】本実施形態に係る売上管理システムで行われる売上明細情報修正処理の流れの一例を示すフロー図である。
【図8】売上明細ページの一例を示す図である。
【図9】クーポンコード入力ページの一例を示す図である。
【図10】修正後の売上明細情報の一例を示す図である。
【図11】修正後の売上明細ページの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態に係るコンピュータネットワークの全体構成図である。同図に示すように、インターネットなどのコンピュータネットワーク18には、いずれもコンピュータを中心に構成された売上管理システム10、店舗紹介システム12、店舗端末14(14−1〜14−m)、ユーザ端末16(16−1〜16−n)、が接続されている。そして、売上管理システム10、店舗紹介システム12、店舗端末14、ユーザ端末16、は互いに通信可能になっている。
【0021】
売上管理システム10は、例えば、クレジットカードを利用するユーザの利用履歴を管理するウェブアプリケーションサーバ等のコンピュータシステムである。店舗紹介システム12は、例えば、ユーザに対して、クレジットカードが利用可能な店舗に関する情報を提供するウェブアプリケーションサーバ等のコンピュータシステムである。本実施形態に係る店舗紹介システム12では、ユーザに対して、クレジットカードでの支払金額の値引サービスを受けることができるクーポンを示す情報の提示が行われる。
【0022】
売上管理システム10、店舗紹介システム12は、それぞれ、例えば、自装置にインストールされるプログラムに従って動作するCPU等のプログラム制御デバイスである制御部、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブなどである記憶部、ネットワークボードなどの通信インタフェースである通信部、を含んで構成されている。これらの要素は、バスを介して接続される。売上管理システム10、及び、店舗紹介システム12の記憶部には、自装置の制御部によって実行されるプログラムが記憶される。また、売上管理システム10、及び、店舗紹介システム12の記憶部は、自装置のワークメモリとしても動作する。
【0023】
店舗端末14は、例えば、ユーザがクレジットカードを利用する飲食店等の店舗に配置されているコンピュータであり、ユーザ端末16は、売上管理システム10のユーザが利用するコンピュータである。店舗端末14及びユーザ端末16は、例えば、CPU等の制御装置、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブ等の記憶装置、ディスプレイ等の出力装置、マウスやキーボード等の入力装置、ネットワークボード等の通信装置を備えた公知のパーソナルコンピュータにより構成されている。また、本実施形態に係るユーザ端末16は、ウェブブラウザ及び電子メールクライアントが予めインストールされており、これらのアプリケーションプログラムが実行される。ユーザ端末16は、ウェブブラウザを通じて売上管理システム10や店舗紹介システム12が提供する各種サービスを受け、また電子メールクライアントを通じて売上管理システム10や店舗紹介システム12から送信される電子メールを受信する。
【0024】
本実施形態では、店舗端末14は、例えば、店舗を利用したユーザのクレジットカードの内容を読み取るCAT端末等のクレジットカード読み取り装置も含んでいる。
【0025】
本実施形態では、ユーザ端末16が、ウェブブラウザを通じて売上管理システム10や店舗紹介システム12にアクセスし、ユーザID及びパスワードを入力してから、その後に所定のURLにアクセスすると、ユーザ端末16のディスプレイに所定のURLに対応する画面が表示される。なお、ユーザID及びパスワードを入力した後は、売上管理システム10や店舗紹介システム12は、例えば、クッキーを参照することによりユーザ端末16を利用するユーザのユーザIDを特定することができるようになっている。
【0026】
店舗端末14は、店舗端末14が備えられた店舗でのユーザのクレジットカードの利用履歴(売上履歴)を示す売上データを売上管理システム10に送信する。そして、売上管理システム10は、店舗端末14から売上データを受信する。店舗端末14は、例えば、店舗端末14が配置されている店舗でユーザによりクレジットカードによる代金の支払いが行われた際に、その代金に対応する売上データを売上管理システム10に送信するようにしてもよい。また、店舗端末14は、例えば、所定時間毎に、店舗端末14が配置されている店舗でそれまでに発生した売上を示す売上データを売上管理システム10に送信するようにしてもよい。
【0027】
店舗紹介システム12は、ユーザ端末16からの要求に応じて、店舗を紹介するウェブページを示すデータをユーザ端末16に送信する。そして、ユーザ端末16は、このページをディスプレイに表示出力する。店舗紹介システム12は、例えば、ユーザ端末16からの要求に応じて、図2に示すクーポンコード表示ページ20を示すデータをユーザ端末16に送信する。そして、ユーザ端末16は、このクーポンコード表示ページ20をディスプレイに表示出力する。クーポンコード表示ページ20は、例えば、所定の店舗(ショップC)での商品の購入やサービスの利用による値引率又は値引額(図2の例では、値引率10%)、及び、店舗に対応する値引クーポンの識別記号であるクーポンコードを含んでいる。ユーザは、このクーポンコードを用いてクレジットカードの利用金額の値引サービスを受けることができる。
【0028】
本実施形態に係る店舗紹介システム12の記憶部は、店舗紹介システム12のサイトへのアクセス履歴(例えば、ウェブページのアクセス履歴)を示すアクセス履歴情報22(図3参照)を記憶するアクセス履歴記憶部として機能する。アクセス履歴情報22は、例えば、ウェブページにアクセスしたユーザの識別子であるアクセスユーザID、ウェブページにアクセスされた日時を示すアクセス日時データ、アクセスされたURLを示すアクセスURLデータ、を含んでいる。
【0029】
ここで、本実施形態に係る売上管理システム10で実現される機能について説明する。図4は、本実施形態に係る売上管理システム10で実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。
【0030】
図4に例示するように、売上管理システム10は、ユーザ管理データ記憶部30、売上明細情報生成部32、売上明細情報記憶部34、アクセス履歴確認部36、ユーザ特定部38、明細ページ生成部40、明細ページ送信部42、クーポンコード入力ページ生成部44、クーポンコード入力ページ送信部46、支払金額修正部48、を含んで構成される。ユーザ管理データ記憶部30、売上明細情報記憶部34は、売上管理システム10の記憶部を主として実現される。その他の要素は、売上管理システム10の制御部を主として実現される。
【0031】
これらの要素は、コンピュータである売上管理システム10にインストールされたプログラムを、売上管理システム10の制御部で実行することにより実現されている。なお、このプログラムは、例えば、CD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信ネットワークを介して売上管理システム10に供給される。
【0032】
本実施形態に係る売上管理システム10では、予め、クレジットカードを利用するユーザのアカウント登録処理が終了している。そして、ユーザ管理データ記憶部30に、図5に例示するユーザ管理データ50が記憶されている。ユーザ管理データ50は、例えば、ユーザの識別子であるユーザID、ユーザのクレジットカードの識別子であるカードID、ユーザの氏名を示すユーザ名データ、ユーザのクレジットカードの有効期限を示す有効期限データ、などを含んでいる。
【0033】
図4において、売上明細情報生成部32は、本実施形態では、例えば、店舗端末14から送信される売上データを受信して、受信した売上データに基づいて、図6に例示する売上明細情報52を生成する。そして、売上明細情報生成部32は、生成した売上明細情報52を、売上明細情報記憶部34に出力する。売上明細情報52は、例えば、売上明細の識別子である売上明細ID、売上の発生日を示す発生日データ、売上が発生した店舗の名称を示す店舗名データ、クレジットカードを利用したユーザのユーザID、クレジットカードの利用金額(店舗での売上金額に対応する)を示す金額データ、クレジットカードによる売上が確定しているか否かを示す確定済みフラグ、クレジットカードによる売上が決済済みであるか否かを示す決済済みフラグ、クレジットカードの利用金額に対するクーポンによる値引率又は値引額を示す値引データ、クーポンが適用されたか否かを示すクーポン適用済フラグ、クーポンに基づき発生した明細であるか否かを示すクーポンフラグ、などを含んでいる。
【0034】
本実施形態に係る売上管理システム10では、売上が発生した時点で、その売上金額は「仮確定状態」として扱われる。そして、売上明細情報生成部32は、対応する売上明細情報52の確定済みフラグ、決済済みフラグの値として0を設定する。その後、所定の確定期日が到来した売上は「確定状態」として取り扱われることとなり、売上明細情報生成部32は、対応する売上明細情報52の確定済みフラグの値を1に更新する。
【0035】
その後、所定の引き落とし期日が到来した際に、売上管理システム10は、確定済みの売上金額のうち、該当月に支払うべき金額を、予め売上管理システム10に登録されている引き落とし口座から引き落とす処理を実行し、その売上は「決済済み状態」として取り扱われることとなる。その際、売上明細情報生成部32は、対応する売上明細情報52の決済済みフラグの値を1に更新する。
【0036】
図4において、アクセス履歴確認部36は、本実施形態では、例えば、所定の時間間隔(例えば、日次のバッチ処理)で、店舗紹介システム12のアクセス履歴記憶部に記憶されているアクセス履歴情報22を参照する。アクセス履歴確認部36は、具体的には、例えば、クレジットカードを利用したユーザによる、売上明細情報52に含まれる発生日データが示す日時(売上発生日時)以後に、売上明細情報52に含まれる店舗名データに対応する店舗(売上発生店舗)に対応するクーポンコード表示ページ20へのアクセス履歴情報22が店舗紹介システム12のアクセス履歴記憶部に記憶されているか否かの問い合わせリクエストを、店舗紹介システム12に送信する。そして、店舗紹介システム12は、問い合わせリクエストに応じて、上述のことが確認された場合には、アクセス履歴情報22に対応するクーポンコード表示ページ20に含まれる値引率又は値引額(クーポンコード表示ページ20に対応する値引率又は値引額)の値を、売上管理システム10に送信する。そして、売上管理システム10のアクセス履歴確認部36は、この値を受信して、この値を、対応する売上明細情報52の値引データの値に設定する。
【0037】
このように、アクセス履歴確認部36は、クレジットカードを利用したユーザが売上発生日時以後に売上発生店舗に対応するクーポンコード表示ページ20を閲覧したことが確認された場合に、クーポンコード表示ページ20に対応する値引率又は値引額の値を売上明細情報52に含まれる値引データの値として設定する。
【0038】
ここで、本実施形態に係る売上管理システム10で行われる、売上明細情報修正処理の流れの一例を、図7に示すフロー図を参照しながら説明する。本処理例では、予め、クレジットカードを利用したユーザであるユーザAが、売上発生日時以後に、売上発生店舗であるショップCのクーポンコード表示ページ20(図2)を閲覧したことが確認されており、ショップCでの売上に対応する売上明細情報52に含まれる値引データの値(例えば、10%)が設定されていることとする。
【0039】
まず、ユーザ特定部38が、ユーザAのユーザ端末16から、売上明細ページ54(図8参照)の出力要求を受け付ける(S101)。このとき、ユーザ特定部38は、ユーザAのユーザ端末16から受け付けるデータ(例えば、クッキーファイルに記録されたセッションID)に基づいて、出力要求を行ったユーザをユーザAと特定する。なお、ユーザ特定部38は、必要に応じて、ユーザ端末16にログインページ(図示せず)を送信し、当該ログインページを介してユーザ端末16からユーザIDとパスワードの組を受信することにより、ユーザAを特定することも可能である。
【0040】
そして、明細ページ生成部40は、ユーザAの売上明細情報52に基づいて、図8に例示する売上明細ページ54を生成する(S102)。売上明細ページ54には、例えば、カードID、当月の請求金額(請求予定金額)、支払日、請求確定日、売上明細、が一覧として月ごとに示される。図8に例示する売上明細ページ54では、最新月であり、未確定の売上明細である7月の売上明細が示されている。
【0041】
明細ページ生成部40は、例えば、ユーザAの6月の売上明細情報52に基づいて、7月の請求予定金額を計算して、7月の請求予定金額を売上明細ページ54内に配置する。また、明細ページ生成部40は、例えば、値引データの値が設定されている(例えば、値引データの値が0ではない)売上明細情報52については、その売上明細に対応する位置に、クーポン適用ボタン56を配置する。例えば、明細ページ生成部40は、売上明細ページ54内の、2010年6月15日付けの、ショップCでの売上明細が記載される行に、クーポン適用ボタン56を配置する。
【0042】
そして、明細ページ送信部42が、売上明細ページ54を示すデータをユーザAのユーザ端末16に送信する(S103)。すると、ユーザAのユーザ端末16は、このデータを受信して、売上明細ページ54を、ブラウザを介してディスプレイに表示出力する。
【0043】
そして、ユーザAが、売上明細ページ54のクーポン適用ボタン56をクリックすると、ユーザAのユーザ端末16は、対応する売上明細に対するクーポン適用要求を売上管理システム10に送信する。そして、売上管理システム10のユーザ特定部38が、このクーポン適用要求を受け付ける(S104)。
【0044】
そして、クーポンコード入力ページ生成部44が、図9に例示するクーポンコード入力ページ58を生成する(S105)。クーポンコード入力ページ58には、例えば、クーポンの適用を促す情報、値引前の請求予定金額、値引後の請求予定金額、クーポンコード入力フォーム、適用ボタン、キャンセルボタン、が配置されている。
【0045】
クーポンコード入力ページ生成部44は、S105に示す処理において、例えば、売上明細情報52に基づいて、値引額(例えば、30000円×10%=3000円)を特定する。そして、クーポンコード入力ページ生成部44は、クーポンコード入力ページ58内に、値引前の請求予定金額、及び、値引前の請求予定金額から値引額だけ減額した値引後の請求予定金額を配置する。
【0046】
そして、クーポンコード入力ページ送信部46が、クーポンコード入力ページ58を示すデータをユーザAのユーザ端末16に送信する(S106)。すると、ユーザAのユーザ端末16は、このデータを受信して、クーポンコード入力ページ58を、ブラウザを介してディスプレイに表示出力する。
【0047】
そして、ユーザAが、予めアクセスしていたクーポンコード表示ページ20(図2)に表示されているクーポンコードを、クーポンコード入力ページ58に入力した上で、適用ボタンをクリックすると、ユーザAのユーザ端末16は、売上管理システム10にクーポンコードを送信する。そして、売上管理システム10の支払金額修正部48は、このクーポンコードを受け付ける(S107)。
【0048】
そして、支払金額修正部48は、このクーポンコードが正しいか否かを確認する(S108)。支払金額修正部48は、例えば、クーポンコードに関連付けられた、クーポンコードの正否確認を店舗紹介システム12に送信する。そして、店舗紹介システム12は、このクーポンコードが、クーポンコード表示ページ20に表示されたクーポンコードであるか否かを確認し、クーポンコードが正しいか否かを示すデータを売上管理システム10に送信する。そして、売上管理システム10の支払金額修正部48は、このデータを受け付けて、受け付けたデータに基づいて、クーポンコードが正しいか否かを確認する。
【0049】
正しくない場合は(S108:N)、売上管理システム10は、S106に示す処理以降の処理を再度実行する。
【0050】
正しい場合は(S108:Y)、支払金額修正部48は、売上明細情報52を修正する(S109)。図10に、修正後の売上明細情報52の一例を示す。支払金額修正部48は、具体的には、例えば、クーポンを適用した売上明細情報52に含まれるクーポン適用済フラグの値に1を設定するとともに、値引額(−3000円)に対応する新規のレコードを生成する。なお、支払金額修正部48は、この新規のレコードについては、クーポン適用に基づいて生成されたレコードであることを示すため、クーポンフラグの値に1を設定する。このようにして、支払金額修正部48は、売上明細情報52におけるユーザAが今後支払うべき金額を減額修正する。
【0051】
そして、明細ページ生成部40は、ユーザAの修正後の売上明細情報52に基づいて、図11に例示する修正後の売上明細ページ54を生成する(S110)。明細ページ生成部40は、例えば、6月のユーザAの売上明細情報52に基づいて、7月の請求予定金額(値引後の請求予定金額)を再計算して、7月の請求予定金額を売上明細ページ54内に配置する。また、明細ページ生成部40は、例えば、クーポン適用済フラグの値が1であるレコードに対応する位置に、クーポン適用済であることを示す記載を配置する。また、明細ページ生成部40は、例えば、クーポン適用に基づき生成されたレコード(すなわち、クーポンフラグの値が1であるレコード)に対応する位置には、クーポンに基づく情報であることを示す記載を配置する。
【0052】
そして、明細ページ送信部42が、修正後の売上明細ページ54を示すデータをユーザAのユーザ端末16に送信する(S111)。すると、ユーザAのユーザ端末16は、このデータを受信して、売上明細ページ54を、ブラウザを介してディスプレイに表示出力して、本処理例に示す処理を終了する。
【0053】
なお、上述の処理例において、S108に示す処理において、クーポンコードが正しいことが確認された際に(S108:Y)、支払金額修正部48が、OKボタンが含まれる、クーポン適用確認画面(図示せず)を示すデータをユーザAのユーザ端末16に送信するようにしてもよい。そして、ユーザAのユーザ端末16がクーポン適用確認画面をディスプレイに表示出力するようにしてもよい。そして、ユーザAがクーポン適用確認画面のOKボタンをクリックすると、ユーザAのユーザ端末16が売上管理システム10にクーポンの適用の確認がされた旨を通知するようにしてもよい。そして、売上管理システム10は、クーポンの適用の確認がされた旨を受け付けた場合に、上述のS109に示す処理以降の処理を実行するようにしてもよい。
【0054】
また、上述の処理例において、S103に示す処理において、売上明細ページ54を示すデータに関連付けて、請求予定金額の修正を促す旨のポップアップ指示をユーザAのユーザ端末16に送信するようにしてもよい。そして、ユーザAのユーザ端末16は、このデータを受信して、売上明細ページ54を、ブラウザを介してディスプレイに表示出力するとともに、請求予定金額の修正を促す旨のアラートメッセージをディスプレイにポップアップ表示するようにしてもよい。
【0055】
また、上述の処理例において、S104に示す処理においてユーザAのユーザ端末16からクーポン適用要求を受け付けた後、支払金額修正部48が、OKボタンが含まれる、クーポン適用確認画面(図示せず)を示すデータをユーザAのユーザ端末16に送信するようにしてもよい。そして、ユーザAのユーザ端末16がクーポン適用確認画面をディスプレイに表示出力するようにしてもよい。そして、ユーザAがクーポン適用確認画面のOKボタンをクリックすると、ユーザAのユーザ端末16が売上管理システム10にクーポンの適用の確認がされた旨を通知するようにしてもよい。そして、売上管理システム10は、クーポンの適用の確認がされた旨を受け付けた場合に、上述のS105〜S108に示す処理(クーポンコードの正否を判定する処理)を省略し、上述のS109に示す処理以降の処理を直ちに実行するようにしてもよい。この場合、ユーザAは、クーポンコードを入力することなく、請求金額の減額サービス(本処理例では、ショップCでの購入金額に対する10%の値引サービス)を受けることができる。
【0056】
本処理例に示す処理では、ユーザAがショップCでクレジットカードを利用した買い物を行った後に、店舗紹介システム12のクーポンコード表示ページ20(図2)にユーザ端末16からアクセスした上で、売上管理システム10の売上明細ページ54(図8)にアクセスすると、売上明細ページ54にショップCでの買い物に対応する売上明細に関連付けてクーポン適用ボタン56が表示されることになる。ここで、ユーザAがユーザ端末16からクーポン適用ボタン56をクリックして、クーポンコードを入力すると、クーポンが適用され、請求金額の減額サービス(本処理例では、ショップCでの購入金額に対する10%の値引サービス)を受けることができる。
【0057】
本実施形態では、クレジットカードを利用した後であっても、ユーザが、クーポンコードが記載されたクーポンコード表示ページ20からクーポンコードを取得して、売上明細ページ54にクーポンコードを入力すると、値引サービスを受けることができる。このように、本実施形態では、ユーザによる支払金額の修正の機会が増大する。また、本実施形態では、ユーザが値引サービスを受け損なうおそれが低減される。また、このことによって、ユーザによるクレジットカードの利用頻度の向上や、店舗紹介システム12へのアクセス頻度の向上や、売上管理システム10の利用頻度の向上も期待できる。
【0058】
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
【0059】
例えば、クーポンには適用可能期間が設定されていてもよい。具体的には、例えば、店舗紹介システム12の記憶部が、クーポンの値引率又は値引額の値と、クーポンの適用可能期間を示す適用可能期間データと、を関連付けて記憶していてもよい。そして、店舗紹介システム12は、アクセス履歴確認部36からの問い合わせに応じて、値引率又は値引額の値を、適用可能期間データに関連付けて売上管理システム10に送信してもよい。そして、売上管理システム10のアクセス履歴確認部36は、受信した適用可能期間データを、売上明細情報52に関連付けるようにしてもよい。そして、明細ページ生成部40は、売上明細ページ54の出力要求を受け付けた日時が、適用可能期間を示すデータの値が示す期間内である場合に、売上明細ページ54にクーポン適用ボタン56を配置するようにしてもよい。
【0060】
また、例えば、アクセス履歴確認部36は、売上発生日時より前における、売上発生店舗に対応するクーポンコード表示ページ20へのアクセス履歴情報22が確認された場合に、値引データの値として所定の値引率又は値引額を設定するようにしてもよい。こうすれば、ユーザが、クーポンが掲載されたウェブページをせっかく閲覧したのに、そのウェブページを印刷し忘れて店舗を訪れてしまった場合であっても、支払金額を修正する(例えば、値引サービスを受ける)ことができる。
【0061】
また、例えば、ユーザがクレジットカードを利用した商品やサービスの種類、利用した日時、利用した店舗などによって、互いに異なる値引率又は値引額が設定されていてもよい。すなわち、支払金額修正部48が、ユーザがクレジットカードを利用した商品やサービスの種類、利用した期間、又は、利用した店舗、などに基づいて特定される値引率や値引額に応じた金額を、ユーザが今後支払うべき金額から減額修正するようにしてもよい。
【0062】
また、例えば、支払金額修正部48は、個別の売上明細情報52に対する減額修正ではなく、売上明細情報52に基づいて特定される、当月請求額の総額に対する、所定の値引率や値引額に基づく減額修正を実行するようにしてもよい。
【0063】
また、例えば、明細ページ生成部40は、売上明細ページ54内に、クーポン適用による減額後の当月の請求予定金額を配置するようにしてもよい。また、例えば、明細ページ生成部40は、売上明細ページ54内に、クーポン適用により減額される金額を配置するようにしてもよい。
【0064】
また、例えば、クーポンコードが、ユーザがクレジットカードを利用した実在店舗においてのみ入手可能な情報に対応するデータであっても構わない。より具体的には、例えば、実在店舗において店員がユーザにクーポンコードを教示するようにしてもよい。また、例えば、実在店舗内にクーポンコードが記載されたポスター等が掲示されていてもよい。その他、クレジットカード利用後に、売上管理システム10がユーザAのユーザ端末16に電子メール形式でクーポンコードを送信するようにしてもよい。
【0065】
また、例えば、アクセス履歴確認部36は、売上発生店舗に対応するクーポンコード表示ページ20へのアクセス履歴情報22の有無に関わらず、当該店舗に対応する売上に適用可能なクーポンの値引率又は値引額をクーポン値引データの値として設定するようにしてもよい。こうすれば、ユーザAによるクーポンコード表示ページ20へのアクセス履歴が確認できない場合(例えば、ユーザAがクーポンコード表示ページ20を閲覧していない場合、そもそもクーポンコード表示ページ20が用意されていない場合など)にも、クーポンコードが正しい限りにおいて、請求金額の減額サービス(本処理例では、ショップCでの購入金額に対する10%の値引サービス)を提供することができる。
【0066】
また、売上管理システム10、店舗紹介システム12、店舗端末14、及び、ユーザ端末16の役割分担は上述の実施形態には限定されない。また、上記の具体的な数値や文字列や図面中の具体的な数値や文字列は例示であり、これらの数値や文字列には限定されない。
【符号の説明】
【0067】
10 売上管理システム、12 店舗紹介システム、14 店舗端末、16 ユーザ端末、18 コンピュータネットワーク、20 クーポンコード表示ページ、22 アクセス履歴情報、30 ユーザ管理データ記憶部、32 売上明細情報生成部、34 売上明細情報記憶部、36 アクセス履歴確認部、38 ユーザ特定部、40 明細ページ生成部、42 明細ページ送信部、44 クーポンコード入力ページ生成部、46 クーポンコード入力ページ送信部、48 支払金額修正部、50 ユーザ管理データ、52 売上明細情報、54 売上明細ページ、56 クーポン適用ボタン、58 クーポンコード入力ページ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザのクレジットカードの利用による売上を示す売上明細情報を記憶する売上明細情報記憶手段と、
ユーザ端末から受け付けるデータに基づいて、ユーザを特定するユーザ特定手段と、
前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを生成する明細ページ生成手段と、
前記明細ページ生成手段により生成された売上明細ページを前記ユーザ端末に送信する明細ページ送信手段と、
前記売上明細ページを介して前記ユーザ端末から所定のデータを受信した場合に、前記売上明細情報における当該ユーザが今後支払うべき金額を減額修正する支払金額修正手段と、
を含むことを特徴とする売上管理システム。
【請求項2】
前記支払金額修正手段により前記金額の減額修正が行われた際に、前記明細ページ生成手段が、前記支払金額修正手段による修正後の売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額を記載した売上明細ページを生成し、前記明細ページ送信手段が、前記明細ページ生成手段により生成された、修正後の売上明細情報に基づく売上明細ページを送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の売上管理システム。
【請求項3】
前記所定のデータが、所定のウェブページに記載されているデータである、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の売上管理システム。
【請求項4】
前記所定のデータが、ユーザがクレジットカードを利用した実在店舗においてのみ入手可能な情報に対応するデータである、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の売上管理システム。
【請求項5】
前記所定のデータが、ユーザがクレジットカードを利用した後に、当該ユーザが利用するユーザ端末に通知されるデータである、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の売上管理システム。
【請求項6】
前記所定のデータが値引率、又は、値引額に関連付けられており、
前記支払金額修正手段は、前記ユーザ端末から受信した前記所定のデータに関連付けられている値引率、又は、値引額に応じて、前記ユーザが今後支払うべき金額を減額修正する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の売上管理システム。
【請求項7】
ユーザのクレジットカードの利用による売上を示す売上明細情報を売上明細情報記憶手段に記憶させるステップと、
ユーザ端末から受け付けるデータに基づいて、ユーザを特定するユーザ特定ステップと、
前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを生成する明細ページ生成ステップと、
前記明細ページ生成ステップにより生成された売上明細ページを前記ユーザ端末に送信する明細ページ送信ステップと、
前記売上明細ページを介して前記ユーザ端末から所定のデータを受信した場合に、前記売上明細情報における当該ユーザが今後支払うべき金額を減額修正する支払金額修正ステップと、
を含むことを特徴とする売上管理方法。
【請求項8】
ユーザのクレジットカードの利用による売上を示す売上明細情報を売上明細情報記憶手段に記憶させる手段、
ユーザ端末から受け付けるデータに基づいて、ユーザを特定するユーザ特定手段、
前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを生成する明細ページ生成手段、
前記明細ページ生成手段により生成された売上明細ページを前記ユーザ端末に送信する明細ページ送信手段、
前記売上明細ページを介して前記ユーザ端末から所定のデータを受信した場合に、前記売上明細情報における当該ユーザが今後支払うべき金額を減額修正する支払金額修正手段、
として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項9】
ユーザのクレジットカードの利用による売上を示す売上明細情報を売上明細情報記憶手段に記憶させる手段、
ユーザ端末から受け付けるデータに基づいて、ユーザを特定するユーザ特定手段、
前記ユーザ端末からの要求に応じて、前記売上明細情報に基づいて前記ユーザに対する請求予定金額が記載された売上明細ページを生成する明細ページ生成手段、
前記明細ページ生成手段により生成された売上明細ページを前記ユーザ端末に送信する明細ページ送信手段、
前記売上明細ページを介して前記ユーザ端末から所定のデータを受信した場合に、前記売上明細情報における当該ユーザが今後支払うべき金額を減額修正する支払金額修正手段、
としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate