説明

多層基板と発光ダイオードを有する装置

多層基板(21)と多層基板に配置され導電体に接続された発光ダイオード(30)を有する、電流及び/又は信号供給用の多層複合材において、多層基板(21)は、金属製の、好ましくはアルミニウム又はアルミニウム合金製の、幾つかの層(22)を含み、これらの層(22)はそれぞれプラスチック製の中間層(24)の両側には配置され、また、更に別の中間層又は適当な材料で構成されたカバー層(26)によって覆われている。基板(21)の凹所(28)の中にそれぞれ配置されたダイオード(30)は、金属製の幾つかの層(32)とこれらの層(32)間に延在するプラスチック製の層(36)を含むダイオード本体(31)を介して、基板(21)の金属製の導電層(22)に接合される。少なくとも3つの、好ましくは4つの、それぞれプラスチック製の層(24、36)によって相互に絶縁された導電層(22、32)を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部分に記載したように、複数層を有する基板と、この基板に配置され、かつ、電力供給装置に接続された、複数の発光ダイオードとを用いて、電流及び/又は信号を供給するための多層複合材に関するものである。
【背景技術】
【0002】
EP1 423 891 B1は、サンドイッチボードの開口に取り付けられるアダプターを有する多層複合材を開示する。この開口はサンドイッチボードを貫通し、このサンドイッチボードは、中央絶縁層と、上部導電性層と、中央絶縁層の下の下部導電性層を有する。アダプターは、上部ハウジング部品と下部ハウジング部品を有するハウジングと、上部ハウジング部品と下部ハウジング部品の間の導電性パネルを有し、上部ハウジング部品と下部ハウジング部品の一方に複数のガイド穴を設け、上部ハウジング部品と下部ハウジング部品の他方に、ガイド穴に嵌合する複数のガイドピンを設ける。更に、導電性パネルは、複数のガイドピンを通すことができる複数のガイド穴を有し、導電性パネルを上部ハウジング部品と下部ハウジング部品の間の適正な位置に保持する。導電性パネルは、上部導電性層に対する安定した電気的接続を生成するために、外方に向かって延在する複数の第1ピンと、下部ハウジング部品に取り付けられ、かつ、下部導電性層に対する安定した電気的接続を生成するために、外方に向かって延在する単一の第2ピンを提供する。アダプターは発光ダイオードを備えることができる。
【0003】
複数の発光体を有する金属性織編物及びこの種の織編物の建築物への配置は、WO 2006/128 447 Alから推察することができる。発光体担体容器が織物に一体化され、この発光体担体容器を取り外すことなく、発光体担体を織編物から取り外し、そして、再度、嵌め込むことを可能にする。或いは、発光体担体容器を織編物やその他の吊り下げ材に固定し、この発光体担体容器に発光体担体を留めることができる。クリップが使用されることが好ましい。
【0004】
従来の大型ディスプレイに、ディスプレイ寸法のコスト面での限界と、この限界による顕著性が認識されることは、DE 40 39 034 Alから既知である。大型ディスプレイの一つは、画像点として使用される窓又は一群の窓が規則的に配列されている建築物の正面の少なくとも一部分と、建築物の内部又は表面に取り付けられて、各窓又は一群の窓と連動し、かつ、遠隔動作装置によって選択的に切替えることができる複数の光源とを使用することによって、これらの弊害を除去するための手段を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】EP 1 423 891 B1
【特許文献2】WO 2006/128 447 A1
【特許文献3】DE 40 39 034 A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上のような状況を踏まえ、発明者は、照明及び/又は情報伝達手段あるいはセンサーシステムとして使用される多層複合材製品として、特に建築物に設置することができる、新規なディスプレイ・ユニットを提供するという目的を設定した。
【課題を解決するための手段】
【0007】
独立請求項の教示が、上記の課題解決に通ずる。下位の請求項は、有利な更なる別の形態を開示している。更に、詳細な説明、図面及び/又は請求項で明示された特徴の少なくとも2つの組合せ全てが、本発明の範囲内に入る。上記部分で挙げられた境界内にある数値も、極限値として開示され、任意に代入されるべきである。
【0008】
本発明によると、多層基板は、金属製の、特にアルミニウム又はアルミニウム合金製の幾つかの層、それぞれ、例えば熱硬化性の、特に熱可塑性のプラスチックから構成された中間層の両側に配置されていると共に、他方、別の中間層あるいは相応する絶縁材料から構成されたカバー層によって覆われている金属製の幾つかの層を有する。
【0009】
本発明によると、多層基板は、少なくとも1つの、好ましくは数個の凹所を持ち、この基板の各凹所にはダイオードが配置されている。このダイオードは、幾つかの金属製層及びこれらの金属製層間に延在する、例えば、熱可塑性のプラスチック製の層を持つダイオード本体を通して、アルミニウム又はアルミニウム合金から構成されているような導電性金属と接合されている。
【0010】
他の態様としては、ダイオードは、多層基板の表面に又はその上方に配置されても良く、制御機能及び電流又は電圧供給は、少なくとも1つの伝導層を通して把握され、相応して、少なくとも1つの別の層を通して排出されることができる。
【0011】
例えば、集積回路(ICs)、LEDs(発光ダイオード)、プラグコネクター又はセンサーのような電子組立部品用の支持体として利用することができる基板は、少なくとも3つ、理想的には4つの導電性層(例えば金属製、特にアルミニウムのような軽金属製)及びこれらの導電層間に存在する、例えば、先に言及したプラスチック製の絶縁層で構成された、多層サンドイッチ構造によって製造することができる。
【0012】
導電層の典型的な厚さは、化学的又は物理的に析出された層の20ナノメートルから金属フィルムの200μmにまで及ぶ。導電層として、導電性のプラスチック層も挿入され得る。例えばポリエチレン又はポリプロピレンのようなポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド等から構成された層又はフィルムのような絶縁層は、例えば、7乃至300μm以上(最大で1000μmまで)の厚さを示す。
【0013】
基板の導電層は、バスシステム及び/又は電圧供給装置として使用される。これにより、任意に造形することができる大画面のモニター又は照明面を製造することができる。。
【0014】
特異な発展形としては、基板のカバー層の自由表面上に、ダイオードのような組立部品を接続するための導電性層進路が設けられ、ダイオードは、この層進路上に搭載される。
【0015】
ダイオードが凹所内にそれぞれ配置される場合、基板内における所期の接触を保証するため、本発明によれば、装填されたダイオード本体の金属製層は、基板の金属製層と横断面で一列に並ばなければならない。加えて、装填されたダイオードの下縁部は、基板の金属製の連続層上に載っていることが要求される。加えて、ダイオード本体にレンズルーフがかかっている場合、レンズ周縁部は、ダイオード本体側面に突出し、基板の隣接するカバー層の上に載っている態勢にあることが好都合であると証明された。又、より適切に操作するために、レンズルーフの外面に、望ましくは、ダイオード又はダイオード本体の中心軸方向に延在する支持棒が添えられていることも有利である。支持棒は、ダイオード/ダイオード本体との接合のため、レンズルーフ上に置かれる固定皿を有する。
【0016】
本発明の更に別の発展態様においては、装填されたダイオード本体の下縁部が、板の通しの半透明層上に載っている。これによって、ダイオードは、板の基底層を貫いて発光しうる。
【0017】
発光ダイオード用の、或いは、発光ダイオードを備えた、幾つかの凹所が支持表面中に配置されている支持板も又、本発明の範囲内である。凹所の配置の独特の型の選択は、各造形者に委ねられる。
【0018】
箱状に造形された支持板においては、箱壁が、発光ダイオード用/発光ダイオードを備えた幾つかの凹所を有する。本発明の支持板の更に別の変形は、発光ダイオード用の、或いは、発光ダイオードを備えた、多数の凹所からそれぞれ構成された型の数群を有する。波形縦断面を持つ支持板も、又、本発明の範囲内にある。
【0019】
本発明の支持板の、壁面への取付け使用は、特に重要である。ここでも様々な型が考慮される。
【0020】
更に、プラグによる連結及びセンサーの受容が可能である。組立部品の基板上の基板との位置決め及び結合テクノロジー(気密封止)は、とりわけ、例えば、摩擦溶接、熱可塑性又は熱硬化性の射出成形又はその他の接合技術によって行なわれる。考えられ得る利用は、建築(例えば、メディアファサード、室内及び屋外照明)、運輸(例えば、交通誘導システム、街路及びトンネル照明、列車及びフェリーの照明)、工業(とりわけ、機械照明、光遮断システム、硬化システム)、安全性工学(3D―光遮断システム)及びディスプレイ使用(表示板、双方向性表示板、広告面等)の分野にある。
【0021】
本発明の更に別の利点、特徴及び詳細が、以下の好ましい実施例の記述から、及び図面によって明らかとなる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】図1は、従来技術による1列に配列された3つの発光ダイオードを有する従来装置の平面図を示す。
【図2】図2は、図1の従来装置の下に噛み合った支持板を伴う、図1の従来装置の側面図を示す。
【図3】図3は、表面に配置された発光ダイオード用の層要素を有する、多層のプリント回路基板の断面図を示す。
【図4】図4は、発光ダイオードを受け容れるための凹所を有する多層基板の断面側面図を示す。
【図5】図5は、別の多層基板の部分的側面図を示す。
【図6】図6は、挿入要素としての発光ダイオードの断面側面図を示す。
【図7】図7は、結合された板を伴う発光ダイオードの図6に相応する側面図を示す。
【図8】図8は、基板の中に挿入後の、図7に記載された発光ダイオードの2つの異なった位置を示す。
【図9】図9は、基板の中に挿入後の、図7に記載された発光ダイオードの2つの異なった位置を示す。
【図10】図10は、図9の細部の平面図を示す。
【図11】図11は、設計の異なる基板の図8、図9に対応する図を示す。
【図12】図12は、事実上正方形の輪郭を持つ基板のブランクの時の透視図を示す。
【図13】図13は、図12のブランクから発光ダイオードを嵌め込まれた基板の製造形態の4つの透視図を示す。
【図14】図14は、箱状形態の3次元的基板の透視図を示す。
【図15】図15は、異なった形をとる2次元的基板の透視図を示す。
【図16】図16は、異なった形をとる2次元的基板の透視図を示す。
【図17】図17は、板の5段階の製造工程のスケッチを示す。
【図18】図18は、図17に従って製造された基板を取り付けた建築物の透視図を示す。
【図19】図19は、図18とは異なる設計の基板を取り付けた建築物の正面図を示す。
【図20】図20は、図19の拡大した細部を示す。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1及び2から、3つの発光ダイオード10が互いに約350mmの中間間隔nを空けて、2つのケーブル14、15を有するレール12に接して位置し、後者2つのケーブル14、15は接続要素16、16aの中で終わっていることが判る。接続要素16、16aは、一番近い発光ダイオード10の中心部から、250mmの間隔nだけ離れている。発光ダイオード10の長さaは、ここでは15.5mmであり、高さiは、7.5mmである。
【0024】
図2によれば、レール12は、プラスチック板18の両面にしっかり固定された2つの軽金属板19から構成された、厚さhの、通常の支持板17の上に載せられている。
【0025】
図3に明示された厚さh(ここでは例えば10mm)の導体板20は、アルミニウムあるいはアルミニウム合金から構成された、それぞれ厚さh(ここでは約0.5mm)の軽金属板22の、2つの互いに平行な層を有し、該2層の間に、該2層を隔てている、厚さh(ここでは約0.2mm)のPE(ポリエチレン)から構成された中間層24が配置されている。ここではAl 99から形成されたアルミニウム板22の各々は、厚さhがそれぞれ約4.4mmのカバー層26である更に別のポリマー層によって、外側面が遮蔽されている。導体板20の長さ及び横幅は、図3には表記されていないが、例えば約300mmあるいは400mmに達する。
【0026】
カバー層26の自由表面27上に、発光ダイオードあるいはLEDsのような組み立て部品の接続用の伝導性層進路が、29によって認識される。これらの伝導性層進路は、図3には記載されていない送電線によって導電アルミニウム層22と結合されている。
【0027】
この形式のプリント回路基板20の利点は、2層のプリント回路基板と比較して、主として、次のとおりである。
・信号線による放射が少ないこと(ループ領域供給/リターン導体)
・供給システムによる放射が少ないこと
・共通モード電流が少ないこと
【0028】
4層の導体板20の不利益は点は、6層又は6層以上の導体板と比較して、次のとおりである。
・信号線による放射が多いこと(密集した誘電体)、
・信号線の間における結合性が高いこと(密集した誘電体)
・信号線とX−YデザインのVCCとの間の結合性が高いこと
【0029】
図4に部分的に示されている4つのアルミニウム層22と、これらの各層の両側を覆うPE層24又はPEカバー層26とによって構成される板21は、例えば、図3のユニットの受容体として使用され、このユニットの発光ダイオード30用の凹所28を有し、この凹所の横幅dは、発光ダイオード30の直径dに適合する。加えて、図7は、凹所28の深さiが、凹所28の中に埋め込まれ、しっかり固定される発光ダイオード30のダイオード本体31の高さiに適合する。
【0030】
図5の板21は、各層の間に、4つのアルミニウム層22が互いに分離しあって堆積する3つのPE層24と、2つのPEカバー層26を提案している。ダイオード本体31用の袋穴状の凹所28は、ここでは描写されていない。これに関しては、特に、図7乃至図9を参照されたい。
【0031】
図6の発光ダイオード30のダイオード本体31は、厚さhの4つの導電性アルミニウム層32及び厚さhの4つの絶縁PE層36から構成されている。その下縁部34は、アルミニウム層32により、その上縁部35は、PE層36により、画成される。上縁部35には、横断面がエッヂ部42に向かって曲がった表面39を有する拡散する、紫外線耐性を有するレンズ40が載置されている。レンズ40の直径dは、ダイオード本体31の長さ又は直径dより大きいので、後者と前者レンズエッヂ部42の間には、張り出した突出し幅kが存する。更に、図6には、6つのREG LED 37と4本のワイヤー バス/ドライバー IC 38を有する複数のレンズ40の斜視図が、ダイオード本体31の内部33に象徴的に記載されている。
【0032】
図7では、発光ダイオード30のレンズルーフ40が、中心軸M方向に延在する支持棒46の固定皿44に接合され、これにより、発光ダイオードは、図8に従って、より容易に基板21の凹所28に挿入され得る。図9では、支持棒46は既に発光ダイオード30から取り外され、後者は、凹所28の領域内で封印層48に取り囲まれ、図9、図10を参照すると、基板21の表面27とレンズルーフ40の突出した下表面の間にも、封印層48が設けられている。加えて、図8、図9では、取り付けられた状態では、基板21の層22又は層24、層26が、ダイオード本体31の、それぞれ原材料に関して相応する層32又は層36と一列に並んでいることが分かる。
【0033】
図11には、下層半透明カバー層23を有する基板21が描写されている。カバー層23は、基板21の対応する凹所28の中に嵌め込まれたダイオード30のダイオード本体31の下縁部34にぴったり合っている。後者はカバー層23を通して光る。
【0034】
図12は、長さzのほぼ正方形の輪郭のパネル形状の基板50を示し、図13を参照すると、パネル形状の基板50は、様々なパターン、例えば「F」の形に、発光ダイオード30を装備されるか、又は4つもしくは7つの平行な発光ダイオード30の列が装備されている。図13において右側の基板50は、平面図がU字型の基板に改造されている。すなわち、基板50においては中央分離帯が一部取り除かれた。基板50には34個の発光ダイオード30が取り付けられている。
【0035】
図14は、箱壁54の内側に配置された発光ダイオード30を有する、箱状に造形された基板52を示している。箱52と並んで、図15には、縦断面がS字型に屈曲した、54個の発光ダイオード30を付与された基板50が描写されている。
【0036】
図16の平面図が長方形の基板50は、各々37個の発光ダイオード30を有する3つの区域56を示している。
【0037】
図17は、側長がy、zの長方形の基板50を示している。最初の工程Aでは、製造プロセスの間に12個の凹所28が設けられ、次に、工程Bでは、該凹所28に発光ダイオード30が嵌め込まれ、取り付け基板50が製造される。工程Cにおいて、後者に流出通路58が設けられる。次いで、工程Dにおいては、基板50は、図15に示されているように、縦断面がS字形になるように成形される。
【0038】
図18には、屋根64の下のファサード62に板50が配置されている建物60が描かれている。より良く概観するために、図18には、3つの導体板50のみが描かれている。
【0039】
図19の建物60のファサード62には、長さeが1150mm及び幅fが850mmの基板51が取り付けられている。基板51には、各々正方形の輪郭の発光ダイオード30を収容するため、側長が約15mmの正方形の輪郭の300個の受入れ打ち抜き穴70が形成されている。受入れ打ち抜き穴70は、特に、図20からわかるように、各々相互に対し50mmの間隔cを空けて、格子状に配列されている。加えて、この格子状の模様区域は、基板51の縦縁部51に対して75mmの間隔qを空け、かつ、横縁部51に対して100mmの間隔qを空けて、設けられる。
【図1−2】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数層を有する基板と、前記基板に配置され、かつ、導電体に接続された、発光ダイオードとを有する、電流及び/又は信号供給用の多層複合材において、多層基板(21、21、50、50乃至50、51、52)が、金属、好ましくはアルミニウム又はアルミニウム合金から構成された幾つかの層(22)を含み、前記層(22)は、プラスチック製の中間層(24)の両面にそれぞれ配置され、他方では、別の中間層又は相応する材料から構成されたカバー層(26)によって覆われていることを特徴とする、電流及び/又は信号供給用の多層複合材。
【請求項2】
請求項1に記載された装置において、基板(21、21、50、50乃至50、51、52)の凹所(28、28)の中に配置されたダイオード(30、30、30、30)は、金属製の幾つかの層(32)と、前記層(32)の間に延在するプラスチック製の層(36)を有する、ダイオード本体(31、31)を介して、基板の金属製の導電層(22)に接合されていることを特徴とする、前記装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された装置において、少なくとも3つの、好ましくは4つの、それぞれ、プラスチック製の層(24、36)によって互いに絶縁された層(22、32)が設けられていることを特徴とする、前記装置。
【請求項4】
請求項3に記載された装置において、層(24、36)は、熱可塑性プラスチックで形成されていることを特徴とする、前記装置。
【請求項5】
請求項3又は4に記載された装置において、カバー層(26)の自由表面(27)上に、ダイオード(30)のような組立部品を接続するための伝導性の層進路(29)が設けられている(図3)ことを特徴とする、前記装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載された装置において、嵌め込まれたダイオード本体(31、31)の金属製の層(32)は、板(21、21、50、50乃至50、51、52)の金属製の層(22)と一列に並んでいることを特徴とする、前記装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載された装置において、嵌め込まれたダイオード本体(31)の下縁部(34)は、基板(21、50、50乃至50、51)の金属製の連続層(22)の上に載置されている(図8)ことを特徴とする、前記装置。
【請求項8】
請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載された装置において、嵌め込まれたダイオード本体(31)の下縁部(34)は、基板(21)の連続半透明層(23)の上に載置されている(図12)ことを特徴とする、前記装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載された装置において、ダイオード本体(31、31)にレンズルーフ(40)を掛け、そのレンズ周縁部(42)は、ダイオード本体より側方へ突出していることを特徴とする、前記装置。
【請求項10】
請求項9に記載された装置において、レンズ周縁部(42)は、隣接したカバー層(26)上に載置されていることを特徴とする、前記装置。
【請求項11】
請求項9又は10に記載された装置において、レンズルーフ(40)の外面に支持棒(46)が添えられていることを特徴とする、前記装置。
【請求項12】
請求項11に記載された装置において、支持棒(46)は、ダイオード(30)又はダイオード本体(31)の中心軸方向に延在することを特徴とする、前記装置。
【請求項13】
請求項11又は12に記載された装置において、支持棒(46)は、レンズルーフ(40)接触用の固定皿(44)を有することを特徴とする、前記装置。
【請求項14】
請求項1乃至13のうちのいずれか一項に記載された装置において、パネル基板(50、50乃至50、51、52)のパネル表面に、発光ダイオード(30、30、30、30)用の又は発光ダイオード(30、30、30、30)を収容した、幾つかの凹所(28、28)が配置されていることを特徴とする、前記装置。
【請求項15】
請求項14に記載された装置において、パネル基板(52)は、箱状に形成され、その箱壁(54)は、発光ダイオード(30)用の又は発光ダイオード(30)を収容した、幾つかの凹所(28、28)を有する(図14)ことを特徴とする、前記装置。
【請求項16】
請求項14に記載された装置において、パネル基板(50)は、発光ダイオード(30)用の又は発光ダイオード(30)を収容した、幾つかの凹所(28、28)で構成された複数の群(56)を有する(図16)ことを特徴とする、前記装置。
【請求項17】
請求項16に記載された装置において、パネル基板(50、50)が波形の縦断面を有することを特徴とする、前記装置。
【請求項18】
請求項1乃至14のうちのいずれか一項に記載された装置において、パネル基板(50、51)は壁面(62)に固定されていることを特徴とする、前記装置。
【請求項19】
請求項1乃至18のうちのいずれか一項に記載された装置において、本明細書の発明の説明及び/又は図面から示唆される。更に別の少なくとも1つの特性を特徴とする、前記装置。

【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公表番号】特表2011−519155(P2011−519155A)
【公表日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−505404(P2011−505404)
【出願日】平成21年4月14日(2009.4.14)
【国際出願番号】PCT/EP2009/002711
【国際公開番号】WO2009/129947
【国際公開日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【出願人】(504313044)3A テヒノロギー ウント メーニッジメント リミテッド (24)
【住所又は居所原語表記】Badische Bahnhofstrasse 16, CH−8212 Neuhausen am Rheinfall, Switzerland
【Fターム(参考)】