説明

多機能傾斜型発電装置

【課題】少ない水量や、金属で比重の重い球状の鉄球を有効に使って発電する装置で、発電機等の負荷と、円筒内と螺旋状板の間に溜った物を、テコの原理により回転力を増大した、エネルギーを使って、半永久的に、エネルギーを得る、多機能傾斜型発電装置を提供する。
【解決手段】円筒本体1、の直径の大きさや、螺旋状板9、の段数に関係なく、少ない水量や鉄球を少しづつ、変速ギヤー付発電機11、と円筒本体1、の負荷で、回転速度を落した円筒の中へ、時間を掛て、少しづつ円筒内の螺旋状板9、の間に多く溜めて、テコの原理で大きなエネルギーと成って、更に螺旋状板9、の段数を多く取った、段数の加算したエネルギーが、時間を持続した大きい力で、ゆっくりと円筒本体1、を回転させる、位置エネルギーを多く蓄えて発電した、電気の一部を使って、水又は、鉄球を巡廻させて、自力で半永久的に発電する、水及び鉄球の兼用ができる、季節や天候に左右されない、昼夜問わず発電する装置と成った。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、傾斜した円筒本体の直径の大きさや螺旋状板の段数に関係なく、少ない水量を、変速ギヤー付発電機と円筒本体の負荷で、ゆっくりと回転させて、少しづつ時間を掛けて、円筒内と螺旋状板との間に、多くの水を溜めて、少しづつ下る水の位置エネルギーを回転力に変えて発電する装置で得た、エネルギーの一部で水を、ポンプで汲み上げて、又その水を巡廻させて、自力で、半永久的に発電する装置で、又水以外の鉄球でも発電する事ができる、発電装置に関する物で有る。
【背景技術】
【0002】
従来の水を利用して発電する装置は、昔ながらの水車で落差利用の、回転する装置で、エネルギーを得る仕組で有ったり、又スクリュウ状の羽根を、水の流れの中で回転させたり、水圧を必要とするタービンや螺旋等水の流圧で、回転してエネルギーを得る物等が有り、多くは水車の軸棒から回転力を取り出す、この様な発電装置に関する物は多く有るが、螺旋を持居た物で、装置本体の外部から、回転力を取り出す物では、特許文献1、に記載されている様に、内部に螺旋状の羽根を複数、円筒内に密着して取り付けて漏水を無くして発電する物で有るが、この装置は螺旋状の羽根を複数付て有るが、水量水圧による回転で有って、水量水圧が多く必要で有り、万が一水量が減少した時、又回転する円筒本体や発電機の負荷で回転しなくなった時、水が螺旋状の羽根を伝って回り流れるおそれが有る。
【0003】
従来の、螺旋状の発電装置は、特許文献2、に記載されている様に従来の物は、螺旋状に巻いた円筒状の管の中に水を通して、管本体の回転からエネルギーを取り出す装置で有るが、異物混入防止の対策が施こされて有っても、ごく、細長い異物の混入であれば円筒状の螺旋の中に溜って故障の原因に成りやすく、又水量や水圧の変化や、長時間の回転中に、螺旋状に巻いた円筒状の管の中の、空気が、少なく成ったり、又空気が無く成り、水が管の中一杯になれば、回転不能と成ったり、回転により、ベアリング支点の磨耗による漏水が否定できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−194228号公報
【特許文献2】特開2004−116505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記の従来技術の問題点を解決して、高い所から少ない水量や鉄球等を、円筒を傾けた円筒内の螺旋状の中で位置エネルギーと成った、エネルギーを電気に変えた一部の電気を使って自力で半永久的に発電する、多機能傾斜型発電装置の提供をする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、円筒本体1、の内側に1枚の螺旋状板9、を密着して取り付けて、軸棒には円筒軸12、を使い、円筒軸12、も螺旋状板9、を密着して取り付ける、又螺旋状板9、のピッチを円筒本体1、の内径の0.8〜2.5倍の間にして、円筒本体1、を10°〜40°の間に斜に傾けた、円筒本体、1の水の取り入れ口7、から少ない水量を流し、円筒内と螺旋状板9、との間に少しづつ時間を掛て、多く溜めた水の重量で、少しづつ位置移動する時、テコの原理で下へ押す水の力が、円筒の中心部より離れた方が、大きな力で、円筒本体1、を回転させる、又螺旋状板9、の段数を多くする事で、発電効率を上げる多機能傾斜型発電装置。
【0007】
本発明は、円筒本体1、の直径を大きくする程、円筒内の螺旋状板9、との間に水を多く溜める事ができ、テコの原理で下への、力が増大して回転力が更に上った、多機能傾斜型発電装置。
【0008】
本発明は、円筒軸12、を使う事によって、円筒内の中心部には、水力による回転力が小さいので、円筒管状の軸にした、又円筒軸にした事で、円筒内と螺旋状板9、との間に、更に水嵩を増して、溜める事ができて、一段と回転力が増した、多機能傾斜型発電装置。
【0009】
本発明は、回転比率を上げる変速ギヤー付発電機11、で負荷を掛る事で、円筒本体1、の負荷の無い時は、水の取り入れ口7、から流し入れた水が円筒内と螺旋状板9、との間に、少なく溜り、溜った水が速く、円筒内を通り過ぎるので、円筒本体1、の回転は速く成り、回転力は小さく成るのを防ぐ、又負荷を掛る事により、円筒本体1、の回転は遅く成り、遅く成った分、水の取り入れ口7、から少ない水量を時間を掛て、円筒内と螺旋状板、9との間に、多く溜める事で、大きな回転力と成る、多機能傾斜型発電装置。
【0010】
本発明は、円筒本体1、の底の円筒軸12、から1/4を扇状に開けた、図3参考、螺旋状板9、の最後と、水の排出口8、で有る扇状の開口部を1/4ずらす事で、円筒内の最後に溜った水の流れを阻止して、水が一気に流れ出すのを防いで、円筒内に溜った水を、回転力に変えて、最後の水の排出口8、の水迄無駄にしないで動く、多機能傾斜型発電装置。
【0011】
本発明は、螺旋状板9、の段数を有る一定以上に多くする事により、螺旋状板9、の段数が加算した、エネルギーが、時間を持続した大きい力で、ゆっくりと円筒本体1、を回転させる水の位置エネルギーを多く、円筒本体1、内に蓄えて、作る事により回転力と成って発電した、電気エネルギーの一部をポンプに使用して、その水を円筒本体1、に流し、回転させて発電する、昔の騙し絵的な水の力で水車を回し、又その水を汲み上げると言う、非現実的な事が、この多機能傾斜型発電装置で、できる、自力で半永久的に発電する、多機能傾斜型発電装置。
【0012】
本発明は、水力を動力元として使うがその他に、この装置では、水力以外に鉄球を使う、パチンコ玉の様な、良く転がる物を、前記載の、▲課題を解決する為の手段▼の▲0006▼〜▲0011▼に述べた水力を、パチンコ玉の様な鉄球に置代えて、発電する事ができる発電装置で、エネルギーの一部を電磁石で、少しづつ吸い付けて持ち上げ円筒本体1、に入れて、回転させる発電装置で有る、自力で半永久的に発電する、水力及び鉄球の兼用発電装置で有る、多機能傾斜型発電装置で、分かり易く、簡単に説明の仕方をかえれば、円筒内と螺旋状板との、一つの間に10、の力が溜るとすると、螺旋状板の段数が10、段あると合せた力は100、の力と成り、その中から、ポンプや電磁石の、動く装置に10の力が必要とすると、物を上げる力に10、の力が必要として、合せて20、の力が、自力で動く為に必要として残る80、の力のうち10の力が装置の可動で無く成るとして、残りの70、の力が得た力で、自由に使えると言う事で有る。
【0013】
本発明は、ゆっくりと円筒本体1、が一回転する迄に、水や鉄球を、円筒本体1、の回転で得た電気エネルギーの一部で、水や鉄球を、ポンプや電磁石等の装置で、少しづつ上に上げて、円筒内と螺旋状板9、の間に溜める事で連続した動きに成り、自力で半永久的に発電する、水及鉄球の兼用ができる、多機能傾斜型発電装置。
【0014】
本発明は、水量が多い所や少ない所、水の落差の大、小等の設置場所での条件で、円筒本体1、の直径の大きさや、傾斜の角度、又螺旋状板9、のピッチや、螺旋状板の段数の多い、少い、等を色々と最良の組合せをして、発電効率を上げる事ができる、多機能傾斜型発電装置。
【0015】
本発明は、螺旋の段数を多くできない所の、小川の落差の有る所や、商工業の水を使う高い建物や、集合住宅等の中高層建築物に貯水槽を設けて、トイレの汚水以外の商工業排水や、生活排水、雨水等を、一時的に貯水槽に溜めて、一日中少しづつ使って発電する、多機能傾斜型発電装置。
【0016】
本発明は、小川等の設置で悪天候による急な雨で増水して、円筒本体1、に流れ込んでも、円筒内と螺旋状板9、との間に溜る水が、一定の量を超えると、円筒軸の上場を超えて流れ出す、又、少さい流木等の異物や、少ない土砂や、こぶし位いの小石であれば、円筒内と螺旋状板9、の間の水と一緒に成って、位置エネルギーと成り、回転力と成る装置の、多機能傾斜型発電装置。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、円筒本体1、の直径を設置条件に合う様に、できるだけ大きくして、変速ギヤー付発電機11、円筒本体1、の負荷で、円筒本体1、がゆっくりと回転するので、少ない水量を、円筒内と螺旋状板9、の間に時間を掛て、多く溜めて位置エネルギーと成って、更にテコの原理で下へと大きいエネルギーと成った、螺旋状板の段数を多くする事により、螺旋の段数を加算した水の位置エネルギーを多く、円筒本体内に蓄えて、発電した電気エネルギーの一部をポンプで水を汲み上げて、又その水を巡廻させて使う、自力で半永久的に発電する、又水力以外にもこの装置で、パチンコ玉の様な良く転がる鉄球を、水に置き代えて発電できる、自力で半永久的に発電する、水及び鉄球の兼用できる装置で、多機能傾斜型発電装置の提供をする。
【0018】
本発明は、過疎地や人口過密地帯で有っても、条件が合う所なら発電ができる、又季節や、天気に、左右されない、昼夜問わずに発電ができて、地球環境に害を与えるCOを出さないで発電する、自力で半永久的に発電する、多機能傾斜型発電装置の提供をする。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の多機能傾斜型発電装置全体、正面図
【図2】同発電装置の全体の断面図
【図3】同発電装置の側面の排出口を現す
【図4】同発電装置の側面の取り入れ口を現す
【図5】同発電装置の図1、におけるA−A″線断面図
【図6】同発電装置の図1、におけるBの拡大図
【図7】同発電装置の図5、における拡大図
【図8】同発電装置の参考図
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明するが水だけに置き代えて説明する。
【実施例1】
【0021】
図1は、円筒本体1、を現し、2は、スベリ防止リングで、リングの端に凸を付けて又片側には傾斜を付けた、3は、歯付きスベリ防止リングでリングには、2の、リングと同じ凸と傾斜を付けて、円筒本体受ローラー、5は、水平にハの字に取り付けて、円筒本体1、のスベリ落下を、2の、スベリ防止リングと、3の、スベリ防止リングで、円筒本体受ローラー、5の、数個のローラーで、円筒本体1を、受る、4は、歯車の歯をスベリ防止リングの凸の外廻り全体に歯車の歯を、3の、リングに取り付けた物で、6は、ローラー受金具で有り、7は、水の取り入れ口を現し、8は、水の排出口で、円筒本体、1の、底の扇状の開口位置により、円筒回転の時排水が出たり止ったりする。
【0022】
図2は、円筒本体の断面を現し、9は、螺旋状板の取り付けを現し、10は、歯車で、変速ギヤー付き発電機、11を、現す、12は、螺旋状板の取り付け円筒軸を現す。
【0023】
図3は、円筒本体、1の、水の排出口を現し、円筒本体、1の、底を円筒軸、12、から扇状に1/4開けて、螺旋状板、9の最後の取り付けと、水の排出口、8の、扇状の開口を1/4ずらして、円筒内最後の水の流れを阻止して、水が一気に流れ出すのを防いで、中に溜った水を回転力に替える装置を現す。
【0024】
図4は、円筒本体、1の、水の取り入れ口、7を、現し水の取り入れ口を小さくして周りに水の飛び散りを防ぐ。
【0025】
図5は、図1に、おける円筒本体、1の、A−Aの線断面図で、円筒内の螺旋状板、9を、現し、歯付きスベリ防止リング、3で、リングの端に凸を付けて又片側には傾斜を付けて、円筒本体ローラー、5で、円筒本体、1の、スベリ防止と脱落を防ぐ、6は、ローラー受金具を現す、又スベリ防止リングに傾斜を、2と、3に、付けて有るので、円筒本体受ローラー、5の、ローラーをハの字に取り付を現し、又4の、歯車の歯は、3の、リンダの凸の外廻り全体に付け、円筒本体、1と、10の、歯車の確実な、回転伝達を行う為に歯車にした。
【0026】
図6は、図1、における、Bの、拡大図で、歯付きスベリ防止リング、3の、傾斜を現し、円筒本体受ローラー、5と、円筒本体、1の、傾斜を、3の、歯付きスベリ防止リングの傾斜と凸で、脱落防止の修まりを現し、又歯付きスベリ防止リング、3に、4の、歯車の歯取り付け全体を現す、11の、変速ギヤー付き発電機の、歯車、10の、回転比を現す。
【0027】
図7は、図5、の拡大図であり、前記、図5、の説明と同じ。
【0028】
図8は、参考図で、円筒本体、1の、回転と、円筒内の螺旋状板との間の、水の溜り具合を現す。
【産業上の利用可能性】
【0029】
自然エネルギー促進の為にも有望で有り、大気汚染がないから産業上、大いに期待が持てる、産業の開発と量産ができ、経済効果が有る。
【符号の説明】
【0030】
1 円筒本体 2 スベリ防止リング
3 歯付きスベリ防止リング 4 歯車の歯
5 円筒本体受ローラー 6 ローラ受金具
7 取り入れ口 8 排出口
9 螺旋状板 10 歯車
11 変速ギヤー付き発電機 12 円筒軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
円筒本体を、斜めに傾けて、1枚羽根の螺旋状板を円筒内に密着して取り付けて、変速ギヤ付き発電機と円筒本体の負荷で、円筒本体の回転速度を落して、少ない水量や鉄球を少しづつ、円筒内と螺旋状板の間に、時間を掛て多く溜めて、テコの原理で大きなエネルギーと成って更に、螺旋状板の段数を多く取る事で段数を加算した、大きなエネルギーが、円筒本体の回転力と成って発電する、発電効率の良い、水又鉄球の兼用ができる、多機能傾斜型発電装置。
【請求項2】
変速ギヤー付発電機と円筒本体の負荷で、回転速度を落し円筒本体の直径が大きく成っても、螺旋状板の段数が多く成っても、水又は鉄球を、少しづつ入れ込む量は変わらないので、同じ入れ込む量で、円筒の直径をできるだけ大きくし、又螺旋状板の段数を多くする事で、円筒内には、何時も大量の水又は鉄球の位置エネルギーが有る、発電装置で効率を上げる、請求項1、記載の、多機能傾斜型発電装置。
【請求項3】
円筒本体の直径を大きく、又、螺旋状板の段数を多くする事で、大きな回転エネルギーと成り、発電装置で電気エネルギーと成った、一部の電気を使って、水又は鉄球を、ポンプや、電磁石等を使った装置で、少しづつ上へ上げて、円筒内へ再び入れ回転力と成る、自力で半永久的に発電する、請求項1、記載の、多機能傾斜型発電装置。
【請求項4】
円筒本体の内側に密着して取り付けた、1枚羽根の螺旋状板のピッチは、円筒内径の0.8〜2.5倍の間にした、円筒本体を、10°〜30°の間に傾けて、水又は鉄球を入れ込んで、円筒内と螺旋状板の間に多く溜めるが、軸を、円筒軸にして螺旋状板に密着して取り付ける事で、更に、円筒内と螺旋状板の間に多くの、水又は鉄球を溜める事で、発電効率を上げる、請求項1、記載の、多機能傾斜型発電装置。
【請求項5】
円筒本体の底の円筒軸から1/4を扇状に開けて、螺旋状板の最後の取り付けを、排出口である扇状の開口から1/4ずらして、円筒内の、水又は鉄球が一気に出るのを防いで、円筒内に溜った、水又は鉄球を、最後の排出口の手前迄、無駄にしないで動く、請求項1、記載の、多機能傾斜型発電装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate