大麻ＣａｎｎａｂｉｓｓａｔｉｖａＬ．の識別方法
【課題】 ファイバータイプ大麻とドラッグタイプ大麻との迅速な識別法を提供すること。
【解決手段】 ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素遺伝子又はファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素様遺伝子中の連続する１０〜１００塩基からなる塩基配列又はそのアンチセンス配列からなるオリゴヌクレオチドであって、当該遺伝子の多型部位を少なくとも１個以上含むオリゴヌクレオチド。
【解決手段】 ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素遺伝子又はファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素様遺伝子中の連続する１０〜１００塩基からなる塩基配列又はそのアンチセンス配列からなるオリゴヌクレオチドであって、当該遺伝子の多型部位を少なくとも１個以上含むオリゴヌクレオチド。
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【特許請求の範囲】
【請求項１】
配列表の配列番号２、４、６、８、１０、１２又は１４の何れかに記載のアミノ酸配列をコードする遺伝子。
【請求項２】
配列表の配列番号１、３、５、７、９、１１又は１３の何れかに記載の塩基配列からなる遺伝子。
【請求項３】
配列表の配列番号２、４、６、８、１０、１２又は１４の何れかに記載のアミノ酸配列からなるタンパク質。
【請求項４】
ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素遺伝子である配列表の配列番号１５、１７、１９、２１、２３又は２５の何れかに記載の塩基配列、又はファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素様遺伝子である配列表の配列番号１、３、５、７、９、１１又は１３の何れかに記載の塩基配列中の連続する１０〜１００塩基からなる塩基配列又はそのアンチセンス配列からなるオリゴヌクレオチドであって、配列番号１、３、５、７、９、１１、１３、１５、１７、１９、２１、２３又は２５に記載の塩基配列中の塩基番号４６、６４、７９、９２、１１７、１１８、１２１、１２９、１３６、１３７、１５１、１５４、１８７、１９８、２２１、２２９、２６８、２６９、２８２、２８５、２８７、２９２、２９４、３００、３１２、３５５、３６６、３８３、３８５、３９９、４０９、４１２、４１８、４２４、４９４、５０５、６１２、６１９、６７８、６９９、７４４、７４９、７６３、８００、８６２、８６４、８６９、８８１、８８５、８８７、９４５、９５３、９７５、１０３５、１０７４、１０７９、１０８０、１１７２、１１７６、１１７９、１２２４、１２３２、１２７２、１３４２、１３６５、１３９８、１４０４、１４０７、１４１０、１４８１、１４８４、１５６０、１５６９、及び１５７４から選択される少なくとも１個以上の塩基を含み、ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素遺伝子又はファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素様遺伝子の何れか片方をＰＣＲにおいて特異的に増幅することができるオリゴヌクレオチド。
【請求項５】
ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素遺伝子である配列表の配列番号１５、１７、１９、２１、２３又は２５の何れかに記載の塩基配列、又はファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素様遺伝子である配列表の配列番号１、３、５、７、９、１１又は１３の何れかに記載の塩基配列における塩基番号４６、６４、７９、９２、１１７、１１８、１２１、１２９、１３６、１３７、１５１、１５４、１８７、１９８、２２１、２２９、２６８、２６９、２８２、２８５、２８７、２９２、２９４、３００、３１２、３５５、３６６、３８３、３８５、３９９、４０９、４１２、４１８、４２４、４９４、５０５、６１２、６１９、６７８、６９９、７４４、７４９、７６３、８００、８６２、８６４、８６９、８８１、８８５、８８７、９４５、９５３、９７５、１０３５、１０７４、１０７９、１０８０、１１７２、１１７６、１１７９、１２２４、１２３２、１２７２、１３４２、１３６５、１３９８、１４０４、１４０７、１４１０、１４８１、１４８４、１５６０、１５６９、及び１５７４から選択される少なくとも１箇所以上の塩基の変異を検出することを含む、ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）とファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）とを識別する方法。
【請求項６】
請求項５に記載のオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いるＰＣＲによって塩基の変異を検出する、請求項５に記載の方法。
【請求項１】
配列表の配列番号２、４、６、８、１０、１２又は１４の何れかに記載のアミノ酸配列をコードする遺伝子。
【請求項２】
配列表の配列番号１、３、５、７、９、１１又は１３の何れかに記載の塩基配列からなる遺伝子。
【請求項３】
配列表の配列番号２、４、６、８、１０、１２又は１４の何れかに記載のアミノ酸配列からなるタンパク質。
【請求項４】
ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素遺伝子である配列表の配列番号１５、１７、１９、２１、２３又は２５の何れかに記載の塩基配列、又はファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素様遺伝子である配列表の配列番号１、３、５、７、９、１１又は１３の何れかに記載の塩基配列中の連続する１０〜１００塩基からなる塩基配列又はそのアンチセンス配列からなるオリゴヌクレオチドであって、配列番号１、３、５、７、９、１１、１３、１５、１７、１９、２１、２３又は２５に記載の塩基配列中の塩基番号４６、６４、７９、９２、１１７、１１８、１２１、１２９、１３６、１３７、１５１、１５４、１８７、１９８、２２１、２２９、２６８、２６９、２８２、２８５、２８７、２９２、２９４、３００、３１２、３５５、３６６、３８３、３８５、３９９、４０９、４１２、４１８、４２４、４９４、５０５、６１２、６１９、６７８、６９９、７４４、７４９、７６３、８００、８６２、８６４、８６９、８８１、８８５、８８７、９４５、９５３、９７５、１０３５、１０７４、１０７９、１０８０、１１７２、１１７６、１１７９、１２２４、１２３２、１２７２、１３４２、１３６５、１３９８、１４０４、１４０７、１４１０、１４８１、１４８４、１５６０、１５６９、及び１５７４から選択される少なくとも１個以上の塩基を含み、ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素遺伝子又はファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素様遺伝子の何れか片方をＰＣＲにおいて特異的に増幅することができるオリゴヌクレオチド。
【請求項５】
ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素遺伝子である配列表の配列番号１５、１７、１９、２１、２３又は２５の何れかに記載の塩基配列、又はファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）におけるtetrahydrocannabinolic acid(THCA)生合成酵素様遺伝子である配列表の配列番号１、３、５、７、９、１１又は１３の何れかに記載の塩基配列における塩基番号４６、６４、７９、９２、１１７、１１８、１２１、１２９、１３６、１３７、１５１、１５４、１８７、１９８、２２１、２２９、２６８、２６９、２８２、２８５、２８７、２９２、２９４、３００、３１２、３５５、３６６、３８３、３８５、３９９、４０９、４１２、４１８、４２４、４９４、５０５、６１２、６１９、６７８、６９９、７４４、７４９、７６３、８００、８６２、８６４、８６９、８８１、８８５、８８７、９４５、９５３、９７５、１０３５、１０７４、１０７９、１０８０、１１７２、１１７６、１１７９、１２２４、１２３２、１２７２、１３４２、１３６５、１３９８、１４０４、１４０７、１４１０、１４８１、１４８４、１５６０、１５６９、及び１５７４から選択される少なくとも１箇所以上の塩基の変異を検出することを含む、ドラッグタイプ大麻（Cannabis sativa L.）とファイバータイプ大麻（Cannabis sativa L.）とを識別する方法。
【請求項６】
請求項５に記載のオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いるＰＣＲによって塩基の変異を検出する、請求項５に記載の方法。
【図１】
【図２】
【図３】
【図５】
【図７】
【図４】
【図６】
【図２】
【図３】
【図５】
【図７】
【図４】
【図６】
【公開番号】特開２００７−２０４６６（Ｐ２００７−２０４６６Ａ）
【公開日】平成１９年２月１日（２００７．２．１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−２０７０６８（Ｐ２００５−２０７０６８）
【出願日】平成１７年７月１５日（２００５．７．１５）
【出願人】（５０３３５９８２１）独立行政法人理化学研究所 (1,056)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年２月１日（２００７．２．１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年７月１５日（２００５．７．１５）
【出願人】（５０３３５９８２１）独立行政法人理化学研究所 (1,056)
【Ｆターム（参考）】
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