説明

天板用化粧シート

【課題】耐傷付き性および耐熱性に優れる上に容易に2次加工でき上に、意匠に深みを生じ、小ロット多品種に対応しやすい天板用化粧シートを提供する。
【解決手段】本発明の天板用化粧シート1は、化粧層30と、化粧層30の片面側の最表に設けられたハードコート層40と、化粧層30とハードコート層40との間に設けられた、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる基材10とを備え、化粧層30は、着色ポリプロピレン層32および透明非着色ポリプロピレン層31を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、机やテーブル等の天板に貼り付けられる天板用化粧シートに関する。
【背景技術】
【0002】
家具、オフィス什器、洗面台、壁材の表面には、意匠性の向上のために化粧シートを貼り付けることがある。ところで、机やテーブル等の天板に対して貼り付けられる化粧シートにおいては、硬い物に擦られても傷が付きにくい耐傷付き性と、高温の液体が注がれたコップや鍋等が置かれても変形や変色しにくい耐熱性とを有することが求められる。これらの要求を満たすことから、従来、天板用の化粧シートとしては、メラミン樹脂製の化粧シートが広く使用されていた(特許文献1参照)。
しかしながら、メラミン樹脂製の化粧シートは、2次加工が困難であるため、下地に貼り付けた後に成形するポストフォームへの適用が制限されていた。
天板以外の用途では、化粧シートとして、ポリエステルやポリ塩化ビニルを主成分とした基材と、模様が形成された印刷層とを備えるものが広く使用されている(特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2に記載の化粧シートは、耐熱性および耐傷付き性が高いとはいえないため、天板用として使用することは困難であった。
また、天板用化粧シートとして、特許文献3には、ハードコート層とポリプロピレン層と化粧層とを備えたものが開示されている。
しかしながら、特許文献3に記載の化粧シートは、意匠性に深みが足りず、また、小ロット多品種に対応することが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−96702号公報
【特許文献2】特開2004−231805号公報
【特許文献3】特開2002−120336号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、耐傷付き性および耐熱性に優れる上に容易に2次加工でき上に、意匠に深みを生じ、小ロット多品種に対応しやすい天板用化粧シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の態様を有する。
[1]化粧層と、該化粧層の片面側の最表に設けられたハードコート層と、前記化粧層と前記ハードコート層との間に設けられた、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる基材とを備え、前記化粧層は、着色ポリプロピレン層および透明非着色ポリプロピレン層を有することを特徴とする天板用化粧シート。
[2]前記着色ポリプロピレン層の基材側の面に印刷層が設けられていることを特徴とする[1]に記載の天板用化粧シート。
【発明の効果】
【0006】
本発明の天板用化粧シートは、耐傷付き性および耐熱性に優れる上に容易に2次加工できる上に、意匠に深みを生じ、小ロット多品種に対応しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の天板用化粧シートの一実施形態例を示す断面図である。
【図2】本発明の天板用化粧シートの他の実施形態例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の天板用化粧シート(以下、「化粧シート」と略す。)の一実施形態例について説明する。
図1に、本実施形態例の化粧シートの断面図を示す。本実施形態例の化粧シート1は、基材10と、基材10の一方の面に形成された接着剤層20と、接着剤層20の、基材10とは反対側の面に形成された化粧層30と、基材10の他方の面に形成されたハードコート層40とを備える。
【0009】
(基材)
基材10は、化粧シート1の機械的強度(引張強度等)と鏡面性を向上させるためのものであり、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる。
基材10は、基材10を通して化粧層30を見た際の化粧層30の視認性が高くなることから、無着色であることが好ましい。
基材10の厚さは25〜150μmが好ましく、50〜100μmが好ましい。基材10の厚さが前記下限値以上であれば、充分な機械的強度が得られ、前記上限値以下であれば、充分な透明性が確保される上に低コストになる。
【0010】
(接着剤層)
接着剤層20は、基材10と化粧層30とを接着する接着剤から構成される。
接着剤としては、例えば、ホットメルト系接着剤、溶剤系接着剤、水系接着剤を使用することができる。また、接着剤の成分は、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系、塩化ビニル酢酸ビニル系、エチレン酢酸ビニル系等が挙げられる。
接着剤層20においても、接着剤層20を通して化粧層30を見た際の化粧層30の視認性が高くなることから、無着色であることが好ましい。
【0011】
接着剤層20の厚さは、1〜50μmであることが好ましく、2〜20μmであることがより好ましい。接着剤層20の厚さが前記下限値以上であれば、充分な接着強度で基材10と化粧層30とを接着でき、前記上限値以下であれば、接着剤層20を容易に形成できる。
【0012】
(化粧層)
化粧層30は、基材10側に配置された透明非着色ポリプロピレン層31と、着色ポリプロピレン層32と、これらポリプロピレン層31,32の間に設けられた印刷層33および接着剤層34とを有する。
【0013】
透明非着色ポリプロピレン層31は、ポリプロピレンを主成分として含有し、着色剤を含まない層である。ポリプロピレンとしては、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピレン、ブロックポリプロピレンのいずれであってもよい。
透明非着色ポリプロピレン層31は無延伸フィルムであってもよいし、一軸延伸フィルムであってもよいし、二軸延伸フィルムであってもよい。
また、透明非着色ポリプロピレン層31には、必要に応じて、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、保存安定剤、可塑剤、滑剤、充填剤などの添加剤が含まれてもよい。
【0014】
透明非着色ポリプロピレン層31の厚さは20〜500μmであることが好ましく、50〜300μmであることがより好ましい。透明非着色ポリプロピレン層31の厚さが前記下限値以上であれば、機械的強度を充分に高くでき、前記上限値以下であれば、充分な可撓性と透明性を確保できる。
【0015】
着色ポリプロピレン層32は、ポリプロピレンを主成分として含有し、着色剤を含んで模様が形成されている層である。模様は規則的なものであってもよいし、不規則的なものであってもよい。
着色ポリプロピレンに含まれるポリプロピレンとしては、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピレン、ブロックポリプロピレンのいずれであってもよい。
着色ポリプロピレン層32は無延伸フィルムであってもよいし、一軸延伸フィルムであってもよいし、二軸延伸フィルムであってもよい。
【0016】
着色剤としては、例えば、ラーベン420(コロンビアン社製)、カーボンブラックFW200(デグッサ社製)、モナーク1000(キャボット社製)、カーボンブラック2400B(三菱化学社製)などの黒色のカーボン系顔料、ヘリオゲンブルーL−6900、ヘリオゲングリーンL−8605(以上、BASF社製)、パロマーンブルーB−4806(バイエル社製)、ファーストゲンブルー5030F、ファーストゲングリーンS(DIC社製)などのブルー系、グリーン系の顔料、酸化チタンなどの白色系顔料、他の色の顔料などが挙げられる。
また、意匠性をさらに高めることを目的として、着色剤として、光輝顔料を使用することもできる。光輝顔料としては、例えば、アルミペースト8820YF、アルミペースト7130N(東洋アルミニウム社製)、SAP210N、SAPFM4000(昭和アルミパウダー社製)などのアルミニウム系メタリック顔料、イリオジン101、イリオジン205、イリオジン321(以上、メルク社製)、エクステリアマーリンブライトホワイト1389X、エクステリアマーリンスーパーゴールド239Z、エクステリアマーリンスーパーブロンズ259X(以上、マール社製)などのパール顔料が挙げられる。
上記着色剤は、1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0017】
着色ポリプロピレン層32における着色剤の含有率は1〜50質量%であることが好ましく、2〜30質量%であることがより好ましい。着色剤の含有率が前記下限値以上であれば、充分な発色性、隠蔽性が得られ、前記上限値以下であれば、加工性が高くなる上に、低コストになる。
【0018】
また、着色ポリプロピレン層32には、必要に応じて、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、保存安定剤、可塑剤、滑剤、充填剤などの添加剤が含まれてもよい。
【0019】
着色ポリプロピレン層32の厚さは20〜700μmであることが好ましく、50〜500μmであることがより好ましい。着色ポリプロピレン層32の厚さが前記下限値以上であれば、機械的強度と隠蔽性を充分に高くでき、前記上限値以下であれば、充分な可撓性と印刷適性を確保できる。
【0020】
印刷層33は、着色剤とバインダ樹脂とを含有し、印刷によって模様が形成されている。
着色剤としては、着色ポリプロピレン層32に含まれる着色剤と同様のものを使用することができる。バインダ樹脂としては、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、ウレタン樹脂などが挙げられる。
【0021】
接着剤層34は、透明非着色ポリプロピレン層31と着色ポリプロピレン層32とを接着するものである。接着剤層34を構成する接着剤としては、接着剤層20を構成する接着剤と同様のものを使用できる。
【0022】
(ハードコート層)
ハードコート層40は、活性エネルギー線(紫外線または電子線)の照射によって重合するアクリル化合物の重合体であるアクリル系樹脂によって構成される。
上記アクリル化合物としては、分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能(メタ)アクリレート、分子内に1個の(メタ)アクリロイル基を有する単官能(メタ)アクリレートが挙げられる。
【0023】
分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能(メタ)アクリレートとしては、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、(メタ)トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等のポリオールポリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテルのジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルのジ(メタ)アクリレートなどのエポキシ(メタ)アクリレート、多価アルコールと多価カルボン酸及び/またはその無水物と(メタ)アクリル酸とをエステル化することによって得られるポリエステル(メタ)アクリレート、多価アルコール、多価イソシアネート及び水酸基含有(メタ)アクリレートを反応させることによって得られるウレタン(メタ)アクリレート、ポリシロキサンポリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
単官能(メタ)アクリレートとしては、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0024】
ハードコート層40の厚さは1〜20μmであることが好ましく、3〜15μmであることがより好ましい。ハードコート層40の厚さが前記下限値以上であれば、充分に高い耐傷付き性を確保でき、前記上限値以下であれば、ハードコート層40のクラック発生を防止できる。
【0025】
(製造方法)
上記化粧シート1の製造方法の一例について説明する。
本例では、まず、基材10の一方の面に、アクリル化合物および光重合開始剤を含有する塗工液を塗工する。アクリル化合物を含有する塗工液の塗工方法としては、例えば、ロールコート法、ロールリバースコート法、グラビアコート法、グラビアリバース法、マイクログラビアコート法、コンマコート法、ダイコート法、リップコート法、マイヤーバーコート法が挙げられる。また、光重合開始剤としては、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、ベンゾインエーテル類、アントラキノン類、チオール類等が挙げられる。
次いで、基材10に塗工した塗工液に活性エネルギー線を照射することによりアクリル化合物を硬化させてハードコート層40を形成する。
次いで、押出成形により着色ポリプロピレン層32を作製し、その着色ポリプロピレン層32の片面に、着色剤およびバインダ樹脂を含有するインキにより印刷を施して印刷層33を形成して、印刷フィルムを得る。その際の印刷方法としては、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などが挙げられる。
次いで、ポリプロピレンを押出成形して透明非着色ポリプロピレン層31を作製し、その透明非着色ポリプロピレン層31の片面に接着剤を塗工して接着剤層34を形成する。その接着剤層34に、上記印刷フィルムを印刷層33が接するように貼り合せて、化粧層30を得る。
次いで、基材10の他方の面に接着剤を塗工して接着剤層20を形成し、その接着剤層20に化粧層30の透明非着色ポリプロピレン層31側の面を貼り合わせて、化粧シート1を得る。
【0026】
(作用効果)
化粧シート1は、テーブル等の天板の下地に貼り付けることによって、意匠性を付与することができる。
また、化粧シート1を構成する化粧層30がポリプロピレン層であるため、2次加工しやすく、下地に貼り付けた後でも容易に成形できる。しかも、化粧層30の主成分がポリプロピレンであることによって、化粧シート1の耐傷付き性および耐熱性が高くなっている。
さらに、化粧層30が透明非着色ポリプロピレン層31と着色ポリプロピレン層32を備えて構成されているため、意匠に深みを有している。また、透明非着色ポリプロピレン層31および着色ポリプロピレン層32として他の用途に使用されているフィルムを用いることができ、これらの組み合わせによって様々な色や柄を得ることができるため、小ロット多品種に対応しやすくなっている。
【0027】
<他の実施形態例>
なお、本発明は、上記実施形態例に限定されない。例えば、化粧層30において、着色ポリプロピレン層32が基材10側に配置されていてもよい。すなわち、図2に示すように、化粧層30は、接着剤層20側から、印刷層33、着色ポリプロピレン層32、接着剤層34、透明非着色ポリプロピレン層31が配置された積層体とされた化粧シート2であってもよい。
また、本発明の化粧シートにおいては、化粧層の露出面にプライマー層が設けられていてもよい。
【実施例】
【0028】
(実施例1)
厚さ100μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡績社製A−4300)の一方の面にアクリル系ハードコート剤を塗工した後、塗工した塗工液に紫外線を照射して、ハードコート層を形成した。
また、ポリプロピレン(日本ポリプロ社製WFW4、表中では「PP」と表記する。)を220℃で押出成形して、透明非着色ポリプロピレン層になる厚さ300μmのシートを作製した。そのシートの両面にはコロナ処理を施した。
また、ポリプロピレン(日本ポリプロ社製WFW4)と着色剤(PPベース白色マスターバッチ)とを含む樹脂組成物を220℃で押出成形して、着色ポリプロピレン層になる厚さ100μmのシートを作製した。そのシートの両面にはコロナ処理を施した。
次いで、着色ポリプロピレン層の一方の面にグラビア印刷を施して印刷層を設けた。また、透明非着色ポリプロピレン層の一方の面に接着剤(日立化成ポリマー社製YA790)をリバースロールコータにより塗工して接着剤層を形成し、その接着剤層に前記印刷層を貼り合わせた。
次いで、上記2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの他方の面に接着剤(日立化成ポリマー社製YA790)をリバースロールコータにより塗工して接着剤層を形成した。その接着剤層に化粧層を、透明非着色ポリプロピレン層が接するように貼り合わせた。
次いで、化粧層のハードコート層とは反対側の面にウレタン系プライマーを塗工して、化粧シートを得た。
【0029】
(比較例1)
実施例1の化粧層において、ポリプロピレンの代わりに、非晶性ポリエチレンテレフタレート(イーストマンケミカル社製GN071、表中では「PET」と表記する。)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
【0030】
(比較例2)
実施例1の化粧層において、ポリプロピレンの代わりに、ポリ塩化ビニル(大洋塩ビ社製TH1400、表中では「PVC」と表記する。)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、化粧シートを得た。
【0031】
上記実施例および比較例の化粧シートについて、耐擦傷性および耐熱性を以下の方法により評価した。評価結果を表1に示す。
[耐擦傷性]
ハードコート層の表面に、スチールウール(#0000)を1kgの荷重で10往復擦り、傷の付き具合を目視により観察し、以下の基準で評価した。
○:傷が付かなかった。
△:僅かに傷が付いた。
×:傷が多数付いた。
[耐熱性]
ISO4211−3のドライヒート試験に従って評価した。
【0032】
【表1】

【0033】
化粧層を構成する樹脂をポリプロピレンとした実施例1の化粧シートでは、耐擦傷性および耐熱性に優れていた。また、実施例1の化粧シートは、着色ポリプロピレン層と透明非着色ポリプロピレン層の積層体であるため、意匠性に深みを有していた。
化粧層を構成する樹脂をポリエチレンテレフタレートとした比較例1の化粧シートでは、耐擦傷性および耐熱性に劣っていた。
化粧層を構成する樹脂をポリ塩化ビニルとした比較例2の化粧シートも、耐擦傷性および耐熱性に劣っていた。
【符号の説明】
【0034】
1,2 化粧シート
10 基材
20 接着剤層
30 化粧層
31 透明非着色ポリプロピレン層
32 着色ポリプロピレン層
33 印刷層
34 接着剤層
40 ハードコート層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧層と、該化粧層の片面側の最表に設けられたハードコート層と、前記化粧層と前記ハードコート層との間に設けられた、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる基材とを備え、
前記化粧層は、着色ポリプロピレン層および透明非着色ポリプロピレン層を有することを特徴とする天板用化粧シート。
【請求項2】
前記着色ポリプロピレン層の基材側の面に印刷層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の天板用化粧シート。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−206349(P2012−206349A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−73406(P2011−73406)
【出願日】平成23年3月29日(2011.3.29)
【出願人】(000106726)シーアイ化成株式会社 (267)
【Fターム(参考)】