説明

安全コントローラ

【課題】ロックアウト出力を迅速に解除する。
【解決手段】安全センサ40の出力ラインL1、L2が接続されるセンサ用入力端子X1、X2と、リセット入力を受け付けるリセット用入力端子X1、X2と、装置の異常の有無を判定する判定部30と、前記異常が有る場合には、制御対象の機器に対してロックアウト出力を行う出力部30と、を備えた安全コントローラ20であって、前記判定部30は、前記ロックアウト出力中に前記リセット入力があった場合には、前記異常の有無を再判定すると共に、前記出力部30は、前記再判定にて異常なしと判定される場合には、前記ロックアウト出力を自動解除して、前記制御対象の機器に対して前記安全センサ40の出力に応答した応答出力を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、安全コントローラに関する。
【背景技術】
【0002】
安全コントローラは安全センサと共に、いわゆる安全回路を構成するものであり、安全センサからの出力に基づいて安全状態を監視し、安全が確保されている状態の時のみ、制御対象となる設備(例えば、工作機械などの機械設備)に稼働を許可する制御信号を与える。この種の安全コントローラはたとえば、下記特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−157667号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような安全コントローラは保安上の観点からロックアウト機能を備えている。ロックアウト機能とは、たとえば、安全センサの誤接続などセンサ側の出力に異常が見られた場合に、制御対象となる設備に対する出力を遮断(以下、ロックアウト出力と呼ぶ)するものである。ところで、ロックアウト出力を解除するには、通常、安全コントローラ自身の電源を再投入しなければならない。そのため、電源の再投入が簡単に行えないなど設備によっては、ロックアウト出力を復旧して通常の出力状態に戻すのに時間が掛かることがある。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ロックアウト出力の解除を、手間なく迅速に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、センサの出力ラインが接続されるセンサ用入力部と、トリガー入力を受け付けるトリガー用入力部と、装置の異常の有無を判定する判定部と、前記トリガー用入力部が前記トリガー入力を受け付けることを条件に、前記制御対象の機器に対して前記センサの出力に応答した応答出力を行う一方、前記異常が有る場合には、制御対象の機器に対してロックアウト出力を行う出力部と、を備えた安全コントローラであって、前記判定部は、前記ロックアウト出力中に前記トリガー入力があった場合には、前記異常の有無を再判定すると共に、前記出力部は、前記再判定にて異常なしと判定される場合には、前記ロックアウト出力を自動解除して、前記制御対象の機器に対して前記センサの出力に応答した応答出力を行うところに特徴を有する。
【0007】
この発明の実施態様として、以下の構成とすることが好ましい。
前記判定部にて異常が検出されることを条件に、異常が検出されたことを表示する表示手段を備える。このようにすれば、オペレータに異常があったことを知らせることが可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、トリガー入力があれば、機器の異常の有無が再判定され、異常なしと判定される場合には、出力部がロックアウト出力を自動解除する。そのため、ロックアウト出力を手間なく迅速に解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施形態に係る安全コントローラのブロック図
【図2】(a)安全コントローラの第一入力端子の電圧レベルをまとめた図表(正常時) (b)安全コントローラの第一入力端子の電圧レベルをまとめた図表(故障発生時)
【図3】安全コントローラにより実行される起動シーケンスの手順を示すフローチャート図
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態を図1ないし図3によって説明する。
1.安全コントローラの電気的構成
安全コントローラ20は、作業者の安全が確保されたときに限って安全出力を行うことで、工場作業者の安全を確保するものである。尚、この実施形態では、安全コントローラ20を自動車の組み立てラインに使用したケースを例示するものである。
【0011】
図1に示すように、安全コントローラ20は制御部(本発明の「判定部」、「出力部」に相当)30と、電源端子Vと、グランド端子Gと、S1〜S2の2つのセンサ用入力端子と、X1〜X2の2つのリセット用入力端子と、中継用電源端子Vaと、出力端子OUT1と、表示部(本発明の「表示手段」に相当する)60を備えている。
【0012】
センサ用入力端子S1、S2は本発明のセンサ用入力部に相当するものであり、各センサ用入力端子S1、S2には、安全センサ(本発明の「センサ」に相当)40の出力ラインL1、L2がそれぞれ接続されている。具体的に説明すると、安全センサ40は、例えば、自動車組み立てラインにおいて安全領域と危険領域の境界に設置されて、境界を通過する物体を検出するものである。
【0013】
係る安全センサ40は多光軸式の光電センサであり、検出素子に投光素子(図略)とこの投光素子と検出光軸を構成する受光素子(図略)を備えている。安全センサ40の主回路41は、検出素子により構成される各検出光軸の入光/遮光を検出するものである。そして、主回路41の出力段には出力用トランジスタTR1と、出力用トランジスタTR2とが設けられている。
【0014】
両出力用トランジスタTR1、TR2は、いずれもNPN型のトランジスタであり、エミッタコモンとなっている。そして、出力用トランジスタTR1のコレクタが出力ラインL1を通じて安全コントローラ20のセンサ用入力端子S1に接続され、出力用トランジスタTR2のコレクタが出力ラインL2を通じて安全コントローラ20のセンサ用入力端子S2に接続されている。このように、主回路41の出力は2系統の出力構成となっており、これら2つの出力系統を使用して、各検出光軸の入光/遮光のデータを出力する。
【0015】
また、主回路41の電源端子Vbは安全コントローラ20の中継用電源端子Vaに接続されており、主回路41は安全コントローラ20から電源供給される構成となっている。また、安全センサ40には、バックアップ電源45が設けられている。バックアップ電源45は、主回路41をバックアップするものである。主回路41はバックアップ中、出力用トランジスタTR1と出力用トランジスタTR2のいずれか一方についてのみ出力を行い、他側については出力を停止するように働く。尚、この実施形態では、バックアップ中、出力用トランジスタTR1はOFF(出力停止)状態となり、出力用トランジスタTR2がON(出力)状態になるものとする。
【0016】
安全コントローラ20の説明に戻ると、リセット用入力端子X1〜X2は本発明のトリガー用入力部に相当するものであり、手動リセット入力を受け付ける機能を担う。具体的に説明すると、これら端子X1、X2間には、手動リセット入力(トリガー入力)を行うための手動リセットスイッチSWが接続されている。手動リセットスイッチSWは、組み立てラインの設備(図略)を稼働させるスタートスイッチとして機能するものであり、オペレータ(ラインオペレータ)によって手動操作される。
【0017】
手動リセットスイッチSWが操作されていない状態では、接点が開放状態になることから、両端子X1、X2は非導通状態となる。これに対して、手動リセットスイッチSWが、オペレータにより手動オン操作されると、接点が閉じることから端子X1、X2は導通状態となる。
【0018】
制御部30は、両端子X1、X2の導通チェックを定期的に行っており、両端子X1、X2が非導通状態から導通状態に切り換ることをもって、手動リセット入力を認識することが出来る。
【0019】
制御部30は、上記した手動リセット入力があることを条件(いわゆるトリガー)に、安全センサ40の検出結果に応答した応答出力を出力端子OUT1を通じて行う。ここでいう、応答出力とは、安全センサ40にて安全状態が確認できている場合(すなわち、検出光軸を横切る物体が検出されていない場合)に限り、制御対象となる機器に対して作動を許可する安全出力を行うものである。そして、安全センサ40により安全が確認出来ない場合(検出光軸を横切る物体が検出された場合)には、制御対象となる機器に対して作動を禁止する出力を行う。尚、制御対象となる機器とは、例えば自動車組み立てラインを構成するライン設備(コンベア、溶接ロボットなど)を挙げることが出来る。
【0020】
また、本制御部30は以下説明するように、装置の異常(具体的には、安全コントローラ20に対する安全センサ40の接続状態について異常)の有無を判定する判定機能を備えており、異常が発見された場合には、ロックアウト出力を行う構成となっている。
【0021】
2.安全コントローラ20による判定動作とロックアウト出力
既に説明したように、安全センサ40は、出力用トランジスタTR1と出力用トランジスタTR2の2つの出力系統を備えており、正しくは、出力用トランジスタTR1のコレクタが出力ラインL1を通じて安全コントローラ20のセンサ用入力端子S1に接続され、出力用トランジスタTR2のコレクタが出力ラインL2を通じて安全コントローラ20のセンサ用入力端子S2に接続される。しかし、これが次のように逆接続されること、すなわち出力用トランジスタTR1のコレクタが安全コントローラ20のセンサ用入力端子S2に接続され、出力用トランジスタTR2のコレクタが安全コントローラ20のセンサ用入力端子S1に接続されることがある。
【0022】
本安全コントローラ20は、制御部30にて次の判定処理を行うことで、安全センサ40の接続状態について上記した逆接続(誤接続)の有無を判定することができる。
【0023】
判定処理は、中継用電源端子Vaの出力を一時的に停止させ、そのときのセンサ用入力端子S1の電圧レベルと、センサ用入力端子S2の電圧レベルをそれぞれチェックするものである。
【0024】
安全センサ40の主回路41は安全コントローラ20からの電源供給が停止すると、バックアップ電源45にてバックアップされる。このバックアップを受ける間、主回路41は出力用トランジスタTR1をOFFさせ、出力用トランジスタTR2のみONにする。
【0025】
従って、安全センサ40の出力ラインL1、L2が安全コントローラ20の各センサ用入力端子S1、S2に正しく接続されていれば、センサ用入力端子S1はHレベル(ハイレベル)になり、センサ用入力端子S2はLレベル(ロウレベル)になる(図2の(a)参照)。
【0026】
一方、安全センサ40の出力ラインL1、L2が、安全コントローラ20のセンサ用入力端子S1、S2に逆接続されていれば、センサ用入力端子S1はLレベル(ロウレベル)になり、センサ用入力端子S2はHレベル(ハイレベル)になる(図2の(b)参照)。
【0027】
このように、センサ用入力端子S1、S2の電圧レベルのパターンから、安全センサ40の接続状態の正否(接続異常の有無)を判定できる(判定処理)。そして、判定で異常が検出された場合には、表示部60に異常が検出されたことが表示されるようになっている。尚、この判定処理は例えば、安全コントローラ20の電源スイッチを入れた直後、又は安全コントローラ20に対して安全センサ40が接続された直後に行われる。
【0028】
そして、制御部30は、安全センサ40に接続異常があると判定した場合には、ロックアウト出力を行う。ロックアウト出力とは、出力端子OUT1を通じた出力を遮断するものである。尚、出力が遮断された状態では、制御対象となるラインの設備は作動許可を得ることが出来ないから、自動車組み立てラインは停止状態となる。
【0029】
また、このものでは、出力がロックアウト出力である場合には、安全コントローラ20に設けられたメモリ35に対して、その情報がフラグなどにて記憶される構成となっている。
【0030】
そして、本安全コントローラ20は、次に説明する起動シーケンスに安全センサ40の接続状態を再判定する処理を組み込んでおり、再判定で接続異常なしと判定されれば、ロックアウト出力を自動解除するようになっている。
【0031】
3.安全コントローラ20により実行される起動シーケンス
ここでは、安全コントローラ20に対して安全センサ40が誤接続されており、安全コントローラ20の出力がロックアウト出力にある状態で、起動シーケンスが実行された場合を例にとって説明する。
【0032】
起動シーケンスがスタートすると、まず、手動リセット入力を待つ待機状態になる(S10)。この待機状態では、制御部30によりリセット用入力端子X1、X2の導通チェックが定期的に実行されることとなる。
【0033】
そして、オペレータにより手動リセットスイッチSWが手動操作されると、リセット用入力端子X1、X2が非導通状態から導通状態に切り換る。これにより、手動リセット入力が制御部30にて認識され、処理は次のS20に移行する。
【0034】
S20では、制御部30にて、安全コントローラ20の出力状態を判定する処理が実行される。具体的には、メモリ35にアクセスして記憶されたフラグを読み出し、出力状態がロックアウト出力かどうか判定される。ここでは、安全コントローラ20の出力はロックアウト出力であるから、S20では制御部30によりYESの判定がされ、次にS30の処理が行われる。
【0035】
S30では、制御部30にて安全センサ40の接続状態が再判定される。すなわち、上記したように中継用電源端子Vaの出力を一時的に停止させ、そのときのセンサ用入力端子S1の電圧レベルと、センサ用入力端子S2の電圧レベルがチェックされる。
【0036】
そして、入力端子S1、S2の電圧レベルから、安全センサ40の接続状態の正否が判定される。正常であれば、YES判定され、異常と判定される場合にはNO判定される。
【0037】
ここでは、安全センサ40は安全コントローラ20に対して誤接続されており、入力端子S1、S2の電圧レベルは図2の(b)のパターンになるから、S30ではNO判定され、処理はS35に移る。S35では、ロックアウト出力が継続され、これにて一連の起動シーケンスは終了する。このように、安全センサ40が誤接続されている場合には、ロックアウト出力が継続され、ラインは停止状態になる。
【0038】
さて、ロックアウト出力を解消するには、オペレータは安全センサ40の誤接続を正しい接続に直す必要がある。そして、安全コントローラ20に対する安全センサ40の結線を修正する修正作業が完了したら、後は、起動シーケンスを実行するべく、手動リセットスイッチSWを操作してやれば、以下、説明するようにロックアウト出力が自動的に解消される。
【0039】
この場合、S10にて手動リセット入力が認識されると、次にS20の判定処理が実行されることとなる。この段階では、安全コントローラ20の出力状態は依然としてロックアウト出力の状態にあるので、S20ではYES判定され、処理はS30に移る。
【0040】
S30では、制御部30により安全センサ40の接続状態が再判定される。具体的には、中継用電源端子Vaの出力を一時的に停止させ、入力端子S1の電圧レベルと、入力端子S2の電圧レベルがチェックされる。ここでは、安全センサ40は正しい接続に修正されているので、各入力端子S1、S2の電圧レベルは図2の(a)のパターンになる。そのため、S30ではYES判定され、処理はS40に移る。
【0041】
S40では、制御部30によりロックアウト出力を自動解除して安全コントローラ20の出力を応答出力に切り替える処理が行われ、また、これと並行してメモリ35の記憶内容もロックアウト出力から応答出力に書き換えられる(具体的には、フラグが書き換えられる)。これにて、一連の起動シーケンスは終了する。
【0042】
そして、応答出力に切り変わった安全コントローラ20は、安全センサ40にて安全状態が確認できている場合(すなわち、光軸を横切る物体が検出されていない場合)には、制御対象となる機器に対して作動を許可する安全出力を行う。そして、安全センサ40により安全が確認出来ない場合(光軸を横切る物体が検出された場合)には、制御対象となる機器に対して作動を禁止する出力を行う。
【0043】
以上説明したように、本安全コントローラ20では、手動リセット入力があれば、安全センサ40の接続状態について異常の有無が再判定され、そこで異常なしと判定される場合には、制御部30がロックアウト出力を自動解除する。そのため、ロックアウト出力を手間なく迅速に解除することができる。
【0044】
また、参考までに説明しておくと、当初から安全センサ40が正しく接続されているケースであれば、S20の判定処理を行ったときに、NO判定される。この場合、処理はS25に移行して、応答出力が行われる。
【0045】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0046】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0047】
(1)上記実施形態では、安全センサ40の一例に多光軸光電センサを例示したが、安全確保の目的に使用されるセンサ、例えば、漏液センサ、圧力センサなどにも適用することが可能であり、安全センサは本実施形態の例に限定されるものではない。また、コントローラの出力対象も工場のライン設備の他への適用が可能である。
【0048】
(2)上記実施形態では、装置の異常の一例として、安全センサの出力ラインの誤接続を例示し、その有無を判定する構成を示した。装置の異常は、このような出力ラインの誤接続の他にも、安全コントローラ自体の異常(内部異常)を対象としてもよく、この場合であれば制御部にて回路の状態を自己診断することにより、内部異常の有無を判定すればよい。また、装置の異常をして複数(例えば、出力ラインの誤接続と、安全コントローラの内部異常の診断の双方)を判定してもよく、この場合、異常のカテゴリに応じて異なるエラー表示を行うと、ユーザが異常の種別を容易に特定できる。
【符号の説明】
【0049】
20…安全コントローラ
30…制御部(本発明の「判定部」、「出力部」に相当する)
40…安全センサ(本発明の「センサ」に相当する)
60…表示部(本発明の「表示手段」に相当する)
TR1…出力用トランジスタ
TR2…出力用トランジスタ
S1…センサ用入力端子(本発明の「センサ用入力部」に相当する)
S2…センサ用入力端子(本発明の「センサ用入力部」に相当する)
SW…手動リセットスイッチ
X1…リセット用入力端子(本発明の「トリガー用入力部」に相当する)
X2…リセット用入力端子(本発明の「トリガー用入力部」に相当する)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
センサの出力ラインが接続されるセンサ用入力部と、
トリガー入力を受け付けるトリガー用入力部と、
装置の異常の有無を判定する判定部と、
前記トリガー用入力部が前記トリガー入力を受け付けることを条件に、前記制御対象の機器に対して前記センサの出力に応答した応答出力を行う一方、前記異常が有る場合には、制御対象の機器に対してロックアウト出力を行う出力部と、を備えた安全コントローラであって、
前記判定部は、前記ロックアウト出力中に前記トリガー入力があった場合には、前記異常の有無を再判定すると共に、
前記出力部は、前記再判定にて異常なしと判定される場合には、前記ロックアウト出力を自動解除して、前記制御対象の機器に対して前記センサの出力に応答した応答出力を行うことを特徴とする安全コントローラ。
【請求項2】
前記判定部にて異常が検出されることを条件に、異常が検出されたことを表示する表示手段を備えることを特徴とする安全コントローラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−215960(P2011−215960A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−84430(P2010−84430)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(000106221)パナソニック電工SUNX株式会社 (578)
【Fターム(参考)】