説明

容器用のパッケージ

パッケージ(200)は、カートン(150)と、カートンの底部パネル(30)を通って延在する容器(170)によって形成される。係合された上下部のストラット対(81、101)と、カートン側壁(20、40)内のブレース開口部(22、42)とによって、カートンの内側に収容された容器が保持される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本技術分野は、容器を収容するためのカートン、およびそれらから形成されるパッケージに関する。
【背景技術】
【0002】
容器の上部を係合して固定するためのカートンは既知のものである。容器は、一般的に、カートンの底部パネル内の開口部を通して挿入され、容器の放射状に突出した部分を係合することによって固定される。このようなカートンは、Bakxへの米国特許第6,223,892号に開示されている。しかし、従来のカートンは、容器を確実に保持することができないか、または従来技術で認識されている他の要件を満たすことができない場合がある。
【発明の開示】
【0003】
本発明の第1の側面によれは、パッケージは、その中に収容された複数の容器を有するカートンを備える。カートンは、上部パネルと、底部パネルと、第1の側パネルと、第2の側パネルと、底部パネルから第1の横列に沿って延在する複数の上部ストラットであって、それぞれのストラットが、第1の上部ストラットセクションと第2の上部ストラットセクションとを備える複数の上部ストラットと、底部パネルから第2の横列に沿って延在する複数の下部ストラットであって、それぞれの下部ストラットが、第1の下部ストラットセクションと第2の下部ストラットセクションとを備える複数の下部ストラットとを備える。容器は、上部ストラットセクションの横列に隣接して配列された容器開口部の第1の横列と、下部ストラットセクションの横列に隣接して配列された容器開口部の第2の横列との内側で受ける。それぞれの第1の上部ストラットセクションは、第1の横列内の容器のフランジの下面と、第2の横列内の隣接した容器のフランジの下面とに接触する。それぞれの第1の下部ストラットセクションは、例えば、フランジと接触させず、タブによって固定することが可能である。
【0004】
本発明の第2の側面によれば、カートンの側パネルは、容器フランジの一部が通って延在するブレース開口部を含むことができる。ブレース開口部は、容器フランジの下面を支持する下部ブレース縁部を有する。カートンの組み立て中に、カートンのブランクは、容器の上部周辺を密に包んで容器をカートンの内側に保持することができる。
【0005】
本発明の上述の側面および下述の側面によれば、ブレース開口部および係合された上下のストラットは、容器が容器開口部を介して不注意に下方に引っ張られないようにし、また、カートンの内側に収容された容器の過度の動きまたは回転を防ぐ役目をする。
【0006】
本発明の他の側面、特徴、および詳細は、図面とともに用いられる以下の説明を参照することによって、また添付の特許請求の範囲からより適切に理解されよう。
一般的な方法に従って、図面の種々の特徴は、必ずしも一定の比率で描画されているわけではない。図面内の種々の特徴の寸法および要素は、本発明の実施形態をより明確に示すように、拡大または縮小される場合がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本実施態様は、容器へ取り付けるカートンを対象とする。カートンは、容器の上部を係合してこれを固定し、パッケージを形成する。
【0008】
図1は、カートンまたはキャリア150の形成に使用されるブランク8の平面図である。カートンまたはキャリア150は、図6に組み立てた状態で示されており、容器170の上部に取り付けられ、パッケージ200を形成する。図1を参照すると、ブランク8は、第1の横折り目線21において第1の側パネル20に折り畳み可能に接続された上部パネル10と、第2の横折り目線31において第1の側パネル20に折り畳み可能に接続された底部パネル30と、第3の横折り目線41において底部パネル30に折り畳み可能に接続された第2の側パネル40と、第4の横折り目線51において第2の側パネル40に折り畳み可能に接続された接着パネル50とを備える。
【0009】
ブランク8内の横折り目線21、31、41、および51は、より具体的には、その周囲においてブランクを折り畳むことが可能な、ウィークネス(weakness)またはディスラプション(disruption)線と称することができる。折り目線21、31、41、および51のそれぞれは、例えば、1つ以上の場所で中断させることが可能であり、ブランク8の横方向にわたって連続させる必要はない。1つ以上の切れ目を、例えば、横折り目線21、31、41、および51のそれぞれに沿って設けることが可能である。図1に示される例示的な実施形態では、横折り目線21、31、41、および51は、その切れ目が折り目線におけるブランク8の折り畳みを容易にする、切れ目/折り目(crease)線である。折り目線21、31、41、および51に沿って複数の切れ目を形成することが可能であり、切れ目の数および長さは、例えば、ブランク8の形成に使用される材料の規格および剛性に従って選択することが可能である。切れ目は、部分的切れ目(例、キスカット)、またはブランク8の厚さ全体を通って延在する100%の切れ目とすることが可能である。
【0010】
底部パネル30は、複数の第1の容器受けパターン80と、複数の第2の容器受けパターン100とを含む。第1の容器受けパターン80は第1の横列内に配列され、第2の容器受けパターン100は第2の横列内に配列される。それぞれの容器受けパターン80および100は、容器170の上部がカートン150の内側に保持されるように形成およびサイズ設定される。例示的な実施形態では、6つの容器170を組み立てたカートン150内に収容して、2×3のパッケージを形成できるように、3つの縦列のパターン80および100が、底部パネル30内に形成される。2×2、2×4、または2×5などのような他のパッケージ構成も本発明の範囲内である。
【0011】
それぞれの第1の容器受けパターン80は上部ストラット81を画定し、それぞれの第2の容器受けパターン100は下部ストラット101を画定する。それぞれの上部ストラット81は、完成したカートン150内で、隣接した下部ストラット101と係合可能である。それぞれの上部ストラット81は、横折り目線82において折り畳み可能に接続された、第1および第2の上部ストラットセクション84および86を含む。第1の上部ストラットセクション84は、容器170の上部を係合するように形成および寸法設計された、凹状の湾曲した遠位縁部88を有する。それぞれの下部ストラット101は、横折り目線102において折り畳み可能に接続された、第1および第2の下部ストラットセクション104および106を含む。上部ストラット81はタブ受け開口部90を含み、下部ストラット101は第1の下部ストラットセクション104の遠位端から延在するタブ114を含む。タブ114は、組み立てたカートン150内のタブ受け開口部90の内側で受けるようにサイズ設定される。
【0012】
第1の側パネル20は、第1のブレース開口部22を含む。第1のブレース開口部22の数は、容器受けパターン80および100の縦列の数に対応させることが可能である。図2も参照すると、それぞれのブレース開口部22は、第1の容器受けパターン80から形成された隣接する第1の容器開口部85の内側に保持された、容器170の上部フランジ部175を受けるように構成される。第1のブレース開口部22は、第1の横折り目線21および第1の側パネル20からの切れ目に、またはこれに隣接した下部ブレース縁部24を有する。第2の側パネル40は、第2の容器受けパターン100から形成された第1の容器開口部105の内側で受ける、容器170の上部フランジ部175を受けるように構成された第2のブレース開口部42を含む。第2のブレース開口部42の数も、容器受けパターン80および100の縦列の数に対応させることが可能である。第2のブレース開口部42は、第2の側パネル40から切り取った下部ブレース縁部44を有する。パターン80および100、および開口部22および42は、図1のように、3つの縦列に配列される。左から右に、それぞれの縦列は、整列した開口部22、パターン80、パターン100、および開口部42を含む。
【0013】
カートン150を組み立ててパッケージ200を形成する例示的な方法を、図2乃至6を参照して下述する。
【0014】
図2は、カートン150の組み立てステップおよび容器170への初期の取り付けの斜視図である。容器170の上部(それらのフランジ175を含む)は、第1および第2の容器受けパターン80および100を通して挿入される。容器170の挿入は、第1および第2の容器受けパターン80および100において、それぞれ第1および第2の容器開口部85および105を開く役目をすることが可能である。容器開口部85および105は、例えば、容器170の外側の形状に概ね適合することが可能なそれぞれの端部に、湾曲したまたは円弧状の側壁を有することが可能である。図2では、上下のストラット81および101は、底部パネル30から概ね上方へ延在する。
【0015】
図3を参照すると、下部ストラット101は、第1の下部ストラットセクション104の遠位端から延在するタブ114が、上部ストラット81内のタブ受け開口部90内に延在するように、折り目線102で折り畳まれる。第1の下部ストラットセクション104は、現在、底部パネル30に略平行に延在している。第2の下部ストラットセクション106は、第1の下部ストラットセクション104が折り畳まれて、タブ受け開口部90に係合されたときに、ある程度の角度まで変形させることが可能であるが、その他の場合は略直立状態である。
【0016】
図4を参照すると、上部ストラット81の第1の上部ストラットセクション84は、折り目線82において折り畳まれる。第1の上部ストラットセクション84は、現在、底部パネル30に略平行に延在している。第2の上部ストラットセクション86は、第1の上部ストラットセクション84が折り畳まれて、フランジ175と係合されたときに、ある程度の角度まで変形させることが可能であるが、その他の場合は略直立状態である。折り目線82に隣接した第1の上部ストラットセクション84は、容器開口部85の第1の横列内に配置された、容器170のフランジ175の下面をそれぞれ係合することが可能である。それぞれの第1の上部ストラットセクション84の対向端の湾曲した遠位縁部88は、容器開口部105の第2の横列に配置された、隣接した容器170の容器フランジ175の下面を係合する。上部ストラット81内のタブ受け開口部90を通って延在するタブ114(図3に示す)は、第1の下部ストラットセクション104を適所に固定する。第1の下部ストラットセクション104および/または第2の下部ストラットセクション106は、容器フランジ175と接触しないままにすることが可能である。
【0017】
図5を参照すると、接着パネル50は、容器開口部105の第2の横列の内側に配置された、容器170の上部の上に延在するように、横折り目線51周辺で折り畳まれる。次いで、上部パネル10を、上部パネルの下面が、図6に示されるように、接着パネル50に接着または固定することができるように、横折り目線21の周辺で折り畳むことが可能である。
【0018】
図6を参照すると、カートン150は、容器170の上部を固定してパッケージ200を形成する。容器170のフランジ175が、側パネル20および40内のブレース開口部22および42を通って延在し、これらによって保持されるように、カートン150を閉じたときに、上部パネル50および接着パネル10を互いに閉じて比較的密に接合することができる。したがって、容器フランジ175の下面は、ブレース縁部24および44に確実に係合される。係合された隣接した上下のストラット対81および101は、カートン150の内側でフランジ175の下面を支持する。
【0019】
上述の実施形態によれば、容器170は、側パネル内のブレース開口部22および42によって、また、カートン内部の係合されたストラット対81および101によって確実に保持される。したがって、容器170は、底部パネル30を通じた下方への引っ張りに対して安定し、また、カートン150の内部での過度の動きまたは回転に対しても安定する。
【0020】
図6に示された例示的な実施形態は、2つの横列および3つの縦列に配列された6つの容器170を収容するカートン150を示す。例えば、ブランク8の幅(図1の横方向)を広げて、下部パネル30内に更なる対向容器受けパターン80および100に形成し、また、側パネル内に対応する整列したブレース開口部22および42を形成することによって、更なる縦列を追加することが可能である。
【0021】
図6に示された例示的なパッケージは、パッケージの全幅にわたって延在し、パネル50に接着されてパッケージを閉じる上部パネル10を含む。パッケージの「上部パネル」は代替的に、例えば、第1の側パネルに折り畳み可能に接続された第1の上部パネルと、第2の側パネルに折り畳み可能に接続された第2の上部パネルとを備えることが可能である。これら2つの上部パネルは、完全にまたは部分的に重ねることができ、接着剤(例、機械的手段)によって、または他の手段によって接合することができる。
【0022】
本明細書では、「フランジ」という用語は、あらゆる放射状に突出したリム、カラー、リング、凸部、または容器の上部から延在する突出部を示す。
【0023】
本発明によるブランク8は、例えば、コーティングされた板紙および類似した材料から形成することができる。ブランクは、厚紙や硬化紙のような他の材料、または、得られるパッケージが、少なくとも概ね本明細書に記述された機能を果たせるようにするための好適な特性を有する他の材料で組み立てることもできる。
【0024】
ブランク8の内部のおよび/または外部の側面は、クレーコーティングでコーティングすることができる。クレーコーティングの上には、その後に、商品名、広告、値段コード、および他の情報または画像を印刷することが可能である。ブランクは、その後、ワニスでコーティングして、ブランク上に印刷されたあらゆる情報を保護することが可能である。ブランクはまた、例えば、ブランクの片面または両面に防湿層をコーティングまたは積層するか、または選択されたパネルまたはパネルセクションにおいて1つ以上のシート状の材料でコーティングすることが可能である。
【0025】
本発明の例示的な実施態様によれば、折り目線は、必ずしも直線ではないが、その線に沿った折り畳みを容易にする、略直線状のブランク8におけるディスラプションまたはウィークニング(weakening)とすることが可能である。より詳しくは、本発明の範囲を狭めるものではないが、折り目線は、スコア線と、折り目線と、所望のウィークネスの線に沿って、材料に部分的に、および/または完全に通って延在する切れ目または一連の切れ目と、これらの特徴の種々の組み合わせとを含む。
【0026】
上述の実施形態は、接着剤によって接着された単一または複数のパネルを有するものとして説明することが可能である。「接着剤」という用語は、カートンのパネルを適所に固定するために一般的に使用されるあらゆる種類の接着剤を包含することを意図するものである。
【0027】
本記述は、本発明を本願明細書において開示される形態に限定することを意図するものではない。また、添付の特許請求の範囲は、詳細な説明の中で明示的に定義されていなければ、別の実施形態を含むと解釈されることを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の第1の実施形態によるパッケージの形成に使用されるブランクの斜視図である。
【図2】第1のパッケージの実施形態を形成するための組み立てステップを示す図である。
【図3】第1のパッケージの実施形態を形成するための組み立てステップを示す図である。
【図4】第1のパッケージの実施形態を形成するための組み立てステップを示す図である。
【図5】第1のパッケージの実施形態を形成するための組み立てステップを示す図である。
【図6】第1のパッケージの実施形態を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パッケージにおいて、
カートンであって、
上部パネルと、
底部パネルと、
第1の側パネルと、
第2の側パネルと、
前記底部パネルから第1の横列に沿って延在する複数の上部ストラットであって、それぞれの上部ストラットが、第1の上部ストラットセクションと、第2の上部ストラットセクションとを備え、前記第2の上部ストラットセクションが、前記底部パネルに折り畳み可能に接続された複数の上部ストラットと、
前記上部ストラットの第1の横列に隣接した、前記底部パネルから第2の横列に沿って延在する複数の下部ストラットであって、それぞれの下部ストラットが、第1の下部ストラットセクションと、第2の下部ストラットセクションとを備え、前記第2の下部ストラットセクションが、前記底部パネルに折り畳み可能に接続された複数の下部ストラットと、
容器開口部の第1の横列内のそれぞれの容器開口部が、前記複数の上部ストラットのうちの1つに隣接した容器開口部の第1の横列と、
前記容器開口部の第2の横列内のそれぞれの容器開口部が、前記複数の下部ストラットのうちの1つに隣接した容器開口部の第2の横列と、を備えるカートンと、
それぞれの容器が、前記容器開口部のうちの1つに収容され、下面を備えたフランジを有する複数の容器と、を備えるパッケージであって、
それぞれの第1の上部ストラットセクションは、前記容器開口部の第1の横列内に収容された容器のフランジの下面、および前記容器開口部の第2の横列内に収容された隣接する容器のフランジの下面と接触する、パッケージ。
【請求項2】
それぞれの第1の下部ストラットセクションは、前記フランジと接触せず、それぞれの第2の下部ストラットセクションは、前記フランジと接触しない、請求項1に記載のパッケージ。
【請求項3】
前記容器開口部の第1および第2の横列は、複数の縦列に配列される、請求項1または2に記載のパッケージ。
【請求項4】
前記複数の縦列は、少なくとも3つの縦列を含む、請求項3に記載のパッケージ。
【請求項5】
それぞれの上部ストラットの第1の上部ストラットセクションは、折り目線において第2の上部ストラットに接続される、請求項1乃至4に記載のパッケージ。
【請求項6】
それぞれの下部ストラットの第1の下部ストラットセクションは、折り目線において第2の下部ストラットに接続される、請求項1乃至5に記載のパッケージ。
【請求項7】
それぞれの上部ストラットは、受け開口部を備え、それぞれの第1の下部ストラットセクションは、前記受け開口部のうちの1つを通って延在する突出部を備える、請求項6に記載のパッケージ。
【請求項8】
前記第1の側壁内の複数の第1のブレース開口部と、
前記第2の側壁内の複数の第2のブレース開口部と、をさらに備え、
それぞれの容器は、前記フランジの下面において前記ブレース開口部のうちの少なくとも1つによって支持される、請求項1乃至7に記載のパッケージ。
【請求項9】
ぞれぞれの第1の上部ストラットセクションは、凹状の湾曲した遠位縁部を有する、請求項1乃至8に記載のパッケージ。
【請求項10】
前記第2の上部ストラットセクションは、略直立状態である、請求項1乃至9に記載のパッケージ。
【請求項11】
前記第1の上部ストラットセクションは、前記底部パネルに略平行である、請求項1乃至10に記載のパッケージ。
【請求項12】
前記カートンは、開口端を備えた略管形状である、請求項1乃至11に記載のパッケージ。
【請求項13】
前記第2の側パネルに折り畳み可能に接続され、前記上部パネルに接着される接着パネルをさらに備える、請求項1乃至12に記載のパッケージ。
【請求項14】
前記容器のうちの少なくともいくつかの上部は、前記上部パネルに当接する、請求項1乃至13に記載のパッケージ。
【請求項15】
パッケージにおいて、
カートンであって、
上部パネルと、
底部パネルと、
複数の第1のブレース開口部を有する第1の側パネルと、
複数の第2のブレース開口部を有する第2の側パネルと、
前記底部パネルから第1の横列に沿って延在する複数の上部ストラットと、
前記底部パネルから第2の横列に沿って延在する複数の下部ストラットと、
それぞれの容器開口部の第1の横列が、前記複数の上部ストラットのうちの1つに隣接した容器開口部の第1の横列と、
それぞれの容器開口部の第2の横列が、前記複数の下部ストラットのうちの1つに隣接した容器開口部の第2の横列と、を備えるカートンと、
それぞれの容器が、前記容器開口部のうちの1つに収容され、下面を備えたフランジを有する複数の容器と、を備えるパッケージであって、
それぞれの容器は、前記フランジの下面において前記ブレース開口部のうちの少なくとも1つによって支持され、
それぞれの容器は、前記フランジの下面において前記ストラットのうちの少なくとも1つによって支持される、パッケージ。
【請求項16】
それぞれの上部ストラットは、第1の上部ストラットセクションと、第2の上部ストラットセクションとを備え、前記第2の上部ストラットセクションは、前記底部パネルに折り畳み可能に接続される、請求項15に記載のパッケージ。
【請求項17】
それぞれの下部ストラットは、第1の下部ストラットセクションと、第2の下部ストラットセクションとを備え、前記第2の下部ストラットセクションは、前記底部パネルに折り畳み可能に接続される、請求項15または16に記載のパッケージ。
【請求項18】
それぞれの第1の上部ストラットセクションは、前記容器開口部の第1の横列内に収容された容器のフランジの下面、および前記容器開口部の第2の横列内に収容された隣接する容器のフランジの下面と接触する、請求項17に記載のパッケージ。
【請求項19】
それぞれの第1の下部ストラットセクションは、前記フランジと接触せず、それぞれの第2の下部ストラットセクションは、前記フランジと接触しない、請求項18に記載のパッケージ。
【請求項20】
それぞれの上部ストラットの第1の上部ストラットセクションは、折り目線において第2の上部ストラットに接続され、
それぞれの下部ストラットの第1の下部ストラットセクションは、折り目線において第2の下部ストラットに接続される、請求項18に記載のパッケージ。
【請求項21】
それぞれの上部ストラットは、受け開口部を備え、それぞれの第1の下部ストラットセクションは、前記受け開口部のうちの1つを通って延在する突出部を備える、請求項20に記載のパッケージ。
【請求項22】
前記第2の上部ストラットセクションおよび前記第2の下部ストラットセクションは、略直立状態であり、
前記第1の上部ストラットセクションおよび前記第1の下部ストラットセクションは、底部パネルに略平行である、請求項18に記載のパッケージ。
【請求項23】
前記容器開口部の第1および第2の横列は、複数の縦列に配列される、請求項15乃至22に記載のパッケージ。
【請求項24】
前記カートンは、開口端を備えた略管形状である、請求項15乃至23に記載のパッケージ。
【請求項25】
前記容器の上部は、上部パネルに隣接する、請求項15乃至24に記載のパッケージ。
【請求項26】
前記第2の側パネルに折り畳み可能に接続され、前記上部パネルに接着される接着パネルをさらに備える、請求項15乃至25に記載のパッケージ。
【請求項27】
前記容器開口部の一部が湾曲している、請求項15乃至25に記載のパッケージ。
【請求項28】
ブランクにおいて、
上部パネルと、
複数の第1のブレース開口部を有する第1の側パネルと、
底部パネルと、
複数の第2のブレース開口部を有する第2の側パネルと、
前記底部パネル内の複数の第1の容器受けパターンであって、それぞれの第1の容器受けパターンが、第1の上部ストラットセクションと、前記第1の上部ストラットセクションに折り畳み可能に接続された第2の上部ストラットセクションとを画定する、複数の第1の容器受けパターンと、
前記底部パネル内の複数の第2の容器受けパターンであって、それぞれの第2の容器受けパターンが、第1の下部ストラットセクションと、前記第1の下部ストラットセクションに折り畳み可能に接続された第2の下部ストラットセクションとを画定する、複数の第2の容器受けパターンと、を備えるブランクであって、
前記第1の容器受けパターンは、第1の横列内に、少なくとも2つの縦列に配列され、前記第1のブレース開口部は、少なくとも2つの縦列内に配置され、第1のブレース開口部のそれぞれの縦列が、前記第1の容器受けパターンの縦列に整列される、ブランク。
【請求項29】
前記第2の容器受けパターンは、第2の横列内に、少なくとも2つの縦列に配列され、第2の容器受けパターンのそれぞれの縦列が、前記第1の容器受けパターンの縦列に整列され、
前記第2のブレース開口部は、少なくとも2つの縦列に配列され、第2のブレース開口部のそれぞれの縦列は、前記第1の容器受けパターンの縦列に整列される、請求項28に記載のブランク。
【請求項30】
前記第1の容器受けパターンは、少なくとも3つの縦列内に配列される、請求項28または29に記載のブランク。
【請求項31】
それぞれの上部ストラットは、受け開口部を備え、それぞれの第1の下部ストラットセクションは、前記第1の下部ストラットセクションの遠位縁部から延在する突出部を備える、請求項28乃至30に記載のブランク。
【請求項32】
前記第2の側パネルに折り畳み可能に接続された接着パネルをさらに備える、請求項28乃至31に記載のブランク。
【請求項33】
前記上部パネルは、前記第1の側パネルに折り畳み可能に接続され、前記第1の側パネルは、前記底部パネルに折り畳み可能に接続され、
前記底部パネルは、前記第2の側パネルに折り畳み可能に接続される、請求項28乃至32に記載のブランク。
【請求項34】
前記ブランクは、板紙から組み立てられる、請求項28乃至33に記載のブランク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2009−511370(P2009−511370A)
【公表日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−534716(P2008−534716)
【出願日】平成18年10月5日(2006.10.5)
【国際出願番号】PCT/US2006/039157
【国際公開番号】WO2007/044525
【国際公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】