説明

容量式湿度センサ

【課題】 感度のばらつきを低減した容量式湿度センサを提供すること。
【解決手段】 基板10上の同一平面に離間して対向配置された一対の電極31,32と、一対の電極31,32及び一対の電極間を覆うように、スクリーン印刷によって基板10上に形成され、湿度に応じて比誘電率が変化する感湿膜50とを備える容量式湿度センサ100において、感湿膜50の形成領域のうち、膜厚が略均一となる中央領域50bのみに対応して、一対の電極31,32の対向部分を設けた。従って、膜厚ばらつきが小さく、従来よりも感度ばらつきを低減することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、湿度に応じて比誘電率が変化する感湿膜を一対の電極間に介在させてなる容量式湿度センサに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、一対の電極間に、湿度に応じて比誘電率が変化する感湿膜を介在させてなる容量式湿度センサの一例として、本出願人は先に特許文献1を開示している。
【0003】
特許文献1に示す容量式湿度センサは、基板上の同一平面に、一対の電極を離間して対向するように形成し、一対の電極及び一対の電極間を覆うように、基板上に湿度に応じて比誘電率が変化する感湿膜を形成してなるものである。
【0004】
ここで、上記容量式湿度センサの製造において、構成材料である高分子材料を含むペーストをスクリーン印刷し、硬化させて感湿膜を形成すると、スピンコート法を適用した場合に必要となるフォトプロセスによるパターニングを不要とできる。すなわち、工程を簡素化することができる。また、装置を扱いやすいという利点もある。
【特許文献1】特開2002−243690号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の容量式湿度センサは、感湿膜を誘電体の一部として一対の電極によりコンデンサを構成し、このコンデンサの静電容量の変化に基づいて湿度を検出する構成である。その際、静電容量は、対向する電極間の感湿膜だけでなく、電極端部間の感湿膜の影響も受ける(所謂フリンジ容量)。また、所謂平行平板型構造の構成のものに比べて初期容量が小さいため、感度に対して感湿膜の膜厚ばらつきの影響を強く受ける。
【0006】
ところが、スクリーン印刷の場合、メッシュスクリーン(例えばステンレススクリーン)に乳剤をコートして、感湿膜の形成領域に対応したパターン孔を有するスクリーンマスクを形成する。そして、スクリーンマスクを基板上に離間してセットし、スクリーンマスク上に置かれたペーストを、スキージの圧力によりスクリーンマスクを基板に押し付けながらパターン孔を通して基板表面(電極形成面)の所定位置に転写して感湿膜を形成する。すなわち、スクリーン印刷による感湿膜形成においては、ペースト自体の条件(粘度等)と基板表面の条件(濡れ性等)だけでなく、スクリーン条件(パターン孔の大きさ(スクリーン開口度)、乳剤厚さ、スクリーンテンション等)やスキージ条件(走行速度、印圧等)の影響を受ける。特に、パターン孔周縁のスクリーンメッシュに近い領域(周縁領域)は、上記影響により膜厚にばらつきが生じ易い。
【0007】
例えば、図4(a),(b),(c)に示すように、基板110上に形成された感湿膜50は、印刷時にパターン孔周縁のスクリーンメッシュに近い領域である周縁領域50aと、周縁領域50aに囲まれた中央領域50b(図4(a)においては一点鎖線で囲まれた領域)とで膜厚が異なるものとなるが、周縁領域50aの膜厚のばらつきは中央領域50bと比べて大きくなる。尚、図4は、スクリーン印刷によって形成された感湿膜50の状態を示す図であり、(a)平面図、(b)、(c)は(a)のB−B断面における断面図である。図4(b)と図4(c)とでは条件が異なり、便宜上、図4(a)に対応させて図示している。
【0008】
従って、従来のように感湿膜に対して電極の配置を考慮しない構成であると、膜厚のばらつきによって、感度のばらつきが大きくなる恐れがある。
【0009】
本発明は上記問題点に鑑み、感度のばらつきを低減した容量式湿度センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成する為に、請求項1〜8に記載の発明は、基板と、基板上の同一平面に離間して対向配置された一対の電極と、一対の電極及び一対の電極間を覆うように、スクリーン印刷によって基板上に形成され、湿度に応じて比誘電率が変化する感湿膜と、を備える容量式湿度センサに関するものである。
【0011】
先ず、請求項1に記載のように、感湿膜の形成領域のうち、膜厚が略均一となる中央領域のみに対応して、一対の電極の対向部分を設けたことを特徴とする。
【0012】
このように本発明によると、感湿膜を誘電体の一部としてコンデンサを構成する一対の電極の対向部分を、膜厚が略均一となる中央領域のみに対応して設けたので、膜厚ばらつきが小さく、従来よりも感度ばらつきを低減することができる。
【0013】
膜厚が略均一となる中央領域は、感湿膜の形成領域の形状によって異なるが、例えば請求項2に記載のように、基板の平面方向において略円形となる。この場合、略円形とは、真円に限定されるものではなく、楕円等も含む。
【0014】
請求項3に記載のように、一対の電極が、一対の共通電極部と、各共通電極部から一方向に延び、互いに噛み合うように櫛歯状に設けられた櫛歯電極部とにより構成される場合には、櫛歯電極部を中央領域のみに対応して設ければ良い。
【0015】
共通電極部は、請求項4に記載のように、基板の平面方向において、中央領域の周縁部に沿って設けられていることが好ましい。その際、請求項5に記載のように、共通電極部を含む一対の電極の全てを、中央領域のみに対応して(中央領域内に)設けた構成としても良いし、請求項6に記載のように、共通電極部を、中央領域外に設けた構成としても良い。このような構成とすると、センサの体格を小型化することができる。特に、中央領域の周縁部に沿いつつ中央領域外に設けた構成とすると、櫛歯電極部の対向部分を大きくとれるので、感度を向上でき、且つ、センサの体格を小型化することができる。
【0016】
請求項7に記載のように、一対の電極及び一対の電極間を覆うように基板上に形成された保護膜を備え、感湿膜は保護膜上に設けられていることが好ましい。この場合、水分から電極を確実に保護することが可能となり、各電極の水分に対する耐食性が向上される。
【0017】
請求項8に記載のように、基板として半導体基板が用いられ、一対の電極は、絶縁膜を介して基板上に設けられていることが好ましい。
【0018】
基板は、ガラス基板等の絶縁基板を用いることが可能であるが、絶縁膜を備える半導体基板を用いることで、半導体プロセスによってセンサを形成することができる。従って、製造コストを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施形態における容量式湿度センサの概略構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面における断面図である。尚、図1(a)においては、便宜上、感湿膜及び保護膜下にある一対の電極を破線で図示している。
【0020】
図1(a),(b)において、符号10は基板としての半導体基板であり、本実施形態においてはシリコンから形成されている。そして、半導体基板10の上面に、絶縁膜として酸化シリコン膜20が形成されている。そして、一対の電極31,32が、酸化シリコン膜20上の同一平面において、離間して対向配置されている。
【0021】
電極31,32は、図1(a)に示されるように、それぞれの電極31,32が、共通電極部31a,32aと、この共通電極部31a,32aから一方向に延びる複数の櫛歯電極部31b,32b(本例においては各3本)とにより構成される。そして、一対の電極31,32のそれぞれの櫛歯電極部31b,32bが交互に並んで配置されるように、一対の電極31,32が配置されている。
【0022】
このように、一対の電極31,32の形状として櫛歯形状を採用することにより、電極31,32の配置面積を小さくしつつ、櫛歯電極部31b,32bが互いに対向する面積を大きくすることができる。これにより、周囲の湿度変化に伴って変化する電極31,32間の静電容量の変化量が大きくなり、容量式湿度センサ100の感度が向上する。尚、本実施形態の特徴部分である感湿膜50と電極31,32との関係については後述する。
【0023】
電極31,32は、例えばアルミ、銅、金、白金等の低抵抗金属材料を半導体基板10上に蒸着やスパッタリング等の手法によって付着させ、その後、フォトリソグラフィー処理により、櫛歯状パターンにパターニングすることによって形成される。本実施形態において、電極31,32はアルミを用いて形成されている。
【0024】
これら一対の電極31,32を覆うように、半導体基板10上に保護膜として窒化シリコン膜40が形成される。この窒化シリコン膜40は、例えばプラズマCVD法等により、半導体基板10上の各部において同じ厚さをもつように堆積形成される。但し、電極31,32に水分に対する耐食性がある場合には、保護膜(窒化シリコン膜40)を形成しなくとも良い。
【0025】
尚、図1(a)に示すように、電極31,32には、その端部に外部接続端子としてのパッド31c,32cが形成されており、当該パッド31c,32cを介して、出力を補正する補正回路や静電容量の変化量を検出するための信号処理回路等と電気的に接続されている。このパッド31c,32cは、補正回路等との接続のため露出されている必要があり、窒化シリコン膜40によっては被覆されていない。また、本実施形態においては、容量式湿度センサ100を構成する基板として半導体基板10を採用しているので、上述した補正回路等を同一基板上に形成することも可能である。
【0026】
窒化シリコン膜40の上には、一対の電極31,32及び電極31,32間を覆うように、ポリイミド系ポリマーからなる吸湿性を備えた感湿膜50が形成されている。感湿膜50は、ポリイミドの前駆体であるワニス状のポリアミド酸を所定粘度に調整して窒化シリコン膜40上にスクリーン印刷し、所定温度で加熱することにより閉環させてイミド化することにより形成される。
【0027】
このように構成される容量式湿度センサ100において、感湿膜50中に水分が浸透すると、水分は比誘電率が大きいため、その浸透した水分量に応じて、感湿膜50の比誘電率が変化する。その結果、感湿膜50を誘電体の一部として一対の電極31,32によって構成されるコンデンサの静電容量が変化する。感湿膜50内に含まれる水分量は、容量式湿度センサ100の周囲の湿度に対応するため、一対の電極31,32間の静電容量から湿度を検出することができる。
【0028】
次に、本実施形態に示す容量式湿度センサ100の特徴部分について、図1(a),(b)を用いて説明する。
【0029】
本実施形態の容量式湿度センサ100は、感湿膜50を誘電体の一部として一対の電極31,32によりコンデンサを構成し、このコンデンサの静電容量の変化に基づいて湿度を検出する構成である。その際、静電容量は、対向する電極間の感湿膜50だけでなく、電極端部(感湿膜50側の端面)間の感湿膜50の影響も受ける(所謂フリンジ容量)。また、所謂平行平板型構造の構成のものに比べて初期容量が小さいため、感度に対して感湿膜50の膜厚ばらつきの影響を強く受ける。
【0030】
また、感湿膜50はスクリーン印刷法を適用して形成される。従って、印刷時にパターン孔周縁のスクリーンメッシュに近い領域である周縁領域50aと、周縁領域50aに囲まれた中央領域50b(図1(a)においては一点鎖線で囲まれた領域)とでは膜厚が異なる。また、周縁領域50aは中央領域50bと比べて膜厚にばらつきが生じ易い。
【0031】
そこで、本実施形態においては、図1(a)に示すように、感湿膜50を誘電体の一部としてコンデンサを構成する電極31,32の櫛歯電極部31b,32bの対向部分を、膜厚のばらつきが大きい周縁領域50aにはコンデンサを構成する櫛歯電極部31b,32bの対向部分を配置せず、膜厚が略均一で膜厚のばらつきが小さい中央領域50bのみに対応して設ける構成とした。従って、感度ばらつきを低減することができる。
【0032】
尚、本実施形態においては、形成領域を740μm角の矩形状とし、感湿膜50の膜厚の狙い値を7μmとして、ペーストの粘度50Pa・sで印刷した。そして、狙い値に対して誤差20%以下の領域を中央領域50bとした。その結果、中央領域50bは図1(a)に示すように略円形(一点鎖線の領域)となった。そこで、櫛歯電極部31b,32bの全体を中央領域50bのみに対応して設け、コンデンサを構成する対向部分を限られた範囲でできるだけ大きくとる構成とするとともに、図1(a)に示すように、共通電極部31a,32aを中央領域50bの周縁部(図1(a)の一点鎖線部分)形状に沿う円弧状とし、内周側を中央領域50bの周縁部と重なるように中央領域50b外に設けた。従って、感度を向上でき、且つ、センサの体格を小型化することができる。
【0033】
この場合、感湿膜50の周縁領域50aに対応する部位に回路部を設ければ、回路部が一体化されたセンサの体格を小型化することができる。
【0034】
尚、中央領域50bは、個々の条件において感度ばらつきが所定値(例えばセンサ仕様)を満足するように設定されれば良く、例えば狙い膜厚が3μm以上6μm未満の場合、狙い値に対して誤差5%以下、好ましくは3%以下の膜厚範囲を中央領域50bとし、6μm以上8μm未満の場合、狙い値に対して誤差20%以下、好ましくは10%以下の膜厚範囲を中央領域50bとすれば良い。
【0035】
また、本実施形態において、感湿膜50の中央領域50bが略円形(真円)である例を示した。しかしながら、その形状は、略円形に限定されるものではない。また、略円形は真円に限定されず、楕円等であっても良い。同様に、共通電極部31a,32aの形状も円弧状に限定されるものではない。例えば、感湿膜50の中央領域50bの周縁部形状(外周形状)に合わせて、周縁部に沿う形状とすれば良い。
【0036】
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、種々変更して実施することができる。
【0037】
本実施形態において、シリコンからなる半導体基板10を基板として採用し、絶縁膜20を介して、半導体基板10上に電極31,32が形成される例を示した。このように基板として半導体基板10を用いると、一般的な半導体プロセスにより、容量式湿度センサ100を形成することができるので、製造コストを低減することができる。しかしながら、基板としては、ガラス基板等の絶縁基板を適用することも可能である。
【0038】
また、本実施形態において、共通電極部31a,32aを、中央領域50bの周縁部形状に沿う円弧状とし、内周側を中央領域50bの周縁部と重なるように中央領域50b外に設ける例を示した。しかしながら、図2に示すように、中央領域50bの周縁部形状に沿う円弧状とし、外周側を中央領域50bの周縁部と重なるように中央領域50内に設けても良い。この場合、感湿膜50の周縁領域50aに対応して回路部を設ければ、回路部が一体化されたセンサの体格を小型化することができる。尚、図2は本実施形態の変形例を示す平面図である。
【0039】
さらには、共通電極部31a,32aを、必ずしも中央領域50bの周縁部形状に沿う形状(例えば円弧状)とする必要はない。電極31,32の構成としては、少なくとも一対の電極31,32の対向部分を、膜厚が略均一となる中央領域50bのみに対応して設けた構成とすれば良い。従って、図3に示すように、櫛歯電極部31b,32bの対向部分以外が中央領域50b外にも設けた構成としても良いし、共通電極部31a,32aの形状を中央領域50bの周縁部に沿わない形状としても良い。尚、図3は本実施形態の変形例を示す平面図である。
【0040】
また、本実施形態において、シリコンからなる半導体基板10を基板として採用し、絶縁膜20を介して、半導体基板10上に電極31,32が形成される例を示した。このように基板として半導体基板10を用いると、一般的な半導体プロセスにより、容量式湿度センサ100を形成することができるので、製造コストを低減することができる。しかしながら、基板としては、ガラス基板等の絶縁基板を適用することも可能である。
【0041】
尚、本実施形態において、感湿膜50の形状が矩形である例を示した。しかしながら、感湿膜50の形状は上記例に限定されるものではない。例えば、矩形以外の多角形状や、円形状としても良い。特に円形状の場合、矩形状に比べて中央領域50bの膜厚ばらつきが低減されたり、感湿膜形成領域に対する中央領域50bの割合が増加するので好ましい。しかしながら、半導体基板10に対するレイアウトでは矩形状のほうが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本実施形態における容量式湿度センサの概略構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面における断面図である。
【図2】変形例を示す平面図である。
【図3】変形例を示す平面図である。
【図4】スクリーン印刷によって形成された感湿膜の状態を示す図であり、(a)平面図、(b),(c)は(a)のB−B断面における断面図である。
【符号の説明】
【0043】
10・・・半導体基板(基板)
20・・・酸化シリコン膜(絶縁膜)
31,32・・・電極
31a,32a・・・共通電極部
31b,32b・・・櫛歯電極部
40・・・窒化シリコン膜(保護膜)
50・・・感湿膜
50a・・・周縁領域
50b・・・中央領域
100・・・容量式湿度センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板と、
前記基板上の同一平面に離間して対向配置された一対の電極と、
前記一対の電極及び前記一対の電極間を覆うように、スクリーン印刷によって前記基板上に形成され、湿度に応じて比誘電率が変化する感湿膜と、を備える容量式湿度センサにおいて、
前記感湿膜の形成領域のうち、膜厚が略均一となる中央領域のみに対応して、前記一対の電極の対向部分を設けたことを特徴とする容量式湿度センサ。
【請求項2】
前記中央領域は、前記基板の平面方向において略円形であることを特徴とする請求項1に記載の容量式湿度センサ。
【請求項3】
前記一対の電極は、一対の共通電極部と、各共通電極部から一方向に延び、互いに噛み合うように櫛歯状に設けられた櫛歯電極部とにより構成され、
前記櫛歯電極部が、前記中央領域に対応して設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容量式湿度センサ。
【請求項4】
前記基板の平面方向において、前記共通電極部は、前記中央領域の周縁部に沿って設けられていることを特徴とする請求項3に記載の容量式湿度センサ。
【請求項5】
前記共通電極部を含む前記一対の電極の全てが、前記中央領域内に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の容量式湿度センサ。
【請求項6】
前記共通電極部は、前記中央領域外に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の容量式湿度センサ。
【請求項7】
前記一対の電極及び前記一対の電極間を覆うように前記基板上に形成された保護膜を備え、
前記感湿膜は前記保護膜上に設けられていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の容量式湿度センサ。
【請求項8】
前記基板として半導体基板が用いられ、前記一対の電極は、絶縁膜を介して前記基板上に設けられていることを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の容量式湿度センサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−226728(P2006−226728A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−38252(P2005−38252)
【出願日】平成17年2月15日(2005.2.15)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【出願人】(000004695)株式会社日本自動車部品総合研究所 (1,981)
【Fターム(参考)】