説明

屋外表示システム、及び表示装置

【課題】表示装置の低消費電力化を図る。
【解決手段】
屋外表示システム100は、太陽電池1と、太陽電池1により得られた電力を蓄電する蓄電池2と、蓄電池2から電力供給を受け、コンテンツを表示する表示パネル32を有する表示装置3を備える。また、表示装置3は、コンテンツの表示を制御する制御部31、表示パネルへ光を照射するバックライト39、気圧を検出する気圧センサ41を備える。制御部31は、気圧センサ41の検出結果に応じて、バックライトの輝度制御を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外表示システム、及び表示装置に関する。特に太陽電池等の発電装置を備えており、バス停等、交通機関の停留所に用いて好適な屋外表示システムである。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルサイネージと呼ばれる、表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレイ等によって映像や情報を表示する広告媒体が登場している。これらのサイネージ端末(広告媒体)はバス停等の公共交通機関の停留所にも用いられている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2009-294284号公報(図3)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
サイネージ端末を駆動するには、当然、電力を供給する必要がある。屋外に設置する場合、電力線から電力の供給を受ける必要があるため、設置作業の他、電気工事が必要となる。これがサイネージ端末普及の障害の1つとなっている。
【0004】
そこで、サイネージ端末に太陽電池、蓄電池等を統合することにより、電力線からの電力供給を不要とすることが考えられる。しかし、夜間や雨天時は、太陽電池による発電ができない。そこで、サイネージ端末の低消費電力化が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のある態様は、屋外表示システムに関し、太陽電池と、前記太陽電池により得られた電力を蓄電する蓄電部と、該蓄電部から電力供給を受け、コンテンツを表示する表示部を有する表示装置と、気圧を検出する検出装置と、を備え、表示装置は、コンテンツを表示する表示パネル、表示パネルへ光を照射するバックライト、コンテンツの表示パネルにおける表示を制御する制御部を備え、制御部は、検出装置の検出結果に応じたバックライトの輝度制御を行う。
【0006】
本発明の他の態様は、蓄電池から電力供給を受ける表示装置に関し、コンテンツを表示する表示パネル、表示パネルへ光を照射するバックライト、コンテンツの表示パネルにおける表示を制御する制御部、制御部は、気圧に応じたバックライトの輝度制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、表示装置が、気圧センサの検出結果に基づいてバックライト等の駆動制御を行うので、低消費電力化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る屋外表示システム10の外観図である。
【0009】
屋外表示システム10は、太陽電池1、蓄電池2、表示装置3、ポスター4、ベンチ5、屋根6を有する。また表示装置3の前面側には人感センサ33、カメラセンサ34が配備され、(図示されていないが)裏面側には気圧センサ41が配備されている。
【0010】
太陽電池1は、受光した太陽光を光電変換することにより発電を行う。ここでは、太陽電池パネル等からなる太陽電池モジュール、及びインバータを総称している。太陽電池1により得られた電力は蓄電池2に蓄えられる。蓄電池2は、例えばリチウムイオンバッテリー(バッテリーパック)である。なお、太陽電池1と蓄電池2の間には、インバータや、蓄放電を制御するコントローラが介在していても良い。
【0011】
表示装置3は、液晶パネル(LCD)等の表示パネル32(後述)を備えたLCDディスプレイである。表示装置3は、外部のコンテンツサーバや放送局などから受信したコンテンツを表示する。また、バス停に設置されることに鑑み、表示装置3は、バスの路線図、バスの運行状況(例えば、バスが隣のバス停に到着した、等の運行状況)などを表示する。
【0012】
尚、本実施形態では、表示装置3は、アンテナ(後述する受信部35に含まれる)を備えており、コンテンツを無線により受信することができる。
【0013】
このように表示装置3は、太陽電池1により発電された電気により駆動し、電力線からの電力供給を受けない。表示装置3は、いわばオフグリッドで動作する。よって、電力線から電力を引き込むための電気工事が不要である。また、コンテンツを無線により受信することができるので、ネットワーク(LAN又はWAN)に接続するための有線を設置する工事も不要である。このように、本実施形態の屋外表示システム10によれば、設置工事の負担を大きく低減できるので、屋外におけるサイネージ端末の普及に資するところ大である。
【0014】
また、表示装置3の表面(画像表示部分の下方)には、人感センサ33、カメラセンサ34が配置されている。
【0015】
人感センサ33は、バス停における人物の有無を検知するためのものであり、例えば赤外線センサなどを用いる。例えば、人感センサ33により、人物がいないと判断した場合は、表示装置3は、バックライト39の照度を落とすか、バックライト39そのものをオフにする。これにより電力の低減化を図る。
【0016】
カメラセンサ34は、撮像した画像を画像処理することにより、バス停にいる人物の性別の判断を行う。例えば、バス停にいる人物が女性であると判断したら表示部には化粧品の広告が、男性であると判断したら表示部にはビールの広告が表示される。
【0017】
表示装置3の裏面側には、気圧センサ41が配置されている。気圧センサ41は外気圧を検出するためのものである。例えば雨が降る前の時間帯は、気圧が下がることが多い。雨天時は当然、太陽光は雲により遮断されるため太陽電池による発電を行うことができない。そうすると、蓄電池2に蓄電された電気は減る一方であり、場合によっては枯渇する恐れもある。そこで、本実施形態では、気圧センサ41により気圧の低下が検出された場合は、後に雨が降る可能性が高いという仮定の下、バックライト39の輝度値を通常設定よりも低めに設定する。即ち、本願発明の表示装置は、雨天になったことを検出してはじめて節電制御を行うのではなく、雨天になる可能性を予め予測して節電制御を行う点で特徴がある。これにより、更なる低消費電力化を図ることができる。
【0018】
ポスター4は、広告が印刷された光透過性の広告フィルムと、これを内側(表示面と反対側)から照射する白熱灯を有する。尚、ポスター4は、広告を表示する点では表示装置3と共通するが、表示装置3は、受信部が受信したコンテンツ内容に応じて動画として表示内容が時々刻々変化するのに対し、ポスター4は印刷物を表示し、基本的に静止画であって表示内容は変化しない点で相違する。
【0019】
ベンチ5は、バスを待つ人が座るためのものであり、表示装置3の正面側に配置される。表示装置3が、その背面が車道側となるように配置されている場合、ベンチ5に座る人物は、表示装置3に表示される広告コンテンツを見ながらバスを待つこととなる。逆に、表示装置3が、その表示面が車道を向くように配置されている場合、車道を走る乗用車の助手席、バスの乗客、又は反対側の歩道の人が広告コンテンツを視聴可能である。勿論、ベンチ5に座っている人でも、車道を背にして座れば、広告コンテンツを視聴できる。
【0020】
屋根6は、表示装置3の上方に配備されており、バスを待つ人、或いは表示装置3に対する日よけ、雨よけとして作用する。また、屋根6の上には、太陽電池1、蓄電池2が配備されるので、屋根6はこれらの設置台としての機能も果たす。なお、本実施形態では、太陽光が照射する方角を考慮し、太陽電池1の受光面は屋根6に対し若干傾斜して配置される。蓄電池2は、太陽電池1と屋根6の間に配備される。即ち、太陽電池1が屋根6に対して傾斜したことにより生じる三角柱上のスペースを利用して配備される。
【0021】
図2は、屋外表示システム10の構成を示すブロック図である。図1とも説明が一部重複するが、屋外表示システム10は、太陽電池1、蓄電池2、表示装置3を備える。表示装置3は、制御部31、表示パネル32、人感センサ33、カメラセンサ34、受信部35、蓄積部36、表示制御部37、電源回路38、バックライト39、タッチパネル40を備える。
【0022】
太陽電池1により発電した電力は、蓄電池2で蓄電される。また、太陽電池1は、発電状況を示す情報を、表示装置3へ送信する。蓄電池2は、表示装置3に対し電力を供給する。また、蓄電池2は、自身の残容量に関する情報を表示装置3へ送信する。上述のように、本実施形態の表示装置3は、電力線からの電力供給を受けることはなく、いわばオフグリッドで動作する。即ち、表示装置3の駆動に必要な電力は全て蓄電池2から供給される。したがって、太陽電池1の仕様は、表示装置3の消費電力を考慮して選択、設計される。具体的には、まず表示装置3の消費電力を考慮して、太陽電池1に必要な発電量を決定する必要がある。次に、太陽電池の発電効率を考慮して、太陽電池の大きさ(表面積)を決定する必要がある。また、夜間や雨天など、日光が照射しないケースを想定して、蓄電池2の容量を決定する必要がある。
【0023】
制御部31は、表示装置3の各部(表示パネル32〜タッチパネル40)に対する制御、各部の状態情報の収集を行う。また、収集した状態情報に応じて、各部の制御を行う。また、太陽電池1から入力される発電状況情報や、蓄電池2から入力される残容量情報も制御部31に入力される。制御部31は、CPUにより構成される。
【0024】
表示パネル32は、実際に画像の表示を行う部分であり、本実施形態の表示装置3では、液晶表示パネルが用いられている。液晶表示パネルは、表示する画像の内容に応じてパネルの各画素に対応する液晶がオン・オフ(又はその中間状態に)駆動される。
【0025】
人感センサ33は、上述のとおり、バス停における人物の有無を検知するためのものである。カメラセンサ34は、上述の通り、バス停にいる人物の性別の判断を行う目的等で設けられている。人感センサ33、カメラセンサ34は、制御部31と接続されており、これらのセンサでの検知結果は制御部31に入力される。
【0026】
受信部35は、外部のコンテンツサーバ(例えば、ASPサーバ、パソコンなど)、あるいは放送局から無線通信(例えば、WiMAX、IEEE802.11b/gなどの方式)により送信される信号を受信するアンテナと、アンテナで受信した信号に対し復調処理などを行う信号処理部などを備える。例えば、無線信号がOFDM方式により変調されて伝送された、MPEG2−TS形式の信号であれば、受信部35はOFDM復調を行い、MPEG2−TS信号を抽出する。抽出されたMPEG2−TS信号は、蓄積部36へ出力される。
【0027】
蓄積部36は、受信部35により抽出されたMPEG2−TS信号を保存する。即ち、コンテンツサーバや放送局から送信されたコンテンツを保存する。コンテンツがリアルタイムコンテンツである場合(受信したコンテンツを即時に表示パネル32で表示するような場合)、蓄積部36は、バッファメモリとして機能する。コンテンツが、ユーザの操作に応じて表示されるコンテンツ、或いは予め設定されたタイムスケジュールに基づいて表示されるコンテンツである場合、蓄積部36は、ストレージメディアとして機能する。
【0028】
表示制御部37は、表示パネル32における表示制御を行う。具体的には、表示させるコンテンツの内容に応じて、表示パネル32(液晶表示パネル)の各画素に対応する液晶の変調を行う。表示制御部37は高速な処理を必要とするため、CPUにより構成される制御部31とは別に設けられた専用のハードウエア回路により実現される。
【0029】
電源回路38は、表示装置3の各部に対し電源供給を行う。なお、表示パネル32、バックライト39における消費電力が、他の部分と比較して大きいことに鑑み、図2では、電源回路38は、表示パネル32、バックライト39に対してのみ電源供給を行うごとく記述している。しかし、実際は、電源回路38は、受信部35、蓄積部36、表示制御部37、人感センサ33、カメラセンサ34、タッチパネル40などにも電力を供給する。
【0030】
バックライト39は、表示パネル32に白色光を照射する。バックライト39は、例えば冷陰極管(CCFL)、LED光源が用いられる。本実施形態の表示装置3は、オフグリッドで使用されるため、低消費電力化が望まれている。そのため、LED光源が用いられることが好ましい。
【0031】
タッチパネル40は、表示パネル32の前面側に配置される、透明の静電容量型のタッチセンサである。このタッチパネル40はユーザからの入力を受け付ける。例えば、表示パネル32が、ユーザに三択させるためのボタン画像を表示している場合、ユーザが、タッチパネル40のボタン画像に対応する位置をタッチした場合、ユーザによる入力がなされたものとみなす。
【0032】
気圧センサ41は、上述のように気圧を検出する。気圧センサ41により検出された気圧値は制御部31へ出力される。制御部31は、この気圧値に応じてバックライト39等の制御を行う。このバックライト制御に関しては、後で詳述する。
【0033】
図3は、表示装置3による表示処理の一例を示すフローチャートである。一概に表示処理といっても、多種多様なものがある。ここでは、本発明の表示装置3に特有の処理である、気圧センサ41により検出された気圧値に応じた表示処理について説明する。
【0034】
ステップS1では、制御部31は、気圧センサ41から入力された気圧値Aの情報を確認する。続くステップS2では、気圧値Aが、所定の気圧ATH未満か否かを判定する。ATH以上である場合(ステップS2でnoと判断した場合)、気圧が十分に高く、雨が振る可能性が低いとの仮定の下、通常の輝度制御を行う。具体的には、バックライトの輝度は通常値に設定される。気圧値Aが、所定の気圧ATH未満である場合(ステップS2でyesと判断した場合)、バックライトの輝度を通常よりも低めに設定する。
【0035】
このように表示装置3は、雨天になる可能性を予測して節電制御を行うので、更なる低消費電力化を図ることができる。
【0036】
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る屋外表示システム20の構成を示すブロック図である。なお、第1実施形態の屋外表示システム10と同一の部分には同一の符号を付している。また、以下では、屋外表示システム10と相違する部分を中心に説明する。
【0037】
屋外表示システム20は、屋外表示システム10の構成に加え、コントローラ7を備えている。コントローラ7は、太陽電池1が発電した電力を、表示装置3、及び蓄電池2へ供給する。原則的に、コントローラ7は、太陽電池1が発電した電力の大部分をそのまま表示装置3へ供給する。そして、余剰電力(太陽電池1による発電電力と表示装置3の消費電力の差分電力)を蓄電池2へ供給する。また、夜間や雨天時は、コントローラ7は、蓄電池2から表示装置3へ電力供給がなされるように制御する。即ち、蓄電池2に蓄えられた電力は、コントローラ7経由で表示装置3へ伝送される。
【0038】
また、気圧センサ41で計測した気圧情報は、制御部31を介してコントローラ7へ送られる。この気圧情報を元に、コントローラ7は、表示装置3へ供給する割合と、蓄電池2に蓄電させる割合の比率を変更する。具体的には、現時点の気圧が低い場合、蓄電池2に蓄電させる割合の比率を高くする。現時点の気圧が低い場合、のちに雨天に転じる可能性が高く、雨天時に蓄電池2から表示装置3への電力供給が滞りなくできるようにするためである。
【0039】
なお、気圧センサ41で計測した気圧情報は、随時、コントローラ7へ送信するものであっても良いし、気圧が所定値よりも低くなった場合にのみコントローラ7へ送信するものでも良い。また、屋外表示システム20は、屋外表示システム10に係る表示処理(図3で示したもの)と並行して、気圧情報をコントローラ7へ送信しても良い。即ち、屋外表示システム20においては、コントローラ7が気圧情報に応じて、表示装置3と、蓄電池2への電力の供給割合を変更するのと同時に、表示装置3側でも気圧情報に応じて、バックライト39の輝度制御を行う構成であっても良い。
【0040】
以上、実施例を用いて、本発明の例を説明した。なお、これらの実施例は特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではなく、また、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0041】
例えば、表示装置3の輝度制御は上記のフローチャートに限られるものではない。昼間は太陽光とのコントラストとの関係上、表示パネル32の視認性が低下するため、バックライト39の輝度を高めに設定しても良い。逆に夜間は、周囲とのコントラストが大きくなるので、バックライト39の輝度を低めに設定しても良い。また夜間にバックライト39の輝度を低くすることは、太陽電池1が発電不能であることを考慮すると、好適な制御である。また、外気温に応じてバックライト39の輝度を変えるようにしても良い。例えば、外気温が高い場合、表示装置3内部の温度も高くなるため、表示パネル32の液晶や、各電気回路の動作に支障をきたす恐れがある。そこで、バックライト39からの発熱を抑えるために、外気温が高い場合はバックライト39の輝度を低めに設定しても良い。また、外気温が低いものの、表示装置3の筐体内部の温度が高い場合にも、バックライト39の輝度を低めに設定しても良い。
【0042】
また、制御部31は、蓄電池2から入力された残容量Rの情報に応じたバックライトの輝度制御を行っても良い。例えば、残容量Rが所定の容量RTH未満なら、現在の太陽電池1の発電量Pを確認し、発電量Pが所定の発電PTHより小さい場合は、バックライトの輝度を低めに設定するようにしても良い。逆に発電量Pが所定の発電PTHより大きい場合は通常の輝度制御としても良い。
【0043】
また、上記実施例では、人感センサ33、カメラセンサ34と2つのセンサが設けられているが、カメラセンサ34が人感センサ33の機能を兼用しても良い。即ち、赤外線により人物有無を検知する代わりに、カメラが撮像した画像から人物有無を検地するようにしても良い。
【0044】
なお、表示装置3の表示部の例として液晶表示パネルを例に説明したが、これに代えて、プラズマパネル、有機EL。また、電子ペーパー、CRT、或いは広告フィルムなどでも良い。
【0045】
また、上記実施例では、表示装置3の輝度制御は表示装置3内の制御部31が行うものとしているが、これに代えて、表示装置3とは別体の専用コントローラにより制御するものであっても良い。
【0046】
また、上記実施例では、気圧センサ41は、表示装置3の裏面側に配置されているとしているが、表示装置3の筐体内部に配置されるものでも良い。また、気圧センサ41は、表示装置3とは別体として設けられるものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】屋外表示システム10の外観図である。
【図2】屋外表示システム10の構成を示すブロック図である。
【図3】表示装置3による表示処理の一例を示すフローチャートである。
【図4】屋外表示システム20の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0048】
1 太陽電池
2 蓄電池
3 表示装置
4 ポスター
5 ベンチ
6 屋根
33 人感センサ
34 カメラセンサ
41 気圧センサ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
太陽電池と、
前記太陽電池により得られた電力を蓄電する蓄電部と、
該蓄電部から電力供給を受け、コンテンツを表示する表示部を有する表示装置と、
気圧を検出する検出装置と、
を備え、
表示装置は、
コンテンツを表示する表示パネル、
表示パネルへ光を照射するバックライト、
コンテンツの表示パネルにおける表示を制御する制御部を備え、
制御部は、検出装置の検出結果に応じたバックライトの輝度制御を行う屋外表示システム。

【請求項2】
蓄電池から電力供給を受ける表示装置であって、
コンテンツを表示する表示パネル、
表示パネルへ光を照射するバックライト、
コンテンツの表示パネルにおける表示を制御する制御部、
制御部は、気圧に応じたバックライトの輝度制御を行う、表示装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−257472(P2011−257472A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−129846(P2010−129846)
【出願日】平成22年6月7日(2010.6.7)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】