説明

展示兼用装飾包装箱

【課題】 上下二段に収納でき、上段内箱を斜上向きに支持でき、展示し易く、見易く、体裁良く展示でき、豪華な雰囲気や、重厚な印象や高級感等を与え、低コストで、緩衝効果を期待でき、収納商品や、包装箱自身を保護でき、構成簡素で、製造容易で、量産し易く、経済的な展示兼用装飾包装箱を提供する。
【解決手段】 箱基体1に箱蓋体2を揺動自在に連設した外装箱Aと、外装箱A内下部に収納できる下段内箱B1と、下段内箱B1の上に重ねられ、外装箱A内上部に収納できる上段内箱B2とからなり、収納商品20は、下段内箱B1と上段内箱B2の収容凹部13、17とに収容でき、下段内箱B1の左右側壁上部に切設した係止切欠部12に係止して、上段内箱B2を斜上向きに支持できるよう形成し、適宜裏ライナーの表面に波形の外装紙を貼り合せた外装被覆材を外装箱Aの外表面部分に貼着する。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、アメニティーグッズ類や、化粧品類や、食器類や、その他生活用品類等の適宜収納商品を、上下二段に収納できると共に、これを体裁良く展示でき、しかも、高級感が有り、豪華な雰囲気を醸し出せるように工夫した展示兼用装飾包装箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の展示兼用装飾包装箱としては、種々のものが提案されており、例えば、実用新案登録第3040479号公報に記載されているような多段重ね箱等がある。これは、外箱の内部に多数の収納箱が複数段にわたって重ねられた状態で収納されているもので、前後左右の外側壁が水平方向に展開可能な一枚の横長板紙から形成され、この横長紙板の内面に、上下方向に高さを変えると共に水平方向に位置をずらせて、複数の収納箱が段丘状に貼着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前述の如き多段重ね箱にあっては、各段の収納箱内の内容物が良く見えるように展示することはできるが、外観上の体裁が特に良いわけでもなく、高級感や、豪華な雰囲気が感じられるような特別な工夫が施されたものとなっていない難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、比較的低コストで、外観上の体裁が良く、高級感や、豪華な雰囲気が感じられるような展示兼用装飾包装箱を提供できるようにするのは勿論のこと、収納商品が展示し易く、見易く、体裁良く展示でき、加えて、収納商品の保護や、装飾包装箱自身の保護も図れ、しかも、構成が簡素で、製造容易となり、量産し易く、経済的な展示兼用装飾包装箱を提供できるようにすべく案出されたものである。
【0005】
しかして、請求項1記載の展示兼用装飾包装箱にあっては、上部が開放されている箱基体1に、ヒンジ片3を介して揺動自在に箱蓋体2を連設してなる外装箱Aと、この外装箱A内下部に収納可能となるよう形成される下段内箱B1と、この下段内箱B1の上に重ねられるよう形成されると共に、外装箱A内上部に収納可能となるよう形成される上段内箱B2とからなり、下段内箱B1の収容凹部13と、上段内箱B2の収容凹部17とに適宜収納商品20が夫々収容可能となる展示兼用装飾包装箱であって、下段内箱B1の左右側壁上部に係止切欠部12を夫々切設し、この係止切欠部12に上段内箱B2の正面壁左右下部が係止可能となるよう形成して、上段内箱B2を斜上向きに支持できるよう形成し、一方、適宜裏ライナーの表面に波形の外装紙を貼り合せてなる適宜外装被覆材を形成し、この外装被覆材を外装箱Aの適宜外表面部分に貼着する手段を採用した。
【0006】
また、請求項2記載の展示兼用装飾包装箱にあっては、前記下段内箱B1を、外装箱A内下部に内嵌可能となるよう形成される上部が開放状態の基箱10と、この基箱10内に内嵌可能となるよう形成されると共に、適宜収納商品20が収容可能な収容凹部13が設けられる商品支持体11とで構成し、前記上段内箱B2を、下段内箱B1の基箱10の上に重ねられるよう形成されると共に、外装箱A内上部に収納可能となるよう形成される上部が開放状態の基箱15と、この基箱15内に内嵌可能となるよう形成されると共に、適収納商品20が収容可能な収容凹部17が設けられる商品支持体16とで構成し、下段内箱B1の商品支持体11と上段内箱B2の商品支持体16の適宜外表面部分に、前記外装被覆材を貼着する手段を採用した。
【0007】
更に、請求項3記載の展示兼用装飾包装箱にあっては、前記外装箱Aの箱蓋体2の左右側壁、正面壁、及び背面壁の外表面に、適宜飾り帯紐5を巻装状態に貼着し、箱蓋体2の正面壁の下部中央に、飾り紐体4を固定する手段を採用した。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示例に基づいて説明する。
本考案は、例えば、アメニティーグッズ類や、化粧品類や、食器類や、その他生活用品類等の複数の適宜収納商品20を、上下二段に収納できると共に、これを体裁良く展示できるように構成した適宜紙製(或いは、適宜合成樹脂材や、適宜複合材等を利用したものであっても良い。)の展示兼用装飾包装箱である。
【0009】
そして、この展示兼用装飾包装箱は、箱基体1に箱蓋体2をヒンジ片3を介して揺動自在に装着してある外装箱Aと、この外装箱A内下部に収納可能となる下段内箱B1と、この下段内箱B1の上に重ねられると共に、外装箱A内上部に収納可能となる上段内箱B2とからなり、下段内箱B1の収容凹部13と、上段内箱B2の収容凹部17とに適数の適宜収納商品20を夫々収容できるように構成されている(図3参照)。
【0010】
更に、下段内箱B1の左右側壁上部には、係止切欠部12を夫々切設し、この係止切欠部12に上段内箱B2の正面壁左右下部が係止可能となるよう形成して、上段内箱B2を斜上向きに支持できるよう構成してある。このとき、例えば、上段内箱B2の背面壁下端部分が、開蓋状態の箱蓋体2の天壁内表面に当接して、上段内箱B2の斜上向き状態が維持される(図4参照)。尚、この上段内箱B2の斜上向き状態の維持は、上段内箱B2底壁が外装箱Aの箱基体1の背面壁の上端縁に当接することによってなされるものであっても良い(図示せず)。
【0011】
前記外装箱Aは、上部が開放されている略矩形箱状の箱基体1と、下部が開放されている略浅底矩形蓋状の箱蓋体2とからなり、箱基体1の背面壁内表面と箱蓋体2の背面壁内表面とに跨るように接着される可撓性を有する略幅広帯状のヒンジ片3によって、箱基体1の背面壁上端縁部分と箱蓋体2の背面壁下端縁部分を支点として箱蓋体2が上下方向に揺動自在となるように構成されている。ところで、箱基体1と箱蓋体2は、ある程度縁幅を大きくして、堅牢となるように形成してある。
【0012】
更に、外装箱Aの適宜外表面部分(例えば、箱基体1の底壁の内表面を除く全ての面)には、適宜裏ライナーの表面に波形の外装紙を貼り合せてなる適宜外装被覆材を貼着してある。すなわち、外装被覆材の表面に現れる複数条の湾曲凸条によって、消費者等に重厚な印象や、高級感等を与えられるようにして、外観上の体裁を著しく良くし、豪華な雰囲気を醸し出せるように外装箱Aを構成してある。更に、外装被覆材の表面に現れる複数条の湾曲凸条は、湾曲凸条自身がクッションとなって、緩衝効果が得られるように構成されている。尚、湾曲凸条内には、必要に応じて中空部を設けておき、より高い緩衝効果が得られるようにして、外装箱A自身を保護できるよう構成してあっても良い。ところで、湾曲凸条は、例えば、その向きを、縦向きとしたり、横向きとしたり、或いは、斜向きとしたり、その間隔を粗密に変化させたり、その太さを変えたり自由に設定、変更できるものである。
【0013】
前記外装箱Aの箱蓋体2の左右側壁、正面壁、及び背面壁の外表面には、例えば、リボン等の如き略細長帯状の適宜飾り帯紐5を巻装状態に貼着してある。加えて、この飾り帯紐5の表面には、例えば、ブランド名や、製品名や、模様や、図柄等を適宜表示(例えば、印刷、刺繍、その他)してある。すなわち、宣伝効果が得られ、外観上の体裁が良くなり、より豪華で、高級な雰囲気を醸し出せるように構成してある。しかも、適宜飾り帯紐5を巻装状態に貼着して、箱蓋体2自体の強度が増すように構成してある。
【0014】
また、箱蓋体2の正面壁の下端縁中央には、手指で摘むことができるような華美な適宜飾り紐体4を固定してある。すなわち、外観上の体裁が良くなり、より豪華で、高級な雰囲気を醸し出せるように構成してある。しかも、飾り紐体4を手指で摘んで、箱蓋体2を上方に簡単に揺動させることができるように構成してある。
【0015】
前記下段内箱B1は、上部が開放されている略矩形箱状の基箱10と、適宜収納商品20が収容可能な収容凹部13が設けられる商品支持体11とで構成されており、基箱10は、外装箱A内下部に内嵌可能となるよう形成され、商品支持体11は、基箱10内に着脱自在に内嵌可能となるよう形成されている。しかも、基箱10は、ある程度縁幅を大きくして、堅牢となるように形成してあり、係止切欠部12は、比較的大きな略三角形状を呈し、上段内箱B2の正面壁左右下部が確実に係止できると共に、上段内箱B2を斜上向きに安定的に支持できるよう構成してある。
【0016】
前記上段内箱B2は、上部が開放されている略矩形箱状の基箱15と、適宜収納商品20が収容可能な収容凹部17が設けられる商品支持体16とで構成されており、基箱15は、下段内箱B1の基箱10の上に安定的に重ねられるよう形成されると共に、外装箱A内上部に収納可能となるよう形成され、商品支持体16は、基箱15内に着脱自在に内嵌可能となるよう形成されている。
【0017】
前記下段内箱B1の商品支持体11と、上段内箱B2の商品支持体16は、その適宜外表面部分に、前記外装被覆材を貼着して構成されている。すなわち、外装被覆材の表面に現れる複数条の湾曲凸条によって、消費者等に重厚な印象や、高級感等を与えられるようにして、外観上の体裁を著しく良くし、豪華な雰囲気を醸し出せるように商品支持体11、16を構成してある。更に、外装被覆材の表面に現れる複数条の湾曲凸条は、湾曲凸条自身がクッションとなって、収納商品20に対して緩衝効果が得られるように構成されている。尚、湾曲凸条内には、必要に応じて中空部を設けておき、より高い緩衝効果が得られるようにして、収納商品20をより確実に保護できるよう構成してあっても良い。ところで、湾曲凸条は、例えば、その向きを、縦向きとしたり、横向きとしたり、或いは、斜向きとしたり、その間隔を粗密に変化させたり、その太さを変えたり自由に設定、変更できるものである。
【0018】
前記下段内箱B1の商品支持体11の収容凹部13と、上段内箱B2の商品支持体16の収容凹部17は、例えば、適宜切込線を利用して、商品支持体11や商品支持体16の一部を適宜折り曲げることにより凹設して構成され、図5のように多数の収納商品20を収容できるように形成しても良いし、図1に示すように1個または2個の収納商品20を収容できるように形成しても良いし、その数や、形状や、寸法等は、収納商品20に応じて自由に設定、変更できるものである。
【0019】
ところで、展示兼用装飾包装箱の具体的構成、形状、寸法、材質、外装箱Aの具体的構成、形状、寸法、材質、箱基体1の具体的構成、形状、寸法、材質、箱蓋体2の具体的構成、形状、寸法、材質、ヒンジ片3の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、飾り紐体4の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、飾り帯紐5の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、表面の具体的デザイン、下段内箱B1の具体的構成、形状、寸法、材質、基箱10の具体的構成、形状、寸法、材質、商品支持体11の具体的構成、形状、寸法、材質、係止切欠部12の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、収容凹部13の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、上段内箱B2の具体的構成、形状、寸法、材質、基箱15の具体的構成、形状、寸法、材質、商品支持体16の具体的構成、形状、寸法、材質、収容凹部17の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、外装被覆材の具体的構成、形状、寸法、材質、具体的貼着手段、湾曲凸条の具体的構成、形状、寸法、数、配設間隔、配設向き等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
【0020】
【考案の効果】
従って、請求項1記載の展示兼用装飾包装箱は、上部が開放されている箱基体1に、ヒンジ片3を介して揺動自在に箱蓋体2を連設してなる外装箱Aと、この外装箱A内下部に収納可能となるよう形成される下段内箱B1と、この下段内箱B1の上に重ねられるよう形成されると共に、外装箱A内上部に収納可能となるよう形成される上段内箱B2とからなり、下段内箱B1の収容凹部13と、上段内箱B2の収容凹部17とに適宜収納商品20が夫々収容可能となる展示兼用装飾包装箱であって、下段内箱B1の左右側壁上部に係止切欠部12を夫々切設し、この係止切欠部12に上段内箱B2の正面壁左右下部が係止可能となるよう形成して、上段内箱B2を斜上向きに支持できるよう形成し、一方、適宜裏ライナーの表面に波形の外装紙を貼り合せてなる適宜外装被覆材を形成し、この外装被覆材を外装箱Aの適宜外表面部分に貼着したので、例えば、アメニティーグッズ類や、化粧品類や、食器類や、その他生活用品類等の適宜収納商品を、上下二段に自由に、且つコンパクトに収納できるようになる。一方、下段内箱B1の係止切欠部12に上段内箱B2を簡単に且つ安定的に係止できるようになり、下段内箱B1の上に、上段内箱B2を斜上向きに確実に且つ安定的に支持できるようになり、収納商品20が展示し易く、収納商品20が見易く、且つ収納商品20が体裁良く展示できるようになる。しかも、構成が簡素で、製造容易となり、量産し易く、低廉で、経済的な展示兼用装飾包装箱となる。
【0021】
特に、適宜裏ライナーの表面に波形の外装紙を貼り合せてなる適宜外装被覆材を形成し、この外装被覆材を外装箱Aの適宜外表面部分に貼着したので、外装被覆材の表面には、複数条の湾曲凸条が現れ、これにより重厚な印象や高級感等が与えられるようになると共に、外観上の体裁が良く、豪華な雰囲気を醸し出せるようになる。更に、これらを低コストで実現できるものとなる。しかも、複数条の湾曲凸条による緩衝効果が期待できるようになり、収納商品20の保護は勿論のこと、装飾包装箱(外装箱A)自身の保護にも役立つようになる。
【0022】
また、請求項2記載の展示兼用装飾包装箱は、前記下段内箱B1を、外装箱A内下部に内嵌可能となるよう形成される上部が開放状態の基箱10と、この基箱10内に内嵌可能となるよう形成されると共に、適宜収納商品20が収容可能な収容凹部13が設けられる商品支持体11とで構成し、前記上段内箱B2を、下段内箱B1の基箱10の上に重ねられるよう形成されると共に、外装箱A内上部に収納可能となるよう形成される上部が開放状態の基箱15と、この基箱15内に内嵌可能となるよう形成されると共に、適収納商品20が収容可能な収容凹部17が設けられる商品支持体16とで構成し、下段内箱B1の商品支持体11と上段内箱B2の商品支持体16の適宜外表面部分に、前記外装被覆材を貼着したので、収容凹部13、17の形状、寸法、数、配設位置等の異なる商品支持体11、16を基箱10、15に互換装着でき、この互換装着によって、どのような収納商品20でも収納できるようになり、経済的な展示兼用装飾包装箱となる。
【0023】
特に、下段内箱B1の商品支持体11と上段内箱B2の商品支持体16の適宜外表面部分に、前記外装被覆材を貼着したので、商品支持体11、16には、複数条の湾曲凸条が現れ、これにより重厚な印象や高級感等が与えられるようになると共に、外観上の体裁が良くなり、豪華な雰囲気を醸し出せるようになる。しかも、複数条の湾曲凸条による緩衝効果が期待できるようになり、収納商品20の一層の保護が図れるようになる。
【0024】
更に、請求項3記載の展示兼用装飾包装箱は、前記外装箱Aの箱蓋体2の左右側壁、正面壁、及び背面壁の外表面に、適宜飾り帯紐5を巻装状態に貼着し、箱蓋体2の正面壁の下部中央に、飾り紐体4を固定したので、外観上の体裁が良くなり、より豪華で、高級な雰囲気を醸し出せるようになる。加えて、適宜飾り帯紐5を巻装状態に貼着することで、箱蓋体2の強度が増すようになる。
【0025】
特に、箱蓋体2の正面壁の下部中央に、飾り紐体4を固定したので、飾り紐体4を手指で摘むことができるようになり、箱蓋体2の開閉(揺動)が行い易いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の展示兼用装飾包装箱を例示する分解斜視図である。
【図2】本考案の展示兼用装飾包装箱の展示状態を例示する斜視図である。
【図3】本考案の展示兼用装飾包装箱を例示する閉蓋状態の縦断側面図である。
【図4】本考案の展示兼用装飾包装箱の展示状態を例示する一部切欠側面図である。
【図5】本考案の他の展示兼用装飾包装箱の展示状態を例示する斜視図である。
【符号の説明】
A 外装箱
1 箱基体 2 箱蓋体
3 ヒンジ片 4 飾り紐体
5 飾り帯紐
B1 下段内箱
10 基箱 11 商品支持体
12 係止切欠部 13 収容凹部
B2 上段内箱
15 基箱 16 商品支持体
17 収容凹部
20 収納商品

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 上部が開放されている箱基体に、ヒンジ片を介して揺動自在に箱蓋体を連設してなる外装箱と、この外装箱内下部に収納可能となるよう形成される下段内箱と、この下段内箱の上に重ねられるよう形成されると共に、外装箱内上部に収納可能となるよう形成される上段内箱とからなり、下段内箱の収容凹部と、上段内箱の収容凹部とに適宜収納商品が夫々収容可能となる展示兼用装飾包装箱であって、下段内箱の左右側壁上部に係止切欠部を夫々切設し、この係止切欠部に上段内箱の正面壁左右下部が係止可能となるよう形成して、上段内箱を斜上向きに支持できるよう形成し、一方、適宜裏ライナーの表面に波形の外装紙を貼り合せてなる適宜外装被覆材を形成し、この外装被覆材を外装箱の適宜外表面部分に貼着したことを特徴とする展示兼用装飾包装箱。
【請求項2】 前記下段内箱を、外装箱内下部に内嵌可能となるよう形成される上部が開放状態の基箱と、この基箱内に内嵌可能となるよう形成されると共に、適宜収納商品が収容可能な収容凹部が設けられる商品支持体とで構成し、前記上段内箱を、下段内箱の基箱の上に重ねられるよう形成されると共に、外装箱内上部に収納可能となるよう形成される上部が開放状態の基箱と、この基箱内に内嵌可能となるよう形成されると共に、適収納商品が収容可能な収容凹部が設けられる商品支持体とで構成し、下段内箱の商品支持体と上段内箱の商品支持体の適宜外表面部分に、前記外装被覆材を貼着したことを特徴とする請求項1記載の展示兼用装飾包装箱。
【請求項3】 前記外装箱の箱蓋体の左右側壁、正面壁、及び背面壁の外表面に、適宜飾り帯紐を巻装状態に貼着し、箱蓋体の正面壁の下部中央に、飾り紐体を固定したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の展示兼用装飾包装箱。

【図2】
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【図5】
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【図1】
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【図3】
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【図4】
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【登録番号】実用新案登録第3084937号(U3084937)
【登録日】平成13年12月26日(2001.12.26)
【発行日】平成14年4月5日(2002.4.5)
【考案の名称】展示兼用装飾包装箱
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願2001−6362(U2001−6362)
【出願日】平成13年9月28日(2001.9.28)
【出願人】(501381918)株式会社信栄社 (1)