説明

巻回装置用張力発生機構

【課題】巻回装置の小型化、及びその構造の簡素化を実現し、機械的荷重に依らず帯状物に適度な張力を発生させる巻回装置用張力発生機構を提供する。更に、帯状物を巻回する長さを所望に増減できる巻回装置用張力発生機構を提供する。
【解決手段】巻回装置用張力発生機構1は、帯状物2をその長手方向へ繰り出す帯状物供給手段3と、帯状物2を巻き取る2本の巻軸4,5と、2本の巻軸4,5及び4個のガイドローラ6をそれぞれ支持する回転部材7と、切断位置Pを横切るよう動作するカッタ8と、帯状物2が滑り接触できる案内面9に複数の吸引口10を形成した吸引ガイド部材11と、吸引口10に負圧を供給する吸引手段とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンデンサ又は電池等の材料として用いられるセパレータ等の帯状物を巻回するための巻回装置用張力発生機構に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、リチウム電池の電池素子材料として、金属集電体に一定の間隔で正極活性物質が塗布された正極集電体と、金属集電体に一定の間隔で負極活性物質が塗布された負極集電体とがある。リチウム電池は、正極集電体と負極集電体を、セパレータ等の絶縁体を介してロール状に巻回し、これらをケースに収納したものである。上記の正極集電体、負極集電体、及びセパレータの他、コンデンサの電極箔帯を以下で帯状物と総称する。
【0003】
特許文献1は、帯状物をクランプで挟持し、同クランプを帯状物の長手方向へ引張ることにより、帯状物に張力を発生させる技術を開示している。このような機械的荷重によって張力を発生させる場合、張力の微妙な強さの加減をするのが難しい。特に、薄いセパレータを巻軸で巻き取る過程で、薄紙を平らに延ばす程度の張力をセパレータに安定して加え続けるのは難しい。
【0004】
特許文献2は、帯状物の端部を吸引する巻取装置を開示している。この巻取装置には、帯状物を一対の繰出ローラの間から引出すときに、帯状物をクランプ等で直に挟持しなくて済むという利点がある。しかしながら、帯状物を巻軸が巻き取る過程で、押さえ板とセパレータガイドとの間に帯状物を挟持しなければ、帯状物に適度な張力を発生させることができない。
【特許文献1】特開2000−277400号公報
【特許文献2】特開2002−110486号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、巻回装置の小型化、その構造の簡素化、及び機械的荷重に依らず帯状物に適度な張力を発生させる巻回装置用張力発生機構を提供することを目的とする。更に、本発明は、帯状物を材料とするコンデンサ又は電池等の仕様に応じて、帯状物を巻回する長さを所望に増減できる巻回装置用張力発生機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る巻回装置用張力発生機構は、帯状物の長手方向の途中に係合し前記帯状物を巻き取る巻軸と、前記巻軸から離れた位置で前記帯状物を切断するカッタと、前記帯状物を案内する案内面を有し前記案内面に吸引口を形成した吸引ガイド部材と、前記吸引ガイド部材の吸引口に前記帯状物を吸引する吸引力を発生させる吸引手段とを備え、前記帯状物が前記カッタに切断される位置から前記巻軸に巻き取られる行程で、前記吸引ガイド部材の案内面に前記帯状物を滑り接触させることを特徴とする。
【0007】
更に、本発明に係る巻回装置用張力発生機構は、前記帯状物が前記カッタに切断される位置と前記巻軸との間で、前記吸引ガイド部材の案内面を前記帯状物に押し当てることにより、前記行程が前記巻軸に巻き取られる帯状物の長さの半分の距離になるよう前記帯状物を撓ませることを特徴とする。
【0008】
更に、本発明に係る巻回装置用張力発生機構は、前記吸引手段が、前記吸引ガイド部材の吸引口に負圧を供給する負圧発生手段と、前記吸引ガイド部材と前記負圧発生手段との間に介在する真空減圧弁とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る巻回装置用張力発生機構によれば、巻軸が帯状物を巻き取る過程で、帯状物が吸引ガイド部材の案内面に滑り接触しながら吸引口に吸引されるので、帯状物と案内面との間に摩擦力が生じる。これにより、帯状物を荷重に依らず適度に緊張させ、帯状物の捻れ、又は弛みを防止することができる。また、真空減圧弁の作用により吸引手段が吸引ガイド部材の吸引口に発生させる吸引力を調節できる。或いは、吸引口の個数又は吸引口の口径を増減すれば上記の吸引力を調節できる。従って、当該張力発生機構によれば、帯状物を材料とするコンデンサ又は電池等の仕様に応じて、帯状物を適度に緊張させることができる。この点は、セパレータを比較的緩く巻かなければならない小型のコンデンサ等を製造するのに有利である。
【0010】
更に、本発明に係る巻回装置用張力発生機構によれば、所定の長さの帯状物を、次のようにして巻軸に巻き取らせることができる。即ち、帯状部材をその原反から繰出し、帯状物の長手方向の途中に巻軸を係合させる。そして、帯状物がカッタに切断される位置(以下で「切断位置」と記す。)と巻軸との間で、吸引ガイド部材の案内面を帯状物に押し当て帯状物を撓ませることにより、切断位置から巻軸までの行程を、所定の長さの半分の距離に設定する。所定の長さの半分の帯状物を巻軸が巻き取る間に、これと同じ長さの帯状物を上記の原反から更に繰出すようにすれば、巻軸に巻き取られる帯状物の長さの総計が所定の長さに達する。
【0011】
更に、本発明に係る巻回装置用張力発生機構によれば、吸引ガイド部材が案内面を帯状物に押し当てる方向へ移動すると帯状物の撓みが大きくなり、上記の行程の距離が長くなる。或いは、吸引ガイド部材が上記の反対方向へ移動すると帯状物の撓みが小さくなり、上記の行程の距離が短くなる。このため、帯状物を材料とするコンデンサ又は電池等の仕様に応じて、巻軸に巻き取らせる帯状物の長さを自在に変更することができる。
【0012】
しかも、本発明に係る巻回装置用張力発生機構は、吸引ガイド部材の案内面に吸引口を形成し、この案内面を帯状物に押し当てるだけで、以上に述べた効果を達成できる。このため、従来のようなクランプ及びこれに荷重を加えるための駆動部が不用であるので、その構造が極めて簡単であり、しかも当該装置の全体を小型化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1乃至図5は、巻回装置用張力発生機構1の動作を順次示している。既に述べた正極集電体、負極集電体、及びセパレータは、巻回装置用張力発生機構1によって同時に巻回されるが、以下の説明は、セパレータである1本の帯状物に注目して行うものとする。
【0014】
図1に示すように、巻回装置用張力発生機構1は、帯状物2をその長手方向へ繰り出す帯状物供給手段3と、帯状物2を巻き取る2本の巻軸4,5と、2本の巻軸4,5及び4個のガイドローラ6をそれぞれ支持する回転部材7と、図中に点で示した切断位置Pを横切るよう動作するカッタ8と、帯状物2を案内できる案内面9を有し案内面9に複数の吸引口10を形成した吸引ガイド部材11と、後述の吸引手段とを備える。
【0015】
帯状物供給手段3は、帯状物2を挟む一対の繰出ローラ31と、帯状物2を支持する一対の支持ローラ32と、一対の支持ローラ32の下方へ帯状物2を引張るテンションローラ33とを備える。一対の繰出ローラ31が回転することにより、帯状物2がその原反21から繰出される。
【0016】
巻軸5は、図中を反時計回りに回転できることに加え、その軸方向に進退することにより、回転部材7の正面71に対して出没できる。巻軸5は、その先端に開いたスリット51を形成している。スリット51は帯状物2が通過できる幅を有する。2本の巻軸4,5は互いに同様であるので巻軸4の説明は省略する。カッタ8は、矢印a,bの方向に進退できる。
【0017】
回転部材7は、矢印αの方向へ回転できる円板である。回転部材7が180°回転する毎に、巻軸4,5のそれぞれの位置が上下に入れ替わる。4個のガイドローラ6は、互いに90°のピッチで同心円上に配置されているので、回転部材7が180°回転しても相対的な配置が替わることはない。
【0018】
吸引ガイド部材11は、図中の矢印a,bの方向に進退できる。図6に示すように、吸引ガイド部材11は、その先端91及び上下の縁部92を案内面9とする棒材から成る。また、図1に示すように、吸引ガイド部材11の内部には風道12が形成され、個々の吸引口10は案内面9から風道12までを貫いている。風道12は、図7に示す真空減圧弁13を介して負圧発生手段14に接続している。
【0019】
吸引手段15は、真空減圧弁13と負圧発生手段14とから構成される。真空減圧弁13の操作をオペレータが行っても良いが、プログラマブルコントローラ等を主体とする制御装置16を用いて真空減圧弁13を制御することにより、吸引手段15が吸引ガイド部材11の吸引口10に発生させる吸引力を調節しても良い。或いは、吸引口10の個数又は吸引口10の口径を増減することにより、吸引手段15が吸引ガイド部材11の吸引口10に発生させる吸引力を調節しても良い。また、負圧発生手段14として、真空ポンプを適用しても良い。或いは、工場等の敷地に負圧を供給するためにバキュームラインが配管されている場合、このバキュームラインに風道12を接続しても良い。
【0020】
更に、図1,7に示すように、カッタ8に対向する位置にバックアップ部材17が設けられている。バックアップ部材17は、図中の矢印c,dの方向に進退する。バックアップ部材17の先端面18には、複数の吸引口19が形成され、これらが負圧発生手段14に接続している。
【0021】
以上に述べた要素の回転又は進退の動作は、それぞれ個別の駆動源によって実現される。駆動源として、サーボモータ等の回転機、エアシリンダ、又は油圧シリンダを適用しても良い。制御装置16は、上記の駆動源を制御することにより、巻回装置用張力発生機構1の動作を実現する。この動作については実施例で詳しく述べる。
【実施例1】
【0022】
巻回装置用張力発生機構1は、1つのコンデンサ又は電池等を製造するのに必要となる所定の長さ(例えば約300mm)の帯状物2を次のように巻回する。以下の文頭には、巻回装置用張力発生機構1の動作工程を区分する英字を付している。
【0023】
A:図1に示す巻軸4が回転し、帯状物2が巻軸4に巻き取られる。回転部材7が180°回転し、図2に示すように巻軸4がカッタ8よりも低い位置まで降下する。この状態で、巻軸5は回転部材7の正面71に没入しているので、巻軸5の先端は帯状物2から逸れている。また、巻軸5は、そのスリットの向きを帯状物2の長手方向に一致させ停止している。
【0024】
B:巻軸5が帯状物2へ向って回転部材7の正面71から突出し、帯状物2が巻軸5のスリットに進入する。これにより、巻軸5は帯状物2の長手方向の途中に係合する。
【0025】
C:吸引ガイド部材11が矢印aの方向へ前進し、図3に示すように案内面9を帯状物2に押し当てる。これにより帯状物2が大きく撓むことになる。また、帯状物2が撓んだ分、切断位置Pから巻軸5までの行程の距離が長くなるのと同時に、これを補う長さの帯状物2が帯状物供給手段3から繰出される。そして、吸引ガイド部材11が図示の位置で停止したところで、切断位置Pから巻軸5までの行程の距離は、所定の長さの半分(約150mm)になる。
【0026】
図7に示す吸引ガイド部材11の風道12と負圧発生手段14との間に、電磁開閉弁を設けても良い。この場合、吸引ガイド部材11が図2に示す位置にあるとき、電磁開閉弁を閉じることで負圧発生手段14の負圧を吸引口10から断つことができ、上記Cの工程で、案内面9が帯状物に接触するタイミングを見計らって、制御装置16が電磁開閉弁を開くようにしても良い。
【0027】
D:バックアップ部材17が矢印cの方向へ前進し、図4に示すように先端面18を帯状物2に接触させる。これにより、帯状物2が、吸引口19に吸引され切断位置Pの近傍で固定される。続いて、カッタ8が矢印aの方向へ前進し、切断位置Pにおいて帯状物2を切断することにより、図5に示すように、巻軸4に既に巻き取られた帯状物2と、上記Bの工程で巻軸5に係合された帯状物2とを切り離すことができる。この切断によって帯状物2に端部22が形成される。また、巻軸4の回転は上記A以降の工程で継続し、帯状物2は図示のようなロール状になるまで巻軸4に巻き取られる。
【0028】
図7に示す負圧発生手段14とバックアップ部材17の吸引口19との間に、電磁開閉弁を設けても良い。この場合、電磁開閉弁を閉じることで負圧発生手段14の負圧を吸引口19から断つことができ、上記Dの工程で、先端面18が帯状物に接触するタイミングを見計らって、制御装置16が電磁開閉弁を開くようにしても良い。
【0029】
E:巻軸4に巻き取られたロール状の帯状物2に粘着テープ等が貼り付けられる。これを行うシーリング装置は、帯状物2が解けるのを予防するものであり、巻回装置用張力発生機構1を構成する要素ではない。続いて、巻軸4が回転部材7の正面71に没入する。これにより、帯状物2から巻軸4が抜けるため、帯状物2は図示の位置から落下する。巻軸4の下方には、帯状物2を他所へ案内するために、図に表れていないシュートが設けられている。
【0030】
F:上記Dの工程で帯状物2が切断された直後に巻軸5が回転し、帯状物2が巻軸5に巻き取られる。帯状物2は、巻軸5に巻き取られるに従い吸引ガイド部材11の案内面9に滑り接触しながら移動し、吸引ガイド部材11の吸引口10に吸引されるので、帯状物2と案内面9との間に摩擦力が生じる。これにより荷重に依ることなく帯状物2を適度に緊張させ、帯状物2の捻れ、又は弛みを防止することができる。また、図7に示す負圧発生手段14が発生する負圧の圧力を、真空減圧弁13で昇降させることにより、吸引手段15の吸引力の強さを調整し、巻軸5に巻き取られる帯状物2の張力を自在に調節することができる。このため、帯状物2を材料とするコンデンサ又は電池等の仕様に応じて、帯状物2が巻軸4を締付ける力を加減することができる。
【0031】
G:巻軸5が回転を継続し、帯状物2が更に巻軸5に巻き取られるので、帯状物2の端部22が、吸引ガイド部材11から離脱し、巻軸5に巻き取られるに至る。一方、帯状物供給手段3から巻軸5までの距離は限定されていないが、帯状物2が切断された時点から端部22が巻軸5に巻き取られるまでの間に、これと同じ長さの帯状物2が帯状物供給手段3から繰出される。このため、巻軸5は、所定の長さの半分の帯状物2を2方向から同時に巻き取ることになり、巻軸5が巻き取る帯状物2の長さの総計(約150mm×2)は、所定の長さに達する。
【0032】
H:カッタ8及び吸引ガイド部材11が矢印bの方向へ後退し、バックアップ部材17が矢印dの方向へ後退する。この後、上記A以降の工程が繰り返される。
【0033】
また、上記Cの工程で、図8に示すように吸引ガイド部材11が矢印aの方向へ前進する距離を短くすると、帯状物2の撓みが小さくなる。その分、切断位置Pから巻軸5までの行程の距離が短くなり、巻軸5に巻き取られる帯状物2の長さが短くなる。従って、吸引ガイド部材11が矢印aの方向へ前進する距離を増減するだけで、巻軸5に巻き取らせる帯状物2の長さを自在に増減できるので、帯状物2を材料とするコンデンサ又は電池等の仕様変更に容易に対応することができる。
【0034】
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、又は変形した形態で実施し得るものである。また、これらの形態は何れも本発明の範囲に属するものである。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、電池素子材料、又はコンデンサのセパレータに限らず、あらゆる材質の帯状物を巻回するのに有益な技術である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施形態に係る巻回装置用張力発生機構の動作の第1段階を示す正面図。
【図2】本発明の実施形態に係る巻回装置用張力発生機構の動作の第2段階を示す正面図。
【図3】本発明の実施形態に係る巻回装置用張力発生機構の動作の第3段階を示す正面図。
【図4】本発明の実施形態に係る巻回装置用張力発生機構の動作の第4段階を示す正面図。
【図5】本発明の実施形態に係る巻回装置用張力発生機構の動作の第5段階を示す正面図。
【図6】本発明の実施形態に係る巻回装置用張力発生機構に適用した吸引ガイド部材の要部の斜視図。
【図7】本発明の実施形態に係る巻回装置用張力発生機構の構成を示すブロック図。
【図8】本発明の実施形態に係る巻回装置用張力発生機構の他の動作例を示す正面図。
【符号の説明】
【0037】
1:巻回装置用張力発生機構
2:帯状物
4,5:巻軸
8:カッタ
9:案内面
10:吸引口
11:吸引ガイド部材
13:真空減圧弁
14:負圧発生手段
15:吸引手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状物の長手方向の途中に係合し前記帯状物を巻き取る巻軸と、前記巻軸から離れた位置で前記帯状物を切断するカッタと、前記帯状物を案内する案内面を有し前記案内面に吸引口を形成した吸引ガイド部材と、前記吸引ガイド部材の吸引口に前記帯状物を吸引する吸引力を発生させる吸引手段とを備え、
前記帯状物が前記カッタに切断される位置から前記巻軸に巻き取られる行程で、前記吸引ガイド部材の案内面に前記帯状物を滑り接触させることを特徴とする巻回装置用張力発生機構。
【請求項2】
前記帯状物が前記カッタに切断される位置と前記巻軸との間で、前記吸引ガイド部材の案内面を前記帯状物に押し当てることにより、前記行程が前記巻軸に巻き取られる帯状物の長さの半分の距離になるよう前記帯状物を撓ませることを特徴とする請求項1に記載の巻回装置用張力発生機構。
【請求項3】
前記吸引手段が、前記吸引ガイド部材の吸引口に負圧を供給する負圧発生手段と、前記吸引ガイド部材と前記負圧発生手段との間に介在する真空減圧弁とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の巻回装置用張力発生機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−43540(P2009−43540A)
【公開日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−206809(P2007−206809)
【出願日】平成19年8月8日(2007.8.8)
【出願人】(000140845)株式会社皆藤製作所 (19)
【Fターム(参考)】