説明

平面走査式画像読み取り装置及びファクシミリ装置

【課題】 書き込み画像の擦れ及び読み取り面の汚れの防止等を図る。
【解決手段】 圧板4の原稿保持部13に保持した原稿をフラットベッドスキャナ2の読み取り面上に位置させて原稿の読み取りを行いつつ、原稿保持部13とは反対側の面にある書き込み面14に画像を書き込む。画像の書き込み後に、軸10を中心にして圧板4を読み取り面から離れる方向にほぼ90度回転させつつ、支点12を中心にして圧板4をほぼ180度回転させて圧板14の表裏を反対にする。次いで、軸10を中心にして圧板4を読み取り面へ近づく方向にほぼ90度回転させ、書き込み面14をストッパ6により読み取り面の上方に浮かせた状態で保持させる。この状態において、書き込み面14上に書き込まれている画像をフラットベッドスキャナ2によって読み取る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、平面走査式画像読み取り装置及びファクシミリ装置に関し、詳しくは圧板の描画面に書き込まれた画像の劣化と同時に読み取り面の汚れを防止する平面走査式画像読み取り装置及びファクシミリ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のファクシミリ装置において、ペパーレスでメッセージ等の画像を送信する技術が知られている。その例が、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載される技術は、圧板の片側の面に設けられた白色板に送信したいメッセージをホワイトボードマーカ等で書き込み、書き込まれたメッセージをスキャナ部により読み取り、読み取られたメッセージ信号を送信するファクシミリ装置である。
【0003】
また、複写機等の記録装置、画像読み取り装置等において、原稿圧板の両面に原稿を保持可能にし、一方の面に保持した原稿をスキャナの読み取り面上に位置付けられているとき、他方の面を装置の上側で上方に向かせるようにし、当該他方の面へ原稿を保持させる際の原稿の配置状態を正確に確認可能にし、原稿の画像を正しく読み取り得るようにした技術が、特許文献2、特許文献3、特許文献4及び特許文献5に記載されている。
【0004】
【特許文献1】特開平9−298261号公報
【特許文献2】特開昭60−247234号公報
【特許文献3】実開昭61−145931号公報
【特許文献2】実開平2−58761号公報
【特許文献3】特開平3−154079号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されるファクシミリ装置によれば、紙を使用することなく、送信したいメッセージをファクシミリ装置から宛先に送信することはできる。
しかしながら、その送信に際して、メッセージを書き込んだ白色板の書き込み面が、読み取り面に直接押し当てられてメッセージの読み取りが行われる構成となっている。
そのため、ホワイトボードマーカで書かれているメッセージが擦れて消えてしまったり、読み取りガラス面を汚してしまう可能性があるという技術的課題が生ずる。すなわち、送信されるメッセージ像の品質の低下を生じさせたり、読み取りガラス面の清掃の必要性を惹起してしまうという解決しなければならない問題がある。
【0006】
このような問題は、特許文献2乃至特許文献5に記載される技術、すなわち、圧板の一方の面又は両面をメッセージ等の書き込み、読み取りに活用して読み取られた画像を送信しようとする技術においても、同様に生じて来る問題でもある。
【0007】
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、書き込んだ画像の擦れや読み取り面の汚れを防止し得る平面走査式画像読み取り装置及びファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、平板状の圧板と、該圧板の片側の描画面に描かれている画像を光学的に読み取る光学式読み取り装置とを有する平面走査式画像読み取り装置に係り、上記描画面を上記光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持するストッパを上記描画面に隣接する外周に形成したことを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の発明は、平板状の圧板と、該圧板の片側の描画面に描かれている画像を光学的に読み取る光学式読み取り装置とを有する平面走査式画像読み取り装置に係り、上記描画面を上記光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持するストッパを上記読み取り面に形成したことを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の平面走査式画像読み取り装置に係り、上記描画面は、上記圧板の片側の面に形成されていることを特徴としている。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の平面走査式画像読み取り装置に係り、上記ストッパは、上記描画面に隣接する外周にも形成したことを特徴としている。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の平面走査式画像読み取り装置に係り、上記ストッパは、上記読み取り面にも形成したことを特徴としている。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項1又は4記載の平面走査式画像読み取り装置に係り、上記ストッパは、上記外周に所定間隔を置いて形成したことを特徴としている。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項1又は4記載の平面走査式画像読み取り装置に係り、上記ストッパは、上記外周に枠の形式で形成したことを特徴としている。
【0015】
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか一に記載の平面走査式画像読み取り装置に係り、上記圧板は、上記読み取り面の一側を支点にして上げ下げし得るように構成されていることを特徴としている。
【0016】
請求項9記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか一に記載の平面走査式画像読み取り装置に係り、上記圧板は、上記読み取り面の一側を支点にして反転し得るように構成されていることを特徴としている。
【0017】
請求項10記載の発明は、請求項1乃至請求項9記載の平面走査式画像読み取り装置と、上記光学式読み取り装置で読み取られた画像信号を送信する送信装置とを有するファクシミリ装置に係り、上記描画面を上記光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持するストッパを上記描画面に隣接する外周に形成したことを特徴としている。
【0018】
請求項11記載の発明は、請求項1乃至請求項9記載の平面走査式画像読み取り装置と、上記光学式読み取り装置で読み取られた画像信号を送信する送信装置とを有するファクシミリ装置に係り、上記描画面を上記光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持するストッパを上記読み取り面に形成したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0019】
この発明は、平板状の圧板と、圧板の描画面に描かれている画像を光学的に読み取る光学式読み取り装置とを有する平面走査式画像読み取り装置における描画面を光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持させる構成にしているので、描画面を上記読み取り面から若干浮いた位置で保つことができる。
したがって、描画面に書き込んだ画像が擦れてしまうことは無くなるし、読み取り面を汚してしまうことも無くなる。
【0020】
描画面は、繰り返し画像の書き込みに用いることができるから、従来のように1回の書き込み読み取り毎に紙を交換する必要はないから、紙の節約になる。描画面への画像の書き込みは、ほぼ水平にされた描画面の書き込み面上で行えるので、書き込みが容易になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
この発明は、平板状の圧板と、圧板の片側の描画面に描かれている画像を光学的に読み取る光学式読み取り装置とを有する平面走査式画像読み取り装置における描画面を光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持させるようにして構成される。
また、この発明は、上記平面走査式画像読み取り装置で読み取られた画像信号を送信装置から所定の宛先に送信するファクシミリ装置として構成される。
【実施例1】
【0022】
図1は、この発明の実施例1である平面走査式画像読み取り装置の機械的構成であって、圧板に保持された原稿をフラットベッドスキャナの読み取り面上に位置させた状態における図、図2は、同平面走査式画像読み取り装置の機械的構成であって、圧板をほぼ90度回転させた状態における図、図3は、同平面走査式画像読み取り装置の機械的構成であって、圧板をほぼ180度回転させた状態における図、図4は、同平面走査式画像読み取り装置の機械的構成であって、圧板の書き込み面をフラットベッドスキャナの読み取り面上に位置させた状態における図である。
【0023】
この実施例の平面走査式画像読み取り装置1は、書き込み面を読み取りガラス面から所定の距離だけ浮かせ得るようにした装置に係り、図1乃至図4に示すように、フラットベッドスキャナ2と、圧板4と、ストッパ6と、2本のアーム8と、アーム8の各々をフラットベッドスキャナ2の長辺2Aの両端部でほぼ90度回転可能に軸支する軸10と、軸10で軸支される各アーム8と圧板4との間に設けられ、圧板4の両短辺4Aの中間点で圧板4をほぼ180度回転可能に軸支する支点12とから構成されている。
【0024】
フラットベッドスキャナ2は、その読み取り面上に位置する平板状の原稿S(図2)を平面走査して読み取る公知の装置である。
圧板4は、その片面を、原稿Sをフラットベッドスキャナ2の読み取り面に原稿Sを押し当てる原稿固定部13とすると共に、原稿Sを押し当てる面とは反対側の面を、白色で、かつ、ホワイトボードマーカーで書き込み、消去可能な材料で作られ、所定の書き込み範囲を有する書き込み面14として構成されるものである。
なお、圧板4の原稿固定部13(図2)は、アルバム等で使用されるのり付きのファイル形式、静電気を発生させることができる材料を用いて付着さ得る構造のものである。
【0025】
ストッパ6は、書き込み面14外であって、書き込み面14を囲む圧板4の領域に所定の間隔を置いて、例えば、圧板4の4隅に植設されており、書き込み面14をフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面に触れさせなくするのに十分な高さを有する。
【0026】
圧板4の原稿固定部13の大きさ、書き込み面14の大きさ及びフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面の大きさ並びにフラットベッドスキャナ2の長辺2Aにおける軸10の軸支及びアーム8の圧板4への支点12による軸支の位置関係は、圧板4の原稿固定部13をフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面上に位置させた状態から、圧板4をほぼ180度回転させたとき、書き込み面14がフラットベッドスキャナ2の読み取り範囲上に位置するような大きさ及び位置関係である。
【0027】
次に、図1乃至図4を参照して、この実施例の動作について説明する。
この実施例の動作順序上、原稿Sがフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面上に位置させられて原稿Sがフラットベッドスキャナ2によって読み取られ、或るいはその読み取りが終了した状態にあるとする。
この状態において、使用者がホワイトボードマーカを用いてフリーハンドで画像を書き込み面14の書き込み面内に書き込む。
この書き込み終了後に、使用者は軸10を中心にして圧板4を読み取りガラス面から離れる方向へほぼ90度回転させつつ(図2)、支点12を中心にして圧板4をほぼ180度回転させて書き込み面14を内側に、原稿Sを外側にする(図3)。
【0028】
書き込み面14と原稿Sとが入れ替わった状態において、使用者は、軸10を中心にして圧板4をフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面に向けてほぼ90度回転させてフラットベッドスキャナ2による読み取り可能な状態にする。
これにより、先にフリーハンドで画像を書き込んである書き込み面14は、フラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面上に位置する。
この書き込み面14が回動されてフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面上方に移動されて来たとき、書き込み面14は、ストッパ6の各々によってその降下を阻止されてストッパ6の先端の位置よりも低い位置には下がらない。
つまり、書き込み面14は、フラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面から若干浮いた位置で保持される。
【0029】
このようにして書き込み面14は保持され、書き込み面14上の画像は、フラットベッドスキャナ2によって読み取られる。
【0030】
このように、この実施例の構成によれば、書き込み面をストッパで保持させる構成にしているので、書き込み面をフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面から若干浮いた位置で保つことができる。
したがって、書き込み面に書き込んだ画像が擦れてしまうことは無くなるし、フラットベッドスキャナの読み取りガラス面を汚してしまうことも無くなる。
書き込み面は、繰り返し画像の書き込みに用いることができるから、従来のように1回の書き込み読み取り毎に紙を交換する必要はないから、紙の節約になる。書き込み面への画像の書き込みは、ほぼ水平にされた書き込み面上で行えるので、書き込みが容易になる。
【実施例2】
【0031】
この発明の実施例2は、実施例1で説明した平面走査式画像読み取り装置を備えたファクシミリ装置である。
すなわち、このファクシミリ装置は、実施例1で説明した特徴部分、すなわち、書き込み面をストッパで保持させる構成を有しつつ、フラットベッドスキャナで読み取った画像信号を所定の送信先へ送信する送信装置を備えて構成される。
この構成以外のこの実施例の構成は、実施例1で説明した図1乃至図4と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
【0032】
次に、図1乃至図4を参照して、この実施例の動作について説明する。
この実施例の動作順序上、実施例1と同様、原稿Sがフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面上に位置させられている状態において、使用者がホワイトボードマーカを用いてフリーハンドで画像を書き込み面14内に書き込む。
この書き込み終了後に、使用者は軸10を中心にして圧板4をほぼ90度回転させつつ(図2)、支点12を中心にして圧板4をほぼ180度回転させて書き込み面14を内側に、原稿Sを外側にする(図3)。
【0033】
書き込み面14と原稿Sとが入れ替わった状態において、使用者は、軸10を中心にして圧板4をフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面に向けてほぼ90度回転させてフラットベッドスキャナ2による読み取り可能な状態にする。
これにより、先にフリーハンドで画像を書き込んである書き込み面14は、フラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面上に位置する。
この書き込み面14が回動されてフラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面上方に移動されて来たとき、書き込み面14は、ストッパ6の各々によってその降下を阻止されてストッパ6の先端の位置よりも低い位置には下がらない。
つまり、書き込み面14は、フラットベッドスキャナ2の読み取りガラス面から若干浮いた位置で保持される。
【0034】
このようにして書き込み面14は保持され、書き込み面14上の画像は、フラットベッドスキャナ2によって読み取られ、読み取られた画像信号は、送信装置から所定の送信先へ送信される。
【0035】
このように、この実施例の構成によれば、実施例1と同等の効果を享受しつつ、画像品質を低下させることなく、ペパーレスで画像を送信することができる。
【0036】
以上、この発明の実施例を、図面を参照して詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明に含まれる。
例えば、ストッパ6は、描画面、すなわち、書き込み面14外であって、書き込み面14を囲む圧板4の領域に所定の間隔を置いて、例えば、圧板4の4隅に植設される例について説明したが、圧板4上で書き込み面14の外周に枠形式で設けてもよい。
【0037】
また、ストッパ6は、圧板4側に設ける代わりに、読み取りガラス面の外周に圧板4側と同様の態様で設けてもよい。
また、ストッパ6は、読み取り面、すなわち、読み取りガラス面上に読み取りガラス面と一体に、又は透明でホワイトボードマーカ等のマーカ材が付着し難い材料で、かつ、マーカ材が付着し難く読み取り品質が低下し難い形状で別体に形成してもよい。
【0038】
さらには、描画面に原稿保持機能をも持たせ、原稿の連続的な読み取りを行い得るようにしてもよい。
また、原稿保持側の面に描画機能をも持たせ、連続的な描画を行い得るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】この発明の実施例1である平面走査式画像読み取り装置の機械的構成であって、圧板に保持された原稿をフラットベッドスキャナの読み取り面上に位置させた状態における図である。
【図2】同平面走査式画像読み取り装置の機械的構成であって、圧板をほぼ90度回転させた状態における図である。
【図3】同平面走査式画像読み取り装置の機械的構成であって、圧板をほぼ180度回転させた状態における図である。
【図4】同平面走査式画像読み取り装置の機械的構成であって、圧板の書き込み面をフラットベッドスキャナの読み取り面上に位置させた状態における図である。
【符号の説明】
【0040】
1 平面走査式画像読み取り装置
2 フラットベッドスキャナ(光学式読み取り装置)
4 圧板
6 ストッパ
14 書き込み面(描画面)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板状の圧板と、該圧板の片側の描画面に描かれている画像を光学的に読み取る光学式読み取り装置とを有する平面走査式画像読み取り装置であって、
前記描画面を前記光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持するストッパを前記描画面に隣接する外周に形成したことを特徴とする平面走査式画像読み取り装置。
【請求項2】
平板状の圧板と、該圧板の片側の描画面に描かれている画像を光学的に読み取る光学式読み取り装置とを有する平面走査式画像読み取り装置であって、
前記描画面を前記光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持するストッパを前記読み取り面に形成したことを特徴とする平面走査式画像読み取り装置。
【請求項3】
前記描画面は、前記圧板の片側の面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の平面走査式画像読み取り装置。
【請求項4】
前記ストッパは、前記描画面に隣接する外周にも形成したことを特徴とする請求項2記載の平面走査式画像読み取り装置。
【請求項5】
前記ストッパは、前記読み取り面にも形成したことを特徴とする請求項1記載の平面走査式画像読み取り装置。
【請求項6】
前記ストッパは、前記外周に所定間隔を置いて形成したことを特徴とする請求項1又は4記載の平面走査式画像読み取り装置。
【請求項7】
前記ストッパは、前記外周に枠の形式で形成したことを特徴とする請求項1又は4記載の平面走査式画像読み取り装置。
【請求項8】
前記圧板は、前記読み取り面の一側を支点にして上げ下げし得るように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載の平面走査式画像読み取り装置。
【請求項9】
前記圧板は、前記読み取り面の一側を支点にして反転し得るように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載の平面走査式画像読み取り装置。
【請求項10】
請求項1乃至請求項9記載の平面走査式画像読み取り装置と、前記光学式読み取り装置で読み取られた画像信号を送信する送信装置とを有するファクシミリ装置であって、
前記描画面を前記光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持するストッパを前記描画面に隣接する外周に形成したことを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項11】
請求項1乃至請求項9記載の平面走査式画像読み取り装置と、前記光学式読み取り装置で読み取られた画像信号を送信する送信装置とを有するファクシミリ装置であって、
前記描画面を前記光学式読み取り装置の読み取り面から所定距離上方に保持するストッパを前記読み取り面に形成したことを特徴とするファクシミリ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−67193(P2006−67193A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−246762(P2004−246762)
【出願日】平成16年8月26日(2004.8.26)
【出願人】(000197366)NECアクセステクニカ株式会社 (1,236)
【Fターム(参考)】